JPS649013B2 - - Google Patents
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- JPS649013B2 JPS649013B2 JP59503554A JP50355484A JPS649013B2 JP S649013 B2 JPS649013 B2 JP S649013B2 JP 59503554 A JP59503554 A JP 59503554A JP 50355484 A JP50355484 A JP 50355484A JP S649013 B2 JPS649013 B2 JP S649013B2
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- Japan
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- fastener
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- fasteners
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/064—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
- A61B17/0643—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue with separate closing member, e.g. for interlocking with staple
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/068—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
- A61B17/072—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
請求の範囲
1 体内組織に適用される複数の外科用フアスナ
ーを有し、外科用フアスナーの各々はフアスナー
部材と保持部材とから成り、フアスナー部材を押
圧して体内組織を貫通して保持部材に係合させる
プツシユ部材を有するように構成した複数の外科
用フアスナーを体内組織に適用する装置におい
て、保持部材は装置内で一例に配置されており、
保持部材の長手方向の中心線がその列の方向にあ
りかつ各保持部材は各隣接する保持部材に対して
接近しており、外科用フアスナー部材の各々はベ
ースとベースからほぼ垂直に延びる一対の平行な
突起とから成り、ベースの長さは保持部材の長さ
とほぼ等しく、各突起はベースの各端部から内側
に離れて配置されていてベースの各端部と各突起
との間に体内組織に係合する部分を与え、フアス
ナー部材は装置内で保持部材の列と平行な列に配
置されており、フアスナー部材の長手方向の中心
線はその列の方向にあり、各フアスナー部材の体
内組織係合部分は隣接する各フアスナー部材の体
内組織係合部分に接近していることを特徴とする
装置。 2 前記プツシユ部材は複数の外科用フアスナー
に対応する複数のプツシユ部材から成り、各プツ
シユ部材はフアスナー部材のベースを押圧する表
面を有し、各フアスナー部材のベースに平行な各
プツシユ部材の表面の長さは各フアスナー部材の
ベースの長さにほぼ等しく、各プツシユ部材がそ
れぞれのフアスナー部材に接触するとき、プツシ
ユ部材がそれぞれのフアスナー部材のベースの全
長に沿つて圧力を加えることを特徴とする請求の
範囲第1項に記載の装置。 3 フアスナー部材及び保持部材が樹脂状材料か
ら作られていることを特徴とする請求の範囲第2
項に記載の装置。 4 樹脂状材料が体内に吸収されうるものである
ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装
置。 5 フアスナー部材がフアスナー部材のベースの
幅方向中心線からほぼ等距離にあることを特徴と
する請求の範囲第3項に記載の装置。 発明の背景 本発明は、外科用フアスナー(例えばステープ
ル)に関し、更に詳細にはフアスナー部材および
保持部材から成り、改善された止血性を呈するフ
アスナーに関する。 外科用フアスナー装置は、外科用フアスナーを
使用することにより体内組織を外科医が固着でき
るようにした。これらフアスナーは、一つずつ連
続して使用してもよいし、多数を同時に使用して
もよい。外科用フアスナーは、不活性の金属、例
えばタンタルおよびステンレススチールから構成
されることが多く、フアスナーが徐々に体内に吸
収されるマグネシウム製のフアスナーも知られて
いる。 更に非金属製フアスナーも知られているが、こ
れらフアスナーはある処置では金属フアスナーよ
りも好ましい。例えば、非金属フアスナーは、X
線を散乱せず、従つて金属フアスナーを使用した
場合生じることがあるX線写真の質の劣化を起こ
さないようX線を透過するように製造できる。 他方、非金属樹脂状材料の物体は変形された形
状(塑性流れは生じないと仮定)を保持するに
は、通常、過度に弾性的、すなわち軟質である。
(本発明で使用するように、「樹脂状材料」なる用
