JPS646442Y2 - - Google Patents

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JPS646442Y2
JPS646442Y2 JP1981163453U JP16345381U JPS646442Y2 JP S646442 Y2 JPS646442 Y2 JP S646442Y2 JP 1981163453 U JP1981163453 U JP 1981163453U JP 16345381 U JP16345381 U JP 16345381U JP S646442 Y2 JPS646442 Y2 JP S646442Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車などの車両のエンジンと駆動車
軸との間に装着される無段自動変速機に関する。
[従来の技術] 車両用無段自動変速機は、軸方向寸法を短縮し
て装着性を向上させるために、第1図に示す如く
互いに並設された第1軸10′、第2軸20およ
び第3軸81と、第1軸10′に設けられた入力
プーリ52、第2軸20に設けられた出力プーリ
56および入力プーリ52と出力プーリ56との
間を伝動するVベルト58を有するVベルト式無
段変速機5と、第2軸20に設けられた出力ギア
59と、第3軸81に設けられるとともに前記出
力ギア59と歯合する入力ギア82とを備えてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] このような構造の車両用無段自動変速機におい
て、入力プーリ52と出力プーリ56の相対的な
軸方向位置の設定はVベルト58の効率、耐久性
に大きく影響するために精密に設定する必要性が
高い。
このために第1図に示す無段変速機のように出
力プーリ56と出力ギア59が設けられる第2軸
20をボールベアリング92を介して変速機ケー
スに軸方向に支持して、出力プーリ56を軸方向
にガタツキが生じないように位置決めすることが
考えられる。
しかしこの構造の場合、出力ギア59として通
常用いられるヘリカルギアに発生する大きなスラ
スト力をボールベアリング92が受けることにな
り、しかもボールベアリングは構造上あまり大き
なスラスト力を受けることができないものである
ため、この構造の無段変速機は比較的出力トルク
の小さいエンジンの車両にその搭載が限られ、出
力トルクの大きいエンジンの車両には前記ボール
ベアリングの耐久性の問題から搭載することが不
可能であつた。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、軸方向寸法を短縮して装着性を向上させる
ために上記3軸構造とされた車両用無段自動変速
機の軸方向のコンパクト性を阻害することなく出
力プーリの軸方向位置を精密に設定してVベルト
の耐久性を向上させることが可能であり、しかも
出力トルクの大きいエンジンの車両にも搭載可能
な車両用無段自動変速機の提供を目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案の車両用無段
自動変速機は、変速機ケース1,2,3と、該変
速機ケース内に互いに並設される第1軸100、
第2軸200および第3軸81と、前記第1軸に
設けられた入力プーリ52、前記第2軸に設けら
れた出力プーリ56および前記入力プーリと出力
プーリとの間を伝動するVベルト58を有するV
ベルト式無段変速機5と、前記第2軸に設けられ
た出力ヘリカルギア59と、前記第3軸に設けら
れるとともに前記出力ヘリカルギアと歯合する入
力ヘリカルギア82とを備える車両用無段自動変
速機において、前記第2軸を前記出力プーリが設
けられた出力軸55と前記出力ヘリカルギアが設
けられるとともに前記出力軸に遊嵌し且つスプラ
イン連結した支軸591とから構成し、前記変速
機ケースに前記支軸の一方に位置する第1壁1C
と前記支軸の他方に位置する第2壁3Cとを設
け、前記支軸と前記第1壁との間および該支軸と
前記第2壁との間に該支軸を回転自在に支持する
ように前記変速機ケースに径方向および軸方向に
それぞれベアリング592,593,594,5
95を設け、前記出力軸の一端を径方向および軸
方向に回転自在に支持するように前記変速機ケー
スにボールベアリング92を設け、前記出力軸の
他端を前記支軸を介して前記変速機ケースに回転
