JPS643357Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643357Y2 JPS643357Y2 JP1984107256U JP10725684U JPS643357Y2 JP S643357 Y2 JPS643357 Y2 JP S643357Y2 JP 1984107256 U JP1984107256 U JP 1984107256U JP 10725684 U JP10725684 U JP 10725684U JP S643357 Y2 JPS643357 Y2 JP S643357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- macaroni
- shell
- shape
- ribs
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000015927 pasta Nutrition 0.000 claims description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 240000008415 Lactuca sativa Species 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 235000012045 salad Nutrition 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Noodles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、シエル型パスタに関し、詳しくはマ
カロニあるいはα化即席パスタ類(以下これらを
総称してマカロニ等という)をシエル型としたも
のの構造に関する。
カロニあるいはα化即席パスタ類(以下これらを
総称してマカロニ等という)をシエル型としたも
のの構造に関する。
従来より、一般に市販されているマカロニのう
ちの一つの形態として、貝殻状をなした所謂シエ
ルマカロニと称されるものがあるのはよく知られ
ており、多くの場合サラダやつけ合せに用いられ
ている。
ちの一つの形態として、貝殻状をなした所謂シエ
ルマカロニと称されるものがあるのはよく知られ
ており、多くの場合サラダやつけ合せに用いられ
ている。
このシエルマカロニの基本的な形状は、その製
造法すなわち山形状のスリツト型ダイス穴より生
地を連続的に押出しながらシヤリングメカニズム
で切断して製造することに由来して、両端の紡錘
エンドから中央部に向つて膨らんだ胴部が、前記
両端を結ぶ線回りに丸まつた半円ないし3/4円程
度の薄殻をなす形状とされるのが一般的であり、
詳細には若干の相違はあるにしても、全般的には
貝殻に似た外観を呈するので前記の如くシエルマ
カロニと称されるところとなつている。
造法すなわち山形状のスリツト型ダイス穴より生
地を連続的に押出しながらシヤリングメカニズム
で切断して製造することに由来して、両端の紡錘
エンドから中央部に向つて膨らんだ胴部が、前記
両端を結ぶ線回りに丸まつた半円ないし3/4円程
度の薄殻をなす形状とされるのが一般的であり、
詳細には若干の相違はあるにしても、全般的には
貝殻に似た外観を呈するので前記の如くシエルマ
カロニと称されるところとなつている。
前記において薄殻の胴部が丸まつた筒状とされ
ずに適当な開口を開けるようにしているのは、主
として茹で上げ時の内部への湯通りをよくするた
めである。
ずに適当な開口を開けるようにしているのは、主
として茹で上げ時の内部への湯通りをよくするた
めである。
ところで、このようなシエルマカロニについて
は往々にして次のような難点を生ずることが知見
されている。その一つは、製造時から茹で上げ時
の間で複数のシエルマカロニがその形状の特徴に
起因して重なり合うことがあり、変形等の間題を
招く他茹で上げ時の付着、茹で上りの不充分さを
生じ易くなるという問題である。また他の一つ
は、茹で上げ時間の短縮のために薄殻の厚みを一
層薄くしようとすると、特に製造時、茹で上げ時
に変形、型くずれを招き易くなるという問題であ
る。
は往々にして次のような難点を生ずることが知見
されている。その一つは、製造時から茹で上げ時
の間で複数のシエルマカロニがその形状の特徴に
起因して重なり合うことがあり、変形等の間題を
