JPS6396290A - ドツトメツキ装置 - Google Patents

ドツトメツキ装置

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JPS6396290A
JPS6396290A JP23936886A JP23936886A JPS6396290A JP S6396290 A JPS6396290 A JP S6396290A JP 23936886 A JP23936886 A JP 23936886A JP 23936886 A JP23936886 A JP 23936886A JP S6396290 A JPS6396290 A JP S6396290A
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JP
Japan
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wheel
mask belt
plating
dot
workpiece
Prior art date
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JP23936886A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamamoto
健治 山本
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EEJA Ltd
Original Assignee
Electroplating Engineers of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は連続メッキが出来るドツトメッキ装置に関す
る。
〈従来の技術〉 この種の従来例として、特開昭59−13090号公報
に示されるものがある。即ち、長尺帯状のワークをエン
ドレス状のマスクベルトで被覆させつつ円形の回転ドラ
ム外周面に当接させ、更にドラム下方に配されたメッキ
槽よりマスクベルトの透孔を介しワークにメッキ液を施
して部分メッキすることを要旨とするものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来のメッキ装置にあって、
メッキ処理時に温度、張力等でマスクベルトに長さ形状
等の伸縮が生じると透孔の間隔形状等が変化し易く、意
図するメッキ対象部位と透孔の間に位置ズレを起こし易
いものであり、更に回転ドラム外周面にワーク、マスク
ベルト等を当接させるためワークのメッキ対象部位の間
隔と、マスクベルトの透孔の間隔を同一にした場合、ド
ラム中心からの半径の差から円弧〔ワーク、マスクベル
ト〕の長さに差を生じ位置ズレを助長する傾向にあった
ところで、最近は貴金属消費量低減の要求が一層強く求
められ、従来行われているストライプ状の連続メッキか
ら「点」状のメッキ対象部位にのみメッキを施す部分メ
ッキをより一層微小化したいわゆるドツトメッキに移行
しつつある。
ここで言う「ドツト」の意味は広く、ストライブメッキ
に対する点々状のパターンの連続を意味し、大は15m
+s角位のものから小は0.15m丸位までの単又は複
列状のものをいう。
ドツトメッキでは若しメッキ対象部位と透孔(メッキ用
の開口)の間の位置ズレが板金1/10mm乃至5/1
0mm位僅かでも発生すると意図するメ・7主対象部位
と異なった位置にメッキされることになるため位置ズレ
を完全に解消し得るメッキ装置が望まれていた。ドツト
メッキに於ける従来の技術ではマスクベルトが閉じられ
た無端のループを形成しているためズレ量が累積されて
行く傾向にあるのが特徴であり、位置を連続的に補正さ
せる手段を持つ装置が業界では望まれていた。
そこでこの発明は、有端のマスクベルトが所定量移動す
る毎にワークとマスクベルトの双方のガイド孔の微少な
位置合わせをすることで、ワークのメッキ対象部位〔ド
ツトメッキ部分〕にマスクベルトのメッキ用の開口を位
置合わせして位置ズレを解消し得てドツトメッキを行え
るドツトメッキ装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するためのこの発明(特許請求の範囲
第1項に記載の発明、以下第1発明)の特徴は以下の点
にある。
入側の挟持ローラに対しワークの移送方向手前側には、
ワークのガイド孔の孔位置を常時検出する第1ホイール
