JPS6395354A - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ装置Info
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- JPS6395354A JPS6395354A JP24077786A JP24077786A JPS6395354A JP S6395354 A JPS6395354 A JP S6395354A JP 24077786 A JP24077786 A JP 24077786A JP 24077786 A JP24077786 A JP 24077786A JP S6395354 A JPS6395354 A JP S6395354A
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Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明はガスクロマトグラフ装置に関する。
さらに詳しくは分離特性の調節を可能に複数個のキャピ
ラリカラムを用いて流路(1■成されたガスクロマトグ
ラフ装置に関する。
ラリカラムを用いて流路(1■成されたガスクロマトグ
ラフ装置に関する。
(ロ)従来の技術
ガスクロマトグラフィにおけるカラムの分離特性は、そ
のカラムがもつ極性や選択性に大きく依存する。カラム
にキャピラリカラムを用いたガスクロマトグラフィにお
いて、異なる2t’lの極性・1択性をそれらの間で調
節する方法(セレクティビティ チューニング(Sel
ectiviLy Tuning))には、■)目的と
する液相を化学的に合成する、2)液相を混合する、3
)2種のカラムを直列に接続しそれぞれのカラムの長さ
、流4.あるいはカラム温度を調節する方法等がある。
のカラムがもつ極性や選択性に大きく依存する。カラム
にキャピラリカラムを用いたガスクロマトグラフィにお
いて、異なる2t’lの極性・1択性をそれらの間で調
節する方法(セレクティビティ チューニング(Sel
ectiviLy Tuning))には、■)目的と
する液相を化学的に合成する、2)液相を混合する、3
)2種のカラムを直列に接続しそれぞれのカラムの長さ
、流4.あるいはカラム温度を調節する方法等がある。
これらのなかで3)が最ら実用的でフレキシビリティで
あると考゛えられ、これに対しては異なる特性を有する
2本のキャピラリカラムを直列に接続し、これらのカラ
11内を流れるキャリアガスの流量や各々のカラムl詰
度を独立して調節することにより分離特性を変化させ・
るよう流路(114成されたものが知られている。
あると考゛えられ、これに対しては異なる特性を有する
2本のキャピラリカラムを直列に接続し、これらのカラ
11内を流れるキャリアガスの流量や各々のカラムl詰
度を独立して調節することにより分離特性を変化させ・
るよう流路(114成されたものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のごとき流路構成を有するガスクロマ
トグラフィでは、分離特性を変化しうるカラムの組合わ
せとしては1種類に限定されてしまい、分離特性の変化
も限定されてくる。
トグラフィでは、分離特性を変化しうるカラムの組合わ
せとしては1種類に限定されてしまい、分離特性の変化
も限定されてくる。
この発明はかかる状況に鑑み為されたしのであ 。
す、ことに1つのガスクロマトグラフ装置を用いてカラ
ムの環数の組合わ什が可能な流路構成を有するガスクロ
マトグラフ装置を提供しようとするものである。
ムの環数の組合わ什が可能な流路構成を有するガスクロ
マトグラフ装置を提供しようとするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段
かくしてこの発明によれば、キャリアガス供給部から各
々試料導入部を介して延設され一方に極性キャピラリカ
ラム、他方に無極性キャピラリカラムを備えた一対の前
分離用流路と、検出器に接続され一方に極性キャピラリ
カラム、他方に無極性キャピラリカラムを備えた一対の
後分離用流路お上び上記各キャピラリカラムをそれぞれ
所定温度に保持しつる加熱手段を備え、 上記前分離用流路のいずれかと後分離用流路のいずれか
を切換可能に接続でき、この切換により極性−極性、極
性→無極性、無極性→極性および無極性−無極性キャピ
ラリカラムから選択される直列組合わせからなる二段分
離流路を構成しうる流路切換手段を具備してなるガスク
ロマトグラフ装置が提供される。
々試料導入部を介して延設され一方に極性キャピラリカ
ラム、他方に無極性キャピラリカラムを備えた一対の前
分離用流路と、検出器に接続され一方に極性キャピラリ
