JPS64274Y2 - - Google Patents

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JPS64274Y2
JPS64274Y2 JP14582183U JP14582183U JPS64274Y2 JP S64274 Y2 JPS64274 Y2 JP S64274Y2 JP 14582183 U JP14582183 U JP 14582183U JP 14582183 U JP14582183 U JP 14582183U JP S64274 Y2 JPS64274 Y2 JP S64274Y2
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JP
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wedge
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JP14582183U
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JPS60100147U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、被加工物の外径面をホーニングする
場合に使用する外径用ホーンヘツドに関するもの
である。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来の外径用ホーンヘツドは、特公昭53−
45957号公報に示されるように、ホーンヘツド本
体と、このホーンヘツド本体の軸方向に摺動自在
に嵌挿され下部内側に傾斜面を有する複数のくさ
び体を形成した収縮ウエツジと、前記ホーンヘツ
ド本体に収縮され外側に前記各くさび体の傾斜面
に係合する傾斜部を形成するとともに下端内側に
砥石を有する複数の砥石台と、前記ホーンヘツド
本体の外周軸方向に位置調節可能に設けられその
位置によつて前記砥石台の上端の当接支点を径方
向へ移動させるテーパー面を有する調節リングと
を具備した構造のものである。
この従来の外径用ホーンヘツドにおける砥石台
は、上部を支持し、砥石が設けられている下部は
フリーであるため、この砥石台の下部をホーンヘ
ツド本体の下側に長く突出させることは遠心力の
増大等を伴つて好ましくなく、砥石台の長さは短
く制限され、このためこの従来のホーンヘツドで
は長尺の被加工物の外径面を全長にわたつてホー
ニングすることができなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は、長尺の被加工物の外径面をホーニン
グする場合に適する外径用ホーンヘツドを提供し
ようとするものである。
〔考案の概要〕 本考案の外径用ホーンヘツドは、機械主軸に接
続される自在接手軸の下端フランジ部に円筒状の
本体を固定し、この本体の内周面に円筒状の案内
体を固定し、この案内体は外周面に軸方向のウエ
ツジ案内溝を全周にわたつて所定間隔ごとに設け
るとともに、この各ウエツジ案内溝から半径方向
に砥石台案内孔を設けてなり、上記自在接手軸の
軸心孔にウエツジ押出棒を進退自在に設け、この
ウエツジ押出棒の下端に設けたウエツジ上板部を
上記筒状の本体の上部内に上下動自在に嵌合し、
このウエツジ上板部の外周部から軸方向に一体的
に突設した複数の砥石収縮用のウエツジを上記ウ
エツジ案内溝に軸方向に摺動自在に嵌合し、この
各ウエツジの内側面に傾斜面を設け、このウエツ
ジの傾斜面と接触する傾斜面を有する砥石台を上
記各砥石台案内孔に半径方向に摺動自在に嵌合
し、この各砥石台を砥石台戻し用のばねによつて
上記ウエツジに接触する方向に弾力的に附勢し、
この各砥石台の内側面から上記案内体の内周面に
砥石を突出させ、上記ウエツジ上板部と上記案内
体の上端面との間は離間させて設け、この間にウ
エツジ戻し用のコイルばねを介設したことを特徴
とする構成のものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図に示すように、機械主軸1にピン2によ
り接続される自在接手軸3の下端フランジ部4に
ボルト5により円筒状の本体6を固定する。この
本体6は、上板部7と、この上板部7の外周面に
ねじ8により固定した外筒部9とからなる。
この本体外筒部9の内周面にねじ10により円
筒状の案内体11を固定する。この案内体11
は、外周面に上端から下端直前にわたる軸方向の
ウエツジ案内溝12を全周にわたつて所定間隔ご
とに設けるとともに、この各ウエツジ案内溝12
の下半部から半径方向に砥石台案内孔13を設け
てなる。
また上記自在接手軸3の軸心孔14にウエツジ
押出棒15を進退自在に設け、このウエツジ押出
棒15の下端に設けたウエツジ上板部16を上記
本体6の外筒部9の上部内に上下動自在に嵌合
し、このウエツジ上板部16の外周部から軸方向
にボルト17の固定によつて一体的に突設した複
数の砥石収縮用のウエツジ18を上記案内体11
のウエツジ案内溝12に軸方向に摺動自在に嵌合
する。
この各ウエツジ18は、下端のやや上側部にば
ね挿通孔19を設け、この孔19のやや上部に対
応する内側面を切欠いて凹部20を形成し、この
凹部20の上部を傾斜状に形成して上側の傾斜面
21を設け、さらに最下部の内側面を傾斜状に形
成して下側の傾斜面22を設けてなる。
また上記案内体11の各砥石台案内孔13に砥
石台23を半径方向に摺動自在に嵌合する。この
各砥石台23は、上記ウエツジ18の傾斜面2
1,22と接触する傾斜面24,25を設けてな
り、この各砥石台23の内側面に砥石26を固着
し、この砥石26を上記案内体11の内周面に突
出させる。また各砥石台23を砥石台戻し用のば
ね27によつて上記ウエツジ18に接触する方向
に弾力的に附勢する。このばね27は、上記ウエ
ツジ18のばね挿通孔19および外筒部9に穿設
した孔28に挿入し、一端を上記砥石台23に螺
着したフツク29に引掛け、他端をカラー30に
挿通したピン31に引掛ける。カラー30は上記
外筒部9の孔28の外周縁によつて係止する。
また前記ウエツジ上板部16と前記案内体11
の上端面32との間は離間させて設け、この間に
ウエツジ戻し用のコイルばね33を介設する。
第2図に示すように、前記本体上板部7にはほ
ぼ3角形状の切欠部34が設けられ、この切欠部
