JPS6397677A - 多孔性感圧接着剤フィルム物品およびその製造方法 - Google Patents

多孔性感圧接着剤フィルム物品およびその製造方法

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JPS6397677A
JPS6397677A JP62242911A JP24291187A JPS6397677A JP S6397677 A JPS6397677 A JP S6397677A JP 62242911 A JP62242911 A JP 62242911A JP 24291187 A JP24291187 A JP 24291187A JP S6397677 A JPS6397677 A JP S6397677A
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sensitive adhesive
adhesive
pressure
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JP62242911A
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スーザン メレデイス コール
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/58Adhesives

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の分野 本発明は、感圧接着フィルム物品に関する。特別には、
本発明は傷の湿気治療(molst healing)
(こ有用な感圧接着剤のフィルムから成る物品に関する
本発明の背景 最近、湿気治療として公知の傷の治療法は十分6ζ確立
されてきた。この方法は多くの場合dこ傷を乾燥させ、
表面に軛皮また皮を形成させ、傭皮の下に組織を再生さ
せる伝統的な方法にまさる改良法である。乾燥治療に比
較して湿気治療は特に傷が広範囲の火傷または大きい擦
傷のときは乾燥治療より患者に恐怖および痛みを与える
ことが少なくきれいに治癒することが多いことが見出さ
れている。湿気治療用の包帯は、U、S、P、 yi6
5,645,835に記載されているようにしばしばポ
リウレタンのような合成ポリマーのうすいフィルム製で
ある。
これらのフィルムの特徴の一つは、水分子(水蒸気)は
選択的に通過させるが、液体の水または水性溶液および
特に重要なことは細菌の通過を防止する能力である。フ
ィルムおよび接着剤の慎重な選択によって、傷を湿った
、かつ無菌状態に保ち、しかも過剰な液体は蒸発させる
包帯が供給できる。
これは皮膚Iこ十分になじみ、かつ、使用時に邪魔にな
らない。
しかし、かような包帯はある種の傷Iこ使用したとき幾
つかの不利な点を有1−る。傷が甚だしく滲出性である
ときは、フィルムの「透湿度」(moisture ’
Van□? transmission(λfν’T)
能力では十分迅速に液体を除去することができない。液
体は包帯の丁に蓄積され、皮膚を水でふやけさせる結果
になる。実施の際(こは、高度に滲出性の傷の包帯とし
て有用と考えられる十分に高いMVTのフィルムではう
すすぎて実用的でない。現在商用のフィルム包帯でもう
すくかつもろすぎてσ、s、p。
z764,516,759.4,598,004および
CA、P。
A I、192,825に記載されているような特殊の
送出手段なしでは適用が極めて困難である。
滲出量の多い傷の処理問題はU、 S、P、 7g64
,499.g96に記載されており、この方法は周辺部
で互に閉じたうすいフィルムの1層またはそれ以上の層
でパウチ(Pouch )を形成し、この中に過剰の液
体を一時的に流し込むことができる溜め付包帯を提供す
ることによって前記の問題を処理している。これらの小
袋または溜めは湿気の蒸発が行なわれる追加の表面積を
有する。これらの包帯は利用価値はあるが、明らかに単
一フィルムから製作された包帯より複雑かつ費用がかか
る。
慣用のうすいフィルムの包帯の他の不利な点は、傷に対
して極く僅かの機械的クッション作用しか与えないこと
である。衝突およびこすりに対する傷の保護は、これら
のうすい包帯では不可能である。
同じ重量の非発泡バッキングによって付与されるより厚
く、より快適でしかもざらにクッション性を付与する傷
の包帯用の発泡バッキングも公知である(例えば3M社
のMicrofoamTM商標の外科用テープ)。Mi
crofoamTM商標外科用テープのバッキングは、
微生物に対する障壁とはならない連続気泡ポリ塩化ビニ
ルである。ポリ塩化ビニに高いMVTを有しないであろ
う。
U、S、P、 44,559,938 (Metcal
fe )には、バッキングおよび慣用の感圧接着剤から
成る接着剤包帯が開示されている。このバッキングは、
1゜2−ポリブタジェンの連続マトリックスと該マトリ
ックス内に不連続の粒子相を形成する非相溶性ポリマー
とのブレンドから形成されるフィルムである。このフィ
ルムは伸長させて、フィルムの透湿度を増加させると称
されているフィルム中に複数個の小さい好ましくは閉じ
た空隙を導入する。
この包帯の透湿度は低すぎて、皮膚を水でふやけさせる
ことなく傷の湿気治療に使用することはできないと考え
られる。
従って、傷からの水蒸気を透過および(または)吸収を
制御し、それによって傷を湿っているが過湿ζこならな
いように維持し、そして、精巧な送出手段を必要とせず
、かつ、傷に機械的クッション作用を与える傷用の包帯
に対する必要性が存在する。
本発明の概要 本発明によって、フィルム中の空隙内に含有されている
不連続な気相をその中に分散させて有する感圧接着剤の
連続フィルムから成る皮膚に使用するための感圧接着剤
物品であって、前記の気相が前記の感圧接着剤の容積の
