JPS6468B2 - - Google Patents

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JPS6468B2
JPS6468B2 JP60291759A JP29175985A JPS6468B2 JP S6468 B2 JPS6468 B2 JP S6468B2 JP 60291759 A JP60291759 A JP 60291759A JP 29175985 A JP29175985 A JP 29175985A JP S6468 B2 JPS6468 B2 JP S6468B2
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JP
Japan
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body cavity
suction
air
pressure
air supply
Prior art date
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Expired
Application number
JP60291759A
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English (en)
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JPS62148675A (ja
Inventor
Yuzuru Doi
Kyoshi Araki
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP60291759A priority Critical patent/JPS62148675A/ja
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Publication of JPS6468B2 publication Critical patent/JPS6468B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、レーザ光によつて体腔内の患部を治
療する装置に関し、特に体腔内に送気したガスの
圧力を調整する装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 この種のレーザ治療装置は、一般にレーザメス
として知られ、体腔内の治療用に用いる場合に
は、内視鏡のチヤンネル(チユーブ)を介してレ
ーザパワ伝送用フアイバ(以下レーザフアイバと
いう)を体腔内に挿入している。このレーザフア
イバは、その先端に患部から飛散した異物等が付
着して熱的破損が生じるのを防止すべく、保護パ
イプ内に挿入し、さらにこの保護パイプとレーザ
フアイバとの間の隙間から、体腔内に送気ガスを
噴射して異物の付着を防止するのが一般的であ
る。
この装置により、例えば各種胃疾患のレーザ照
射による治療を行なうには、胃壁を適当に伸展さ
せておいて、レーザ光を患部に的確に照射する。
ところが送気ガスが胃内に充満すると、胃壁が過
度に伸展し、細管が破れて出血したり、胃の異常
な緊張状態でゲツプが発生する等して患者に苦痛
を与え、さらに胃壁が伸展するため微細な粘膜の
変化を忠実に捕えることができず、内視鏡下の胃
炎診断治療において正確さを欠く等の不都合が生
じる。このため胃内に送気したガスを回収し、胃
内を常時一定の範囲に圧力に保つ体腔内圧調整装
置が各種提案されている。
その一つとして、本出願人は既に、体腔内に挿
入された内視鏡の鉗子チユーブと、レーザ伝送フ
アイバを挿通した保護チユーブとの間の隙間(チ
ヤンネル)を排気用および体腔内圧の検知用に利
用し、検知された体腔内圧に応じ、排気量をコン
トロールするようにした装置を提案している(特
願昭60−6537号)。この装置は単一の吸引チヤン
ネルで内圧測定と排気ができるという利点がある
が、実際に使用してみたところ、胃液、出血時の
血液等の汚物により、吸引チヤンネルが詰まりや
すく、詰まると実際の内圧より低い圧力が検知さ
れるため、適切な排気がなされず、内圧が上昇し
て、以上のような種々の問題が生じることが後に
発見された。この不具合を解決するため、内圧測
定用チヤンネルに逆流防止用の送気を行なうよう
にした装置が提案されているが、この装置は、詰
まつた汚物を排除するために、かなり高い圧力の
流量のある送気が必要となるので、上記機構に適
用すると、圧力センサにかなりの影響を及ぼし、
正確な体腔内の圧力値を示さないという問題があ
つた。
「発明の目的」 本発明は、レーザ伝送用フアイバを挿通した保
護パイプとチユーブ体との間の隙間を吸引管路を
介して吸引装置および体腔内圧検知装置の双方に
連通させ、この体腔内圧検知装置によつて検知さ
れる圧力に応じ、吸引装置の開閉弁を開閉するレ
