JPS643588Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643588Y2 JPS643588Y2 JP1983169420U JP16942083U JPS643588Y2 JP S643588 Y2 JPS643588 Y2 JP S643588Y2 JP 1983169420 U JP1983169420 U JP 1983169420U JP 16942083 U JP16942083 U JP 16942083U JP S643588 Y2 JPS643588 Y2 JP S643588Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- groove
- welding torch
- welding
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 47
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 244000007853 Sarothamnus scoparius Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、開先をアーク溶接する溶接トーチ
を、光学式検出器による開先検出により倣い制御
する光学式倣い溶接装置に関し、検出器の検出視
野内へのアーク光の侵入を確実に防止することを
目的とする。
を、光学式検出器による開先検出により倣い制御
する光学式倣い溶接装置に関し、検出器の検出視
野内へのアーク光の侵入を確実に防止することを
目的とする。
一般に、アーク溶接用の溶接トーチを開先に沿
つて倣い制御する場合、第1図に示すように、母
材1,2間の開先3をアーク溶接する溶接トーチ
4の溶接進行方向前方、すなわち矢印方向に開先
3の位置検出用の光学式検出器5を設け、該検出
器5からの検出信号により溶接トーチ4の位置決
めを行なつている。なお、6は溶接ワイヤ、7は
アークであり、また、図中の破線は検出器5の視
野の中心を示している。
つて倣い制御する場合、第1図に示すように、母
材1,2間の開先3をアーク溶接する溶接トーチ
4の溶接進行方向前方、すなわち矢印方向に開先
3の位置検出用の光学式検出器5を設け、該検出
器5からの検出信号により溶接トーチ4の位置決
めを行なつている。なお、6は溶接ワイヤ、7は
アークであり、また、図中の破線は検出器5の視
野の中心を示している。
ところで、前述のように、アーク溶接用の検出
器として光学式検出器5を用いた場合、該検出器
5はアーク7の強烈な光を浴びることになり、し
たがつて、溶接トーチ4と検出器5との間に何ら
かの遮光手段を配置し、検出器5の検出視野内に
アーク7による光が侵入しないようにすることが
不可欠である。
器として光学式検出器5を用いた場合、該検出器
5はアーク7の強烈な光を浴びることになり、し
たがつて、溶接トーチ4と検出器5との間に何ら
かの遮光手段を配置し、検出器5の検出視野内に
アーク7による光が侵入しないようにすることが
不可欠である。
そこで、従来では、たとえば第2図および実開
昭54−13938号公報に示すように、溶接トーチ4
と光学式検出器5との間に開先3に直交する方向
に保持板8を設け、保持板8の下端縁に該保持板
8に沿つてほうき状に配列された複数本の可撓性
耐熱線材9を固定板10により固定して遮光手段
を構成している。
昭54−13938号公報に示すように、溶接トーチ4
と光学式検出器5との間に開先3に直交する方向
に保持板8を設け、保持板8の下端縁に該保持板
8に沿つてほうき状に配列された複数本の可撓性
耐熱線材9を固定板10により固定して遮光手段
を構成している。
しかし、前述の場合、これをアーク光の遮光に
用いると、第3図に示すように、可撓性の耐熱線
材9は開先3を塞ごうとする傾向をみせるが、開
先3内部で線材9が各方向に拡がり、線材9相互
間に隙間11を生じてしまう不都合があり、確実
な遮光が行なえない欠点がある。
用いると、第3図に示すように、可撓性の耐熱線
材9は開先3を塞ごうとする傾向をみせるが、開
先3内部で線材9が各方向に拡がり、線材9相互
間に隙間11を生じてしまう不都合があり、確実
な遮光が行なえない欠点がある。
また、従来の他の遮光手段としては、第4図お
よび第5図に示すように、保持板8に固定板10
によりカーテン状の耐熱布12を固定したものが
ある。
よび第5図に示すように、保持板8に固定板10
によりカーテン状の耐熱布12を固定したものが
ある。
しかし、この種耐熱布12は隙間なく遮光しよ
うとするが、第5図に示すように、開先3内の底
部3′まで完全におおいつくすことができず、確
実な遮光が行なえない欠点がある。
うとするが、第5図に示すように、開先3内の底
部3′まで完全におおいつくすことができず、確
実な遮光が行なえない欠点がある。
なお、第3図および第5図中の矢印は溶接進行
方向を示している。
方向を示している。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、開先をアーク溶接する溶接トーチと、前
記溶接トーチの溶接進行方向前方に位置し前記開
先を検出して前記溶接トーチを倣い制御する光学
式検出器と、前記溶接トーチと前記検出器との間
に前記開先に直交する方向に設けられたカーテン
状の耐熱布と、前記耐熱布の前記溶接トーチ側に
並設され下端部の重みにより前記耐熱布の下縁の
一部を前記開先内に挿入させて前記検出器の検出
視野内へのアーク光の侵入を防止する複数本の可
撓性耐熱線材とを備えた光学式倣い溶接装置を提
供するものである。
であり、開先をアーク溶接する溶接トーチと、前
