JPS6241015A - 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− - Google Patents
熱可塑性樹脂成形用スクリユ−Info
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- JPS6241015A JPS6241015A JP60180846A JP18084685A JPS6241015A JP S6241015 A JPS6241015 A JP S6241015A JP 60180846 A JP60180846 A JP 60180846A JP 18084685 A JP18084685 A JP 18084685A JP S6241015 A JPS6241015 A JP S6241015A
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- mixing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱可塑性樹脂成形用の押出装置に用いられる
熱可塑性樹脂成形用スクリューに関する。
熱可塑性樹脂成形用スクリューに関する。
熱可塑性樹脂から押出成形、ブロー成形、射出成形など
によりシート、フィルム、容器などの各種成形品が得ら
れるが、これらいずれの成形分野においても、樹脂の加
熱、（容器、混練を充分に行う上には押出装置のスクリ
ューの構造が重要な要因となっている。
によりシート、フィルム、容器などの各種成形品が得ら
れるが、これらいずれの成形分野においても、樹脂の加
熱、（容器、混練を充分に行う上には押出装置のスクリ
ューの構造が重要な要因となっている。
従来の最も一般的なスクリューでは、例えば第１図に示
されるような樹脂供給側から樹脂押出側に向かって順次
、供給部１、圧縮部２および計量部３が設けられたフル
フライトメタリンゲスクリユーの如く、圧縮比を大きく
することにより溶融樹脂の混練を充分に行うことを主目
的としていた。
されるような樹脂供給側から樹脂押出側に向かって順次
、供給部１、圧縮部２および計量部３が設けられたフル
フライトメタリンゲスクリユーの如く、圧縮比を大きく
することにより溶融樹脂の混練を充分に行うことを主目
的としていた。
したがって、樹脂の混練は充分に行われるものの、圧縮
比が大きく高剪断を伴うために幾つかの問題点を有して
いた。即ち、圧縮比が大きく高剪断を伴うと、高速成形
の際に樹脂圧が変動しやすくなり、高品質の成形品を安
定して得ることができない。また、高速押出成形した場
合、混練が充分に行われるということは、スクリューの
先端部付近において樹脂が大きな剪断応力を受け、この
高剪”断出力に伴い改械的な発熱が生して樹脂温度が必
要以上に上昇して低粘性となり、樹脂劣化を招いて成形
品の物性を低下させ、さらに、押出成形では引取りやサ
イジングが困難となり、射出成形では鼻たれが発生した
りする。
比が大きく高剪断を伴うために幾つかの問題点を有して
いた。即ち、圧縮比が大きく高剪断を伴うと、高速成形
の際に樹脂圧が変動しやすくなり、高品質の成形品を安
定して得ることができない。また、高速押出成形した場
合、混練が充分に行われるということは、スクリューの
先端部付近において樹脂が大きな剪断応力を受け、この
高剪”断出力に伴い改械的な発熱が生して樹脂温度が必
要以上に上昇して低粘性となり、樹脂劣化を招いて成形
品の物性を低下させ、さらに、押出成形では引取りやサ
イジングが困難となり、射出成形では鼻たれが発生した
りする。
また、高速押出においては、スクリューの駆動に要する
動力が大きく、この９）＋力が樹脂温度の上昇の原因と
なる。従って、この駆動エネルギー、更には樹脂温度の
過熱を防止するために外部から冷却することが必要とな
り、省エネルギーの点、冷却のための設備を要する等の
点で大きな問題となっており、その解決が望まれている
。
動力が大きく、この９）＋力が樹脂温度の上昇の原因と
なる。従って、この駆動エネルギー、更には樹脂温度の
過熱を防止するために外部から冷却することが必要とな
り、省エネルギーの点、冷却のための設備を要する等の
点で大きな問題となっており、その解決が望まれている
。
特にこれらの問題は、熱可塑性樹脂のうちでもポリプロ
ピレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリカーボネート
