JPS641581B2 - - Google Patents
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- JPS641581B2 JPS641581B2 JP58235288A JP23528883A JPS641581B2 JP S641581 B2 JPS641581 B2 JP S641581B2 JP 58235288 A JP58235288 A JP 58235288A JP 23528883 A JP23528883 A JP 23528883A JP S641581 B2 JPS641581 B2 JP S641581B2
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- nonwoven fabric
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- rolls
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
本発明は、不織布、特に生理ナプキン、紙オム
ツ等の直接肌に接して使用される製品の外包材と
して用いられる不織布の風合を改良する方法に関
する。 従来、吸収体外包用不織布としては、湿式抄紙
法、乾式法、スパンボンド法等によつて製造され
た不織布が使用されているが、その製造に際して
は、繊維ウエブを接合して不織布とする場合、通
常、樹脂液の付着した湿潤状態でロール加圧した
り、一対のロール間で加熱圧着するため、原料繊
維それ自体は柔らかいものであつても、得られた
不織布は、薄くて硬く、ドレープ性に乏しい所謂
ペーパーライクなものが多く、吸収体外包用不織
布として使用した場合、肌ざわりが悪く、異和感
が感じられる。 而して、不織布の風合を柔らかくする方法とし
ては、使用繊維の繊度を小さく(細く)すると
か、不織布の目付を軽くする等の方法が考えられ
る。しかし、使用繊維の繊度をあまり小さくする
と、ウエブを紡出する際のカード工程性が悪くな
り、不織布生産性が低下する。そして、このよう
にして得られた不織布は、軟らかく、風合、肌ざ
わりは良いものの、繊維間隔が緻密になり過ぎて
処理液の通過が困難となり、横漏れを生じたり、
或いは繊維間に処理液が残つてベタツキが感じら
れる。また、不織布の目付を軽くすると、必要な
強度が得られなかつたり、或いは吸収体と肌とが
接近し過ぎ、一度吸収体に吸収された液が肌に戻
つてベタツキを生じ、使用感を著しく悪化させて
しまう。 本発明者は、硬い風合の不織布でも手で揉んだ
り、叩いたりすると、柔らかい風合となる場合が
多いことに着目し、このように揉んだり叩いたり
する作用効果を機械的に連続的に行うことによ
り、不織布の風合を改良する方法について鋭意検
討した結果、不織布を、特定範囲の温度下に、特
定のロール間で特定の範囲の線圧にて加圧処理す
ると、上記問題を生ずることなく、比較的簡単な
設備により、高速、高能率で不織布の風合を改良
できることを知見した。 本発明は、上記知見に基づきなされたもので、
不織布を、該不織布を構成する繊維の溶融温度よ
り30℃以上低い温度下に、ゴム硬度が75〜95゜の
弾性ロールと、ゴム硬度が95゜以上の弾性ロール
又は剛体ロールとの間で20〜60Kg/cmの線圧にて
加圧処理することを特徴とする不織布の処理方法
を提供するものである。 以下、上記特徴をもつてなる本発明の不織布の
処理方法を具体的に説明する。 先ず、不織布を加圧処理するのに用いるロール
対としては、一方のロールをゴム硬度75〜95゜の
弾性ロールで構成し、他方のロールをゴム硬度
95゜以上の弾性ロール又は剛体ロールで構成する
ことが風合の改善上必要である。この場合、両ロ
ールをゴム硬度が95゜を超える弾性ロール又は剛
体ロールで構成すると、不織布に加わる加圧力が
局部的で非常に大きくなるため、繊維のダメージ
が大きすぎ、不織布としての充分な強力を維持で
きない。反対に、一方のロールをゴム硬度75゜未
満の弾性ロールで構成するか、他方のロールをゴ
ム硬度95゜未満の弾性ロールで構成する等、何れ
か一方又は双方のロールの硬度が低過ぎる場合
は、大きな力を加えてもロールが変形するため、
不織布に大きな力が加わらず、充分な風合改善効
果が得られない。 上記弾性ロールとしては、ゴムロール、コツト
ンロール、ウーロンロール等、一般に使われてい
るものを使用することができる。又、剛体ロール
としては、スチールロール等の剛体ロールを使用
することができる。剛体ロールとしては、表面が
平滑なものを使用しても良いが、表面をホーニン
グによつて梨地加工した剛体ロール、或いは細か
な模様のエンボス加工を施した剛体ロールを使用
すれば、不織布表面をよりソフトな風合とするこ
とができる。 また、上記ロール間で行う不織布の加圧処理
は、20Kg/cm〜60Kg/cmの線圧で行うことが、不
織布としての充分な強力を維持し且つ風合を充分
に改善する上で必要である。60Kg/cmを超える線
圧で加圧処理を行うと、不織布としての充分な強
力を維持できず、反対に20Kg/cm未満の線圧で加
圧処理を行つても、不織布の充分な風合改善効果
が得られない。 また、上記ロールにより不織布を加圧処理する
場合の温度は、不織布を構成している繊維の溶融
温度より30度以上低い温度とする必要があり、こ
れより高い温度の場合、繊維が加熱、加圧されて
かえつて硬くなつたり、又原不織布が厚み感のあ
る、嵩高な不織布であつても、加圧処理により薄
くてペーパーライクなものとなつてしまう。そし
て、この加圧処理温度とは、ロールの温度のみな
らず、ロールは低温であつても処理される不織布
そのものの温度が、上記温度以上の高温であつて
はならないことを意味することは云うまでもな
い。 尚、上記ロール間で加圧処理するに際しての不
織布の供給(搬送)速度は、本発明方法において
特に制限はされないが、通常、10〜200m/min.