が配され、この第1ホイールと入側の挟持ローラとの間
には、上記マスクベルトのガイド孔に外周部のピンを係
入して従動回転自在とされ且つ第1ホイールとの接続及
び切断を自在とするクラッチを介し第1ホイールと同期
回転自在とされる第2ホイールが配され、且つこの第2
ホイールには、マスクベルトの送り量又は第2ホイール
の回転数を常時検出する回転数検出手段が付設され、マ
スクベルトは、ガイド孔を基準として、ドツトメッキの
開口を所定ピッチにて形成して備え、重合接続部分は長
手方向へ僅かに移動が許容される状態で両端末部同士が
重合して接続され、第2ホイール、入側及び出側の挟持
ローラ及びガイドローラ群に懸回されており且つこのマ
スクベルトの移送方向に対し第2ホイールより手前側に
、マスクベルトの重合部分検出手段が配され、これら第
1ホイール、クラッチ、第2ホイール、第2ホイールの
回転数検出手段及びマスクベルトの重合部分検出手段と
で上記マスクベルトとワークの同期化手段が形成され、
そして、マスクベルトの重合部分が第2ホイールを通過
後、入側の挟持ローラに至るまでにクラッチを接続させ
てワークのメッキ対象部位に対しマスクベルトの開口を
位置合わせし且つマスクベルトの重合部分がワークと共
に入側の挟持ローラ間で挟持され次第クラッチを切断せ
しめ、又更にこの発明(特許請求の範囲第2項に記載の
発明、以下第2発明)は前記第1発明の内、マスクベル
トが複数のベルト部の端末部同士を重合接続し且つ全体
をエンドレス形状としたものであって、全体に亘ってガ
イド孔を基準として、ドツトメッキの開口を所定ピッチ
にて形成して備え、各重合接続部分は長手方向へ僅かに
移動が許容される状態で端末部同士が重合して接続され
ており、第2ホイール、入側及び出側の挟持ローラ及び
ガイドローラ群に懸回され、且つこのマスクベルトの移
送方向に対し第2ホイールより手前側に、マスクベルト
の重合部分検出手段が配されているものである。
〈  作   用  〉 そして第1発明は前記の手段により、ワークのパスライ
ン方向への移送中、第2ホイール側へ戻るマスクベルト
の重合接続部分を重合部分検出手段で検出した直後から
回転数検出手段にてマスクベルトの送り量又は第2ホイ
ールの回転数を検出しマスクベルトの送り量又は回転数
が成る所定の値に達した時〔重合接続部分が第2ホイー
ルを通過して所定位置に達した時〕、クラッチを接続状
態にし第1、第2ホイールを同期回転させる。
この時、基準となるワークのガイド孔に対しマスクベル
トのガイド孔が一致せず僅かにズしていても、第1ホイ
ールに対して第2ホイールが追随して同期回転すること
で第2ホイールを介しマスクベルトの移送に瞬間的な速
度の増加或いは減少が生じて両ガイド孔間の進み・遅れ
が解消されることから、ワークとマスクベルトの両ガイ
ド孔の位置が一致せしめられ、各々のガイド孔を基準と
して、所定間隔にて設定されているメッキ対象部位とド
ツトメッキ用の開口の位置が一敗することになる。そし
て瞬間的な速度変化によるマスクベルトの送り量の変化
はマスクベルトの重合接続部分の重合長さの調整にて吸
収される。
メッキ対象部位と開口が位置合わせされた状態でマスク
ベルトの重合接続部分がワークと共に入側の挟持ローラ
に挟持され次第クラッチは切断され、第1、第2ホイー
ルの同期回転が解除される。
かかるメッキ対象部位に対する開口の位置合わせをマス
クベルトが−回りして来る毎に繰返し行いメッキゾーン
で開口よりメッキ対象部位へメッキ液を噴射し連続的に
ドツトメッキを行うものである。
そして、第2発明は、第1発明の作用の内、マスクベル
ト中に重合接続部分が複数個所形成されているので、マ
スクベルトが一回転するのを待たずにワークとマスクベ
ルトのガイド孔同士を複数個所骨その都度一致せしめる
ことができメッキ対象部位とドツトメッキ用の開口の位
置合わせがより正確に行われることになりメッキの位置
精度を一層向上させ得るものである。
〈実 施 例〉 以下この発明の詳細を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第8図は、第1発明の第1実施例を示す図で
ある。
このドツトメッキ装置1は、マスクベルト2と、送り穴
の加工されたフープ状のワーク3及びマスクベルト2を
重合わせた状態で挟持・移送せしめる挟持ローラ4と、
メッキ処理部5と、ワーク3とマスクベルト2の両ガイ
ド孔6.7を合致せしめる同期化手段8と、ワーク3と
