JPS6396044A - チャイルド・プル−フ容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、チャイルド・プルーフ容器に関する。

さらに詳しくは本願は、幼児の知恵や腕力では容易に着
脱することのできないインターロックを付帯させて幼児
を危険な要素から保護することを目的とした蓋付容器に
関する。

（従来の技術） 安全規則の結果、容器のための種々のロックしたキャッ
プが子供による容器内容物の不注意の摂取を防ぐために
開発されてきている。広口の丸薬容器はたいていの場合
キャップを持ち、このキャップはキャップ上の指標を容
器」二の対応する指標と整合したときにのみ回転により
脱着可能である。

このような整合時に、キャップは比較的容易に除去でき
る。キャップ上のねじを用いると、ロッキング回転止め
機構がよく用いられ、これはキャップを容器とねじ込み
係合にさせかつそれから除去するために、キャップの同
時の押し下げおよび回転を必要とする。前述の同時のキ
ャップの容器に関する二重の位置決めを要する機構の種
々の応用が開発されてきた。

（発明が解決しようとしている問題点）しかしながら、
それらのすべては、キャップを所定位置にロックすると
き、キャップのかん合のある程度のゆるさを必要とする
。

そのために子供でも少し力が強いと容易にインターロッ
クを超えてキャップを脱着することになる。また、二重
ロックのときは二重のロック解放操作を必要とする欠点
がある。

本発明は、かかる従来のチャイルド・プルーフの欠点を
改良したものである。すなオ）ち本発明の１−１的はキ
ャップと容器本体とが二重ロック機構により固定される
チャイルドブルーフ容器の提供にある。さらに本発明の
目的は一度の操作で同時に着脱のできる二重ロック機構
の提供にある。さらに本発明の目的は一度の操作で同時
に着脱のできる二重ロック機構の提供にある。

（問題を解決するための手段） 本発明は（１）外周面中間位に等間隔に突設した複数個
のラグ８２と、外周面底部に等間隔に突設した複数個の
接触部９０とを有する円筒形首５０を肩８８に配設して
なる容器本体４４および（２）内面中間位に突設した複
数個のフレンジ８４と、円筒杉苔５ｏの直径方向に相対
する内面底部から、それぞれ内向きに伸びる一対のリブ
９４とを有するキャップ６０からなり、（３）キャップ
６ｏを円筒形首５０に冠着したときは、ラグ８２とフレ
ンジ８４および接触部９０とリブ９４がそれぞれ相互に
係合し、ラグ−フレンジ係合はキャップの縦軸移動を、
リブ−接触部係合はキャップの回転をそれぞれかつ同時
に阻止し、リブ−接触部係合を解放してキャップを回転
すると同時にラグ−フレンジ係合が解放されるようにし
てなることを特徴とする二重ロック式チャイルド・プル
ーフ容器を特徴としている。

本発明を添付図面第１〜６図に示される例により説明す
る。

容器本体４４の肩８８には円筒形佇５０があって内容物
の排出口を形成する。４つのラグ８２が円筒形首５０の
表面のまわりに等間隔で配置されている。これらのラグ
は、図解するように、下向きに配向したルーバー状に造
形されている。キャップ６０は４つのフランジ８４を持
ち、これらのフランジはキャップの内壁から内向きに延
びかつ位置的にラグ８２に相当し、ラグとフランジの間
で容器本体の肩８８」二におけるキャップの底へり８６
の位置決め時に係合インターロックが得られる。これら
のフランジは、図示するように、−Ｌ向きに配向したル
ーバー状である。

断面において、キャップ６０は、四角形であり、そして
下のへり８８は寸法が容器本体４４の四角形の断面形状
と一般に釣り合う。接触部９０は容器本体４４の各かど
のへりに近接して配置され、Ｍ２Ｓから上向きに延びる
。これらの各接触部はチャンネル９２を形成し、このチ
ャンネルは肩８８から」二に延びそして円筒形の首５０
と半径方向に整列する。キャップ６０は、２つの向かい
合うかどに、内向きに延びるリブ９４を有する。これら
のリブは幅が、キャップ６０を容器首５０に冠着させ、
底ヘリ８６が肩８８に隣接するとき、チャンネル９２の
直径方向に反対のものと係合する寸法である。

次に容器首５０とのキャップ６０の脱着を第３゜４．５
および６図を参照して説明する。キャップを容器首から
はずすためには、キャップ内面で直径方向に向かい合う
リブを持たない一対のかど９６の外側から手指でつまむ
ようにして一緒に絞る。