カラム、他方に無極性キャピラリカラムを備えた一対の
後分離用流路お上び上記各キャピラリカラムをそれぞれ
所定温度に保持しつる加熱手段を備え、 上記前分離用流路のいずれかと後分離用流路のいずれか
を切換可能に接続でき、この切換により極性−極性、極
性→無極性、無極性→極性および無極性−無極性キャピ
ラリカラムから選択される直列組合わせからなる二段分
離流路を構成しうる流路切換手段を具備してなるガスク
ロマトグラフ装置が提供される。
この発明の装置は、前分離用流路と後分離用流路を接続
して二段分離流路を構成するに際し、これらの各流路そ
れぞれに極性のキャピラリカラムと無極性のキャピラリ
カラムを並行に配設し、これら2つずつの極性、無極性
キャピラリカラムについての可能な4種の組合わせのい
ずれにも対応して直列に連結しつるよう切換接続可能な
流路構成を有することを特徴とする。
して二段分離流路を構成するに際し、これらの各流路そ
れぞれに極性のキャピラリカラムと無極性のキャピラリ
カラムを並行に配設し、これら2つずつの極性、無極性
キャピラリカラムについての可能な4種の組合わせのい
ずれにも対応して直列に連結しつるよう切換接続可能な
流路構成を有することを特徴とする。
この発明の装置における二段分離流路の構成は、前分離
用流路と後分離用流路とを直接流路切換手段に接続する
よう構成されたものであってもよく、またn11分離用
流路の一対の流路がそれぞれのキャピラリカラム通過後
に合流する合流部を設定しかつこの合流部から検出器に
至る流路に、一対の独立した極性および無極性のキャピ
ラリカラムを有しかつこれらのキャピラリカラムのいず
れかを切換可能に接続しうる流路切換手段を介設して後
分離用流路を形成することにより二段分離流路が構成さ
れたものであってもよい。011者の構成は二段分離流
路を2つ併設しうる場合に適しており、この場合検出器
は各二段分離流路後端にそれぞれ設定される。また後者
の構成は上記合流部に別の検出器への管路およびガス供
給部、調圧器、流路抵抗器等を備えた中間圧調節用管路
を接続することにより、前分離用流路での分離状態を検
出することができる利点を有している。
用流路と後分離用流路とを直接流路切換手段に接続する
よう構成されたものであってもよく、またn11分離用
流路の一対の流路がそれぞれのキャピラリカラム通過後
に合流する合流部を設定しかつこの合流部から検出器に
至る流路に、一対の独立した極性および無極性のキャピ
ラリカラムを有しかつこれらのキャピラリカラムのいず
れかを切換可能に接続しうる流路切換手段を介設して後
分離用流路を形成することにより二段分離流路が構成さ
れたものであってもよい。011者の構成は二段分離流
路を2つ併設しうる場合に適しており、この場合検出器
は各二段分離流路後端にそれぞれ設定される。また後者
の構成は上記合流部に別の検出器への管路およびガス供
給部、調圧器、流路抵抗器等を備えた中間圧調節用管路
を接続することにより、前分離用流路での分離状態を検
出することができる利点を有している。
この発明の装置の一対の前分離用流路および一対の後分
離用流路のそれぞれ一方に用いられる極性キャピラリカ
ラムとしては例えば、PEG−20M等が挙げられ、他
方の無極性キャピラリカラムとしては例えば化学結合型
メチルシリコンCl5P1等が挙げられる。
離用流路のそれぞれ一方に用いられる極性キャピラリカ
ラムとしては例えば、PEG−20M等が挙げられ、他
方の無極性キャピラリカラムとしては例えば化学結合型
メチルシリコンCl5P1等が挙げられる。
この発明の装置に用いる加熱手段は、通常40〜350
℃までの間の所定の温度に保持しうるよう構成されたも
のが適しており、少なくとも前分離用流路のキャピラリ
カラムと後分離用流路のキャピラリカラムとを独立に温
度調整しうるようこれらの各流路に分離して設定される
。さらには前分離用流路の一対のキャピラリカラムおよ
び後分離用流路の一対のキャピラリカラムをそれぞれ独
立して温度調整しうるよう構成されていてもよい。
℃までの間の所定の温度に保持しうるよう構成されたも
のが適しており、少なくとも前分離用流路のキャピラリ
カラムと後分離用流路のキャピラリカラムとを独立に温
度調整しうるようこれらの各流路に分離して設定される
。さらには前分離用流路の一対のキャピラリカラムおよ
び後分離用流路の一対のキャピラリカラムをそれぞれ独
立して温度調整しうるよう構成されていてもよい。
(ホ)作用
この発明によれば、極性キャピラリカラムを有する流路
と無極性キャピラリカラムを有する流路との一対の流路
からなる前分離用流路のいずれかに、極性キャピラリカ
ラムを有する流路と無極性キャピラリカラムを有する流
路との一対の流路を有する後分離用流路のいずれかを切
換可能に接続でき、この切換により極性−極性、極性−
