JPS6397896A - 横型ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、横型ポンプ、殊にそのミニマムフローライン
の配管に関する。

従来の技術 火力・原子力発電プラント等おいては、横型ポンプが例
えば湿分分離器ドレンポンプ等として種々使用されてい
る。

しかして、従来例によれば、第２図に示すように、横型
ポンプｌのミニマムフローライン２は、その上流端がポ
ンプ吐出ライン３に連結されているとともに、下流端が
ポンプ上流のタンク４　（又は他の機器）に連結されて
いる。また、このミニマムフローラインの途中には、ポ
ンプミニマムフロー流量を規定流量流すためのオリフィ
ス５が取付けられている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来例は、しかし、次のような問題点があっ
た。

プラントの負荷変動により、ポンプ上流のタンク（又は
機器）の圧力が変動すると、ポンプ吸込溶液がポンプケ
ーシング内に滞留したり又はこのポンプケーシングの内
部でフラッシュすることがある。この場合、ポンプが横
型ポンプであると、そのポンプ構造上フラッシュ蒸気が
ポンプケーシングから排出されにくく、したがって再起
動又は運転継続時のポンプ送水機能が損なわれることか
多い。

問題点を解決するための手段 本発明は、このような従来の問題点を解決するために、
下流端がタンクに連結されかつ途中にオリフイスをもつ
ミニマムフローラインの上流端ヲ横型ポンプのポンプケ
ーシングに連結したものである。

作用 このような手段によれば、したがって、プラント負荷変
動時にポンプケーシング内に発生するフラッシュ蒸気を
容易に排出することができる。

実施例 以下図面を参照して本発明の好適な実施例について詳述
する。

第１図において、ｌは横型ポンプ及び２はミニマムフロ
ーライン２であり、このミニマムフローラインは従来例
と同様に途中にオリフィス５をもちかつその下流端がポ
ンプ上流のタンク４（又は池の機器）に連結されている
。

しかし、ミニマムフローライン２の上流端は、従来例と
異なり、ポンプ吐出ライン３ではなくて、横型ポンプｌ
のポンプケーシングに連結されている。そして、横型ボ
゛ンブｌが例えば湿分分離器ドレンポンプの場合には、
通常運転時には高温のドレン水がポンプミニマムフロー
流ｍ分ミニマムフローライン２を通してタンク４へ流れ
るが、プラント負荷変動によるポンプケーシング内部の
水フラッシング時にはフラッシュ蒸気とドレン水とが流
れる。

ミニマムフローラインのポンプケーシングへの連結個所
に関し、好適には、横型ポンプ吐出最高位置のケーシン
グ部分、具体的には図示するようにポンプケーシングの
頂部にポンプ起動時の空気抜きとして通常形成されてい
る穴の部分とすることができ、この空気抜き穴を大きく
してポンプケーシング内フラッシュ蒸気排出穴とする。

発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、ミニマムフロー
ラインを横型ポンプの吐出ラインからではなくてポンプ
ケーシングから取り出しているので、その内部に発生す
るフラッシュ蒸気の排出が容易に行なわれ、したがって
ポンプ送水機能を早期に回復することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による横型ポンプにおけるミニマムフロ
ーラインの一例を示す系統図、第２図は従来例を示す図
である。 １・・横型ポンプ、２・・ミニマムフローライン、３・
・吐出ライン、４・・タンク、５・・オリフィス。 第１図 第２図 ２：　ミニマムフローライン ３：　ａ土出ライン ４：タンク ５：イリプ４ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 途中にオリフィスをもつミニマムフローラインの下流端
   をタンクに連結している横型ポンプにおいて、前記ミニ
   マムフローラインの上流端をポンプケーシングに連結し
   たことを特徴とする横型ポンプ。