JPS6395312A - 光ファイバ回転センサおよび位相誤差を減じるための方法 - Google Patents

光ファイバ回転センサおよび位相誤差を減じるための方法

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JPS6395312A
JPS6395312A JP62236057A JP23605787A JPS6395312A JP S6395312 A JPS6395312 A JP S6395312A JP 62236057 A JP62236057 A JP 62236057A JP 23605787 A JP23605787 A JP 23605787A JP S6395312 A JPS6395312 A JP S6395312A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、たとえばジャイロスコープで使用するため
の回転センサに関するものであり、特に光ファイバ回転
センサに関するものである。
光ファイバ回転センサは、典型的にはそこへ1対の光波
がループのまわりを反対方向に伝搬するように結合され
る単一モードの光ファイバのループを含む。このループ
が回転されるならば、逆伝搬する波は公知のサゲナック
効果のせいで位相シフトを受け、ループを横断した後の
波の間で位相差を生じる。この位相差を検出することに
より、ループの回転速度の直接的な表示が得られるであ
ろう。
ループが静止しているときに、逆伝搬波のためのループ
の周囲の光路の長尺が同等であるならば、干渉計は「相
反する」といわれる。しかしながら、現在の市場で人手
可能な光ファイバは光学的に完璧ではなく、睨屈折(す
なわち2重に屈折する)であり、その各々が異なる速度
で光を伝搬する2個の直交偏波モードを生じる結果とな
るという事実のせいで、実際にはファイバ干渉計ループ
は通常相反ではない。それゆえ偏波モードの一方は「速
いチャネル」を提供し、その一方で他方のモードは「遅
いチャネル」を提供する。さらに、ファイバ複屈折は温
度、圧力、磁界などのような環境要因に敏感であり、そ
のためファイバに沿ったいずれの所与の点でも複屈折は
期間中ずっと予測不能な態様で変化し得る。複屈折は複
雑な方法で逆伝搬波に影響を与えるが、その効果は波の
一部が偏波モードの一方から他方へ、すなわち「速いチ
ャネル」から「遅いチャネル」へまたはその逆に結合さ
れるようになるとみられるかもしれない。
モード間のそのような結合の結果、逆伝搬波の各々がル
ープの周囲の異なる光路を移動し得て、したがって、フ
ァイバループを横切るのに異なる期間を必要とし、その
ためループが静止しているとき波の間に位相差が存在し
、それにより干渉計を非相反にすることである。
先に述べたことは、ファイバループの1点でのみ複屈折
により誘起される結合が存在し、この点はループの一方
の端部の近くに置かれると仮定する、幾分簡単で極端な
具体例により十分に理解されるであろう。そのような複
屈折により誘起される結合は先エネルギが一方の偏波モ
ードから他方へ完全に結合されるようにするのに十分で
あること、およびファイバループの他のどこにもモード
間の結合が存在しないこともまた推測される。逆伝搬波
が早いチャネルでループへ導入されるならば、波の一方
は直ちに遅いチャネルに結合され、その−ノjで他ノj
の波は遅いチャネルに結合される前にループの大部分を
横切るであろう。このように、波の一方はループの大部
分を早いチャネルで横断し、その一方で他方の波はルー
プの大部分を遅いチャネルで横断し、ループが静止して
いるとき波の間に位相差を生じるであろう。この複屈折
により誘起される位相差が一定であるならば、回転誘起
サク゛/ツク位相差はこの一定の複屈折により誘起され
る位相差からの偏差として測定され得るので、もちろん
問題はないであろう。しかしながら不幸にも、そのよう
な複屈折により誘起される位相差は予測できない態様で
時間とともに変化し、したがって、これら複屈折により
誘起される位相差は回転により誘起されたサグオック位
相差とは区別がつかない。このように、複屈折での時間
により刻々と変わる変化は光ファイバ回転センサでの誤
差の主因である。
先行技術は多用な方法で非相反の、複屈折により誘起さ
れた位相差の問題を扱ってきた。「長期安定性のある全
単一モード光ファイバジャイロスコープ」、オプティッ
クス・レターズ第6巻第10号、1981年10月、5
02−504頁(All−single   mode
   fiber−optic   gyroscop
e   witha   long−term   5
tability。
0PTICS  LETTERSで、R,A、ベルブ(
R,A、Bergh)らにより説明された成るアプロー
チでは、光ファイバ偏波器は2個の直交偏波モードの一
方の光を通過させ、他方のモードの光を阻止するのに利
用される。このことは1個の光路のみが利用され、それ
により相反性を提供することを確実にする。このアプロ
ーチはまた米国特許番号節4.410,275号に記載
されている。別のアプローチは非偏波光を利用すること
を含み、それはループを横切った後の逆伝搬波を結合す
ると複屈折により誘起された位相差を取消す結果になる
ことがわかっている。取消の程度は光波が偏波されない
程度に比例する。このアプローチは米国特許番号節4.
529,312号に詳細に記載されている。
当該技術分野ではモード間の結合を減じるために偏波保
存ファイバを利用することも公知である。
偏波保存ファイバは本質的に高複屈折ファイバであり、
そこにおいてファイバは2個の偏波モードの屈折率の差
を増すために製造中に機械的に応力を与えられる。この
ことは、高複屈折が光波の偏波を維持する傾向があるの
で、モード間の結合を減じる。事実上、ファイバの製造
中に作られる複屈折は環境的要因のせいである複屈折の
変化を圧倒する。
発明の概要 この発明はf!屈折ファイバを用いる光ファイバサニヤ
ック干渉計を含む。そのような複屈折ファイバは一方の
偏波モードから他方へ転移される平均的な光出力をlk
mのファイバにわたって約1%かそれより少なく減じる
。概算で、モード間の結合のせいである最大位相誤差は
、モード間で転移される少量の出力に等しい。したがっ
て、1kmあたり1%の出力転移率を有するlkmのフ
ァイバループに対し、最大位相誤差は 、01または1
0−2ラジアンとなるであろう。
複屈折光ファイバはループを閉じるために方向性カプラ
を用いることによりループ内に形成される。好ましくは
スーパールミネセント・ダイオードのような広帯域光源
である光源は短いコヒーレント長ををする光を生じる。
光源およびファイバは光がファイバへと導入されさらに
2個の直交偏波モードでファイバを伝搬するように配置
される。
等化手段は、光が2個の直交偏波モード間で実質的に同
等に分割されるように、2個の直交偏波モードの光の強
度を等化するために光源とループを閉じているカプラの
間に位置決めされる。等化手段に到達する前に一方のモ
ードの光と他方のモードの光との間の位相の相関性を減
じるために光源と等化手段との間に無相関手段が配置さ
れる。偏波器は2つのモード間で分割される光を受取る
ために等化手段とカプラの間に配置される。好ましくは
、偏波器は光ファイバで形成される光ファイバ偏波器で
ある。たとえば、偏波器は米国特許番号節4.386.
822号に従って構成され得る。
偏波器は一方の偏波モードの光を通過させる一方で他方
の偏波モードの光を阻止する。このように、実質的にす
べての光がカプラに到達すると2個の偏波モードのうち
一方になる。カプラはファイバのループ部分の回りも逆
伝搬する1対の波を与えるために偏波器を通過した後に
光を分裂させる。
カプラは偏波器へ伝搬される出力信号を形成するために
逆伝搬した後に波を再結合する。検出手段は偏波器を通
過した後に出力信号を検出するために含まれる。好まし
くは、検出手段は光検出器お。
よび第2のカプラを含み、偏波器からの出力信号を光検
出径に結合するために偏波器と光源の間に配置される。
光源とループを閉じているカプラとの間の光路は好まし
くはループを形成する同一光ファイバの直線部分である
この発明の好ましい実施例では、第2の手段が偏波器と
カプラの間で伝搬する光の偏波モード間の相関性を減じ
るために偏波器とカプラの間に配置される。
この発明の好ましい実施例では、等化手段は光源と偏波
器との間の光ファイバの長尺での接続である。光ファイ
バの2個の端部は接続で並置される。接続の一方の側の
光ファイバの端部は複屈折のその軸が接続の他方の側の
ファイバの端部の複屈折の軸に関し45°の角度で配向
される。
一方のモードの光と他方のモードの光との間の位相の相
関性を減じるための手段は有利にはls2屈折変調器を
含む。好ましい実施例での睨屈折変調器は石英のような
剛性材料の2個のスラブ間に光ファイバの長尺を置き、
偏波の早い軸がこの2個のスラブに垂直に配向されるこ
とにより構成される。圧電変換器はスラブの一方に位置
決めされ、さらにこのように形成される材料のサンドイ
ッチが共にクランプされる。圧電変換器は複屈折のその
早い軸に沿って光ファイバに周期的に応力を与えるため
に、三角波形のような決定信号により駆動される。周期
的な応力の印加は光ファイバで時間により刻々と変わる
複屈折を引き起こす。複屈折により誘起される位相誤差
は複屈折により引き起こされ、かつ検出手段により検出
されたjlZ均的な位相誤差が実質的に0に等しいよう
な範囲にわたり変化するようにされ、したがって環境に
より引き起こされた位相誤差を実質的に減じる。
この発明はまた光ファイバ回転センサで環境により誘起
された複屈折により引き起こされる位相誤差を減じるた
めの方法を含む。この方法は(])光の伝搬に対し第1
および第2の偏波モードを角゛する光ファイバの入力部
分へ光を導入する段階と、(2)第1の偏波モードの光
が第2の偏波モードの光と無相関になるようにし、無相
関光を与える段階と、(3)最初箱1の偏波モードであ
ったいかなる光も2個の偏波モードの間で等しく分割さ
れかつ最tツノ第2の偏波モードであったいかなる光も
また2個の偏波モードの間で等しく分割され、等化され
た強度の光を与えるように、偏波モードの各々の光を等
しい部分に分割する段階と、(4)実質的にすべての第
1の偏波モードの光が偏波器により伝送されさらに実質
的にすべての第2の偏波モードの光が偏波器により阻止
