JPS6394514A - 回路遮断装置 - Google Patents

回路遮断装置

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JPS6394514A
JPS6394514A JP23786586A JP23786586A JPS6394514A JP S6394514 A JPS6394514 A JP S6394514A JP 23786586 A JP23786586 A JP 23786586A JP 23786586 A JP23786586 A JP 23786586A JP S6394514 A JPS6394514 A JP S6394514A
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JP23786586A
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村井 和三郎
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Terasaki Electric Co Ltd
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Terasaki Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は転流方式による回路遮断装置に関する。
〔従来技術〕
図面の第1図に示されるように、従来ての回路遮断装置
100は機械式開閉接触子101とコンデンサー102
と酸化亜鉛を主体とする電流制限形の非線形抵抗素子1
03を並列に接続し、通電状態では開閉接触子101に
通電し、遮断に際しては電流を−Hコンテンサー102
に転流させ、コンデンサー102の電圧を次式に従って
上昇させる。
工・t Vc = − 但し、VC=コンデンサー電圧(ボルト)工 :電 流
 (アンペア) C:コンデンサーの容量 (ファラッド)t:時間(秒
) 電流工が大きい場合には、コンデンサー電圧Vcが非線
形抵抗素子103のクランプ電圧に達すると電流が非線
形抵抗素子106に通流し、コンデンサー電圧Vcをそ
れ以上あまり上昇させることなく回路および電源から供
給されるエネルギーを非線形抵抗素子103がジュール
熱として消費し、アークを発生することなく電流を遮断
する回路遮断装置100はよく知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の回路遮断装置において、コンデンサーされるので
遮断電流が短絡電流のように大きければ、従来技術では
コンデンサー102の容量を大きくし電圧上昇率を下げ
なければアークが発生し初期の目的を達成することはで
きない。
大電流においてアークを発生する理由は機械式接触子1
01の初開離速度が一般に大きくできないために接触子
開離直後の無発弧状態における接触子相互間の絶縁耐力
上昇特性、すなわち、コールドリカバリー特性がVcの
上昇特性を下廻った場合に発弧現象が生じ、無発弧遮断
ができないという欠点があった。
例えば、工=1000OA、  C:200μFとする
械式接触子の初開離速度がg ”/seaであり、非線
形抵抗素子の始動電圧を5000 Vとすると、この電
圧をコールドリカバリー状態で保証する開離距離は約0
.8龍であるから、コールドリカバリーが開離距離に比
例するとして、その上昇る。発弧を防止するためには電
流を くするか、若しくは初開離速度を る。
しかしながら、こ\に使用するコンテンサーは極性がな
く、また回路電圧によっては耐電圧の高いフィルム系コ
ンデンサーが必要であるために大形となり経済的でない
欠点がある。一方、機械式開閉接触子を形成する通常の
気中開閉型彫回路遮断器は接触子機構が一般的に固定軸
を中心とする回動形で、可動アーク接触子は回動腕を形
成する可動接触子装置の先端に、可動主接触子は回動腕
の中間位置に夫々装着されており、アーク接触子の開離
