JPS646810B2 - - Google Patents
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- JPS646810B2 JPS646810B2 JP54097180A JP9718079A JPS646810B2 JP S646810 B2 JPS646810 B2 JP S646810B2 JP 54097180 A JP54097180 A JP 54097180A JP 9718079 A JP9718079 A JP 9718079A JP S646810 B2 JPS646810 B2 JP S646810B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/02—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S494/00—Imperforate bowl: centrifugal separators
- Y10S494/90—Imperforate bowl: centrifugal separators involving mixture containing one or more gases
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数の吸着区画より形成され、各吸
着区画内に炭素を含んだ材料よりなる移動堆積層
を2つの多孔板壁間に保持する区画が設けられて
いて、浄化されるべき燃焼排ガスが各区画の移動
堆積層を横断方向に貫流するように構成してなる
吸着装置の温度監視装置に関する。
着区画内に炭素を含んだ材料よりなる移動堆積層
を2つの多孔板壁間に保持する区画が設けられて
いて、浄化されるべき燃焼排ガスが各区画の移動
堆積層を横断方向に貫流するように構成してなる
吸着装置の温度監視装置に関する。
この種の吸着装置は、もつぱらボイラーの燃焼
排ガスまたは亜硫酸ガスを含んだ類似のガスから
亜硫酸ガスを除去するために用いられる。この種
吸着装置の堆積層においては、吸着された硫黄酸
化物を硫酸に変える酸化反応が行われるが、この
酸化反応に伴なう吸着熱と反応熱のため、吸着剤
の温度が上昇する。通常の操業状態では、発生し
た熱は浄化されるガスにより運び出されるが、冷
却が不足している場合あるいは間違つて空気が入
り込んだ場合には、硫酸の生成により、炭素を含
んだ吸着剤が加熱されて、発火限界に達し、ホツ
トスポツトが発生するおそれがある。亜硫酸ガス
の吸着に関して吸着剤の反応性が強ければ強いほ
ど、自己発火の危険が大きい。ホツトスポツトが
現れると、激しい燃焼が生じ、このため吸着剤が
焼損することになる。とくに条件が悪い場合、堆
積層全体が焼損する。したがつて、堆積層の温度
の測定に多大な費用ないし手数をかけることな
く、堆積層内の温度変化を早期に検知することが
できるようにすることが要請される。
排ガスまたは亜硫酸ガスを含んだ類似のガスから
亜硫酸ガスを除去するために用いられる。この種
吸着装置の堆積層においては、吸着された硫黄酸
化物を硫酸に変える酸化反応が行われるが、この
酸化反応に伴なう吸着熱と反応熱のため、吸着剤
の温度が上昇する。通常の操業状態では、発生し
た熱は浄化されるガスにより運び出されるが、冷
却が不足している場合あるいは間違つて空気が入
り込んだ場合には、硫酸の生成により、炭素を含
んだ吸着剤が加熱されて、発火限界に達し、ホツ
トスポツトが発生するおそれがある。亜硫酸ガス
の吸着に関して吸着剤の反応性が強ければ強いほ
ど、自己発火の危険が大きい。ホツトスポツトが
現れると、激しい燃焼が生じ、このため吸着剤が
焼損することになる。とくに条件が悪い場合、堆
積層全体が焼損する。したがつて、堆積層の温度
の測定に多大な費用ないし手数をかけることな
く、堆積層内の温度変化を早期に検知することが
できるようにすることが要請される。
したがつて、本発明の主たる目的は、堆積層内
の温度の上昇を早期に検知することができるよう
にした当初記載の種類の吸着装置に用いられる比
較的安価な温度監視装置を提供することである。
の温度の上昇を早期に検知することができるよう
にした当初記載の種類の吸着装置に用いられる比