語は比較的可撓性かつ弾性的であり、体内に吸収
されうるかまたは吸収されない蛋白質をベースに
した材料を含む天然又は合成ポリマー及び樹脂等
の非金属材料を意味する。)一般に樹脂状材料の
弾性度が大きくなれば、従来の外科用フアスナー
内の金属とこれら材料を直接置換することは不可
能となる。 この問題を克服するために、樹脂状外科用フア
スナーは2つの部品すなわち、フアスナー部材及
び保持部材から構成できる。フアスナー部材の脚
部すなわち突起は固着すべき組織の一側面を貫通
するよう駆動され、保持部材は組織の他方の側面
にあるフアスナー部材の突起に固着し、フアスナ
ー構造体全体を所定場所に保持する。全体を本明
細書にて引用したグリーン氏の米国特許4402445
号(1983年9月6日発行)にはこのようなフアス
ナー構造体及びそれを押圧する装置が開示されて
いる。 組織を固着する場合、しばしば目標となること
はフアスナーラインに沿つて止血性を得ることに
ある。止血性は組織の両側面から圧力を加えるこ
とによつて得られる。金属ステープルを使用する
場合組織の一方の側面にあるステープルのベース
と組織の他方の側面にあるクリンプされた脚部と
の内にて両者によりその圧力(以下止血圧と称す
る。)が印加される。従つて、2つのステープル
のベースが直線状になるように第1ステープルに
極めて接近して第2ステープルを押圧できる。こ
の場合、ステープル間のギヤツプは極めて小さく
できるので、全ステープルラインに沿つて均一に
ステープル圧を印加できる。 これと対照的に、2部品型樹脂状フアスナーを
使用する場合、保持部材とフアスナー部材のベー
スとの間にて両者により止血圧が印加される。公
知の2部品型樹脂状フアスナーでは、ベースの両
端からフアスナー部材の突起が延長する。一般に
保持部材は突起の間の距離よりも長いのでフアス
ナー部材のベースを越えて延長しなければならな
い。1本のライン上にある隣接フアスナーのベー
スは隣接保持部材が関連フアスナー部材のベース
を越えて延長する距離の少なくとも合計値だけ分
離される。よつて、隣接フアスナー部材間にはギ
ヤツプが存在する。これらギヤツプ内の組織に
は、完全止血圧は印加されない。 樹脂状フアスナーのライン内の上記ギヤツプを
補う一つの方法は、一列内のギヤツプが他方の列
のフアスナー部材のベースに対向するよう列の間
で直線上にずれた状態でフアスナーを2つの平行
な列に押圧することである。しかしながらこの方
法は、必要なフアスナーの数を倍にし、かつ、フ
アスナーにより影響される組織の面積を増加させ
る。 樹脂状材料の別の一般的特徴は、金属ほど強く
ないことである。従つて樹脂状材料の外科用フア
スナーは、組織に印加する際、変形する傾向があ
る。特にフアスナー部材は、突起が組織を貫通す
る際、外方へ広がる、すなわち互いに離すよう広
がろうとすることもある。この傾向を克服する1
つの方法は各突起に隣接して金属ガイドピンを設
け、突起が変形することなく組織を貫通するよう
助けることである。フアスナーが押圧された後、
ガイドピンは組織より引き抜かれる。このガイド
ピン構造体は、フアスナーを押圧する装置の複雑
性及びコストを増加させるという欠点を有する。 発明の概要 本発明によれば、その全長に沿つて、止血圧を
印加し、かつ、突起の外方への広がりを最小とす
るよう押圧装置と協働する外科用フアスナーが得
られる。この外科用フアスナーは、フアスナー部
材と保持部材とから成り、フアスナーの長さが一
列になり、隣接フアスナーが互いにほとんど接触
する列にて組織に押圧される。このフアスナー部
材は、(1)ベースと、(2)このベースから実質的に同
一方向に実質的に垂直に延長する一対の実質的に
平行な突起とから成り、各突起はベースのそれぞ
れの端部から内側に離間している。好ましくは、
ベースは保持部材と同一長さであり、更に好まし
くは突起はベースの横方向中心線より実質的に等
距離である。 本発明のフアスナーと共に使用するフアスナー
押圧装置は、押圧すべきフアスナーの数に対応す
る多数のプツシユ部材を含む。この装置には、複
数の保持部材及びそれに対応する数のフアスナー
部材が収容されている。プツシユ部材はフアスナ
ー部材のベースを押すことにより、フアスナー部
材が組織を貫通し、保持部材と係合するように、
フアスナー部材を移動させる。関連するフアスナ
ー部材のベースの長手方向軸に平行な各プツシユ
部材の長さは、関連するフアスナー部材の長さに
実質的に等しく、各プツシユ部材は、各フアスナ
ー部材のベースのほぼ全長に沿つて圧力を印加す
る。 本発明は別個のフアスナー部材及び保持部材を
有するフアスナーによつても使用できるが、樹脂
状材料の外科用フアスナーに最大の用途がある。 従つて、本発明はフアスナーが組織が押圧され
ている間、フアスナーの突起の外方への広がりを
減少するようフアスナー押圧装置と協働すると共
に、その全長に沿つて止血圧を印加する外科用フ
アスナーを提供するものである。
ーを有し、外科用フアスナーの各々はフアスナー
部材と保持部材とから成り、フアスナー部材を押
圧して体内組織を貫通して保持部材に係合させる
プツシユ部材を有するように構成した複数の外科
用フアスナーを体内組織に適用する装置におい
て、保持部材は装置内で一例に配置されており、