自在に支持したことを特徴とする。
[作用及び考案の効果] 本考案の車両用無段自動変速機は、出力プーリ
56および出力ヘリカルギア59が設けられる第
2軸200を出力プーリが設けられた出力軸55
と出力ヘリカルギアが設けられるとともに前記出
力軸に遊嵌し且つスプライン連結した支軸591
とから構成し、変速機ケース1,2,3に前記支
軸の一方に位置する第1壁1Cと前記支軸の他方
に位置する第2壁3Cとを設け、該支軸を回転自
在に支持するように前記変速機ケースに径方向お
よび軸方向にそれぞれベアリング592,59
3,594,595を設けているので、出力プー
リが設けられる出力軸に出力ヘリカルギヤに生ず
るスラスト力が作用しないようにすることができ
るので、出力トルクの大きいエンジンの車両に搭
載される車両用無段変速機においても前記出力軸
の一端をボールベアリング92を介して前記変速
機ケースに軸方向に回転自在に支持することがで
き、出力プーリの軸方向位置を精密に設定してV
ベルトの効率、耐久性を向上させることが可能で
ある。
しかも前記出力軸の他端を前記支軸を介して前
記変速機ケースに回転自在に支持しているので、
変速機ケースの支持点を増加する必要がなく、上
記3軸構造とされた車両用無段自動変速機の軸方
向のコンパクト性を維持することができる。
[実施例] つぎに本考案を図に示す実施例に基き説明す
る。
1はエンジンとの締結面1Aが開口してフルー
ドカツプリング、トルクコンバータなど流体継手
が収納される流体継手ルーム11と、エンジンと
反対側面が開口し、デイフアレンシヤルギア7が
収納されると共に該デイフアレンシヤルギア7の
一端を支持するデイフアレンシヤルルーム12、
同様にエンジンと反対側が開口し、アイドラギア
8が収納されると共にアイドラギア8の軸の一方
を支持するアイドラギアルーム13を有するハウ
ジング、2はエンジン側が開口しVベルト式無段
変速機5が収納されるトランスミツシヨンルーム
21、前記ハウジング1のデイフアレンシヤルル
ームの開口面を蓋すると共にデイフアレンシヤル
ギア7の他端を支持するデイフアレンシヤルルー
ム22、および前記ハウジング1のアイドラギア
ルーム13のエンジン側と反対側部を蓋するアイ
ドラギアルーム23からなり、前記ハウジング1
のエンジンと反対側面1Bにボルトで締結された
トランスミツシヨンケースであり、前記ハウジン
グおよび後記する中間ケースと共に自動変速機の
外殻(ケース)をなす。3は流体継手とトランス
ミツシヨンとの間の伝動軸を軸支する中間ケース
であり、本実施例ではトランスミツシヨンケース
2内に収納された状態でハウジング1のエンジン
と反対側面1Bにボルトで締結されたセンタケー
スの構成を有する。自動変速機は本実施例ではハ
ウジング1内に配されエンジンの出力軸に連結さ
れる公知のフルードカツプリング4とトランスミ
ツシヨンケース2内に設けられたトランスミツシ
ヨンからなる。トランスミツシヨンは、軸心が中
空とされ、該中空部が作動油、潤滑油の供給油路
511とされた入力軸51が前記フルードカツプ
リング4と同軸心を有するよう配され、内部に油
路551が形成された出力軸55が前記入力軸5
1と平行して配されたVベルト式無段変速機5、
該Vベルト式無段変速機5の入力軸51とフルー
ドカツプリング4の出力軸42との間に配された
遊星歯車式前後進切換機構6、前記Vベルト式無
段変速機5の入力軸51および出力軸55と平行
的に配置されている出力軸71が車軸70に連結
されたデイフアレンシヤルギア7、および該デイ
フアレンシヤルギア7の入力大歯車72と前記V
ベルト式無段変速機5の前記出力軸55のエンジ
ン側端部に備えられたVベルト式無段変速機5の
出力ギア59との間に挿入され、前記出力軸55
と平行して一端は前記ハウジング1に軸支され他
端はセンタサポートである中間ケース(センタケ
ース)3に軸支されて設けられたアイドラギア軸
81と、該アイドラギア軸81に設けられた入力
歯車82および出力歯車83とからなるアイドラ
ギア8からなる。
この実施例ではフルードカツプリング4の出力
軸42、遊星歯車式前後進切換機構6の入力軸6
0および出力軸61、およびVベルト式無段変速
機の入力軸51により第1軸100が構成され、
Vベルト式無段変速機の出力軸52と出力ギア5
9の支軸591とで第2軸200が構成され、ア
イドラギア軸81が第3軸を構成している。
Vベルト式無段変速機5および遊星歯車式前後