されるように偏波モードの各々の等化された強度の無を
口開光に偏波器を通過させる段階と、(5)第1の偏波
モードの光の一部が第2の偏波モードに結合されさらに
第2の偏波モードの光の一部が第1の偏波モードに結合
される、偏波器により伝送される光を2個の実質的に等
しい部分へと分割しかつその部分の一方を光センシング
ループの周囲で時計方向へ伝搬する一方でその部分の他
方を光センシングループの周囲で反時計方向へ伝搬する
段階と、(5)時:1方向の伝搬光部分を反時計方向の
伝搬光部分と結合させて光出力信号を与える段階と、(
7)偏波器が実質的にすべての第1の偏波モードの光を
伝送しかつ実質的にすべての第2の偏波モードの光を阻
止するように光出力信号に偏波器を通過させる段階と、
(8)偏波器を通過した後に光出力信号を検出し、光セ
ンシングループの角回転に応答する回転出力信号を与え
る段階とを含む。
好ましくは、第1の偏波モードの光が第2の偏波モード
の光と無相関になるようにする段階は光に光ファイバの
コヒーレント長よりも大きい長尺を有する讃屈折光ファ
イバのセグメントを通過させる段階を含む。また好まし
くは、第1の偏波モ−ドの光が第2の偏波モードの光と
無相関になるようにする段階は複屈折光ファイバで周期
的な、時間により変化する複屈折を誘起する段階をさら
に含み、そのため第1の偏波モードの光の位相は第2の
偏波モードの光の位相に関し周期的に変化される。複屈
折光ファイバで周期的な、時間により変化する複屈折を
誘起する段階は有利には複屈折のそれの軸の一方に沿っ
て光ファイバを周期的。
に圧迫する段階を含む。
この発明の例示の実施例では、前記偏波モードの各々の
光を等しい部分に分割する段階は(1)光ファイバの第
1の部分で複屈折の軸の第1の組に沿って光を伝搬する
段階と、(2)複屈折の軸の前記第1の組に沿って伝搬
する前記光を光ファイバの第2の部分で複屈折の軸の第
2の組へ光学的に結合し、軸の前記第1の組に関し軸の
前記第2の組が45°の角度で配向される段階とを含む
好ましい実施例の詳細な説明 第1図は単一モード光ファイバ11の1個の連続長尺物
またはストランドへ時計方向の光波を導入するための光
源10を含む具体例の回転センサを例示する。ここで用
いられるように、「単一モードファイバ」は、2個以上
の空間的モードを支持する多モードファイバと対立する
ように、ファイバが、用いられる特定の光源の光に対し
ただ1個の基本的モードを支持することを意味する。し
かしながら、単一モードファイバは2個の直交偏波モー
ドを含み、その各々は異なる速度で光を伝搬することが
認められるであろう。
ファイバ11は第1の方向性カプラ12の、AおよびC
と表示されるボートを通過し、ファイバの中間部分13
を通り、さらに第2の方向性カプラ14の、AおよびC
と表示されたボートを通過する。このように、ファイバ
11は光源10からカプラ12のボートAへと延び、さ
らにカプラ12のボートCから中間部分13を介しカプ
ラ14のボートAへと延びる。カプラ14のボートCか
ら延びているファイバ11の部分は巻かれてループ16
となる。特定的な例として、ループ16は約1400の
巻回を含み露々が600メートルの全ループの長尺に対
し約150平方cmの面積の境を限る。ループ16から
のファイバ11の端部はカプラ14のDおよびBと表示
されたボートを通過し、ボートDはループ16に隣接す
る。ファイバ11の小さな部分17はカプラ14のボー
トBから延びさらに接続することなく、反射せずに終わ
る。
ファイバ19の第2の長尺はカプラ12の、DおよびB
と表示されたボートを通過する。ボートDから出ている
ファイバ19の部分は接続することなしに反射せずに終
わる。しかしながら、カプラ12のボートBから出てい
るファイバ19の部分は光検出rA20へ光学的に結合
され、それはそれに印加される光の強度に比例する出力
信号を生じる。
方向性カプラ12および14は有利には米国特許番号第
4.536,058号および米国特許番号第4,493
.528号に従って構成され、その双方はここで引用に
より援用される。好ましくは、カプラ12および14は
1個のボート、たとえばボートAでカプラに入射する光
が反対のボート、たとえばボートCおよびDの各々に等
しい量が結合されるように構成される。
第1図の回転センサはまたロックイン増幅器24、信号
発生器26とを含む検出エレクトロニクス22および位
相変調器28を含む。特定の例として、位相変調器28
は、たとえば約1ないし2インチの直径を宵し、そのま
わりをファイバループ16の一部がたとえば4回ないし
10回巻かれるPZTシリンダを含むかもしれない。フ
ァイバは適当な接着剤によりPZTシリンダ28に接着
され、そのためファイバ11はシリンダ28が半径方向
に拡大されると伸張される。この点で、位相変:J32
W28は信号発生器26からライン30で与えられる、
たとえば10ないし1000kHzの範囲の周波数を有
する直流変調信号により駆動される。検出エレクトロニ
クス22が適当に動作するために、位相変調器28がセ
ンシングループ16の中心に置かれるよりもむしろ、た
とえばカプラ14のボートDに隣接するループ16の一
方の側に置かれることが重要である。
発生器26からの直流変調信号はまたライン32でロッ
クイン増幅器24へ供給される。ライン34は検出器2
0の出力信号を受信するようにロックイン増幅器24に
接続される。増幅器24は増幅器24が変調周波数で検
出器出力信号を同期式に検出することを可能にするため
の基準として、発生器26からの変調信号を利用する。
このように、増幅器24は位相変調器28の基本周波数
(すなわち、変調の周波数)で帯域フィルタを有効に提
供し、この周波数のすべての他の高調波を阻止する。検
出器出力信号のこの高調波成分の大きさは動作範囲を通
して、ループ16の回転速度に比例することが当業者に
より理解されるであろう。増幅器24はこの第1の高調
波成分に比例する信号を出力し、したがって回転速度の
直接表示を提供する。
検出エレクトロニクス22の付加的な詳細はここで引用
により援用される、米国特許番号箱4゜410.275
号に記載されている。この検出システムはまたここで引
用により援用されている、「長期安定性のある全単一モ
ード光ファイバジャイロスコープ」、オプティックス・
レターズ第6巻第10号、1981年10月、502−
504頁にR,A、ベルブらにより記載されている。
第1図に示される回転センサで、は、ファイバ11は、
たとえば「気相エツチングを用いる偏波維持ファイバの
製作」、エレクトロニクス拳しターズ第18巻第24号
、1982年11月250.1036−1038頁(“
FABRICATION  OF  POLARIZA
TION−MAINTAINING  FIBRES 
 USING  GAS−P’HASE  ETCHI
NG、’ Electronics  Letters
)でR,D、バーチ(R,D、Bi rch)らによる
論文に記載された型の、高複屈折単一モードファイバを
含む。
光源10は短いコヒーレント長を有する光を提供するべ
きである。光源10として用いるための好ましい光源は
、たとえば[高出力低発散スーパーラジアンス・ダイオ
ード」、アプライド・フィジックス・レターズ第41巻
第7号、1982年10月10.587−589頁(“
High−power  low−divergenc
e  5uperradiance  diode、”
 Apptied  Physics  Letter
s)でC,S、  ライン(C,S、Wang)らによ
る論文に記載された型のスーパーラジアンス・ダイオー
ドである。この型のダイオードはまた、普通スーパーラ
ジアンス・ダイオード(SLG)と呼ばれる。
光検出器20は標準型ピンまたはアバランシェ型光ダイ
オードであり、それはファイバ軸に対し垂直に置かれる
と、ファイバ19を励起する実質的にすべての光を遮る
のに十分に大きい表面面積を仔する。光検出620の直
径は典型的にはファイバ19の直径、ファイバ19の開
口数(光がファイバ19を出るときそれの発散を規定す
る)およびファイバ19の端部と光検出器20との間の
距離に依存する厳密な寸法である、約1ミリメートルの
範囲にある。
動作では、光波W1はファイバ11を介する伝搬のため
に光源10から入力される。波W、がカプラ12を通過
すると、光の一部(たとえば50%)がボートDを介し
て失われる。残余の光は、カプラ12のボートCから中
間ファイバ部分13を介し、ループ16のまわりを反対
方向に伝搬する2つの波W4、W2へと光が公平に分裂
されるカプラ14へと伝搬する。ループ16を横切った
後で、波W、 、W2は光出力信号W。を形成するため
にカプラ14により再結合される。再結合された波W0
の一部はカプラ14のボートBを介して失われるだろう
が、その一方で残余の部分はカプラ14のボートAから
中間ファイバ部分13を介してそれが再び分裂されるカ
プラ12のボートCへ移動し、それの−1!5(たとえ
ば50%)はファイバ19へ伝送される。ファイバ19
の端部を励起すると、波W0は光検出器20に印加され
、それは波W0の光学強度に比例する電気信号を出力す
る。
この光出力信号の強度は波W7、W2の間の干渉の型(
すなわち、建設的であるかまたは破壊的であるか)およ
び量に比例して変化し、したがって波W4、W2の間の
位相差の関数となるであろう。さしあたり、ファイバ1
1が「理想的である」(すなわちファイバが複屈折を有
さないかまたは複屈折が時間とともに変化しない)と仮
定すると、光出力信号の強度の測定は回転により誘起さ
れるサグナック位相差、したがってファイバループ16
の回転速度の正確な表示を提供するであろう。
回転センサの位相誤差の検討 先に示されたように、現状の当該技術のファイバは、1
)それらが複屈折であり、さらに、2)1夏屈折は環境
に敏感でありさらにファイバの温度、圧力などに従って
変化し°がちであり、したがって回転により誘起される
サグナック位相差とは区別できない非回転式に誘起され
た位相差(すなわち、位相誤差)を生じるという点で、
「理想的」とはとても言い難い。
これら位相ご;差は単一モードファイバの2個の直交偏
波モードの概念的モデルを描いている第2図を参照する
ことを介してより十分に理解されるであろう。各偏波モ
ードは他の偏波モードの伝搬速度とは異なる伝搬速度を
有する。さらに、たとえばファイバの複屈折の主軸で変