保持部材の長手方向の中心線がその列の方向にあ
りかつ各保持部材は各隣接する保持部材に対して
接近しており、外科用フアスナー部材の各々はベ
ースとベースからほぼ垂直に延びる一対の平行な
突起とから成り、ベースの長さは保持部材の長さ
とほぼ等しく、各突起はベースの各端部から内側
に離れて配置されていてベースの各端部と各突起
との間に体内組織に係合する部分を与え、フアス
ナー部材は装置内で保持部材の列と平行な列に配
置されており、フアスナー部材の長手方向の中心
線はその列の方向にあり、各フアスナー部材の体
内組織係合部分は隣接する各フアスナー部材の体
内組織係合部分に接近していることを特徴とする
装置。 2 前記プツシユ部材は複数の外科用フアスナー
に対応する複数のプツシユ部材から成り、各プツ
シユ部材はフアスナー部材のベースを押圧する表
面を有し、各フアスナー部材のベースに平行な各
プツシユ部材の表面の長さは各フアスナー部材の
ベースの長さにほぼ等しく、各プツシユ部材がそ
れぞれのフアスナー部材に接触するとき、プツシ
ユ部材がそれぞれのフアスナー部材のベースの全
長に沿つて圧力を加えることを特徴とする請求の
範囲第1項に記載の装置。 3 フアスナー部材及び保持部材が樹脂状材料か
ら作られていることを特徴とする請求の範囲第2
項に記載の装置。 4 樹脂状材料が体内に吸収されうるものである
ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装
置。 5 フアスナー部材がフアスナー部材のベースの
幅方向中心線からほぼ等距離にあることを特徴と
する請求の範囲第3項に記載の装置。 発明の背景 本発明は、外科用フアスナー(例えばステープ
ル)に関し、更に詳細にはフアスナー部材および
保持部材から成り、改善された止血性を呈するフ
アスナーに関する。 外科用フアスナー装置は、外科用フアスナーを
使用することにより体内組織を外科医が固着でき
るようにした。これらフアスナーは、一つずつ連
続して使用してもよいし、多数を同時に使用して
もよい。外科用フアスナーは、不活性の金属、例
えばタンタルおよびステンレススチールから構成
されることが多く、フアスナーが徐々に体内に吸
収されるマグネシウム製のフアスナーも知られて
いる。 更に非金属製フアスナーも知られているが、こ
れらフアスナーはある処置では金属フアスナーよ
りも好ましい。例えば、非金属フアスナーは、X
線を散乱せず、従つて金属フアスナーを使用した
場合生じることがあるX線写真の質の劣化を起こ
さないようX線を透過するように製造できる。 他方、非金属樹脂状材料の物体は変形された形
状(塑性流れは生じないと仮定)を保持するに
は、通常、過度に弾性的、すなわち軟質である。
(本発明で使用するように、「樹脂状材料」なる用
語は比較的可撓性かつ弾性的であり、体内に吸収
されうるかまたは吸収されない蛋白質をベースに
した材料を含む天然又は合成ポリマー及び樹脂等
の非金属材料を意味する。)一般に樹脂状材料の
弾性度が大きくなれば、従来の外科用フアスナー
内の金属とこれら材料を直接置換することは不可
能となる。 この問題を克服するために、樹脂状外科用フア
スナーは2つの部品すなわち、フアスナー部材及
び保持部材から構成できる。フアスナー部材の脚
部すなわち突起は固着すべき組織の一側面を貫通
するよう駆動され、保持部材は組織の他方の側面
にあるフアスナー部材の突起に固着し、フアスナ
ー構造体全体を所定場所に保持する。全体を本明
細書にて引用したグリーン氏の米国特許4402445
号(1983年9月6日発行)にはこのようなフアス
ナー構造体及びそれを押圧する装置が開示されて
いる。 組織を固着する場合、しばしば目標となること
はフアスナーラインに沿つて止血性を得ることに
ある。止血性は組織の両側面から圧力を加えるこ
とによつて得られる。金属ステープルを使用する
場合組織の一方の側面にあるステープルのベース
と組織の他方の側面にあるクリンプされた脚部と
の内にて両者によりその圧力(以下止血圧と称す
る。)が印加される。従つて、2つのステープル
のベースが直線状になるように第1ステープルに
極めて接近して第2ステープルを押圧できる。こ
の場合、ステープル間のギヤツプは極めて小さく
できるので、全ステープルラインに沿つて均一に
ステープル圧を印加できる。 これと対照的に、2部品型樹脂状フアスナーを
使用する場合、保持部材とフアスナー部材のベー
スとの間にて両者により止血圧が印加される。公
知の2部品型樹脂状フアスナーでは、ベースの両
端からフアスナー部材の突起が延長する。一般に
保持部材は突起の間の距離よりも長いのでフアス
ナー部材のベースを越えて延長しなければならな
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スは隣接保持部材が関連フアスナー部材のベース
を越えて延長する距離の少なくとも合計値だけ分
離される。よつて、隣接フアスナー部材間にはギ
ヤツプが存在する。これらギヤツプ内の組織に
は、完全止血圧は印加されない。 樹脂状フアスナーのライン内の上記ギヤツプを
補う一つの方法は、一列内のギヤツプが他方の列
のフアスナー部材のベースに対向するよう列の間
で直線上にずれた状態でフアスナーを2つの平行