、ポリスチレン等であって、比較的分子量分布が狭い等
の要因から生ずるニュートニアン剪断特性（高剪断速度
下で比較的高い溶融粘度を示す特性）を示す熱可塑性樹
脂の場合に大きな問題となる。
ピレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリカーボネート
、ポリスチレン等であって、比較的分子量分布が狭い等
の要因から生ずるニュートニアン剪断特性（高剪断速度
下で比較的高い溶融粘度を示す特性）を示す熱可塑性樹
脂の場合に大きな問題となる。
このため、圧縮比を比較的小さくし、場合によっては１
以下として剪断発熱の発生を抑えた構造のスクリューも
種々提案されているが、いずれの場合も混練が不充分と
なり、その結果、樹脂温度の不均一化を招くとともに各
種添加剤の分散も不充分となり、良好な成形品を得るこ
とが困難であり、利用範囲は極めて制限されている。
以下として剪断発熱の発生を抑えた構造のスクリューも
種々提案されているが、いずれの場合も混練が不充分と
なり、その結果、樹脂温度の不均一化を招くとともに各
種添加剤の分散も不充分となり、良好な成形品を得るこ
とが困難であり、利用範囲は極めて制限されている。
ところで、本出願人は、これら従来技術の問題点を解決
するため１、スクリューの圧縮部を比較的小さな圧縮比
にした緩圧締部を備えた新規な技術を既に提案しており
（特願昭５９−２６６３９８号）、本発明はこれと同様
の目的を有し、更に改良したものである。
するため１、スクリューの圧縮部を比較的小さな圧縮比
にした緩圧締部を備えた新規な技術を既に提案しており
（特願昭５９−２６６３９８号）、本発明はこれと同様
の目的を有し、更に改良したものである。
本発明の目的は、従来は両立させることの困難であった
充分な混練性と高い成形安定性とを両立させ得るスクリ
ュー構造を提供することにある。
充分な混練性と高い成形安定性とを両立させ得るスクリ
ュー構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
樹脂供給側から樹脂押出側に向かって順次、供給部、圧
縮部、剪断部および応力媛和部を設けるとともに、前記
剪断部の樹脂供給側および押出側の少なくとも一方に混
合部を配することにより、剪断応力の蓄積を抑えながら
充分な混練がなされるようにして前記目的を達成しよう
とするものである。
樹脂供給側から樹脂押出側に向かって順次、供給部、圧
縮部、剪断部および応力媛和部を設けるとともに、前記
剪断部の樹脂供給側および押出側の少なくとも一方に混
合部を配することにより、剪断応力の蓄積を抑えながら
充分な混練がなされるようにして前記目的を達成しよう
とするものである。
以下、本発明を図面に基づきながら更に詳細に説明する
。
。
まず、本発明に用いる熱可塑性４Ｆ、Ｉ脂としては特に
制限されるものでなく、たとえば高μ度ポリエチレン°
、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン又はプロピレンと他のα
−オレフィンとの共重合体、ポリスチレン、ポリアミド
、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、
ポリ゛アクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフ
ェニレンオキサイド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリケトンなどを例示するこ
とができる。なかでも、ポリプロピレン、直鎖状低密度
ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等であ
って、比較的分子■分布が狭い等の要因で生ずるニュー
トニアン剪断特性（高剪断速度下で比較的高い溶融粘度
を示す特性）を示す熱可塑性樹脂の場合に好適に用いら
れる。なぜならばこれらの樹脂は、押出機中の高剪断域
における粘度が高く、この高粘度の樹脂を押出すために
はスクリュー動力消費景が大きくなり、押出生産性が低
くなって製造コストが高くなるからである。
制限されるものでなく、たとえば高μ度ポリエチレン°
、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン又はプロピレンと他のα
−オレフィンとの共重合体、ポリスチレン、ポリアミド