マスクベルト2の両ガイド孔6.7を初回のメッキ時に
位置合わせするイニシャル設定手段9とから主に形成さ
れる。
ワーク3は帯状部材で長手方向に沿う両側端部に同一ピ
ッチPLでガイド孔6、中央部にはガイド孔6の位置を
基準として所定のピッチP2でドツト状のメッキ対象部
位10が設定されている。
挟持ローラ4は、入側及び出側の挟持ローラ11.49
から成る。両挟持ローラ11.49は上下が分離され、
上側が下側へ当接せしめられ上下間にワーク3とマスク
ベルト2とを挟持する。尚、出側の挟持ローラ49は駆
動ローラとされ、従動ローラとしての入側の挟持ローラ
11との間には駆動ベルト47.12が上下それぞれ掛
は回されている。尚、下側の駆動ベルト12は、左右2
つに分割され、その間隔48よりスパージャ15がアノ
ードを兼ねるスリット又はノズル群からマスクベルト2
めがけメッキ液13を噴射するものである。
メッキ処理部5は入側と出側の挟持ローラ11.49間
にメッキゾーン14を設定するもので、メッキ液13を
施すスパージャ15と、メッキ処理時にワーク3及びマ
スクベルト2を上方よりスパージャ15に対して押圧せ
しめるローラ状の押圧本体16を有するプレス手段17
からなり、このプレス手段17を介してマスクベルト2
に挟持圧が伝達される。
マスクベルト2は変形を抑制するため、いわゆるエポキ
シ/ガラス繊維積層品のような耐薬品性があり熱膨張係
数の小さい樹脂やシリコンゴム等の弾性材で電気的に絶
縁被覆された金属シートによりエンドレス状に形成され
るもので、両側端部にはワーク3と同様、ガイド孔7が
ピッチP1で、又中央部にはドツトメッキ用の開口21
が所定のピッチP2にて各々形成され、両端末部18を
糸19で接続し重合接続部分20〔以下、重合部分〕を
形成している。重合部分20では両端末部18の長手方
向〔矢示B方向〕への移動が僅かに許容される状態とさ
れている。
開口21の形状は丸形、四角形、長方形やその他の異形
状に加工されたものも採用可能である。尚、開口21又
はメッキ対象部位10のピッチP2の設定は、ガイド孔
6.7のピッチP1を基準としているのみであってピッ
チP1、P2自体の大きさは図示の例に限定されずPI
 < P2の場合もあり得る。
又、上記同期化手段8は、第1ホイール22、クラッチ
23、第2ホイール24、第2ホイール24の「回転数
検出手段」としての口・−タリーエンコーダ25、マス
クベルト2の重合部分検出手段26及び同期回転伝達手
段27とから主に形成されている。
第1ホイール22は入側の挟持ローラ11に対しワーク
3の移送方向〔矢示A方向〕の手前側に回転自在且つ変
位自在に配され、外周部28にはピン29が形成されこ
れをワーク3のガイド孔6に係入することでガイド孔6
の孔位置を常時検出している。
クラッチ23は、第1ホイール22と第2ホイール24
との接続及び切断を行うものであり、接続時には第1ホ
イール22と第2ホイール24を同期させ、第2ホイー
ル24の回転状態を第1ホイール22のそれと合致せし
める。
第2ホイール24は、第1ホイール22と入側の挟持ロ
ーラ11との間に配され、外周部30にはピン31が形
成され、マスクベルト2のガイド孔7にピン31を係入
した状態で従動回転自在且つ変位自在とされる。
第2ホイール24と第1ホイール22とは、各々歯付き
ベルト38にて回転軸39を介し回転自在に接続されス
リップの生じないよう位置の伝達を行っている。回転軸
39に対する第2ホイール24の関係は、固定〔回転軸
39〕と可動〔第2ホイール24〕とされ、位置固定の
回転軸39に対して第2ホイール24は後述する如く位
置を変化〔第4図中斜め左右方向での位置変化〕させる
ことができ、この結果第1ホイール22に対して恰もパ
ンタグラフ式に移動して初期の位置合わせを行うもので
ある。
第2ホイール24にはロータリーエンコーダ25が同軸
に付設され、マスクベルト2の送り量又は第2ホイール
24の回転数〔回転量〕を常時検出している。
マスクベルト2の重合部分検出手段26は、固定ローラ
32と、通常はスプリング33の付勢力で固定ローラ3
2に押圧され重合部分20の通過時、スプリング33に
抗して軸34を介し回動自在にされているレバー35を
図中時計方向〔矢示C方向〕に回動せしめる変位ローラ
36と、接近するレバー35に反応し信号を発生する近
接スイッチ37とからなる。
イニシャル設定手段9は、初回のメッキ処理を行う前に
、ワーク3とマスクベルト2の両ガイド孔6.7を位置
