JPS639753A - シフト可能な伝動装置 - Google Patents

シフト可能な伝動装置

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JPS639753A
JPS639753A JP61151284A JP15128486A JPS639753A JP S639753 A JPS639753 A JP S639753A JP 61151284 A JP61151284 A JP 61151284A JP 15128486 A JP15128486 A JP 15128486A JP S639753 A JPS639753 A JP S639753A
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JP
Japan
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gear
transmission device
shaft
output shaft
input
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JP61151284A
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ロジャー・ティー・ラヴレニク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝動装置の作動部分におけるバフクラフシを
除去したシフト可能な伝動装置(トランスミッション)
に関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来のシフト可能な伝動装置は、当該伝動装置のシフト
を可能ならしめるために、バフクラフシを組み込んでギ
ア及びスプラインを使用している。しかしこのバフクラ
フシは誤作動を生じさせ、また入力位置の関数として伝
動装置の出力軸の位置を決定し又は保持する能力を低下
させる。単純なギアの組については、バックラッシの結
果として生じてくる問題を解決するために、これまで種
々の試みがなされてきた。しかし、それらの試みはシフ
ト可能な伝動装置には良好に適合させられず、複雑で且
つ成功裡に作動しない装置を生み出してきただけであっ
た。
自動化された工作機械工業のような産業においては、伝
動装置の出力軸の位置をその入力軸を介して決定し又保
持することを可能ならしめること、及びバフクラフシの
影響を減少するようにあらゆる努力を行うことが重要で
ある。なぜなら、スプライン付きの構成要素やギアを修
理したり交換したりするための停止時間により生ずる損
失は、自動車工業の自動製造ラインのようなスケールの
大きな設備においてはかなりのものだからである。
本発明の一般的な目的は、上記の技術的な問題点を克服
するような、シフト可能な伝動装置を提供することであ
る。本発明のより特定的な目的は1、上記したような特
徴を有し且つ伝動ギア間におけるバフクラフシを除去し
、かくして伝動装置の入力動作と出力動作の間の直接の
関係を確実にするような、シフト可能な伝動装置を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術のシフト可能な伝動装置の欠点は、本発明の例
示的な実施例によって克服される。
これは、係合したギア歯の表面からバックラッシを除去
するようにバネ機構により予荷重をかけられたギア網を
介して連結された、入力軸及び出力軸を含んでいる。伝
動装置には、三つの駆動位置を有し中立位置のないクラ
ッチが含まれる。第一の位置において、クラッチは入力
軸を出力軸と直接に係合させる。第二の位置即ちシフト
位置においては、伝動装置はシフトを行うためにゆっく
りと動かされ又は停止され、一方クラッチは入力軸と出
力軸の両方に係合する。
第三の位置においては、クラッチは予荷重をかけられた
ギア網を介して入力軸を出力軸に係合する。クラッチは
傾斜をつけられたクラッチ表面を有し、該表面は第一及
び第三の位置において固定的なクラッチ結合をもたらし