な列に押圧することである。しかしながらこの方
法は、必要なフアスナーの数を倍にし、かつ、フ
アスナーにより影響される組織の面積を増加させ
る。 樹脂状材料の別の一般的特徴は、金属ほど強く
ないことである。従つて樹脂状材料の外科用フア
スナーは、組織に印加する際、変形する傾向があ
る。特にフアスナー部材は、突起が組織を貫通す
る際、外方へ広がる、すなわち互いに離すよう広
がろうとすることもある。この傾向を克服する1
つの方法は各突起に隣接して金属ガイドピンを設
け、突起が変形することなく組織を貫通するよう
助けることである。フアスナーが押圧された後、
ガイドピンは組織より引き抜かれる。このガイド
ピン構造体は、フアスナーを押圧する装置の複雑
性及びコストを増加させるという欠点を有する。 発明の概要 本発明によれば、その全長に沿つて、止血圧を
印加し、かつ、突起の外方への広がりを最小とす
るよう押圧装置と協働する外科用フアスナーが得
られる。この外科用フアスナーは、フアスナー部
材と保持部材とから成り、フアスナーの長さが一
列になり、隣接フアスナーが互いにほとんど接触
する列にて組織に押圧される。このフアスナー部
材は、(1)ベースと、(2)このベースから実質的に同
一方向に実質的に垂直に延長する一対の実質的に
平行な突起とから成り、各突起はベースのそれぞ
れの端部から内側に離間している。好ましくは、
ベースは保持部材と同一長さであり、更に好まし
くは突起はベースの横方向中心線より実質的に等
距離である。 本発明のフアスナーと共に使用するフアスナー
押圧装置は、押圧すべきフアスナーの数に対応す
る多数のプツシユ部材を含む。この装置には、複
数の保持部材及びそれに対応する数のフアスナー
部材が収容されている。プツシユ部材はフアスナ
ー部材のベースを押すことにより、フアスナー部
材が組織を貫通し、保持部材と係合するように、
フアスナー部材を移動させる。関連するフアスナ
ー部材のベースの長手方向軸に平行な各プツシユ
部材の長さは、関連するフアスナー部材の長さに
実質的に等しく、各プツシユ部材は、各フアスナ
ー部材のベースのほぼ全長に沿つて圧力を印加す
る。 本発明は別個のフアスナー部材及び保持部材を
有するフアスナーによつても使用できるが、樹脂
状材料の外科用フアスナーに最大の用途がある。 従つて、本発明はフアスナーが組織が押圧され
ている間、フアスナーの突起の外方への広がりを
減少するようフアスナー押圧装置と協働すると共
に、その全長に沿つて止血圧を印加する外科用フ
アスナーを提供するものである。
本発明の上記およびそれ以外の利点は、同一部
品を同一参照番号で示した添附図面を考慮すれば
より明らかとなろう。図面において、 第1図は公知の外科用フアスナーの側面図、 第2図は、このようなフアスナーにより固着さ
れた横断面図、 第3図は、このようなフアスナーにより固着さ
れた組織の部分平面図、 第4図は本発明に係る外科用フアスナーの側面
図、 第5図はこのようなフアスナーにより固着され
た組織の横断面図、 第6図および第7図は、フアスナー押圧装置の
プツシユ部材により組織に押圧された第1図およ
び第4図のフアスナー部材のそれぞれの部分横断
面図である。
品を同一参照番号で示した添附図面を考慮すれば
より明らかとなろう。図面において、 第1図は公知の外科用フアスナーの側面図、 第2図は、このようなフアスナーにより固着さ
れた横断面図、 第3図は、このようなフアスナーにより固着さ
れた組織の部分平面図、 第4図は本発明に係る外科用フアスナーの側面
図、 第5図はこのようなフアスナーにより固着され
た組織の横断面図、 第6図および第7図は、フアスナー押圧装置の
プツシユ部材により組織に押圧された第1図およ
び第4図のフアスナー部材のそれぞれの部分横断
面図である。
第1図中の外科用フアスナー100は、保持部
材104およびフアスナー部材101から成り、
フアスナー部材101はベース105から垂れ下
がつて2つの突起102を有する。突起102
は、組織を貫通して小孔103と係合するように
なつているが、小孔103の側壁は保持部材10
4内にて点線103aにより表示されている。双
方の部材は、樹脂状材料から構成できるが、この
樹脂状材料は体内に吸収されてもされなくてもよ
い。 フアスナー100を組織に押圧するとき、矢印
106および107により示される領域では完全
な止血圧は得られない。このことは、組織層20
1および202に押圧された2つのフアスナー1
00を示す第2図により明瞭に示されている。領
域203に沿つて完全止血圧が得られるが隣接領
域106および107を含む領域204ではこの
ような圧力は印加されない。この結果、体液(例
えば、血液、血漿)が滲出するギヤツプ205が
生じる。 従つて、フアスナー100を使用するとき、2
つのオフセツトフアスナー列301および302
が慣用的に使用される(第3図参照)。列301
と302との間のオフセツト長さ303により、
1つの列内の各領域204は他方の列内の領域2
03に対向する1つの列内のギヤツプ205を通
る流体の滲出は、他方の列内の対応する領域20
3で阻止される。 本発明は完全な止血性が得られるようフアスナ
ーの第2列の必要性を減少又はなくすることを意