合わせするためのもので、マイクロメータ式の全体調整
部40と、該全体調整部40の回転により支点41を介
して回動自在とされ第2ホイール24の位置を回動方向
に変化させる支持体42とから主に形成されている。
尚、図中、46はガイドローラ、43は供給管、44は
排出管で、各々メッキ液13の供給、排出を行うもので
ある。
このドツトメッキ装置1を使用してドツトメッキを施す
例を説明する。
先ず、初回に、第1ホイール22と第2ホイール24と
を、マスクベルト2及びワーク3に対して以後の微調整
作業を容易にせしめるべく適宜の位置に同一方向で同量
の変位を行わしめる。次いで全体調整部40を操作して
ワーク3とマスクベルト2の各ガイド孔6.7位置の初
期設定を行ない、以後はこの初期設定を基準とし、微調
整のみが自動的に行われるものである。この時、第2ホ
イール24はマスクベルト2の移送により従動回転し、
ロータリーエンコーダ25はパルスを発生する。
そして、マスクベルト20重合部分20が移送方向〔矢
示F〕へ移動し、重合部分検出手段26に至ると、変位
ローラ36が時計方向〔矢示C方向〕に変位すると共に
、固定されている軸34を介してレバー35も矢示C方
向に移動し、レバー35の接近が近接スイッチ37によ
って検知され重合部分20が検出されることになり、そ
の直後から、パルスが図示せぬカウンタ回路にて計数さ
れる。
重合部分20が第2ホイール24を通過して、所定位置
45に達した時、クラッチ23を接続し、第1及び第2
ホイール22.24は同期回転させられる。
第2ホイール24が第1ホイール22に追随して同期回
転するためワーク3に対しマスクベルト2の送り量が瞬
時にプラス又はマイナス調整され、その結果、各々のガ
イド孔6.7を基準として同一のピッチP2にて設定さ
れているメッキ対象部位10と開口21の位置が一致せ
しめられ、両ガイド孔6.7の位置が一致した状態のま
ま、−11に移送され入側の挟持ローラ11に挟持され
るに至る。
尚、同期回転の初期段階で第2ホイール24に瞬間的な
回転速度の変化が生じる時、マスクベルト2の先端が後
端に対し移動し重合部分20にて無理なく吸収される。
その後、マスクベルト2の重合部分20とワーク3が入
側の挟持ローラ11にて挟持され次第クラッチ23の接
続を解除し、第1及び第2ホイール22.24の同期回
転が解除され、以後は駆動ベルト12、47にて移送さ
れる。
次いで、挟持ローラ11.49間のメッキゾーン14で
、開口21を介してメッキ対象部位10ヘスバーシヤ1
5よりメッキ液13が施されてドツトメッキを行ない、
上記の処理を繰り返して行う。
尚、上記所定位置45は、図示の例に限らず、重合部分
20が第2ホイール24を通過した後、入側の挟持ロー
ラ11に至る前であれば、適宜の位置を選択し得、又、
挟持ローラ4の配置は、実施例に限定されず挟持ローラ
11.49を左右に配しワーク3を縦形のまま移送して
もよい。
第9図は第1発明の第2実施例を示す図である。
この実施例の、前記第1実施例と異なる点は、マスクベ
ルト2の重合部分20の形成の仕方である。
即ち、マスクベルト2の両端末部18に長孔55を各々
形成して重合しハトメ56を以て長手方向〔矢示B方向
〕に位置調整自在に接続している。
第10図は第1発明の第3実施例を示す図である。
この実施例は第2実施例と同様、重合部分20の形成の
仕方の点で第1実施例と異なっている。即ち、上側の端
末部18に一対の長孔60を設は下側の端末部18の両
側端部を切取って保合片61を形成し、上記長孔60に
保合片61を係入して接続し長手方向〔矢示B方向〕に
位置調整自在としている。
第11図は第1発明の第4実施例を示す図である。
この実施例は、第2、第3実施例と同様、重合部分20
の形成の仕方が前記第1実施例と異なっている。即ち、
上側の端末部18の両側端部に切除部65を形成すると
共に下側の端末部18の両側端部に段違い状に曲折形成
した係止片66を取付けたもので、一対の係止片66間
で上側の端末部18の切除部65を外れぬように拘束し
且つ長手方向(矢示B方向〕に位置調整自在にして接続
、シている。
尚、第2乃至第4実施例共、その他の内容は前記第1実
施例と同様につき共通する部分は同一符号を以て示すに
止め重複する説明を省略する。
第12図は、第2発明の一実施例を示す図である。
この第2発明の実施例に示すドツトメッキ装置70の、
前記第1発明と異なる点は前記第1発明では端末部18
の重合されている重合接続部分20〔以下、重合部分〕