で行うのが好ましい。 又、本発明の方法は、完成された不織布を単独
で処理する場合に適用可能であることは云うまで
もないが、不織布の製造工程中において、接着処
理してから巻き取るまでの間に適用することが合
理的であり、好ましい。 叙上の如く、本発明の不織布の処理方法は、不
織布を、特定範囲の温度下に、特定のロール間で
特定の範囲の線圧にて加圧処理することにより、
比較的簡単な設備にて高速、高能率で不織布の風
合を改良することができるという多大な効果を奏
するものである。 次に実施例によつて本発明の不織布の処理方法
を更に具体的に説明する。 実施例 1 レーヨン(3d×51mm)40%、並びに融点123℃
のポリエチレン及びポリプロピレンより成る複合
型合成繊維(3d×51mm)60%を用いて熱溶融着法
で製造した目付25g/mの不織布を、表面梨地加
工した、加熱可能なスチールロール(外径300mm)
と、コツトンロール(ゴム硬度80゜、外径300mm)
との間を40min.の供給速度で通過させ、温度、
加圧力を種々変化させて加圧処理して目的物を得
た。各目的物の物性の測定結果を下記第1表に示
す。
ツ等の直接肌に接して使用される製品の外包材と
して用いられる不織布の風合を改良する方法に関
する。 従来、吸収体外包用不織布としては、湿式抄紙
法、乾式法、スパンボンド法等によつて製造され
た不織布が使用されているが、その製造に際して
は、繊維ウエブを接合して不織布とする場合、通
常、樹脂液の付着した湿潤状態でロール加圧した
り、一対のロール間で加熱圧着するため、原料繊
維それ自体は柔らかいものであつても、得られた
不織布は、薄くて硬く、ドレープ性に乏しい所謂
ペーパーライクなものが多く、吸収体外包用不織
布として使用した場合、肌ざわりが悪く、異和感
が感じられる。 而して、不織布の風合を柔らかくする方法とし
ては、使用繊維の繊度を小さく(細く)すると
か、不織布の目付を軽くする等の方法が考えられ
る。しかし、使用繊維の繊度をあまり小さくする
と、ウエブを紡出する際のカード工程性が悪くな
り、不織布生産性が低下する。そして、このよう
にして得られた不織布は、軟らかく、風合、肌ざ
わりは良いものの、繊維間隔が緻密になり過ぎて
処理液の通過が困難となり、横漏れを生じたり、
或いは繊維間に処理液が残つてベタツキが感じら
れる。また、不織布の目付を軽くすると、必要な
強度が得られなかつたり、或いは吸収体と肌とが
接近し過ぎ、一度吸収体に吸収された液が肌に戻
つてベタツキを生じ、使用感を著しく悪化させて
しまう。 本発明者は、硬い風合の不織布でも手で揉んだ
り、叩いたりすると、柔らかい風合となる場合が
多いことに着目し、このように揉んだり叩いたり
する作用効果を機械的に連続的に行うことによ
り、不織布の風合を改良する方法について鋭意検
討した結果、不織布を、特定範囲の温度下に、特
定のロール間で特定の範囲の線圧にて加圧処理す
ると、上記問題を生ずることなく、比較的簡単な
設備により、高速、高能率で不織布の風合を改良
できることを知見した。 本発明は、上記知見に基づきなされたもので、
不織布を、該不織布を構成する繊維の溶融温度よ
り30℃以上低い温度下に、ゴム硬度が75〜95゜の
弾性ロールと、ゴム硬度が95゜以上の弾性ロール
又は剛体ロールとの間で20〜60Kg/cmの線圧にて
加圧処理することを特徴とする不織布の処理方法
を提供するものである。 以下、上記特徴をもつてなる本発明の不織布の
処理方法を具体的に説明する。 先ず、不織布を加圧処理するのに用いるロール
対としては、一方のロールをゴム硬度75〜95゜の
弾性ロールで構成し、他方のロールをゴム硬度
95゜以上の弾性ロール又は剛体ロールで構成する
ことが風合の改善上必要である。この場合、両ロ
ールをゴム硬度が95゜を超える弾性ロール又は剛
体ロールで構成すると、不織布に加わる加圧力が
局部的で非常に大きくなるため、繊維のダメージ
が大きすぎ、不織布としての充分な強力を維持で
きない。反対に、一方のロールをゴム硬度75゜未
満の弾性ロールで構成するか、他方のロールをゴ
ム硬度95゜未満の弾性ロールで構成する等、何れ
か一方又は双方のロールの硬度が低過ぎる場合
は、大きな力を加えてもロールが変形するため、
不織布に大きな力が加わらず、充分な風合改善効
果が得られない。 上記弾性ロールとしては、ゴムロール、コツト
ンロール、ウーロンロール等、一般に使われてい
るものを使用することができる。又、剛体ロール
としては、スチールロール等の剛体ロールを使用
することができる。剛体ロールとしては、表面が
平滑なものを使用しても良いが、表面をホーニン
グによつて梨地加工した剛体ロール、或いは細か
な模様のエンボス加工を施した剛体ロールを使用
すれば、不織布表面をよりソフトな風合とするこ
とができる。 また、上記ロール間で行う不織布の加圧処理
は、20Kg/cm〜60Kg/cmの線圧で行うことが、不
織布としての充分な強力を維持し且つ風合を充分
に改善する上で必要である。60Kg/cmを超える線
圧で加圧処理を行うと、不織布としての充分な強
力を維持できず、反対に20Kg/cm未満の線圧で加
圧処理を行つても、不織布の充分な風合改善効果