、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、
ポリ゛アクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフ
ェニレンオキサイド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリケトンなどを例示するこ
とができる。なかでも、ポリプロピレン、直鎖状低密度
ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等であ
って、比較的分子■分布が狭い等の要因で生ずるニュー
トニアン剪断特性（高剪断速度下で比較的高い溶融粘度
を示す特性）を示す熱可塑性樹脂の場合に好適に用いら
れる。なぜならばこれらの樹脂は、押出機中の高剪断域
における粘度が高く、この高粘度の樹脂を押出すために
はスクリュー動力消費景が大きくなり、押出生産性が低
くなって製造コストが高くなるからである。
更に剪断発熱に基づく樹脂温度の上昇により、樹脂の劣
化や添加材の劣化、分解を生じる虞れがある。
化や添加材の劣化、分解を生じる虞れがある。
また、本発明に用いられる樹脂のうち、押出された溶融
樹脂の透明性、光沢等を改良するものの対象となる樹脂
としては、ポリプロピレン、エチレン等のα−オレフィ
ンを２０ｆｆｉｆｔ％以下共重合したランダムポリプロ
ピレン、直鎖状低密度ポリエチレン等がある。これらの
樹脂は、その結晶化によって透明性が本当に優れた成形
品シート、フィルムを製造することは非常に困難であっ
た。
樹脂の透明性、光沢等を改良するものの対象となる樹脂
としては、ポリプロピレン、エチレン等のα−オレフィ
ンを２０ｆｆｉｆｔ％以下共重合したランダムポリプロ
ピレン、直鎖状低密度ポリエチレン等がある。これらの
樹脂は、その結晶化によって透明性が本当に優れた成形
品シート、フィルムを製造することは非常に困難であっ
た。
第２図には本発明に係る熱可塑性樹脂成形用スクリュー
の−・例が示され、図中、樹脂供給側から樹脂押出側に
向かって順次、供給部１１、圧縮部１２）剪断部１３、
混合部１４および計量部１５が設けられている。
の−・例が示され、図中、樹脂供給側から樹脂押出側に
向かって順次、供給部１１、圧縮部１２）剪断部１３、
混合部１４および計量部１５が設けられている。
前記供給部１１に図示しないシリンダの樹脂供給口から
樹脂ベレットが供給され溶融可塑化されながら、スクリ
ューの推進力により圧縮部１２へと圧送される。供給部
１１は、通常は圧縮比ｌのストレートスクリューが用い
られる。また、圧縮部１２は、スクリューの溝深さが順
次浅くなることで圧縮比が高められ、この圧縮比は３以
下、好ましくは２．５以下の緩圧薄部として構成され、
この部分で溶融樹脂は丁縮される。圧縮比が３を越える
と圧縮部１２の端部、即ち剪断部１３に至る前の部分で
の剪断応力が大きくなり、樹脂温度の上昇、剪断応力の
蓄積、ブレーキアップ現象等が生して好ましくない。従
って、供給部１１から圧縮部１２に至る部分に用いられ
るスクリューの形式は、緩圧縮型であればどのようなも
のでもよく、等ピッチで溝深さが変化するタイプ、溝深
さ一定でピンチが変化するタイプでもよい。いずれにし
ても供給部１１および圧縮部１２では、樹脂の供給、溶
融の作用が行われ、次のステージへあまり激しい混練を
与えることなく送りこむことが望ましい。しかし、圧縮
比があまり小さいと、例えば供給部１１および圧縮部１
２を通じて１５以下になると、樹脂の不必要な滞留を招
くとともに、初１ｉＪＩ ｒｆｉ練不足をきたすので好
ましくない。
樹脂ベレットが供給され溶融可塑化されながら、スクリ
ューの推進力により圧縮部１２へと圧送される。供給部
１１は、通常は圧縮比ｌのストレートスクリューが用い
られる。また、圧縮部１２は、スクリューの溝深さが順
次浅くなることで圧縮比が高められ、この圧縮比は３以
下、好ましくは２．５以下の緩圧薄部として構成され、
この部分で溶融樹脂は丁縮される。圧縮比が３を越える
と圧縮部１２の端部、即ち剪断部１３に至る前の部分で
の剪断応力が大きくなり、樹脂温度の上昇、剪断応力の
蓄積、ブレーキアップ現象等が生して好ましくない。従
って、供給部１１から圧縮部１２に至る部分に用いられ
るスクリューの形式は、緩圧縮型であればどのようなも
のでもよく、等ピッチで溝深さが変化するタイプ、溝深
さ一定でピンチが変化するタイプでもよい。いずれにし
ても供給部１１および圧縮部１２では、樹脂の供給、溶