少なくとも10チを構成する前記の物品が提供される。
このフィルムは、皮膚を水でふやけさせることなく傷つ
いた皮膚の湿気治療ができるのに十分な透湿度および吸
収性、例えば40℃および80チの相対湿度差で少なく
とも約4009/m2/ 24時間のMVTを有する。
本発明の接着剤フィルムは、接着剤の厚さを調節する作
用をし、かつ、多数の微少貯槽または微小パウチを供給
する気相を含有する気泡状空隙を有する。このフィルム
は空隙を取囲む接着剤を通しての水蒸気の拡散によって
制御された速度で水蒸気を通過させるが、水性媒質(例
えば水)および細菌がフィルムを横切ることは防止する
。水蒸気のこの制御された拡散によって、フィルムζこ
よって覆われた傷の治療部位での最適量の湿分の存在が
可能である。このフィルムの気泡構造はまた、傷に対す
る機械的クッション作用を提供する。
本発明の接着剤物品の好ましい態様において、気泡状感
圧接着剤を適合性シートの一面に接触させる。適合性シ
ートは、好ましくは40℃および80チの相対湿度差で
少なくとも約100017m2/24時間のような高い
透湿度を有することが好ましい。
本発明の他の態様は、上記のような感圧接着剤物品の製
造方法であって: (a)  重合して感圧接着状態になる親水性重合性組
成物を形成し; (b)  該組成物を発泡させ; (c)  該発泡組成物を支持体に被覆し、そして、(
d)  前記の被覆を感圧接着状態に才で重合させる ことを特徴とする前記の方法に関する。
重合性組成物の親水度は;(1)例えばアクリル酸また
はアクリレートもしくはアクリルアミP末端基のポリエ
ーテルのような親水性、エチレン状不飽和モノマー: 
(il)例えば多価ポリオールまたはポリエーテルのよ
うな親水性添加剤または(It)親水性モノマーおよび
親水性添加剤の両者を含有させることによって付与され
る。重合性組成物に要求される親水度の程度は、所望の
透湿度を有する感圧接着剤が得られるのに十分な程度で
ある。
詳細な説明 本発明の感圧接着フィルムは、皮膚をふやけさせること
なく傷の湿気治療ができるのに十分に高い透湿度3よび
吸収性を有しなければならない。
湿気治療は(1)@皮の形成を防止し、(++)上皮細
肪の移動を増加させ、そして、(iil)湿分または傷
の滲出物を溜らせない適切量の湿分を傷部位に保留させ
る。皮膚のふやけは傷の周囲の正常な皮膚上に水または
体液のような過剰な液体がたまることによる有害作用で
ある。皮膚のふやけは影響を受けた皮膚の白化または軟
化によって証明される。一般に、40℃および80チの
相対湿度差で測定して少なくとも約400 g/m2/
24時間の透湿度を有する本発明の接着剤フィルムが皮
膚のふやけを回避し、傷の湿気治療を促進させるのに十
分に吸湿性、かつ、透湿性である。透湿度は、好ましく
は少なくとも約5001/m2/ 24時間であり、そ
して、最も好ましくは約600〜約240ON/ m2
/ 24時間である。本発明において有用な接着剤フィ
ルムは、気泡状、すなわち、液体水および細菌に対して
全く不透過性を有するような非多孔質でちる。
本明細書および特許請求の範囲においていう透湿度とは
他の場合とは別に、後記に記載の試験によって測定され
た透湿度である。本明細書で使用する液体水の不透過性
とは、後記に記載の染料滲透によって示されるような液
体水の不透過性の意味である。
接着剤フィルムは、接着剤組成物の親水度およびフィル
ム中の気泡状空隙によって透湿性になる。
親水度および空隙と共に接着フィルムの厚さも接着剤フ
ィルムの吸収能力に影響を及ぼす。接着フィルムは、下
記に説明するようにこれから接着剤が製造される重合性
プレミックスに親水化剤を添加することによって親水性
になる。
本明細書で使用する「空隙容積チ」は、気泡状空隙に寄
与する気泡状接着剤膜の厚さの部分の意味である。空隙
容積率は、式 (式中、duは接着剤の未発泡密度であり、dfは発泡
密度である)によって都合よく測定される。
未発泡密度は、出発物質の密度または透泡接着剤を圧縮
することによって測定できる。本発明による接着フィル
ムは、約10〜約85チの空隙容積を有するべきである
。接着フィルムの空隙容積が大きければそれに応じて包
帯のMVT 、吸収性、適合性およびクッション能力は
大きくなる。
本発明の接着フィルムは、それらの透湿性に加えて有用
な吸収性を有する。フィルムが低吸収性の接着剤から成
るときは、発泡状態と未発泡との吸収性の差は顕著であ
る(実施例1〜6参照)。
この効果は既に高度に吸収性である接着剤の場合はあま
り顕著ではないが、両者の場合最終製品は著量の水を吸
収する能力を有する。絞り出しによっては水は発泡体か
ら容易には除去できない。これは高度5こ滲出性の傷に
使用される慣用の溜めを有する包帯との明瞭な相異でる
り、後者の場合、包帯の操作の際溜めの内容物が漏出す
ることがある。
また、本発明による典型的な感圧接着フィルムは傷を包
帯する場合に有利な性質である顕著に良好な可撓性並び
に適合性を有する。
本発明の感圧接着フィルムは、気泡状空隙が導入される
親水性重合性プレミックスから誘導される。プレミック
スは、親水性、エチレン状不胞和モノマー、親水性添加
剤または両者のような親水化剤の添加によって親木性に
できる。好ましい親水性添加剤は、多価アルコール、ポ
リエーテルまたはこれらの混合物である。多価アルコー
ルまたはポリエーテルは、接着剤の透湿度を所望の水準
に上げるのに十分な量でプレミックス中に存在する。こ
の量は一般に、プレミックスの重量の約1〜約85チ量
部であり、約60〜約70重量部が好ましい。有用な多
価アルコールおよびポリエーテルの例には、グリセリン
、プロピレングリコール、ポリゾロピレンオキサイドグ
リコール、ポリエチレンオキサイドグリコール、1,2
.4−ブタントリオールおよびソルビトールならびにそ
れらの混合物が含まれる。二価アルコール、エチレング