較的安価な温度監視装置を提供することである。
本発明の別の目的は、構造が簡単で、経済的に
組立てることができ、かつ、耐久性のある上記温
度監視装置を提供することである。
組立てることができ、かつ、耐久性のある上記温
度監視装置を提供することである。
上記の目的は、本発明によれば、各吸着区画が
その内部に形成されたガス排出通路の区画内に特
定のガス温度に応答する複数の温度測定要素を具
備しており、それら温度測定要素が前記ガス排出
通路の区画の断面領域の高さと幅とにわたつて分
散して配設されていると共に、電気的に互いに直
列に接続されており、かつ前記温度測定要素の導
線が前記吸着区画の外部に設けた電源と前記ガス
排出通路の区画内におけるガスの温度状態を表示
するための指示装置とに導かれており、これによ
り各吸着区画における移動堆積層内部の温度上昇
を早期に検知することができるように構成したこ
とにより達成されたのである。
その内部に形成されたガス排出通路の区画内に特
定のガス温度に応答する複数の温度測定要素を具
備しており、それら温度測定要素が前記ガス排出
通路の区画の断面領域の高さと幅とにわたつて分
散して配設されていると共に、電気的に互いに直
列に接続されており、かつ前記温度測定要素の導
線が前記吸着区画の外部に設けた電源と前記ガス
排出通路の区画内におけるガスの温度状態を表示
するための指示装置とに導かれており、これによ
り各吸着区画における移動堆積層内部の温度上昇
を早期に検知することができるように構成したこ
とにより達成されたのである。
本発明に係る温度監視装置は、ある吸着区画に
おけるガス排出通路の区画内にその吸着区画の移
動堆積層により浄化されて流出してくるガスの温
度が上昇することは、該移動堆積層内のある個所
の温度が上昇したことに起因し、その個所にホツ
トスポツトが生じる危険があることを示すもので
あることに鑑み、各吸着区画におけるガス排出通
路の区画内のガスの温度を前記温度測定要素に測
定させることによつて、各吸着区画の移動堆積層
内の温度状態を検知することができるようにした
ものである。
おけるガス排出通路の区画内にその吸着区画の移
動堆積層により浄化されて流出してくるガスの温
度が上昇することは、該移動堆積層内のある個所
の温度が上昇したことに起因し、その個所にホツ
トスポツトが生じる危険があることを示すもので
あることに鑑み、各吸着区画におけるガス排出通
路の区画内のガスの温度を前記温度測定要素に測
定させることによつて、各吸着区画の移動堆積層
内の温度状態を検知することができるようにした
ものである。
本発明装置においては、特定のガス温度に応答
する複数の温度測定要素が各吸着区画におけるガ
ス排出通路の区画の断面領域の高さと幅とにわた
つて分散して配設されているので、該区画断面領
域での高さ又は幅ごとのガス温度ないしガス温度
の分布状態をいちいち測定機器を用いて測定する
ことなしに、該区画断面領域の大部分にわたつて
ガスの温度状態を監視することができるものであ
り、該断面領域のある個所におけるガス温度が危
険と目される温度に達したとき又はかような温度
を越えたときは、そのことが直ちに前記指示装置
に表示される。
する複数の温度測定要素が各吸着区画におけるガ
ス排出通路の区画の断面領域の高さと幅とにわた
つて分散して配設されているので、該区画断面領
域での高さ又は幅ごとのガス温度ないしガス温度
の分布状態をいちいち測定機器を用いて測定する
ことなしに、該区画断面領域の大部分にわたつて
ガスの温度状態を監視することができるものであ
り、該断面領域のある個所におけるガス温度が危
険と目される温度に達したとき又はかような温度
を越えたときは、そのことが直ちに前記指示装置
に表示される。
しかして、本発明の実施例にあつては、ある吸
着区画におけるガス排出通路の区画内のある個所
におけるガス温度が前記温度に達したことが前記
指示装置に表示されると、直ちに他の吸着区画と
は無関係にその吸着区画にのみ浄化すべきガスの
供給を遮断すると共に、該吸着区画に対してのみ
その移動堆積層の冷却のための窒素ガスの吹き込
みその他の適当な処置を講じてやることができる
ようになつている。
着区画におけるガス排出通路の区画内のある個所
におけるガス温度が前記温度に達したことが前記