融の作用が行われ、次のステージへあまり激しい混練を
与えることなく送りこむことが望ましい。しかし、圧縮
比があまり小さいと、例えば供給部１１および圧縮部１
２を通じて１５以下になると、樹脂の不必要な滞留を招
くとともに、初１ｉＪＩ ｒｆｉ練不足をきたすので好
ましくない。
剪断部１３は、トーピードまたは周面に軸方向の条溝加
工をしたトーピードの変形であり、ここで溶融樹脂の流
れに抵抗が与えられ、比較的短時間の剪断により溶融樹
脂の均一熔融、混練がなされる。この剪断部１３と、ス
クリューを収納する図示しないシリンダとの間の間隙は
、橿めて小さくされて剪断が大きくなるようにされてい
る。また、剪断部１３の長さは、通常、スクリュー直径
りの０，２〜２倍、好ましくは０．３〜１．５倍であり
、スクリューとシリンダーとの平均空隙断面積は、供給
部１１の平均空隙断面積の例えば１／２〜１／１０好ま
しくは１／３〜１／８の範囲である。しかしながら、こ
れらの値は、樹脂の種類、区間長さ等によって最適のも
のを選定することが必要である。この際、剪断部１３が
トーピードであれば構造が最も簡易である。
工をしたトーピードの変形であり、ここで溶融樹脂の流
れに抵抗が与えられ、比較的短時間の剪断により溶融樹
脂の均一熔融、混練がなされる。この剪断部１３と、ス
クリューを収納する図示しないシリンダとの間の間隙は
、橿めて小さくされて剪断が大きくなるようにされてい
る。また、剪断部１３の長さは、通常、スクリュー直径
りの０，２〜２倍、好ましくは０．３〜１．５倍であり
、スクリューとシリンダーとの平均空隙断面積は、供給
部１１の平均空隙断面積の例えば１／２〜１／１０好ま
しくは１／３〜１／８の範囲である。しかしながら、こ
れらの値は、樹脂の種類、区間長さ等によって最適のも
のを選定することが必要である。この際、剪断部１３が
トーピードであれば構造が最も簡易である。
次に、この剪断部１３に間接する混合部１４は、単数若
しくは複数の歯車、ダルメージ（周面に螺旋角の大きい
不連続の浅溝多重ねじを切ったもの）、多角形、フルー
テッド（スクリュー軸に平行に数本の縦溝を設けたもの
）およびこれらの種々の組み合わせ等であり、この混合
部１４の外径は、剪断部１３の外径に略等しいが谷部が
かなり小さくされ、シリンダとの間隙も大きくされてい
る。従って、ここでは溶融樹脂にはスクリューによる推
進力は加わらず、樹脂の残留応力が緩和されて専ら溶融
樹脂の混合のみが促進される。このように、混合部１４
が剪断部１３の樹脂押出側に配置されていれば、混合部
１４で一旦媛和された剪断応力が剪断部１３で再び上昇
されてしまうという事がなく、この点では効率的である
。
しくは複数の歯車、ダルメージ（周面に螺旋角の大きい
不連続の浅溝多重ねじを切ったもの）、多角形、フルー
テッド（スクリュー軸に平行に数本の縦溝を設けたもの
）およびこれらの種々の組み合わせ等であり、この混合
部１４の外径は、剪断部１３の外径に略等しいが谷部が
かなり小さくされ、シリンダとの間隙も大きくされてい
る。従って、ここでは溶融樹脂にはスクリューによる推
進力は加わらず、樹脂の残留応力が緩和されて専ら溶融
樹脂の混合のみが促進される。このように、混合部１４
が剪断部１３の樹脂押出側に配置されていれば、混合部
１４で一旦媛和された剪断応力が剪断部１３で再び上昇
されてしまうという事がなく、この点では効率的である
。
計量部１５は圧縮比２〜０．５、好ましくは１゜６〜０
．８のスクリュー構造であり、ここで溶融樹脂の計量（
吐出用の調整）が行われるとともに、溶融樹脂中になお
残留する剪断応力が緩和され、更に、溶融樹脂の冷却の
均一化も行われる。ここでは残留剪断応力を除去するこ
とが主目的であり高混練、高剪断は生しさせないような
構造である。
．８のスクリュー構造であり、ここで溶融樹脂の計量（
吐出用の調整）が行われるとともに、溶融樹脂中になお
残留する剪断応力が緩和され、更に、溶融樹脂の冷却の
均一化も行われる。ここでは残留剪断応力を除去するこ
とが主目的であり高混練、高剪断は生しさせないような
構造である。
なお、本明細書中における圧縮比とは、各々の構造部に
おける「（樹脂流入端部の溝深さ）（樹脂押出端部の溝
深さ）」を意味する。
おける「（樹脂流入端部の溝深さ）（樹脂押出端部の溝
深さ）」を意味する。
ここにおいて、前記剪断部１３よりも樹脂押出側、即ち
混合部１４および計量部１５により応力緩和部が構成さ