、また第二の位置においては入力軸又は出力軸のいずれ
かを完全に解放してしまうことなく、シフトを容易に行
えるようにする。
〔実施例及び作用効果〕
添付図面を参照すると、本発明のバラクラ・ノシのない
シフト可能な伝動装置は、回転(例えば電気モータのよ
うな図示されていない手段による)の土台を提供する入
力軸10を含んでいる。
入力軸10はその一端に同軸に固定された入力ギア12
を有している。入力ギア12は、一定の角度をもって即
ち円周方向に離間したテーパー付きのポケット部14の
環状列を含み、これらは入力ギア12の中央部に開放し
た凹部16内を向いている(第2.4及び6図)。出力
軸18ば入力軸10と同軸に回転するように支持されて
おり、ギア12に隣接する一端には第一の回転伝達装置
たるポケットホイール20が固定され、凹部16内に配
置されている。ホイール20の周縁にはテーパー付きの
ポケット部22の環状列が配置されており、これらはギ
ア12のポケット部14に等しい中心部からの角度で相
互に離間している。かくしてギア12及びホイール20
のポケット部14及び22は半径方向に整合した場合に
共働しく図面に示されているように)、入力軸10の方
向へと且つこれに平行な軸に従って狭くなるようテーパ
ーを付けられた円錐形のポケット24を形成する。
第二の回転伝達装置たる第二のポケットホイール28は
ホイール20と鏡像をなしており、出力軸18に固定さ
れていて、且つ出力軸18に沿ってホイール20から離
間している。出力軸18には、ホイール20から遠い方
のホイール28の側部において、出力ギア32がベアリ
ング34によって回転可能に支持されている。ホイール
28はギア32の中央の凹部29内に位置している。ギ
ア32とホイール2日とは、相互補完的なテーパー付き
ポケット部31.30の列を有しており、これらは半径
方向に整合した場合(第1. 5及び7.8図)に共働
して円錐形のポケット27を形成する。ポケット27は
出力軸18と平行な軸上で、ホイール20から離れる方
向へと狭くなるようテーパーを付けられている。
シフトヨークたるカラー26が、ホイール20と28の
間で出力軸18上に摺動可能に支持されている。係止ビ
ン36の第一の環状列がカラー26の周縁付近に支持さ
れており、出力軸18に平行に軸方向の摺動を行うよう
になっている。第二の係止ピン40の環状列は、やはり
軸方向に摺動可能なようにカラー26に支持されており
、ビン36及び40はカラー26の周縁付近において互
い違いになっている。ビン36及び40は、出力軸18
の軸からポケット24及び27に対応する半径方向の個
所に位置している。各々のビン36は円錐形の頭部39
を有しており、該頭部はカラー26から離れる方向へと
狭くなるようテーパーを付けられており、且つポケット
24に着座し係合するような輪郭を有している。コイル
バネ38が各々のビン36を包囲しており、且つ頭部3
9とカラー26の間に挾まれていて、ビン36及び頭部
39をカラー26から軸方向に向かつて付勢している。
各々のビン36にはカラー26を間において反対側に、
フランジ付き頭部35が位置しており、該フランジ付き
頭部35にはビン36が嵌め込まれている。ピン40は
ピン36と鏡像関係にあり、フランジ付き頭部43、バ
ネ42及びポケット27に着座するための円錐形の頭部
44を有している。
シフトレバ−46(第1図)は、シフトカラー26を出
力軸18に沿って軸方向に移動させるために、シフトカ
ラー26の周縁で半径方向外方で向かい合ってなる溝5
0内に着座し且つカラーの直径方向で対面した、上部及
び下部の二つのピン48を有している。シフトレバ−4
6は、第一(7) 位置即ち伝動の高速位置において、
入力ギア12とポケットホイール20とによって形成さ
れたポケット24内へと、テーパー付きの係止頭部39
を移動させる(第1及び4〜6図)。ピン36及び40
の長さは、ホイール20及び28とギア12及び32の
間の軸方向の距離に対して調節されており、このカラー
26の位置では頭部44がポケット27に隣接し、且つ
該ポケット27から同軸の方向において離間しているよ