キャップ６０に生ずるたわみは、直径方向に向かい合う
かど９８を互いに外側横方向に変位させる。

生ずる変位はリブ９４をそれらの係合するチャンネル９
２からはずす。この係合が解放されると、キャップと容
器首との間の回転に関する阻止は除去される。かどの絞
りと同時にリブが解放され、キャップ６０は容器首に関
して縦軸のまわりに回転される。このような回転はフラ
ンジ８４をラグ８２に関して角変位させ、そして連続し
て、フランジがそれぞれのラグと接触関係にもはやない
ようにする。この位置は第６図に示されている。キャッ
プはここで容器首５０から除去できる。

キャンプ６ｏを容器首５０に冠着させるには、前述の操
作を逆にする。すなわち、キャップ６０を容器市゛５０
＋に位置させて、フランジ８４が一般に接触部９０と整
列するようにした後、キャップを押し込む。（第６図）
その後、キャップのかど９６を互いに向かって手でつま
んで絞ったままキャップを十分にまわしてキャップのか
どのへりを容器のかどのへりと整列させると、リブ９４
はチャンネル９２と整合するようになり、そこでキャッ
プの手の絞りを解放する。この点において、キャップの
容器首に関する回転は接触部中のチャンネル９２とリブ
９４との係合により制限される。

同時にキャップの容器首に関する垂直方向の変位は、ラ
グ８２とフランジ８４との間のインターロッキングによ
り防止される。

上の説明から明らかなように、キャップのへり８６は、
ラグ８２および／またはフランジ８４を適当に位置決め
することにより、肩８８に対して力ばめして、キャップ
をしっかりと保持することができる。

本発明の二重ロック式チャイルド・プルーフ容器におい
て、流体を内容物とするときはさらに円筒形首５０に適
当な中栓をすれば本発明の目的をより効果的にする。例
えばシアノアクリレ−１〜接着剤は常温で短時間で重合
硬化するので瞬間接着剤として工業的に広く使用さ汎、
家庭用にも汎用されるにおよんで、子供への安全にたい
する配慮が必要となってきた。このようなときには中栓
として例えば第１．及び２図に示したような栓を使用す
ることにより本発明の効果が一層効果的になる。

中栓について添付図を参照しながら説明する。

第１図における中栓小出し先端１０と栓１２を示し、こ
れらは単一単位で成形され、先端の基部を容器へ取り付
ける前または後に、互いに切断できる。ここに説明する
好ましい態様において、この単位は容器へ取り付け、そ
して切断は製品の究極の使用者により行われ、この切断
の延長は流体の最初の使用まで容器を機密シール状態に
維持する。

小出し先端は中空ボス１４を持ち、このボスを円筒形首
５０の内側に嵌装または溶接する。

（発明の効果） 本発明は前述のとおりの構成からなっているので、子供
の知恵、腕力程度では容易にはインターロックを解くこ
とができず、また僅かの容器変形を与えるだけで二重ロ
ックを一操作で簡単に解放することができるようになっ
た。

中栓、殊に本文中に説明したような小出し先端を用いる
ことによって家庭用のシアノアクリレート接着剤容器と
しても優れたチャイルド・プルーフ容器と、することが
できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明チャイルド・プルーフ容器の成分の等角
投影図。 第２図は容器の断面図。 第３図はキャップを容器首に固定する２重ロックの１つ
の部分を図解する部分断面図。 第４図は第３図に示す線４−４に沿って取った断面図。 ＝８− 第５図はキャップと容器首との間の相対的回転時のロッ
ク解放状態を図解する部分断面図。 第６図は第５図に示す線６−６に沿って取った断面図。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外周面中間位に等間隔に突設した複数個のラグ８
   ２と、外周面底部に等間隔に突設した複数個の接触部９
   ０とを有する円筒形首５０を肩８８に配設してなる容器
   本体４４および
2. （２）内面中間位に突設した複数個のフレンジ８４と、
   円筒形首５０の直径方向に相対する内面底部から、それ
   ぞれ内向きに伸びる一対のリブ９４とを有するキャップ
   ６０からなり、
3. （３）キャップ６０を円筒形首５０に冠着したときは、
   ラグ８２とフレンジ８４および接触部９０とリブ９４が
   それぞれ相互に係合し、ラグ−フレンジ係合はキャップ
   の縦軸移動を、リブ−接触部係合はキャップの回転をそ
   れぞれかつ同時に阻止し、リブ−接触部係合を解放して
   キャップを回転すると同時にラグ−フレンジ係合が解放
   されるようにしてなることを特徴とする二重ロック式チ
   ャイルド・プルーフ容器。