JPS645981Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645981Y2 JPS645981Y2 JP1982074540U JP7454082U JPS645981Y2 JP S645981 Y2 JPS645981 Y2 JP S645981Y2 JP 1982074540 U JP1982074540 U JP 1982074540U JP 7454082 U JP7454082 U JP 7454082U JP S645981 Y2 JPS645981 Y2 JP S645981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetized
- magnet
- armature core
- motor
- magnetic pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 7
- 238000004939 coking Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小形直流モータに使用されるマグネツ
トの着磁構造に関するものである。
トの着磁構造に関するものである。
従来、小形直流モータ用C型マグネツトの着磁
構造は、モータのワウ等の特性の問題で、第1図
に示す様に、中央部Aの磁束密度が高く、端部B
の磁束密度が低くなる様な、サインカーブ状の着
磁構造を有しており、B部分の着磁は、不飽和着
磁の為に、素材のバラツキ、着磁電源の放電電流
のバラツキなどによつて、磁束分布、トータルフ
ラツクスにバラツキを生じ、モータ特性のバラツ
キの要因となつており、管理が困難であつた。
構造は、モータのワウ等の特性の問題で、第1図
に示す様に、中央部Aの磁束密度が高く、端部B
の磁束密度が低くなる様な、サインカーブ状の着
磁構造を有しており、B部分の着磁は、不飽和着
磁の為に、素材のバラツキ、着磁電源の放電電流
のバラツキなどによつて、磁束分布、トータルフ
ラツクスにバラツキを生じ、モータ特性のバラツ
キの要因となつており、管理が困難であつた。
また、特性的にも、トータルフラツクスを下げ
ない様にする為に、A部分の幅を、かなり広くす
る必要があり、磁束分布をサインカーブに近づけ
るのが、非常に困難であり、モーター特性のレベ
ルの限界が低いものとなつていた。
ない様にする為に、A部分の幅を、かなり広くす
る必要があり、磁束分布をサインカーブに近づけ
るのが、非常に困難であり、モーター特性のレベ
ルの限界が低いものとなつていた。
本考案は、これらの難点を改良するもので、以
下本考案を、その一実施例を示す第2図、第3図
を参照して説明する。
下本考案を、その一実施例を示す第2図、第3図
を参照して説明する。
第2図において、1は着磁部分であり、第3図
の様に、着磁部分は磁束密度が均一で、マグネツ
トは飽和着磁状態になつている。2は非着磁部分
であり、全く磁化されていない状態になつてい
る。
の様に、着磁部分は磁束密度が均一で、マグネツ
トは飽和着磁状態になつている。2は非着磁部分
であり、全く磁化されていない状態になつてい
る。
なお、着磁部1と非着磁部2の境界部分は、不
飽和着磁状態はなく、境界は明確である。
飽和着磁状態はなく、境界は明確である。
また、着磁部1の高さ寸法Cはロータの回転に
より変化するが、ロータの回転角度をΔθとすれ
ば、C+ΔC(ΔCは回転角度Δθだけロータが回転
したときの高さ寸法Cの増減分)とΔθの相関に
より、着磁部1の角度Dが求まる。
より変化するが、ロータの回転角度をΔθとすれ
ば、C+ΔC(ΔCは回転角度Δθだけロータが回転
したときの高さ寸法Cの増減分)とΔθの相関に
より、着磁部1の角度Dが求まる。
第4図a,bは従来のスキユー着磁の一実施例
であり同図により、マグネツト6に対するアマチ
ユアコア5の軸方向ずれと、磁極の回転方向中心
位置ずれを説明する。同図aは、マグネツト6と
アマチユアコア5の軸方向中心位置が一致してい
る図であり、4aは、アマチユアコア5と対向す
る着磁部3の面積を2等分する線で、この時アマ
チユアコア5に作用する磁極の回転方向中心であ
る。同様に同図bはアマチユアコア5が上方向に
ずれた場合の図であり、この時アマチユアコア5
に作用する磁極の中心は4bとなり、4aの位置
から、アマチユアコア5の回転方向にずれを生ず
る。これは、モータの転流位相を変え、ワウ、コ
キング特性を劣化させるものである。一方第5図
a,bは、本考案の一実施例であり、上述のマグ
ネツト6とアマチユアコア5の軸方向ずれに対し
て磁極の回転方向中心位置ずれを生じないという
効果を説明するものである。本考案は、着磁部分
が、軸に平行な線対称軸をもつため、同図a,b
の磁極中心4c,4dは、前記線対称軸と一致し
回転方向ずれを生じない。従つてワウ、コキング
特性の劣化をきたさないという効果をもつ。又、
マグネツト6に対してアマチユアコア5が下方向
にずれた場合も同様な効果をもつ。
であり同図により、マグネツト6に対するアマチ
ユアコア5の軸方向ずれと、磁極の回転方向中心
位置ずれを説明する。同図aは、マグネツト6と
アマチユアコア5の軸方向中心位置が一致してい
る図であり、4aは、アマチユアコア5と対向す
