JPS6397716A - 除去式アンカ− - Google Patents

除去式アンカ−

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JPS6397716A
JPS6397716A JP24326486A JP24326486A JPS6397716A JP S6397716 A JPS6397716 A JP S6397716A JP 24326486 A JP24326486 A JP 24326486A JP 24326486 A JP24326486 A JP 24326486A JP S6397716 A JPS6397716 A JP S6397716A
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JP
Japan
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grip
anchor
tensile
agent
crimp
Prior art date
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Application number
JP24326486A
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English (en)
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JPH0412773B2 (ja
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Seiji Naito
内藤 清司
Teiji Naito
内藤 禎二
Yasuhiro Kishi
喜志 恭博
Ryoichi Sakano
坂野 良一
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は除去式アンカーに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、除去式アンカーとしては次のような方法が存在す
る。
(1)引張材の周辺に熱溶解性の合成樹脂を配しておき
、除去時に電熱等により合成樹脂を溶解させて、引張材
を撤去する方法。
(2)アンカ一体部に予め設けた空洞に膨張破壊剤を充
填し、アンカー幹体を破壊して引張材を撤去する方法。
(3)機械的に所定の荷重以上の荷重により破壊する部
材、例えば耐荷モルタル等をアンカ一体部に設置して、
引張材を撤去する方法。
く本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来のアンカーの除去技術には、次のような問
題点が存在する。
くイ〉従来技術(1)は、比較的容易に引張材を除去す
ることが可能であるが、合成樹脂を使用するために、ア
ンカーの耐力に問題がある。
く口〉アンカーは地中の深部に打設されるので、従来技
術(2)のように膨張破壊材によりアンカー幹体にクラ
ックを多発させて、破壊状態にすることは非常に困難で
ある。
〈ハ〉一般に、引張材と孔内に充填される固化材との付
着耐力は非常に大きく、従来技術(3)のように引張力
のみで剥離するには大きな荷重が必要であり、時として
引張材が破断して、地中のアンカ一体の撤去が不可能と
なることもある。
く本発明の目的〉 本発明は、容易にアンカーの除去を行うことができ、か
つ十分なアンカーの耐力を得ることができる除去式アン
カーを提供することを目的とする。
く本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
くイ〉本発明の装置(第1.2図) 本発明の装置は、地盤に掘削したアンカ一孔内にアンボ
ンド加工したpcm線等の引張材1を挿入し、その終端
側に支圧板8を直交方向に取り付ける。
この支圧板8によって、引張材1の引張力を孔内に充填
した固化材9に伝達する。
そして、この支圧板8に引張材1の引張力を伝達するた
めに、圧着グリップ2を使用する。
即ち、引張材1の最深部に鋼メツシュ3を介して圧着グ
リップ2を取り付け、その周囲にテルミツト剤4等の発
熱剤を位置させて、テルミツト剤4に着火装置を取り付
ける構造である。
そして、圧着グリップ2と鋼メツシュ3にテルミット反
応等によって高温を伝え、圧着グリップ2と鋼メツシュ
3を焼なまずことによって圧着効果を減少させ、引張材
1を分離させて孔内がら引き抜くよう構成したものであ
る。
ここで「焼なまし」とは、加工硬化した材料を、加熱す
ることによって軟化させることである。
また、「テルミツト剤」とは、鉄の酸化物とアルミニウ
ム粉との混合物であり、「テルミット反応」とは、テル
ミツト剤を加熱して鉄と酸化アルミニウムを生じさせ、
多量の熱を発生させることである。
(1)圧着グリップ 圧着グリップ2は、支圧板8よりも小さい径を有する中
空筒であり、その中空部分の径は、鋼メツシュ3を巻き
付けた引張材1が貫通できるように、引張材1の径より
やや大きめに形成する。
圧着グリップ2の材質は、テルミット反応によって発生
する熱で軟化する性質のものであればよい。
要するに、焼なまずことができる材質であればよい。
(2)支圧板 引張材1のアンカ一孔内の最深部に、アンカ一孔の径よ
りやや小さい径を有する円盤状の支圧板8を、引張材1
と直交させて取り付ける。
そして、さらに支圧板8の孔底側の引張材1には、鋼メ
ツシュ3を巻き付け、その上から圧着グリップ2をダイ
スによって圧縮固定する。
そのため、引張材1に引張力をかけた場合に、その引張
力は、引張材1から圧着グリップ2に伝達され、さらに
圧着グリップ2から支圧板8に伝達され、そして支圧板
8から固化材9へと伝達される。
従って、固化材9と接触する支圧板8の広い耐力面81
によって、固化材9全体に引張材1の引張力を伝達する
ことができるので、アンカーとしての大きい耐力を得る
ことができる。
(3)mメツシュ 鋼メツシュ3は、引張材1や圧縮グリップ2よりも、硬
度の大きい合金よりなる薄板状の鋼材であり、その表面
には複数の鋭利な突起を有している。
そのため、鋼メツシュ3を巻き付は後に、その上から圧
着グリップ2をダイスによって圧縮固定すると、引張材
1と圧縮グリップ2の双方にくい込んで、引張材1と圧
縮グリップ2だけによる圧着力よりも大きい圧着力を得