速度は主接触子よりも速いが腕の長さに限度があり、こ
れによって幾らでも開離速度を増すことはできない。
また、可動接触子装置には可動主接触子と可動アーク接
触子が同時に装架されているので可動部慣性モーメント
が大きくなり、アーク接触子の高速度な動きが阻害され
る。従って、このような従来の構成の接触子装置を無発
弧形の回路遮断装置には利用できないという欠点がみら
れた。
従って、この発明の主たる目的は回路遮断器の初開離速
度を増大した機構の機械式開閉接触子を比較的小容量の
コンデンサーと、非線形抵抗素子とを並列に用いて大電
流領域まで無発弧形遮断を行うことのできる回路遮断装
置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は主接触子と従来形遮断器のアーク接触子に相
当する転流接触子をもつ機械的接触子装置をコンデンサ
ーと非線形抵抗素子を並列に接続して無発弧形の回路遮
断装置としたものであって、転流接触子を高速度で開離
させる接触子構造を備えるものである。この転流接触子
は主接触子から全く独立して設けられた固定軸を回転中
心とし、開離に際しては可動主接触子装置がこの固定軸
の近傍において可動転流接触子装置に衝撃的に作用し可
動主接触子装置の運動エネルギーを可動転流接触子装置
に与えて固定軸から距った位置に装着された可動転流接
触子を腕の長さ比に応じた比率で増幅し、高速度で開離
させる機械式開閉接触子構造としたものである。
〔作 用〕
この発明に係る回路遮断装置は、機械式開閉接触子装置
とコンデンサーと電圧制限形非線形抵抗素子を並列に接
続し、機械式開閉接触子装置は一対の固定主接触子装置
と可動主接触子装置ならびに一対の固定転流接触子装置
と可動転流接触子装置が電気的に並列に接続され、可動
主接触子装置は遮断スプリツタによって開離方向に偏倚
され、可動転流接触子装置は可動主接触子装置から機械
的に独立した固定軸に枢着され、可動転流接触子装置に
懸架された転流接触子ばね手段が可動転流接触子装置を
閉路する方向に偏倚し、開路に際しては可動主接触子装
置が先行して開離し、主接触子部が僅かに開離した後に
、可動主接触子装置の一端が可動転流接触子装置の固定
軸の近傍に衝撃的に当接し、転流接触子ばね手段の偏倚
力に抗して可動転流接触子装置の一端に形成する転流接
触部を急速に開離し、電流遮断に際して回路電流をフン
テンサーに吸収させ、特に、大電流遮断の場合にはコン
デンサーの電圧上昇に伴って電圧制限形非線形抵抗素子
に電流が連流し、回路エネルギーをジュール熱として消
費して電流を遮断するもので、並列に組合せて使用され
るコンデンサーが比較的小容量であっても大電流領域ま
で無発弧形の遮断が行えることを特徴としている。
〔実施例〕
図面の第2図乃至第10図にはこの発明の回路遮断装置
の一実施例が示され、第2図はこの発明の回路遮断装置
の電気的接続図で、回路遮断装置200は電源Eより短
絡回路の抵抗Rおよびインダクタンスしに供給されるエ
ネルギーを遮断するもので、機械的開閉接触子として後
述の開閉器201の開閉可能な一対の主接触子を備えた
主接触子装置201Aならびに開閉可能な一対の転流接
触子を備える転流接触子装置201Bと並列にコンデン
サー202と電圧制限形の非線形抵抗素子203が接続
されている。
回路遮断装置200の電路に流れる電流を検出するため
に電流検出装置204が設けられており、この電流検出
装置204から出力が静止形の過電流継電器205に入
力され、過電流継電器205は予め定められた演算方法
に応じて引外し条件を検出してその値を越えると、後述
の衝撃列外し装置54が作動して閉路状態にある主接触
子装置201Aならびに転流接触子装置201Bを急速
に開路状態に移行する。
上述の回路遮断装置200において、機械的開閉接触子
の気中での開極距離に対する耐電圧は一般に第6図で示
される微小ギャップの耐電圧特性に示されるように変化
するもので、例えばコンデンサー202を200μFと
