JPS642427B2 - - Google Patents

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JPS642427B2
JPS642427B2 JP19098182A JP19098182A JPS642427B2 JP S642427 B2 JPS642427 B2 JP S642427B2 JP 19098182 A JP19098182 A JP 19098182A JP 19098182 A JP19098182 A JP 19098182A JP S642427 B2 JPS642427 B2 JP S642427B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rice
amount
porous wall
wall
decrease
Prior art date
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Expired
Application number
JP19098182A
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English (en)
Other versions
JPS5980335A (ja
Inventor
Toshihiko Satake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP19098182A priority Critical patent/JPS5980335A/ja
Publication of JPS5980335A publication Critical patent/JPS5980335A/ja
Publication of JPS642427B2 publication Critical patent/JPS642427B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は竪軸研削精米機の排出量調節装置の改
良に係る。
竪軸研削精米機の米粒排出量は高速研削転子の
誘導力によつて精白室を公転米粒自体の遠心力と
米粒の滑走を左右する粉体の混合率に起因する排
出力に比例するものである。
竪軸研削精米機では精白度によつて、排出量が
著しく変化する。特に顕著な変調を来たすのは玄
米から歩留85%前後までの精白度範囲における白
米の排出量と以下歩留75%前後までの精白度範囲
における白米の排出量と75%以下歩留70%前後ま
での精白度およびそれ以下の高精白度の過程にお
ける白米の排出量は、その間に大幅な変化を示
し、これらを大別すると排出量に大差を現わす過
程は玄米から歩留85%までとそれ以後の精白過程
の比較である。歩留85%までの糠粉は蛋白質を主
成分とする、いわゆる黒糠であり、それ以後の精
白過程で発生する糠粉は本質的な糠層の糠ではな
く、澱粉層の削られた澱粉が多くなり、いわゆる
白糠である。また黒糠の粒子は白糠の粒子より分
子が粗く、かつ黒糠は白糠より発生量が大であ
る。そのために黒糠が米粒に多量に混合し糠白室
内の米粒公転を妨げ排出量が激減する傾向にな
り、白糠発生過程に比して半減するので、排出量
は適量の正常を保つ必要がある。排出量に過不足
を生じると糠白作用に様々な変調を与える悪影響
があり、例えば排出量が不足すると、負荷が一定
の場合発熱の米温が急上昇し、研削の場合は粒子
面と米粒との間に糠粉が侵入すると精白作用の妨
害になり、また歩留75%以後の高白度過程では糠
粉混合率が不足すると転子の米粒誘導力が欠乏し
て公転を妨げきしみの渋滞現象を来たして波動的
な過負荷の事故を併発するし運転急止の危険性が
ある。
要するに精白室内での米粒の公転運動は竪軸研
削精米機においてはスムースな流れに直結する大
前提なので最も重要な要素歴であるから、排出量
の調整が必要であり、本発明の除糠用の多孔壁通
孔面積の調節は排出量を調節する原因となる除糠
量の調節になる点に極めて意義が大きく、その効
果も顕著である。
本発明を実施例図について説明する。竪軸1に
軸装した竪軸研削転子2を精白筒3内に内蔵する
と共に、精白筒3の上部に給米口4を、また前部
に排米口5を設けて竪軸研削精米機を形成する。
前記精白筒3の円周の要部に除糠用多孔壁6を設
けると共に、該多孔壁6の外周に該多孔壁通気部
6Aの総面積を縦方向に増減する遮閉壁7を設
け、また該遮閉壁7の外方に外側壁8を設けてそ
の内部を除糠室9に形成し、該除糠室9と別に設
けた排風機10とを排風路11によつて連結し、
前記遮閉壁7はラツク12、ピニオン13および
正逆転用電動機等から成る開閉調節装置14に連
結し、前記精白筒3の排米口5に抵抗蓋15を設
けると共に、該抵抗蓋15を圧迫度調節用支軸1
6に一体的に連結し、該支軸16に嵌挿した分銅
17を前後方向に移動して精白度を調節するよう
に形成し、18は精白室である。また前記抵抗蓋
15の圧迫度調節装置19は、その内部にステツ
プモータ20を収蔵した分銅17を前記支軸16
に嵌挿すると共に、(第4図参照)前記モータ2
0の主軸にピニオン21を軸着し、該ピニオン2
1に噛合するラツク22を前記支軸16の軸面に
設け、前記分銅17のステツプモータ20と前記
遮閉壁7の開閉調節装置14を制御装置23を介
して関連的に、かつ電気的に連結して前記多孔壁
通気部6Aの開口面積の増減に関連して前記抵抗
蓋15の圧迫度を増減して前記精白室18の米粒
排出量を調節するように形成してある。
上述の構成であるから、原料玄米を精米機に供
給して該装置を起動すると、精白筒3内の竪軸研
削転子2が回転して流入して玄米の精白作用が行
われるが、前述したように玄米から歩留85%まで
の糠粉は蛋白質を主成分とするいわゆる黒糠であ
り、その発生量は多く、しかも米粒排出量が激減
する傾向になるので、前記開閉調節装置14を作
動して遮閉壁7を全開状に調節すると共に、前記
ステツプモータ20を逆回転して分銅17を支軸
16の基部側に設けた基準圧迫度区間の下限値に
移動し抵抗蓋15の圧迫度を緩めて米粒排出量を
