JPS643568Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643568Y2 JPS643568Y2 JP1984072957U JP7295784U JPS643568Y2 JP S643568 Y2 JPS643568 Y2 JP S643568Y2 JP 1984072957 U JP1984072957 U JP 1984072957U JP 7295784 U JP7295784 U JP 7295784U JP S643568 Y2 JPS643568 Y2 JP S643568Y2
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- JP
- Japan
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- gas
- gas supply
- stirring
- refining
- movable piece
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
考案の目的
本考案は、取鍋などの金属精錬容器に撹拌のた
めのガスを供給する機構に関する。
めのガスを供給する機構に関する。
たとえば鋼の精錬において、アーク炉や転炉か
ら出鋼した容湯を取鍋などの容器（以下、取鍋で
代表させる）に受けて、そこでさらに精錬作業を
行なう場合、取鍋の底部に設けたポーラスプラグ
から、アルゴンや窒素のような不活性ガスを供給
し、そのバブリングにより撹拌することが、しば
しば行なわれる。 撹拌ガスの供給は、従来は、受鋼した取鍋を精
錬台車上にセツトしたのち、作業員がポーラスプ
ラグへのダクトにガスホースを接続するという、
手作業に頼つていた。ガスホースは、一般にアル
ミニウム製フレキシブルホースが用いられるが、
取鍋への受鋼前に接続しておくと、溶湯のスプラ
ツシユにより損傷するからである。この作業は危
険なので、機械化することが望ましい。 この要望にこたえるため、考案者らの一人は、
さきに取鍋の側壁にあるトラニオンにガスを受け
入れるホルダーを設け、支持台側にガス供給装置
との接続筒を上記ホルダーに対して嵌装できるよ
う進退自在に設けた機構を発明し、すでに開示し
た（特開昭59−19053号）。
ら出鋼した容湯を取鍋などの容器（以下、取鍋で
代表させる）に受けて、そこでさらに精錬作業を
行なう場合、取鍋の底部に設けたポーラスプラグ
から、アルゴンや窒素のような不活性ガスを供給
し、そのバブリングにより撹拌することが、しば
しば行なわれる。 撹拌ガスの供給は、従来は、受鋼した取鍋を精
錬台車上にセツトしたのち、作業員がポーラスプ
ラグへのダクトにガスホースを接続するという、
手作業に頼つていた。ガスホースは、一般にアル
ミニウム製フレキシブルホースが用いられるが、
取鍋への受鋼前に接続しておくと、溶湯のスプラ
ツシユにより損傷するからである。この作業は危
険なので、機械化することが望ましい。 この要望にこたえるため、考案者らの一人は、
さきに取鍋の側壁にあるトラニオンにガスを受け
入れるホルダーを設け、支持台側にガス供給装置
との接続筒を上記ホルダーに対して嵌装できるよ
う進退自在に設けた機構を発明し、すでに開示し
た（特開昭59−19053号）。
上記開示の機構は、接続筒の進退に油圧装置な
どを必要とするので、もつと簡単で、取鍋の精錬
台車へのセツトと同時に撹拌ガスの流路が形成さ
れる機構が求められた。この機構は、熱による損
傷を防いだ耐久性のあるものでなければならな
い。本考案はこの要求をみたすものである。 考案の構成
どを必要とするので、もつと簡単で、取鍋の精錬
台車へのセツトと同時に撹拌ガスの流路が形成さ
れる機構が求められた。この機構は、熱による損
傷を防いだ耐久性のあるものでなければならな
い。本考案はこの要求をみたすものである。 考案の構成
本考案の精錬容器への撹拌ガス供給機構は、第
１図に全体を、また第２図に主要部の詳細を示す
ように、ポーラスプラグ１１をそなえた精錬容器
１の側壁にあるトラニオン１２に、ポーラスプラ
グとダクト１３で接続された撹拌ガスの受入孔２
１を有するガス受入部材２を設け、一方、容器の
支持台３の側には撹拌ガスの供給孔４１を有する
ガス供給部材４を設けてなり、ガス供給部材４
は、供給孔４１が開口するガス供給管４２の周囲
に、これと摺動的に上下動可能であつてバネ４４
により上方へ付勢され上面にパツキン４５をそな
えた可動片４３を有することを特徴とする。 ガス供給部材４は、図示したように、可動片４
３の周囲に冷却用の空気の流路４６を設け、空気
供給管を付属させる。
１図に全体を、また第２図に主要部の詳細を示す
ように、ポーラスプラグ１１をそなえた精錬容器
１の側壁にあるトラニオン１２に、ポーラスプラ
グとダクト１３で接続された撹拌ガスの受入孔２
１を有するガス受入部材２を設け、一方、容器の
支持台３の側には撹拌ガスの供給孔４１を有する
ガス供給部材４を設けてなり、ガス供給部材４
は、供給孔４１が開口するガス供給管４２の周囲
に、これと摺動的に上下動可能であつてバネ４４
により上方へ付勢され上面にパツキン４５をそな
えた可動片４３を有することを特徴とする。 ガス供給部材４は、図示したように、可動片４
３の周囲に冷却用の空気の流路４６を設け、空気
供給管を付属させる。
受鋼した取鍋１が精錬台車上にセツトすると、
トラニオン１２が支持台３に乗り、ガス受入部材
２とガス供給部材４とが相対する。可動片４３
は、受入部材により供給部材に押し込まれるが、
常にバネ４４の力で上方に付勢されているから、
パツキン４５により上下の部材間のシールがで
き、撹拌ガスの流路が自動的に完成する。 冷却用の空気の流路は、ガス流路の形成の前後
を通じて確保されている。 考案の効果 本考案の機構は、油圧のような装置を用いない
簡単な構造であつて、しかも取鍋の精錬台車上へ
のセツトと同時に撹拌ガスの流路が形成されるか
ら、直ちにガスを供給することができ、精錬作業
が迅速になるばかりでなく、ポーラスプラグの閉
塞などの問題も少なくなる。 空気冷却の採用により、ガス供給部材とくに高
熱のトラニオンに接触するパツキンの損傷を効果
的に防止できる。
トラニオン１２が支持台３に乗り、ガス受入部材
２とガス供給部材４とが相対する。可動片４３
