JPS642647Y2 - - Google Patents

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JPS642647Y2
JPS642647Y2 JP1984107573U JP10757384U JPS642647Y2 JP S642647 Y2 JPS642647 Y2 JP S642647Y2 JP 1984107573 U JP1984107573 U JP 1984107573U JP 10757384 U JP10757384 U JP 10757384U JP S642647 Y2 JPS642647 Y2 JP S642647Y2
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JP
Japan
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water tank
hot water
exhaust passage
burner
preheating
Prior art date
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JP1984107573U
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JPS6123931U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は麺類や野菜類を茹る茹器に関する。
(従来の技術) 近時、野菜等の茹物、麺類の茹上げ、冷凍食品
の解凍等に使用される茹器には、湯の新鮮さを保
つため、給排水しつつ茹作業を行えるという機能
が要望されてきた。そして、かかる要望を満しつ
つ熱効率よく茹作業を行なうものとして、湯槽加
熱用バーナーからの排気熱で湯槽中に供給すべき
水を予熱する茹器が開発され、バーナーからの排
気筒を予熱用の水槽中に貫通されて予熱するも
の、或いは、湯槽の背部に排気路とパネル状の予
熱水槽とを順に設けて排気熱により湯槽と予熱水
槽とを直接加熱するもの等が提案された(実公昭
58−16343号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来のかかる茹器のうち、バーナーか
らの排気筒を予熱用の水槽中に貫通させるものは
構造が複雑で製造が容易でないという問題があつ
た。また、上記した実公昭58−16343号公報の茹
器にあつては、予熱水槽の加熱手段として、ガス
バーナの排気熱が排気路を通過する際、該排気路
の背面側を構成する予熱水槽の加熱板を排気熱で
直接加熱することにより予熱水槽内の水を加温さ
せる構造であるが、斯かる構造だけでは、高温排
気熱の熱量に比して、期待した程、効果良くは加
温されず、十分に高い温度にまで予熱することが
できないため、斯かる予熱水槽から湯槽内へ茹湯
が供給されても、殊に深底の湯槽を備えた茹器に
あつては、ガスバーナーによる湯槽の加熱時間及
び熱量があまり節約できないといつた問題があつ
た。
本考案は従来の茹器の有するかかる問題点に鑑
み、構造が簡単で製造が容易であるとともに排気
熱で十分に高い温度にまで予熱することができる
茹器を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の如き従来の問題点を解決し所期の目的を
達成するため本考案の要旨とする構成は、茹器本
体の上部に上方開口の湯槽を備え、その湯槽下に
その底面を直接加熱する湯槽加熱用のバーナーを
備えるとともに、該バーナーの排気により加熱さ
れる予熱水槽を備えてなり、かつ、前記湯槽はそ
の底面を曲成形した前後方向の凹溝を多数備え、
該凹溝の後端側を湯槽の背部に解放し、該湯槽の
背部には上下に貫通して排気路を設け、該排気路
に面して茹器本体の背面に該排気路の上端から前
記バーナの高さより低い位置まで垂下した中空パ
ネル状をした前記予熱水槽を備え、該予熱水槽の
上部にコツク付の給水筒を連通させると共に底部
に逆止弁付の導水管を連通させてなる茹器におい
て、前記排気路の背面側を構成する前記予熱水槽
の加熱板外面には、両端を該加熱板に連通させ、
かつ、外周面に多数の吸熱用のフインを備えてな
る加熱管を配設させてなる茹器に存する。
(作用) 而して本考案は予熱水槽に両端が連通されフイ
ンにより伝熱面積が増大された加熱管により、排
水路を通過する高温排気の熱を吸収し、予熱水槽
中の湯温を短時間で極めて高いものとなし、所期
の目的を達成せしめたものである。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。
図中1は茹器本体であり、この本体1は周囲が
ステンレス板により覆われ、脚2により支持され
ている。本体1の上部には、上方を開放した湯槽
3が備えられている。この湯槽3は、底面の前縁
部を除いてその底面を曲成形した前後方向の凹溝
4が形成されている。そして、この凹溝4は後端
が湯槽3の背面に開放されている。
湯槽3の底面下にはバーナー6が配置され、湯
槽3の底面を直接加熱するようにしている。湯槽
3の背面には排気路7形成されている。この排気
路は前面側が湯槽3の背面板8をもつて構成さ
れ、背面側が後述する予熱水槽9の加熱板9aを
もつて構成され、排気により湯槽3及び予熱水槽
9が直接加熱されるようにしている。。予熱水槽
9は第2図に示すように、平らな中空パネル状に
形成され、本体1の背面にあつて排気路7の上端
から、前述したバーナー6の位置より低い位置ま
で垂下して取り付けしている。この予熱水槽9に
は、両端をこの予熱水槽9に連通させ、かつ外周
面に多数の吸熱用のフイン20を備えた加熱管2
1が取り付けられている。この加熱管21は全体
が略Z字状に屈曲蛇行した形状をなし、加熱板9
aの表面に取り付けられた接続管にエルボ22,
22を介して連結されている。また、各フイン2
0は加熱管21の直線部分を貫挿させ、かつ加熱
管21に固定してある。
また、この予熱水槽9には上端に給水筒10が
連通されており、底部には導水管12が連通され