招く他茹で上げ時の付着、茹で上りの不充分さを
生じ易くなるという問題である。また他の一つ
は、茹で上げ時間の短縮のために薄殻の厚みを一
層薄くしようとすると、特に製造時、茹で上げ時
に変形、型くずれを招き易くなるという問題であ
る。
またこれらのことは、シエルマカロニにおいて
のみならず、α化即席パスタ類で同形状のシエル
型のものを製造した場合にも生じ、結局前記問題
は、シエル型という形状そのものと個々の形状間
でバラツキを生じ易いことに由来しているという
ことができる。
のみならず、α化即席パスタ類で同形状のシエル
型のものを製造した場合にも生じ、結局前記問題
は、シエル型という形状そのものと個々の形状間
でバラツキを生じ易いことに由来しているという
ことができる。
〔考案の目的〕
本考案は前記のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、マカロニ等の形状バラ
ツキの如何に拘わらず重なり合いが生じないよう
にしたシエル型の構造を提供するところにある。
ものであり、その目的は、マカロニ等の形状バラ
ツキの如何に拘わらず重なり合いが生じないよう
にしたシエル型の構造を提供するところにある。
また本考案の他の目的は、変形、型くずれを起
こすことなく薄殻の一層の薄肉化を実現して、マ
カロニ等の茹で上げ時間の短縮を達成させるとこ
ろにある。
こすことなく薄殻の一層の薄肉化を実現して、マ
カロニ等の茹で上げ時間の短縮を達成させるとこ
ろにある。
而して、前記した目的を達成するためになされ
た本考案の要旨とするところは、シエル型をなす
マカロニ等において、このシエル型の薄殻内面
に、薄殻周方向に沿つて一ないし複数条のリブを
設けたところにある。
た本考案の要旨とするところは、シエル型をなす
マカロニ等において、このシエル型の薄殻内面
に、薄殻周方向に沿つて一ないし複数条のリブを
設けたところにある。
本考案において薄殻内面に設けられるリブは一
般的にはシエル長手方向(両端方向)の中央部分
に一条設けられることで充分であり、このリブに
より薄殻の変形し易さは緩和されるために該薄殻
の一層の薄肉化が実現され、また複数のマカロニ
等が重なり合うこともこのリブの存在で邪魔され
て生じないことになる。なお前記リブは必要に応
じて2,3条あるはそれ以上設けても差支えな
い。
般的にはシエル長手方向(両端方向)の中央部分
に一条設けられることで充分であり、このリブに
より薄殻の変形し易さは緩和されるために該薄殻
の一層の薄肉化が実現され、また複数のマカロニ
等が重なり合うこともこのリブの存在で邪魔され
て生じないことになる。なお前記リブは必要に応
じて2,3条あるはそれ以上設けても差支えな
い。
以下本考案を図面に基づいて更に説明する。
第1図は本考案の一実施例であるシエルマカロ
ニの斜視図を示し、シエルマカロニ1は、長手方
向の中央部分で最も膨らんだ2/3円程度の薄殻胴
部2が、長手方向の両端3,3に向つて紡錘状に
すぼまつた形状をなしている。4は胴部が間欠し
た開口を示している。
ニの斜視図を示し、シエルマカロニ1は、長手方
向の中央部分で最も膨らんだ2/3円程度の薄殻胴
部2が、長手方向の両端3,3に向つて紡錘状に
すぼまつた形状をなしている。4は胴部が間欠し
た開口を示している。
そして本例では、前記の薄殻胴部2の内面にそ
の周方向に沿つて図示の如く一条のリブ5を設け
ている。このリブ5は胴部内面の周方向全域に渡
り、実質的に胴部と直角をなしたフランジ状のも
のとして形成され、その高さは通常2〜4mm程度
とされるが特にこれに限定されるものではない。
の周方向に沿つて図示の如く一条のリブ5を設け
ている。このリブ5は胴部内面の周方向全域に渡
り、実質的に胴部と直角をなしたフランジ状のも
のとして形成され、その高さは通常2〜4mm程度
とされるが特にこれに限定されるものではない。
このような構造のシエルマカロニ1において
は、多数のものの内にその形状のバラツキで開口
4が比較的大きくなつたものがあつても、この開
口内に他のシエルマカロニが入り込むことはリブ
5により邪魔され、したがつて複数のシエルマカ
ロニの重なり合いを生ずることは全くなくなる。
これ故従来の重なり合いに起因して生じていた難
点は全て解消される利益が得られる。
は、多数のものの内にその形状のバラツキで開口
4が比較的大きくなつたものがあつても、この開