無極性、無極性→極性および無極性→t+tt極性キャ
ピラリカラムの4種の直列組合わせからいずれかの任意
な流路構成を設定できる。
と無極性キャピラリカラムを有する流路との一対の流路
からなる前分離用流路のいずれかに、極性キャピラリカ
ラムを有する流路と無極性キャピラリカラムを有する流
路との一対の流路を有する後分離用流路のいずれかを切
換可能に接続でき、この切換により極性−極性、極性−
無極性、無極性→極性および無極性→t+tt極性キャ
ピラリカラムの4種の直列組合わせからいずれかの任意
な流路構成を設定できる。
以下実施例によりこの発明の詳細な説明するが、これに
よりこの発明は限定されるものではない。
よりこの発明は限定されるものではない。
(へ)実施例
第1図はこの発明の装置の一実施例の構成説明図である
。図においてキャリアガス供給部(図示しない)から延
設されたキャリアガス供給用管路(ア)が分岐構成され
、この分岐部(イ)から一対の1171分離用流路(1
)および(2)がそれぞれ、調圧弁(3)および(4)
、ニードル抵抗(5)および(6)を有する試料導入部
(7)および(8)を介して一方に極性のキャピラリカ
ラム(9)が、他方に無極性のキャピラリカラム(lO
)がそれぞれ管路接続されてさらにこれらの前分離用流
路(1)および(2)の後端は合流部(つ)に接続され
ている。
。図においてキャリアガス供給部(図示しない)から延
設されたキャリアガス供給用管路(ア)が分岐構成され
、この分岐部(イ)から一対の1171分離用流路(1
)および(2)がそれぞれ、調圧弁(3)および(4)
、ニードル抵抗(5)および(6)を有する試料導入部
(7)および(8)を介して一方に極性のキャピラリカ
ラム(9)が、他方に無極性のキャピラリカラム(lO
)がそれぞれ管路接続されてさらにこれらの前分離用流
路(1)および(2)の後端は合流部(つ)に接続され
ている。
上記合流部(つ)からは流路切換バルブ(11)を介し
て検出n(12)までの後分離用流路(13)が流路形
成されており、この流路切換バルブ(11)には極性の
キャピラリカラム(14)および無極性のキャピラリカ
ラム(15)が一対に管路接続され該流路切換バルブ(
11)の切換により上記後分離用流路にこれらのキャピ
ラリカラム(14)または(15)のいずれかを接続可
能に構成されている。
て検出n(12)までの後分離用流路(13)が流路形
成されており、この流路切換バルブ(11)には極性の
キャピラリカラム(14)および無極性のキャピラリカ
ラム(15)が一対に管路接続され該流路切換バルブ(
11)の切換により上記後分離用流路にこれらのキャピ
ラリカラム(14)または(15)のいずれかを接続可
能に構成されている。
さらに前記合流部(つ)には調圧器(a)およびニード
ル抵抗(b)をこの順に介して中間圧調節用管路(1)
が管路接続され、またこの合流部(つ)からは中間検出
用管路(オ)が延設され、この管路は検出器(16)に
接続されている。
ル抵抗(b)をこの順に介して中間圧調節用管路(1)
が管路接続され、またこの合流部(つ)からは中間検出
用管路(オ)が延設され、この管路は検出器(16)に
接続されている。
上記一対の前分離用流路(1)および(2)のキャピラ
リカラム(9)および(lO)は1つのカラムオーブン
(17)内に設定されておりこれら2つのキャピラリカ
ラム(9)および(10)を同時に同一の温度に保持す
るように構成されている。一方後分離用流路(13)の
流路切換バルブ(11)に接続されているキャピラリカ
ラム(14)および(15)ら同じく1つのカラムオー
ブン(18)内に設定されており、これら2つのキャピ
ラリカラム(14)および(15)を同時に同一の温度
に保持するように構成されている。
リカラム(9)および(lO)は1つのカラムオーブン
(17)内に設定されておりこれら2つのキャピラリカ
ラム(9)および(10)を同時に同一の温度に保持す
るように構成されている。一方後分離用流路(13)の
流路切換バルブ(11)に接続されているキャピラリカ
ラム(14)および(15)ら同じく1つのカラムオー
ブン(18)内に設定されており、これら2つのキャピ
ラリカラム(14)および(15)を同時に同一の温度
に保持するように構成されている。
上記極性のギヤピラリカラム(9)および(14)には
CB P 20 25m X 0.33+n+mi、d
、が、無極性のキャピラリカラム(lO)および(15
)には化学結合型メチルシリコンCB P 1 25m
X OJ3mmi、d、がそれぞれ用いられている。
CB P 20 25m X 0.33+n+mi、d
、が、無極性のキャピラリカラム(lO)および(15
)には化学結合型メチルシリコンCB P 1 25m
X OJ3mmi、d、がそれぞれ用いられている。