は、受入部材により供給部材に押し込まれるが、
常にバネ４４の力で上方に付勢されているから、
パツキン４５により上下の部材間のシールがで
き、撹拌ガスの流路が自動的に完成する。 冷却用の空気の流路は、ガス流路の形成の前後
を通じて確保されている。 考案の効果 本考案の機構は、油圧のような装置を用いない
簡単な構造であつて、しかも取鍋の精錬台車上へ
のセツトと同時に撹拌ガスの流路が形成されるか
ら、直ちにガスを供給することができ、精錬作業
が迅速になるばかりでなく、ポーラスプラグの閉
塞などの問題も少なくなる。 空気冷却の採用により、ガス供給部材とくに高
熱のトラニオンに接触するパツキンの損傷を効果
的に防止できる。
第１図は、本考案の撹拌ガス供給機構の全体を
示す、一部を断面にした側面図である。 第２図よおび第３図は、本考案の機構とその作
用を説明する、第１図の主要部の拡大図であつ
て、第２図は取鍋の精錬台車へのセツト前の状態
を、第３図はセツト後の状態をそれぞれ示す。 １……精錬容器、２……ガス受入部材、２１…
…受入孔、３……支持台、４……ガス供給部材、
４１……供給孔、４２……供給管、４３……可動
片、４４……バネ、４５……パツキン、４６……
冷却用空気流路。
示す、一部を断面にした側面図である。 第２図よおび第３図は、本考案の機構とその作
用を説明する、第１図の主要部の拡大図であつ
て、第２図は取鍋の精錬台車へのセツト前の状態
を、第３図はセツト後の状態をそれぞれ示す。 １……精錬容器、２……ガス受入部材、２１…
…受入孔、３……支持台、４……ガス供給部材、
４１……供給孔、４２……供給管、４３……可動
片、４４……バネ、４５……パツキン、４６……
冷却用空気流路。
Claims (1)
- ポーラスプラグ１１をそなえた精錬容器１の側
壁にあるトラニオン１２に、ポーラスプラグとダ
クト１３で接続された撹拌ガスに受入孔２１を有
するガス受入部材２を設け、一方、容器の支持台
３の側には撹拌ガスの供給孔４１を有するガス供
給部材４を設けてなり、ガス供給部材４は、供給
孔４１が開口するガス供給管４２の周囲に、これ
と摺動的に上下動可能であつてバネ４４により上
方へ付勢された上面にパツキン４５をそなえた可
動片４３を有し、可動片の周囲に空気供給管を付
属させた冷却用空気の流路４６を設けたことを特
徴とする精錬容器への撹拌ガス供給機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295784U JPS60186946U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 精錬容器への攪拌ガス供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295784U JPS60186946U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 精錬容器への攪拌ガス供給機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186946U JPS60186946U (ja) | 1985-12-11 |
| JPS643568Y2 true JPS643568Y2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=30611860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7295784U Granted JPS60186946U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 精錬容器への攪拌ガス供給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186946U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101252641B1 (ko) * | 2007-12-20 | 2013-04-09 | 주식회사 포스코 | 진공 탈탄 설비의 가스공급 연결장치 |
| KR101125855B1 (ko) | 2008-12-03 | 2012-03-28 | 주식회사 포스코 | 노외정련설비에 구비되는 가스 공급관 연결 장치 |
| KR101019913B1 (ko) | 2008-12-22 | 2011-03-08 | 주식회사 우진 | 전로형 수강대차 오토 커플러 장치 |
| KR101100727B1 (ko) | 2009-11-30 | 2011-12-29 | 주식회사 우진 | 용선예비처리 설비의 오토 커플러 장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934432A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-03-29 | ||
| JPS5540009A (en) * | 1978-09-09 | 1980-03-21 | Nisshin Steel Co Ltd | Connector for gas supply of vacuum ladle degassing device |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7295784U patent/JPS60186946U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934432A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-03-29 | ||
| JPS5540009A (en) * | 1978-09-09 | 1980-03-21 | Nisshin Steel Co Ltd | Connector for gas supply of vacuum ladle degassing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186946U (ja) | 1985-12-11 |
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