JPS644286B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644286B2 JPS644286B2 JP19918981A JP19918981A JPS644286B2 JP S644286 B2 JPS644286 B2 JP S644286B2 JP 19918981 A JP19918981 A JP 19918981A JP 19918981 A JP19918981 A JP 19918981A JP S644286 B2 JPS644286 B2 JP S644286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- rubber
- nitrile rubber
- resistance
- dioctyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/30—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
- H01B3/44—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は油入電気機器に関する。さらに詳しく
は、本発明は−20℃以下の耐寒性、110℃以上の
耐熱性および耐油性を有するニトリルゴムパツキ
ングが用いられている油入電気機器に関する。 本発明でいう油入電気機器とは、具体的には、
たとえば変圧器、リアクトルなどであり、本発明
の油入電気機器はとくに戸外のごとき温度、湿度
などの外的条件変化のはげしい場所で用いられる
ものにおいてその特性を発揮せしめうる。 昭和53年改訂のJEC規格の変圧器編では、戸外
で用いられる変圧器の使用最低温度が−20℃と明
記されている。このことはとくに北海道のような
寒冷地で使用される油入電気機器においては重要
であり、したがつてそのような電気機器内の絶縁
油用パツキングは耐寒性と運転時における耐熱性
とが要求される。耐寒性と耐熱性は相反する性質
であるが、両方の性質がすぐれているパツキング
材料として、これまでにエピクロルヒドリンゴ
ム、フツ素ゴム、シリコーンゴムなどが用いられ
てきている。しかし、エピクロルヒドリンゴムや
フツ素ゴムは耐油性、非油汚染性に劣り、一方シ
リコーンゴムは油を内部に取り込んでいちじるし
く膨潤するため、それらは絶縁油用パツキング材
料としては未だ充分であるとはいいがたい。 また従来から使用されている油入電気機器用の
ゴムパツキングは、ニトリルゴムからなつており
耐油性、非油汚染性および耐熱性にすぐれてい
る。該ニトリルゴムに耐寒性を付与せしめる試み
も種々検討されてきている。たとえばニトリルゴ
ム中のアクリロニトリル単位の量を減じて耐寒性
を向上させることができるが、そのばあい耐熱
性、非油汚染性および耐油性が損なわれる。とく
にニトリルゴムの非油汚染性が低下するばあい、
すなわちゴム材料から絶縁油中へ僅かでも溶出物
があると絶縁油自体の固有抵抗値が大幅に低下
し、油入電気機器の機能を悪化させてしまう。そ
のためニトリルゴムを改質し、耐熱性、耐油性お
よび非油汚染性を低下させないで耐寒性を向上さ
せることは困難視されてきている。 本発明者らは、ニトリルゴムにセバチン酸ジオ
クチルおよびカーボン粉末を混合したゴム材料の
特性がニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の
量および添加物(セバスチン酸ジオクチルおよび
カーボン粉末)の使用量によつて種々に変化する
ことに着目し、鋭意研究を重ねた結果、ニトリル
ゴム中のアクリロニトリル単位の量(割合)とニ
トリルゴムに対するセバチン酸ジオクチルの量と
の間の関係を特定範囲内に設定してニトリルゴム
とセバチン酸ジオクチルを混合し、さらにカーボ
ン粉末を混合することにより、耐熱性、耐油性、
非油汚染性だけでなく耐寒性にもすぐれたゴム材
料がえられることを見出し、本発明を完成するに
いたつた。 すなわち本発明は、 (a) ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量
をA%(重量%、以下同様)としたとき、該ニ
トリルゴム100部(重量部、以下同様)に対す