し、電圧制限形の非線形抵抗素子206は酸化亜鉛を主
体として焼成した抵抗体であって第4図に示されるよう
な電流−電圧特性をもち、クランプ電圧を5000Vと
すると、コンデンサ一端子電圧Vcの上昇特性は第5図
に示されるように遮断電流I KA、 2KA、 3K
A、 4KA、 6KA、 8KA 、 10KAの各
直線で示され、コンデンサーの端子電圧Vcが転流接触
子101Bのコールドリカバリーを越えると、アークが
発生することになるので、遮断電流10 kAにおいて
アークを発生しないためには、転流接触子のコールドリ
カバリー特性Vgは第5図に示されるよう転流接触子の
開離速度が15 m/secの速度が必要である。また
、遮断電流6KAの場合には転流接触子101 Bの開
離速度は+ 0 ”/secあればよい。こ\で使用さ
れる主接触子と転流接触子の開離特性は第6図に示され
るように主接触子が開離速度2m/I3゜。て1mm程
度開離したとき、転流接触子が急速に開離を開始するよ
うに構成されており、転流接触子の開離速度は15 m
//s、。程度に設計されていて遮断電流が10KAで
もコンデンサーの端子電圧Vcの上昇を上廻り、アーク
が発生しないように設定される。すなわち、回路遮断装
置200は、主接触子が閉路した通電状態より遮断に際
して転流接触子が開離を開始するまでは、コンデンサー
202が短絡状態にあり、コンデンサー電圧Vcが発生
していないが、転流接触子が開離と共に電流はコンデン
サー202に転流し、コンデンサー電圧Vcが上昇する
が、転流接触子の開離が高速度なので、コンデンサー電
圧によって発弧することなく、コンデンサー電圧Vcが
非線形抵抗素子203のクランプ電圧に達し、コンデン
サー202は充電を中止して非線形抵抗素子203に通
流して回路のエネルギーを非線形抵抗素子203内に発
生するジュール熱として消費し回路電流を遮断する。
第7図、第8図はこの回路遮断装置200の転流接触子
の開離より全遮断に至る電圧と電流の変化を示すもので
、コンデンサ一端子電圧Vcは非線形抵抗素子203が
回路のエネルギーを消費している間ははマ電圧一定とな
るが、電流はその間に減少する。電流が減少して非線形
抵抗素子203の電圧を維持できなくなると、コンデン
サー202の残留電荷は回路に放電されて負荷回路のリ
アクタンスLとの間で振動電流を流す。しかし、回路の
エネルギーは既に殆んど消費されているので、この電流
は極めて僅かであり負荷回路の抵抗Rによって少し宛消
費されて次第に減少し遂には零となる。コンデンサー2
02には電源電圧に等しい電圧が残留する。
また、遮断電流が無発弧遮断の限界値を越えるような大
電流遮断の場合、すなわちコンデンサ一端子電圧Vcが
転流接触子の接点間耐電圧を上廻る場合は、転流接触子
間にコンデンサー202 の電荷をアークとして放電す
る。この放電によってコンデンサー202は無電荷、無
電圧となり直ちに次の充電が開始され、更に前回と同様
にコンデンサ一端子電圧Vcが転流接触子間の耐電圧を
上廻れば前回と同様に再び放電する。
このような充電、放電を繰返しながら1次第に転流接触
子の接点間が開離し、耐電圧が上昇して行き、数回の発
弧の後にコンデンサー202がアーク放電を開始する以
前にコンデンサー電圧Vcが非線形抵抗素子206のク
ランプ電圧に達し、それ以後はアーク放電をせずに充電
々流が非線形抵抗素子203に転流し、先の無発弧遮断
の時と同様に回路のエネルギーを吸収して遮断する。
このようなアーク僅小形遮断における初期の電圧変化が
第9図に示され、開離より全遮断に至る電圧の変化が第
10図に示される。
アーク僅小形遮断の際に起る放電の開始電圧は転流接触
子間が先駆放電によって絶縁が劣化しているので、コー
ルドリカバリーより低いホットリカバリーによって支配
される。また、アーク僅小形遮断の際の放電によって転
流接触子間に注入されるエネルギーは、コンデンサー2
02に一時的に蓄積される静電エネルギーであり、この
量は回路のエネルギーに比べてごく僅かであり、この放
