JPS643590Y2 - - Google Patents

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JPS643590Y2
JPS643590Y2 JP1980126411U JP12641180U JPS643590Y2 JP S643590 Y2 JPS643590 Y2 JP S643590Y2 JP 1980126411 U JP1980126411 U JP 1980126411U JP 12641180 U JP12641180 U JP 12641180U JP S643590 Y2 JPS643590 Y2 JP S643590Y2
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JP
Japan
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water tank
water
cooling
hot water
welding machine
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JP1980126411U
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JPS5749085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスポツト溶接機の冷却装置に関し、溶
接機1内に冷却パイプ3を通し、貯水槽11内を
仕切板12で仕切つて仕切板12の上方で連通す
る冷水槽4と温水槽6とを形成し、冷水槽4内の
冷水を供給する供給パイプ5を冷却パイプ3に接
続すると共に、冷却パイプ3内の冷却済み温水を
温水槽6に返送する返送パイプ7を冷却パイプ3
に接続し、温水槽6内の温水を冷却して冷水槽4
に移送する冷水機8を冷水槽4と温水槽6との間
に接続して成るスポツト溶接機の冷却装置に係る
ものである。
スポツト溶接機の冷却を行なうにあたつて、従
来は第1図のように約18〜19℃程度の井戸水を制
御装置31に通し、さらにこの井戸水を溶接機の
トランス部9、溶接アーム2に通して冷却を行な
い、冷却済み温水は排水槽10へ排水するように
していた。しかしながらこのものでは単に井戸水
を通して冷却するだけであつたので、冷却の効果
が小さく溶接機のトランスに焼損が発生するおそ
れがあり、特にスポツト溶接の使用率が上がつた
ときにはトランス焼損が生じやすいものであり、
さらには井戸水は冷却後は排水されるので冷却水
の消費がきわめて大きいものであつた。
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、冷却効果が高いと共にスポツト溶接の使用率
に応じて冷却水の水温を調節して有効な冷却を行
なうことができ、しかも少量の冷却水で冷却を行
なうことができるスポツト溶接機の冷却装置を提
供することを目的とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。第2図は
本考案の一実施例の概略の構成を示すもので、図
中11は貯水槽であつて、この貯水槽11内は仕
切り板12で仕切つて冷水槽4と温水槽6とに2
分割してある。この冷水槽4と温水槽6とは仕切
り板12の上方にて連通されているものである。
またスポツト溶接機1のトランス部9やチツプ1
3を有する溶接アーム2には冷却パイプ3が通し
てあり、冷却パイプ3の一端には冷水槽4に接続
される供給パイプ5が連結してある。図中14,
15,16,17はそれぞれ供給パイプ5に接続
したポンプ、逆止弁、温度計、圧力計である。冷
却パイプ3の他端は温水槽4に接続される返送パ
イプ7が連結してある。8は冷水機であつて、こ
の冷水機8には温水槽6に接続される温水送りパ
イプ18と、冷水槽4に接続される冷水送りパイ
プ19とが連結してある。図中20,21,22
はそれぞれ温水送りパイプ18に接続したストレ
ーナ、ポンプ、温度計である。また、この冷水機
8はクーリングタワー23と冷却循環パイプ2
4,24で接続してある。図中25,26,2
7,28は冷却循環パイプ24に接続した電動二
方弁、温度調節器、ポンプ、ストレーナである。
しかして上記装置を用いてスポツト溶接機1の
冷却を行なうにあたつては、ポンプ14を作動し
て冷水槽4内の冷水を供給パイプ5より冷却パイ
プ3に通し、トランス部9や溶接アーム2を冷却
させるものである。冷却パイプ3を通つて加温さ
れた温水は返送パイプ7より温水槽6内に返送さ
れる。また温水槽6内に返送された温水はポンプ
21によつて温水送りパイプ18より冷水機8へ
と送られ、ここで冷却されて冷水送りパイプ19
より冷水槽4に返送され、再び冷却水として使用
される。このようにして冷却水はクローズドシス
テムにて冷水槽4より溶接機1、次で温水槽6、
冷水機8、さらに冷水槽4へと循環して、溶接機
1の冷却を行なうものである。
ここで、冷水機8で冷却した水によつて溶接機
1の冷却をクローズドシステムでおこなう場合、
冷水機8で冷却した水を冷水機8から溶接機1に
直接供給すると共に冷却済み温水を溶接機1から
冷水機8に直接返送して再度冷却することが最も
基本的なシステムである。しかしこのように水を
溶接機1と冷水機8との間を直接循環させて冷却
するようにすると、溶接機1を使用している間は
常に冷水機8を作動させて水を冷却し続けなけれ
ばならず、冷水機8が故障などしたりするとたち
まち溶接機1を使用することができなくなり、ま
た溶接機1の使用率が一時的に大きく上がると冷
水機8による水の冷却の能力が追い付かず、溶接
機1の冷却が不十分になることがある。このため
に本考案では、冷水機8と溶接機1との間に冷水
槽4と温水槽6とを設けて、冷水機8で冷却した
水をいつたん冷水槽4に溜めた後に溶接機1に供
給すると共は期待することができない。すなわ
ち、温水槽6が設けられていないときには溶接機
1で冷却済みの温水は冷水機8に直接返送されて
さらに冷水槽4に送られることになり、冷水機8
