JPS644873Y2 - - Google Patents

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JPS644873Y2
JPS644873Y2 JP12720685U JP12720685U JPS644873Y2 JP S644873 Y2 JPS644873 Y2 JP S644873Y2 JP 12720685 U JP12720685 U JP 12720685U JP 12720685 U JP12720685 U JP 12720685U JP S644873 Y2 JPS644873 Y2 JP S644873Y2
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JP
Japan
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fiber waste
liquid
ejector
gas
vacuum
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JP12720685U
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JPS6237098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、布帛の真空脱液装置に関する。更に
詳しく述べるならば、本考案は、布帛の真空脱液
装置に含まれる気液分離器から毛羽等の繊維屑を
含むドレンを連続的に装置外に排出するようにし
た装置に関する。
従来の技術 従来、布帛等の繊維製品の染色仕上加工におい
て、繊維製品に含まれる処理液を真空で吸引脱液
するための真空脱液装置から、毛羽等の繊維屑を
装置外に排出するための手段として、次の如き手
段があつた。
即ち、第2図に示すように、真空ポンプ21の
上方に毛羽等を除去するためのフイルター22が
設けられており、気液分離器23は真空ポンプ2
1の下方部に連通してサイレンサーを兼ねて設け
られている。この装置においては、毛羽等の繊維
屑をフイルター21で集めることはできるけれど
も、運転中はこれを除去することができず、この
繊維屑を除去するためには一旦装置を停止させな
ければならない。しかして、運転中の機械を一一
旦停止させることは、生産性を低下させることと
なり、かつ被処理物に脱水班を生じさせることと
なり、またフイルターの交換が必要であるため予
備のフイルターを常時準備しておかなければなら
ないという問題があつた。
また、第3図に示すように、気液分離器23、
真空ポンプ21およびサイレンサー24からなる
真空脱水装置において、気液分離器23の下方部
側面に開口部を設け、この開口部から伸びる排出
管25の端部に、毛羽等の繊維屑を吸引排出する
ためのカスケード型ポンプ26が付設されてい
る。しかして、このようなポンプを用いる場合に
は、内部にインペラー等の回転部が設けられてい
るため、繊維屑が回転部にからまり、詰まりを生
じるという問題があり、そのため実際上ポンプを
定期的に分解掃除しなければならなかつたのであ
る。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、従来技術における上記の如き問題点
を解決しようとするものであり、布帛の真空脱液
装置においてその真空系路内から毛羽等の繊維屑
を連続的に、効果的かつ効率的に除去することの
できる装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案によれば即ち気液分離器と真空ポンプと
を含む真空脱液装置が提供されるのであつて、こ
の装置は、前記気液分離器の下方部側面に設けら
れた、毛羽等の繊維屑を含むドレンを排出するた
めの開口部、前記開口部に連結して設けられた連
通管、前記連通管の他端に連結された、前記繊維
屑を含むドレンを吸引するためのエジエクター、
前記エジエクターの下流に設けられた、前記エジ
エクターより排出される繊維屑とドレン液とを分
離するためのフイルター、前記フイルターにおい
て繊維屑と分離された前記ドレン液とともに循環
液を収容するための循環槽、および前記循環液を
前記循環槽から前記エジエクターへ移送するため
の循環ポンプを具備することを特徴とする。
実施例 以下、本考案の装置の好ましい実施態様につい
て、添付の図面を参照しながら説明する。
第1図は、本考案に係る真空脱液装置の一例を
模式的に示す図である。1は真空を発生させるた
めの真空ポンプであり、この真空ポンプ1の作用
により気液混合物が気液分離器2内に吸引され、
収容される。気液分離器2内に収容された気液混
合物は、この気液分離器内に付設されている円筒
7および案内板8によつて、気体と液体とに分離
され、気体は真空ポンプ1から、サイレンサー9
を介して、外部に排出される。一方、気液分離器
2内で分離された液体中には、毛羽等の繊維屑が
含まれている。この繊維屑を含むドレンは、気液
分離器2の下方部側面に設けられた開口部10よ
り、連通管11を通つて、エジエクター3へ吸引
排出される。
エジエクター3の下流側には、ドレン中に含ま
れていた繊維屑を液と分離するためのフイルター
5が、傾斜して設けられている。そして、このフ
イルター5で集められた繊維屑は、フイルター5
の斜め下方位置に設けられた受け箱12に回収さ
れる。一方、前記フイルター5で繊維屑と分離さ
れた液は、このフイルターの下方位置に設けられ
た循環槽6内へ回収される。循環槽6内には循環
液が収容されており、この循環液は循環ポンプ4
によつてエジエクター3に送られ、循環される。
前記エジエクター吸引および排出は、ポンプ4か
らの循環液の供給速度もしくは供給量を調整する
ことにより制御される。
尚、13は、循環槽6に付設されたオーバーフ
ロー配管で、ドレン液の回収によつて循環液が増
加したときに、過剰の液を排出するためのもので
ある。
考案の効果 以上の如き構成を有する本考案の装置によれ
ば、毛羽等の繊維屑を真空系路内から連続的に除
去することができ、繊維屑を除去するために装置
を停止させるロスを排除することができる。ま
た、フイルター交換やポンプの分解掃除等が不要
となつて省力が達成され、また機械停止に伴なう
被処理繊維製品の脱水班等の発生が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の一例を示す模式図
であり、第2図および第3図はそれぞれ従来の装
置を示す模式図である。 1,21……真空ポンプ、2,23……気液分
離器、3……エジエクター、4……循環ポンプ、
5,22……フイルター、6……循環槽、7……
円筒、8……案内板、9,24……サイレンサ
ー、10……開口部、11……連通管、12……
受け箱、13……オーバーフロー配管、25……
排出管、26……カスケード型ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気液分離器と真空ポンプとを含む布帛の真空脱
    液装置であつて、前記気液分離器の下方部側面に
    設けられた、毛羽等の繊維屑を含むドレンを排出
    するための開口部、前記開口部に連結して設けら
    れた連通管、前記連通管の他端に連結された、前
    記繊維屑を含むドレンを吸引するためのエジエク
    ター、前記エジエクターの下流に設けられた、前
    記エジエクターより排出される繊維屑とドレン液
    とを分離するためのフイルター、前記フイルター
    において繊維屑と分離された前記ドレン液ととも
    に循環液を収容するための循環槽、および前記循
    環液を前記循環槽から前記エジエクターへ移送す
    るための循環ポンプを具備することを特徴とす
    る、布帛の真空脱液装置。
JP12720685U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPS644873Y2 (ja)

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JP12720685U JPS644873Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JP12720685U JPS644873Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JPS6237098U JPS6237098U (ja) 1987-03-05
JPS644873Y2 true JPS644873Y2 (ja) 1989-02-07

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JPS6237098U (ja) 1987-03-05

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