JPS649053B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS649053B2 JPS649053B2 JP14731085A JP14731085A JPS649053B2 JP S649053 B2 JPS649053 B2 JP S649053B2 JP 14731085 A JP14731085 A JP 14731085A JP 14731085 A JP14731085 A JP 14731085A JP S649053 B2 JPS649053 B2 JP S649053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- weight
- rotating drum
- circumferential direction
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010791 domestic waste Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010794 food waste Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は破袋機に係り、詳しくは、回転ドラム
内で揺動する重錘によつて、投入された塵芥袋な
どを破るようにした破袋機に関するものである。
これは、塵芥を破砕するに先立ち塵芥の入つたビ
ニール袋などから塵芥を取り出し、袋詰め収集さ
れた家庭ごみなどの再資源化を図る処理装置の分
野で利用される。
内で揺動する重錘によつて、投入された塵芥袋な
どを破るようにした破袋機に関するものである。
これは、塵芥を破砕するに先立ち塵芥の入つたビ
ニール袋などから塵芥を取り出し、袋詰め収集さ
れた家庭ごみなどの再資源化を図る処理装置の分
野で利用される。
家庭ごみなどを処理するために、それを破袋機
にかけて減容する必要のある場合がある。そのよ
うなごみは生ごみと違つてやや大きく、しかもそ
の収集袋の中に再利用可能な物が入つていること
が多い。最近では、廃品の再利用や再資源化の要
請を受けて、ビニール袋などの収集ごみ袋の中か
ら、空き壜や空き缶が回収される。そのため、作
業者がナイフなどを用いて手作業で袋を破るなど
して塵芥を取り出し、その塵芥の中から利用可能
なものを選別している。
にかけて減容する必要のある場合がある。そのよ
うなごみは生ごみと違つてやや大きく、しかもそ
の収集袋の中に再利用可能な物が入つていること
が多い。最近では、廃品の再利用や再資源化の要
請を受けて、ビニール袋などの収集ごみ袋の中か
ら、空き壜や空き缶が回収される。そのため、作
業者がナイフなどを用いて手作業で袋を破るなど
して塵芥を取り出し、その塵芥の中から利用可能
なものを選別している。
そのような袋を破る作業は容易でないのでその
機械化が望まれ、例えば、特開昭55−147161号公
報に分別収集ごみの破袋装置が提案されている。
これは、軸方向にやや傾斜した回転ドラムの内面
に多数の突起刃が取り付けられ、ドラムの回転方
向に揺動する堰止板がドラム内に支承されてい
る。これによれば、投入されたビニール袋などは
突起刃によつてドラムの回転方向に移動され、堰
止板に触れるとその移動が阻止されようとするの
で、その際移動する突起刃によつてビニール袋が
引き裂かれる。ドラムが排出口に向けてやや傾斜
しているので、ばらばらにされた塵芥は自ずと移
動し、破かれたビニール袋と共に排出される。
機械化が望まれ、例えば、特開昭55−147161号公
報に分別収集ごみの破袋装置が提案されている。
これは、軸方向にやや傾斜した回転ドラムの内面
に多数の突起刃が取り付けられ、ドラムの回転方
向に揺動する堰止板がドラム内に支承されてい
る。これによれば、投入されたビニール袋などは
突起刃によつてドラムの回転方向に移動され、堰
止板に触れるとその移動が阻止されようとするの
で、その際移動する突起刃によつてビニール袋が
引き裂かれる。ドラムが排出口に向けてやや傾斜
しているので、ばらばらにされた塵芥は自ずと移
動し、破かれたビニール袋と共に排出される。
しかし、このような破袋装置によれば、堰止板
はドラムの軸方向に配列されているので、周方向
に移動するビニール袋が何度も堰止板で押さえら
れなければ充分に破れない。しかも、堰止板が回