リコールが本発明では有用であるが、皮膚との反応を起
こす可能性のためその利用は限定される。
親水化剤も下記に記載するようにプレミックス中の他の
遊離基重合性物質と共重合できるエチレン状不飽和を有
していてもよい。例えば、ポリエーテルポリオールはア
クリル酸もしくはメタクリル酸またはその反応性誘導体
を末端基として、例えばポリ(オキシエチレン)アクリ
レートのようなアクリレートまたはメタクリレート末端
基のぼりエーテルを生成させることができる。またはア
ミン末端基のポリエーテルをアクリル酸もしくはメタク
リル酸またはそれらの反応体を末端基として、例えばN
−ポリ(オキシプロピレン)アクリルアミrのようなア
クリルアミドまたはメタクリルアミP末端基のポリエー
テルを生成させることもできる。
プレミックスはまた、重合したときはプレミックスを感
圧接着性にし、そして、好ましくは親水化剤を混和性で
ある不飽和の遊離基重合性物質から成る。この物質は単
一モノマーまたはコモノマー混合物から成っていてもよ
い。これらの七ツマ−またはコモノマーは、プレミック
スの約100〜約10重量部、好ましくは約50〜約2
0重量部の量でプレミックス中に存在する有用なモノマ
ーまたはコモノマーの例は、それらのアルキル基中に平
均4〜12個の炭素原子を有するアルキルアクリレート
、アクリル酸、メタクリル酸並びにそれらの塩、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ヒrロキシアルキルアク
リレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アクリ
ロニトリル、メタクリレートリル、シアンエチルアクリ
レート、゛無水マレイン酸、N−ビニルぎロリドンであ
る。
含有モノマーによって慣用的に供給される可胆剤成分を
含有することが好ましい。
プレミックスにはまた好ましくは重合性組成物に可溶性
であるポリマー物質の増粘剤を含むことが好ましい。こ
れらのポリマー物質はプレミックスの約0.1〜約70
重量部の量でプレミックス中に存在する。有用なポリマ
ー物質の例には、ナトリウムカルがキシメチルセルロー
ス、ヒrロキシエチルセルロース、メトキシエチルセル
ロース、キトサン、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリーン、ポリアクリル酸、ポリビニルエーテル無水
マレイン酸とポリビニルエーテルとのコポリマー、テン
シン、ヒドロキシゾロビルセルロースポリアクリルアミ
ド、アルキルアクリレートとアクリル酸またはその塩と
のコポリマー、ポリエチレンイミン、エチレンオキサイ
ドポリマー、およびゾロピレンオキサイドーリマーであ
る。
前記の接着剤フィルムは架橋されているのが好ましい。
架橋の一手段は、複数個のエチレン状不飽和、遊離基重
合性物質を、一般にプレミックス中の重合性物質100
部当り約0.1〜約5重量部の量で含有させることであ
る。この例は、トリエチレングリコールビス−アクリレ
ート、トリエチレングリコールビス−メタクリレート、
エチレングリコール−ビス−アクリレート、エチレン、
グリコール−ビス−メタクリレートおよびメチレン−ビ
ス−アクリルアミPである。これらの複数個のエチレン
状不飽和、遊離基重合性物質は、ポリマー物質整架橋さ
せる。架橋の他の手段には、例えばE−ビームのような
輻射によるポリマーの架橋が含まれる。
プレミックスの重合は、例えば紫外線輻射,熱、E−ビ
ームなどのような慣用方法によって行なわれる。紫外線
輻射または熱による重合は、重合性組成物に可溶性の遊
離基開始剤の存在によって行なわれる。開始剤は一般に
プレミックス中の重合性物質100部当り少なくとも約
0.01重量部の量で存在する。有用な熱開始剤の例は
、ベンゾイルパーオキサイr1アゾビスイソブチロニト
リル、ジ−t−ブチルパーオキサイrおよびクミルパー
オキサイーである。有用な光開始剤の例は、G。
Berner等による[Photoinitiator
s −An Over −viev J Journa
l of Radiation Curing ( 1
979年4月)2〜9頁中の論文に記載されている。好
ましい光開始剤はベンジルメチルケタールである。
好ましくはシリコーンまたはフルオロケミカル界面活性
剤である界面活性剤をプレミックスに含有させることが
しばしば望ましい。これを添加することによって、発泡
プレミックスの安定性および密度が改善される。界面活
性剤は必ずしも常やこ必要ではないが、使用する場合は
下記の第−表に示すようにプレミックスの0.5〜6重
量部の範囲内の量で存在する。有用な界面活性剤の例は
、U.S.P. /164,4 1 5,6 1 5に
記載されている。好ましいフルオロカーボン界面活性剤
は、5M社からFC430の商標名で入手できる。
充填剤物質もプレミックスの発泡および被覆の前または
!レミツクの被覆の間にプレミックスに配合できる、充
填剤の量は使用される充填剤の種類および所望する性質
によって決まる。有用な充填剤物質には、繊維強化スト
ランド、織布および不織布強化用編織物、ガラスピーズ
、プラスチック中空微小球またはビーズ、粘度調節剤、
顔料および吸収剤粒子が含まれる。これらは接着剤フィ
ルムの内部強度の増強用または下記の実施例22に示す
ように接着剤および吸収剤の性質を改質するために使用
できる。
本発明の感圧接着剤フィルムは、その開示が本明細書の
参考になるU、S、P、 /j64,415,615に
開示されている方法によって製造できる。一般に、この
方法には慣用手段によって空隙を含有するプレミックス
を感圧接着剤状態まで重合させることを含む。気泡状空
隙域は、プレミックスを支持体上に被覆する前に形成す
るのが好ましい。プレミックスは発泡プレミックス中の
気泡状空隙を破壊しないような任意の好適な手段によっ
て被覆できる。
