JPS646233Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS646233Y2 JPS646233Y2 JP1985022872U JP2287285U JPS646233Y2 JP S646233 Y2 JPS646233 Y2 JP S646233Y2 JP 1985022872 U JP1985022872 U JP 1985022872U JP 2287285 U JP2287285 U JP 2287285U JP S646233 Y2 JPS646233 Y2 JP S646233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- guide ring
- rotary blade
- rotary
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 25
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案はフアクシミリ・複写機・プリンタおよ
び各種券売機などのロール紙を切断するロータリ
カツタに関するものである。
び各種券売機などのロール紙を切断するロータリ
カツタに関するものである。
ロ 従来の技術
回転刃と固定刃の刃先をスムースに噛み合わせ
るために回転刃の切り始め端に刃先案内用リング
を設けた従来のカツタは、リングと接触している
固定刃の刃先摩耗の進行を防ぐために、接触面積
を増してある程度幅広のリングを用いなくてはな
らない(実公昭45−16863号)。
るために回転刃の切り始め端に刃先案内用リング
を設けた従来のカツタは、リングと接触している
固定刃の刃先摩耗の進行を防ぐために、接触面積
を増してある程度幅広のリングを用いなくてはな
らない(実公昭45−16863号)。
ハ 考案が解決しようとする問題点
ところが従来の刃先案内のためのリングは幅広
であるため主として切削加工によつて製作しなく
てはならず、コスト的に問題があり、また、固定
刃の刃先に圧接するため刃先と同程度の硬度を有
する高硬度焼入鋼でなくてはならぬことから、高
価な材料を多量に要するという欠点があつた。
であるため主として切削加工によつて製作しなく
てはならず、コスト的に問題があり、また、固定
刃の刃先に圧接するため刃先と同程度の硬度を有
する高硬度焼入鋼でなくてはならぬことから、高
価な材料を多量に要するという欠点があつた。
そこで本考案は、低コストでさらに刃先部の耐
久性を維持した幅の狭い刃先案内用リングを有す
るロータリーカツタを提供するものである。
久性を維持した幅の狭い刃先案内用リングを有す
るロータリーカツタを提供するものである。
ニ 問題点を解決するための手段
本考案は回転刃の切り始め端部に、回転軸心に
対して、傾斜を有し、かつ回転刃の軌跡円と同一
円筒面に加工された幅の狭い刃先案内用リングを
設けることにより前記問題点を解決するものであ
る。
対して、傾斜を有し、かつ回転刃の軌跡円と同一
円筒面に加工された幅の狭い刃先案内用リングを
設けることにより前記問題点を解決するものであ
る。
ホ 作用
回転刃と固定刃の刃先同志が噛み合つていない
範囲では、回転刃の刃先案内用リングと固定刃の
刃先が摺動する。この回転刃に装着された該案内
用リングを横振れ回転する構造とするため、横振
れに相当する広い範囲で固定刃刃先と接触摺動す
ることになり、従つて該案内用リングの板厚が薄
いものであつても固定刃は十分な耐久性を得るこ
とができ、しかもこのような板形状とすることに
より、プレス打抜き加工によつて安価に製作でき
使用する材料も少なくてすむ。
範囲では、回転刃の刃先案内用リングと固定刃の
刃先が摺動する。この回転刃に装着された該案内
用リングを横振れ回転する構造とするため、横振
れに相当する広い範囲で固定刃刃先と接触摺動す
ることになり、従つて該案内用リングの板厚が薄
いものであつても固定刃は十分な耐久性を得るこ
とができ、しかもこのような板形状とすることに
より、プレス打抜き加工によつて安価に製作でき
使用する材料も少なくてすむ。
ヘ 実施例
第1図は本考案の一実施例を示すもの第2図は
そのP−P断面図を示すものである。回転刃2の
切り始め端部にそのスラスト方向をα゜傾斜をも
ち、回転刃の軌跡円と同一円筒面に加工された狭
幅状の刃先案内用リング1を設けた回転刃2と、
ばね3によつて回転刃2に圧接された固定刃4を
設けた構造である。
そのP−P断面図を示すものである。回転刃2の
切り始め端部にそのスラスト方向をα゜傾斜をも
ち、回転刃の軌跡円と同一円筒面に加工された狭
幅状の刃先案内用リング1を設けた回転刃2と、
ばね3によつて回転刃2に圧接された固定刃4を
設けた構造である。
回転刃と固定刃の刃先同志が噛み合つていない
範囲では、回転刃の刃先案内用リングと固定刃の
刃先とは常に圧接摺動している。
範囲では、回転刃の刃先案内用リングと固定刃の
刃先とは常に圧接摺動している。
本考案に用いる案内用リングは軸心に対してα゜
傾斜をもち、回転刃が回転すると、該案内用リン
グ1は横振れ回転し、該案内用リングと固定刃刃
先の接触部はスラスト方向に常に左右に移動す
る。移動幅Sは、回転刃の径Dと該案内用リング
の厚さt、傾きαにより決定されS=D/tanα+t となる。例えば、回転刃の径20mm、厚さ5mmとし
ている従来の案内リングの幅を2mmと薄くし、該
案内用リングを10゜傾斜させα=80゜とすることに