図している。第4図に本発明に係わるフアスナー
400を示す。好ましいフアスナー部材401
は、ギリシア文字πに似ているので、π状である
と表現できる。フアスナー部材401のベース
は、領域106及び107上にて延長する延長部
403及び404を有する。保持部材及びフアス
ナー部材のベースは、実質的に同じ長さを有し、
延長部403及び404の長さの合計は第1図の
領域106及び107の長さの合計に実質的に等
しい。したがつて、延長部403及び404と各
小孔103を越えて延長する保持部材104の対
応する部分との間で止血圧が発生する。フアスナ
ー400を一列になるように押圧することによつ
て、一列のフアスナーだけでも完全な止血性が得
られる。 このことは第5図に示されている。領域203
のみならず、領域501でも完全な止血圧が得ら
れる。このことは領域204では完全な止血圧が
得られない第2図に示すような、先に公知となつ
ているフアスナーと対照的である。 再度第4図を参照すると、小孔103は領域1
06及び107の長さが、実質的に等しくなるよ
うに、保持部材104の長さ方向に沿つて通常対
称的に設けられる。従つて、フアスナー部材10
1のベース102の延長部403及び404も実
質的に同じ長さにし、突起102は、ベース40
2の横方向中心ラインより実質的に同距離にす
る。しかしながらこれらの条件は必要ではない。
フアスナーと保持部材の長さが実質的に同一であ
るだけでよい。これにより所望する完全な止血性
が得られる。 第5図に示すフアスナーは、隣接フアスナー間
に小さなギヤツプを有するよう示されている。こ
れらフアスナーは、個々のフアスナー部材が組織
に向けて案内されるとき通過するチヤンネルを、
フアスナー押圧装置(図示せず)内のある構造体
によつて分離させるのに通常必要であるためにこ
れらギヤツプが設けられる。フアスナーの押圧の
間、組織は一般にフアスナー押圧装置により圧縮
されるので、組織は伸ばされる。組織からフアス
ナー押圧装置を除去するとき、組織は先の形状に
戻ろうとする傾向がある。これによつて組織内の
フアスナーは共に接近させられるため、互いに接
触又はほとんど接触する。組織内の隣接フアスナ
ーは完全な止血性を与えるため、ほとんど接触し
ていることが好ましいが、フアスナーラインは組
織上では多少可撓性であることも好ましいので、
多少のギヤツプがあることが好ましい。(本明細
書で使用したように「ほとんど接触した」という
表現は、接触又は0mm〜約0.5mmのギヤツプで分
離していることを意味する。) 第6図及び第7図は、突起102の外に広がろ
うとする性質に反作用するフアスナー押圧プツシ
ユ部材701(これはフアスナー部材のベースの
長手方向軸に平行で、他の方法で使用する場合よ
りも長い)と共に使用する延長部403及び40
4の有利な結果を示す。第6図は、公知のフアス
ナー押圧装置(図示せず)内でプツシユ部材60
1の下方押圧により組織201に挿入される寸前
の公知のフアスナー部材101を示す。第7図は
同一位置にある本発明のフアスナー部材401を
示す。本発明によれば、プツシユ部材701は匹
敵する寸法のプツシユ部材601よりもフアスナ
ー部材のベースに平行な方向に長くなつている。
特にプツシユ部材701は、延長部403及び4
04を含むフアスナー部材401のベース402
と上記方向に実質的に長さが等しくなることが好
ましい。この結果プツシユ部材701はベース4
02の全長に沿つてフアスナー部材401と接触
する。プツシユ部材701はベース402よりも
この方向にあまり長くすべきでなく、そのように
長くすれば、止血性を得るのに必要なようにでき
るだけ接近して隣接フアスナー部材を組織を挿入
することが阻止される。他の点に関しフアスナー
押圧装置は上記グリーン氏の特許に例示されてい
るような従来のものであつてもよいが、本発明
は、金属ガイドピンを用いることなく、上記特許
に示されているようなフアスナー押圧装置を用い
ることを容易にする。組織及びフアスナー部材
は、いずれも非剛性であるので樹脂状フアスナー
の押圧中は突起102は内側又は外側に曲がろう
とすることがある。突起102が内側に曲がろう
とする場合、フアスナー部材101又は401の
いずれかのベースは第6図及び第7図内の602
で示すように上向きに弓状に曲がる。このような
上向きの弓状の曲がりはいずれかの装置内のプツ
シユ部材601又はプツシユ部材701の存在に
より阻止される。 突起102が外側に曲がる、すなわち互いに離
間するように広がる場合、フアスナー部材101
又は401のいずれかのベースは下方に弓状に曲
がる。第6図に示すように、公知のフアスナー部
材101の使用によりベース105が602に示
すように、下方に弓状に曲がることが阻止され
る。本発明のフアスナー部材401では、これと
対照的にベース402が下方に弓状に曲がろうと
する場合、延長部403及び404は第7図中の
702及び703に示すように上方に曲がろうと
する。しかしながら、延長部403及び404の
上方運動はベース402と同じ長さで、ベース4
02の全長に沿つて圧力を印加するプツシユ部材
により阻止される。従つて、より長いプツシユ部
材と延長部403及び404の組合わせにより新
しいフアスナーの突起102が外へ広がろうとす