動または摂動により引き起こされるであろうモード間の
光エネルギの結合が存在することが推測される。エネル
ギのそのような結合はここでは「交差結合」と呼ばれる
であろう。
第2図の概念的なファイバのモデルはセンシングループ
16(第1図)を表わすために利用されるであろう。逆
伝搬波W4、W2はカプラ14によりループ16へ結合
されるように破線の矢印により概略的に表わされている
。単一モード光ファイバの2個の偏波モードは1対の端
子C′およびD′を接続する第1のライン、および第2
の対の端子C′およびD′を接続し、かつ第1のライン
に平行な第2のラインにより第2図に概略的に表わされ
ている。第2図の左側の端子C′およびC′はカプラ1
4のボートCに対応し、一方で第2図の右側の端子D′
およびD′はカプラ14のポートDに対応する。端子を
接続する先に述べられた第1および第2のラインはファ
イバループ16のそれぞれ任意のモードiおよびjを表
わすために用いられる。
モードiとjの間の交差結合はそれぞれ「分岐1」およ
び「分岐2」と表示された1対のラインにより表わされ
る。分岐1は端子C′および07間の交差結合を表わし
、一方分岐2は端子C′および07間の交差結合を表わ
す。参照番号50により示される分岐1と分岐2の交点
は「結合の中心」と呼ばれる。2個の分岐1および2の
間には結合が存在しないことが認められるであろう。結
合の中心50は偏波モード間の結合がその長尺にわたっ
て均一ではないことを例示するためにファイバループ1
6の中心からオフセットされているように示されている
。それゆえ、交差結合された光は他方よりも長い一方の
モードの経路を移動し、それらの間に非回転式に誘起さ
れた位相差を生じるであろう。さらに、実際、ファイバ
複屈折は環境に敏感であり、時間とともに変化し、した
がって交差結合された光により移動される光路もまた時
間により変化するようにされることが理解されるであろ
う。
第2図に示されるように、波W、は、モードi十   
      斗 およびjがそれぞれ電界振幅E、およびE、にしたがっ
て送り出されるように、ファイバループ16に結合され
る。同様に、波W2はそれぞれ電界振幅ETおよびE丁
にしたがってモードiおよびjの各々を送り出すために
結合される。プラス(+)およびマイナス(−)の」二
つき文字は伝搬の方向を示し、ループ16をまわる時計
方向はプラス(+)符号により示され、さらにループ1
6をまわる反時計方向はマイナス(−)符号により示さ
れる。
モードiおよびjの各々である光がファイバループ16
を横切ると、エネルギはモード間で結合され、そのため
各電界は2個の成分、すなわち文字rsJにより示され
る「直通」成分および文字rcJにより示される「交差
結合」成分へと分割千 される。このように、Elはループ16を横断する間モ
ード1のままである直通成分EI gおよびループ16
を横切る間モードjに交差結合される十 交差結合成分EJCに分割される。同様に、E。
は成分E7sおよびETCに分割され、E iは成子 分EtcおよびEJ Sへ分割され、さらにE、は成分
EJ SおよびEl 1に分割される。
光波がファイバループ16を横切った後で、第3図に示
されるように、端子C′での光は成分E1、およびEl
cを含み、端子C′での光は成分E7.およびE;″。
を含み、端子D′での光は成を 分E1mおよびETCを含み、さらに端子D′での光は
成分EJ SおよびEIJCを含む。これら8個の電界
成分はカプラ14により結合され、光出力信号W。を形
成する。一般に、いかなる2個の電界成分、たとえばE
lgおよびEI Cの重ね合わせも検出器20により測
定されるような結果として生じる強度(1)を生じ、そ
れは次のように規定され、 工! IE”、s+2+ lEi、12+ 21Eis
l IEiol cosφであることが当業者に認めら
れるであろうが、この特定の具体例では、φは電界成分
EI Sおよび七 ElC間の位相差である。
等式(1)の最初の2個の項、すなわちlE+、12お
よびlE+c12は定状状態すなわちrd、  c、 
J項であり、一方、最後の項は電界Eキ 1、とElC間の位相差φに依存する大きさを有する「
干渉」項である。
一般に、8個の前述の電界E+ S、El (、E; 
S 、ET Cs Eis s E;’ c 、EJ 
SおよびE方。すべては互いに干渉し、検出器20(第
1図)で位相に依存しないrdcJ項および位相に依存
する28個の「干渉」項からなる光学強度を提供する。
位相に依存する項の組合わせの数は実際n(n−1)個
で、すなわち56個の位相に依存する項である。しかし
ながら、これら項の2分の1はIllにもう一方の半分
の再オーダされた形式であり、28個の非冗長項を生じ
る。
8個のdc項はIdcと表示される1個のベクトル和と
して第4図に示され、一方で28個の干渉項は11と表
示される1個のベクトルとして第4図に示される。これ
らベクトルIdcおよびI−よ複素平面にプロットされ
る。ファイバループ16(第1図)が回転すると、位相
に依17するベクトル■1はサグナック効果のせいで回
転により減じられた位相差φ、に等しい角度を介してフ
エーザーの態様で回転する。実軸の干渉ベクトル■1の
投影はベクトルIdcに加算されると検出器20(第1
図)により測定されるように、光出力信号W0の仝光学
強度10 E Tを生じる。第5図では、この光学強度
10 E 丁は曲線52により例示されるように、プグ
ナツク位相差φ、の関数でプロットされる。
第2図に関して先に示されたように、モードiとjの間
の交差結合はファイバループ16が非相反となるように
することができ、先に記載された電界成分間に非回転式
に誘起された位相差を生じる結果となり、さらに回転に
より誘起されたサグナック位相差φ、と区別できない累
積された位相誤差φ8を生じる。位相誤差φ8は、たと
えば第4図で実線で示される位置から点線で示される位
置フエーザー1.が回転されるようにする。このことは
第5図の曲線52が量φeにより、たとえば第5図で実
線で示される位置から点線で示される位置へ移される結
果となる。
累積された位相誤差φ8の除去または減少は第2図に関
し検討された8個の電界成分の重ね合わせから生じる2
8個の干渉項の分析を必要とする。
最初、電界成分ETSとEisの間と、EJ Sと十 EJ Sの間の干渉は位相誤差に寄与することにはなら
ず、なぜならこれら成分により表わされる光は交差結合
せず、さらに複数モードのうち1個のモードでループを
横切るからであることが認められるであろう。しかしな
がら、残る26個の干澁光は累積された位相誤差φ8に
寄与し得る。これら26個の干渉項は次のように3群、
すなわち第1群、第■群、第1群に分類されるであろう
26対の電界成分に対応する。
差り止          J」−見 E−E″+ 1c ヒ  jc ”is ’ Eja (>、1.下4ヶら2 干渉項自体ではなく干渉する電界成分のみが上にリスト
化されているけれども、上にリスト化された成分の対の
各々に対する干渉項は等式(1)に関し提供される具体
例に従って容易に計算され得ることが理解されるであろ
う。
第■群の誤差の除去 第■群は、それらが最初にそうであったモードとは無関
係に、ループ16を横切った後で異なるモードである電
界成分の対を含む。したがって、たとえば、モードiで
ある電界成分EI gはモードjである成分EJCと対
にされる。モードiと晦− jは直交、さらに直交モードの電界は干渉しないので、
第■群の項の間に干渉は存在しないであろう。しかしな
がら、第■群の対になった電界の電界パターンは「包括
的な」意味で直交しているにすぎないことを認めること
が重要である。すなわち、全電界パターンは干渉を除去
するためにファイバ軸に垂直な平面にわたり空間的に平
均化されなければならない。そのような空間的平均化が
電界パターンの一部のみに対し達成されるならば、直交
性は存在しないであろう。実質的には偏波モードlおよ
びjの全電界パターンが空間的に平均化されることを確
実にするために、この発明は、先に説明されたように、
ファイバ19の端部を出る実質的にすべての光を捕える
のに十分広い表面面積を有する検出器20を利用する。
第1群および第■群の誤差についての険肘第1群および
第■群の誤差に関して後に続く検討をより十分に理解す
るために、短い数学的分析が役立つ。第1図では、複屈
折ファイバ11の中間部分13での入力光W1はそれぞ
れl偏波モードおよびj fW波モードに対しa((ω
)およびa2 (ω)と表わされ得る光学電界を有する
。時計方向および反時計方向へループ部分16を横切っ
た後で複屈折ファイバ11の中間部分13へ戻る光は次
のように表わされ得て、 十jφ E(w(+d  −Gcw(tJ)e    5Ein
                (2a)+jφ Ec(:X、I(n −Gccw(ω)l!  5Bi
n      (2b)であって、そこでは はセンシングループ部分16への入力光学電界であり、 は単一モードの高慢屈折ファイバ11での時計方向の伝
搬に対応する伝達行列であり、ループ部分16を形成す
る第2の方向性カプラの効果を含み、2φ、はサグナッ
ク位相シフトであり、さらに屈折率1.2はそれぞれフ
ァイバ偏波モード1およびJに関連している。相反性に
より、外部磁界および時間により変化する摂動がないと
きには、Gccw  (ω) −にjc育 (ω)、す
なわち時計方向のおよび反時計方向の伝達行列は互いの
転置であることが示され得る。準単色性の光源10に対
するジャイロスコープの出力信号はEcw(ω)とEc
cv(ω)間の位相差であり、すなわち、Δφ−1rq
(E’  (d)E  (u)1ccw     c誓 であり、ここでは鋼橋(土)はエルミート共役をる。零
回転では、位相誤差は次の式により与えられ、 Δ””  ”  ar””L’ccwGcwEi。) 
             (コ)ここでは光学周波数
ωへの依存は簡略化のために暗黙の状態にしである。
角度θが次の式により規定される2個の偏波モード間で
分割される入力光出力を考えてみられたい。
tan0雪Ia2/a11             
(4)0行列の対角線を離れた要素は高複屈折ファイバ
ジャイロに対する対角線類よりも大きさがはるか小さい
ので、さらにどのような偏波器も普通の入力/出力ボー
トでは用いられないことを仮定するならば、等式(2)
はΔφI!!rl−鱒ΔφQmP+ΔφIntをもたら