転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面形状とな
つていないので、ビニール袋が堰止板と回転ドラ
ム内面の突起刃に狭まれる時間が短く、袋が堰止
板を掻い潜つて移動すると最早破袋されず、堰止
板による袋の押し潰しが不十分となることが多
い。したがつて、破袋に時間を要したり、ドラム
内に破袋されない多数のビニール袋が滞留するな
どの問題が生じる。
はドラムの軸方向に配列されているので、周方向
に移動するビニール袋が何度も堰止板で押さえら
れなければ充分に破れない。しかも、堰止板が回
転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面形状とな
つていないので、ビニール袋が堰止板と回転ドラ
ム内面の突起刃に狭まれる時間が短く、袋が堰止
板を掻い潜つて移動すると最早破袋されず、堰止
板による袋の押し潰しが不十分となることが多
い。したがつて、破袋に時間を要したり、ドラム
内に破袋されない多数のビニール袋が滞留するな
どの問題が生じる。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、ビニール袋などを破袋するために、ド
ラム内で押し付けたり押し潰している時間を長く
することにより、極めて簡単な構造でもつて迅速
にかつ効率よく破袋することができる破袋機を提
供することである。
の目的は、ビニール袋などを破袋するために、ド
ラム内で押し付けたり押し潰している時間を長く
することにより、極めて簡単な構造でもつて迅速
にかつ効率よく破袋することができる破袋機を提
供することである。
本発明の破袋機の特徴を第1図を参照して説明
すると、回転ドラム2の内部に、被破袋物8を周
方向に移動させると共に破袋するための突起刃9
が設けられ、回転ドラム2の周方向に沿つて広が
つた断面形状を有する重錘11が、その回転ドラ
ム2を縦通する支持軸10を中心に、揺動自在に
支承されていることである。
すると、回転ドラム2の内部に、被破袋物8を周
方向に移動させると共に破袋するための突起刃9
が設けられ、回転ドラム2の周方向に沿つて広が
つた断面形状を有する重錘11が、その回転ドラ
ム2を縦通する支持軸10を中心に、揺動自在に
支承されていることである。
第2の発明は、上述の構成に加えて、第4図に
示すように、重錘11Aの外周面11aの周方向
に沿つて複数の破袋刃13が、回転ドラム2の内
周面に対向するように装着されていることであ
る。
示すように、重錘11Aの外周面11aの周方向
に沿つて複数の破袋刃13が、回転ドラム2の内
周面に対向するように装着されていることであ
る。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第2図は破袋機の全体断面図で、前後の
ローラ1A,1Bで回転可能に支承された回転ド
ラム2は、その前後が基台3に立設固定された前
壁4と後壁5によつて閉止されている。その各壁
4,5には投入口4aと排出口5aが開口され、
シユート4b,5bが取り付けられている。回転
ドラム2は図示しない駆動手段により、水平また
は排出口5a方向に下り傾斜した状態でその周方
向に回転されるが、その内周に螺旋状ブレード6
が取り付けられている。これには塵芥7を収容し
たビニール袋8などの被破袋物を周方向に移動さ
せると共に破袋するための突起刃9が多数設けら
れていると共に、隣り合うブレード6,6の間隔
は投入口側では狭く、排出口側では広くなつてい
る。図示の例では後述する重錘11の近傍で二条
の螺旋とされ、破袋されていないビニール袋8な
どがブレード6上に載るように配慮されている。
なお、隣り合うブレード6間に形成される螺旋溝
6aには、破袋されて取り出された塵芥7とその
破損したビニール袋が嵌り込み、次のビニール袋
8の破袋を阻害しないようになつていると共に、
回転ドラム2の回転に伴つてそれらを順次排出口
5a方向に移動させるようになつている。
明する。第2図は破袋機の全体断面図で、前後の
ローラ1A,1Bで回転可能に支承された回転ド
ラム2は、その前後が基台3に立設固定された前
壁4と後壁5によつて閉止されている。その各壁
4,5には投入口4aと排出口5aが開口され、
シユート4b,5bが取り付けられている。回転
ドラム2は図示しない駆動手段により、水平また
は排出口5a方向に下り傾斜した状態でその周方