が一個所だけ形成されているのに対し、第2発明では、
3枚のベルト部71を以てマスクベルト2を構成し、マ
スクベルト2中に3箇所の重合部分20を設けているこ
とである。即ち3枚のベルト部71の端末部18同士を
長手方向〔矢示B方向〕に僅かに移動が許容される状態
で重合接続せしめてマスクベルト2を形成し、マスクベ
ルト2中に3箇所の重合部分20を形成しているもので
ある。これにより、マスクベルト2が一回転するのを待
たずにワーク3とマスクベルト2のガイド孔6.7同士
を一致せしめる機会が3回得られることになり、より一
層メッキ対象部位10と開口21の位置合わせを正確に
行なえることになる。
尚、前記第9〜第11図に示した各実施例をこの第2発
明にそれぞれ適用できるものである。
尚、その他の内容は、前記第1発明の実施例と同様であ
るので共通する部分は同一符号を以て示すに止め重複す
る説明は省略する。
〈効 果〉 この発明に係るドツトメッキ装置は以上説明してきた如
き内容のものなので以下の様な効果がある。先ず第1、
第2発明に共通の効果として、(イ)マスクベルトの重
合接続部分が予め設定された所定位置に達した時、マス
クベルトの一周毎に第1及び第2ホイールを同期回転さ
せるため、ワークにマスクベルトを追随させてワークと
マスクベルトのガイド孔の位置を一致させ、且つメッキ
対象部位とドツトメッキ用の開口との位置を一致せしめ
ることができて正確なドツトメッキを施せるものであり
、 (ロ)位置合わせされたワークとマスクベルトの重合接
続部分が挟持ローラに挟持され次第クラッチを切断して
第1及び第2ホイールの同期回転を解除するので、マス
クベルトの一周毎にその都度、メッキ対象部位とドツト
メッキ用の開口とを正確に位置合わせでき、 (ハ)そしてワークに対するマスクベルトの位置調整の
下で毎回のドツトメッキが自動的に行われるので、正確
なドツトメッキを連続的に行うことができるという効果
があり、更に第2発明に特有の効果として、 (ニ)マスクベルトが複数のベルト部より構成され各ベ
ルト部の端末部同士が重合接続されマスクベルトは複数
の重合接続部分を有することになるので、マスクベルト
の1回転の間に複数回、メッキ対象部位とドツトメッキ
用の開口とを自動的に位置合わせでき、より一層正確な
ドツトメッキを自動的且つ連続的に行えるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明に係るドツトメッキ装置の第1実施例
を示す概略側面説明図、 第2図は第1図に示す装置の部分拡大斜視図、第3図は
マスクベルトの重合部分を示す拡大斜視説明図、 第4図は同期化手段の主要部を示す概略拡大斜視説明図
、 第5図は第1図中矢示V部の部分拡大図、第6図はワー
クの部分拡大平面図、 第7図はマスクベルトの部分拡大平面図、第8図は、マ
スクベルトとワークを重合わせた部分拡大平面図、 第9図は第1発明の第2実施例を示す第3図同様の拡大
斜視説明図、 第10図は第1発明の第3実施例を示す第3図同様の拡
大斜視説明図、 第11図は第1発明の第4実施例を示す第3図同様の拡
大斜視説明図、そして、 第12図は第2発明に係るドツトメッキ装置の一実施例
を示す第2図同様の部分拡大斜視図である。 1.70・・・・ドツトメッキ装置 2・・・・・・マスクベルト 3・・・・・・ワーク 4.11.49・・挾持ローラ 6.7・ ・ ・ ・ガイド孔 8・・・・・・同期化手段 10・・・・・・メッキ対象部位 14・・・・・・メッキゾーン 20・・・・・・重合接続部分 21・・・・・・開口 22・・・・・・第1ホイール 23・・・・・・クラッチ 24・・・・・・第2ホイール 25・・・・・・ロータリーエンコーダ〔回転数検出手
段〕 26・・・・・・重合部分検出手段 第3図 第1図 重合邪分倹工引支 第6図 第7図   第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一ピッチのガイド孔を各々長手方向に有するエ
    ンドレス状のマスクベルトと同様の形態である帯状のワ
    ークとを重ね合わせ、同期化して移送し、入側及び出側
    の挟持ローラ間に設けたメッキゾーン内で、マスクベル
    トに設けたドットメッキ用の開口と相応するワークのメ
    ッキ対象部位へメッキ液を噴射して施すドットメッキ装
    置であって、 入側の挟持ローラに対しワークの移送方向手前側には、
    ワークのガイド孔の孔位置を常時検出する第1ホィール