るセバチン酸ジオクチルの使用量のB重量部が
式(): 38≦A・B0.12≦43 () で表わされる範囲内にあるようにしてニトリル
ゴムとセバチン酸ジオクチルを混合し、さらに
カーボン粉末を混合してなるゴム材料からつく
られているゴムパツキングと (b) JIS C2101の試験法(昭和53年改訂の方法)
による固有抵抗値が1×1013Ω・cm以上である
絶縁油 とが用いられていることを特徴とする油入電気機
器に関する。 本発明に用いるニトリルゴムはアクリロニトリ
ル単位の量、すなわちA%が種々のものが用いら
れるが、好ましくは25〜32%の範囲内がよい。ま
たえられるゴム材料の非油汚染性をさらに向上さ
せるために、非汚染性安定剤が含有せられたニト
リルゴムを用いることもできる。かかる非汚染性
安定剤としては、具体的にはポリフルオロエチレ
ンエーテル、ポリエチレンエーテルのような非極
性の界面活性剤などがあげられる。 カーボン粉末はゴム材料により高い機械的強度
や硬度などを付与させるために加えられるが、そ
の配合量はニトリルゴム100部に対して50〜100部
が好ましい。 セバチン酸ジオクチルはゴムに耐寒性を付与せ
しめうる可塑剤として既に公知のものである。し
かしながら、ニトリルゴム原料にセバチン酸ジオ
クチルのみを混合したものは耐熱性、耐油汚染性
が低減してしまう。しかるに前記特定範囲内のニ
トリルゴム、セバチン酸ジオクチルおよびカーボ
ン粉末を混合したゴム材料が耐寒性だけでなく耐
熱性、耐油性および非油汚染性にもすぐれている
という特異効果を発現することは意外な事実であ
つた。 ニトリルゴム、セバチン酸ジオクチルおよびカ
ーボン粉末を混合してなるゴム材料のゴムパツキ
ングは従来から知られているが、本発明のごとき
観点からそれらの配合量を決定し、とくに油汚染
性の殆んどないものを提供している従来例は皆無
である。 本発明に用いるゴム材料はゴム原料に秤量した
前述のカーボン粉末およびセバチン酸ジオクチル
を加え、それをミキサーに入れて混練し、その後
24時間以上放置して熟成させ、つぎにシート状に
加圧、加熱して製造される。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明に用
いるゴム材料の特性をさらに詳しく説明する。 実施例 1 アクリロニトリル単位32%のニトリルゴム100
部にセバチン酸ジオクチル4.5部およびカーボン
粉末50部を混合してなるゴム材料をつぎに述べる
油汚染性試験および熱軟化温度試験に供した。 (a) 油汚染性試験 JIS1種2号に相当する絶縁油(サンオームM
(関テツク(株)製))300mlを脱気し、それに表面積
90cm2を有するゴムの試験片を入れ、110℃で200時
間加熱した。このとき試験容器はステンレス製の
タンク内に入れておき、タンク内にはチツ素ガス
を封入しておいた。加熱終了後の絶縁油の特性を
第1表に示す。非油汚染性は、絶縁油が白濁した
り、絶縁油中に浮遊物が認められたばあい、また
はJIS C2101の試験において固有抵抗値が実用的
範囲、すなわち1×1013Ω・cmを下回つたばあい
を不良と判定し、一方、絶縁油に外観的変化がみ
られず固有抵抗値も1×1013Ω・cm以上であるば
あいを良好と判定した。 (b) 熱軟化温度試験(耐寒性の指標) 熱軟化温度は、ゴム材料の線膨張係数の温度に
対する変化を熱機械的分析装置を用いて調べ、決
定した。 すなわちゴム材料は図に示す一般的グラフのよ
うな線膨張係数の温度依存性を有するが、T1以
下の温度ではいわゆるガラス状態であり、まつた
くゴムの性質がみられない。T2はガラス転移温
度、T3は熱軟化温度である。T1〜T3の温度間で
はゴム材料はガラス的性質とゴム的性質の共存す
る状態であり、したがつてゼイ化温度(T2とT3
の間に存在する)よりも熱軟化温度T3の低下が
より大きいものの方がゴム材料としての信頼性が
あるといえる。 えられた熱軟化温度を第1表に示す。 実施例 2〜4 ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量、
セバチン酸ジオクチルおよびカーボン粉末の使用
量を第1表に示す量に代えて混合してなるゴム材
料を用いたほかは実施例1と同様にして試験を行