れている。この際、正確には図示の剪断部１３と混合部
１４との間の部分も応力緩和部に含まれるものであり、
要は、剪断部１３により与えられる剪断応力が開放或い
は緩和される部分を指称するものである。この応力緩和
部の長さは、その構造によっても異なるが、緩和が充分
達成される長さ、通常、スクリュー直径りの４〜１５倍
である。
混合部１４および計量部１５により応力緩和部が構成さ
れている。この際、正確には図示の剪断部１３と混合部
１４との間の部分も応力緩和部に含まれるものであり、
要は、剪断部１３により与えられる剪断応力が開放或い
は緩和される部分を指称するものである。この応力緩和
部の長さは、その構造によっても異なるが、緩和が充分
達成される長さ、通常、スクリュー直径りの４〜１５倍
である。
本発明の押出ｇ Ｗにあっては、スクリューの全長しと
直径りとの比Ｌ／Ｄは、１５〜４０、好ましくは２０〜
３９となるように設計される。また、本発明の使用に際
しては、供給部１１のシリンダー内壁（特にライナ一部
）には軸方向に溝加工することもでき、これによりペレ
ットのスムースな供給が可能になる。
直径りとの比Ｌ／Ｄは、１５〜４０、好ましくは２０〜
３９となるように設計される。また、本発明の使用に際
しては、供給部１１のシリンダー内壁（特にライナ一部
）には軸方向に溝加工することもでき、これによりペレ
ットのスムースな供給が可能になる。
このような本発明の一例では、樹脂押出側（先端側ある
いはノズル側）における溶融樹脂の剪断応力が充分に減
少しでいるため、樹脂圧の変動が少なく、たとえ高速押
出を行っても、安定性良く、偏肉精度に優れた成形を行
うことができる。また、そのため、均質で、表面特性が
良好で、樹脂によっては透明性も良好な高品質の成形品
を安定して得ることができる。
いはノズル側）における溶融樹脂の剪断応力が充分に減
少しでいるため、樹脂圧の変動が少なく、たとえ高速押
出を行っても、安定性良く、偏肉精度に優れた成形を行
うことができる。また、そのため、均質で、表面特性が
良好で、樹脂によっては透明性も良好な高品質の成形品
を安定して得ることができる。
しかも、混練自体は充分に行われているので、添加剤の
分散も均一となり、この点からも均質な成形品を得易い
。また、高速押出しが可能であるのは、剪断発熱が抑え
られるため、樹脂劣化が起こりに＜＜、樹脂温度が低く
均一化しているからであり、更に過熱防止のための冷却
手段も不要となって省エネルギーに適する。
分散も均一となり、この点からも均質な成形品を得易い
。また、高速押出しが可能であるのは、剪断発熱が抑え
られるため、樹脂劣化が起こりに＜＜、樹脂温度が低く
均一化しているからであり、更に過熱防止のための冷却
手段も不要となって省エネルギーに適する。
第３図には本発明に係る熱可塑性樹脂成形用スクリュー
の第２の例が示されている。この例では剪断部１３の両
側にそれぞれ混合部１６および１７が設けられている。
の第２の例が示されている。この例では剪断部１３の両
側にそれぞれ混合部１６および１７が設けられている。
混合部１６．１７のスクリュー軸方向の長さは、例えば
、樹脂押出側の混合部１７の方が樹脂供給側の混合部１
６の２〜数倍とされ、混合部１６でまず予備的に混合が
促進され、混合部１７で更に混合が充分に行われるとい
うものであってもよい。
、樹脂押出側の混合部１７の方が樹脂供給側の混合部１
６の２〜数倍とされ、混合部１６でまず予備的に混合が
促進され、混合部１７で更に混合が充分に行われるとい
うものであってもよい。
第４図には、本発明の更に異なる例が示されている。こ
の例では、計量部１８が多条ねし構造とされている。ま
た、図示しないが、計量部１５゜１日には部分的にねじ
のない部分を設けてもよいし、計量部１５．１８の先端
部付近に混合部が付加されていてもよい。更には、圧縮
部１２に多条ねし部が付加されていてもよい等、本発明
には種々の変形例が含まれる。
の例では、計量部１８が多条ねし構造とされている。ま
た、図示しないが、計量部１５゜１日には部分的にねじ
のない部分を設けてもよいし、計量部１５．１８の先端
部付近に混合部が付加されていてもよい。更には、圧縮
部１２に多条ねし部が付加されていてもよい等、本発明
には種々の変形例が含まれる。
実施例および比較例
第１表に示すところの本発明に係るスクリューＡ、本発
明とは異なるスクリューＢを用いて、種々の条件下で押
出成形を行った結果を第２表に示した。用いた樹脂は、
ポリプロピレンにあっては出光ポリプロピレン、Ｆ７０