    が配され、 この第1ホィールと入側の挟持ローラとの間には、上記
    マスクベルトのガイド孔に外周部のピンを係入して従動
    回転自在とされ且つ第1ホィールとの接続及び切断を自
    在とするクラッチを介し第1ホィールと同期回転自在と
    される第2ホィールが配され、且つこの第2ホィールに
    は、マスクベルトの送り量又は第2ホィールの回転数を
    常時検出する回転数検出手段が付設され、 上記マスクベルトは、ガイド孔を基準として、ドットメ
    ッキの開口を所定ピッチにて形成して備え、重合接続部
    分は長手方向へ僅かに移動が許容される状態で両端末部
    同士が重合して接続され、第2ホィール、入側及び出側
    の挟持ローラ及びガイドローラ群に懸回されており且つ
    このマスクベルトの移送方向に対し第2ホィールより手
    前側に、マスクベルトの重合部分検出手段が配され、こ
    れら第1ホィール、クラッチ、第2ホィール、第2ホィ
    ールの回転数検出手段及びマスクベルトの重合部分検出
    手段とで上記マスクベルトとワークの同期化手段が形成
    され、そして、 マスクベルトの重合部分が第2ホィールを通過後、入側
    の挟持ローラに至るまでにクラッチを接続させてワーク
    のメッキ対象部位に対しマスクベルトの開口を位置合わ
    せし且つマスクベルトの重合部分がワークと共に入側の
    挟持ローラ間で挟持され次第クラッチを切断せしめるこ
    とを特徴とするドットメッキ装置。
  2. (2)同一ピッチのガイド孔を各々長手方向に有するエ
    ンドレス状のマスクベルトと同様の形態である帯状のワ
    ークとを重ね合わせ、同期化して移送し、入側及び出側
    の挟持ローラ間に設けたメッキゾーン内で、マスクベル
    トに設けたドットメッキ用の開口と相応するワークのメ
    ッキ対象部位へメッキ液を噴射して施すドットメッキ装
    置であって、 入側の挟持ローラに対しワークの移送方向手前側には、
    ワークのガイド孔の孔位置を常時検出する第1ホィール
    が配され、 この第1ホィールと入側の挟持ローラとの間には、上記
    マスクベルトのガイド孔に外周部のピンを係入して従動
    回転自在とされ且つ第1ホィールとの接続及び切断を自
    在とするクラッチを介し第1ホィールと同期回転自在と
    される第2ホィールが配され、且つこの第2ホィールに
    は、マスクベルトの送り量又は第2ホィールの回転数を
    常時検出する回転数検出手段が付設され、 上記マスクベルトは、複数のベルト部の端末部同士を重
    合接続し且つ全体をエンドレス形状としたものであって
    、全体に亘ってガイド孔を基準として、ドットメッキの
    開口を所定ピッチにて形成して備え、各重合接続部分は
    長手方向へ僅かに移動が許容される状態で端末部同士が
    重合して接続されており、第2ホィール、入側及び出側
    の挟持ローラ及びガイドローラ群に懸回され、且つこの
    マスクベルトの移送方向に対し第2ホィールより手前側
    に、マスクベルトの重合部分検出手段が配され、 これら第1ホィール、クラッチ、第2ホィール、第2ホ
    ィールの回転数検出手段及びマスクベルトの重合部分検
    出手段とで上記マスクベルトとワークの同期化手段が形
    成され、そして、 マスクベルトの重合部分が第2ホィールを通過後、入側
    の挟持ローラに至るまでにクラッチを接続させてワーク
    のメッキ対象部位に対しマスクベルトの開口を位置合わ
    せし且つマスクベルトの重合部分がワークと共に入側の
    挟持ローラ間で挟持され次第クラッチを切断せしめるこ
    とを特徴とするドットメッキ装置。
JP23936886A 1986-10-09 1986-10-09 ドツトメツキ装置 Pending JPS6396290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167501A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Furukawa Electric Co Ltd:The 部分めっき装置及び部分めっき方法

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