る傾向が減少される。 当業者であれば、本明細書に開示した発明の原
理を上記実施態様以外の態様で実施できること及
び本発明は、実施例のみならずそれに続く請求の
範囲にも限定されないことを知つているであろ
う。
材104およびフアスナー部材101から成り、
フアスナー部材101はベース105から垂れ下
がつて2つの突起102を有する。突起102
は、組織を貫通して小孔103と係合するように
なつているが、小孔103の側壁は保持部材10
4内にて点線103aにより表示されている。双
方の部材は、樹脂状材料から構成できるが、この
樹脂状材料は体内に吸収されてもされなくてもよ
い。 フアスナー100を組織に押圧するとき、矢印
106および107により示される領域では完全
な止血圧は得られない。このことは、組織層20
1および202に押圧された2つのフアスナー1
00を示す第2図により明瞭に示されている。領
域203に沿つて完全止血圧が得られるが隣接領
域106および107を含む領域204ではこの
ような圧力は印加されない。この結果、体液(例
えば、血液、血漿)が滲出するギヤツプ205が
生じる。 従つて、フアスナー100を使用するとき、2
つのオフセツトフアスナー列301および302
が慣用的に使用される(第3図参照)。列301
と302との間のオフセツト長さ303により、
1つの列内の各領域204は他方の列内の領域2
03に対向する1つの列内のギヤツプ205を通
る流体の滲出は、他方の列内の対応する領域20
3で阻止される。 本発明は完全な止血性が得られるようフアスナ
ーの第2列の必要性を減少又はなくすることを意
図している。第4図に本発明に係わるフアスナー
400を示す。好ましいフアスナー部材401
は、ギリシア文字πに似ているので、π状である
と表現できる。フアスナー部材401のベース
は、領域106及び107上にて延長する延長部
403及び404を有する。保持部材及びフアス
ナー部材のベースは、実質的に同じ長さを有し、
延長部403及び404の長さの合計は第1図の
領域106及び107の長さの合計に実質的に等
しい。したがつて、延長部403及び404と各
小孔103を越えて延長する保持部材104の対
応する部分との間で止血圧が発生する。フアスナ
ー400を一列になるように押圧することによつ
て、一列のフアスナーだけでも完全な止血性が得
られる。 このことは第5図に示されている。領域203
のみならず、領域501でも完全な止血圧が得ら
れる。このことは領域204では完全な止血圧が
得られない第2図に示すような、先に公知となつ
ているフアスナーと対照的である。 再度第4図を参照すると、小孔103は領域1
06及び107の長さが、実質的に等しくなるよ
うに、保持部材104の長さ方向に沿つて通常対
称的に設けられる。従つて、フアスナー部材10
1のベース102の延長部403及び404も実
質的に同じ長さにし、突起102は、ベース40
2の横方向中心ラインより実質的に同距離にす
る。しかしながらこれらの条件は必要ではない。
フアスナーと保持部材の長さが実質的に同一であ
るだけでよい。これにより所望する完全な止血性
が得られる。 第5図に示すフアスナーは、隣接フアスナー間
に小さなギヤツプを有するよう示されている。こ
れらフアスナーは、個々のフアスナー部材が組織
に向けて案内されるとき通過するチヤンネルを、
フアスナー押圧装置(図示せず)内のある構造体
によつて分離させるのに通常必要であるためにこ
れらギヤツプが設けられる。フアスナーの押圧の
間、組織は一般にフアスナー押圧装置により圧縮
されるので、組織は伸ばされる。組織からフアス
ナー押圧装置を除去するとき、組織は先の形状に
戻ろうとする傾向がある。これによつて組織内の
フアスナーは共に接近させられるため、互いに接
触又はほとんど接触する。組織内の隣接フアスナ
ーは完全な止血性を与えるため、ほとんど接触し
ていることが好ましいが、フアスナーラインは組
織上では多少可撓性であることも好ましいので、
多少のギヤツプがあることが好ましい。(本明細
書で使用したように「ほとんど接触した」という
表現は、接触又は0mm〜約0.5mmのギヤツプで分
離していることを意味する。) 第6図及び第7図は、突起102の外に広がろ
うとする性質に反作用するフアスナー押圧プツシ
ユ部材701(これはフアスナー部材のベースの
長手方向軸に平行で、他の方法で使用する場合よ
りも長い)と共に使用する延長部403及び40
4の有利な結果を示す。第6図は、公知のフアス
ナー押圧装置(図示せず)内でプツシユ部材60
1の下方押圧により組織201に挿入される寸前
の公知のフアスナー部材101を示す。第7図は
同一位置にある本発明のフアスナー部材401を
示す。本発明によれば、プツシユ部材701は匹
敵する寸法のプツシユ部材601よりもフアスナ
ー部材のベースに平行な方向に長くなつている。
特にプツシユ部材701は、延長部403及び4
04を含むフアスナー部材401のベース402
と上記方向に実質的に長さが等しくなることが好
ましい。この結果プツシユ部材701はベース4
02の全長に沿つてフアスナー部材401と接触
する。プツシユ部材701はベース402よりも
この方向にあまり長くすべきでなく、そのように