ることができる。
(4)発熱剤 発熱剤として、例えばテルミツト剤4を使用する。
テルミツト剤4は、前述のようにテルミット反応によっ
て高熱を発する物質であり、耐火物容器7を圧着グリッ
プ2全体を包み込むように設置した後、その中に投入す
る。
(5)着火装置 プラスとマイナスの二本の絶縁電線5を、孔外から引張
材1に沿ってテルミツト剤4の内部まで到達させ、テル
ミツト剤4の内部で、熱を発するための抵抗発熱体51
によって接続する。
抵抗発熱体51の周辺には、テルミツト剤4に点火する
ための点火剤6を設置する。
点火剤6は、抵抗発熱体51で発する熱が、低熱であっ
ても着火する物質であることが望ましい。
なお、絶縁電線5の代わりに引張材1を代用することも
できる。
〈口〉アンカーの除去 上記のように組み立てた装置を、地盤に掘削したアンカ
一孔に挿入し、コンクリート等の固化材9を孔内に注入
する。
そして、所定の養生期間経過後に、引張力を与えてアン
カーの設置を終了する。
工事終了後、アンカーを除去する。
まず、絶縁型n5から電流を流し、抵抗発熱体51で熱
を発生させ、点火剤6を介してテルミツト剤4に点火、
発熱させる。
この時の温度は、1000℃〜3000 ’Cまで上昇
する。
そのため、圧着グリップ2と鋼メツシュ3がなまされて
軟化し、両者の引張材1への圧着効果が著しく減少する
そして、引張材1に作用している引張力のために、引張
材1が圧着グリップ2から自然に抜ける。
従って、その後に手動あるいは小型のジヤツキ等によっ
て、容易に引張材1をアンカ一孔から引き抜いて除去す
ることができる。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
くイ〉発熱剤としてテルミツト剤を使用する場合、テル
ミツト剤のテルミット反応によって発生する高熱で、引
張材に圧縮固定していた圧縮グリップと鋼メツシュを焼
なますことによって、圧縮グリップと屑メツシュを軟化
させることができる。
そのため、圧縮グリップと鋼メツシュの引張材に対する
圧着効果が著しく減少し、引張材を支圧板から容易に引
き抜くことができる。
従って、アンカーの除去作業が容易になった。
く口〉引張材と直交させて支圧板を取り付け、さらに引
張材が支圧板から抜けないように圧着グリップを圧着固
定させる。
そのため、引張材に引張力をかけた場合に、その引張力
は、引張材から圧着グリップに伝達され、さらに圧着グ
リップから支圧板に伝達され、そして支圧板から固化材
へと伝達される。
従って、固化材と接触する支圧板の広い耐力面によって
、固化材令体に引張材の引張力を伝達することができる
ので、アンカーとしての大きい耐力を得ることができる
くハ〉引張材と圧縮グリップの間に、突起を有する渭メ
ツシュを介して圧縮グリップを圧縮固定することも可能
である。
そのため、渭メツシュが引張材と圧縮グリップの双方に
くい込んで、引張材と圧縮グリップだけによる圧着力よ
りも大きい圧着力を得ることができる。
従って、アンカーとしての耐力を、さらに向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地盤に掘削した孔内に引張材を挿入した後に固化
    材を充填し、 固化材の硬化後に引張材に所定の引張力を与えて設置す
    るアンカーであって、 アンカーの使用後には撤去する除去式アンカーにおいて
    、 孔内に挿入した引張材の終端側に支圧板を挿入し、 この支圧板と引張材とを引張材の最深部に取り付けた圧
    着グリップで固定し、 圧着グリップの周囲には発熱剤を配置し、 発熱剤を発熱させて圧着グリップに高温を伝え、 圧着グリップを焼なますことによって孔内から引張材を
    引き抜くよう構成することを特徴とする、 除去式アンカー
  2. (2)引張材と圧着グリップの間には表面に多数の突起
    を突設した薄板を介在させて構成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の除去式アンカー
JP24326486A 1986-10-15 1986-10-15 除去式アンカ− Granted JPS6397716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24326486A JPS6397716A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 除去式アンカ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24326486A JPS6397716A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 除去式アンカ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6397716A true JPS6397716A (ja) 1988-04-28
JPH0412773B2 JPH0412773B2 (ja) 1992-03-05

Family

ID=17101279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24326486A Granted JPS6397716A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 除去式アンカ−

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144036U (ja) * 1989-05-08 1990-12-06
JPH03143729A (ja) * 1989-10-27 1991-06-19 Tokai Kogyo Kk 自動車のフロントガラス用モールディング、及びその製造方法
CN105421451A (zh) * 2015-12-17 2016-03-23 中冶沈勘工程技术有限公司 一种铝热高温熔断器及其回收锚索或锚杆的方法

Cited By (3)

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JPH0412773B2 (ja) 1992-03-05

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