が故障等して温水を冷却できないと温水は冷却さ
れないまま冷水機8を通過して冷水槽4に流入
し、冷水槽4に貯溜される冷却水の温度が高くな
つてたちまち溶接機1を十分に冷却することがで
きなくなるものであり、また溶接機1の使用率が
一時的に大きく上がつたときに冷水槽4内に貯溜
された冷却水の溶接機1への供給速度を速くする
と、溶接機1から冷水機8に直接返送される冷却
済み温水の返送速度も速くなつて冷水機8を通過
する速度が速くなり、冷水機8による水の冷却を
十分におこなえなくなつて冷水槽4内の水の水温
を低く維持することができず、結局は溶接機1の
冷却が不十分になるものである。
尚、ポンプ21に冷水槽4より冷水取出しパイ
プ29を接続し、温水槽6よりの温水と冷水とを
混合して冷水機8に送つて冷却するようにしても
よい。図中30は取出バルブである。また、冷水
槽4内の冷水が一杯になつた場合は仕切り板12
の上端をオーバーフローして温水槽6内へ流入
し、このようにしても温水槽6内の温水は徐々に
冷却される。
もちろんいうまでもないが、ポンプの出力を制
御するなど任意の手段で温水槽6内の水がオーバ
ーフローして冷水槽4に流入することがないよう
にシステムを構成するのがよい。
上記のように本考案は、冷却水を冷水機で冷却
して使用するようにしたので、水温の低い冷却水
で冷却を行なうことができ、冷却効果が上がつて
トランスの焼損を防止できると共に溶接機先端の
チツプの摩耗率を減少することができ、特に冷水
機によつて冷却水の水温を調節することができて
溶接機の使用率が上がつても水温の調節で有効な
冷却を行なうことができるものである。しかも水
冷後の温水は冷水機で冷却して再度冷却水として
使用できるようにしたので、冷却水はクローズド
システムで繰り返し使用することができ、所定量
の水量で済んで大量の水を必要としないものであ
る。また、貯水槽内を仕切板で仕切つて仕切板の
上方で連通する冷水槽と温水槽とを形成し、温水
槽内の温水を冷却して冷水槽に移送する冷水機を
冷水槽と温水槽との間に接続したので、温水槽の
温水は冷水機で冷却されると共に冷水機によつて
冷却された冷水で冷水槽が一杯になると冷水槽内
の冷水が仕切板上をオーバーフローして温水槽内
へ流入し、この冷水によつても温水槽内の温水は
冷却されることになり、余剰の冷水を利用して温
水槽内の水を冷却することができるものである。
そして本考案にあつては、冷水機と溶接機との間
に冷水槽と温水槽とを設け、冷水機で冷却した水
をいつたん冷水槽に溜めた後に溶接機に供給する
と共に冷却済みの温水をいつたん温水槽に溜めた
後に冷水機に移送して冷水機で再度冷却するよう
に構成してあるので、冷水機が故障などして作動
を停止しても、冷水槽内に貯溜している冷却水を
溶接機に供給し続けて溶接機の冷却を継続するこ
とができ、この間に冷水機を修理したりあるいは
その他の対策を取つたりすることができるもので
あり、また例えば溶接機の使用率が一時的に大き
く上がつたときには、冷水機による水の冷却速度
を高める他に、冷水槽内に貯溜された冷却水の溶
接機への供給速度を速くして冷却効率を高めるこ
とによつても対処することができ、溶接機の冷却
が不十分になることを防ぐことが可能になるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略図、第2図は本考案一実
施例の概略図である。 1は溶接機、3は冷却パイプ、4は冷水槽、5
は供給パイプ、6は温水槽、7は返送パイプ、8
は冷水機、11は貯水槽、12は仕切板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接機内に冷却パイプを通し、貯水槽内を仕切
    板で仕切つて仕切板の上方で連通する冷水槽と温
    水槽とを形成し、冷水槽内の冷水を供給する供給
    パイプを冷却パイプに接続すると共に、冷却パイ
    プ内の冷却済み温水を温水槽に返送する返送パイ
    プを冷却パイプに接続し、温水槽内の温水を冷却
    して冷水槽に移送する冷水機を冷水槽と温水槽と
    の間に接続して成るスポツト溶接機の冷却装置。
JP1980126411U 1980-09-04 1980-09-04 Expired JPS643590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980126411U JPS643590Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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JP1980126411U JPS643590Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5749085U JPS5749085U (ja) 1982-03-19
JPS643590Y2 true JPS643590Y2 (ja) 1989-01-31

Family

ID=29486830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980126411U Expired JPS643590Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511224A (ja) * 1974-06-15 1976-01-07 Kubota Ltd Konbain

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511224A (ja) * 1974-06-15 1976-01-07 Kubota Ltd Konbain

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Publication number Publication date
JPS5749085U (ja) 1982-03-19

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