また検出器(12)および(16)にはいずれらFID
が用いられている。またさらに流路切換バルブ(11)
としては石英キャピラリカラム用流路切換バルブが用い
られている。
が用いられている。またさらに流路切換バルブ(11)
としては石英キャピラリカラム用流路切換バルブが用い
られている。
以上のごとく構成されたガスクロマトグラフ装置は、流
路切換バルブ(11)の切換により極性→極性、極性→
無極性、無極性−極性および無極性→無極性キャピラリ
カラムの直列組合わせからなる1iil後二段分離流路
を任意に選択形成でき、さらにこの二段分離流路構成に
おいては一般的に、カラムオーブン(17)の温度を上
げれば試料成分に対する前分離用流路のキャピラリカラ
ム(9)または(lO)の保持力が低下し、この系の性
質は後分離用流路のキャピラリカラム(14)または(
15)に支配されるようになり、逆の温度条件では逆の
分離特性を示すようになる。また一方円者のカラムオー
ブンの温度を同一に保持し、中間圧を調節することによ
りこの系の分離特性を変化させることができる。
路切換バルブ(11)の切換により極性→極性、極性→
無極性、無極性−極性および無極性→無極性キャピラリ
カラムの直列組合わせからなる1iil後二段分離流路
を任意に選択形成でき、さらにこの二段分離流路構成に
おいては一般的に、カラムオーブン(17)の温度を上
げれば試料成分に対する前分離用流路のキャピラリカラ
ム(9)または(lO)の保持力が低下し、この系の性
質は後分離用流路のキャピラリカラム(14)または(
15)に支配されるようになり、逆の温度条件では逆の
分離特性を示すようになる。また一方円者のカラムオー
ブンの温度を同一に保持し、中間圧を調節することによ
りこの系の分離特性を変化させることができる。
すなわち中間圧を上げれば前分離用流路のキャピラリカ
ラム(9)または(10)の性質が支配的になり、下げ
れば後分離用流路のキャピラリカラム(14)または(
15)の性質が支配的になる。
ラム(9)または(10)の性質が支配的になり、下げ
れば後分離用流路のキャピラリカラム(14)または(
15)の性質が支配的になる。
この発明の装置の他の実施例としては第2図に示す構成
のものが挙げられる。すなわちキャリアガス供給部(図
示しない)から調圧弁を経て延設されたキャリアガス供
給用管路(21)が分岐構成され、この分岐部から一対
の前分離用流路(22)および(23)がそれぞれ試料
導入部を介して一方に極性のキャピラリカラム(24)
が、他方に無極性のキャピラリカラム(25)がそれぞ
れ管路接続されてさらにこれらの前分離用流路(22)
および(23)の後端は流路切換バルブ(26)にそれ
ぞれ接続されており、また上記流路切換バルブ(26)
からは一対の後分離用流路(27)および(28)が延
設され、これらの流路の一方には極性のキャピラリカラ
ム(29)が、他方には無極性のキャピラリカラム(3
0)がそれぞれ管路接続されてさらにこれらの後分離用
流路(27)および(28)の後端はそれぞれ検出器(
31)および(32)に接続された流路構成を有しかつ
第1図の場合と同様に前分離用流路と後方だ目1j流路
にそれぞれ独立にカラムオーブン(33)および(34
)が設定された構成ものである。
のものが挙げられる。すなわちキャリアガス供給部(図
示しない)から調圧弁を経て延設されたキャリアガス供
給用管路(21)が分岐構成され、この分岐部から一対
の前分離用流路(22)および(23)がそれぞれ試料
導入部を介して一方に極性のキャピラリカラム(24)
が、他方に無極性のキャピラリカラム(25)がそれぞ
れ管路接続されてさらにこれらの前分離用流路(22)
および(23)の後端は流路切換バルブ(26)にそれ
ぞれ接続されており、また上記流路切換バルブ(26)
からは一対の後分離用流路(27)および(28)が延
設され、これらの流路の一方には極性のキャピラリカラ
ム(29)が、他方には無極性のキャピラリカラム(3
0)がそれぞれ管路接続されてさらにこれらの後分離用
流路(27)および(28)の後端はそれぞれ検出器(
31)および(32)に接続された流路構成を有しかつ
第1図の場合と同様に前分離用流路と後方だ目1j流路
にそれぞれ独立にカラムオーブン(33)および(34
)が設定された構成ものである。
前記第1図に示した構成のガスクロマトグラフ装置にお
いて、メタノール(U)、酢酸エチル(V)、p−キシ
レン(X)、 m−キシレン(y)からなる混合試料を
用いてその分離特性を調べてみた。
いて、メタノール(U)、酢酸エチル(V)、p−キシ
レン(X)、 m−キシレン(y)からなる混合試料を
用いてその分離特性を調べてみた。
ますカラムオーブン(17)のコントロールにより前分