吸収能力、適合性、MVTおよびクッション作用は接着
剤フィルムの厚さを変化させることによって制御できる
。接着剤フィルムの厚さは、発泡プレミックスを支持体
上に被覆するときの発泡プレミックスが通過する開口部
の直経によって決定できる。約0.07〜約1.7順範
囲の厚さを有する接着剤フィルムが一般に好適である。
接着剤フィルムの最小厚さは特定フィルム中に生成され
た最大気泡寸法に依存し、これはプレミックスの加工条
件および化学的性質によって決まる。例えば、界面活性
剤含有プレミックスは、界面活性剤を含有しないプレミ
ックスより小さい直径の気泡を有するフィルムになり、
中断される危険なしで前者よりうずく被覆できる。最大
厚さは所望するMVTによって、および実際的問題とし
て硬化を完結させるために使用されるエネルギー量によ
って限定される。
本発明の接着剤フィルムは: (1)  プレミックスを発泡させ、 (II)該発泡プレミックスを支持体上に被覆し、(i
il)  前記の被覆したプレミックスを現場で感圧接
着状態まで重合させる から成る逐次工程によって好ましく製造される。
プレミックスの発泡は、u、s、p、/164,415
,6151こ開示されているように空気のような気体を
プレミックス中にあわ立てることによって都合よく行う
ことができる。プレミックスの発泡はまた揮発して接着
剤中に気泡状空隙を生成させる発泡剤をプレミックス中
に加えることによっても行うことができる。
重合性モノマー混合物の粘度が低くすぎて被覆できる泡
が形成できない傾向があるために、発泡の前に混合物を
増粘させて1,000〜40,000cpsの範囲内の
粘度を有する組成物を得るため数種の方法が使用されて
きた。
一方法は上記したような増結剤を重合性プレミックスに
添加する方法である。プレミックスを増粘する他の方法
は、イソオクチルアクリレート(IOA)およびアクリ
ル酸の部分的に光重合させた溶液もしくはシロップまた
はポリゾロぎレンゲリコール中のIOAおよびAAでプ
レミックスを増粘する方法である。
発/81m成物を基材上に被覆した後に、U、S、P。
I64,181,7521こ教示されているように紫外
線輻射によって重合を開始させることができる。現場重
合は電子ビームによって行うこともできる。
空気は光重合を急冷させる傾向があるから、発泡用気体
は窒素または二酸化炭素のように不活性であるのが好ま
しい。
重合を紫外線輻射番こよって行う場合には、重合性被覆
は、不活性雰囲気中で重合を行うことによって、または
紫外線輻射に対して全く透明かつ低接着表、面を有する
ノラスチツクオーバーレーの使用によって空気から保護
すことが好ましい。紫外線輻射に対して約75チ透明で
ある二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムがオ
ーバーレーとしては非常にM用である。オーバーレーを
施した支持体も低接着表面を有する場合には、支持体お
よびオーバーレーの両者を剥き取れば自立性接着剤フィ
ルムが得られる。
通常、製造のこの時点では、接着剤フィルムが保護され
ていないことは望ましくない。実際には元の支持体また
はオーバーレーのいずれかを残すか、または前記の一つ
または両者を製品にさらに好適なライナーまたはバッキ
ングに取換える(例えばラミネートによって)ことがで
きる。例えば略号、装飾的図柄または製品使用のための
取扱説明書を有する剥離ライナーまたはバッキングの使
用が望ましい。理想的には、支持体およびプラスチック
オーバーレーは、加工工程を通じて、また、最も好まし
くは最終製品が使用者の手に渡るまで接着剤の各面を保
護するのに使用できるように十分に魅力的外観および接
着剤フィルムに対して低接着性を有することである。例
えば感圧接着フィルムが患者の皮膚に人工肛門形成装置
を取付ける手段として使用される場合には、各面上に逐
次除去できる易剥離性ライナーを有することが望ましい
。例えば、接着剤の第一面を皮膚に付着させ、次いで器
具を接着剤の第二の露出表面に付着させてもよい。
バッキングなしで接着剤フィルムを使用するときは、フ
ィルムを構造的に支持するように強化物質の層をフィル
ム中−こ埋込むことが望ましい。これには支持体を重合
性プレミックスで被覆し、ゾレミックス被覆上に編織物
のような強化材料を置き、そして、強化材料の露出表面
を別の部分の重合性物質で被覆することによって達成さ
れる。単−源から輻射される重合開始に使用されるエネ
ルギーがプレミックスの全厚さを完全に重合させるのに
十分でないときは、強化物質の層を置き、そして被覆す
る前に重合性プレミックスの最初の被覆を重合させる必
要がある。
傷を包帯するときは、接着剤フィルムの一面(皮膚に接
触する側)は使用直前に除去する易剥離性ライナーで覆
うが、他の面は通常バッキングすなわち接着剤の面の粘
着をなくすか減少させそして、接着層に付着している物
質で永久的に覆われる。バッキングは包帯のMVTを必
要程度より低くしてはならない。この目的のために多数
の物質が好適である。例えばタルクのような微細に分割
された不活性固体またはポリエチレ/、ポリ塩化ビニル
などのような微細孔不織布またはプラスチックフィルム
の被覆が使用できる。例えばB、Iζ()oodric
h社から入手できるEStaneTMのような非常にう
すい連続フィルム(例えば約25μ)がンである。これ
は非常に柔軟で、かつ、身体の輪郭に良く適合する。こ
れは吸収した水蒸気を接着剤から大気に逃がす高い透湿
度を有する(約1500、V/llI2/時間)を有す
る。これはまた細菌は不透過性である。
使用時には本発明の包帯は傷を覆って患者の皮膚に付着
する。通常の治療法においては、傷の回復に必要な水性
液体を含む脂肪などが傷ついた組織から浸出してくる。
傷が相当大きい寸法のときは過剰の流体が生成される。
液体の生成の結果として、傷の凹所には相当大きな圧力
が蓄積される。
