JPS645530B2 - - Google Patents
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- JPS645530B2 JPS645530B2 JP56136140A JP13614081A JPS645530B2 JP S645530 B2 JPS645530 B2 JP S645530B2 JP 56136140 A JP56136140 A JP 56136140A JP 13614081 A JP13614081 A JP 13614081A JP S645530 B2 JPS645530 B2 JP S645530B2
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- Japan
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- resin
- vent
- screw
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/67—Screws having incorporated mixing devices not provided for in groups B29C48/52 - B29C48/66
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/53—Screws having a varying channel depth, e.g. varying the diameter of the longitudinal screw trunk
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/56—Screws having grooves or cavities other than the thread or the channel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベント式射出成形機やベント式押出成
形機等のベント式成形機のスクリユに関するもの
である。
形機等のベント式成形機のスクリユに関するもの
である。
ベント式成形機は、従来、例えば、第1図に示
すような構造とされていた。
すような構造とされていた。
すなわち、第1図において符号1で示すものは
ヒータ等を備えた加熱筒で、その後端部側にはホ
ツパ2が設けられ、ホツパ口3を介して加熱筒1
内に連通している。加熱筒1内にはスクリユ4が
回転自在かつ進退自在に嵌合されている。加熱筒
1の途中にはガス抜き用のベント孔5が形成され
ている。スクリユ4は樹脂供給側の第1ステージ
aと、樹脂排出側の第2ステージbとに大別され
る。第1ステージa側は、供給部cと、圧縮部d
及び計量部eとに分かれており、第2ステージb
側はベント部fと圧縮部g及び計量部hとに分か
れている。そして、第1ステージaと第2ステー
ジbとの間はダルメージと呼ばれる多条溝の混練
部iとなつている。
ヒータ等を備えた加熱筒で、その後端部側にはホ
ツパ2が設けられ、ホツパ口3を介して加熱筒1
内に連通している。加熱筒1内にはスクリユ4が
回転自在かつ進退自在に嵌合されている。加熱筒
1の途中にはガス抜き用のベント孔5が形成され
ている。スクリユ4は樹脂供給側の第1ステージ
aと、樹脂排出側の第2ステージbとに大別され
る。第1ステージa側は、供給部cと、圧縮部d
及び計量部eとに分かれており、第2ステージb
側はベント部fと圧縮部g及び計量部hとに分か
れている。そして、第1ステージaと第2ステー
ジbとの間はダルメージと呼ばれる多条溝の混練
部iとなつている。
このような構造のもとに、ホツパ2から供給さ
れた樹脂は第1ステージaの供給部cを経て、圧
縮部dにおいて溶融され、計量部e及び混練部i
を経て溶融される。
れた樹脂は第1ステージaの供給部cを経て、圧
縮部dにおいて溶融され、計量部e及び混練部i
を経て溶融される。
ここで、溶融樹脂中の揮発部の脱気に適当な樹
脂粘度に達する温度まで加熱された溶融樹脂は、
通過断面積を大きくした深溝のベント部で、圧力
解放もしくは減圧される。このため、ベント部f
において溶融樹脂中の揮発分は膨張し、発泡状態
になる。ベント部fを通過するとき、発泡状態の
樹脂は、ベント部fの深溝部を、ガスを内包した
溶融樹脂の薄膜を破りながら転動される。この過
程でガス分と溶融樹脂とが分離され、ベント孔5
から排出される。
脂粘度に達する温度まで加熱された溶融樹脂は、
通過断面積を大きくした深溝のベント部で、圧力
解放もしくは減圧される。このため、ベント部f
において溶融樹脂中の揮発分は膨張し、発泡状態
になる。ベント部fを通過するとき、発泡状態の
樹脂は、ベント部fの深溝部を、ガスを内包した
溶融樹脂の薄膜を破りながら転動される。この過
程でガス分と溶融樹脂とが分離され、ベント孔5
から排出される。
第2図及び第3図は以上のような従来のベント