うになっている。入力軸10及び入力ギア12が速度を
低下し又は停止した場合、シフトカラー26は右方向(
図面で)にシフト位置(第7図)へ、及びこれを通過し
て第三の即ち低速度位置(第8図)へと動かすことがで
きるようになる。この場合、テーパー付きの係止頭部3
9は徐々にポケット24から引き出され、テーパー付き
の係止頭部44が出力軸32とポケットホイール28に
よって形成されたポケット27内へと動かされるように
なる。ヨークたるカラー26を作動位置(第6図と第8
図)の間でシフトする場合、係止頭部の一方の組は関連
するポケットから徐々に出て来、その一方で係止頭部の
他の組は、回転して整合しているポケット内へと徐々に
入り込む。ピン36と40の長さ、及びホイール20と
28の間の間隔は、一方の係止頭部の組が係合する前に
他方の組が保合を脱することがないようにされている、
ということを心に留めておくことが重要である。つまり
、第7図のシフト位置においては、頭部44がポケット
27内に着座しろるまで、頭部39はポケット24内に
留まるのである。このようにして、入力軸10と出力軸
18の間の連結は、シフト過程の際にも失われない。
第1図を参照すると、入力ギア12は、出力軸18から
離間しまたこれと平行な軸57上に支持されたギア52
と噛み合わされている。ギア52はコイルバネ54の一
端に係合されており、またコイルバネ54の他端は、や
はり軸57上に支持されたギア56に係合されている。
組立の際に、ギア52及び56はコイルバネ54が付い
たまま反対方向に回転されて、コイルバネ54にエネル
ギーが蓄えられる0次いでギア52及び56は、各々入
力ギア12及び出力ギア32と噛み合わせられる。少な
くともギア52又は56の一方は、軸57上で自由に回
転できるようにされている。ギア52と同じ大きさで同
じ数の歯を有するギア58が、出力軸18と平行で且つ
これから離間した軸62によってギア60と固定的に結
合されている。ギア60はギア56と同じ大きさで同じ
数の歯を有している。ギア58は入力ギア12と噛み合
わされ、ギア60はギア32と噛み合わされている。(
尚、ギアは同じ大きさで同じ数の歯を有していなければ
ならない訳ではない。)コイルバネ54に蓄えられたエ
ネルギーは、ギア12.58.60.32.56及び5
2からなるギア網を介してバフクラッシのない歯の保合
を強制的に行わしめ、作動時にギア網からバックラッシ
を取り除(。
入力軸10からの駆動は、高速位置(第1.4.5及び
6図)においてポケット24及びホイール20を介して
出力軸18へ直接に伝達されるか、又は低速度位置(第
8図)において全ギア網、ポケット27及びホイール2
8を介して出力軸18に伝達される。これによって、出
力軸18を回転しまた保持するについて、或いは入力軸
10に関して出力軸18の位置を決定するについて、正
確性が得られる。そしてこのことは、簡単で且つ高価で
ない装置によって達成できるのである。係止頭部及びポ
ケットとしては、真っ直ぐな側部の円錐形のテーパーが
示されてきたが、湾曲したテーパーもまた満足であるこ
とは理解されるであろう。係止頭部及びポケットのテー
パーは、ギア歯の摩耗が係止頭部とポケットの幾らかの
不整合を生じたとしても、ポケット内への頭部の容易な
着座を可能ならしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバックラソシのないシフト可能な
伝動装置の部分断面斜視図、第2図は第1図の入力ギア
及びこれに関連するポケットホイールの部分断面斜視図
、第3図は第1図のシフトカラー及びこれに関連するピ
ンの部分断面斜視図、第4図は第一の伝動位置にある第
1図の入力ギア、ポケットホイール及びシフトカラーの
部分断面斜視図、第5図は第一の伝動位置にある第1図
の出力ギア及びこれに関連するポケットホイールの第4
図に類似の部分断面斜視図、第6図は第一の即ち高速位
置にある伝動装置を示す概略図、第7図は第二の即ちシ
フト位置にある伝動装置を示す概略図、第8図は第三の
即ち低速にある伝動装置を示す概略図である。 10・・・入力軸  12・・・入力ギア14.22.