上述したように、接着剤フィルムは既に相当大きい透湿
度(MVT )を有するから、傷の浸出物からの水蒸気
がフィルムに浸透しはじめるであろう。
これが浸透すると、これらは接着剤フィルム中の小さい
空隙または溜めにぶつかる。包帯を通過する水蒸気分子
によって分かるように包帯の有効厚さは、分子が遭遇す
る溜めの数によっておよび分子が横切る固体域の厚さに
よって制御される。フィルムの吸収能力は、固体域中へ
の分子の拡散およびフィルム中に蒸気として拡散してき
た液体水の溜めの能力に依存することが認識できるであ
ろう。比較的少量の溜めおよび溜め間に比較的大きい固
体域を有するフィルムは、固体域と溜めの間が非常に小
さい低密度、独立気泡発泡接着剤フィルムより低いMV
Tを有するであろう。後者の型の包帯は同じ厚さの慣用
の包帯より非常に高いMVTを有するであろう。その結
果本発明の包帯は、従来はうすくもろくて取扱いが容易
でなかったフィルムのみで得られた最適のMVTが得ら
れる。
例えば、包帯が機械的摩滅を受けることが予想される場
合には、上記したような繊維状および(iたは)編織物
充填剤のような別の、保護用バッキングまたは埋込まれ
た強化層を含ませることが望ましいことがある。かよう
なバッキングまたは強化層は、包帯のMVTを所望値よ
り低く減少させない限り)は、MvTを制御する見地か
ら機能的である必要はない。しかし、MV’I’に影響
を及ぼすバッキングまたは強化層も包帯に所望のMVT
性を得をために使用することもできる。
実施例 接着剤の発泡および被覆のための一般的方法一系統は2
0:1比そして他系統は60:1比を有する2台のZe
nith QM 416計量ポンプ(Fenner D
CControllers )および2台のZenit
hイヤーポンプ(BMC5554およびBPB55(5
6)を使用し、未硬化接着剤および界面活性剤溶液を窒
素ガスを導入しながら同時に99ius単段ミキサー 
(5K() Industries社製)にポンプで送
った。
得られた発泡プレミックスを、少なくとも一層はUV輻
射に対して透明である2層の低接着支持体間に被覆した
。被覆の厚さはニッゾロールまたはナイフで調節した。
この被覆を透明フィルムを通し、最大350 nmを有
する15Wat、t、蛍光ブラックライトで照射した。
発泡および被覆条件は別記しない限り次の通りであった
未硬化接着剤流量       96ω/分界面活性剤
流量          4cr、7分N2 重量  
          10oct−/分ミキサー速度 
        500 rpm背圧        
     211.9/cIrL2接着剤厚さ    
       0.760 mm硬化工程に続いて、低
接着支持体の一層を取除き接着剤を次のように製造した
0、0250の厚さのポリエチレンポリウレタンバッキ
ング上に貼合せた。34インチ(1,9CIIL) R
heomex Model 252スクリユ一押出機(
New Jeraey、 8addlebrookのH
aake社製)でシート押出ダイおよび190℃の溶融
温度を使用し、lIC5tane′rM58509−0
21ポリウレタン樹脂(0hio、C1eveland
  B、F、()ood−rich社製)を1ミル、す
なわち25μフイルムに押出した。このフィルムを、ロ
ールコーティングによって片側にクレー被覆した78ボ
ンド(35412g)紙(470−05−04−000
、Minnesota 、 Internationa
l Falls 。
Boise−Cascade社製)のクレー被覆側の裏
側上に押出した(剥離性層)。押出直後に紙/樹脂組合
せを80pst(5624g/儒2)でニツゾロールを
通過させた。
プレミックス出発物質 次の実施例に示す接着剤の製造に次の物質を使用した。
増粘剤 増粘剤A 60部のイソオクチルアクリレート、30部のアクリル
酸、40部のポリゾロピレングリコール−425(PP
() −425、Dow Chemica1社製)およ
び0.04部の「IrgすcureJ 651(2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、C1ba
 ()eigy社裂)から成る溶液を、同時に窒素ガス
によるパージおよび蛍光ブラックライトで79℃に達す
るまで照射した。次いで、露光を停止し、反応物を空気
で急冷した。得られたシロップは25℃で11,000
 cpsの粘度を有し、75チの残留アクリレートモノ
マーを含有した。
増粘剤B 25部のインオクチルアクリレート、25部のアクリル
酸、50部のポリゾロピレングリコール425および0
.04部の「Irgacure J 651を含有する
溶液を、同時に窒素ガスでパージおよび蛍光ブラックラ
イトで77℃の温度に達するまで照射した。次いで、照
射を停止し、反応物を空気で急冷した。得られたシロッ
プは25℃で620゜cpsの粘度を有し、71tsの
残留アクリレートモノマーを含有した。
増粘剤C 80部のインオクチルアクリレート、20部のアクリル
酸および0.04部の「Irgacure J 65 
lを含有する溶液を、窒素でパージし、そして、蛍光ブ
ラックライトで照射した。得られたシロップは、25℃
で11,000 cpsの粘度を有し、そして、89チ
の残留モノマーを含有した。
増粘剤D 60部のグリセリン、40部の「()oodrite 
JK722(ポリアクリル酸、MW 100,00 D
)37%水性溶液、B、F、()oodrich社製)
 (FAA )を、LuWACOoから入手できるフィ
ルム押出様に10001bs 7時間の流量、160”
Fおよび5axHgで供給した。得られたシロップは7
9.8 %のグリセリン、19.2%の?リアクリル酸
および1.01H20から成り、25℃で200,00
0 cpsの粘度を有した。
増粘剤E 90部のインオクチルアクリレート、10部のアクリル