向に回転されるが、その内周に螺旋状ブレード6
が取り付けられている。これには塵芥7を収容し
たビニール袋8などの被破袋物を周方向に移動さ
せると共に破袋するための突起刃9が多数設けら
れていると共に、隣り合うブレード6,6の間隔
は投入口側では狭く、排出口側では広くなつてい
る。図示の例では後述する重錘11の近傍で二条
の螺旋とされ、破袋されていないビニール袋8な
どがブレード6上に載るように配慮されている。
なお、隣り合うブレード6間に形成される螺旋溝
6aには、破袋されて取り出された塵芥7とその
破損したビニール袋が嵌り込み、次のビニール袋
8の破袋を阻害しないようになつていると共に、
回転ドラム2の回転に伴つてそれらを順次排出口
5a方向に移動させるようになつている。
このような回転ドラム2内には、第1図に示す
ようにその中心軸2aより下方に回転ドラム2を
縦通する支持軸10が設置され、回転ドラム2の
周方向に沿つて広がつた断面形状を有する重錘1
1が、その支持軸10を中心にして揺動自在に支
承されている。なお、支持軸10は第2図に示す
前壁4と後壁5をも縦通して、その両端が基台3
に設けられた軸受12A,12Bによつて支承さ
れる。この支持軸10に固定された重錘11は、
場合によつては何百Kgにも及ぶ重量物であり、第
3図の例ではほぼ扇形断面となつているが、製作
の都合上外周面11aが多角形状となる場合もあ
る。いずれにしても、ブレード6上のビニール袋
8を、突起刃9に押し付けまた押し潰す面積が、
前述した堰止板などより周方向に大きくなつてい
る。なお、支持軸10が図示した例のように、回
転ドラム2の中心軸2aより下方に位置していれ
ば、重錘11とブレード6との間の距離が徐々に
狭まり、ビニール袋8が入り込み易くなる。ま
た、重錘11の一方の側面11bが平らになつて
いるのは、掃除機などビニール袋8以外の硬いも
のがやつて来たとき、重錘11が揺動することに
より下方に面する側面11bと螺旋状ブレード6
との間にそれらを挟んで通過させ、ブレードの損
傷や変形を防止できるようになつている。なお、
重錘11が第2図に示すように回転ドラム2の軸
方向に長く延びていると、1つの重錘11が複数
のビニール袋8を一度に押え付けて破袋すること
ができる。ちなみに、第1図において重錘11が
中心軸2aより左に位置しているのは、その右に
ビニール袋8などの投入口4aが開口されている
からである。
ようにその中心軸2aより下方に回転ドラム2を
縦通する支持軸10が設置され、回転ドラム2の
周方向に沿つて広がつた断面形状を有する重錘1
1が、その支持軸10を中心にして揺動自在に支
承されている。なお、支持軸10は第2図に示す
前壁4と後壁5をも縦通して、その両端が基台3
に設けられた軸受12A,12Bによつて支承さ
れる。この支持軸10に固定された重錘11は、
場合によつては何百Kgにも及ぶ重量物であり、第
3図の例ではほぼ扇形断面となつているが、製作
の都合上外周面11aが多角形状となる場合もあ
る。いずれにしても、ブレード6上のビニール袋
8を、突起刃9に押し付けまた押し潰す面積が、
前述した堰止板などより周方向に大きくなつてい
る。なお、支持軸10が図示した例のように、回
転ドラム2の中心軸2aより下方に位置していれ
ば、重錘11とブレード6との間の距離が徐々に
狭まり、ビニール袋8が入り込み易くなる。ま
た、重錘11の一方の側面11bが平らになつて
いるのは、掃除機などビニール袋8以外の硬いも
のがやつて来たとき、重錘11が揺動することに
より下方に面する側面11bと螺旋状ブレード6
との間にそれらを挟んで通過させ、ブレードの損
傷や変形を防止できるようになつている。なお、
重錘11が第2図に示すように回転ドラム2の軸
方向に長く延びていると、1つの重錘11が複数
のビニール袋8を一度に押え付けて破袋すること
ができる。ちなみに、第1図において重錘11が
中心軸2aより左に位置しているのは、その右に
ビニール袋8などの投入口4aが開口されている
からである。
このような構成の実施例によれば、次のように
してビニール袋8を突起刃9でもつて簡単に破袋
し、その取り出された塵芥7を円滑かつ損傷させ
ることなく排出口5aに移動することができる。
してビニール袋8を突起刃9でもつて簡単に破袋
し、その取り出された塵芥7を円滑かつ損傷させ
ることなく排出口5aに移動することができる。
投入口4aから順次塵芥7の収容されたビニー