電が転流接触子間の絶縁回復に大きい支障を及ぼすこと
なくコンデンサー電圧Vcは非線形抵抗素子203のク
ランプ電圧に到達できる。従って、このように大電流遮
断時に転流接触子間に放電が発生しても非線形抵抗素子
206の動作開始が数10〜数100μ・5e(H程度
遅れるだけで転流接触子を僅かに損耗させる程度である
から、回路遮断装置200の定格遮断電流以内で全く無
発弧遮断にする必要はなく、大電流域で僅かの発弧を認
めることによってコンデンサーの容量を少し小さくする
ことができるので、経済性が向上できる。
上述の無発弧またはアーク僅小形の回路遮断の条件を充
すためには従来の開閉器では困難であり、こ\て実施さ
れている転流接触子装置201Bの接点の初開離速度を
大きくした開閉器が効果的であり、次にその実施例につ
き説明する。
第11図乃至第17図はこの様なこの発明の回路遮断装
置の開閉器を示す図で、これら第11図乃至第17図を
参照して、この開閉器201の構成について説明する。
図示される様に、開閉接触子装置は一対の対応する固定
主接触子装置SMと可動主接触子装置MMより形成され
る主接触子装置201A、ならびに一対の対応する固定
転流接触子装置STと可動転流接触子装置MT  とよ
り形成される転流接触子装置201Bとを備えている。
固定主接触子装置SMは固定側コンタクト台1の前面側
に固定主接触子2が装着゛され、背面側に固定端子導体
3が装着される。
また、第12図、第13図にて、固定転流接触物4を介
してビス5,5′により固定転流接触子6が装着され、
固定側コンタクト台1には98字形の左右一対の固定転
流接触子接続導電体7の一端がビス8により電気的に接
続され、他端が固定転流接触子6の両側部に接続されて
いる。
左右一対のコの字形の絶縁カバー10が固定転流接触子
接続導電体7と後述の可動転流接触子装置MTを絶縁す
るように設けられている。
可動側接触子装置は中央に突出するように設けられる可
動転流接触子装置MTとその両側に分割されて並列に配
置される可動主接触子装置MMを備えるもので、可動主
接触子装置MMは第12図、第14図に示されるように
固定主接触子2との対応位置に可動主接触子11が2組
宛1組として可動転流接触子装置MTの両側に2組宛設
けられている。可動主接触子11は一端の円弧接触部1
1aが固定主接触子2と接離し且つ他端の円弧接触部1
11)が可動側コンタクト台12の前面側と開閉に際し
ても接触を維持するj¥′固定軸13に回動自在に支承
されているOまた・可動側コンタクト台12の背面側に
可動側端子導体14が装着されている。可動主接触子1
1の各組の両側に主接触子作動板15の一端がピン9に
よって可動主接触子11と一体に軸13により回動自在
に支承され、他端に保合部15aを備え、可動主接触子
11と主接触子作動板15を挟むように可動主接触子ホ
ルダー16が設けられている。可動主接触子ホルダー1
6は固定枠17に架設された可動主接触子ホルダー軸1
8に回動自在に軸支され、コンタクトスプリング受け1
9が装着され、このコンタクトスプリング受け19と可
動主接触子11の各組との間にコンタクトスプリング2
0が架設される。可動主接触子ホルダー16の一端側に
は叩打軸21が装着され、主接触子作動板15の係合部
15aとの間に間隙G1をもって対応するように設けら
れ、叩打軸21さ固定フレーム17に固着されたスプリ
ング架は軸22との間に4本の遮断スプリング23が架
設され、可動主接触子ホルダー16を開路方向に偏倚す
る。
また、主接触子ホルダー16の他方側にはストッパーロ
ーラ24とトリップローラ25が装着されている。
可動転流接触子装置MTは第12図、第16図を参照し
て可動転流接触子26が可動主接触子11より前方に突
出して固定転流接触子6と対応するよう可動転流接触子
台27に装着される。可動転流接触子台27の折り曲げ
下端部27aには可撓性導電体28の一端が接続され、
可撓性導電体28の他端は可動コンタクト台12に電気
