JPS641823Y2 - - Google Patents

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JPS641823Y2
JPS641823Y2 JP1979019104U JP1910479U JPS641823Y2 JP S641823 Y2 JPS641823 Y2 JP S641823Y2 JP 1979019104 U JP1979019104 U JP 1979019104U JP 1910479 U JP1910479 U JP 1910479U JP S641823 Y2 JPS641823 Y2 JP S641823Y2
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horizontal
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convergence
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JP1979019104U
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JPS55121568U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カラーテレビジヨン装置において、
良好なコンバーゼンス特性を実現するコンバーゼ
ンス装置を提供するものである。
従来カラーテレビジヨン装置のコンバーゼンス
回路では水平周期および垂直周期のパラボラ電流
を水平および垂直コンバーゼンスコイルに流して
磁界を発生させ、ミスコンバーゼンスの補正を行
なつていた。
しかしながら上記の補正を実施した後において
も、画面のコーナ部において第1図に示すような
ミスコンバーゼンスが発生していることがあつ
た。第1図では青Bについては省略して赤Rと緑
Gのみ示し、中央部では一致していたこれら2色
の線がコーナ部ではしだいに離れミスコンバーゼ
ンスとなつていることを示している。これは、そ
れぞれのコーナ部におけるR,G,Bの各ビーム
をコンバーゼンスさせるに必要な磁界の強さと、
それぞれのコーナに対応する水平および垂直周期
のパラボラ波電流による磁界の強さの和とが一致
しないがための結果である。これを改善するため
に、水平周期ののこぎり波を垂直周期ののこぎり
波で変調した電流によつてコーナ部のミスコンバ
ーゼンスを補正する提案もなされているが、この
方法では補正電流波形がのこぎり波であるために
コーナ部のみの補正にとどまらずかなり広い範囲
にわたつて影響が及び第1図に示す様なコーナの
みのミスコンバーゼンスを補正するには適当な方
法とはいえなかつた。
本考案は以上の点に鑑み、コーナ部のみのミス
コンバーゼンスを補正することが可能なコンバー
ゼンス装置を提供するものである。
本考案の一実施例を第2図に示す。第2図にお
いて1,2は入力端、3,4はそれぞれ水平およ
び垂直のこぎり波発生回路、5は水平パラボラ波
発生回路、6,7はそれぞれ水平および垂直矩形
波発生回路、8は変調回路、9は分離回路、10
〜12は調整回路、13〜15は増幅回路、16
〜18はコーナコンバーゼンスコイルである。
いま入力端1,2に第3図a,bに示される水
平および垂直走査に同期したパルスが供給される
と、のこぎり波発生回路3,4の出力端にはc,
dに示す水平および垂直周期ののこぎり波がそれ
ぞれ発生する。前記水平周期ののこぎり波が供給
されるパラボラ波発生回路5の出力端には第3図
eに示す水平周期のパラボラ波が発生し、前期垂
直周期ののこぎり波dと共に変調回路8に供給さ
れる。
矩形波発生回路6は本実施例では、シユミツト
トリガ回路、カレントスイツチ回路、あるいは電
圧コンパレータ等で構成され、水平のこぎり波発
生回路3の出力である第3図cののこぎり波の平
均レベルでスイツチングを行ない、f,gの如き
互いに180゜位相の異なる矩形波を発生する。垂直
矩形波発生回路7においても同様にh,iの如き
互いに180゜位相の異なる矩形波を発生する。
本実施例では、矩形波発生回路6,7の入力と
して、水平および垂直のこぎり波を用いたが、実
際にはこれに限定されることなく、例えば入力と
して水平(垂直)パルスや水平(垂直)同期信号
を用い、矩形波発生回路として単安定マルチバイ
ブレータ(図示せず)を使用しても同様の働きが
得られることは言うまでもない。
水平および垂直のこぎり波発生回路3,4、水
平パラボラ波発生回路5、水平および垂直矩形波
発生回路6,7の一例をそれぞれ第4図、第5
図、第6図に示す。第4図はブートストラツプ回
路により構成したのこぎり波発生回路である。第
5図はミラー積分回路で構成した水平パラボラ波
発生回路5、第6図Aはカレントスイツチ回路に
よつて、また同図Bは電圧コンパレータによつて