ＯＮ、Ｍｌ （／ルトインデノクス）７ｇ／１０分
、出光石油化学（株）製であり、ポリカーボネートにあ
っては出光ポリカーボネート、Ａ３０００、分子量２９
００第１表 ＊スクリューＡ、Ｂ、Ｃともに、Ｌ／Ｄ＝２６、Ｄ＝５
０ｍｍ、ピッチ５０ｍｍである。
明とは異なるスクリューＢを用いて、種々の条件下で押
出成形を行った結果を第２表に示した。用いた樹脂は、
ポリプロピレンにあっては出光ポリプロピレン、Ｆ７０
ＯＮ、Ｍｌ （／ルトインデノクス）７ｇ／１０分
、出光石油化学（株）製であり、ポリカーボネートにあ
っては出光ポリカーボネート、Ａ３０００、分子量２９
００第１表 ＊スクリューＡ、Ｂ、Ｃともに、Ｌ／Ｄ＝２６、Ｄ＝５
０ｍｍ、ピッチ５０ｍｍである。
＊市スクリエーＡの混合部は、スクリュー軸方向の長さ
！が１８ｍｍで１５山の歯車を、間隔ｄが１４ｍｍで３
枚並べて構成した（第５図参照）。
！が１８ｍｍで１５山の歯車を、間隔ｄが１４ｍｍで３
枚並べて構成した（第５図参照）。
この第２表からも判るように、同等回転数の例で比べれ
ば、本発明の実施例の方が比較例に比べて比エネルギー
の値が小さくて省エネルギーが図れ、また、樹脂温度が
低くて均一であるために樹脂の劣化もなく、特に、スク
リュー先端樹脂圧の変動も少ないことから高速押出を行
っても成形安定性が究めて優れている偏肉のないフィル
ムやシートを製造できることが判る。
ば、本発明の実施例の方が比較例に比べて比エネルギー
の値が小さくて省エネルギーが図れ、また、樹脂温度が
低くて均一であるために樹脂の劣化もなく、特に、スク
リュー先端樹脂圧の変動も少ないことから高速押出を行
っても成形安定性が究めて優れている偏肉のないフィル
ムやシートを製造できることが判る。
上述のように本発明よれば、従来は両立させることの困
難であった充分な混練性と高い成形安定性とを両立させ
得るスクリュー構造を提供することができる。
難であった充分な混練性と高い成形安定性とを両立させ
得るスクリュー構造を提供することができる。
第１図は従来の一般的なスクリューを示す側面図、第２
〜４図はそれぞれ本発明に係る熱可塑性樹脂成形用スク
リューの互いに異なる例を示す側面図、第５図は混合部
の一例の一部を示す拡大側面図である。 １１・・・供給部、１２・・・圧縮部、１３・・・剪断
部、１４．１６．１７・・・応力緩和部の一部を構成す
る混合部、１５．１８・・・応力緩和部の一部を構成す
る計量部。
〜４図はそれぞれ本発明に係る熱可塑性樹脂成形用スク
リューの互いに異なる例を示す側面図、第５図は混合部
の一例の一部を示す拡大側面図である。 １１・・・供給部、１２・・・圧縮部、１３・・・剪断
部、１４．１６．１７・・・応力緩和部の一部を構成す
る混合部、１５．１８・・・応力緩和部の一部を構成す
る計量部。
Claims (5)
- （１）樹脂供給側から樹脂押出側に向かって順次、供給
部、圧縮部、剪断部および応力緩和部が設けられ、前記
剪断部の樹脂供給側および押出側の少なくとも一方には
混合部が設けられていることを特徴とする熱可塑性樹脂
成形用スクリュー。 - （２）特許請求の範囲第１項において、前記剪断部はト
ーピードであることを特徴とする熱可塑性樹脂成形用ス
クリュー。 - （３）特許請求の範囲第１項または第２項において、前
記圧縮部は圧縮比が３以下の緩圧縮部であることを特徴
とする熱可塑性樹脂成形用スクリュー。 - （４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに
おいて、前記応力緩和部は圧縮比が２〜０５であること
を特徴とする熱可塑性樹脂整形用スクリュー。 - （５）特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに
おいて、前記混合部が剪断部の樹脂押出側に設けられて
いることを特徴とする熱可塑性樹脂成形用スクリュー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60180846A JPS6241015A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− |
| DE8686111300T DE3668577D1 (de) | 1985-08-16 | 1986-08-14 | Schnecke zum verarbeiten von thermoplastischem kunststoff. |