進切換機構6は車速とスロツトル開度などの車両
走行条件に応じて油圧制御装置により減速比、前
進、後進など所定の制御がなされる。10は中間
ケース3のエンジン側(フルードカツプリング
側)壁に締結され、内部には前記フルードカツプ
リング4と一体の中空軸41で駆動されるオイル
ポンプ101が収納されているオイルポンプカバ
ーである。
フルードカツプリング4の出力軸42は、中間
ケース3の中心に嵌着されたスリーブ31にメタ
ルベアリング32を介して回転自在に支持され、
エンジン側端にはロツクアツプクラツチ43のハ
ブ44と、フルードカツプリング4のタービン4
5のハブ46とがスプライン嵌合され、他端は段
状に大径化されて該大径部は遊星歯車式前後進切
換機構6の入力軸60となり、ベアリング33を
介して中間ケース3に支持されている。前記フル
ードカツプリング4の出力軸42および遊星歯車
式前後進切換機構6の入力軸60は中空に形成さ
れ、該中空部は油路421が設けられると共に栓
420が嵌着され、さらに前記Vベルト式無段変
速機5の入力軸51に固着されたスリーブ422
のエンジン側端部が回転自在に嵌め込まれてい
る。
遊星歯車式前後進切換機構6は、前記フルード
カツプリング4の出力軸42と一体の入力軸60
に連結されると共に、多板クラツチ63を介して
後記するVベルト式無段変速機の固定フランジ5
2Aに連結されたキヤリヤ62、多板ブレーキ6
5を介して中間ケース3に係合されたリングギヤ
66、Vベルト式無段変速機の入力軸51と一体
に形成されている遊星歯車式前後進切換機構6の
出力軸61外周に設けられたサンギヤ67、前記
キヤリヤ62に軸支されてサンギヤ67、リング
ギヤ66に歯合したプラネタリギヤ64、前記中
間ケース3壁に形成され前記多板ブレーキ65を
作動させる油圧サーボ68、前記固定フランジ5
2A壁に形成され前記多板クラツチ63を作動さ
せる油圧サーボ69とからなる。
Vベルト式無段変速機5は、遊星歯車式前後進
切換機構6の出力軸61と一体の入力軸51に一
体に形成された固定フランジ52A、及び油圧サ
ーボ53により前記固定フランジ52A方向に駆
動される可動フランジ52Bからなる入力プーリ
52と、前記Vベルト式無段変速機5の出力軸5
5と一体に形成された固定フランジ56A、及び
油圧サーボ57により固定フランジ56A方向に
駆動される可動フランジ76Bからなる出力プー
リ56と、入力プーリ52と出力プーリ56との
間を伝動するVベルト58とからなる。
Vベルト式無段変速機5の入力軸51は、遊星
歯車式前後進切換機構6の出力軸61となつてい
るエンジン側端51Aがベアリング67を介して
前記遊星歯車式前後進切換機構の入力軸60に支
持され、該入力軸60及びベアリング33を介し
て中間ケース3に支持されており、他端51Bは
ベアリング35を介してトランスミツシヨンケー
スのエンジンと反対側壁25に支持され、さらに
その先端面51Cは前記側壁25に締結された蓋
26にニードルローラーベアリング27を介して
当接されている。
Vベルト式無段変速機5の入力軸51の軸心に
形成された中空部511には、エンジン側部に前
記スリーブ422が嵌着され、エンジン側部51
1Aは中間ケース3、油路301を介して前記油
路421から供給された油圧を固定フランジ52
Aの基部に形成されれた油路513を介して油圧
サーボ69に油圧を供給する油路とされ、その反
対側部511Bは、先端が前記トランスミツシヨ
ンケース2の側壁25の入力軸51との対応部に
形成された穴25Aを塞ぐよう蓋着された蓋26
のパイプ状突出部261と嵌合され、該蓋26を
含むトランスミツシヨンケース2に形成され、油
圧制御装置と連絡する油路514から前記蓋26
の突出部261を介して供給された圧油が油圧サ
ーボ53へ供給されるための油路として作用して
いる。
出力ヘリカルギヤ59は、中空の支軸591と
一体に形成され、該支軸591はエンジン側端5
91Aが一方の支点を形成するローラーベアリン
グ592を介して本実施例における第1壁である
ハウジング1の側壁1Cに径方向に支持され、他
端591Bは中間支点を形成するローラーベアリ
ング593を介して中間ケース3に径方向に支持
され、さらに出力ヘリカルギヤ59のエンジン側
側面59Aはニードルベアリング594を介して
前記ハウジング1の側壁1Cに当接され、該出力
ヘリカルギアの反対側側面59Bはニードルベア