が得られない。 また、上記ロールにより不織布を加圧処理する
場合の温度は、不織布を構成している繊維の溶融
温度より30度以上低い温度とする必要があり、こ
れより高い温度の場合、繊維が加熱、加圧されて
かえつて硬くなつたり、又原不織布が厚み感のあ
る、嵩高な不織布であつても、加圧処理により薄
くてペーパーライクなものとなつてしまう。そし
て、この加圧処理温度とは、ロールの温度のみな
らず、ロールは低温であつても処理される不織布
そのものの温度が、上記温度以上の高温であつて
はならないことを意味することは云うまでもな
い。 尚、上記ロール間で加圧処理するに際しての不
織布の供給(搬送)速度は、本発明方法において
特に制限はされないが、通常、10〜200m/min.
で行うのが好ましい。 又、本発明の方法は、完成された不織布を単独
で処理する場合に適用可能であることは云うまで
もないが、不織布の製造工程中において、接着処
理してから巻き取るまでの間に適用することが合
理的であり、好ましい。 叙上の如く、本発明の不織布の処理方法は、不
織布を、特定範囲の温度下に、特定のロール間で
特定の範囲の線圧にて加圧処理することにより、
比較的簡単な設備にて高速、高能率で不織布の風
合を改良することができるという多大な効果を奏
するものである。 次に実施例によつて本発明の不織布の処理方法
を更に具体的に説明する。 実施例 1 レーヨン(3d×51mm)40%、並びに融点123℃
のポリエチレン及びポリプロピレンより成る複合
型合成繊維(3d×51mm)60%を用いて熱溶融着法
で製造した目付25g/mの不織布を、表面梨地加
工した、加熱可能なスチールロール(外径300mm)
と、コツトンロール(ゴム硬度80゜、外径300mm)
との間を40min.の供給速度で通過させ、温度、
加圧力を種々変化させて加圧処理して目的物を得
た。各目的物の物性の測定結果を下記第1表に示
す。
【表】
【表】
が小さい方が柔らかい。*…比較例
第1表から明らかなように、ロール温度に関し
ては、不織布を構成する繊維の溶融温度よりも30
℃以上低い実験No.2〜4の場合は、強力は多少減
少するものの実用上問題ない程度であり、厚さの
減少も殆ど見られず、風合のみが大きく向上して
いる。ロール温度が120℃と高い実験No.5の場合、
強力は原不織布よりも大きくなつているが、布厚
が極端に薄くなつており、又、風合も硬くなつて
しまつた。 また、加圧力に関しては、20Kg/cm以上、60
Kg/cm以下の実験No.2〜4及び7〜9の場合は、
布厚、強力はあまり変化なく風合のみ向上してい
るが、10Kg/cmの実験No.6の場合はあまり風合改
善効果は見られず、更に70Kg/cmの実験No.10の場
合は、繊維のダメージが大きく強力が半分以下に
低下してしまい、実用的ではなかつた。 実施例 2 実施例1で用いたのと同一の不織布を種々のロ
ールによつて加圧処理して目的物を得た。各目的
物の物性の測定結果を下記第2表に示す。尚、温
度は何れも常温、不織布の供給速度は40m/
min.とした。
第1表から明らかなように、ロール温度に関し
ては、不織布を構成する繊維の溶融温度よりも30
℃以上低い実験No.2〜4の場合は、強力は多少減
少するものの実用上問題ない程度であり、厚さの
減少も殆ど見られず、風合のみが大きく向上して
いる。ロール温度が120℃と高い実験No.5の場合、
強力は原不織布よりも大きくなつているが、布厚
が極端に薄くなつており、又、風合も硬くなつて
しまつた。 また、加圧力に関しては、20Kg/cm以上、60
Kg/cm以下の実験No.2〜4及び7〜9の場合は、
布厚、強力はあまり変化なく風合のみ向上してい
るが、10Kg/cmの実験No.6の場合はあまり風合改
善効果は見られず、更に70Kg/cmの実験No.10の場
合は、繊維のダメージが大きく強力が半分以下に
低下してしまい、実用的ではなかつた。 実施例 2 実施例1で用いたのと同一の不織布を種々のロ
ールによつて加圧処理して目的物を得た。各目的
物の物性の測定結果を下記第2表に示す。尚、温
度は何れも常温、不織布の供給速度は40m/
min.とした。
【表】
※、*は第1表に同じ
第2表から明らかなように、第1ロールのゴム
硬度が75〜95゜で、第2ロールのゴム硬度が95゜又
は第2のロールがスチルロールの場合で、且つ加
圧力が20〜60Kg/cmの場合である実験No.14〜17に
ついては、不織布としての充分な強力を維持し且
つ充分な風合改善効果が見られた。 また、スチールロール同志の実験No.11の場合
は、加圧力が小さくても強力が大幅に低下してし
まい実用に供せない状態であつた。又、第1ロー
ルのゴム硬度が70゜以下の実験No.12、13場合及び
第2ロールのゴム硬度が90゜の実験No.18の場合は、
加圧力が大きくても、若干の風合向上効果が見ら
れるだけで、その風合改善効果は充分なものでは
なつた。 尚、第2ロールのゴム硬度が95゜の実験No.17場
合は、強度低下が若干大きいが、風合向上効果は
充分であり、一応実用に供せられるものが得られ
た。
第2表から明らかなように、第1ロールのゴム
硬度が75〜95゜で、第2ロールのゴム硬度が95゜又