| EP86111300A EP0213510B2 (en) | 1985-08-16 | 1986-08-14 | Screw for molding thermoplastic resin |
| US06/896,902 US4729666A (en) | 1985-08-16 | 1986-08-15 | Screw for molding thermoplastic resin having a stress relaxation section |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60180846A JPS6241015A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6241015A true JPS6241015A (ja) | 1987-02-23 |
| JPH0578406B2 JPH0578406B2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=16090378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60180846A Granted JPS6241015A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 熱可塑性樹脂成形用スクリユ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241015A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6780349B1 (en) * | 1999-05-26 | 2004-08-24 | Robert Bosch Gmbh | Method for producing ceramic green bodies |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5363468A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-06 | Japan Steel Works Ltd | Extruder |
| JPS5838135A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-05 | Ube Ind Ltd | ベント式成形機用スクリユ |
| JPS59169826A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-25 | Ube Ind Ltd | 樹脂の混練可塑化装置 |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP60180846A patent/JPS6241015A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5363468A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-06 | Japan Steel Works Ltd | Extruder |
| JPS5838135A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-05 | Ube Ind Ltd | ベント式成形機用スクリユ |
| JPS59169826A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-25 | Ube Ind Ltd | 樹脂の混練可塑化装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6780349B1 (en) * | 1999-05-26 | 2004-08-24 | Robert Bosch Gmbh | Method for producing ceramic green bodies |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0578406B2 (ja) | 1993-10-28 |
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