指示装置に表示されると、直ちに他の吸着区画と
は無関係にその吸着区画にのみ浄化すべきガスの
供給を遮断すると共に、該吸着区画に対してのみ
その移動堆積層の冷却のための窒素ガスの吹き込
みその他の適当な処置を講じてやることができる
ようになつている。
指示装置に表示されるべきガス温度レベルの設
定は、温度測定要素をそれに適した材料から適宜
選択することにより行うことができる。
定は、温度測定要素をそれに適した材料から適宜
選択することにより行うことができる。
温度測定要素として、公知構造の溶失型安全装
置または半導体と抵抗を組み合わせた装置を使用
することができる。この種装置のとくに簡単なも
のは多孔板壁の外側に絶縁碍子を取り付け、該絶
縁碍子間に低融点金属ろう材から作られたワイヤ
を延設することによつて構成することができる。
置または半導体と抵抗を組み合わせた装置を使用
することができる。この種装置のとくに簡単なも
のは多孔板壁の外側に絶縁碍子を取り付け、該絶
縁碍子間に低融点金属ろう材から作られたワイヤ
を延設することによつて構成することができる。
以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参
照しながら本発明を詳細に説明する。
照しながら本発明を詳細に説明する。
図示の吸着装置は、ボイラーの燃焼排ガスから
亜硫酸ガスを除去するために使用されるものであ
る。この吸着装置は、円筒状の外殻1と屋根2と
底部3との有するハウジングからなつている。ブ
ラインド様に傾斜した状態で上下に並べられた鋼
板よりなる2つの同心状の多孔板壁4が前記ハウ
ジング内部に配設されていて、内側の多孔板壁4
の内側にガス供給通路5が形成されているととも
に、外側の多孔板壁4の外側に環状のガス排出通
路6が形成されている。炭素を含んだ吸着剤より
なる移動堆積層が前記2つの多孔板壁4間の空間
に充填される。吸着剤は、活性炭または活性コー
クスから粒状に作られている。粒状の吸着剤は、
投入ホース7を通つて吸着装置に供給され、吸着
装置の屋根2に取り付けられたパイプシステム8
を通つて内外両側の多孔板壁4間の空間に送入さ
れる。吸着剤は吸着装置を下方へ通り抜け、吸着
装置の底部に設けられたシユート9と排出ホース
10を通つて制御された速度で吸着装置を退去す
る。補捉されたダストは篩別装置11で分離さ
れ、しかるのち吸着剤はその再生装置(図示せ
ず)に移送される。
亜硫酸ガスを除去するために使用されるものであ
る。この吸着装置は、円筒状の外殻1と屋根2と
底部3との有するハウジングからなつている。ブ
ラインド様に傾斜した状態で上下に並べられた鋼
板よりなる2つの同心状の多孔板壁4が前記ハウ
ジング内部に配設されていて、内側の多孔板壁4
の内側にガス供給通路5が形成されているととも
に、外側の多孔板壁4の外側に環状のガス排出通
路6が形成されている。炭素を含んだ吸着剤より
なる移動堆積層が前記2つの多孔板壁4間の空間
に充填される。吸着剤は、活性炭または活性コー
クスから粒状に作られている。粒状の吸着剤は、
投入ホース7を通つて吸着装置に供給され、吸着
装置の屋根2に取り付けられたパイプシステム8
を通つて内外両側の多孔板壁4間の空間に送入さ
れる。吸着剤は吸着装置を下方へ通り抜け、吸着
装置の底部に設けられたシユート9と排出ホース
10を通つて制御された速度で吸着装置を退去す
る。補捉されたダストは篩別装置11で分離さ
れ、しかるのち吸着剤はその再生装置(図示せ
ず)に移送される。
中央のガス供給通路5と多孔板壁4間の空間と
外側のガス排出通路6は、半径方向に延設された
仕切板12によりそれぞれ複数の区画に分割さ
れ、複数の吸着区画Sを形成している。すなわ
ち、第2図から良く分かるように、各吸着区画S
は、筒状の内壁1′、内側の多孔板壁4及び仕切
板12によつて画成されたガス供給通路5の区画
S1、内側及び外側の多孔板壁4及び仕切板12に
よつて画成された、移動堆積層を保持する区画
S2、及び、外側の多孔板壁4、外殻1及び仕切板
12によつて画成されたガス排出通路6の区画S3
からなつている。浄化すべき燃焼排ガスは、ダス
トセパレーターを通過したあと、約100から140℃
の温度で屋根2に設けられた入口穴13を通つて
