JPH0122377Y2 - - Google Patents

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JPH0122377Y2
JPH0122377Y2 JP19544583U JP19544583U JPH0122377Y2 JP H0122377 Y2 JPH0122377 Y2 JP H0122377Y2 JP 19544583 U JP19544583 U JP 19544583U JP 19544583 U JP19544583 U JP 19544583U JP H0122377 Y2 JPH0122377 Y2 JP H0122377Y2
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rotor
windage
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reduction
present
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JP19544583U
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JPS60103246U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は風損を低減した回転電機に関する。
〈従来技術〉 第1図に、従来の立軸形の水車発電機の断面図
を示す。同図中、1は上ブラケツト、2は回転
子、3は固定子、4は下ブラケツト、7はフアン
である。このような、大形発電機では、高効率化
のため発電機の損失低減が重要である。この損失
のうち、回転子2の回転に伴う空気との摩擦及び
空気の旋回によつて損失する動力を風損と云い、
この風損を防止するため従来では凹凸のある回転
子2の端面に平滑な風損低減カバー15,16を
取り付けている。しかし、この風損低減カバー1
5,16により回転子2の凹凸を完全の覆うこと
は機能的にも困難であり、又コスト的にも問題が
多い。具体的に云えば、回転子2の端面が複雑な
形状であるのでカバー15,16の形状も複雑に
製作しなければならず、又回転子2に伴い回転す
るので遠心力に充分耐えるように強固に製作しな
ければならない問題がある。しかも、回転子2を
支える軸受にカバー15,16の重量が負荷する
こととなるので、カバー15,16を軽量化する
必要もある。
〈考案の目的〉 本考案は上記従来技術の問題を解消し、風損を
確実に低減できる回転電機を提供することを目的
とする。
〈考案の概要〉 本考案は、回転電機のブラケツト内側に、中央
に穴を有する円盤状であつて、その直径が回転子
の直径と略等しい風損低減カバーを取り付け、こ
れらカバーの最外周部分を回転子に近接させるこ
とにより、回転子の軸方向端面とこれらカバーと
の間に環状をなす通風空間をそれぞれ形成したも
のであり、このため、通風空間内の空気が回転子
と一体となつて回転し、これらの間の風損が低減
される。
〈実施例〉 以下、本考案の回転電機の一実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
第2図に本考案の一実施例にかかる立軸形の水
車発電機を示す。同図中、1は上ブラケツト、2
は回転子、3は固定子、4は下ブラケツト、7は
フアン、8は主軸、9はフアンボスである。上ブ
ラケツト1、下ブラケツト4の内側に各々風損低
減カバー5,6が取り付けられている。風損低減
カバー5,6は、中央に主軸8の通る穴を有する
略円盤状のものであり、旋回する空気と摩擦しな
いように平滑となつており、その直径は回転子2
の直径と略等しくなつている。風損低減カバー5
の最外周部分には折曲部が形成され、この折曲部
はフアンボス9と微小〓間を隔てて近接してお
り、風損低減カバー5と回転子2の軸方向上端面
との間に環状をなす通風空間Aが形成される。こ
の通風空間Aは風損低減カバー5により、外部と
の接触がほぼ遮断されており、このため、回転子
2の回転により旋回する空気がこの通風空間A内
に閉じこめられることとなる。また、風損低減カ
バー6についても上記と同様であり、風損低減カ
バー6と回転子2の軸方向下端面との間に環状を
なす通風空間Bが形成され、この通風空間Bも上
記通風空間Aと同様の作用をなす。
上記構成を有する本実施例の立軸形の水車発電
機では、ブラケツト1,4に取り付けた風損低減
カバー5,6が静止しており、該カバー5,6に
より通風空間A,B内に閉じ込められた空気が回
転子2の回転に伴い一体となつて旋回するので、
回転子端面との空気抵抗が生せず、該カバー5,
6の内面でわずかに風損が生じるだけである。こ
の結果、本考案の風損低減効果は、従来のように
回転子に風損低減カバーを取り付けるものに比べ
同等かそれ以上となる。しかも、本考案の風損低
減カバー5,6は回転子2に取り付けられていな
いので、遠心力を受けず、このため形状が簡単と
なると共に強度的に大巾に弱いものでも十分に実
用でき、この結果安価に製作することができる。
尚、本考案の回転電機は、上記実施例のような
大型の回転電機に設けて効果的であるが、小型の
ものにでも充分に適用することができる。また、
本考案の風損低減カバー5,6はフアン7による
空気の流れを妨げないので発電機の放熱を損うこ
とがない。
〈考案の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、本考案は回転子軸方向両端面と風損低減カバ
ーとの間に形成した通風空間内の空気が回転子の
回転に伴つて一体に旋回するので、回転子両端面
の空気抵抗がほとんどなくなり、確実に風損を低
減でき、また簡単な構造で低コストで製作できる
など実用的な利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の立軸形水車発電機の断面図、第
2図は本考案の一実施例に係る立軸形水車発電機
の断面図である。 図面中、1,4はブラケツト、2は回転子、3
は固定子、5,6は風損低減カバー、7はフア
ン、A,Bは通風空間である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラケツト1,4と、回転子2と、風損低減カ
    バー5,6とを有する回転電機であつて、 前記風損低減カバー5,6は、中央に穴を有す
    る円盤状であり、直径が前記回転子の直径と略等
    しいものであり、 前記風損低減カバー5,6は、前記ブラケツト
    1,4の内側にそれぞれ取り付けられ、最外周部
    分が前記回転子2に近接されて、該回転子2の軸
    方向両端面との間に環状をなす通風空間A,Bを
    それぞれ形成したことを特徴とする回転電機。
JP19544583U 1983-12-21 1983-12-21 回転電機 Granted JPS60103246U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544583U JPS60103246U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544583U JPS60103246U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103246U JPS60103246U (ja) 1985-07-13
JPH0122377Y2 true JPH0122377Y2 (ja) 1989-06-30

Family

ID=30419744

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19544583U Granted JPS60103246U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 回転電機

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JPS60103246U (ja) 1985-07-13

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