式射出成形機のダルメージ部を中心とした混練部
を説明するもので、第2図に示す例においては、
ダルメージ部6は3連のダルメージ7〜9から形
成されており、各ダルメージ7〜9にはスクリユ
の軸方向に対して所定角度傾斜した溝7a〜9a
が円周方向に所定ピツチで形成されている。この
ダルメージ部6の下流側にはテーパー部10を介
してねじ部11が形成されているが、ねじ部11
の後端部とダルメージ部6とは連続してはおら
ず、スクリユ4のねじ底と同一外径を有する円柱
部分4aとテーパー部10からなる空間部が存在
する。
式射出成形機のダルメージ部を中心とした混練部
を説明するもので、第2図に示す例においては、
ダルメージ部6は3連のダルメージ7〜9から形
成されており、各ダルメージ7〜9にはスクリユ
の軸方向に対して所定角度傾斜した溝7a〜9a
が円周方向に所定ピツチで形成されている。この
ダルメージ部6の下流側にはテーパー部10を介
してねじ部11が形成されているが、ねじ部11
の後端部とダルメージ部6とは連続してはおら
ず、スクリユ4のねじ底と同一外径を有する円柱
部分4aとテーパー部10からなる空間部が存在
する。
このような構造を採用した場合には、ダルメー
ジ部6の溝7a〜9aから出て来た混練された樹
脂は、前記空間部内に押出され、この空間部を満
たした後、後続する樹脂に押されてねじ部11に
達して初めて下流側へと押出される。このため、
ねじ底に相当する円柱部4aとテーパー部10と
からなる空間内で樹脂は圧縮され、圧力が解放さ
れる余裕はないため、発泡せず、ガスが抜ける逃
げ道がない。
ジ部6の溝7a〜9aから出て来た混練された樹
脂は、前記空間部内に押出され、この空間部を満
たした後、後続する樹脂に押されてねじ部11に
達して初めて下流側へと押出される。このため、
ねじ底に相当する円柱部4aとテーパー部10と
からなる空間内で樹脂は圧縮され、圧力が解放さ
れる余裕はないため、発泡せず、ガスが抜ける逃
げ道がない。
第3図に示す例にあつては、ダルメージ部6に
隣接する部分にねじ部11のフライト面11aと
同一外径を有する円柱部4bが設けられている。
この円柱部4bが存在し、かつ、ねじ部11のね
じ底がダルメージ部6に直接連結されていないた
め、円柱部4bと加熱筒1との間の空間は第2図
に示した例と同様に樹脂を圧縮する空間となり、
ガス抜きが生じない。
隣接する部分にねじ部11のフライト面11aと
同一外径を有する円柱部4bが設けられている。
この円柱部4bが存在し、かつ、ねじ部11のね
じ底がダルメージ部6に直接連結されていないた
め、円柱部4bと加熱筒1との間の空間は第2図
に示した例と同様に樹脂を圧縮する空間となり、
ガス抜きが生じない。
上述したようにガス抜きが行われないと、ベン
ト孔5の部分において、初めて圧力が解放され、
発泡した樹脂がベント孔5を閉塞するいわゆるベ
ントアツプの現象が生じてしまう欠点がある。
ト孔5の部分において、初めて圧力が解放され、
発泡した樹脂がベント孔5を閉塞するいわゆるベ
ントアツプの現象が生じてしまう欠点がある。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたものであり、効率よく脱気ができ、
ベントアツプの生じないように構成したベント式
成形機用スクリユを提供することを目的としてい
る。
めになされたものであり、効率よく脱気ができ、
ベントアツプの生じないように構成したベント式
成形機用スクリユを提供することを目的としてい
る。
本発明においては上記の目的を達成するため
に、スクリユの第1ステージと第2ステージとの
間のベント部のスクリユのフライト面を混練部で
あるダルメージ部に連続させるとともに、ベント
部の深溝ねじ底の端部を混練部内に位置させる構
造を採用した。
に、スクリユの第1ステージと第2ステージとの
間のベント部のスクリユのフライト面を混練部で
あるダルメージ部に連続させるとともに、ベント
部の深溝ねじ底の端部を混練部内に位置させる構
造を採用した。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
第4図は本発明の1実施例を説明するもので、
本実施例にあつては、ダルメージ部6の部分にま
でスクリユ4のねじ溝4cの部分を導いている。
すなわち、ダルメージ部6の溝6aとねじ溝4c
とは全て連通した状態にある。そして、スクリユ
4のねじ溝4cのほぼ1ピツチ分は、ダルメージ
部6の溝6aと連通した状態にある。
本実施例にあつては、ダルメージ部6の部分にま
でスクリユ4のねじ溝4cの部分を導いている。
すなわち、ダルメージ部6の溝6aとねじ溝4c
とは全て連通した状態にある。そして、スクリユ
4のねじ溝4cのほぼ1ピツチ分は、ダルメージ
部6の溝6aと連通した状態にある。
なお、第4図において鎖線で示す部分は、ダル
メージ部6の加工前のスクリユの形状を示してい
る。
メージ部6の加工前のスクリユの形状を示してい
る。
このような構造を採用すると、成形時において