リング595を介して本実施例における第2壁で
ある中間ケース3の側壁3Cに当接されて、出力
ヘリカルギア59の支軸591をケースに両方の
軸方向に支持している。さらに支軸591のトラ
ンスミツシヨン側にはインナスプライン596が
形成されている。
Vベルト式無段変速機5の出力軸55のエンジ
ン側端は支軸591の中空部に挿入されて遊嵌
し、出力軸55のエンジン側端の外周面をローラ
ベアリング593による中間支点内方で支軸59
1の中空部内周面に当接されるとともにアウタス
プライン55Aが形成され、このアウタスプライ
ン55Aは出力ヘリカルギヤの支軸591に形成
されたインナスプライン596に遊嵌される。こ
れによつて出力軸55は支軸591に駆動可能に
スプライン連結されるとともに出力軸55のエン
ジン側端が支軸591を介して中間ケースに支持
される。出力軸55の他端55Bは他方の支点を
形成するボールベアリング92を介してトランス
ミツシヨンケース2のエンジンと反対側壁25に
径方向および軸方向に回転自在に支持されてい
る。
このVベルト式無段変速機5の出力軸55の軸
心に形成された油路551には中間部にセンシン
グバルブボデイ552が嵌着され、該バルブボデ
イ552のエンジン側部552Aは全空間がトラ
ンスミツシヨンケースに形成された油圧制御装置
と連絡する油路14から供給された油圧が前記油
圧サーボ57に導かれる油路とされ、前記バルブ
ボデイ552のエンジンと反対側部552Bは、
先端が前記トランスミツシヨンケース2の側壁2
5の出力軸55との対応部に形成される穴25B
を塞ぐよう蓋着された蓋553のパイプ状突出部
554と嵌合されトランスミツシヨンケース2及
び該トランスミツシヨンケース2に締結された蓋
553に形成され油圧制御装置から可動フランジ
56Bの変位位置を検出するセンシングバルブ5
55の作動油が供給される油路となつている。
本実施例において、第2軸200は出力ギア5
9の支軸591とVベルト式無段変速機5の出力
軸55とから構成され、支軸591がローラベア
リング592による一方の支点と、ローラベアリ
ング593による中間支点とでハウジング1およ
び中間ケース3に径方向に回転自在に支持され、
出力軸55が、一端を支軸591の中空部に遊嵌
したことにより支軸591を介したローラベアリ
ング593による中間支点と、ボールベアリング
92による他方の支点とで中間ケース3およびト
ランスミツシヨンケース2に径方向に回転自在に
支持されているので、出力ヘリカルギア59と入
力ヘリカルギア82間の動力伝達により生ずる径
方向荷重は、ローラベアリング592による一方
の支点とローラベアリング593による中間支点
とで受けられ、出力プーリ56が設けられる出力
軸55には出力ヘリカルギア59に作用する径方
向荷重が作用しない。よつて出力軸55は中間支
点と他方の支点による両端2支点で自動変速機ケ
ースに安定して支持され、出力軸55のたわみの
発生を低減してVベルトの耐久性を向上するとと
もに異音の発生を低減することができる。しかも
出力軸55のエンジン側端が支軸591の中空部
内周面に当接するように支軸591に遊嵌される
とともに出力軸55に形成されたアウタスプライ
ン55Aが支軸591に形成されたインナスプラ
イン596に遊嵌されて連結されているので、一
方の支点と中間支点によつて支持される支軸59
1の軸心と、他方の支点と中間支点によつて支持
されている出力軸55の軸心との微少な不一致を
上記嵌合部のいわゆる逃げによつて解消すること
が可能となり、ハウジング1、トランスミツシヨ
ンケース2、中間ケース3のベアリング装着部の
加工精度に若干の誤差が許容できるので、これら
の加工が容易になるとともに、組付工程における
心出しが著しく容易となる。
また一方の支点、中間支点および他方の支点の
3支点で出力軸55および支軸591の両端を支
持しているので、変速機ケースへの支点の増加を
伴なうことなく第2軸200を安定して支持する
ことができ、さらに出力軸55のエンジン側端を
支軸591の中空部に嵌入してスプライン連結し
ているので、嵌合部分の配設に伴なう軸方向寸法
の増加が全く生じず、従来通りのコンパクト性を
維持することができる。
また出力ヘリカルギア59が形成された支軸5
91をローラベアリング592、ニードルベアリ
ング594により一方の支点と、ローラベアリン
グ593、ニードルベアリング595による中間