吸着装置に導入される。燃焼排ガスは、平行な分
流となつて多孔板壁4の間の堆積層を通り抜け、
ガス排出通路6に接続されたガス吐出継手14を
へて排出される。
外側のガス排出通路6は、半径方向に延設された
仕切板12によりそれぞれ複数の区画に分割さ
れ、複数の吸着区画Sを形成している。すなわ
ち、第2図から良く分かるように、各吸着区画S
は、筒状の内壁1′、内側の多孔板壁4及び仕切
板12によつて画成されたガス供給通路5の区画
S1、内側及び外側の多孔板壁4及び仕切板12に
よつて画成された、移動堆積層を保持する区画
S2、及び、外側の多孔板壁4、外殻1及び仕切板
12によつて画成されたガス排出通路6の区画S3
からなつている。浄化すべき燃焼排ガスは、ダス
トセパレーターを通過したあと、約100から140℃
の温度で屋根2に設けられた入口穴13を通つて
吸着装置に導入される。燃焼排ガスは、平行な分
流となつて多孔板壁4の間の堆積層を通り抜け、
ガス排出通路6に接続されたガス吐出継手14を
へて排出される。
各吸着区画Sにおける堆積層内のホツトスポツ
トを検知することができるよう、ガス排出通路6
の区S3内に特定のガス温度に応答する複数の温度
測定要素が取り付けられている。この測定要素
は、第3図に示されているように、ガス排出通路
6の区画S3を通つてループ状に延設されたワイヤ
15から構成されている。このワイヤは、公知の
低融点金属ろう材から作られており、しかして該
ろう材の組成は溶融温度が約170から180℃の範囲
内にあるよう選択されている。ワイヤ15は、外
側の多孔板壁4上に固定された絶縁碍子16をぐ
るりと回つて延設されている。ワイヤ15のうち
外へ引き出した端部は、当該吸着区画Sの外部に
設けた電源17と指示装置18に導線を介して電
気的に接続されている。
トを検知することができるよう、ガス排出通路6
の区S3内に特定のガス温度に応答する複数の温度
測定要素が取り付けられている。この測定要素
は、第3図に示されているように、ガス排出通路
6の区画S3を通つてループ状に延設されたワイヤ
15から構成されている。このワイヤは、公知の
低融点金属ろう材から作られており、しかして該
ろう材の組成は溶融温度が約170から180℃の範囲
内にあるよう選択されている。ワイヤ15は、外
側の多孔板壁4上に固定された絶縁碍子16をぐ
るりと回つて延設されている。ワイヤ15のうち
外へ引き出した端部は、当該吸着区画Sの外部に
設けた電源17と指示装置18に導線を介して電
気的に接続されている。
前記区画S3内のある個所におけるガス温度が設
定値を上まわると、低融点金属ろう材から作られ
たワイヤが溶けおちる。このことは前記個所に対
応する堆積層内の温度が許容できない程度に上昇
したことを意味するものである。低融点金属ろう
材の溶けおちと、この溶けおちに伴うワイヤの切
断は、指示装置18により確認することができ
る。このようにワイヤが切れると、ガス供給通路
5の入口部分に設けられた仕切弁により吸着区画
Sへの燃焼排ガスの供給が遮断される。同時に、
その吸着区画Sにおけるガス供給通路5の区画S1
に垂直に立設された管路19を介して窒素ガスを
該吸着区画の堆積層の中に吹き込み、該堆積層を
冷却する。
定値を上まわると、低融点金属ろう材から作られ
たワイヤが溶けおちる。このことは前記個所に対
応する堆積層内の温度が許容できない程度に上昇
したことを意味するものである。低融点金属ろう
材の溶けおちと、この溶けおちに伴うワイヤの切
断は、指示装置18により確認することができ
る。このようにワイヤが切れると、ガス供給通路
5の入口部分に設けられた仕切弁により吸着区画
Sへの燃焼排ガスの供給が遮断される。同時に、
その吸着区画Sにおけるガス供給通路5の区画S1
に垂直に立設された管路19を介して窒素ガスを
該吸着区画の堆積層の中に吹き込み、該堆積層を
冷却する。
上述のような非常に簡単な測定装置を使用する
ことにより各吸着区画の堆積層内にホツトスポツ
トが生じているかどうかを測定することができ
る。ホツトスポツトの高さ位置をより一層正確に
測定することができるよう、鋼線と巻上装置を用
いてガス排出通路6の区画S3を通つて上から下に
向かつて熱電対20を降ろすようにしてもよい。
この熱電対20を使用することにより吸着区画S
