JPS644868Y2 - - Google Patents

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JPS644868Y2
JPS644868Y2 JP11201485U JP11201485U JPS644868Y2 JP S644868 Y2 JPS644868 Y2 JP S644868Y2 JP 11201485 U JP11201485 U JP 11201485U JP 11201485 U JP11201485 U JP 11201485U JP S644868 Y2 JPS644868 Y2 JP S644868Y2
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JP
Japan
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fabric
pin sheet
tenter
selvage
pin
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JP11201485U
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JPS6221098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、長尺布帛を幅方向へ緊張拡布しなが
ら連続的に進行させるに使用する布帛テンターに
おいて、該布帛テンターにより拡布移送される布
帛耳部の洗浄装置に関するものである。
〔考案の背景〕
例えば編物あるいは織物等の布帛を連続的にシ
ルケツト加工する装置においては、その布帛を幅
方向へ緊張しながら移送するピンテンターが使用
されているが、このピンテンターは、チエーンホ
イールに掛けられて回動するエンドレスチエーン
の長手方向に沿つて、第4図及び第5図に示す構
造のピンシート1が一定間隔で取付けられている
ものであつて、その各ピンシート1は、長方形に
形成されている支持板2の上面に、布帛3の辺縁
部即ち耳部を突き刺して保持するための多数本の
針4が上向きに植設されている。そして、このピ
ンテンターにより布帛を緊張移送せしめるにあた
つては、チエーンと共に回動するピンシート1の
針4へ布帛の両側辺縁を突き刺して支持せしめ、
チエーンの移行に伴なつて布帛を幅方向に緊張さ
せながら移送するものである。
ところが、上記した従来のピンシート1におけ
る支持板2の上面、即ち針4の植設面は平坦面に
形成されているために、このピンシート1に布帛
3の辺縁を突き刺し保持せしめたとき、その布帛
3の辺縁部Aが支持板2の上面と密接されてしま
うために、このピンシート1により緊張移送され
る布帛において、その上方から、該布帛に含浸さ
れている苛性剤を水洗するための洗浄水を吹きつ
けても、支持板2により布帛耳部の通液性が阻害
されて、該布帛耳部の洗浄が有効にできない。従
つて処理布帛耳部が洗浄不良部となることから、
該布帛を商品化するとき、耳部を大幅にカツテイ
ングしなければならず、原反の無駄が生じる不具
合があつた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる不具合を解消するためになされ
たもので、ピンシートを構成している支持板2の
針植設面に通水性を高めるための多数の溝を設け
て、処理布帛耳部の処理水浸透性を高め、さらに
は該処理布帛耳部の移動軌跡上に該耳部を洗浄す
るためのシヤワーパイプを増設して、テンターに
より緊張移送される布帛の耳部をも確実に洗浄処
理することができるようにして、耳部のカツテイ
ングロスを削減することができるテンターにより
緊張移送される布帛の耳部洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
11はピンテンターに使用されるピンシートで
あつて、このピンシート11は周知のテンター構
造と同様に第3図に示すチエーンホイール12に
架設されているエンドレスのチエーン13の長手
方向に沿つて一定間隔で取付けられているもので
ある。このピンシート11は針支持板14と、こ
の針支持板14の上面に植設されている多数本の
針15とからなつているが、この針支持板14の
上面即ち針支持板14の植設面には、縦横に延び
る多数の流水用凹溝16が形成されているもので
ある。17は上記ピンシート11により緊張移送
される布帛18の耳部に向けて洗浄湯を吹きつけ
るためのシヤワーパイプであつて、このシヤワー
パイプ17は、布帛耳部の移動路に沿つて所望間
隔で配設されている。また配設されたシヤワーパ
イプ17の相互間には、第3図で示すように洗浄
湯吹き飛ばし用のエアーパイプ19が配置されて
いるものである。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用
について述べると、本実施例において使用される
布帛緊張移送用ピンテンターのピンシート11に
おいては、その針支持板14の上面に多数の流水
用凹溝16が形成されているために、このピンシ
ート11上に植設されている針15に刺されて保
持される布帛18の下面と針支持板14との間に
は、凹溝16による間隙が生じるためにシヤワー
パイプ17から噴射された洗浄湯の布帛内浸透性
が高められ、該布帛耳部の洗浄が有効になされる
ものである。また針支持板14上の凹溝16内に
は、洗浄湯が溜りがちであるが、ピンシート11
の移送時にエアーパイプ19からのエアー噴射力
が布帛18の耳部及びピンシート11上に作用し
てピンシート11上及び布帛耳部に付着されてい
る湯分が除去されるために洗浄湯の置換が迅速か
つ確実にできる効果がある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、布帛テンターに設けら
れているピンシート11の針支持板14上面を凸
凹に形成すると共に、このピンシート11の移送
路上に、その移送路に沿つて、該ピンシート11
及びこのピンシートに掛止される布帛の耳部に向
けて洗浄液及びエアーを吹きつけるための洗浄液
シヤワーパイプ及びエアーパイプを配設せしめた
ことを特徴とするテンターにより緊張移送される
布帛耳部の洗浄装置である。
〔考案の効果〕
従つてこの装置によれば、耳部がピンテンター
のピンシートにより掛止されて緊張移送される布
帛において、そのピンシートと接合される布帛耳
部の洗浄作用、即ち洗浄液の置換が、上記針支持
板14上面の凸凹とシヤワーパイプ及びエアーパ
イプから噴射される洗浄水及びエアーによつて効
果的になされ、その結果布帛耳部の洗浄も有効に
なされるので、耳部のカツテイングロスが少なく
なり経済性が高められる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例よりなるピンシートの斜視
図、第2図はそのピンシートを使用するテンター
の説明図、第3図はその平面説明図、第4図は従
来のピンシートの斜視図、第5図は従来のテンタ
ーの説明図である。 11……ピンシート、12……チエーンホイー
ル、13……チエーン、14……針支持板、15
……針、16……流水用凹溝、17……シヤワー
パイプ、18……布帛、19……エアーパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布帛テンターに設けられているピンシート11
    の針支持板14上面を凸凹に形成すると共に、こ
    のピンシート11の移送路上に、その移送路に沿
    つて、該ピンシート11及びこのピンシートに掛
    止される布帛の耳部に向けて洗浄液及びエアーを
    吹きつけるための洗浄液シヤワーパイプ及びエア
    ーパイプを配設せしめたことを特徴とするテンタ
    ーにより緊張移送される布帛耳部の洗浄装置。
JP11201485U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPS644868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201485U JPS644868Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201485U JPS644868Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6221098U JPS6221098U (ja) 1987-02-07
JPS644868Y2 true JPS644868Y2 (ja) 1989-02-07

Family

ID=30992483

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JP11201485U Expired JPS644868Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055737A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Toyobo Co Ltd 高分子フィルムの製造方法および製造装置

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JPS6221098U (ja) 1987-02-07

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