る着磁部3の面積を2等分する線で、この時アマ
チユアコア5に作用する磁極の回転方向中心であ
る。同様に同図bはアマチユアコア5が上方向に
ずれた場合の図であり、この時アマチユアコア5
に作用する磁極の中心は4bとなり、4aの位置
から、アマチユアコア5の回転方向にずれを生ず
る。これは、モータの転流位相を変え、ワウ、コ
キング特性を劣化させるものである。一方第5図
a,bは、本考案の一実施例であり、上述のマグ
ネツト6とアマチユアコア5の軸方向ずれに対し
て磁極の回転方向中心位置ずれを生じないという
効果を説明するものである。本考案は、着磁部分
が、軸に平行な線対称軸をもつため、同図a,b
の磁極中心4c,4dは、前記線対称軸と一致し
回転方向ずれを生じない。従つてワウ、コキング
特性の劣化をきたさないという効果をもつ。又、
マグネツト6に対してアマチユアコア5が下方向
にずれた場合も同様な効果をもつ。
以上の構成によれば、トータルフラツクスは、
全面を完全飽和着磁した場合よりも低くなるが、
第1図に示す従来例とほぼ同等の強さを得る事が
可能であり、本考案の菱形着磁マグネツトを使用
することによつて、モータのトルクを減ずる事な
くワウ、コキング特性の著しい向上が可能とな
る。
全面を完全飽和着磁した場合よりも低くなるが、
第1図に示す従来例とほぼ同等の強さを得る事が
可能であり、本考案の菱形着磁マグネツトを使用
することによつて、モータのトルクを減ずる事な
くワウ、コキング特性の著しい向上が可能とな
る。
第1図は従来のマグネツトの着磁構造を示す説
明図、第2図a,bは本考案の一実施例を示すマ
グネツトの平面図及び正面図、第3図は同マグネ
ツトの着磁構造を示す説明図、第4図a,bは従
来のスキユー着磁の一実施例で、マグネツトに対
する、アマチユアコアの軸方向ずれと、マグネツ
トの磁極中心位置ずれを示す説明図、第5図a,
bは本考案の一実施例を示し、マグネツトに対す
るアマチユアコアの軸方向ずれと、マグネツトの
磁極中心位置ずれを示す説明図である。 1……着磁部、2……非着磁部、3……アマチ
ユアコアと対向するマグネツト着磁部分、4a,
4b,4c,4d……マグネツト着磁部の磁極中
心、5……アマチユアコア、6……マグネツト。
明図、第2図a,bは本考案の一実施例を示すマ
グネツトの平面図及び正面図、第3図は同マグネ
ツトの着磁構造を示す説明図、第4図a,bは従
来のスキユー着磁の一実施例で、マグネツトに対
する、アマチユアコアの軸方向ずれと、マグネツ
トの磁極中心位置ずれを示す説明図、第5図a,
bは本考案の一実施例を示し、マグネツトに対す
るアマチユアコアの軸方向ずれと、マグネツトの
磁極中心位置ずれを示す説明図である。 1……着磁部、2……非着磁部、3……アマチ
ユアコアと対向するマグネツト着磁部分、4a,
4b,4c,4d……マグネツト着磁部の磁極中
心、5……アマチユアコア、6……マグネツト。
Claims (1)
- 着磁部分と非着磁部分とから成り、着磁部分を
モータ軸に平行な線対称軸をもつ菱形形状に着磁
してなる小形直流モータ用マグネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7454082U JPS58176581U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 小形直流モ−タ用マグネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7454082U JPS58176581U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 小形直流モ−タ用マグネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176581U JPS58176581U (ja) | 1983-11-25 |
JPS645981Y2 true JPS645981Y2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=30083967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7454082U Granted JPS58176581U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 小形直流モ−タ用マグネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176581U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108368U (ja) * | 1980-01-18 | 1981-08-22 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP7454082U patent/JPS58176581U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58176581U (ja) | 1983-11-25 |
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