JPS64472Y2 - - Google Patents

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JPS64472Y2
JPS64472Y2 JP11568384U JP11568384U JPS64472Y2 JP S64472 Y2 JPS64472 Y2 JP S64472Y2 JP 11568384 U JP11568384 U JP 11568384U JP 11568384 U JP11568384 U JP 11568384U JP S64472 Y2 JPS64472 Y2 JP S64472Y2
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JP
Japan
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tip
claw
carbide
nail
drill
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JP11568384U
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JPS6132289U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アースオーガドリルの下端部(通称
ヘツド部分)のスクリユー板の下端に溶着される
爪に係り、より詳しくは超硬チツプを有するもの
において、該超硬チツプの折損を防止する構造に
関する。
(従来の技術) 第8図は従来の爪1A,1Bを取付けたアース
オーガドリルの一例を示す図であり、ケーシング
2に2枚(または1枚)のスクリユー板3A,3
Bを溶接し、これらのスクリユー板3A,3Bの
下端にそれぞれ1枚以上ずつ(図示例では2枚)
の爪1A,1Bが内外方向に配列して溶接され
る。これらの爪1A,1Bは、第9図に示すよう
に、角柱状をなし、尖鋭に形成される先端部1の
上面に超硬合金等でなる超硬チツプ4をろう付け
している(5はろう付け部を示す)。なお、6は
超硬合金の肉盛溶接部である。
このような従来構造においては、長尺重量物で
あるドリルをその回転駆動装置の重量をかけた状
態で杭打機のリーダ(図示せず)に沿つて降下
(第10図の矢印a参照)させ、ドリルヘツドを
掘削穴の底部7に衝突させると、第10図に示す
ように、脆い超硬チツプ4が折れてしまい、役に
たたなくなる事故が頻繁に起こるという不具合が
あつた。またこの折損事故は、ドリルを矢印bに
示すように逆回転させる際、石8に超硬チツプ4
が衝突する場合にも起きた。そしてこのような爪
の折損事故が起きた場合には、高価な爪全体を交
換しなければならない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであ
り、超硬チツプの折損を防止しうる構造のドリル
ヘツド用の爪を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、爪の先端部の下面に超硬チ
ツプを固定したことを特徴とする。
(作用) このような爪の構造とすれば、超硬チツプにか
かる力を爪本体により受けることができ、超硬チ
ツプの折損を防止することができる。
(実施例) 第1図および第2図は本考案の爪の一実施例で
あり、図に示すように、この爪9は、鋼材でなる
爪本体10の先端部下面に角型の切除部10aを
設け、該切除部10aに超硬合金等でなる超硬チ
ツプ11を当て、ボルト12により固定してな
る。すなわち、超硬チツプ11は切除部10aに
合致する上面形状を有し、超硬チツプ11に設け
た穴11bにボルト12を挿通し、爪本体10の
切除部10aの下面に設けたねじ穴10cにねじ
込むことにより固定している(ろう付けにより超
硬チツプ11を固着してもよい)。また、この実
施例においては、超硬チツプ11にかかる横方向
に変位させようとする力がボルト12にかからな
いようにするため、切除部10aの下面に爪本体
の外面側端部10eから内側へ向かう溝10bを
設け、この溝10bに超硬チツプ11の上面の突
条部11aを嵌合している。なお、溝10bを爪
本体10の外面側端部10eから切除部10aの
途中の位置まで形成したのは、掘削時には超硬チ
ツプ11に外側から内側への力がかかることを考
慮したためである。
このような爪の構造とすれば、ドリルを急激に
掘削穴底部に降下させた場合、あるいは逆回転時
に石等硬いものに乗り上げても、第3図に示すよ
うに、反力Fは超硬チツプ11を介して爪本体1
0の先端部10dで受けられ、超硬チツプ11に
かかる曲げ応力が緩和され、超硬チツプ11の折
損が防止される。また、本実施例のように、超硬
チツプ11の先端部下面の角部10fの角度θを
90度より大きく形成することにより、爪本体10
の先端部10dが角部10fよりも回転方向の前
方に位置する構造(すなわち、前記力Fを前記先
端部10dで受ける構造)が無理なく実現でき
る。また、第3図に示すように、超硬チツプ11
はその前方が後方よりも厚くなるようにテーパー
形(L1>L2)に形成することにより、爪本体1
0の前部の強度を大とし、かつ高価な超硬チツプ
11の量を少なくすることができ、爪価格を安価
にすることができるという利益を生じる。
このように超硬チツプを爪本体10の先端部下
面に設ける構造は、本考案者が開発している弧状
の爪、あるいは捻れを付加した弧状の爪について