なつた。えられた結果を第1表に示す。 参考例 1〜3 ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量、
セバチン酸ジオクチルおよびカーボン粉末の使用
量を第1表に示す量に代えて混合してなるゴム材
料を用いたほかは実施例1と同様にして試験を行
なつた。えられた結果を第1表に示す。
は、本発明は−20℃以下の耐寒性、110℃以上の
耐熱性および耐油性を有するニトリルゴムパツキ
ングが用いられている油入電気機器に関する。 本発明でいう油入電気機器とは、具体的には、
たとえば変圧器、リアクトルなどであり、本発明
の油入電気機器はとくに戸外のごとき温度、湿度
などの外的条件変化のはげしい場所で用いられる
ものにおいてその特性を発揮せしめうる。 昭和53年改訂のJEC規格の変圧器編では、戸外
で用いられる変圧器の使用最低温度が−20℃と明
記されている。このことはとくに北海道のような
寒冷地で使用される油入電気機器においては重要
であり、したがつてそのような電気機器内の絶縁
油用パツキングは耐寒性と運転時における耐熱性
とが要求される。耐寒性と耐熱性は相反する性質
であるが、両方の性質がすぐれているパツキング
材料として、これまでにエピクロルヒドリンゴ
ム、フツ素ゴム、シリコーンゴムなどが用いられ
てきている。しかし、エピクロルヒドリンゴムや
フツ素ゴムは耐油性、非油汚染性に劣り、一方シ
リコーンゴムは油を内部に取り込んでいちじるし
く膨潤するため、それらは絶縁油用パツキング材
料としては未だ充分であるとはいいがたい。 また従来から使用されている油入電気機器用の
ゴムパツキングは、ニトリルゴムからなつており
耐油性、非油汚染性および耐熱性にすぐれてい
る。該ニトリルゴムに耐寒性を付与せしめる試み
も種々検討されてきている。たとえばニトリルゴ
ム中のアクリロニトリル単位の量を減じて耐寒性
を向上させることができるが、そのばあい耐熱
性、非油汚染性および耐油性が損なわれる。とく
にニトリルゴムの非油汚染性が低下するばあい、
すなわちゴム材料から絶縁油中へ僅かでも溶出物
があると絶縁油自体の固有抵抗値が大幅に低下
し、油入電気機器の機能を悪化させてしまう。そ
のためニトリルゴムを改質し、耐熱性、耐油性お
よび非油汚染性を低下させないで耐寒性を向上さ
せることは困難視されてきている。 本発明者らは、ニトリルゴムにセバチン酸ジオ
クチルおよびカーボン粉末を混合したゴム材料の
特性がニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の
量および添加物(セバスチン酸ジオクチルおよび
カーボン粉末)の使用量によつて種々に変化する
ことに着目し、鋭意研究を重ねた結果、ニトリル
ゴム中のアクリロニトリル単位の量(割合)とニ
トリルゴムに対するセバチン酸ジオクチルの量と
の間の関係を特定範囲内に設定してニトリルゴム
とセバチン酸ジオクチルを混合し、さらにカーボ
ン粉末を混合することにより、耐熱性、耐油性、
非油汚染性だけでなく耐寒性にもすぐれたゴム材
料がえられることを見出し、本発明を完成するに
いたつた。 すなわち本発明は、 (a) ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量
をA%(重量%、以下同様)としたとき、該ニ
トリルゴム100部(重量部、以下同様)に対す
るセバチン酸ジオクチルの使用量のB重量部が
式(): 38≦A・B0.12≦43 () で表わされる範囲内にあるようにしてニトリル
ゴムとセバチン酸ジオクチルを混合し、さらに
カーボン粉末を混合してなるゴム材料からつく
られているゴムパツキングと (b) JIS C2101の試験法(昭和53年改訂の方法)
による固有抵抗値が1×1013Ω・cm以上である
絶縁油 とが用いられていることを特徴とする油入電気機
器に関する。 本発明に用いるニトリルゴムはアクリロニトリ
ル単位の量、すなわちA%が種々のものが用いら
れるが、好ましくは25〜32%の範囲内がよい。ま
たえられるゴム材料の非油汚染性をさらに向上さ
せるために、非汚染性安定剤が含有せられたニト
リルゴムを用いることもできる。かかる非汚染性
安定剤としては、具体的にはポリフルオロエチレ
ンエーテル、ポリエチレンエーテルのような非極
性の界面活性剤などがあげられる。 カーボン粉末はゴム材料により高い機械的強度