酸および0.04部の「Irgacure J 651
を含有する溶液を、上記の増粘剤Cと同様にパージおよ
び照射した。得られたシロップは25℃で4350 c
psの粘度を有した。
増粘剤F ナトリウムカルボキシメチルセルロース、タ
イプ7 HlHercules、Inc、製。
増粘剤G ポリビニルピロリタンに−90、()AF社
製。
増粘剤H低粘度キトサン、Protan Labora
toriesInc、 $!!。
増粘剤工 80部のインオクチルアクリレート、20部のアクリル
酸および0.04部の[Irgacure J 651
を含有する溶液を、同時に窒素ガスでパージおよび蛍光
ブラックライトで67℃に達するまで照射した。次いで
、照射を停止し、反応物を空気で急冷した。得られたシ
ロップは25℃で52.000CpBの粘度を有した。
光開始剤 光開始剤A: Ci ba −Ge i gy社から「Irgacur
e J 651として入手できる2、2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン。
光開始剤B: Ci ba −()e i 87社から[rrgacu
re J 184として入手できるヒドロキシシクロヘ
キシル、フェニルケトン。
TGBM : Sartomer社から入手できるトリ
エチレングリコールビス−メタクリレート。
g()BM : Sartomer社から人手できるエ
チレングリコールビス−メタクリレート。
界面活性剤 界面活性剤A 7a部の、分子量425を有するプロピレングリコール
、40部の、6M社からFluoradTMFC171
として入手できるフッ素界面活性剤および60部の、6
M社からFluoradTMFC431として入手でき
るフッ素界面活性剤の溶液。
界面活性剤B 50部のポリゾロピレン425および100部の6M社
からFluoradTMFC451として入手できるフ
ッ素界面活性剤の溶液。
界面活性剤C 50部のポリプロピレングリコール425および50部
の、6M社からFluoradTMFC450として入
手できるフッ素界面活性剤の溶液。
界面活性剤D 50部のポリプロピレングリコール425および50部
の、6M社からFluorad” 171として入手で
きるフッ素界面活性剤の溶液。
60部の、6M社からFluoradTMFC431と
して入手できるフッ素界面活性剤および40部の、3M
社からFluorad TMFC171として入手でき
るフッ素界面活性剤の溶液に、50部の酢酸カルピトー
ルを添加した。減圧下で、60部の酢酸エチルを蒸留に
よって除去した。
試験方法 試料の評価および第4表の結果を得るのζこ使用した試
験は次のように行った。
透湿度 Payneカップ法の変法を使用した。この方法は次の
諸工程から成る: (1)試験すべき物質の孔のない直径1/インチの試料
を切断する。
(1)  試料を、各々が直径1インチC2,54部凰
)の孔を有する2個のホイル接着剤リングの接着剤表面
間に入れる。各リングの孔を慎重に整合させる。指圧を
加えて平らでしわのない、かつ露出試料中に空隙がない
ホイル/試料/ホイル集成体を形成する。
(+ii)  4オンスのがラスジャーに半分の蒸留水
を入れる。このジャーには、中心に直径1.50インチ
の孔を有するねじ込みキャップと、中心に直径1.12
インチの孔を有する直径1.75インチのゴムワッシャ
ーを備えている。
Ov)  ゴムワッシャーをシャーのリップ上に置き、
ホイル/試料集成体をゴムワッシャー上に置く。次いで
、蓋をゆるくジャー上でねじ込む。
(V)  集成体を100”’F(!18℃ンおよび2
0ts相対湿度で室中に4時間置く。
(vD  試料物質がキャップと同じ高さになり(ふく
らみがない)そして、ゴムワッシャーが正しい位置にな
るようにキャップを室内で締める。
()ゆ 集成体を室から取出し、直ちにo−o i 、
yまで秤量する(最初の重量−Wl)。
vll)  集成体を室に戻し、少なくともさらに18
時間置く。
OX)  集成体を穴から取出し、直ちにo、o i 
、pまで秤量する(最終重量−W2 )。
伏) 244時間置1m2の試料面積を透過する水蒸気
の1数で表わした透湿度は次式によって計算される: W、 =最初の重量(9) W2==最終重量(g) T2 =時間(時間) bインチ試料を使用したときは前記の式は次のように変
化する: (Xtl  各物質の6試料で実験しその平均をとるべ
きである。
吸収性 吸収性を測定するためには、硬化接着剤の試料を最初に
秤量し、次いで、室温で脱イオン水中に1時間浸漬する
。次いで、試料を取り出して再び秤量する。吸収性は重
量の差を最初の重量で割つた値として報告する。最適の
吸収性は接着剤フィルムの意図する用途(こよって大幅
に変化する。皮膚自体に使用するためには、低吸収性が
受入れられる。高度に滲出性の傷の場合には高吸収性フ
ィルムを必要とする。フィルムの吸収能力は、フィルム
の厚さによって調節できる。一般に1時間で少なくとも
50%の吸収性が好ま−しい。
180°剥離接着力 硬化接着剤の幅1インチ(2,54cIrL)の試料を
、特恵者の皮膚に2.04Jl:!V硬質ゴムローラー
の重量下で各方向に2回通させて接着させる。15分経
過後、各テープの自由端を約0.5cIrL/秒の速度
で移動させる(引張試験機を使用して〕ことによって1
800剥離力を測定する。試料は適用直後(初期)およ
び適用6時間後(最終)に試験し、結果を報告した。好
ましい接着剤は少なくとも約5g/ tM、さらに好ま
しくは少なくとも10g/cIrL1そして最も好まし
くは20p/cmの初期接着力を有する。最終接着力は
初期接着力の2倍未満が好ましい。
密度 試料の密度は、各試料の重量を単に測定し、そしてシー
トの面積および厚さを測定して容積を割算することによ
って測定した。
実施例1〜5および 比較例A 下記の第1表に要約した実施例1〜5および比較例Aは