ル袋8が投入されると、それらは回転ドラム2の
回転に伴つて、螺旋状ブレード6に取り付けられ
ている突起刃9により周方向に移動される。回転
ドラム2の回転とは関係なく重錘11は支持軸1
0を中心にして揺動可能に垂下しているので、そ
こへビニール袋8が到達すると、重錘11の外周
面11aと螺旋状ブレード6との間に挟まれるよ
うになつて、その押圧力で重錘11が回転ドラム
2の回転方向2Aにやや回動する。ビニール袋8
はその重錘11で押し潰されている状態にあり、
移動する突起刃9によつてビニール袋8の下部が
擦られ、袋が引き裂かれる。
ル袋8が投入されると、それらは回転ドラム2の
回転に伴つて、螺旋状ブレード6に取り付けられ
ている突起刃9により周方向に移動される。回転
ドラム2の回転とは関係なく重錘11は支持軸1
0を中心にして揺動可能に垂下しているので、そ
こへビニール袋8が到達すると、重錘11の外周
面11aと螺旋状ブレード6との間に挟まれるよ
うになつて、その押圧力で重錘11が回転ドラム
2の回転方向2Aにやや回動する。ビニール袋8
はその重錘11で押し潰されている状態にあり、
移動する突起刃9によつてビニール袋8の下部が
擦られ、袋が引き裂かれる。
破袋されたビニール袋8からは塵芥7が取り出
され、それらが螺旋溝6aに嵌り込む。したがつ
て、次のビニール袋8が重錘11に到達すると同
様の作動が繰り返され、塵芥7は螺旋状ブレード
6に沿つて排出口5aに向けて移動される。重錘
11の辺りでは前述したようにビニール袋8を載
せる必要から螺旋溝6aの幅が狭められている
が、排出口5aに近い個所では広くなつていて、
排出のための移動が迅速に行なわれる。なお、壊
れ易い空き壜やスクラツプとなる空き缶など再利
用可能なものは、回転ドラム2の円弧状の内面と
擦れる程度でほとんど損傷することなく排出され
る。他の塵芥は別途破袋機に掛けられて減容さ
れ、必要に応じて焼却されるなどした後廃棄処分
される。
され、それらが螺旋溝6aに嵌り込む。したがつ
て、次のビニール袋8が重錘11に到達すると同
様の作動が繰り返され、塵芥7は螺旋状ブレード
6に沿つて排出口5aに向けて移動される。重錘
11の辺りでは前述したようにビニール袋8を載
せる必要から螺旋溝6aの幅が狭められている
が、排出口5aに近い個所では広くなつていて、
排出のための移動が迅速に行なわれる。なお、壊
れ易い空き壜やスクラツプとなる空き缶など再利
用可能なものは、回転ドラム2の円弧状の内面と
擦れる程度でほとんど損傷することなく排出され
る。他の塵芥は別途破袋機に掛けられて減容さ
れ、必要に応じて焼却されるなどした後廃棄処分
される。
第4図は第2の発明における重錘11Aの断面
図で、上述した回転ドラム2の周方向に沿つて広
がつた断面形状の外周面11aに、その周方向に
沿つて複数の破袋刃13が、回転ドラム2の内周
面に対向するように装着されている。この例では
重錘11Aの断面形状がほぼ扇形となつている
が、要するに回転ドラム2内のビニール袋8を擦
るように移動する周方向に配置された複数の破袋
刃13が取り付けられていればよい。なお、重錘
11Aとドラム内周面2bとの間にビニール袋8
が入り込んで、重錘11Aが回転ドラム2と共に
回動した際、重錘11Aとドラム内周面2bとの
間隔が、第5図の想像線で示すように大きく開く
ようになる。すなわち、ビニール袋8が上りすぎ
ると重錘11Aとの接触力が弱められ、そのため
重錘11Aが勢いよく自重で振り戻されるように
なり、そのとき周方向に並んだ複数の破袋刃13
がビニール袋8の上部を引き裂くように作用す
る。なお、破袋刃13が第6図に示すように重錘
11Aの軸方向にも配置されていると、1つの重
錘11Aが複数のビニール袋8を一度に破袋する
ことできる。さらに、その形状は先鋭なものでも
第4図に示したような矩形状でもよい。また、そ
れが重錘11Aの支持軸10から放射状に取り付
けられていてもよいが、図示するように回転ドラ
ム2の回転方向2Aに傾斜させておくと、振り戻
しの際ビニール袋や紐などが絡まないので都合が
よい。
図で、上述した回転ドラム2の周方向に沿つて広
がつた断面形状の外周面11aに、その周方向に
沿つて複数の破袋刃13が、回転ドラム2の内周
面に対向するように装着されている。この例では
重錘11Aの断面形状がほぼ扇形となつている
が、要するに回転ドラム2内のビニール袋8を擦
るように移動する周方向に配置された複数の破袋