34に前記ボルト17を対応させる。
またプラスチツク等の非金属性材質よりなる保
護棒35を案内体11の内面の砥石台案内孔13
の間に設け、この外径ホーンヘツドが加工面に挿
入および離脱する際に、加工面に金属接触による
傷が付かぬよう保護する役目をさせる。
次に作用を説明する。前記ウエツジ押出棒15
を押下げると、ウエツジ上板部16がコイルばね
33に抗して下降し、各ウエツジ18が本体外筒
部9および案内体11に対して下方に摺動し、各
ウエツジ18の傾斜面21,22が砥石台23の
傾斜面24,25を押圧し、各砥石台23はばね
27に抗して内側に移動し、各砥石26は径小に
収縮する。また上記ウエツジ押出棒15の押下力
を解除すると、各ウエツジ18はコイルばね33
によつて上昇復帰し、各砥石26はばね27によ
つて径大に拡大する。
被加工物は、第1図に示すコイルばね33の中
ほどまで挿入され、外径面をホーニングされる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、円筒状の本体の内周面に円筒
状の案内体を固定し、この案内体は、軸方向のウ
エツジ案内溝と半径方向の砥石台案内孔とを有
し、上記ウエツジ案内溝に砥石収縮用のウエツジ
を嵌合するとともに砥石台案内孔に砥石台を嵌合
し、これらを傾斜面で接触させたから、円筒状の
本体および案内体の内部に上記ウエツジ、砥石台
および砥石を組込み、全体を円筒状として充分な
軸方向長さを確保することができ、長尺の被加工
物の外径面をホーニングする場合に適用できる。
さらにこの円筒状ホーンヘツドの内空部の上部に
ウエツジ戻し用ばねとして中空のコイルばねを設
けたから、このコイルばねの内部にも被加工物を
受入れることができ、被加工物の長尺化に対応で
きるものとなつている。また本考案の構成により
全体構造も複雑にならず、コンパクトにまとめる
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の外径用ホーンヘツドの一実施
例を示す断面図、第2図はその平断面図である。 1……機械主軸、3……自在接手軸、4……下
端フランジ部、6……本体、11……案内体、1
2……ウエツジ案内溝、13……砥石台案内孔、
14……軸心孔、15……ウエツジ押出棒、16
……ウエツジ上板部、18……ウエツジ、21,
22……傾斜面、23……砥石台、24,25…
…傾斜面、26……砥石、27……砥石台戻し用
のばね、33……ウエツジ戻し用のコイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械主軸に接続される自在接手軸の下端フラン
    ジ部に円筒状の本体を固定し、この本体の内周面
    に円筒状の案内体を固定し、この案内体は外周面
    に軸方向のウエツジ案内溝を全周にわたつて所定
    間隔ごとに設けるとともに、この各ウエツジ案内
    溝から半径方向に砥石台案内孔を設けてなり、上
    記自在接手軸の軸心孔にウエツジ押出棒を進退自
    在に設け、このウエツジ押出棒の下端に設けたウ
    エツジ上板部を上記筒状の本体の上部内に上下動
    自在に嵌合し、このウエツジ上板部の外周部から
    軸方向に一体的に突設した複数の砥石収縮用のウ
    エツジを上記ウエツジ案内溝に軸方向に摺動自在
    に嵌合し、この各ウエツジの内側面に傾斜面を設
    け、このウエツジの傾斜面と接触する傾斜面を有
    する砥石台を上記各砥石台案内孔に半径方向に摺
    動自在に嵌合し、この各砥石台を砥石台戻し用の
    ばねによつて上記ウエツジに接触する方向に弾力
    的に附勢し、この各砥石台の内側面から上記案内
    体の内周面に砥石を突出させ、上記ウエツジ上板
    部と上記案内体の上端面との間は離間させて設
    け、この間にウエツジ戻し用のコイルばねを介設
    したことを特徴とする外径用ホーンヘツド。
JP14582183U 1983-09-20 1983-09-20 外径用ホ−ンヘツド Granted JPS60100147U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14582183U JPS60100147U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 外径用ホ−ンヘツド

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JP14582183U JPS60100147U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 外径用ホ−ンヘツド

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JPS60100147U JPS60100147U (ja) 1985-07-08
JPS64274Y2 true JPS64274Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30324773

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JP14582183U Granted JPS60100147U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 外径用ホ−ンヘツド

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015134930A1 (en) * 2014-03-07 2015-09-11 National Oilwell Varco, L.P. Apparatus and method for honing the external surface of tubular components of a wellsite
JP6701267B2 (ja) * 2018-06-07 2020-05-27 Dmg森精機株式会社 外径ボーリング工具および工作機械

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JPS60100147U (ja) 1985-07-08

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