内での高さ位置を連続的にあるいは段階的に走査
することができる。上述の要領により局部的に発
生したホツトスポツトに対して窒素ガスを供給し
てやることができる。
ことにより各吸着区画の堆積層内にホツトスポツ
トが生じているかどうかを測定することができ
る。ホツトスポツトの高さ位置をより一層正確に
測定することができるよう、鋼線と巻上装置を用
いてガス排出通路6の区画S3を通つて上から下に
向かつて熱電対20を降ろすようにしてもよい。
この熱電対20を使用することにより吸着区画S
内での高さ位置を連続的にあるいは段階的に走査
することができる。上述の要領により局部的に発
生したホツトスポツトに対して窒素ガスを供給し
てやることができる。
連続的に延設されたワイヤ15の代わりに、温
度測定要素としてあらかじめ製作された溶失型安
全装置を使用することができる。この溶失型安全
装置は、第3図に示されているように、絶縁碍子
16を設けた個所に取り付けられる。この種の溶
失型安全装置は、本来公知のものであつて、2つ
の通電接点から構成されており、該通電接点の間
に所定の温度で溶けおちる部材が取り付けられて
いる。溶失型安全装置の接点は導線を用いて直列
に接続されている。第3図に示されている場合と
同様、この配置構成の場合も、導線の端部は指示
装置18と電源17とに導びかれている。
度測定要素としてあらかじめ製作された溶失型安
全装置を使用することができる。この溶失型安全
装置は、第3図に示されているように、絶縁碍子
16を設けた個所に取り付けられる。この種の溶
失型安全装置は、本来公知のものであつて、2つ
の通電接点から構成されており、該通電接点の間
に所定の温度で溶けおちる部材が取り付けられて
いる。溶失型安全装置の接点は導線を用いて直列
に接続されている。第3図に示されている場合と
同様、この配置構成の場合も、導線の端部は指示
装置18と電源17とに導びかれている。
同じようなやり方で、半導体と抵抗を組み合わ
せたものを温度測定要素として使用することもで
きる。この半導体と抵抗を組み合わせた装置も、
コールドコンダクターまたはホツトコンダクター
として公知のものであつて、所定の温度に達する
と突然抵抗値が変化することを特徴するものであ
る。この測定装置においては、指示装置18に現
れた抵抗値の変化が所定の温度に到達したことを
示す尺度として利用される。
せたものを温度測定要素として使用することもで
きる。この半導体と抵抗を組み合わせた装置も、
コールドコンダクターまたはホツトコンダクター
として公知のものであつて、所定の温度に達する
と突然抵抗値が変化することを特徴するものであ
る。この測定装置においては、指示装置18に現
れた抵抗値の変化が所定の温度に到達したことを
示す尺度として利用される。
第1図は、吸着装置を長さ方向に切断した断面
図、第2図は、第1図の−線で切断した断面
図、第3図は、第1図の−線で切断した断面
図である。 1……外殻、2……屋根、3……底部、4……
多孔板壁、5……ガス供給通路、6……ガス排出
通路、7……投入ホース、8……パイプシステ
ム、9……シユート、10……排出ホース、11
……篩別装置、12……仕切板、13……入口
穴、14……ガス吐出継手、15……ワイヤ、1
6……絶縁碍子、17……電源、18……指示装
置、19……管路、20……熱電対、S……吸着
区画、S1,S2,S3……区画。
図、第2図は、第1図の−線で切断した断面
図、第3図は、第1図の−線で切断した断面
図である。 1……外殻、2……屋根、3……底部、4……
多孔板壁、5……ガス供給通路、6……ガス排出
通路、7……投入ホース、8……パイプシステ
ム、9……シユート、10……排出ホース、11
……篩別装置、12……仕切板、13……入口
穴、14……ガス吐出継手、15……ワイヤ、1
6……絶縁碍子、17……電源、18……指示装
置、19……管路、20……熱電対、S……吸着
区画、S1,S2,S3……区画。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の吸着区画より形成され、各吸着区画内
に炭素を含んだ材料よりなる移動堆積層を2つの
多孔板壁4間に保持する区画が設けられていて、
浄化されるべき燃焼排ガスが各区画の移動堆積層