し、それについて であり、そこでは右側の比例関係はl :j、、/”/
)、、1が成立つ。これらの式は、非相反位相誤差を引
き起こす交差結合された波のすべての可能な組合わせが
包含されるという意味で一般的である。明確な特徴を有
する2つの異なる型の誤差項が存在することがわかる。
振幅型位相誤差(Δφ(ll、IP)は入力電界成分a
、およびa2の相対位相に依存し、さらにループの入力
で直交式に偏波されかつ奇数個の交差結合の中心により
同−偏波モードへともたらされた電界成分のコヒーレン
ト干渉から生じる。振幅型位相誤差は先に説明されたi
llの対の電界成分に対応する。強度型位相誤差(Δφ
+nt)は他方のモードへと交差結合する、最初は同一
偏波モードであった波の間の干渉のせいであり、かつそ
れらの相対位相とは無関係に2個の偏波モード間の光出
力差に依存する。強度型位相誤差は先に説明された第m
群の対の電界成分に対応する。
第1群の振幅型位相誤差の除去 第1群の振幅型位相誤差は最初は異なるモードであった
が、ループ16を横切った後、カプラ14に到達すると
同一モードとなる電界成分の対により引き起こされる位
相誤差を含む。たとえば、第1群の対の成分の第1のも
のは最初モードiでありさらにループ16を横断する間
モードiのま十 まであった直通成分E1g、および最初モードjであっ
たがループ16を横断する間にモードiに十 交差結合された交差結合された成分Etcを含む。
通常、これらの成分は等式(1)に関し説明されたよう
に、互いに干渉し合うであろう。
第1群の誤差は、ループ16の入力で直交に偏波されか
つループ16で奇数個の結合の中心により同一偏波モー
ドへともたらされた、電界成分のコヒーレント干渉から
生じる。これら光波成分間の位相差がランダムであるな
らば、光波成分間の干渉は検出器20で「0」に平均化
されるであるう。したがって、第1群の干渉項は、カプ
ラ14、したがってループ16に達すると各モードの光
はインコヒーレントであること、すなわち他方のモード
の光に関して位相がランダムであることを保証すること
により、除去され得る。したがってたとえば、モードi
の光がモードjの光に関してイナ ンコヒーレントであるならば、たとえば成分E。
、とEtc間の干渉は検出器20で「0」に平均化され
るであろう。同様に、たとえばEt、とEICsEIS
とEtcなどのような残余の成分間の干渉は「0」に平
均化されるであろう。
第1群の成分間のそのようなインコヒーレンスは短いコ
ヒーレント長の光源10と結合して高複屈折ファイバー
1を用いることによりこの発明で部分的に達成される。
具体的に言うと、ファイバ11の複屈折および光源10
のコヒーレント長は光源10とカプラ14の間に少なく
とも1個の「ファイバコヒーレント長」すなわち「偏光
解消の長尺」があるように選択されるべきである。ここ
て用いられるように、「ファイバコヒーレント基」すな
わち「偏光解消の長尺」は、2個の偏波モード間の光路
長尺差が光rA10の1個のコヒーレント長を等化する
のに必要とされる、ファイバの長尺と規定される。適当
な概算で、ファイバコヒーレント長は2個の偏波モード
の屈折率の差で除算された光源10のコヒーレント長に
等しい。
したがって、十分に高い複屈折のファイバ11と組合わ
せて十分に短いコヒーレント長光源10を利用すること
により、第1群にリスト化された成 。
分間の干渉、したがってそのような干渉により引き起こ
される干渉誤差は除去されるであろう。このことは、少
なくとも1個のファイバコヒーレント長が光源10と第
2の方向性カプラ14の間に存在することを保証するた
めに、第1の方向性カプラ12と第2の方向性カプラ1
4の間の複屈折ファイバ11の中間部分13に無相関セ
グメント58を含むことにより達成される。
ファイバモードの光路長尺はファイバの製造者により提
供されるモードの分散データを用いて測定されまたは計
算されるであろうことが当業者には理解されるであろう
実際、すべての振幅型位相誤差は短いコヒーレント長光
源および高複屈折ファイバを用いることにより完全に除
去されるわけではない。第1群の成分間の干渉により引
き起こされる振幅型位相誤差をさらに減じるために、第
6図に例示されるように、この発明は第1の方向性カプ
ラ12のボートCと第2の方向性カプラ14のボートA
の間に配置される複屈折変調器60をさらに含む。示さ
れる実施例では、複屈折変調器60は無相関セグメント
58と第2の方向性カプラ14のボートAとの間に置か
れる。
例示の複屈折変調器60の構造は第7図に例示され、複
屈折ファイバ11の一部が2個の石英スラブ62と64
の間に位置決めされている。複屈折ファイバ11は2個
の石英スラブ62および64の表面に関し優先的に位置
決めされ、複屈折ファイバ11の早い軸がこの2個の表
面に対し垂直であるようにする。このことは第7図の線
8−8に沿って切断された複屈折変調器60の断面図で
ある第8図に例示されている。複屈折ファイバ11の複
屈折の軸は一点鎖線で示されており、早い軸はrfJと
表示され、さらに遅い軸はrsJと表示されている。複
屈折ファイバ11が第8図に示されるように軸に関して
適当に位置決めされるとき、石英スラブ62および64
はサンドイッチを作るように複屈折ファイバ11に接着
され、それによりその位置に複屈折の軸を維持する。石
英スラブ62および64は圧電変換器66に対しクラン
プされる。このクランプ動作は従来の手段により提供さ
れかつ1対の力ベクトルrFJにより表わされる。圧電
変換器66は1対の相互接続ワイヤ70および72を介
し変調源74へ接続される。たとえば、変調源74は有
利にはおよそ100ヘルツの周波数f[IMODで三角
波出力を生じるための電気信号発生器である。変調源7
4の出力が圧電変換器66に与えられると、時間により
変化する力は石英スラブ62および64を介し複屈折フ
ァイバ11に印加される。時間により変化する力は公知
の弾性光学効果を介し複屈折ファイバ11の複屈折で変
調を生じる。複屈折のこの変調は複屈折ファイバ11で
2個の偏波モード間の相関位相で変調を誘起する。早い
軸(第8図のf)に沿って複屈折ファイバ11を圧搾す
ると複屈折が増加し、その結果、結果として生じる複屈
折の配向は印加された圧力とファイバの主軸との間の誤
整列に対し感度が低くなる。圧電変換器66にり、えら
れた信号、したがって複屈折ファイバ11に与えられた
変調は決定的なものであり、さらにここで説明される実
施例では、上で明らかにされたように、三角波形である
。複屈折変調器60は、ここで例示されるように、直接
ファイバ11に接して形成され得るかまたは、それは別
個のファイバで形成されかつ従来の接続手段により回転
センサシステムに接続され得る。
第1群の振幅型誤差を減する際の複屈折変調器60の動
作は第9図ないし第14図に例示されて(Δφoffs
et)のグラフである。水平スケールは温度の関数、ψ
temPである。先に議論されたように、複屈折ファイ
バ11の複屈折はファイバ11の温度が変化するにつれ
て変化するであろう。複屈折の変化は複屈折に従って変
化する振幅型位(口誤差を引き起こしさらに振幅型位相
誤差は温度の関数である。振幅型位相誤差は次のように
温度関数ψtemFの正弦で変化する。
Δφoffs@t ”Δφamp(max)5i11(
’i’temp)      (7)このように、温度
関数ψtemFが0から2πへ変化するにつれて、振幅
誤差Δφoffs@tは第9図に例示されるように、0
からΔφQm?(MW )、−ΔφQmF(−八×)へ
と変化しさらに0へ戻る。単純な正弦関数として示され
るけれども、当業者は温度の関数(ψtenF )がそ
れ自体は温度の複素関数であることおよび第9図が温度
ではなくむしろψt 、e m Fのグラフであること
を理解するであろう。さらに、圧力のような別な環境条
件は位相誤差の決定にさらに複雑さを加える。このよう
に、位相誤差を計算しかつ検出された位相からその効果
を減じることは目下実用的ではない。
そのかわり、この発明は環境により誘起された位相誤差
に公知の時間により変化する位相誤差を重畳するために
複屈折変調器60を利用し、位相誤差の時間平均が実質
的に「0」に等しくなるようにする。
第10図および第11図は複屈折ファイバ11への第7
図のtun折変調器60の効果を例示している。1JE
i折変S、ツ器60の圧電変換器66に与えられる三角
波形入力は第10図に例示され、垂直軸でのψIIMO
Dと表示されるその振幅は水平軸に時間の関数で示され
ている。環境により誘起される位相誤差に関するのと同
様、複屈折変調器60により誘起される位相誤差(すな
わち、振幅型誤差)は第11図に例示されるように、か
つ次の等式に従って三角波形の振幅にしたがって正弦式
に変化する。
ΔφoffSet  −ムφamp(max)’5Ln
(ψBMOD)           (8)三角波形
入力の振幅は波形がその最小の大きさく0と示される)
からその最大の大きさく2ルと示される)に変化するに
つれて、振幅誤差Δφ。
fJsetと示される、複屈折変調器60により誘起さ
れる位相誤差が0からΔφQ m F(’11^す、0
、−Δφ。。P/ff1llJ)へと正弦式に変化し、
さらにOに戻るように選択される。三角波形が最大の大
きさから最小の大きさへ戻って変化するにつれて、振幅
誤差は再び正弦式に変化しさらに三角波形の増加する部
分によって引き起こされる振幅誤差の鏡像となるであろ
う。
第11図には、環境により誘起された位相誤差の結合さ
れた効果を鑑みることなしに、複屈折変調器60の効果
がそれだけ例示されている。第12図には、環境により
誘起された位相誤差と複屈折変調器60により引き起こ
された位相誤差が組合わされて示されており、環境によ
り誘起された位相誤差の効果を減じるかまたは除去する
際の複屈折変調器60の効果を例示している。第12図
には、温度の関数ψt8゜Pがおよそて/4(第10図
のψtempl)となり、したがっておよそ0.707
Δφ(1mF(晩に)の振幅型位相誤差を引き起こすよ
うに、位相誤差Δφ。FF5etが温度に対し例示され
て′いる。第12図に例示されるように、全振幅型位相
誤差は次のように温度関数ψtemFおよび変調関数ψ
BMODの正弦関数である。
Δφoffset ”Δφamp (max) °si
n (’Ftemp→BMOD)    (9)温度は
変化しているかもしれず従って温度関数ψtsmF は