記溶接トーチの溶接進行方向前方に位置し前記開
先を検出して前記溶接トーチを倣い制御する光学
式検出器と、前記溶接トーチと前記検出器との間
に前記開先に直交する方向に設けられたカーテン
状の耐熱布と、前記耐熱布の前記溶接トーチ側に
並設され下端部の重みにより前記耐熱布の下縁の
一部を前記開先内に挿入させて前記検出器の検出
視野内へのアーク光の侵入を防止する複数本の可
撓性耐熱線材とを備えた光学式倣い溶接装置を提
供するものである。
したがつて、この考案の光学式倣い溶接装置に
よると、溶接トーチと光学式検出器との間にカー
テン状の耐熱布と複数本の可撓性耐熱線材とを並
設し、溶接トーチのアークによるアーク光を隙間
なく遮へいしようとする耐熱布と、開先の底部ま
で侵入してアーク光を遮へいしようとする耐熱線
材とのそれぞれの長所を組み合わせることがで
き、開先の上方およびその近傍の遮光は無論のこ
と開先底部まで完全に遮光することができるもの
であり、検出器の検出視野内へのアーク光の侵入
を確実に防止し、検出器の開先検出による溶接ト
ーチの倣い制御を正確に行なうことができるもの
である。
よると、溶接トーチと光学式検出器との間にカー
テン状の耐熱布と複数本の可撓性耐熱線材とを並
設し、溶接トーチのアークによるアーク光を隙間
なく遮へいしようとする耐熱布と、開先の底部ま
で侵入してアーク光を遮へいしようとする耐熱線
材とのそれぞれの長所を組み合わせることがで
き、開先の上方およびその近傍の遮光は無論のこ
と開先底部まで完全に遮光することができるもの
であり、検出器の検出視野内へのアーク光の侵入
を確実に防止し、検出器の開先検出による溶接ト
ーチの倣い制御を正確に行なうことができるもの
である。
つぎにこの考案を、その実施例を示した第6図
以下の図面とともに詳細に説明する。なお、前記
と同一記号は同一もしくは対応するものを示すも
のとする。
以下の図面とともに詳細に説明する。なお、前記
と同一記号は同一もしくは対応するものを示すも
のとする。
まず、1実施例を示した第6図および第7図に
ついて説明する。
ついて説明する。
これらの図面において、前記と異なる点は、開
先3をアーク溶接する溶接トーチ4と、該溶接ト
ーチ4の溶接進行方向前方に位置し開先3を検出
して溶接トーチ4を倣い制御する光学式検出器5
との間に、開先3に直交する方向のカーテン状の
耐熱布12と、耐熱布12の溶接トーチ4側、す
なわち溶接進行方向後方側にほうき状に配列して
並設された複数本の可撓性耐熱線材9とを設け、
耐熱布12と耐熱線材9とを開先3に直交する保
持板8の下端縁に固定板10により同時に固定し
た点である。
先3をアーク溶接する溶接トーチ4と、該溶接ト
ーチ4の溶接進行方向前方に位置し開先3を検出
して溶接トーチ4を倣い制御する光学式検出器5
との間に、開先3に直交する方向のカーテン状の
耐熱布12と、耐熱布12の溶接トーチ4側、す
なわち溶接進行方向後方側にほうき状に配列して
並設された複数本の可撓性耐熱線材9とを設け、
耐熱布12と耐熱線材9とを開先3に直交する保
持板8の下端縁に固定板10により同時に固定し
た点である。
そして、前述の遮光手段を用いると、第7図に
示すように、耐熱布12が開先3の上方およびそ
の近傍を確実に遮へいするとともに、開先3上の
耐熱布12の下縁が耐熱線材9の下端部の重みに
より開先3内に挿入され、開先3の底部まで遮へ
いすることになり、溶接トーチ4のアーク7によ
るアーク光が検出器5の検出視野内に対し遮光さ
れる。
示すように、耐熱布12が開先3の上方およびそ
の近傍を確実に遮へいするとともに、開先3上の
耐熱布12の下縁が耐熱線材9の下端部の重みに
より開先3内に挿入され、開先3の底部まで遮へ
いすることになり、溶接トーチ4のアーク7によ
るアーク光が検出器5の検出視野内に対し遮光さ
れる。
したがつて、前記実施例によると、開先3の近
傍を隙間なく遮へいしようとするが開先3内の底
部まで遮へいしがたい耐熱布12と、開先3の底
部まで遮へいしようとするがかえつて相互間に隙
間を生じてしまう複数本の耐熱線材9とを組み合
わせ、両者の長所を取り入れることができるた
め、両者の長所の相乗効果により、開先3の近傍
はもとより開先3内の底部まで確実に遮へいする
ことができ、検出器5の検出視野内へのアーク光
の侵入を確実に防止することができるものであ
り、このため、溶接中に溶接トーチ4の位置決め
等のための光学式検出器5を確実に作動させるこ
とができ、良好な倣い制御を行なうことができる
ものである。
傍を隙間なく遮へいしようとするが開先3内の底
部まで遮へいしがたい耐熱布12と、開先3の底
部まで遮へいしようとするがかえつて相互間に隙
間を生じてしまう複数本の耐熱線材9とを組み合
わせ、両者の長所を取り入れることができるた
め、両者の長所の相乗効果により、開先3の近傍
はもとより開先3内の底部まで確実に遮へいする
ことができ、検出器5の検出視野内へのアーク光
の侵入を確実に防止することができるものであ
り、このため、溶接中に溶接トーチ4の位置決め
等のための光学式検出器5を確実に作動させるこ
とができ、良好な倣い制御を行なうことができる
ものである。
つぎに、他の実施例をそれぞれ示した第8図お
よび第9図について説明する。
よび第9図について説明する。
まず、第8図に示すものは、耐熱布12の両側
にそれぞれ複数本の可撓性耐熱線材9を並設、す
なわちほうき状に配列し、これを保持板8の下端
縁に固定板10により固定したものであり、ま
た、第9図に示すものは、複数本の可撓性耐熱線
材9を一列に配列するとともに、耐熱布12を各
耐熱線材9の間を通して交互に編むように配置
し、これを保持板8に固定したものである。
にそれぞれ複数本の可撓性耐熱線材9を並設、す