より固定刃刃先との接触範囲が5mm以上となり従
来と同等な耐久性を維持することができた。また
要求される耐久性により適当な案内用リングの幅
と傾きを選定することも可能である。
傾斜をもち、回転刃が回転すると、該案内用リン
グ1は横振れ回転し、該案内用リングと固定刃刃
先の接触部はスラスト方向に常に左右に移動す
る。移動幅Sは、回転刃の径Dと該案内用リング
の厚さt、傾きαにより決定されS=D/tanα+t となる。例えば、回転刃の径20mm、厚さ5mmとし
ている従来の案内リングの幅を2mmと薄くし、該
案内用リングを10゜傾斜させα=80゜とすることに
より固定刃刃先との接触範囲が5mm以上となり従
来と同等な耐久性を維持することができた。また
要求される耐久性により適当な案内用リングの幅
と傾きを選定することも可能である。
つまり、薄板状の刃先案内用リングとすること
による固定刃の接触範囲の減少分を接触位置の移
動により補なうことで耐久性を維持するものであ
る。
による固定刃の接触範囲の減少分を接触位置の移
動により補なうことで耐久性を維持するものであ
る。
ト 効果
本考案によれば、薄板状の刃先案内用リングを
装着させることにより従来主として切削加工によ
つていた刃先案内用リングの加工を、プレス打抜
きに代替えすることが可能となり、軽量化と同時
に材料費・加工費の両面でコスト低減を計ること
ができる。また、該刃先案内用リングを傾斜させ
ることによつて、カツタ寿命の増大に寄与するこ
とができる。
装着させることにより従来主として切削加工によ
つていた刃先案内用リングの加工を、プレス打抜
きに代替えすることが可能となり、軽量化と同時
に材料費・加工費の両面でコスト低減を計ること
ができる。また、該刃先案内用リングを傾斜させ
ることによつて、カツタ寿命の増大に寄与するこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図のP−P断面図である。 1:刃先案内用リング、2:回転刃、3:ば
ね、4:固定刃、α゜:案内リングの傾き、S:案
内リングと固定刃の接触長さ、t:案内リングの
厚み、D:回転刃の径。
図は第1図のP−P断面図である。 1:刃先案内用リング、2:回転刃、3:ば
ね、4:固定刃、α゜:案内リングの傾き、S:案
内リングと固定刃の接触長さ、t:案内リングの
厚み、D:回転刃の径。
Claims (1)
- 回転刃と固定刃が交叉圧接し、シートを切断す
るロータリーカツタにおいて、回転刃の切り始め
端部に、該回転刃の軸心線に対して傾斜を有して
固定され、かつ回転刃の軌跡円と同一円筒面に加
工された刃先案内用リングを設けたことを特徴と
するロータリーカツタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985022872U JPS646233Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985022872U JPS646233Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141096U JPS61141096U (ja) | 1986-09-01 |
JPS646233Y2 true JPS646233Y2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=30515577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985022872U Expired JPS646233Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS646233Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148786B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1976-12-22 | ||
JPS5841120U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | 株式会社クボタ | 田植機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148786U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-04-12 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP1985022872U patent/JPS646233Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148786B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1976-12-22 | ||
JPS5841120U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | 株式会社クボタ | 田植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61141096U (ja) | 1986-09-01 |
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