変化しているかもしれないけれども、時間に関する変動
は変調関数ψanooに比較すると非常に遅く、したが
って第12図で破線80により表わされる一定の大きさ
として示される。
振幅型位相誤差はこのように、破線80により表わされ
る振幅で始まり、次いで第10図に例示されるように、
複屈折変調の三角波形がその最大の大きさまで増加する
と波形82に従って正弦式に変化するように示される。
三角波形がその最大の大きさに到達するときには、正弦
波形82は1す・Cクルを完了してしまっており、さら
に第12図の位置84で示されるような最初の大きさに
戻るであろう。このように、三角波形の大きさがその最
小の大きさからその最大の大きさへ増加するのに必要と
される時間の間の振幅型位相誤差の平均的な大きさは「
0」である。第12図にさらに例示されるように、三角
波形の大きさがその最大の大きさからその最小の大きさ
へ減じるのに必要とされる時間の間の振幅型位相誤差の
平均的な大きさはまた「0」である。変調周波数fBM
ODは、複屈折変調器60により誘起された振幅型位相
誤差の平均的な大きさのみが検出可能なように、検出エ
レクトロニクス22の検出帯域幅よりもはるかに大きい
ように選択される(たとえば、100Hz対IHz)。
先に述べたことは第13図にさらに例示されており、温
度関数ψte□Pはおよそ9ル/8の値(第9図のψt
emr2)で例示され、このように第13図で破線90
により表わされるおよそ一〇、382ΔφQmP(ma
に)の振幅型位相誤差を引き起こす。再び、複屈折変調
器60が三角波形(第10図)により駆動されると、振
幅型位相誤差Δφ。−Fsetは破線90により表わさ
れる大きさから完全なサイクルを終えて破線90により
表わされる大きさに戻るまで正弦式に変化するであろう
。このように、第12図と関連して先に例示されたよう
に、振幅型位相誤差の平均的な大きさは再び「0」にな
るであろう。
複屈折変調器60を駆動する三角波形に対する変調振幅
が2九の整数倍になるように選択される限り、平均の振
幅型位相誤差は実質的にOに等しいであろう。一方で、
三角波形の振幅を2九よりもはるかに大きい大きさまで
増加することにより、変調振幅の正確さの効果は減じら
れ得る。たとえば、第14図は振幅型位相誤差の修正に
基づく変調振幅の効果を例示する。垂直スケールは、1
゜0が特定の温度で複屈折変調が与えられない最大の振
幅型位相誤差(すなわち、ΔφQ m P(nl^r)
)を表わすように、大きさが正規化された振幅型位相誤
差を表わす。水平スケールは与えられた複屈折変調の大
きさを表わす。例示されるように、複屈折変調の振幅が
2ルまで増加されるにつれて振幅型位相誤差は減少する
。2ルの変調振幅で、振幅型位相誤差は最小である。変
調振幅が27[−を越えて増加されるにつれて、振幅型
位相誤差はそれがまた別な最大に到達するまで増加し、
次に4πの変調振幅で最小まで減少する。先に述べたこ
とはπの偶数倍で振幅型位相誤差に関し繰返される。
例示されたように、各連続する最大は前の最大よりも小
さい。このように、振幅のいかなる絶対的な不正確さも
振幅型位相誤差により小さな効果を有するように、2π
のより大きな倍数のうちの1つとなるように変調振幅を
調節することが有利である。
複屈折変調器60は振幅型(すなわち、第1群)位相誤
差を実質的に減じるかまたは除去するために短いコヒー
レント光源10および高複屈折ファイバ11と結合して
用いられ得る。
第■群の強度型誤差の除去 強度型誤差(Δφ+nt)は他方のモードへ交差結合す
る、最初は同一偏波モードであった光波間の干渉のせい
であり、かつそれらのトu関位トuとは無関係に2個の
偏波モード間の光出力差に依存する。それゆえ、この強
度誤差は先に述べられた技術のいずれによっても影響さ
れない。Δφ1ntへの寄与は、ループでのファイバの
中点に関して偏波解消の長尺の範囲内まで対称的に設置
される散乱する中心で交差結合される1u界成分間の干
渉に多く由来し、さらに次の式により限定される。
等式(10)でファイバのパラメータklはファイバ偏
波モードがどれぐらいうまく分離されるかを説明し、L
はループの長尺でありさらにLDはファイバの光源の1
g光解消の長尺である。等式(10)から、この強度型
誤差を抑制する方法は、(10)の分子が実質的に0に
等しいように、2個の偏波モードで入力光出力を釣合わ
仕ることであることがわかる。
2個の干渉項のみが第1II群にリスト化された電界成
分の対から生じ、すなわち、成る干渉項は成分Evcを
恥。と正ね合わせることから生じさ千 らに別な干渉項は成分EJ cをEJ cと正ね合わせ
ることがら生じる。このように、各干渉類は1対の成分
から生じ、そのうちの一方は最初は第1のモードであり
、ループ16を横断する間に第2のモードへ交差結合さ
れ、一方でその他方は最初その同じ第1のモードであり
、同じ第2のモードへ交差結合されるが、ループ16を
反対方向へ横断する。これら干渉類は、数は2個だけで
あるが、環境に対し高感度でありかつ低回転速度でサグ
ナック位相差よりも大きな大きさのオーダであるかもし
れない位相誤差を結果として生じ得る。
ナ EtcとEJC間の干渉は次のような、位相に依存する
項を生じる。
aL IEj12CO5(φs ” φp−φq)  
    (11)同様に、EJCとEJC間の干渉は次
のような位相に依存する項を生じる。
oLIEj12cos[φ5+(φp−φq)]   
   (12)αはファイバ長尺の単位(たとえばkm
)あたりのiとjのモード間で結合される少量の光出力
であり、Lはファイバループ16の長尺(たとえば単位
がkm)であり、φ、は2個の成分間の回転により誘起
されたサグナック位相差であり、φrは端子C′とD′
間で一方のモードから他方のモードへ交差結合される光
に対する全累積位相であり、φqは端子C′とD′間で
一方のモードから他方のモードへ交差結合される光に対
する全累積位相である。
これら干渉類(11)および(12)に対応するベクト
ルはそれぞれベクトル156および158のように第1
5図で複素平面にプロットされる。
ベクトル156はjのモードからiのモードへ結合され
た光を表わし、さらにベクトル158はiのモードから
jのモードへ結合された光を表わす。
干渉類(11)および(12)は実軸へのそれぞれベク
トル156および158の投影にすぎないことが理解さ
れるであろう。iのモードベクトル156およびjのモ
ードベクトル158は第16図に示される、結果として
生じるベクトル160を生じるようにベクトル加算され
得る。例示を明確にするために、サグナック位相差φ、
が第15図および第16図で0であると仮定されている
ことに注目されたい。さらに、ベクトル156.158
に対する位相角φP−φqは必然的に図面には一定であ
るように示されているけれども、この角は環境に敏感で
ありかつOoと360°間で時間とともに変化し得るこ
とが認められるであろう。
第16図に示されるように、ベクトル160は実軸から
位相角φe(III)だけ傾斜され、それは第■群の成
分間の干渉のせいである全位相誤差φ8 (第4図)へ
の非回転式に誘起された位相誤差の寄与を表わす。実軸
へのベクトル160の投影は2個の干渉類(11)およ
び(12)の単なる代数和である。
aL(l Ej l 2CO5(φ5+φp−φq) 
+ 1Ej12cos((φ5−(φp−φq)]) 
(13)検出器20は実軸に沿ったベクトル160のこ
の成分を測定するので、検出器20の出力は代数和(1
3)の関数となるであろう。このように、第■群の位相
誤差φe  (III) ’(第16図))は検出器2
0の出力で対応する誤差を引き起こすであろう。
干渉類の代数和(13)は次のよ、うに書き直されるで
あろう。
もし1E112およびIE、12が等しければ、この代
数和(13)は次のような値まで減少する。
2aL l El 2CO5(φp−φq)CO5φ5
(15)この形式で、量φP−φqの変動の効果は、ベ
クトル156および158の大きさを等しくするという
、結果として生じるベクトル160への効果を示してい
る第17図および第18図を参照することを通して、さ
らに位相誤差が0であるとき検出器20により測定され
る光学強度を示す第19図を参照することを通して、よ
り十分に理解されるであろうように、回転により誘起さ
れたサグナック位相差と区別され得る。量φP−φqの
値とは無関係に、結果として生じるベクトル160は常
に実軸に沿った方向に向けられ、したがって、ベクトル
160の方向は量φP−φqの変動から独立している。
しかしながら、φP−φqのそのような変動によって第
■群の結果として生じるベクトル160の大きさが変動
し、これによって検出器20により測定される信号が付
随して変動するようになる。すなわち、φP−φqの変
動はなお、出力波形52の大きさが、たとえば第19図
に実線で示される位置から点線で示される位置まで増加
または減少するようにするが、ベクトル156および1
58の大きさが等しい限り、第19図の出力波形52は
第5図の波形52がそうであったようにX軸に沿って横
方向にはシフトしないであろう。このように、第■群の
誤差に関する限り、2個の一波モードの各々の光の強度
を等化すると位相誤差が除去される。このことは、入力
強度の等化により項(la+2 B−182+  12
)が0になり、したがって強度型位相誤差がOになtノ
、先の等式(6)に一致する。
先に説明されたように、ループ部分16の2個の一波モ
ードの各々の先出力の正確な等化は仕業■群の誤差を除
去し得るけれども、この発明はループ部分16で光強度
を等化することなしに第■群の強度型位相誤差を実質的
に減じるかまたは除去するための装置を提供する。第■
群の強度型誤差を減じるかまたは除去するこの発明のそ
の部分は第20図に例示されている。第20図の実施例
は複屈折ファイバ11の無相関セグメント200を含む
。無相関セグメント200は第1の方向性カプラ12の
ボートCに光学的に接続される。セグメント200は有
利にはコンパクト化のためにループまたはそれに似たも
のに形成され得る。無相関セグメント200の長さは有
利には複屈折ファイバ11のファイバコヒーレント長(
偏光解消の長尺)よりも大きくなるように選択され、そ
のため第1の偏波モード(たとえば、モードi)で伝搬
する光信号のいかなる部分も第2の偏波モード(たとえ
ば、モードj)で伝搬する光信号のいかなる部分とも無