構成した矩形波発生回路である。なお以上では水
平、垂直周期の各回路は定数の違いこそあれ基本
構成は同じであるので共通に図示したものであ
る。
次に変調回路8によつて第3図eの水平周期の
パラボラ波を同図dの垂直周期ののこぎり波で変
調し、jの如き波形の信号を発生する。この変調
回路8の一例として、よく知られた平衡調回路を
第7図に示す。この回路は二重平衡接続の上段の
差動対に水平パラボラ波eを、下段の差動対に垂
直のこぎり波dを加えて、上段の差動対から変調
出力を取り出す構成となつている。
変調回路8の出力jは、分離回路9に加えら
れ、ここで水平および垂直矩形波発生回路6,7
より加えられた信号f,g,h,iにより、画面
右上(垂直走査前半かつ水平走査後半)、画面右
下(垂直走査後半かつ水平走査後半)、画面左下
(垂直走査後半かつ水平走査前半)、画面左上(垂
直走査前半かつ水平走査前半)の四つの部分に相
当する信号に分離される。分離された信号を第3
図k,l,m,nに示し、それぞれ画面左上、右
上、左下、右下に対応している。
前記分離回路9の具体的構成を第8図に示す。
変調回路8の出力jは分離回路9の入力端20か
らエミツタホロワのトランジスタ21、ベース抵
抗22〜25を介して同じくエミツタホロワの各
トランジスタ26〜29に供給される。前記エミ
ツタホロワの各トランジスタ26〜29の各エミ
ツタに接続されたダイオード30〜33はクリツ
プダイオードであり、ダイオード30,31は入
力端20に加えられた第3図jの信号の上半分を
“OV”に、またダイオード32,33は同じく
下半分を“OV”にクリツプする。このとき可変
抵抗34は、トランジスタ26〜29のエミツタ
に現われるjの信号の平均レベルが“OV”にな
る様にトランジスタ21のベースバイアス電圧を
調整するためのものである。クリツプダイオード
30〜33でクリツプされた信号はトランジスタ
35〜38のエミツタに現われるが、前記トラン
ジスタ35〜38のエミツタにそれぞれのコレク
タを接続し、水平および垂直矩形波発生回路6,
7の出力f,g,h,iで駆動されるトランジス
タ39〜46によつて水平走査の前半もしくは後
半、および垂直走査の前半もしくは後半を
“OV”にクランプされる。したがつて出力端4
7〜50には第3図k,l,m,nに示すように
画面の左上、右上、右下、左下に対応する信号が
得られた。
分離回路9によつて得られたk,l,m,nの
各信号はR,G,Bの各ビームに対して設けられ
た調整回路10〜12に供給される。そしてそれ
ぞれの調整回路10〜12の出力は増幅回路13
〜15で増幅されコーナコンバーゼンスコイルに
加えられる。調整回路10〜12、増幅回路13
〜15の一例を第9図に示す。なお調整回路1
1,12は10と、増幅回路14,15は13と
コーナコンバーゼンスコイル17,18は16と
それぞれ同構成であるので10,13,16のみ
図示した。
第9図において調整回路10は並列に接続され
た可変抵抗51〜54で構成され分離回路9の出
力である第3図k,l,m,nの信号に対応して
接続されている。また増幅回路13は差動増幅器
とプツシユプル増幅器で構成され出力端にはコー
ナコンバーゼンスコイルが接続されている。分離
回路9の出力はk,l,m,n可変抵抗51〜5
4の摺動端子に加えられるが、可変抵抗51〜5
4の摺動端子がセンタ位置にある場合(すなわち
増幅回路13の入力段の差動増幅器の二つの入力
端の電圧が等しい時)はコーナコンバーゼンスコ
イル16には電流が流れない様に入力段の差動増
幅器のバイアスが設定されている。いま摺動端子
がいずれか一方に動かされるとコーナコンバーゼ
ンスコイル16には分離回路9の出力を増幅した
電流が流れる。次に摺動端子を前述と反対方向に
動かした場合は、コーナコンバーゼンスコイル1
6に流れる電流の向きは前述の方向と反転する。
すなわち可変抵抗51〜54の摺動端子の位置に
よつて、コーナコンバーゼンスコイル16に流す
電流の向きと大きさを自由に調整することが可能
である。また可変抵抗51〜54の摺動端子はそ
れぞれ独立して動かすことができるので、すなわ
ちk,l,m,nの信号をそれぞれ独立に方向と
大きさを調整してコーナコンバーゼンスコイル1
6に供給することが可能であるため、画面左上、
右上、右下、左下の四つの部分のミスコンバーゼ
ンスをそれぞれ独立して補正することができる。
第10図にコンバーゼンスヨークの構成の一例
を示す。従来の水平および垂直コンバーゼンスコ
イル55,56を巻回したコア57にさらに追加
する形でコーナコンバーゼンスコイル16を設け
ている。
ところで本実施例では第9図に示す様に可変抵
抗を並列接続し、増幅器の入力端に接続した構成
をとつているため、増幅器の入力端に並列接続し
た可変抵抗を増加することにより種々の波形の信
号(例えば、パルス波、三角波)を供給すること
が可能である。すなわち、従来の水平および垂直