や硬度などを付与させるために加えられるが、そ
の配合量はニトリルゴム100部に対して50〜100部
が好ましい。 セバチン酸ジオクチルはゴムに耐寒性を付与せ
しめうる可塑剤として既に公知のものである。し
かしながら、ニトリルゴム原料にセバチン酸ジオ
クチルのみを混合したものは耐熱性、耐油汚染性
が低減してしまう。しかるに前記特定範囲内のニ
トリルゴム、セバチン酸ジオクチルおよびカーボ
ン粉末を混合したゴム材料が耐寒性だけでなく耐
熱性、耐油性および非油汚染性にもすぐれている
という特異効果を発現することは意外な事実であ
つた。 ニトリルゴム、セバチン酸ジオクチルおよびカ
ーボン粉末を混合してなるゴム材料のゴムパツキ
ングは従来から知られているが、本発明のごとき
観点からそれらの配合量を決定し、とくに油汚染
性の殆んどないものを提供している従来例は皆無
である。 本発明に用いるゴム材料はゴム原料に秤量した
前述のカーボン粉末およびセバチン酸ジオクチル
を加え、それをミキサーに入れて混練し、その後
24時間以上放置して熟成させ、つぎにシート状に
加圧、加熱して製造される。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明に用
いるゴム材料の特性をさらに詳しく説明する。 実施例 1 アクリロニトリル単位32%のニトリルゴム100
部にセバチン酸ジオクチル4.5部およびカーボン
粉末50部を混合してなるゴム材料をつぎに述べる
油汚染性試験および熱軟化温度試験に供した。 (a) 油汚染性試験 JIS1種2号に相当する絶縁油(サンオームM
(関テツク(株)製))300mlを脱気し、それに表面積
90cm2を有するゴムの試験片を入れ、110℃で200時
間加熱した。このとき試験容器はステンレス製の
タンク内に入れておき、タンク内にはチツ素ガス
を封入しておいた。加熱終了後の絶縁油の特性を
第1表に示す。非油汚染性は、絶縁油が白濁した
り、絶縁油中に浮遊物が認められたばあい、また
はJIS C2101の試験において固有抵抗値が実用的
範囲、すなわち1×1013Ω・cmを下回つたばあい
を不良と判定し、一方、絶縁油に外観的変化がみ
られず固有抵抗値も1×1013Ω・cm以上であるば
あいを良好と判定した。 (b) 熱軟化温度試験(耐寒性の指標) 熱軟化温度は、ゴム材料の線膨張係数の温度に
対する変化を熱機械的分析装置を用いて調べ、決
定した。 すなわちゴム材料は図に示す一般的グラフのよ
うな線膨張係数の温度依存性を有するが、T1以
下の温度ではいわゆるガラス状態であり、まつた
くゴムの性質がみられない。T2はガラス転移温
度、T3は熱軟化温度である。T1〜T3の温度間で
はゴム材料はガラス的性質とゴム的性質の共存す
る状態であり、したがつてゼイ化温度(T2とT3
の間に存在する)よりも熱軟化温度T3の低下が
より大きいものの方がゴム材料としての信頼性が
あるといえる。 えられた熱軟化温度を第1表に示す。 実施例 2〜4 ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量、
セバチン酸ジオクチルおよびカーボン粉末の使用
量を第1表に示す量に代えて混合してなるゴム材
料を用いたほかは実施例1と同様にして試験を行
なつた。えられた結果を第1表に示す。 参考例 1〜3 ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位の量、
セバチン酸ジオクチルおよびカーボン粉末の使用
量を第1表に示す量に代えて混合してなるゴム材
料を用いたほかは実施例1と同様にして試験を行
なつた。えられた結果を第1表に示す。
【表】
第1表からわかるように、実施例1〜4の本発
明に用いるゴム材料は絶縁油の固有抵抗値を殆ん
ど変化させないことから油汚染性がなく、またそ
の試験条件が110℃で200時間の高温度条件である
ことから充分な耐熱性を有していることがわか
る。また熱軟化温度は−20〜−50℃程度と低く、
耐寒性が充分であることもわかる。さらには、油
汚染性試験後のゴム材料にはゴム片の膨潤がみら
れず、また圧縮強度や引張強度の特性も試験前の
材料と殆んど変化していなかつたため、耐油性も
充分であることがわかつた。 以上述べたように、本発明によれば耐熱性、耐
油性、非油汚染性および耐寒性のゴム材料を絶縁