ている。この導水管12には逆止弁付きのコツク
13が取り付けされ、上水導通管に連通用パイプ
(図示せず)を介して連結できるようにしている。
一方湯槽3の底部には対流板14が収容されて
いる。この対流板14は両縁に垂下折曲片14a
が形成され、湯槽3の底面上に間隔を隔てて設置
され、その中央部分に多数の貫通孔14bが開口
されているものであり、対流板14下で加熱され
た湯が貫通孔14bを通して上方に噴出するよう
にしている。
また湯槽3の上部側壁には溢流口15が開口さ
れている。この溢流口15には水平配置に細長く
形成され、排湯管16を介してドレーン口17に
連通されている。
尚、図中18はドレーンコツクであり、19は
排気量調節用ダンパである。
本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、加熱管21の屈曲方向、屈曲数等は任意に定
めてよく、また加熱管21の両端を加熱板9a以
外の壁面にて予熱水槽9に連通させ、フインを備
えた部分を加熱板9aの表面側に廻し込んでもよ
い。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成され、排気路の背面側
を構成する前記予熱水槽の加熱板外面に、両端を
該加熱板に連通させ、かつ、外周面に多数の吸熱
用のフインを備えてなる加熱管を配設させたこと
によつて、排気路を通過する高温排気の熱が加熱
管を介して効率良く吸収され予熱水槽中の温度を
短時間で極めて高いものとすることができるた
め、湯槽内に高温の茹湯を供給でき、しかもガス
バーナーによる湯槽内所定湯温までの加熱時間が
大幅に短縮できるため、ガス燃料の節約による省
エネルギー化がはかれるといつた極めて顕著な実
用効果を奏すると共に、取付スペースの有効利用
及び本体の小型化にもなり、組立構造を簡素化で
きるものである。なお、加熱管を排気路中で屈曲
蛇行するものとし、その長さを増して伝熱面積を
大とすることにより予熱水槽中の湯を更に効率よ
く予熱することも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図
は縦断面図、第2図は予熱水槽と加熱管の斜視
図、第3図は第1図のA−A線断面図である。 1……茹器本体、3……湯槽、4……凹溝、6
……バーナー、7……排気路、9……予熱水槽、
10……給水筒、12……導水管、13……逆止
弁付コツク、20……フイン、21……加熱管、
22……エルボ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 茹器本体の上部に上方開口の湯槽を備え、その
    湯槽下にその底面を直接加熱する湯槽加熱用のバ
    ーナーを備えるとともに、該バーナーの排気によ
    り加熱される予熱水槽を備えてなり、かつ、前記
    湯槽はその底面を曲成形した前後方向の凹溝を多
    数備え、該凹溝の後端側を湯槽の背部に解放し、
    該湯槽の背部には上下に貫通して排気路を設け、
    該排気路に面して茹器本体の背面に該排気路の上
    端から前記バーナーの高さより低い位置まで垂下
    した中空パネル状をした前記予熱水槽を備え、該
    予熱水槽の上部にコツク付の給水筒を連通させる
    と共に底部に逆止弁付の導水管を連通させてなる
    茹器において、前記排気路の背面側を構成する前
    記予熱水槽の加熱板外面には、両端を該加熱板に
    連通させ、かつ、外周面に多数の吸熱用のフイン
    を備えてなる加熱管を配設させたことを特徴とし
    てなる茹器。
JP1984107573U 1984-07-18 1984-07-18 茹器 Granted JPS6123931U (ja)

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JP1984107573U JPS6123931U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 茹器

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JP1984107573U JPS6123931U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 茹器

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JPS6123931U JPS6123931U (ja) 1986-02-13
JPS642647Y2 true JPS642647Y2 (ja) 1989-01-23

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ID=30666794

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647391Y2 (ja) * 1990-11-20 1994-12-07 小林熱機工業株式会社 冷凍麺の解凍釜
JP5898651B2 (ja) * 2013-07-03 2016-04-06 タニコー株式会社 茹で麺機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816343U (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関の吸気加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5816343U (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関の吸気加熱装置

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JPS6123931U (ja) 1986-02-13

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