、特定した増粘剤と第1表に示したIOA: AA :
 PP()比(この比には増粘剤中の共重合したIOA
およびAAも含む)および固形分% Cl0A−AAコ
ポリマー)になるように追加のインオクチルアクリレー
ト(rIOAJ )、アクリル酸モノマー(rAAJ)
およびポリゾロピレングリコール(rPPc)J )と
を組合せることによって製造した。「Irgacure
 Jは0.1重量%の量で添加した。
トリエチレングリコールビス−メタクリレート(T()
BM )は表に示した量で添加し、混合物を機械的にか
く拌した。得られた溶液を「一般的方法」に記載のよう
に界面活性剤Eと共に96=4比で発泡させ、被覆し、
かつ、硬化させた。
実施例6〜18 実施例6〜18は、増粘剤D〔グリセリン−ダリアクリ
ル酸CrPAAJ )の80720溶液〕と、第1表に
示すようなAA:グリセIJ : PAA比になるよう
にアクリル酸およびグリセリンとを組合せることによっ
て製造した。これに「Zrgacure J651を0
.1チ濃度で添加し、第厘表に示したように二官能性モ
ノマーTC)BMおよびEC)BM 、および所望によ
り水酸化リチウムを添加し、そして、混合物を機械的に
かく拌した。得られた溶液を「一般的方法」によって指
定の界面活性剤と共に発泡させ、被覆し、かつ、硬化さ
せた。
実施例11および12は、界面活性剤量を変化させた以
外は実施例10と同じであった。実施例13では界面活
性剤を使用しなかった。発泡密度に及ぼすこれらの変化
の影響の不存在を第1表に示す。
第■表 10    4     0.51 1120.551 12    1     0.51 15    0     0.53 実施例19 実施例6に記載の未硬化接着剤溶液1500.fにかく
拌しながら105.9のガラスバブル(製品#B−22
−As、 3M社)を添加した。このサスペンションを
「一般的方法」によって界面活性剤Eと96=4比で発
泡させ、被覆し、かつ、硬化させた。
実施例20 実施例6の未硬化接着剤溶液900gに、機械的にかく
拌しながら、66gの架橋ポリビニルピロリrン(# 
85. 648−7、Aldrich Chemica
ls社製)を添加した。得られたサスペンションを界面
活性剤Bと96=4比で「一般的方法」によって発泡さ
せ、被覆し、かつ、硬化させた。
実施例21 875gのグリセリン、375gのH2O,500Iの
アクリル酸、120.Vの水酸化リチウム、6.0gの
トリエチレングリコールビス−メタクリレート、1.0
IIの「Irgacure J 651および1、OI
の、本明細書で以後MEI(Qと呼ぶ酸化防止剤である
メチルハイドロキノンの機械かく拌溶液に、501のナ
トリウムカルボキシメチルセルロース(タイシフ HS
Hercules社製)を添加した。
25℃で6500 cpsの粘度を有する得られた溶液
を界面活性剤Eと96:4比で「一般的方法」によって
発泡させ、被覆し、かつ、硬化させた。
実施例22 720gのグリセリン、720.!i’のHzo、40
0夕のアクリル酸、2.0.!ilのIrgacure
 184.120gの水酸化リチウムおよび1.Ogの
MEHQの機械かく拌溶液に、60yの低粘度キトサン
(Protan Laboratories社製)を添
加した。
2000 cpsの粘度を有する得られた溶液を、界面
活性剤Eと96:4比で「一般的方法Jによって発泡さ
せ、被覆し、かつ、硬化させた。
実施例23 実施例14に記載の未硬化接着剤溶液を、界面活性剤E
と96二4比で「一般的方法」によって発泡させ、層間
に挾まれたスパンポンドナイロン編織物(1,0oz、
Cerex社製)を有する0、015“の2層に被覆し
た。得られた多層コーティングを「一般的万歳によって
硬化させた。
実施例1〜23および比較例人で製造した接着剤の性質
を下記の第u表に示す。
実施例24 次のように変更して実施例6に記載のように試料を製造
した。コーティングの開発泡体を「一般的方法」に記載
の厚さ0.01インチのポリウレタンバッキングフィル
ム上に直接被覆し、透明な低接着ライナーで覆った。硬
化の一般的方法によって低剥離ライナー上にポリウレタ
ンバッキングを有する発泡接着剤を得た。この場合、バ
ッキングを硬化接着剤上に貼合せる追加工程は省略した
実施例25 親水化成分を共有原子価によってポリマー網状構造に結
合させた発泡感圧接着剤を次の方法によって製造した:
300gの増粘剤1.100gのアクリル酸、5.0g
のTGBMおよび2gのIrgacureの溶液に、6
00.9のポリオキシアルキレンアクリレートを添加し
た。〔ポリオキシアルキレンアクリレート41.155
gの2−インシアナトエチルメタクリレートを4滴のジ
プチル錫ジラウレートおよび2170JFの、式 %式% (式中%=、2732  である)を有するアミン官能
基含有ポリ(アルキレンオキサイド) (Texac。
Chemica1社からJeffamins M −2
005として入手できる)の窒素パージ溶液に滴下添加
し、そして、35℃で2時間加熱することによって得ら
れる。〕得られた接着剤プレミックス溶液を、「一般的
方法」に記載のように発泡させ、被覆し、硬化させ、そ
して、得られたフィルムを0.025趨のポリウレタン
フィルム上に貼合せた。
実施例26〜61においては、接着剤のMVTを試験す
るときに異なるバッキングの使用またはバッキングを使
用しなかったのを除いて以前の実施例を繰返した。
実施例26 パツキング貼合せ工程を省略したのを除いて実施例6に
記載の方法を繰返した。最終製品は、2層の低接着ライ
ナー間の発泡接着剤層から成った。
適用時に両ライナーフィルムを除去すると、両側が粘着
性であり、そして人工肛門または滲出物集収装置のよう
な追加装置を付着するのに好適な包帯が得られる。
実施例27 MicroporeTM商標テープ(3M社)に使用さ