刃13が取り付けられていればよい。なお、重錘
11Aとドラム内周面2bとの間にビニール袋8
が入り込んで、重錘11Aが回転ドラム2と共に
回動した際、重錘11Aとドラム内周面2bとの
間隔が、第5図の想像線で示すように大きく開く
ようになる。すなわち、ビニール袋8が上りすぎ
ると重錘11Aとの接触力が弱められ、そのため
重錘11Aが勢いよく自重で振り戻されるように
なり、そのとき周方向に並んだ複数の破袋刃13
がビニール袋8の上部を引き裂くように作用す
る。なお、破袋刃13が第6図に示すように重錘
11Aの軸方向にも配置されていると、1つの重
錘11Aが複数のビニール袋8を一度に破袋する
ことできる。さらに、その形状は先鋭なものでも
第4図に示したような矩形状でもよい。また、そ
れが重錘11Aの支持軸10から放射状に取り付
けられていてもよいが、図示するように回転ドラ
ム2の回転方向2Aに傾斜させておくと、振り戻
しの際ビニール袋や紐などが絡まないので都合が
よい。
このような例によれば、ビニール袋8は重錘1
1Aの外周面11aの破袋刃13とドラム内周面
2bに挟まれるようになつて、その押付力でビニ
ール袋8が押し潰されると共に、重錘11Aが回
転ドラム2の回転方向2Aに回動する。ビニール
袋8は突起刃9によつて持ち上げられるように周
方向に沿つて移動し、同時に同一方向に揺動する
重錘11Aの破袋刃13とドラム内周面2bとの
間隔が広くなる。ビニール袋8の押付力が弱まる
と、重錘11Aは自重によつて急激に振り戻され
る。その結果、外周面に並ぶ複数の破袋刃13が
ビニール袋8の上部を擦るようにしてそれを引き
裂くのである。
1Aの外周面11aの破袋刃13とドラム内周面
2bに挟まれるようになつて、その押付力でビニ
ール袋8が押し潰されると共に、重錘11Aが回
転ドラム2の回転方向2Aに回動する。ビニール
袋8は突起刃9によつて持ち上げられるように周
方向に沿つて移動し、同時に同一方向に揺動する
重錘11Aの破袋刃13とドラム内周面2bとの
間隔が広くなる。ビニール袋8の押付力が弱まる
と、重錘11Aは自重によつて急激に振り戻され
る。その結果、外周面に並ぶ複数の破袋刃13が
ビニール袋8の上部を擦るようにしてそれを引き
裂くのである。
以上述べた2つの実施例のうち前者において、
回転ドラムの内周面に螺旋状ブレードを設けた
が、それを設けない場合には、前述した突起刃を
ドラムの内周面に直接取り付ければよい。その突
起刃の形状は例えば先鋭な錐体などであつたり、
概ね回転ドラムの長手方向に延びる連続突起体な
どその形状は適宜選択される。なお、塵芥を移動
させる上述した螺旋状ブレードなどを備えない場
合には、回転ドラムを軸方向に傾斜して設置して
おけば塵芥の排出は円滑になされる。
回転ドラムの内周面に螺旋状ブレードを設けた
が、それを設けない場合には、前述した突起刃を
ドラムの内周面に直接取り付ければよい。その突
起刃の形状は例えば先鋭な錐体などであつたり、
概ね回転ドラムの長手方向に延びる連続突起体な
どその形状は適宜選択される。なお、塵芥を移動
させる上述した螺旋状ブレードなどを備えない場
合には、回転ドラムを軸方向に傾斜して設置して
おけば塵芥の排出は円滑になされる。
本発明は以上の実施例の詳細な説明から判るよ
うに、回転ドラムの内部に突起刃が設けられ、そ
の回転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面形状
を有する重錘が揺動自在に支承されているので、
重錘が突起刃との間に位置するビニール袋を押し
付ける時間が長くなり、ドラムの回転で移動する
突起刃による破袋が促進される。その結果、ビニ
ール袋などを極めて簡単かつ迅速に破袋される。
うに、回転ドラムの内部に突起刃が設けられ、そ
の回転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面形状
を有する重錘が揺動自在に支承されているので、
重錘が突起刃との間に位置するビニール袋を押し
付ける時間が長くなり、ドラムの回転で移動する
突起刃による破袋が促進される。その結果、ビニ
ール袋などを極めて簡単かつ迅速に破袋される。
第2の発明にあつては、重錘の外周面の周方向
に沿つて複数の破袋刃を、回転ドラムの内周面に
対向するように装着したので、破袋刃の揺動によ
りビニール袋などが極めて簡単、確実かつ迅速に
破袋される。