相関(すなわち、インコヒーレント)になる。たとえば
、無相関セグメント200の長さはH利には4ないし5
メートルの範囲にあるであろう。
第20図の実施例は無相関セグメント200の後に複屈
折ファイバ11の中間部分13に形成される複屈折変調
器202をさらに含む。複屈折変調器202は、先に2
個の偏波モードの光をさらに無相関にするように説明さ
れた複屈折変調器66と同じ態様で動作する。
複屈折変調器202に続いて、ファイバ11の中間部分
13が第1の接続端部206および第2の接続端部20
8を形成するために切断される。
第1の接続端部206および第2の接続端部208は互
いに関し45°だけ回転されさらに従来の手段により光
学的に相互接続される。このように、光ファイバ11の
複屈折の軸は参照番号204により表わされる接続で4
5′″だけシフトされる。
言換えると、第1の接続端部206の複屈折の軸は第2
の接続端部208の複屈折の軸に関し45°の角度で配
向される。45゛の接続は、接続を励起すると、各モー
ドが実質的に同一の光出力を搬送するように、ファイバ
11の2個の偏波モードの光出力を等化するのに役立つ
45°の接続204に続いて、複屈折ファイバ11は偏
波器220に光学的に接続される。偏波器は一波の2個
の軸に対応する伝送軸および阻止軸を有する従来の偏波
器である。たとえば、偏波器220は有利には米国特許
番号節4.386゜822号に従って構成されるであろ
う。当該技術分野では公知のように、偏波器220は偏
波器の伝送軸と整列される偏波モードで伝搬する実質的
にすべての光を通過し、さらに偏波器の阻止軸と整列さ
れる一波モードで伝搬する実質的にすべての光を阻止す
るであろう。45°の接続のせいで、偏波器に入射する
光は2個の偏波モードの間で公平に分割される。偏波器
はこれらモードのうち一方の光を阻止しかつモードの他
方の光を通過するように整列される。伝送軸に沿って偏
波器220により通される光の強度の阻1L軸に沿って
偏波器220により通される光の強度との比は消滅率と
呼ばれる。この発明では、30ないし40dBまたはそ
れよりも良い消滅率をHする偏波器がH利に用いられる
。言換えると、偏波器220の阻止軸により通される光
の強度は偏波器220の伝送軸により通される光の強度
のおよそ0.001ないし0.0001倍かまたはそれ
よりも少ないであろう。この発明の好ましい実施例では
、偏波器は、偏波器220の伝送軸が第2の接続端部2
08の2個の複屈折軸の一方と整列されるように、複屈
折ファイバ11に接続される。
偏波器220を通過した後で、複屈折ファイバ11は第
1図におけるように、第2の方向性カプラ14のポート
Aに光学的に接続される。回転センサのループ部分16
は第2の方向性カプラ14のポートCとポートDの間で
光学的に接続され、さらに有利には第1図で説明された
のと同様に構成される。
第21A図ないし第21E図および第22A図ないし第
22I図と関連して説明されるように、無相関セグメン
ト200、複屈折変調器202.45°の接続204、
および偏波器220はファイバループ16内の2個のモ
ードの光学強度を正確に等化するのと同じ効果を達成す
る。
第21A図ないし第21E図は、第1の接続端部206
で接続204に入射する光が2個の偏波モードのうちの
一方(たとえば、モードj)であるときのこの発明の動
作を例示する。このことは、たとえば、光源10が偏波
された光源でありさらに複屈折ファイバ11がその軸が
光源10の偏波軸と整列されているときに起こり得るで
あろう。
したがって光は一方の偏波モードでのみファイバ11に
人力され、さらに複屈折ファイバ11および第1の方向
性カプラ12は光を最初の偏波モードに維持するであろ
う。この具体例では、光学強度は、強度ベクトル230
により表わされるように、接続204での接続端部20
6では複屈折ファイバ11のモードjのみであるように
第21A図に例示されている。
第21B図は複屈折ファイバ11で伝搬する光への45
°の接続204の効果を表わしている。
45°の接続204を通過した後で、点線の強度ベクト
ル230′により表わされる、最初第1の接続端部20
6のモードjの偏波軸で伝搬する光学強度は第2の接続
端部208のモードj′の偏波軸(すなわち、複屈折の
軸)に沿ったモードJのベクトル240および第2の接
続端部208のモードi′に沿ったモードiのベクトル
242により表わされるような複屈折ファイバ11の2
個の一波軸の間で等しく分割される。第21B図に例示
されるように、光学強度は45°の接続204のために
必然的に2個の偏波モードの間で等しく分かれる。した
がって、2個の強度ベクトル240および242は実質
的に等しい長さを有するように示される。
偏波器220の効果は第21C図に例示されている。こ
こに説明される具体例では、偏波器220はその伝送軸
が第2の接続端部208のモードj′の偏波軸と整列さ
れるように位置決めされる。
したがって、第2の接続端部208のj′の偏波モード
で伝搬する実質的にすべての光強度は偏波器220によ
り通過させられるであろう。逆に、第2の接続端部20
8のi′の偏波モードの実質的にすべての光強度は偏波
器220により阻止されるであろう。j′の偏波モード
で偏波器220により通される光は第21C図で強度ベ
クトル250で表わされ、さらにi′の偏波モードで偏
波器220により通される光は第21C図で強度ベクト
ル’y252により表わされる。先に説明されたように
、偏波の消滅比を30dBと仮定すると、強度ベクトル
252は強度ベクトル250の長尺のおよそ0.001
倍であることが理解されるであろう。もちろんベクトル
250および252の寸法は同−比で描かれていない。
偏波器220を通過した後で、偏波モードの各々の光は
第2の方向性カプラ14により実質的に等しく分割され
、さらに先に説明されたように、複屈折ファイバー1の
ループ部分16のまわりを伝搬するようにされる。光が
ループ部分16で伝搬すると、光エネルギは2個の偏波
モード間で結合される。時計方向へj′の偏波モードか
らi′の偏波モードへ結合される光エネルギは前と同様
+ に表示Eleにより表わされる。同様に、時計方向へi
′の偏波モードからj′の偏波モードへ結+ 合される光エネルギは表示EJCにより表わされる。表
示E+ CおよびEJCは反時計方向の対応する結合さ
れたエネルギを表わす。モード間での結合の量は始めの
モードの光エネルギの強度に比例する。したがって、j
′のモードからi′のモ十 一ドヘ結合される光エネルギEtcの強度はi′のモー
ドからj′のモードへ結合されるエネルギ士 EJCの強度の0.001倍となるであろう。このこと
は第21D図に表わされ、強度ベクトル260は時計方
向へi′のモードからj′のモードへ結合される光エネ
ルギE、。の強度を表わし、さらに強度ベクトル262
は時計方向へj′のモードからi′のモードへ結合され
る光エネルギE、Cの強度を表わす。j′モードでルー
プに入射する光はより大きな強度を有するので、より長
い強度ベクトル262により表わされるように、i′モ
ードに結合される光はより大きな強度を有する。再び、
ベクトル260および262は同−比では描かれるべき
ではなく、さらに強度ベクトル反時計方向で2個のモー
ドへ結合されるエネルギに関してあてはまる。
第2の方向性カプラ14で再結合された後で、光エネル
ギは再び反対方向で接続204の方へ戻って偏波器22
0を通過する。偏波器220は2方向性であり、したが
って2個の偏波モードでそれに入射する光への前と同じ
効果を有する。この効果は第21E図に例示されている
。偏波器220はj′の偏波モードでそれに入射する実
質的にすべての光を通し、したがってループ部分16で
i′モードからjモードへ結合された実質的にす十 べての光エネルギEJCおよびEJcを通すであろう。
j′の偏波モードで偏波器220により通される光は強
度ベクトル270により表わされる。
対比すると、偏波器220はi′の偏波モードでそれに
入射する光の強度のわずか0.001倍を通すだけであ
り、したがってループ部分16でj′モードからi′モ
ードへ結合された光エネルギ士 E+cおよびE、cのわずか0.001倍しか通さない
であろう。i′の偏波モードで偏波器220により通さ
れる光の強度は強度ベクトル272により表わされる。
i′モードに結合される光の強度はj′モードに結合さ
れる光の強度の1000倍であるので、偏波器220を
介し後戻りして通過させる効果は2個のモードの結合さ
れた光強度を等化することである。このように、i′の
強度ベクトル272は強度ベクトル270に長さが等し
いように例示されている。j′の強度ベクトル270お
よびi′の強度ベクトル272はループ部分16を含む
複屈折ファイバ11の部分の長い長尺のせいで無相関で
ある。このように、先の等式(6)で説明されたように
、結果として生じる光は位相に関係がないときのみ強度
を増す。2個の偏波モードの、結果として生じる同等の
強度は2個の偏波モードの同等でない光強度により引き
起こされた強度型位相誤差(すなわち、第■群の位相誤
λ)を有効に除去する。
偏波器220を通過した後で、光は再び、2個の強度ベ
クトルにより表わされる光が第1の接続端部206のj
(偏波モードおよびi偏波モードへ伝達される、456
の接続204を通過する。45°の接続204は2個の
強度ベクトル270および272からの光をjおよびi
の偏波モードの成分へと分割する。しかしながら、光は
無相関であるので、45°の接続204は光の全強度に
効果を及はさない。光は次いで無相関セグメント200
を介し第1の2方向性カプラ12へと伝搬する。光の一
部(たとえば、50%)は、それが第1図と関連して先
に説明されたように検出される検出器20に向けられる
先に述べた具体例は2個の偏波モードのうち一方だけで
ある45°の接続に入射する光エネルギに関連していた
。第22A図ないし第221図は45°の接続に入射す
る光が双方の偏波モードにあるときでさえ、この発明が
2個の偏波モードの結合された出力を効果的に等化する
ことを例示する。それは、光が45°の接続に到達する
前に無相関になるようにする際の複屈折ファイバ11の
セグメント200および複屈折変調器202の有益な効
果をさらに例示している。第22A図では、第1の接続
端部206に入射する光はj偏波モードおよびi偏波モ
ードの双方である光エネルギを含む。たとえば、強度ベ