離用流路の極性のキャピラリカラム(9)および無極性
のキャピラリカラム(lO)の温度を80℃に設定して
かつ中間検出用検出器(16)への流路を構成してこれ
らのキャピラリカラムの単独の分離特性を調べた。極性
のキャピラリカラム(C+3 P 20)(9)での分
離特性(1)と無極性のキャピラリカラム(C+3P
l ) (10)での分離特性(II)を第3図および
第4図に示す。
離用流路の極性のキャピラリカラム(9)および無極性
のキャピラリカラム(lO)の温度を80℃に設定して
かつ中間検出用検出器(16)への流路を構成してこれ
らのキャピラリカラムの単独の分離特性を調べた。極性
のキャピラリカラム(C+3 P 20)(9)での分
離特性(1)と無極性のキャピラリカラム(C+3P
l ) (10)での分離特性(II)を第3図および
第4図に示す。
次に前分離用流路に無極性のキャピラリカラム(C+3
1’1)(9)を、後分離用流路に極性のキャピラリカ
ラム(CB P 20) (15)を選択して接続して
二段分離流路を溝成し、CL313+およびC+3 P
2Oをいずれも80℃になるようカラムオーブン(17
)および(18)を調節し、上記混合試料を検出器(1
2)で検出したときの分離特性を第5図に示す。
1’1)(9)を、後分離用流路に極性のキャピラリカ
ラム(CB P 20) (15)を選択して接続して
二段分離流路を溝成し、CL313+およびC+3 P
2Oをいずれも80℃になるようカラムオーブン(17
)および(18)を調節し、上記混合試料を検出器(1
2)で検出したときの分離特性を第5図に示す。
次に同じ<nq分離用流路に無極性のキャピラリカラム
(C13Pl)(to)を、後分離用流路に極性のキャ
ピラリカラム(CB P 20) (14)を選択して
接続して二段分離流路を構成し、C113Pl(to)
を230℃に、C+3 P 20(14)を80℃に設
定して上記混合試料に対する分離特性を調べたところ第
6図に示す結果を得た。
(C13Pl)(to)を、後分離用流路に極性のキャ
ピラリカラム(CB P 20) (14)を選択して
接続して二段分離流路を構成し、C113Pl(to)
を230℃に、C+3 P 20(14)を80℃に設
定して上記混合試料に対する分離特性を調べたところ第
6図に示す結果を得た。
以上の結果から、この発明の装置によれば直列に連結す
るキャピラリカラムの組合わせが選択でき、同一混合試
料に対して分離特性を種々変えることができる。
るキャピラリカラムの組合わせが選択でき、同一混合試
料に対して分離特性を種々変えることができる。
(ト)発明の効果
この発明によれば、一対の前分離用流路のいずれかに一
対の後分離用流路のいずれかを切換可能に接続でき、こ
の切換により極性−極性、極性−無極性、無極性→極性
および無極性−無極性キャピラリカラムの4種の直列組
合わせからいずれかの任意な二段分離流路構成を設定で
きるので、広範囲にわたりカラムの分離特性を変えるこ
とができ従って1つのガスクロマトグラフ装置により多
岐にわたる物質を分離分析することが可能である。
対の後分離用流路のいずれかを切換可能に接続でき、こ
の切換により極性−極性、極性−無極性、無極性→極性
および無極性−無極性キャピラリカラムの4種の直列組
合わせからいずれかの任意な二段分離流路構成を設定で
きるので、広範囲にわたりカラムの分離特性を変えるこ
とができ従って1つのガスクロマトグラフ装置により多
岐にわたる物質を分離分析することが可能である。
上記のこと故に流路の切換だけで多種の物質を続けて分
離することできコンディショニング等にかける時間が省
かれ分離分析の時間を短縮して行える。。
離することできコンディショニング等にかける時間が省
かれ分離分析の時間を短縮して行える。。
第1図はこの発明の装置の一実施例のも■成説明図、第
2図は同じく他の実施例の溝成説明図、第3図はこの発
明の装置に用いた1つの極性キャピラリカラムの混合試
料に対する分離特性を示すグラフ図、第4図は同じく1
つの無極性キャピラリカラムの第3図相当図、第5およ
び6図はそれぞれこの発明の装置の混合試料に対する分
離特性を示すグラフ図である。 (1)、(2)、(22)、(23)・・・・・・前分
離用流路、(7)、(8)・・・・試料導入部、 (9)、(14)、(24)、(29)・・・・・・極
性のキャピラリカラム、(1(1)、(15)、(25
)、(30)・・・・・・無極性のキャピラリカラム、 (11)、(26)・・・・・・流路切換バルブ、(1
2)、(16)、(31)、(32)・・・・・・検出
器、(13) 、 (27) 、 (28)・・・・・
・後分離用流路、(17)、(+8)、(33)、(3
4)・・・・・・カラムオーブン、(つ)・・・・・・
合流部、 (1)・・・・・・中間圧調節用管路、(