は第2のロールがスチルロールの場合で、且つ加
圧力が20〜60Kg/cmの場合である実験No.14〜17に
ついては、不織布としての充分な強力を維持し且
つ充分な風合改善効果が見られた。 また、スチールロール同志の実験No.11の場合
は、加圧力が小さくても強力が大幅に低下してし
まい実用に供せない状態であつた。又、第1ロー
ルのゴム硬度が70゜以下の実験No.12、13場合及び
第2ロールのゴム硬度が90゜の実験No.18の場合は、
加圧力が大きくても、若干の風合向上効果が見ら
れるだけで、その風合改善効果は充分なものでは
なつた。 尚、第2ロールのゴム硬度が95゜の実験No.17場
合は、強度低下が若干大きいが、風合向上効果は
充分であり、一応実用に供せられるものが得られ
た。
Claims (1)
- 1 不織布を、該不織布を構成する繊維の溶融温
度より30℃以上低い温度下に、ゴム硬度が75〜
95゜の弾性ロールと、ゴム硬度が95゜以上の弾性ロ
ール又は剛体ロールとの間で20〜60Kg/cmの線圧
にて加圧処理することを特徴とする不織布の処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58235288A JPS60126365A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 不織布の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58235288A JPS60126365A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 不織布の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126365A JPS60126365A (ja) | 1985-07-05 |
JPS641581B2 true JPS641581B2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=16983886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58235288A Granted JPS60126365A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 不織布の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0593222U (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-21 | ダイニック株式会社 | フロアマット類の固定具 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012045509A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Toray Ind Inc | 分離膜支持体の製造方法 |
DE112018003388T5 (de) | 2018-09-07 | 2020-04-23 | Kao Corporation | Air-Through-Vlies für Absorptionsartikel |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4088731A (en) * | 1976-07-28 | 1978-05-09 | Clupak, Inc. | Method of softening nonwoven fabrics |
JPS6025541B2 (ja) * | 1976-09-22 | 1985-06-19 | 日本バイリ−ン株式会社 | 微細繊維から成る高強度不織布及びその製造方法 |
JPS56140153A (en) * | 1980-04-01 | 1981-11-02 | Asahi Chemical Ind | Strong and flexible nonwoven fabric |
JPS6086595U (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | 京都機械株式会社 | 布帛用カレンダ |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP58235288A patent/JPS60126365A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0593222U (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-21 | ダイニック株式会社 | フロアマット類の固定具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126365A (ja) | 1985-07-05 |
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