油のゴムパツキングとして用いるため、昭和53年
改訂のJEC規格に適合するすぐれた機能を有する
油入電気機器が提供される。 なお本発明に使用するゴム材料は油入電気機器
だけでなく、そのほかの耐熱性および耐寒性を要
求されるばあいについて広く応用が可能である。
明に用いるゴム材料は絶縁油の固有抵抗値を殆ん
ど変化させないことから油汚染性がなく、またそ
の試験条件が110℃で200時間の高温度条件である
ことから充分な耐熱性を有していることがわか
る。また熱軟化温度は−20〜−50℃程度と低く、
耐寒性が充分であることもわかる。さらには、油
汚染性試験後のゴム材料にはゴム片の膨潤がみら
れず、また圧縮強度や引張強度の特性も試験前の
材料と殆んど変化していなかつたため、耐油性も
充分であることがわかつた。 以上述べたように、本発明によれば耐熱性、耐
油性、非油汚染性および耐寒性のゴム材料を絶縁
油のゴムパツキングとして用いるため、昭和53年
改訂のJEC規格に適合するすぐれた機能を有する
油入電気機器が提供される。 なお本発明に使用するゴム材料は油入電気機器
だけでなく、そのほかの耐熱性および耐寒性を要
求されるばあいについて広く応用が可能である。
図はゴム材料の線膨張係数の温度依存性を表わ
す一般的グラフ図である。
す一般的グラフ図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ニトリルゴム中のアクリロニトリル単位
の量をA重量%としたとき、該ニトリルゴム
100重量部に対するセバチン酸ジオクチルの使
用量のB重量部が式(): 38≦A・B0.12≦43 () で表わされる範囲内にあるようにしてニトリル
ゴムとセバチン酸ジオクチルを混合し、さらに
カーボン粉末を混合してなるゴム材料からつく
られているゴムパツキングと (b) JIS C2101の試験法(昭和53年改訂の方法)
による固有抵抗値が1×1013Ω・cm以上である
絶縁油 とが用いられていることを特徴とする油入電気機
器。 2 前記ニトリルゴムが非汚染性安定剤を含んで
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の油入電気機器。 3 ニトリルゴム100重量部に対してカーボン粉
末が50〜100重量部用いられていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19918981A JPS5898908A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19918981A JPS5898908A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 油入電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898908A JPS5898908A (ja) | 1983-06-13 |
| JPS644286B2 true JPS644286B2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=16403615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19918981A Granted JPS5898908A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5898908A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58102508A (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-18 | Mitsubishi Electric Corp | 油入電気機器 |
-
1981
- 1981-12-08 JP JP19918981A patent/JPS5898908A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898908A (ja) | 1983-06-13 |
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