は、第1ステージaの供給部c、圧縮部d、計量
部eを経て、溶融状態になつた樹脂材料は混練部
iのダルメージ部6に入り、スクリユ4の回転運
動による溝6a内の旋回流及び溝6aと加熱筒1
との間隙における剪断作用により混練が行なわ
れ、かつ、樹脂深奥内部の揮発性ガスの発生膨張
に適した温度にまで上昇される。このようにし
て、ダルメージ6を経て、溶融した樹脂はベント
部を形成するねじ溝4c中に、溝6aの本数だけ
分割されて流入する。このようにして分割された
溶融樹脂は、大気圧又は減圧された状態にあるね
じ溝4cへ流入するため、それぞれの樹脂は発生
したガスにより膨張し、発泡状態となる。発泡状
態の樹脂はスクリユ4の回転状態に伴い、加熱筒
の内壁に引きずられ、溝6aから引きちぎられ、
ねじ溝4cの底へ送り込まれる。
は、第1ステージaの供給部c、圧縮部d、計量
部eを経て、溶融状態になつた樹脂材料は混練部
iのダルメージ部6に入り、スクリユ4の回転運
動による溝6a内の旋回流及び溝6aと加熱筒1
との間隙における剪断作用により混練が行なわ
れ、かつ、樹脂深奥内部の揮発性ガスの発生膨張
に適した温度にまで上昇される。このようにし
て、ダルメージ6を経て、溶融した樹脂はベント
部を形成するねじ溝4c中に、溝6aの本数だけ
分割されて流入する。このようにして分割された
溶融樹脂は、大気圧又は減圧された状態にあるね
じ溝4cへ流入するため、それぞれの樹脂は発生
したガスにより膨張し、発泡状態となる。発泡状
態の樹脂はスクリユ4の回転状態に伴い、加熱筒
の内壁に引きずられ、溝6aから引きちぎられ、
ねじ溝4cの底へ送り込まれる。
次々に引きちぎられた発泡樹脂塊は、後続する
発泡樹脂塊と重なり、押しつぶされながら転が
り、この過程でガスは分離する。
発泡樹脂塊と重なり、押しつぶされながら転が
り、この過程でガスは分離する。
また、発泡樹脂塊は、ねじ溝4cに沿つて進行
する。
する。
このようにして発泡状態の樹脂内のガスは樹脂
と分離され、ベント孔5から排出され、効率良く
脱気が行なわれる。
と分離され、ベント孔5から排出され、効率良く
脱気が行なわれる。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、本
実施例にあつては、ダルメージ部6の溝6aをス
クリユ4のフライト部11aにまで延長させた状
態で、フライト部11aに、溝6aの深さと同一
の深さを持つ円弧状の凹部11bを形成させた。
実施例にあつては、ダルメージ部6の溝6aをス
クリユ4のフライト部11aにまで延長させた状
態で、フライト部11aに、溝6aの深さと同一
の深さを持つ円弧状の凹部11bを形成させた。
もちろん、ねじ溝4cはダルメージ部6にまで
連続しており、各溝6aは全てねじ溝4cに連通
している。
連続しており、各溝6aは全てねじ溝4cに連通
している。
このような構造を採用すると、前述したものと
同様にして、溝6aからねじ溝4cに押し出され
た溶融した樹脂は、ここで減圧されて発泡状態と
なり、加熱筒1の内壁に引きずられ、次々に引き
ちぎられ、発泡樹脂塊Pとなり、この過程でガス
は分離される。そして、第6図に示すように、ス
クリユ4の回転運動に伴い、次々に引きちぎられ
た発泡樹脂塊Pは、フライト部11aの凹部11
bに引つかかり、ここでまた、発泡状態の樹脂内
に含まれているガスが、樹脂膜が破られることに
より溶融樹脂と分離される。この現象は凹部11
bが存在する限りの範囲において順次行なわれ、
効率良く脱気が行なわれる。
同様にして、溝6aからねじ溝4cに押し出され
た溶融した樹脂は、ここで減圧されて発泡状態と
なり、加熱筒1の内壁に引きずられ、次々に引き
ちぎられ、発泡樹脂塊Pとなり、この過程でガス
は分離される。そして、第6図に示すように、ス
クリユ4の回転運動に伴い、次々に引きちぎられ
た発泡樹脂塊Pは、フライト部11aの凹部11
bに引つかかり、ここでまた、発泡状態の樹脂内
に含まれているガスが、樹脂膜が破られることに
より溶融樹脂と分離される。この現象は凹部11
bが存在する限りの範囲において順次行なわれ、
効率良く脱気が行なわれる。
第7図は、本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、本実施例にあつては、ダルメージ部6の先
端側にテーパー部6bを設け、このテーパー部6
bにまでねじ溝4cが導いてあり、溝6aはテー
パー部6bにも連続して形成され、ねじ溝4cと
連通している。
ので、本実施例にあつては、ダルメージ部6の先
端側にテーパー部6bを設け、このテーパー部6
bにまでねじ溝4cが導いてあり、溝6aはテー
パー部6bにも連続して形成され、ねじ溝4cと
連通している。
このよう構造を採用すると、前述した各実施例
と同様の効果が得られるとともに、テーパー部6
bの部分で溶融した樹脂が発泡を始めだし、この
樹脂が加熱筒1の内壁に引きずられるとともに押
しつぶされ、発生したガスが出やすくなり、脱気
効果はさらに増大する。
