JPS646949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646949Y2 JPS646949Y2 JP15700582U JP15700582U JPS646949Y2 JP S646949 Y2 JPS646949 Y2 JP S646949Y2 JP 15700582 U JP15700582 U JP 15700582U JP 15700582 U JP15700582 U JP 15700582U JP S646949 Y2 JPS646949 Y2 JP S646949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- ultrasonic
- ultrasonic vibration
- liquid
- reflector
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 6
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 6
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液体処理装置における超音波振動放射
体の改良に関するものである。
体の改良に関するものである。
第１図は従来の液体処理装置における超音波振
動放射体の正面図で、第２図はその右側面図であ
る。従来の液体処理装置における超音波振動放射
体は、図面に示すように超音波振動が印加される
とポアソン現象を生じるガラス・セラミツク又は
金属等よりなる柱状の放射体１が、その長さ方向
と垂直な方向の、底面２を除く超音波振動放射面
３が、液面と平行な面を持たないように例えばカ
マボコ状に形成して構成されており、その長さ方
向の端面４にはポアソン比を有する材料で形成さ
れた振動伝送体５が固定され、その先端には振動
子６が固定されている。従つて図示せざる超音波
発振器からの電気信号を振動子６に印加すると、
発生した超音波振動は振動伝送体５を介して放射
体１の長さ方向の端面４に印加され、放射体１は
ポアソン現象を生じて長さ方向及び半径方向に超
音波を放射することになる。ところが放射体１の
底面２には、キヤビテーシヨンの発生を防止する
ために例えば独立気泡の合成樹脂スポンジ等で形
成された超音波反射体７が接着して固定されてい
るため、特に処理液体がフレオンやアルコール等
の溶剤の場合には、接着剤が溶剤に侵され、長時
間の使用に耐えることができないという欠点があ
つた。
動放射体の正面図で、第２図はその右側面図であ
る。従来の液体処理装置における超音波振動放射
体は、図面に示すように超音波振動が印加される
とポアソン現象を生じるガラス・セラミツク又は
金属等よりなる柱状の放射体１が、その長さ方向
と垂直な方向の、底面２を除く超音波振動放射面
３が、液面と平行な面を持たないように例えばカ
マボコ状に形成して構成されており、その長さ方
向の端面４にはポアソン比を有する材料で形成さ
れた振動伝送体５が固定され、その先端には振動
子６が固定されている。従つて図示せざる超音波
発振器からの電気信号を振動子６に印加すると、
発生した超音波振動は振動伝送体５を介して放射
体１の長さ方向の端面４に印加され、放射体１は
ポアソン現象を生じて長さ方向及び半径方向に超
音波を放射することになる。ところが放射体１の
底面２には、キヤビテーシヨンの発生を防止する
ために例えば独立気泡の合成樹脂スポンジ等で形
成された超音波反射体７が接着して固定されてい
るため、特に処理液体がフレオンやアルコール等
の溶剤の場合には、接着剤が溶剤に侵され、長時
間の使用に耐えることができないという欠点があ
つた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みて提案されたも
ので、超音波反射体を超音波振動放射体の内部
に、底面に近接して底面と平行に設けた点に特徴
があり、処理液体がフレオンやアルコール等の溶
剤であつても、接着剤が侵される恐れはなく、長
時間安定して使用することができると共に、信頼
性の高い音場を実現し得る液体処理装置における
超音波振動放射体を提供せんとするものである。
ので、超音波反射体を超音波振動放射体の内部
に、底面に近接して底面と平行に設けた点に特徴
があり、処理液体がフレオンやアルコール等の溶
剤であつても、接着剤が侵される恐れはなく、長
時間安定して使用することができると共に、信頼
性の高い音場を実現し得る液体処理装置における
超音波振動放射体を提供せんとするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて具体
的に説明する。
的に説明する。
第３図は本考案の１実施例を示す液体処理装置
における超音波振動放射体の正面図で、第４図は
その右側面図であり、図中第１図及び第２図に示
す符号と同一部材には同一符号が付されている。
における超音波振動放射体の正面図で、第４図は
その右側面図であり、図中第１図及び第２図に示
す符号と同一部材には同一符号が付されている。
本考案が従来のものと異なるのは、図面に示す
ように超音波反射体８が放射体１の底面２ではな
く、放射体１の内部に、底面２に近接して底面と
平行に設けられている点であり、他は従来のもの
と同様の構成となつている。
ように超音波反射体８が放射体１の底面２ではな
く、放射体１の内部に、底面２に近接して底面と
平行に設けられている点であり、他は従来のもの
と同様の構成となつている。
なお、本実施例においては超音波反射体８は独
立気泡の合成樹脂スポンジを用いているが、放射
体１の材料とは音響インピーダンスが大巾に異な
る、例えば空気或いは空気を多量に含む材料で構
成しても良い。このように本考案においては超音
波反射体８が放射体１の内部に設けられているの
で、図示せざる超音波発振器からの電気信号が振
動子６に印加され、振動伝送体５に固定された放
射体１がポアソン現象により長さ方向及び半径方
向に超音波を放射しても、超音波反射体８に衝突
した超音波は反射されるため、放射体１の底面２
側より処理液体中に超音波が放射されることはな