支点でハウジング1と中間ケース3との間に径方
向および軸方向に回転自在に支持し、出力軸55
と支軸591とをスプライン嵌合により連結して
いるので、出力ヘリカルギア59と入力ヘリカル
ギア82の歯面が傾斜しているために生ずる駆動
力の軸方向分力である軸方向荷重はニードルベア
リング594,595による一方の支点と中間支
点で受けられる。よつて出力プーリ56が設けら
れる出力軸55の他端55Bを軸方向に回転自在
に支持するボールベアリング92には出力ヘリカ
ルギア59に生ずるスラスト力が作用せず、大き
な入力トルクが作用する場合でも、ボールベアリ
ング92の耐久性が損なわれることが無いので、
出力プーリ56の軸方向位置を精密に設定してV
ベルトの耐久性を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用無段自動変速機の断面
図、第2図は本考案の車両用無段自動変速機の断
面図である。 1……ハウジング、2……トランスミツシヨン
ケース、3……中間ケース、1C……第1壁、3
C……第2壁、5……Vベルト式無段変速機、5
2……入力プーリ、55……出力軸、56……出
力プーリ、58……Vベルト、59……出力ヘリ
カルギア、591……支軸、592,593……
ローラーベアリング、594,595……ニード
ルベアリング、81……第3軸(アイドラギア
軸)、82……入力ヘリカルギア、92……ボー
ルベアリング、100……第1軸、200……第
2軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 変速機ケースと、該変速機ケース内に互いに
    並設される第1軸、第2軸および第3軸と、前
    記第1軸に設けられた入力プーリ、前記第2軸
    に設けられた出力プーリおよび前記入力プーリ
    と出力プーリとの間を伝動するVベルトを有す
    るVベルト式無段変速機と、前記第2軸に設け
    られた出力ヘリカルギアと、前記第3軸に設け
    られるとともに前記出力ヘリカルギアと歯合す
    る入力ヘリカルギアとを備える車両用無段自動
    変速機において、前記第2軸を前記出力プーリ
    が設けられた出力軸と前記出力ヘリカルギアが
    設けられるとともに前記出力軸に遊嵌し且つス
    プライン連結した支軸とから構成し、前記変速
    機ケースに前記支軸の一方に位置する第1壁と
    前記支軸の他方に位置する第2壁とを設け、前
    記支軸と前記第1壁との間および該支軸と前記
    第2壁との間に該支軸を回転自在に支持するよ
    うに前記変速機ケースに径方向および軸方向に
    それぞれベアリングを設け、前記出力軸の一端
    を径方向および軸方向に回転自在に支持するよ
    うに前記変速機ケースにボールベアリングを設
    け、前記出力軸の他端を前記支軸を介して前記
    変速機ケースに回転自在に支持したことを特徴
    とする車両用無段自動変速機。 (2) 前記変速機ケースはハウジングと、前記Vベ
    ルト式無段変速機が配設されるトランスミツシ
    ヨンケースと、前記ハウジングとトランスミツ
    シヨンケースの間に装着される中間ケースを有
    し、前記出力ヘリカルギアは前記ハウジングと
    中間ケースとの間に配設され、前記第1壁は前
    記ハウジングの側壁であり、前記第2壁は前記
    中間ケースの側壁であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の車両用無段
    自動変速機。
JP16345381U 1981-10-30 1981-10-30 車両用無段自動変速機 Granted JPS5867159U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3785458A (en) * 1972-04-14 1974-01-15 Caterpillar Tractor Co Lubrication system for a gear drive mechanism

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JPS5867159U (ja) 1983-05-07

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