コンバーゼンス回路で行なつている、水平(垂
直)パラボラ波による補正をも同時に本回路で実
現できる。このときにはコンバーゼンスヨークの
構造は第10図に示すような水平コンバーゼンス
コイル、垂直コンバーゼンスコイル、コーナコン
バーゼンスコイルといつた3種のコイルを必要と
せず、1種のコイルに水平、垂直パラボラ波とコ
ーナ部補正用の信号を重畳して供給することがで
きる。したがつてコンバーゼンスヨークには上記
3種のコイルのうち1種のコイルだけを設けるだ
けでよく構造を簡単にできる。上記のように本考
案はコーナコンバーゼンス回路に関するものであ
るが、従来のコンバーゼンス回路とも共用できる
構成となつており、画面全体にわたつてミスコン
バーゼンスの少ない高品質の画像を得ることがで
きる。
以上述べた実施例からも明らかなように、本考
案は簡単な構成で画面の左上、右上、右下、左下
の四つの任意の部分において、独立してミスコン
バーゼンスを補正することを可能とするものであ
るから、コンバーゼンス調整作業が簡単であり、
熟練者でなくとも容易に、かつ短時間にこれを実
施することができ、水平(垂直)走査の中央部に
対応した部分でミスコンバーゼンスを補正する従
来方式に加えて、本考案ではコーナ部での補正す
ることができるためコンバーゼンス精度の大巾な
改善が実現し得るものである。さらに本考案では
変調された波形を四つの部分に分割する構成であ
るため変調回路が1個で十分であり構成が簡単に
なり、またコスト低減が図れるなど実用的に優れ
たコンバーゼンス装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンバーゼンス装置によつて発
生するミスコンバーゼンスの状態を示す画面正面
図、第2図は本考案の一実施例を示すブロツク
図、第3図は第2図の要部波形図、第4図は第2
図ののこぎり波発生回路の一例を示す結線図、第
5図、第6図、第7図はそれぞれ第2図の水平パ
ラボラ波発生回路、水平および垂直矩形波発生回
路および変調回路の一例を示す結線図、第8図は
分離回路の一例を示す結線図、第9図は調整回
路、増幅回路の一例を示す結線図、第10図は本
考案に用いるコンバーゼンスヨークの構成例を示
す図である。 3……水平のこぎり波発生回路、4……垂直の
こぎり波発生回路、5……水平パラボラ波発生回
路、6……水平矩形波発生回路、7……垂直矩形
波発生回路、8……変調回路、9……分離回路、
10〜12……調整回路、13〜15……増幅回
路、16〜18……コーナコンバーゼンスコイ
ル、51〜54……可変抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平周期のパラボラ波を垂直周期ののこぎり波
    で変調する変調回路と、水平周期の信号から矩形
    波を発生する水平矩形波発生回路と、垂直周期の
    信号から矩形波を発生する垂直矩形波発生回路
    と、前記水平および垂直矩形波発生回路の出力で
    前記変調回路の出力を、垂直走査前半かつ水平走
    査前半、垂直走査前半かつ水平走査後半、垂直走
    査後半かつ水平走査前半、垂直走査後半かつ水平
    走査後半の四つの部分に分離する分離回路と、前
    記分離回路の出力で駆動されるコンバーゼンスコ
    イルとを備え、前記四つの各部分独立にミスコン
    バーゼンスの補正を行うことを特徴としたコンバ
    ーゼンス装置。
JP1979019104U 1978-09-25 1979-02-16 Expired JPS641823Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019104U JPS641823Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16
US06/077,112 US4318032A (en) 1978-09-25 1979-09-19 Convergence circuit including a quadrant separator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019104U JPS641823Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121568U JPS55121568U (ja) 1980-08-28
JPS641823Y2 true JPS641823Y2 (ja) 1989-01-17

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JP1979019104U Expired JPS641823Y2 (ja) 1978-09-25 1979-02-16

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