も適用することができる。第4図ないし第7図は
その一例である捻れを付加した弧状の爪9′に関
する実施例であり、爪本体13の先端部下面に切
除部13aを設けてこの切除部13aに超硬チツ
プ14を当ててろう付け15により固定してい
る。
この実施例の爪9′の全体形状は、捻れを有す
る弧状に形成することにより、第5図にも示すよ
うに、この爪9′を前記スクリユー板3A,3B
に固着した状態においては、爪9′の外側面は回
転軌跡Aに合致するものとなり、従つて、前記実
施例で説明した超硬チツプ14の折損の防止効果
の他、前記実施例のような直線形のもののよう
に、先端部の外側面部が集中的に摩耗するという
現象の発生を防止することができるという効果が
得られる。また、第6図に示すように、単に掘削
穴の側面7A(すなわち回転軌跡A)に沿つた弧
状に曲成するのみではなく、尖鋭に形成される爪
9′の先端部の内側がやや下がるように捻れた形
状としているので、爪9′の先端部が水平となる
ようにすることができ、これにより、爪9′の先
端部は掘削穴の底面7に対して全体的に食込ませ
ることができ、先端部の外側に摩耗が集中するこ
とを防止する効果が助長される。
また、第7図に示すように、ように、爪本体1
3をその底部が狭幅となる形状(W1>W2)とす
れば、捻れ形状を有するといえども、鍛造によつ
てこの爪9′の本体13を形成し、容易に型抜き
を行なうことができ、鋳造に比較して数分の1の
価格で爪を製造することができる。
なお上記各例の爪の先端部上面や外側縁の上部
等に超硬合金を肉盛溶接して超寿命化を図ること
もある。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、爪本体の
先端部下面に超硬チツプを固定したので、超硬チ
ツプにかかる力は爪本体の先端部で受けることが
でき、超硬チツプの折損が防止され、使用者にと
つて有益な爪を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の爪の一実施例を示す斜視図、
第2図はその分解斜視図、第3図は該実施例の爪
の作用を説明する側面図、第4図は本考案の他の
実施例を示す斜視図、第5図は該実施例を取付け
状態にて示す平面図、第6図は該実施例の爪を取
付けたヘツドの一部を示す正面図、第7図は該実
施例の爪の横断面図、第8図は従来の爪を取付け
たヘツドを示す正面図、第9図は従来の爪を示す
斜視図、第10図は従来の爪の問題点を説明する
側面図である。 2……ヘツド軸、3A,3B……スクリユー
板、4……回転軌跡、9,9′……爪、11,1
4……超硬チツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アースオーガドリルのスクリユー板の下端に取
    付けられる爪において、超硬チツプを爪の先端部
    の下面に固定したことを特徴とするドリルヘツド
    の爪。
JP11568384U 1984-07-27 1984-07-27 ドリルヘツドの爪 Granted JPS6132289U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11568384U JPS6132289U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 ドリルヘツドの爪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11568384U JPS6132289U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 ドリルヘツドの爪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6132289U JPS6132289U (ja) 1986-02-26
JPS64472Y2 true JPS64472Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30674641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11568384U Granted JPS6132289U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 ドリルヘツドの爪

Country Status (1)

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JP (1) JPS6132289U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428954Y2 (ja) * 1986-12-02 1992-07-14
JPH03296331A (ja) * 1990-04-13 1991-12-27 Yamuko Japan Kk リモートコントロール装置並びにそのリモコン装置及びホルダ
JP6193717B2 (ja) * 2013-10-16 2017-09-06 株式会社サン機工 超硬工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6132289U (ja) 1986-02-26

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