ーザ治療装置の体腔内圧調整装置において、仮に
保護パイプとチユーブ体との間の隙間に詰まりが
生じた場合にも、この詰まりを容易に解除して吸
引作用を行なわせることができる体腔内圧調整装
置を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、保護パイプとチユーブ体との間に詰
まりが生じた場合には、その詰まりが生じた箇所
から吸引装置の開閉弁迄の吸引管路が閉管路とな
るため、圧力センサに吸引装置の開閉弁を開く動
作圧力が与えられないことが問題の根源であると
の認識に基づきなされたもので、吸引管路内に、
体腔内への送気機構とは独立した第二の送気機構
からも送気することにより、詰まりが生じた場合
には、この第二の送気機構によつて、圧力センサ
に開閉弁を開くための擬似圧力を与え、強制的に
吸引作用を行なわせて詰まりを解消するようにし
たことを特徴としている。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。レ
ーザ伝送フアイバ11は、保護パイプ12内に挿
入されており、このレーザ伝送フアイバ11の入
射端面には、Arレーザ等のレーザ発振器13か
らのレーザ光が与えられる。保護パイプ12は、
内視鏡15の鉗子チヤンネル(チユーブ体)16
内に挿入されるもので、その先端は、体腔、例え
ば胃17内に導かれる。
保護パイプ12には、鉗子チヤンネル16から
の突出部において、送気チユーブ18が接続され
ており、送気ポンプ19からの送気ガスが、この
送気チユーブ18を介して保護パイプ12とレー
ザ伝送フアイバ11の隙間(送気チヤンネル)に
供給される。他方鉗子チヤンネル16には、その
操作部に、吸引チユーブ20が接続されている。
この吸引チユーブ20は、保護パイプ12と鉗子
チヤンネル16の間の隙間(吸引チヤンネル)に
連通する。吸引チユーブ20は、電磁開閉弁21
および吸引ボトル22を介して吸引ポンプ23に
連通しており、電磁開閉弁21が開くと吸引チヤ
ンネル、つまり胃17内の気体が吸引される。
吸引チユーブ20内の圧力は、体腔内圧検知装
置の圧力センサ24によつて検知されるようにな
つており、この圧力センサ24による検知圧力
は、制御回路25を介して、電磁開閉弁21の開
閉信号として利用される。圧力設定回路26は、
電磁開閉弁21を開閉する信号レベルを設定する
ものである。圧力センサ24は例えば半導体製セ
ンサから構成される。
以上の基本構成は、特願昭60−6537号において
本出願人が提案している体腔内圧調整装置であつ
て、圧力センサ24で検知される体腔内圧が圧力
設定回路26で設定されている一定値に達する
と、制御回路25を介して電磁開閉弁21が開
き、胃17内の気体を吸引ボトル22および吸引
ポンプ23を介して吸引する。そして一定時間吸
引後、再び電磁開閉弁21を閉じて、圧力センサ
24により体腔内圧力を測定し、この検知圧力が
所定値に下がつていなければ、再び電磁開閉弁2
1が開く。この動作が繰り返される結果、胃17
内の圧力が一定値に保持される。
本発明は、以上の基本構成に加え、吸引チユー
ブ20に、第二の送気機構を接続したものであ
る。この第二送気機構は、補助ポンプ30と流量
調整バルブ31とからなつている。この補助ポン
プ30および流量調整バルブ31によつて、吸引
チユーブ20に与える送気量は、送気ポンプ19
によるそれに比して僅かでよい。例えば10c.c./
min〜30c.c./min程度の送気量で十分目的を達す
ることができる。
いま、電磁開閉弁21を開いた際の吸引作用に
より、血液、胃液等の汚物が同時に吸引され、途
中で吸引作用が停止されたために、これが保護パ
イプ12と鉗子チヤンネル16間の吸引チヤンネ
ルに詰まつたとする。この詰まりが生じると、圧
力センサ24では体腔内の圧力を検知することが
できなくなる。すなわち圧力センサ24には体腔
内圧力が伝わらず、吸引ポンプ23による負圧の
ままになつてしまい、仮に胃17内の圧力が上昇
したとしても、電磁開閉弁21は開かない。
ところが本発明では、補助ポンプ30および流
量調整バルブ31を介して、電磁開閉弁21より
上流側の吸引チユーブ20に、微量の空気が送ら
れる。このとき、詰まりが生じている部分と電磁
開閉弁21との間は閉路であるため、この送気に
より、この閉路内の圧力が徐々に上昇し、やがて
圧力センサ24で検知される圧力は、電磁開閉弁
21を開く動作圧力に達する。電磁開閉弁21が
開くと、吸引ポンプ23により、吸引チユーブ2
0および吸引チヤンネル内が吸引され、詰まりも
同時に吸引されて解消する。
もし詰まりが生じていなければ、補助ポンプ3
0および流量調整バルブ31からの送気は、保護
パイプ12と鉗子チヤンネル16の間の吸引チヤ
ンネルを通つて胃17内へ逃げ、胃17内の圧力
を僅かに上昇させる。胃17内の圧力が一定値に
達すれば、最初に説明したのと全く同様に、電磁
開閉弁21が開いて排気される。
以上の説明から明らかなように、補助ポンプ3
