JPS6395832A - 回転電機の回転子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可変速水車発電機の回転子の通風構造に係り、
特に１通風抵抗の軽減に関する。

〔従来の技術〕

従来のダクトピースと、他の通風障害物との関係は、実
開昭５６−１２３７４９号公報に記載のように。

ダクトピースより通風障害物（前記公報では導体）の巾
の方が大きいため、通風障害物の所で第５図に示すよう
に乱流が起り、通風抵抗が大となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、ダクトピースを回転方向と逆方向に傾
けて取付け、通風効率を上げたものであるが、ダクトピ
ースの外周側にある障害物（導体）よりダクトピースが
薄いため、導体とダクトピースの対向部で乱流が起り１
通風抵抗が増大する。

本発明の目的は、ダクトピースと他の障害物との関係に
於いて１通風抵抗の増加を防止する回転電機の回転子を
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ダクトピースの巾をダクトピースより外周
側にある通風障害物の巾に対し、等しいか、僅かに広く
することにより達成される。

〔作用〕

一例として、第３図に於けるダクトピース５Ａと固着キ
ー６の場合について説明する。

ダクトピース５Ａの辺ａの巾Ｈ１とキー６の辺すの巾Ｈ
ｓの関係がＨｓ≧Ｈ２であれば、乱流が起らず通風がス
ムーズに行なわれる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図ないし第３＠により説
明する。

第１図に於いて回転子構造は回転軸１に固着された。ス
パイダー２Ａと、その外周に固着されたリング３と、リ
ング３の外周に固着キー６により固着されたロータコア
４とにより構成される。

一方、通風構造は、リング３の相互間にラジアル方向に
通風ダクト（隙間）を確保するために。

リング３の軸方向相互間にダクトピース５Ａをラジアル
方向に挾む、この構造により通風方向８に（矢印）に示
すようにダクト内を冷却風が通風される。

この際、ダクトピース５Ａは見方を変えると通風の遮蔽
物である。又、固着キー６も通風の遮蔽物である。そこ
で、第２図に示すように、固着キー６の対向位置にダク
トピース５Ａを配置することにより両者が重複して通風
の遮蔽物となることが防げる。一方、第３図に示すよう
に、固着キー６とダクトピース５Ａの相互に隣接する辺
に於いて、ダクトピース辺ａ、固着キー辺すと長さを各
々Ｈｓ、Ｈｚとすれば、ＨＡは近似的にＨ２に等しいか
、Ｈ２より長くすることにより、通風をスムーズにする
ことができる。

その理由は、次に通りである。すなわち、第５図で、ダ
クトピース５Ｂと遮蔽物７との関係に着目するとＨｚ　
＜　Ｈ−であるため、ダクトピース５Ｂと遮蔽物７の対
向部に乱流が起り、通風抵抗が増大する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ダクトピースと固着キーが重複して通
風遮蔽物となることの防止、及び、乱流発生原因の除去
ができるので、通風抵抗の軽減の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のロータ既略構造の縦断面図
、第２図は第１図の■−■矢視断面図、第３図は第１図
に於ける■部詳細図、第４図は。 従来方法を示す図、第５図は第４図のＶ部詳細図である
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転軸に固着されたスパイダと前記スパイダの外周
   に固着されたリングと、前記リングの平板上に配置され
   るダクトピースと、前記リングの外周に固着キーにより
   固着されるローターコアとを備えた、回転電機の回転子
   に於いて、前記ダクトピースの前記固着キー側辺と前記
   固着キーの前記ダクトピース側辺をラジアル方向に対向
   させたことを特徴とする回転電機の回転子。 ２、特許請求の範囲第１項に於いて、 前記ダクトピースの前記キー側辺の巾を前記キー側辺の
   巾より小さくないようにしたことを特徴とする回転電機
   の回転子。