長くすれば、止血性を得るのに必要なようにでき
るだけ接近して隣接フアスナー部材を組織を挿入
することが阻止される。他の点に関しフアスナー
押圧装置は上記グリーン氏の特許に例示されてい
るような従来のものであつてもよいが、本発明
は、金属ガイドピンを用いることなく、上記特許
に示されているようなフアスナー押圧装置を用い
ることを容易にする。組織及びフアスナー部材
は、いずれも非剛性であるので樹脂状フアスナー
の押圧中は突起102は内側又は外側に曲がろう
とすることがある。突起102が内側に曲がろう
とする場合、フアスナー部材101又は401の
いずれかのベースは第6図及び第7図内の602
で示すように上向きに弓状に曲がる。このような
上向きの弓状の曲がりはいずれかの装置内のプツ
シユ部材601又はプツシユ部材701の存在に
より阻止される。 突起102が外側に曲がる、すなわち互いに離
間するように広がる場合、フアスナー部材101
又は401のいずれかのベースは下方に弓状に曲
がる。第6図に示すように、公知のフアスナー部
材101の使用によりベース105が602に示
すように、下方に弓状に曲がることが阻止され
る。本発明のフアスナー部材401では、これと
対照的にベース402が下方に弓状に曲がろうと
する場合、延長部403及び404は第7図中の
702及び703に示すように上方に曲がろうと
する。しかしながら、延長部403及び404の
上方運動はベース402と同じ長さで、ベース4
02の全長に沿つて圧力を印加するプツシユ部材
により阻止される。従つて、より長いプツシユ部
材と延長部403及び404の組合わせにより新
しいフアスナーの突起102が外へ広がろうとす
る傾向が減少される。 当業者であれば、本明細書に開示した発明の原
理を上記実施態様以外の態様で実施できること及
び本発明は、実施例のみならずそれに続く請求の
範囲にも限定されないことを知つているであろ
う。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US53893083A | 1983-10-04 | 1983-10-04 | |
US538930 | 1983-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60502040A JPS60502040A (ja) | 1985-11-28 |
JPS649013B2 true JPS649013B2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=24149036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59503554A Granted JPS60502040A (ja) | 1983-10-04 | 1984-09-17 | 改善された止血性を呈する外科用ファスナ− |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS60502040A (ja) |
AT (1) | ATE28122T1 (ja) |
AU (1) | AU569113B2 (ja) |
BR (1) | BR8407103A (ja) |
CA (1) | CA1255178A (ja) |
DE (2) | DE3490442T1 (ja) |
GB (1) | GB2158539B (ja) |
WO (1) | WO1985001430A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4610250A (en) * | 1985-10-08 | 1986-09-09 | United States Surgical Corporation | Two-part surgical fastener for fascia wound approximation |
FR2598905B1 (fr) * | 1986-05-22 | 1993-08-13 | Chevalier Jean Michel | Dispositif d'interruption de la circulation d'un fluide dans un conduit a paroi souple, notamment un viscere creux et ensemble de pince comportant ce dispositif |
US4932960A (en) * | 1989-09-01 | 1990-06-12 | United States Surgical Corporation | Absorbable surgical fastener |
TWI324635B (en) | 2001-10-18 | 2010-05-11 | Hayashibara Biochem Lab | Process for producing isomaltitol and uses thereof |
JP5148598B2 (ja) | 2006-05-03 | 2013-02-20 | ラプトール リッジ, エルエルシー | 組織閉鎖のシステムおよび方法 |