く、液面と平行な面を持たないように形成され
た、底面２を除くカマボコ状の円弧を有する超音
波振動放射面３より処理液体中に超音波が安定し
て放射されることになり、従来のように超音波反
射体８を接着して固定する接着剤が溶剤に侵され
る恐れもないから、長時間の使用にも十分に耐え
ることができる。
立気泡の合成樹脂スポンジを用いているが、放射
体１の材料とは音響インピーダンスが大巾に異な
る、例えば空気或いは空気を多量に含む材料で構
成しても良い。このように本考案においては超音
波反射体８が放射体１の内部に設けられているの
で、図示せざる超音波発振器からの電気信号が振
動子６に印加され、振動伝送体５に固定された放
射体１がポアソン現象により長さ方向及び半径方
向に超音波を放射しても、超音波反射体８に衝突
した超音波は反射されるため、放射体１の底面２
側より処理液体中に超音波が放射されることはな
く、液面と平行な面を持たないように形成され
た、底面２を除くカマボコ状の円弧を有する超音
波振動放射面３より処理液体中に超音波が安定し
て放射されることになり、従来のように超音波反
射体８を接着して固定する接着剤が溶剤に侵され
る恐れもないから、長時間の使用にも十分に耐え
ることができる。
なお本実施例においては超音波反射体８として
合成樹脂スポンジを用いているが、放射体１の底
面２に放射体１と同種材料で箱状のブロツクを溶
着し、そのブロツク内の空気層を超音波反射体と
することも可能である。
合成樹脂スポンジを用いているが、放射体１の底
面２に放射体１と同種材料で箱状のブロツクを溶
着し、そのブロツク内の空気層を超音波反射体と
することも可能である。
以上具体的に説明したように、本考案は長手方
向の端面に超音波振動が印加されてポアソン現象
を生じる柱状の放射体を、その長さ方向と垂直な
方向の、底面を除く超音波振動放射面が、液面と
平行な面を持たないように形成された液体処理装
置における超音波振動放射体の内部に、底面に近
接して底面と平行に超音波反射体を設けて構成し
たので、処理液体がフレオンやアルコール等の溶
剤であつても、従来のように超音波反射体を固定
する接着剤が溶剤に侵される恐れはなく、長時間
の使用にも十分に耐えることができ、安定した信
頼性の高い音場を実現し得る液体処理装置におけ
る超音波振動放射体を提供し得るものである。
向の端面に超音波振動が印加されてポアソン現象
を生じる柱状の放射体を、その長さ方向と垂直な
方向の、底面を除く超音波振動放射面が、液面と
平行な面を持たないように形成された液体処理装
置における超音波振動放射体の内部に、底面に近
接して底面と平行に超音波反射体を設けて構成し
たので、処理液体がフレオンやアルコール等の溶
剤であつても、従来のように超音波反射体を固定
する接着剤が溶剤に侵される恐れはなく、長時間
の使用にも十分に耐えることができ、安定した信
頼性の高い音場を実現し得る液体処理装置におけ
る超音波振動放射体を提供し得るものである。
第１図は従来の液体処理装置における超音波振
動放射体の正面図で、第２図はその右側面図、第
３図は本考案の１実施例を示す液体処理装置にお
ける超音波振動放射体の正面図で、第４図はその
右側面図である。 尚、１は放射体、２は底面、３は超音波振動放
射面、４は端面、５は振動伝送体、６は振動子、
７は超音波反射体、８は超音波反射体を夫々示
す。
動放射体の正面図で、第２図はその右側面図、第
３図は本考案の１実施例を示す液体処理装置にお
ける超音波振動放射体の正面図で、第４図はその
右側面図である。 尚、１は放射体、２は底面、３は超音波振動放
射面、４は端面、５は振動伝送体、６は振動子、
７は超音波反射体、８は超音波反射体を夫々示
す。
Claims (1)
- 長さ方向の端面に超音波振動が印加されてポア
ソン現象を生じる柱状の放射体を、その長さ方向
と垂直な方向の、底面を除く超音波振動放射面
が、液面と平行な面を持たないように形成された
液体処理装置における超音波振動放射体の内部
に、底面に近接して底面と平行に超音波反射体を
設けたことを特徴とする液体処理装置における超
音波振動放射体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15700582U JPS5961881U (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 液体処理装置における超音波振動放射体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15700582U JPS5961881U (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 液体処理装置における超音波振動放射体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961881U JPS5961881U (ja) | 1984-04-23 |
| JPS646949Y2 true JPS646949Y2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=30346281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15700582U Granted JPS5961881U (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 液体処理装置における超音波振動放射体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5961881U (ja) |
-
1982
- 1982-10-19 JP JP15700582U patent/JPS5961881U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961881U (ja) | 1984-04-23 |
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