れるバッキングであるCopelandに発行されたU
、8.P。
43.121.0211こ記載のようなレーヨン不織布
ウェブを、貼合工程でポリウレタンフィルムの代りに使
用したのを除いて実施例6のように試料を製造した。
実施例28 バッキング貼合せ工程を省略したのを除いて実施例6の
ように試料を製造した。
実施例29 バッキング貼合せ工程を省略したのを除いて実施例4の
ように試料を製造した。
実施例30 バッキング貼合せ工程を省略したのを除いて実施例1の
ように試料を製造した。
比較例B バッキング貼合せ工程を省略したのを除いて上記の比較
例Aに記載のように試料を製造した。
第1表 6 −、      I    92126−−   
    なし    647627 −−      
II    321928  40/20/40   
 なし     4474  55/25/40   
   夏       26629  35/25/4
0    なし    5661 22.5’22.5
155  1   47730  22、V22.”:
155   なし     531A  90/101
0   1   207B   90/1010   
  なし     329米バッキング: 1:0.0251mポリウレポリウレタンフィルムII
レーヨンウェブ 第1表のデータは、本発明の接着剤は比較例AおよびB
jこ示した種類の接着剤に比較してMVTに関して全般
的にすぐれていることを示している。
実施例51 液体水の不透過性を確認するために、次の方法によって
実施例25に記載の接着剤を評価した。
使用した装置は、直径4.13備の銅チューブ製の圧力
ループから成るものであった。このループの一端に圧縮
空気源を接続し、そして、圧力調節器を取り付けた。こ
のループの反対端には、密封用にフランジ内に埋込まれ
た直径4.41のプムO−リングを有する外径7.6α
および内径5.6cmの平らな硬質フランジを有した。
被検試料を定位に締めるのに整合用トップリングを使用
した。
圧力ループに、692部の脱イオン水、7部のDOWF
AXTM2 A I界面活性剤(DOW Chemic
a1社から入手できる)および0.7部のメチレンブル
ー染料の溶液を供給した。両低接着支持体を除去した接
着剤試料を、Whatman 4一定性濾紙の単一層に
貼合せた。濾紙側面を染料溶液から離して、被検試料を
上記の装置の2個のフランジの間に固定し、該装置を回
転させて試料と染料溶液間の空気を排除した。76.2
cmの水の空気圧力を2分間適用し、この時間に染料溶
液が濾紙を濡さないことが観察された。接着剤の膨張に
よって濾紙が裂けるまで空気風を増加させた;それでも
なお濾紙が濡れた徴候は観察されなかったことは発泡接
着剤試料が液体水を透過させないことが証明された。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム中の空隙内に含有されている不連続気相
    をその中に分散させて有する感圧接着剤の連続フィルム
    から成る感圧接着剤物品であつて、前記の気相が前記の
    感圧接着剤の体積の少なくとも10%を構成し、前記の
    フィルムが、40℃および80%の相対温度差で測定し
    て少なくとも約400g/m^2/24時間の速度の透
    湿度を有することを特徴とする前記の物品。
  2. (2)前記のフィルムが、ポリオール、ポリエーテルお
    よびそれらの混合物から成る群から選ばれる親水化剤を
    含む特許請求の範囲第1項の物品。
  3. (3)前記のフィルムが、それらのアルキル基中に平均
    4〜12個の炭素原子を有するアルキルアクリレート、
    アクリル酸、メタクリル酸、並びにその塩、アクリルア
    ミド、メタクリルアミド、ヒドロキシアルキルアクリレ
    ート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アクリロニ
    トリル、メタクリロニトリル、シアノエチルアクリレー
    ト、無水マレイン酸およびN−ビニル−ピロリドンから
    成る群から選ばれる1種またはそれ以上のモノマーから
    誘導される反復単位から成るポリマーを含む特許請求の
    範囲第1項の物品。
  4. (4)前記のポリマーが、エチレン状不飽基を末端基と
    するポリエーテルから誘導された1種またはそれ以上の
    モノマー単位をさらに含む特許請求の範囲第3項の物品
  5. (5)前記のフィルムが、約0.07〜約1.7mmの
    の厚さである特許請求の範囲第1項の物品。
  6. (6)前記のフィルムが、約10〜約85%〜の空隙容
    積を有する特許請求の範囲第1項の物品。
  7. (7)前記のフィルム中に埋込まれた強化層をさらに含
    む特許請求の範囲第1項の物品。
  8. (8)前記のフィルムの一つの面を覆うバッキングをさ
    らに含む特許請求の範囲第1項の物品。
  9. (9)前記のバッキングが、40℃および80%の相対
    湿度差で測定して少なくとも約1000g/m^2/2
    4時間の透湿度を有する適合性シートである特許請求の
    範囲第8項の物品。
  10. (10)多孔性感圧接着剤フィルムの製造方法において
    : (a)エチレン状不飽和モノマー、およびポリオール、
    ポリエーテル並びにそれらのエチレン状不飽和誘導体か
    ら成る群から選ばれる親水化剤から成り、重合して感圧
    接着状態になりうる重合性組成物を形成し; (b)該組成物を発泡させ; (c)該発泡組成物で支持体を被覆し、そして、(d)
    前記の被覆物を感圧接着状態まで重合させることを特徴
    とする前記の方法。
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