US8647350B2 (en) | 2009-08-11 | 2014-02-11 | Raptor Ridge, Llc | Delivery device and method for compliant tissue fasteners |
WO2015077356A1 (en) | 2013-11-19 | 2015-05-28 | Wheeler William K | Fastener applicator with interlock |
CA3094709A1 (en) | 2018-03-28 | 2019-10-03 | Datascope Corp. | Device for atrial appendage exclusion |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB972731A (en) * | 1961-05-31 | 1964-10-14 | Mihaly Gerendas | Improvements in or relating to artery clamps |
US3166072A (en) * | 1962-10-22 | 1965-01-19 | Jr John T Sullivan | Barbed clips |
US3357296A (en) * | 1965-05-14 | 1967-12-12 | Keuneth W Lefever | Staple fastener |
US3744495A (en) * | 1970-01-02 | 1973-07-10 | M Johnson | Method of securing prolapsed vagina in cattle |
US3744445A (en) * | 1971-10-18 | 1973-07-10 | J Malenka | Boat fender or bumper |
US4060089A (en) * | 1975-09-03 | 1977-11-29 | United States Surgical Corporation | Surgical fastening method and device therefor |
AU548370B2 (en) * | 1981-10-08 | 1985-12-05 | United States Surgical Corporation | Surgical fastener |
-
1984
- 1984-09-17 WO PCT/US1984/001475 patent/WO1985001430A1/en active Application Filing
- 1984-09-17 GB GB08513120A patent/GB2158539B/en not_active Expired
- 1984-09-17 BR BR8407103A patent/BR8407103A/pt unknown
- 1984-09-17 DE DE19843490442 patent/DE3490442T1/de active Pending
- 1984-09-17 JP JP59503554A patent/JPS60502040A/ja active Granted
- 1984-09-17 DE DE19843490442 patent/DE3490442C2/de not_active Expired
- 1984-09-26 AU AU33529/84A patent/AU569113B2/en not_active Ceased
- 1984-09-27 AT AT84401936T patent/ATE28122T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-09-27 EP EP84401936A patent/EP0138687B1/en not_active Expired
- 1984-10-03 CA CA000464670A patent/CA1255178A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60502040A (ja) | 1985-11-28 |
ATE28122T1 (de) | 1987-07-15 |
BR8407103A (pt) | 1985-08-27 |
AU3352984A (en) | 1985-04-18 |
DE3490442C2 (de) | 1988-04-28 |
GB8513120D0 (en) | 1985-06-26 |
GB2158539A (en) | 1985-11-13 |
EP0138687B1 (en) | 1987-07-08 |
EP0138687A1 (en) | 1985-04-24 |
WO1985001430A1 (en) | 1985-04-11 |
GB2158539B (en) | 1987-10-14 |
DE3490442T1 (de) | 1985-10-03 |
AU569113B2 (en) | 1988-01-21 |
CA1255178A (en) | 1989-06-06 |
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