0および流量調整バルブ31による送気量は、送
気ポンプ19による送気量に比して僅かでよい。
具体的には、送気ポンプ19のそれに比し1/10〜
1/100程度とすれば十分である。また補助ポンプ
30は連続駆動しても、間欠駆動してもよい。
なお上記実施例では、第二の送気機構として、
補助ポンプ30および流量調整バルブ31を用い
たが、送気ポンプ19とは独立した送気機構であ
ればよい。「独立した」には、送気ポンプ19か
ら分岐させた送気パイプにより、吸引チユーブ2
0に送気する場合を含む。
「発明の効果」 以上のように本発明は、体腔内の気体の吸引と
体腔内圧の検知を、保護チユーブのチユーブ体と
の間の隙間を利用して行なう体腔内圧調整装置に
おいて、胃液や血液等の詰まりによる調整装置の
不具合が起こらなくなり、胃内圧力を所望の値に
確実に調整できる。よつて、より的確なレーザ治
療を患者の苦痛なく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のレーザ治療装置の体腔内圧調整装
置の実施例を示す系統接続図である。 11……レーザ伝送フアイバ、12……保護パ
イプ、16……鉗子チヤンネル(チユーブ体)、
17……胃、18……送気チユーブ、19……送
気ポンプ(第一の送気機構)、20……吸引チユ
ーブ(吸引管路)、21……電磁開閉弁、22…
…吸引ボトル、23……吸引ポンプ、24……圧
力センサ、25……制御回路、26……圧力設定
回路、30……補助ポンプ(第二の送気機構)、
31……流量調整バルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーザパワ伝送用フアイバを挿通した保護パ
    イプを、さらに体腔内に達するチユーブ体に挿通
    し、上記レーザパワ伝送用フアイバと保護パイプ
    の間の隙間を送気機構に連通させるとともに、上
    記保護パイプとチユーブ体との間の隙間を吸引管
    路を介して吸引装置および体腔内圧検知装置の双
    方に連通させ、この体腔内圧検知装置によつて検
    知される圧力に応じ、上記吸引装置の開閉弁を開
    閉するレーザ治療装置の体腔内圧調整装置におい
    て、上記送気機構とは独立した第二の送気機構を
    設け、この第二の送気機構により、吸引装置の開
    閉弁の上流側において、吸引管路に送気すること
    を特徴とするレーザ治療装置の体腔内圧調整装
    置。 2 特許請求の範囲第1項において、第二の送気
    機構の送気量は、レーザパワ伝送用フアイバと保
    護パイプの間の隙間に送気する第一の送気機構の
    それの1/40〜1/100であるレーザ治療装置の体腔
    内圧調整装置。
JP60291759A 1985-12-24 1985-12-24 レ−ザ治療装置の体腔内圧調整装置 Granted JPS62148675A (ja)

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JP60291759A JPS62148675A (ja) 1985-12-24 1985-12-24 レ−ザ治療装置の体腔内圧調整装置

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JPS62148675A JPS62148675A (ja) 1987-07-02
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ID=17773048

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4971034A (en) * 1985-01-16 1990-11-20 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Body cavity pressure adjusting device for endoscope and laser medical treatment apparatus including body cavity pressure adjusting device
JPH0638787B2 (ja) * 1987-07-17 1994-05-25 旭光学工業株式会社 内視鏡の体腔内圧調整装置
DE102012008911A1 (de) 2011-05-11 2012-11-15 J. Morita Mfg. Corp. Außenröhre, Laserübertragungspfad und Laserbehandlungswerkzeug

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JPS62148675A (ja) 1987-07-02

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