クトル280は第1の接続端部206でj偏波モードの
光の強度を表わしさらにより小さい強度ベクトル282
は第1の接続端部206でのi偏波モードの光の強度を
表わす。接続204での複屈折ファイバ11の複屈折軸
の45°の回転は第1の接続端部206での2個のモー
ドの各々の光エネルギが第2の接続端部208で2個の
モード間で等しく分かれるようにする。第1の接続端部
206のj偏波モードの光エネルギは接続端部206の
11扁波モードの光エネルギと無相関であるので、第2
の接続端部208での光エネルギは4個の部分を含むと
考えられ得る。最初の2個の部分は第22B図に例示さ
れ、細い線の強度ベクトル282′により表わされる、
第22A図では最初i偏波モードであった光エネルギは
第2の接続端部208のj′偏波モードとi′偏波モー
ドの間で等しく分割される。光エネルギのこの分割は第
22B図でj′強度ベクトル290およびi′強度ベク
トル292により表わされる。同様に、第22C図は点
線の強度ベクトル280′により表わされるように最初
j偏波モードであった光エネルギの、強度ベクトル29
4により表わされるj′偏波モードおよび強度ベクトル
296により表わされるi′偏波モードの等しい部分へ
の分割を例示している。最初l偏波モードであった光は
無相関セグメント200および複屈折変調器202の効
果のせいで最初j偏波モードであった光とは無相関にさ
れたので、第22B図でj′強度ベクトル290により
表わされる光は第22C図でj′強度ベクトル294に
より表わされる光に干渉しない。同様に、第22B図で
i′強度ベクトル292により表わされる光は第21C
図で17強度ベクトル296により表わされる光に干渉
しない。したがって、第22B図での強度ベクトル29
0および292は第21C図の強度ベクトル294およ
び296とは別個に考えられ得る。
第22D図は第22B図の強度ベクトル290および2
92により表わされる光(すなわち、最初第1の接続端
部206のi偏波モードであった光)への偏波器220
の効果を例示する。前と同様に、強度ベクトル300に
より表わされるような、実質的にすべてのj′偏波モー
ドの光が偏波器220により通過させられ、さらにより
小さい強度ベクトル302(同−比で描かれていない)
により表わされるような i /偏波モードのの強度の
わずかo、ooi倍が通過させられる。
偏波器220により通過させられる、最初第1の接続端
部206のj偏波モードであった光の強度は第22E図
に例示され、強度ベクトル304はi′偏波モードの光
を表わし、さらに強度ベクトル306はi′偏波モード
の光を表わす。再び、i′強度ベクトル306により表
わされる光の強度はj′強度ベクトル304により表わ
される光の強度の0.001倍である。
複屈折ファイバ11のループ部分16を通過した後で、
モード間で結合された光は再びループ部分16に入射す
る対応する強度に比例する。しがって、第22F図はル
ープ部分16でi′偏波モードからj′偏波モードへ結
合される光を表すj′強度ベクトル310を例示し、さ
らに強度ベクトル312はループ部分16でj′偏波モ
ードからi′偏波モードへ結合される光を表わす。前と
同様、i′強度ベクトル312はj′強度ベクトル31
0により表わされる強度の1000倍である強度を表わ
す。第22F図での強度ベクトル310および312の
各々は第1の接続端部206で最初i偏波モードであっ
た光を表わす。
同様に、第22G図では、37強度ベクトル314は第
1の接続端部206で最初j偏波モードでありかつルー
プ部分16でi′偏波モードからi′偏波モードへ結合
された光を表わしている。
また第22G図では、17強度ベクトル316は第1の
接続端部206で最初j′偏波モードでありかつループ
部分16でj′偏波モードからi′(偏波モードへ結合
された光を表わす。第22F図におけるように、i′偏
波モードに結合される光を表わす強度ベクトル316は
j′11波モードの光の1000倍の強度を表わす。
偏波器220を戻って通過した後で、偏波モードの各々
の光は等化される。第22H図の強度ベクトル320は
第22F図でj′強度ベクトル310により表わされ、
かつ偏波器220による実質的な減衰を有さなかったj
′偏波モードの光を表わす。同様に、第22H図のベク
トル322はされたi′偏波モードの光を表わす。した
がって、i′強度ベクトル312により表わされる強度
はj′強度ベクトル310により表わされる強度の10
00倍であったので、i/強度ベクトル322および1
7強度ベクトル320は実質的に等しい。同様に、第2
21図のj′強度ベクトル324は第22G図でj′強
度ベクトル314により表わされたj′偏波モードの実
質的に減衰されない光を表わし、さらに第221図での
i′強度ベクトル326は偏波器200を通過する際に
係数1000だけ減衰されたi′偏波モードの光の強度
を表わす。再び、i′強度ベクトル326はj′強度ベ
クトル324により表わされる強度に実質的に等しい強
度を表わす。
第22H図の強度ベクトル320および322は強度ベ
クトル324および326により表わされる光と無相関
の光を表わすので、2対の強度ベクトルにより表わされ
る光は干渉せずさらに2対の強度は光の位相とは無関係
に増す。i′偏波モードの強度はj′偏波モードの強度
に等しいので、その効果は光信号が実質的に等しい2個
の偏波モードの強度でループに入力された場合と同じで
ある。したがって、2個の偏波モードの強度の変動によ
り引き起こされる強度型位相誤差(すなわち、第■群の
位相誤差)は実質的に存在しないであろう。
2個の特定の具体例のみが提示されてきたけれども、当
業者はこの発明が、2個の偏波モードの光が無相関であ
る限り、2個の偏波モード光出力の相対的な量に係わり
なく先に説明された効果を提供するであろうことを理解
するであろう。複屈折変調器202の機能は2個の偏波
モードが無相関であることを保証することである。
I型および■型誤差の組合わされた改良第23図は無相
関ファイバセグメント2001復屈折変調器202.4
5°の接続204、および偏波器220と結合して無相
関セグメント58および複屈折変調器60を使用するこ
とを介し振幅型位相誤差(第1群)および強度型位相誤
差(第■群)の減少を達成するための、第20図の回転
センサと組合わされた第6図の回転センサを例示してい
る。
第24図は付加的な複屈折変調器500が複屈折ファイ
バ11のループ部分16に位置決めされる、この発明の
代替の実施例を例示する。ループ複屈折変調器500は
ループ部分16の中心に関し非対称的である成る場所で
ループ部分16に設置される。たとえば、ループ複屈折
変調器500は第2の方向性カプラ14のポートDより
も第2の方向性カプラ14のボートCにより近接して設
置されるように示されている。ループ複屈折変調器50
0の機能は先に説明されたように、2個の偏波モードで
移動する光波間に時間により変化する位相シフトを引き
起こす時間により変化する複屈折を誘起することである
。このことは、時計方向で偏波モードの一方から(たと
えば、モードiから)偏波モードの他方へ(たとえば、
モードjへ)結合される光エネルギが反時計方向の結合
された光エネルギと無相関になるようにする。したがっ
て、時計方向で各モードに結合された光は反時計方向で
対応するモードに結合された光に干渉せず、したがって
、そのような結合から生じる強度型誤差を効果的に、実
質的に減少または除去する。
【図面の簡単な説明】
第1図は例示の回転センサの概略図であり、光源からの
光が結合される光ファイバの1個の連続したストランド
を示し、かつそのような1個の連続したストランドから
形成されるセンシングループを示し、さらに第1図はフ
ァイバループを介し逆伝搬する波の間の位相差を検出す
るための検出システムを示す。 第2図は第1図のファイバループの概念的モデルを例示
する概略図であり、偏波モードの具体的な対に対し、フ
ァイバループを横断するときの逆伝搬する波の電界成分
を示している。 第3図は第2図の概念的モデルの概略図であり、ファイ
バループを横切った後に逆伝搬する波の電界成分を示し
ている。 第4図は光出力信号のベクトル図であり、第3図に示さ
れる電界成分から生じるrdcJ項のベクトル和を示す
実軸に沿った方向を向けられたベクトルと、第3図に示
される電界成分から生じる干渉類のベクトル和を表わす
フェーザーの態様で回転する別なベクトルを示し、さら
に干渉類を表わすベクトルの、1)回転により誘起され
たサグナック位相差および2)非回転式に誘起された位
相差により引き起こされた位相誤差への応答をさらに例
示している。 第5図は第4図のベクトル図に対応し、サグナック位相
差に対する、検出器により測定されるような光学強度の
グラフであり、非回転式に誘起される位相誤差の効果を
例示している。 第6図はこの発明の回転センサの実施例の概略図であり
、第1の方向性カプラと第2の方向性カプラの間に配列
される複屈折変調器を示している。 第7図はこの発明の複屈折変調器の部分的な斜視図であ
り、2個の石英スラブの間にサンドイッチ状にされかつ
圧電変換器により駆動される光ファイバを示し、さらに
また圧電変換器を駆動するための信号源の概略的な表示
を含んでいる。 第8図は第7の線8−8に沿って破断された複屈折変調
器の断面図である。 第9図は水甲幀での温度関数とバーチカルスケールでの
複屈折により引き起こされる各オフセット誤差との間の
関係のグラフ図である。 第10図は時間の関数で圧電駆動信号をグラフで表わし
たものである。 第11図は時間関数で複屈折変調器により引き起こされ
る角オフセット誤差の変動をグラフで表わしたものであ
る。 第12図は温度の組合わされた効果により引き起こされ
た角オフセット誤差と複屈折変調器との間の関係をグラ
フで表わしたものであり、角オフセット誤差の0への平
均化を示している。 第13図は、第12図におけるのと同じであるが温度関
数の異なる大きさに対し、温度の組合わされた効果によ
り引き起こされる角オフセット誤差と複屈折変調器との
間の関係をグラフで表わしたものであり、再び各オフセ
ット誤差のOへの・「均化を示している。 第14図は複屈折変調の関数で振幅型誤差をグラフで表
わしたものであり、複屈折変調の振幅が2πの倍数であ
るときに振幅型位相誤差が0に減じることを示している
。 第15図は第■群の電界成分から生じる干渉類のベクト