と同様の効果が得られるとともに、テーパー部6
bの部分で溶融した樹脂が発泡を始めだし、この
樹脂が加熱筒1の内壁に引きずられるとともに押
しつぶされ、発生したガスが出やすくなり、脱気
効果はさらに増大する。
第8図は、本発明のもう一つの実施例を示すも
ので、本実施例にあつては、ダルメージ部6にテ
ーパー部6bを設けるとともに、スクリユ4のダ
ルメージ部6の近傍に小径部4dを形成し、この
小径部4dのフライト部11aにダルメージ部の
溝6aの延長線上に位置する状態で凹部11bを
形成してある。
ので、本実施例にあつては、ダルメージ部6にテ
ーパー部6bを設けるとともに、スクリユ4のダ
ルメージ部6の近傍に小径部4dを形成し、この
小径部4dのフライト部11aにダルメージ部の
溝6aの延長線上に位置する状態で凹部11bを
形成してある。
この小径部4dは、テーパー部6bの外周面の
延長上に形成されても良く、あるいは一段小さい
径の単なる小径部とし形成しても良い。
延長上に形成されても良く、あるいは一段小さい
径の単なる小径部とし形成しても良い。
このような構造を採用すると、小径部4dの存
在により溶融状態の樹脂の減圧作用が進み、発泡
効果を著しく増大させるとともに、凹部11bに
よる剪断作用が進み、脱気効果をさらに増大させ
ることができる。
在により溶融状態の樹脂の減圧作用が進み、発泡
効果を著しく増大させるとともに、凹部11bに
よる剪断作用が進み、脱気効果をさらに増大させ
ることができる。
以上のような各実施例に示した構造を採用する
と、以下に記載するような今までのベント式成形
機とは異なる作用、効果を発揮することができ
る。
と、以下に記載するような今までのベント式成形
機とは異なる作用、効果を発揮することができ
る。
(1) 混錬部で材料を樹脂内奥部までよく混練で
き、均質な溶融状態となし、適切な発泡状態と
なり得るようにし、かつ、適切な発泡状態とな
り得る粘度の樹脂温度まで昇温させることがで
きる。
き、均質な溶融状態となし、適切な発泡状態と
なり得るようにし、かつ、適切な発泡状態とな
り得る粘度の樹脂温度まで昇温させることがで
きる。
(2) ベント部へ多条溝のダルメージ部を介して連
通しているため、樹脂材料が圧力解放あるいは
減圧されたとき、発泡塊を多数の発泡小塊とし
てねじ溝中に供給することができる。
通しているため、樹脂材料が圧力解放あるいは
減圧されたとき、発泡塊を多数の発泡小塊とし
てねじ溝中に供給することができる。
(3) ダルメージ部の多条溝による発泡小塊による
脱気表面積が増大し、脱気効果を著しく向上さ
せることができる。
脱気表面積が増大し、脱気効果を著しく向上さ
せることができる。
(4) 多条溝の混練部であるダルメージ部の、比較
的断面積の小さな溝からスクリユのねじ溝中で
ある開けた広い空間中に溶融樹脂が急に落ち込
むため、減圧による発泡が良好に行なわれる。
また、ダルメージ部の端面がスクリユのフライ
ト部の推進力を与える側の面と一体に連続して
いるため、多条溝からスクリユ溝中に直接落ち
込んだ樹脂にはただちに推進力が働き、混練部
とスクリユ溝間に樹脂が詰まることもなく、樹
脂はすぐ動かされるため、発泡が良好に行なわ
れ、ガスベントが良好に行なわれる。
的断面積の小さな溝からスクリユのねじ溝中で
ある開けた広い空間中に溶融樹脂が急に落ち込
むため、減圧による発泡が良好に行なわれる。
また、ダルメージ部の端面がスクリユのフライ
ト部の推進力を与える側の面と一体に連続して
いるため、多条溝からスクリユ溝中に直接落ち
込んだ樹脂にはただちに推進力が働き、混練部
とスクリユ溝間に樹脂が詰まることもなく、樹
脂はすぐ動かされるため、発泡が良好に行なわ
れ、ガスベントが良好に行なわれる。
(5) 多数の発泡小塊としてベント深溝へ供給され
た樹脂は、スクリユ回転運動に伴う樹脂の転が
り作用により、樹脂内奥部のガスを包む樹脂薄
膜を破ることができ、小塊同士の重なり合い、
圧縮によるガスの分離排出も行える。
た樹脂は、スクリユ回転運動に伴う樹脂の転が
り作用により、樹脂内奥部のガスを包む樹脂薄
膜を破ることができ、小塊同士の重なり合い、
圧縮によるガスの分離排出も行える。
(6) ベント深溝をころがる発泡小塊が、フライト
切欠部による上述のガス内包樹脂薄膜を破り、
積極的にガスと樹脂の分離を行なう。
切欠部による上述のガス内包樹脂薄膜を破り、
積極的にガスと樹脂の分離を行なう。
(7) フライト切欠部による発泡小塊の移動の順序
変更、また大きな混合作用、ガスの排出のため
の連通部などが確保できる。
変更、また大きな混合作用、ガスの排出のため
の連通部などが確保できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、脱気効果が著しく増大し、これに伴うスクリ
ユ回転停止時の脱気不良による発泡あるいは遅延
発泡もなく、ベントアツプなどのトラブルも生じ
ることのない、優れた可塑化状態を確実容易に得
ることができる。
ば、脱気効果が著しく増大し、これに伴うスクリ