を横断方向に貫流するように構成してなる吸着装
置の温度監視装置であつて、各吸着区画Sがその
内部に形成されたガス排出通路6の区画内に特定
のガス温度に応答する複数の温度測定要素を具備
しており、それら温度測定要素が前記ガス排出通
路6の区画の断面領域の高さと幅とにわたつて分
散して配設されていると共に、電気的に互いに直
列に接続されており、かつ前記温度測定要素の導
線が前記吸着区画Sの外部に設けた電源17と前
記ガス排出通路6の区画内におけるガスの温度状
態を表示するための指示装置18とに導かれてお
り、これにより各吸着区画Sにおける移動堆積層
内部の温度上昇を早期に検知することができるよ
うに構成したことを特徴とする温度監視装置。 2 一方の多孔板壁4の外側に絶縁碍子16が取
りつけられており、該絶縁碍子16間に温度測定
要素として低融点金属ろう材から作られたワイヤ
15が延設されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の装置。 3 導線を用いて互いに接続された溶失型安全装
置が温度測定要素として使用されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 4 導線を用いて互いに接続された半導体と抵抗
の組み合わせ装置が温度測定要素として使用され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の装置。 5 各吸着区画Sの高さ全体にわたつて昇降させ
ることができる熱電対20が各吸着区画Sにおけ
るガス排出通路6の区画内に配設されていること
を特徴とする特許請求の範囲の第1項より第4項
までの何れか1項に記載の装置。 6 各吸着区画Sがその内部にガス供給通路5の
区画を具備し、該区画内に窒素ガスを通す管路1
9が延設されていることと、各窒素ガス管路19
がそれぞれ別々に操作されることを特徴とする特
許請求の範囲第1項より第5項までの何れか1項
に記載の装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19782843627 DE2843627A1 (de) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Vorrichtung zur temperaturueberwachung von adsorbern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5551328A JPS5551328A (en) | 1980-04-15 |
JPS646810B2 true JPS646810B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=6051563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (4)
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---|---|
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JP (1) | JPS5551328A (ja) |
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DE (1) | DE2843627A1 (ja) |
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-
1979
- 1979-06-29 AT AT0458079A patent/AT373691B/de not_active IP Right Cessation
- 1979-07-30 JP JP9718079A patent/JPS5551328A/ja active Granted
- 1979-08-20 US US06/068,057 patent/US4292054A/en not_active Expired - Lifetime
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