ル図である。 第16図は第15図の2個のベクトルのベクトル和を表
わす結果として生じるベクトルを示し、かつそのような
結果として生じるベクトル和と関連する位参〇誤差を例
示する、ベクトル図である。 第17図は大きさが等化された第15図のベクトルを示
すベクトル図である。 第18図は第17図のベクトルのベクトル和を表わす、
結果として生じるベクトルのベクトル図であり、位相誤
差がベクトルの大きさを等化することにより除去され得
ることを例示している。 第19図はサグナック位相差に対する、検出器により測
定されるような光強度のグラフであり、(si、 )n
 A差をOと仮定して、第4図の干ルベクトルの大きさ
の変化の効果を例示している。 第20図はこの発明の回転センサの実施例の概略図であ
り、ファイバの2個の偏波モードの光、45°の接続、
および第1および第2の方向性カプラの間に配列される
偏波器を無相関にするための手段を示している。 第21A図ないし第21E図は、実質的にすべての光が
一方の1偏波モードで45°の接続へ入射するときの強
度型位相誤差への無tLI関手段、45°の接続、およ
び偏波器の効果をグラフ式に例示している。 第22A図ないし第221図は45°の接続へ入射する
光が双方の偏波モードの無相関の光を含むときの無相関
手段、45°の接続、および偏波器の効果をグラフ式に
例示している。 第23図は第20図の無相関手段、45°の接続、およ
び偏波器と結合して第6図ないし第8図の複屈折変調器
を含むこの発明の好ましい実施例の概略図である。 第24図はこの発明の代替の実施例であり、センサで強
度型位相誤差を減じるために、センサのループ部分に非
対称的に設置された複屈折変調器を示している。 図において、10は光源、11は光ファイバ、12およ
び14は方向性カプラ、16はループ、20は光検出器
、24は増幅器、26は信号発生器、28は位相変調器
、58は無相関セグメント、60は複屈折変:AS、6
2および64は石英スラブ、66は圧電変換器、74は
変調源、200は無相関セグメント、202は複屈折変
調器、204は45°の接続、206および208は接
続の端部、220は偏波器である。 ザ・ボード・オブ、・!・ラスティ、−ズーオブ・ザル
ランド・スタツク;l−1’・ジュニア・ユニバー/1
イ代理人弁理士深見久部、”” ” i:)(ほか2名
)−・ 、′ iA軸 4夕41 4だγ 47り5 4]りQ 、4和 門

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバ回転センサであって、 ループを形成する複屈折光ファイバと、 前記ループを閉じるためのカプラと、 光を生じるための光源とを特徴とし、前記光源および前
    記ファイバは、前記光が2個の直交偏波モードで伝搬す
    るように、前記光が前記ファイバに導入されるようにす
    るように配置され、 前記光が前記2個の直交偏波モード間で実質的に等しく
    分割されるように、前記光源と前記カプラ間に配置され
    、前記モードの光の強度を等化するための手段と、 前記光源と前記等化手段との間に配置され、前記等化手
    段に到達する前に前記一方のモードの光と前記他方のモ
    ードの光との間の位相の相関性を減じるための手段と、 前記モードの間で分割される前記光を受取るために前記
    等化手段と前記カプラとの間に配置される偏波器とを特
    徴とし、実質的にすべての光がカプラに到達すると前記
    モードのうち一方になるように、前記偏波器が前記偏波
    モードの一方の光を阻止する一方で前記偏波モードのう
    ち他方の光を通過させ、 前記カプラは前記偏波器を通過した後に光を分裂し、前
    記ループのまわりを逆伝搬する1対の光を提供し、前記
    カプラは前記波を再結合し出力信号を形成し、さらに前
    記偏波器に伝搬するように前記出力信号を結合し、さら
    に 前記偏波器を通過した後に前記出力信号を検出するため
    の手段を特徴とする、センサ。
  2. (2)前記光源と前記カプラ間の前記光ファイバの直線
    部分をさらに特徴とし、前記等化手段、相関性を減じる
    ための前記手段、および前記偏波器が前記直線部分によ
    り光学的に相互接続される特許請求の範囲第1項に記載
    のセンサ。
  3. (3)前記偏波器と前記カプラの間に配置され、前記偏
    波器と前記カプラとの間で伝搬する光の間の相関性を減
    じるための第2の手段をさらに特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載のセンサ。
  4. (4)相関性を減じるための前記第2の手段が前記光フ
    ァイバで周期的な時間により変化する複屈折を誘起する
    複屈折変調器を特徴とし、前記時間により変化する複屈
    折は前記時間により変化する複屈折の期間に亘り実質的
    に0に等しい平均的な大きさを有する前記出力信号に位
    相誤差を引き起こす、特許請求の範囲第3項に記載のセ
    ンサ。
  5. (5)前記検出手段が光検出器と、前記出力信号を前記
    光検出器に結合するための前記偏波器と前記光源との間
    に配置された第2のカプラとを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載のセンサ。
  6. (6)前記偏波器が光ファイバ偏波器を特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載のセンサ。
  7. (7)前記等化手段が前記光源と前記偏波器との間の光
    ファイバの長尺での接続を特徴とし、前記接続は接続の
    一方の側の前記ファイバの複屈折の軸が前記接続の他方
    の側の前記ファイバの複屈折の軸に関して45°の角度
    で配向される、特許請求の範囲第1項に記載のセンサ。
  8. (8)相関性を減じるための前記手段が光ファイバのコ
    ヒーレント長よりも大きい長尺を有する複屈折光ファイ
    バの一部を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    センサ。
  9. (9)一方のモードの光と他方のモードの光との間の位
    相の相関性を減じるための前記手段が複屈折変調器をさ
    らに特徴とする、特許請求の範囲第8項に記載のセンサ
  10. (10)前記光源が広帯域光源である、特許請求の範囲
    第1項に記載のセンサ。
  11. (11)前記光源がスーパールミネセント・ダイオード
    である、特許請求の範囲第10項に記載のセンサ。
  12. (12)光ファイバ回転センサにおいて、前記光ファイ
    バで環境により誘起された複屈折により引き起こされた
    位相誤差を減じるための方法であって、 前記光を伝搬するために第1および第2の偏波モードを
    有する光ファイバの入力部分へ光を導入する段階と、 前記第1の偏波モードの光が前記第2の偏波モードの光
    と無相関になるようにし、無相関な光を提供する段階と
    、 最初前記節1の偏波モードであったいかなる光も前記2
    個の偏波モード間で等しく分割され、さらに最初前記第
    2の偏波モードであったいかなる光もまた前記2個の偏
    波モード間で等しく分割され、等化された強度の光を提
    供するように、前記偏波モードの各々の光を等しい部分
    に分割する段階と、 実質的にすべての前記第1の偏波モードの光が前記偏波
    器により伝送されさらに実質的にすべての前記第2の偏
    波モードの光が前記偏波器により阻止されるように、前
    記偏波モードの各々の等化された強度の無相関の光に偏
    波器を通過させる段階と、 前記偏波器により伝送される光を2個の実質的に等しい
    部分に分割しさらに前記部分の一方を光センシングルー
    プのまわりを時計方向に伝搬する一方で前記部分の他方
    を前記光センシングループのまわりを反時計方向に伝搬
    する段階とを特徴とし、前記第1の偏波モードの光の一
    部が前記第2の偏波モードに結合されさらに前記第2の
    偏波モードの光の一部が前記第1の偏波モードに結合さ
    れ、 前記時計方向に伝搬する光部分を前記反時計方向に伝搬
    する光部分と組合わせ、光出力信号を与える段階と、 前記偏波器が実質的にすべての前記第1の偏波モードの
    光を伝送しかつ実質的にすべての前記第2の偏波モード
    の光を阻止するように、前記光出力信号に前記偏波器を
    通過させる段階と、さらに 前記偏波器を通過した後に前記光出力信号を検出し、前
    記光センシングループの角回転に応答する回転出力信号
    を与える段階とを特徴とする、方法。
  13. (13)第1の偏波モードの光が第2の偏波モードの光
    と無相関になるようにする段階は、光に光ファイバのコ
    ヒーレント長よりも大きい長尺を有する複屈折光ファイ
    バのセグメントを通過させる段階を特徴とする、特許請
    求の範囲第12項に記載の方法。
  14. (14)第1の偏波モードの光の位相が第2の偏波モー
    ドの光の位相に関し周期的に変化されるように、第1の
    偏波モードの光が第2の偏波モードの光と無相関になる
    ようにする段階が複屈折光ファイバで周期的な時間によ
    り変化する複屈折を誘起する段階をさらに特徴とする、
    特許請求の範囲第13項に記載の方法。
  15. (15)複屈折光ファイバで周期的な時間により変化す
    る複屈折を誘起する前記段階が複屈折のその軸の一方に
    沿って光ファイバを周期的に圧搾する段階を特徴とする
    、特許請求の範囲第14項に記載の方法。
  16. (16)前記偏波モードの各々の光を等しい部分に分割
    する前記段階が 光ファイバの第1の部分で複屈折の軸の第1の組に沿っ
    て光を伝搬する段階と、さらに 複屈折の軸の前記第1の組に沿って伝搬する前記光を光
    ファイバの第2の部分で複屈折の軸の第2の組に光学的
    に結合する段階とを特徴とし、前記第2の組の軸は前記
    第1の組の軸に関して45の角度で配向される、特許請
    求の範囲第12項に記載の方法。
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