30.31・・・ポケット部  16.29・・・凹部
18・・・出力軸  20・・・ホイール24.27・
・・ポケット  26・・・カラー28・・・ホイール
  32・・・出力ギア34・・・ベアリング  35
.43・・・フランジ付き頭部36.40・・・ピン 
 38.42・・・バネ39.44・・・頭部  46
・・・シフトレバ−48・・・ピン  50・・・溝 
 52.56,58.60・・・ギア54・・・コイル
バネ  57.62・・・軸出願人代理人   古 谷
   馨 同   溝部孝彦 同   古谷 聡

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力ギア(12)に結合された入力軸(10)と、
    出力軸(18)に固定されその軸方向に相互に離間した
    第一及び第二の回転伝達装置(20,28)を有する前
    記出力軸(18)と、前記入力軸(10)に連結された
    ギア伝達装置(58,60,62及び32)と、前記第
    一及び第二の回転伝達装置(20,28)の間に配置さ
    れており、前記入力ギア(12)及び前記第一の回転伝
    達装置(20)を介して前記クラッチ装置の一位置で前
    記入力軸(10)を前記出力軸(18)に対して、又は
    前記ギア伝達装置(58,60,62及び32)及び前
    記第二の回転伝達装置(28)を介して前記クラッチ装
    置の他の位置で前記入力軸(10)を前記出力軸(18
    )に対して選択的に係合させるよう前記出力軸(18)
    の軸方向で可動なクラッチ装置(26及び36から44
    )とからなる、シフト可能な伝動装置。 2 前記ギア伝達装置(58,60,62及び32)は
    前記出力軸(18)に回転可能に支持された出力ギア(
    32)を含み、前記第一及び第二の回転伝達装置(20
    ,28)は前記入力ギア(12)及び前記出力ギア(3
    2)にそれぞれ隣接して配置されており、前記クラッチ
    装置(26及び36から44)は前記出力軸(18)及
    びこれに固定された前記第一及び第二の回転伝達装置(
    20,28)を前記入力ギア(12)又は前記出力ギア
    (32)のいずれかに選択的に連結する手段を含む、特
    許請求の範囲第1項記載の伝動装置。 3 前記入力ギア(12)及び前記出力ギア(32)は
    向かい合った凹部(16,29)を有し、前記第一及び
    第二の回転伝達装置(20,28)は前記凹部に回転可
    能に配置されている、特許請求の範囲第2項記載の伝動
    装置。 4 前記凹部(16,29)及び前記第一及び第二の回
    転伝達装置(20,28)は向かい合ったポケット部(
    14,31,22及び30)を含み、該ポケット部は半
    径方向に整合して前記入力ギア(12)と前記第一の回
    転伝達装置(20)の間及び前記出力ギア(32)と前
    記第二の回転伝達装置(28)との間に角度をなして離
    間したポケット(24,27)の列を形成するよう共働
    する、特許請求の範囲第3項記載の伝動装置。 5 前記クラッチ装置(26及び36から44)は、前
    記第一及び第二の回転伝達装置(20,28)の間で前
    記出力軸(18)に摺動可能に支持されたヨーク(26
    )と、該ヨーク(26)の両側へ反対向きに突出するピ
    ン(36,40)を含み、該ピンの各々は前記列中のポ
    ケット(24,27)内に着座する頭部(39,44)
    を有している、特許請求の範囲第4項記載の伝動装置。 6 前記クラッチ装置(26及び36から44)は、前
    記ピン(36,40)の各々を包囲し且つこれに組み合
    わせられている前記頭部(39,44)を前記ヨーク(
    26)から軸方向に付勢するバネ(38,42)をさら
    に含んでいる、特許請求の範囲第5項記載の伝動装置。 7 前記ピン(36,40)及び頭部(39,44)の
    軸方向の長さは前記ポケット(24,27)の列の間の
    軸方向間隔に対して調節されており、変速装置のシフト
    の際に前記頭部(39,44)は前記ポケット(24,
    27)に同時に係合し前記出力軸(18)は前記入力軸
    (10)に連結したままとなる、特許請求の範囲第6項
    記載の伝動装置。 8 前記頭部(39,44)及び前記ポケット(24,
    27)は相互補完的な円錐形状を有している、特許請求
    の範囲第5項から第7項のいずれかに記載の伝動装置。 9 前記入力ギア(12)及び前記出力ギア(32)の
    各々に連結された一対のギア(52,56)と、前記入
    力ギア(12)から前記ギア伝達装置(58,60,6
    2及び32)を介してバックラッシを吸収するため前記
    一対のギア(52,56)を反対向きに回転するよう偏
    倚する手段(54)とをさらに含む、特許請求の範囲第
    2項から第8項のいずれかに記載の伝動装置。 10 前記一対のギア(52,56)は共通する軸(5
    7)によって支持され、前記一対のギア(52,56)
    の内少なくとも一方は前記軸(57)上で自由に回転可
    能であり、前記偏倚手段(54)は前記軸(57)を取
    り巻くコイルバネからなる、特許請求の範囲第9項記載
    の伝動装置。
JP61151284A 1986-06-27 1986-06-27 シフト可能な伝動装置 Pending JPS639753A (ja)

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