オ)・・・・・・中間検出用管路。 第40 第 5 図 4−/7・ソツ入
2図は同じく他の実施例の溝成説明図、第3図はこの発
明の装置に用いた1つの極性キャピラリカラムの混合試
料に対する分離特性を示すグラフ図、第4図は同じく1
つの無極性キャピラリカラムの第3図相当図、第5およ
び6図はそれぞれこの発明の装置の混合試料に対する分
離特性を示すグラフ図である。 (1)、(2)、(22)、(23)・・・・・・前分
離用流路、(7)、(8)・・・・試料導入部、 (9)、(14)、(24)、(29)・・・・・・極
性のキャピラリカラム、(1(1)、(15)、(25
)、(30)・・・・・・無極性のキャピラリカラム、 (11)、(26)・・・・・・流路切換バルブ、(1
2)、(16)、(31)、(32)・・・・・・検出
器、(13) 、 (27) 、 (28)・・・・・
・後分離用流路、(17)、(+8)、(33)、(3
4)・・・・・・カラムオーブン、(つ)・・・・・・
合流部、 (1)・・・・・・中間圧調節用管路、(
オ)・・・・・・中間検出用管路。 第40 第 5 図 4−/7・ソツ入
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、キャリアガス供給部から各々試料導入部を介して延
設され一方に極性キャピラリカラム、他方に無極性キャ
ピラリカラムを備えた一対の前分離用流路と、検出器に
接続され一方に極性キャピラリカラム、他方に無極性キ
ャピラリカラムを備えた一対の後分離用流路および上記
各キャピラリカラムをそれぞれ所定温度に保持しうる加
熱手段を備え、 上記前分離用流路のいずれかと後分離用流路のいずれか
を切換可能に接続でき、この切換により極性→極性、極
性→無極性、無極性→極性および無極性→無極性キャピ
ラリカラムから選択される直列組合わせからなる二段分
離流路を構成しうる流路切換手段を具備してなるガスク
ロマトグラフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24077786A JPS6395354A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ガスクロマトグラフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24077786A JPS6395354A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ガスクロマトグラフ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6395354A true JPS6395354A (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=17064550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24077786A Pending JPS6395354A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ガスクロマトグラフ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6395354A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018269A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Japan Organo Co Ltd | ガス分離装置及びガス分離方法 |
JP2010256078A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Shimadzu Corp | 測定方法 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP24077786A patent/JPS6395354A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018269A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Japan Organo Co Ltd | ガス分離装置及びガス分離方法 |
JP2010256078A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Shimadzu Corp | 測定方法 |
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