口内に他のシエルマカロニが入り込むことはリブ
5により邪魔され、したがつて複数のシエルマカ
ロニの重なり合いを生ずることは全くなくなる。
これ故従来の重なり合いに起因して生じていた難
点は全て解消される利益が得られる。
また前記リブ5は、その薄殻胴部2の潰れ等の
変形、型くずれに対して胴部を補強する作用をな
し、したがつてリブをもたないものに比べて薄殻
胴部の一層の薄肉化が実現されるため、茹で上げ
時間を短縮でき、近時の如く、即席性、調理の簡
易性が求められる現情での利益は大なるものとな
る。
変形、型くずれに対して胴部を補強する作用をな
し、したがつてリブをもたないものに比べて薄殻
胴部の一層の薄肉化が実現されるため、茹で上げ
時間を短縮でき、近時の如く、即席性、調理の簡
易性が求められる現情での利益は大なるものとな
る。
次に、前記シエルマカロニ1の製造に用いるダ
イスについて説明する。装造装置の全体構造は、
ダイスを除き従来既知のものをそのまま使用すれ
ばよいので説明は省略する。
イスについて説明する。装造装置の全体構造は、
ダイスを除き従来既知のものをそのまま使用すれ
ばよいので説明は省略する。
第2図はダイスの部品展開図を示し、このダイ
スは、前記シエルマカロニの構造を決定するダイ
ス穴6の設けられている蓋体、この蓋体が前面
部に被嵌され、かつ生地をダイス穴に適宜に導く
通路7,8を備えた台、およびこれら蓋体と
台を一体固定させるための締結ボルトからな
つている。なお、9は蓋体に設けたボルト螺合
孔、10は台に設けたボルト嵌合孔である。
スは、前記シエルマカロニの構造を決定するダイ
ス穴6の設けられている蓋体、この蓋体が前面
部に被嵌され、かつ生地をダイス穴に適宜に導く
通路7,8を備えた台、およびこれら蓋体と
台を一体固定させるための締結ボルトからな
つている。なお、9は蓋体に設けたボルト螺合
孔、10は台に設けたボルト嵌合孔である。
これら蓋体、台をボルトで一体化したダ
イスを所定の装造装置(図示せず)に組付け、ダ
イス穴6から連続的に押出される生地を、シヤー
リングメカニズム(図示せず)により所定寸法づ
つ切り落しすることで前記シエルマカロニが製造
される。
イスを所定の装造装置(図示せず)に組付け、ダ
イス穴6から連続的に押出される生地を、シヤー
リングメカニズム(図示せず)により所定寸法づ
つ切り落しすることで前記シエルマカロニが製造
される。
そして前記実施例のシエルマカロニ1を製造す
るために、かかる蓋体のダイス穴6は、山形線
状をなし、かつスリツト幅が後方に向つて幅広と
なつている主スリツト部61に対し、その山形の
中央部から凹設側に向つて短尺の副スリツト部6
2が設けられているという特徴的構成をなしてい
る。すなわちこの副スリツト部62が、第1図で
示したシエルマカロニ1のリブ5を形成させるこ
とになるのであり、主スリツト部61からシエル
マカロニ1の胴部2が導出され、該スリツト部6
1の両端がシエルマカロニ1の両端部3,3に対
応する。
るために、かかる蓋体のダイス穴6は、山形線
状をなし、かつスリツト幅が後方に向つて幅広と
なつている主スリツト部61に対し、その山形の
中央部から凹設側に向つて短尺の副スリツト部6
2が設けられているという特徴的構成をなしてい
る。すなわちこの副スリツト部62が、第1図で
示したシエルマカロニ1のリブ5を形成させるこ
とになるのであり、主スリツト部61からシエル
マカロニ1の胴部2が導出され、該スリツト部6
1の両端がシエルマカロニ1の両端部3,3に対
応する。
なお台の生地をダイス穴に導く通路7,8
は、シエルマカロニを第1図の形状となすのに適
当な生地の流動抵抗を与える形状となつている。
は、シエルマカロニを第1図の形状となすのに適
当な生地の流動抵抗を与える形状となつている。
第3図、第4図および第5図の各イ,ロは、前
記のダイスの組立て状態、蓋体、台の単品状
態を夫々正面図、断面図で示している。
記のダイスの組立て状態、蓋体、台の単品状
態を夫々正面図、断面図で示している。
以上のダイスはシエルマカロニに一条のリブを
形成させる場合のものであるが、リブを二条以上
設ける場合には、前記副スリツト部を並行的に設
けるようにすればよい。
形成させる場合のものであるが、リブを二条以上
設ける場合には、前記副スリツト部を並行的に設
けるようにすればよい。
また、α化即席マカロニを製造させる場合にも
同様のダイスを用いて行なえばよい。