ユ回転停止時の脱気不良による発泡あるいは遅延
発泡もなく、ベントアツプなどのトラブルも生じ
ることのない、優れた可塑化状態を確実容易に得
ることができる。
第1図は従来のベント式成形機の1例を示す縦
断面図、第2図及び第3図は従来の混練部のそれ
ぞれ異なつた構造例を示す正面図、第4図及び第
5図は本発明のそれぞれ異なつた実施例を示す正
面図、第6図は第5図に示す実施例における作用
を説明する正面図、第7図及び第8図はそれぞれ
異なつた本発明の他の実施例を示す正面図であ
る。 1……加熱筒、2……ホツパ、4……スクリ
ユ、4c……ねじ溝、5……ベント孔、6……ダ
ルメージ部、6a……溝、11……ねじ部、11
a……フライト部、11b……凹部。
断面図、第2図及び第3図は従来の混練部のそれ
ぞれ異なつた構造例を示す正面図、第4図及び第
5図は本発明のそれぞれ異なつた実施例を示す正
面図、第6図は第5図に示す実施例における作用
を説明する正面図、第7図及び第8図はそれぞれ
異なつた本発明の他の実施例を示す正面図であ
る。 1……加熱筒、2……ホツパ、4……スクリ
ユ、4c……ねじ溝、5……ベント孔、6……ダ
ルメージ部、6a……溝、11……ねじ部、11
a……フライト部、11b……凹部。
Claims (1)
- 1 樹脂供給部側の第1ステージと、樹脂排出部
側の第2ステージのベント部との間に多条溝の混
練部を備えたベント式成形機用スクリユにおい
て、ベント部のスクリユのフライトの外周面を混
練部の外周面に直接続けさせるとともに、ベント
部の深溝ねじ底の端部を混練部内に位置させたこ
とを特徴とするベント式成形機用スクリユ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56136140A JPS5838135A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ベント式成形機用スクリユ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56136140A JPS5838135A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ベント式成形機用スクリユ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838135A JPS5838135A (ja) | 1983-03-05 |
JPS645530B2 true JPS645530B2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=15168236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56136140A Granted JPS5838135A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ベント式成形機用スクリユ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838135A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241015A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-23 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− |
JPS6241016A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-23 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− |
JPH0673897B2 (ja) * | 1985-10-25 | 1994-09-21 | 三菱重工業株式会社 | スクリュ |
KR100261048B1 (ko) * | 1998-03-17 | 2000-10-02 | 주덕영 | 사출형 압출.혼련장치 |
JP6533009B2 (ja) * | 2016-03-15 | 2019-06-19 | マクセル株式会社 | 発泡成形体の製造方法及び製造装置 |
JP7033594B2 (ja) * | 2017-07-07 | 2022-03-10 | マクセル株式会社 | 成形体の製造方法及び製造装置 |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP56136140A patent/JPS5838135A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5838135A (ja) | 1983-03-05 |
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