に沿つて複数の破袋刃を、回転ドラムの内周面に
対向するように装着したので、破袋刃の揺動によ
りビニール袋などが極めて簡単、確実かつ迅速に
破袋される。
第1図は本発明における破袋機の横断面図、第
2図はその縦断面図、第3図は重錘の側面図、第
4図は異なる発明における重錘の側面図、第5図
は破袋刃を有する重錘の作動説明図、第6図は要
部縦断面図である。 2……回転ドラム、8……被破袋物(ビニール
袋)、9……突起刃、10……支持軸、11,1
1A……重錘、11a……外周面、13……破袋
刃。
2図はその縦断面図、第3図は重錘の側面図、第
4図は異なる発明における重錘の側面図、第5図
は破袋刃を有する重錘の作動説明図、第6図は要
部縦断面図である。 2……回転ドラム、8……被破袋物(ビニール
袋)、9……突起刃、10……支持軸、11,1
1A……重錘、11a……外周面、13……破袋
刃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転ドラムの内部に、被破袋物を周方向に移
動させると共に破袋するために突起刃が設けら
れ、 前記回転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面
形状を有する重錘が、その回転ドラムを縦通する
支持軸を中心にして揺動自在に支承されているこ
とを特徴とする破袋機。 2 回転ドラムの内部に、被破袋物を周方向に移
動させると共に破袋するための突起刃が設けら
れ、 前記回転ドラムの周方向に沿つて広がつた断面
形状を有する重錘が、その回転ドラムを縦通する
支持軸を中心にして揺動自在に支承され、 その重錘の外周面の周方向に沿つて複数の破袋
刃が、前記回転ドラムの内周面に対向するように
装着されていることを特徴とする破袋機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14731085A JPS627450A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 破袋機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14731085A JPS627450A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 破袋機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627450A JPS627450A (ja) | 1987-01-14 |
JPS649053B2 true JPS649053B2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=15427301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14731085A Granted JPS627450A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 破袋機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS627450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04269158A (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-25 | Tohoku Kenzai:Kk | 石材研磨装置 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14731085A patent/JPS627450A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04269158A (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-25 | Tohoku Kenzai:Kk | 石材研磨装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS627450A (ja) | 1987-01-14 |
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