増大するようにし、また歩留75%前後では、糠粉
は澱粉の多い白糠となり、その発生量は少なく、
しかも米粒排出量が増大する傾向になるので、前
記開閉調節装置14を作動して遮閉壁7を半開状
に調節すると共に、前記ステツプモータ20を正
回転して分銅17を支軸16の基準圧迫度区間の
標準値に移動し抵抗蓋15の圧迫度を調節して正
常の米粒排出量となし、また歩留70%前後および
それ以下の精白度では糠粉混合率が極度に低下す
ると共に、排出量が増大するので、前記開閉調節
装置14を作動して遮閉壁7を全閉状に調節する
と共に、前記ステツプモータ20を、さらに正回
転して分銅17を支軸16の前端側に設けた基準
圧迫度区間の上限値に移動し抵抗蓋15の圧迫度
を強めて米粒排出量を減少するようにし、以つて
精白室内における糠粉量と米粒排出量を適度に調
節して米粒の流動を円滑化し、前記米粒を所定時
間に所定精白度に搗精して機外に取出される。
第3図は、前記多孔壁6の通気部6Aの総面積
を横方向に増減するよう作動する前記遮閉壁7A
を設けた場合である。
このように本発明の竪軸研削精米機の排出量調
節装置は、前記多孔壁通気部の開口面積の増減に
関連して前記精白室の米粒排出量を増減して調節
するので、従来の研削精米機で生じた糠粉量と米
粒排出量との不均衡に基因する米温の急上昇およ
び精白能力の低下、また糠粉混合率の不足による
転子の米粒誘導力の欠乏および波動的な過負荷の
事故等を完全に防止でき、竪軸研削精米機の精白
室において、糠粉量と米粒排出量とを常時適量
に、かつ正常に保つて高精度の精白作用を実施で
き、また良質の精白米の量産を確実に、かつ円滑
迅速に達成できる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例図である。第1図は本装
置の側断面図、第2図はその平断面図、第3図は
遮閉壁の別実施例の平断面図、第4図はその圧迫
度調節装置の分銅の斜視図である。 1……竪軸、2……竪軸研削転子、3……精白
筒、4……給米口、5……排米口、6……除糠用
多孔壁、6A……多孔壁通気部、7,7A……遮
閉壁、8……外側壁、9……除糠室、10……排
風機、11……排風路、12……ラツク、13…
…ピニオン、14……開閉調節装置、15……抵
抗蓋、16……圧迫度調節用支軸、17……分
銅、18……精白室、19……圧迫度調節装置、
20……ステツプモータ、21……ピニオン、2
2……ラツク、23……制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 竪軸研削転子を内蔵して精白室を形成する精
    白筒の要部に多孔壁を設け、該多孔壁の外周に該
    多孔壁通風部の総面積を増減する遮閉壁を設け、
    前記多孔壁通風部の開口面積の増減に関連して前
    記精白室の米粒排出量を増減して調節するように
    したことを特徴とする竪軸研削精米機の排出量調
    節装置。 2 前記多孔壁の通風部の総面積を横方向に増減
    するよう作動する前記遮閉壁を設けた前記特許請
    求の範囲第1項に記載した竪軸研削精米機の排出
    量調節装置。 3 前記多孔壁の通風部の総面積を縦方向に増減
    するよう作動する前記遮閉壁を設けた前記特許請
    求の範囲第1項に記載した竪軸研削精米機の排出
    量調節装置。
JP19098182A 1982-10-29 1982-10-29 竪軸研削精米機の排出量調節装置 Granted JPS5980335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19098182A JPS5980335A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 竪軸研削精米機の排出量調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19098182A JPS5980335A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 竪軸研削精米機の排出量調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980335A JPS5980335A (ja) 1984-05-09
JPS642427B2 true JPS642427B2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=16266875

Family Applications (1)

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JP19098182A Granted JPS5980335A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 竪軸研削精米機の排出量調節装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10520893B2 (en) 2016-03-28 2019-12-31 Seiko Epson Corporation Decorative article and timepiece

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10520893B2 (en) 2016-03-28 2019-12-31 Seiko Epson Corporation Decorative article and timepiece
US11126143B2 (en) 2016-03-28 2021-09-21 Seiko Epson Corporation Decorative article and timepiece

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5980335A (ja) 1984-05-09

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