なわちほうき状に配列し、これを保持板8の下端
縁に固定板10により固定したものであり、ま
た、第9図に示すものは、複数本の可撓性耐熱線
材9を一列に配列するとともに、耐熱布12を各
耐熱線材9の間を通して交互に編むように配置
し、これを保持板8に固定したものである。
したがつて、第8図および第9図のいずれにお
いても、耐熱布12の溶接トーチ4側、すなわち
溶接進行方向後方側に複数本の耐熱線材9の列を
設けることができるため、前述と同様の効果を得
ることができるものであり、しかも、耐熱布12
の両側にそれぞれ耐熱線材9の列が存在するた
め、遮光効果がより向上するとともに、この種遮
光手段の取付方向が溶接進行方向の前、後に対し
自由となり、取り扱い性が良好になるものであ
る。
いても、耐熱布12の溶接トーチ4側、すなわち
溶接進行方向後方側に複数本の耐熱線材9の列を
設けることができるため、前述と同様の効果を得
ることができるものであり、しかも、耐熱布12
の両側にそれぞれ耐熱線材9の列が存在するた
め、遮光効果がより向上するとともに、この種遮
光手段の取付方向が溶接進行方向の前、後に対し
自由となり、取り扱い性が良好になるものであ
る。
第1図は一般の光学式倣い溶接装置の概略斜視
図、第2図および第3図は従来の光学式倣い溶接
装置における遮光手段を示し、第2図は一部の斜
視図、第3図は遮光動作時の斜視図、第4図およ
び第5図は他の従来の遮光手段の一部の斜視図お
よび遮光動作時の斜視図、第6図以下の図面はこ
の考案の光学式倣い溶接装置の実施例の要部を示
し、第6図および第7図は1実施例を示し、第6
図aおよびbは斜視図および平面図、第7図は遮
光動作時の斜視図、第8図および第9図はそれぞ
れ他の実施例を示し、それぞれのaは斜視図、そ
れぞれのbは平面図である。 3……開先、4……溶接トーチ、5……光学式
検出器、9……耐熱線材、12……耐熱布。
図、第2図および第3図は従来の光学式倣い溶接
装置における遮光手段を示し、第2図は一部の斜
視図、第3図は遮光動作時の斜視図、第4図およ
び第5図は他の従来の遮光手段の一部の斜視図お
よび遮光動作時の斜視図、第6図以下の図面はこ
の考案の光学式倣い溶接装置の実施例の要部を示
し、第6図および第7図は1実施例を示し、第6
図aおよびbは斜視図および平面図、第7図は遮
光動作時の斜視図、第8図および第9図はそれぞ
れ他の実施例を示し、それぞれのaは斜視図、そ
れぞれのbは平面図である。 3……開先、4……溶接トーチ、5……光学式
検出器、9……耐熱線材、12……耐熱布。
Claims (1)
- 開先をアーク溶接する溶接トーチと、前記溶接
トーチの溶接進行方向前方に位置し前記開先を検
出して前記溶接トーチを倣い制御する光学式検出
器と、前記溶接トーチと前記検出器との間に前記
開先に直交する方向に設けられたカーテン状の耐
熱布と、前記耐熱布の前記溶接トーチ側に並設さ
れ下端部の重みにより前記耐熱布の下縁の一部を
前記開先内に挿入させて前記検出器の検出視野内
へのアーク光の侵入を防止する複数本の可撓性耐
熱線材とを備えた光学式倣い溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942083U JPS6074854U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 光学式倣い溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942083U JPS6074854U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 光学式倣い溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6074854U JPS6074854U (ja) | 1985-05-25 |
JPS643588Y2 true JPS643588Y2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=30370132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16942083U Granted JPS6074854U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 光学式倣い溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6074854U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413938B2 (ja) * | 1973-07-24 | 1979-06-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413938U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-29 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16942083U patent/JPS6074854U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413938B2 (ja) * | 1973-07-24 | 1979-06-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6074854U (ja) | 1985-05-25 |
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