同様のダイスを用いて行なえばよい。
以上述べた如く、本考案よりなるシエル型のマ
カロニ等においては、個々のマカロニ等の形状バ
ラツキがあつても、これに拘わらず内面のリブが
あることにより複数のものが重なり合うことはな
く、したがつてα化処理時、茹で上げ時等におい
てマカロニ等同士が付着することは全くなくな
る。
カロニ等においては、個々のマカロニ等の形状バ
ラツキがあつても、これに拘わらず内面のリブが
あることにより複数のものが重なり合うことはな
く、したがつてα化処理時、茹で上げ時等におい
てマカロニ等同士が付着することは全くなくな
る。
またマカロニ等の薄殻胴部がリブにより補強さ
れるため、変形、型くずれ等を防止しつつ一層の
薄肉化が可能となつて、茹で上げ時間の短縮化が
実現されるという効果がある。
れるため、変形、型くずれ等を防止しつつ一層の
薄肉化が可能となつて、茹で上げ時間の短縮化が
実現されるという効果がある。
図面第1図は本考案の一実施例を示すシエルマ
カロニの斜視図、第2図はシエルマカロニの製造
に用いるダイスの部品展開図、第3図〜第5図の
各イ,ロ図は、ダイスを説明するための図であ
り、第3図イは組立てられたダイスの正面図、同
ロはA−A線断面図、第4図イは蓋体の正面図、
同ロはB−B線断面図、第5図イは台の正面図、
同ロはC−C線断面図である。 1……シエルマカロニ、2……薄殻胴部、3…
…端部、4……開口、5……リブ、……蓋体、
……台、……締結ボルト(ボルト)、6……
ダイス穴、61……主スリツト部、62……副スリ
ツト部、7,8……通路、9……ネジ、10……
嵌合孔。
カロニの斜視図、第2図はシエルマカロニの製造
に用いるダイスの部品展開図、第3図〜第5図の
各イ,ロ図は、ダイスを説明するための図であ
り、第3図イは組立てられたダイスの正面図、同
ロはA−A線断面図、第4図イは蓋体の正面図、
同ロはB−B線断面図、第5図イは台の正面図、
同ロはC−C線断面図である。 1……シエルマカロニ、2……薄殻胴部、3…
…端部、4……開口、5……リブ、……蓋体、
……台、……締結ボルト(ボルト)、6……
ダイス穴、61……主スリツト部、62……副スリ
ツト部、7,8……通路、9……ネジ、10……
嵌合孔。
Claims (1)
- シエル型をなす薄殻の内面に、その薄殻周方向
に沿つて一ないし複数条のリブを設けたことを特
徴とするシエル型パスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984107256U JPS6122494U (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | シエル型パスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984107256U JPS6122494U (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | シエル型パスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122494U JPS6122494U (ja) | 1986-02-08 |
JPS643357Y2 true JPS643357Y2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=30666509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984107256U Granted JPS6122494U (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | シエル型パスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122494U (ja) |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP1984107256U patent/JPS6122494U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6122494U (ja) | 1986-02-08 |
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