的に接続された固定導電体29に接続されている。可動
転流接触子台27は可動転流接触子ホルダー60の一端
に保持され、更に可動転流接触子ホルダー60は可動転
流接触子装置MTの固定軸61を支点として回動するよ
うに設けられている。また、可動転流接触子ホルダー3
0ははWJ形に形成され、フック部の内側縁に可動主接
触子ホルダー16の叩打軸21の第1の係合縁30aと
第2係合縁30bとをもつカム形状に設けられている。
また、可動転流接触子ホルダー30の他端部に設けたば
ね架は軸32と、固定フレーム17に設けられた固定軸
66との間に可動転流接触子ばね64が架設され、常時
可動転流接触子26を閉路方向に偏倚し、可動転流接触
子ホルダー60の係合溝縁30aと可動主接触子ホルダ
ー16に装着された叩打0t121とには間隙G2をも
って対応するように設けられている。
可動主接触子ホルダー軸18は第11図、第12図に示
されるように固定フレーム17の長孔37内を摺動でき
るように設けられ、可動主接触子ホルダー軸18に枢着
された連結板38が埋込み金具39を介して成形絶縁物
よりなる操作ロッド40に連結されている。この操作ロ
ッド40は図示が省略された周知の開閉操作機構によっ
て開閉操作が行われるようになっている。可動主接触子
ホルダー16の一端に設けられた4個のトリップローラ
25は夫々4個のフックレバー41の一端に設けられた
フック部41aによって通常係合保持されている。フッ
クレバー41は中央部をフックレバー軸42によって回
動自在に支承され、夫々の他端41bはトリップ作動板
46と一体に設けられたトリップ連動軸44と対応し、
フックレバーばね45により時計方向の偏倚力を受けて
いる。また、トリップ作動板46は第13図に示される
ように腕部がフックレバー軸42に共通に回動自在に支
承され、復帰ばね46がトリップ作動板43と固定枠部
材47との間に架設される。この固定枠部材47はフッ
クレバー軸受け47aと一体に形成されている。
可動接触子装置の中央部の固定フレーム17の下端部に
は第12図、第13図に示されるように可動主接触子ホ
ルダー16に設けられたトリップローラ25と、一端が
対応するようにトリップ連動レバー49が設けられてい
る。トリップ連動レバー49は絶縁材料からなり、固定
フレーム17に架設される軸48に回動自在に軸支され
他端がトリップリンク50の一端に連結されている。ま
た、トリップリンク50の他端は回路遮断器の前面側に
設けられる開閉操作機構(図示されない)と作動的に接
続される。
更に、中央部の固定フレーム17の下端は補強枠部材5
1より支持されており、この補強枠部材51は可動側コ
ンタクト台12に装着された取付台52に固定枠部材4
7と共にビス56により取付けられている。また、トリ
ップ作動板43と対応して衝撃列外し装置54の絶縁物
からなる頭部55aを備えたトリップ用作動棒55が対
応して設けられている。この衝撃列外し装置54は電磁
石から構成され、過電流、その他の引外し信号によって
第2図に示される前述の過電流継ヱ器205内に装備さ
れたコンデンサの充電々荷がサイリスク−によって放電
し、励磁コイルに印加されることによりトリップ用作動
棒55が突出するように設けられている。
次に、上述のこの発明の回路遮断装置の動作を説明する
と、第16図、第14図に示される閉路状態においで過
電流が流れた場合に、衝撃列外し装置54の励磁コイル
に引外し信号が印加されると、トリップ用作動棒55が
トリップ作動板46を回動してトリップ連動軸44を介
してフックレバー41の一端を押し上げて4個のフック
レバー41を夫々反時計方向に回動させ、可動主接触子
ホルダー16の一端に装着されたトリップローラ25と
フックレバー41との係合を解き、可動主接触子ホルダ
ー16が遮断スプリング26により可動主接触子ホルダ
ー軸18を支点として反時計方向に回動し、叩打軸21
が間隙G1だけ回動して主接触子作動板15の係合部1
5aと係合した時点より可動主接触子11が軸13を支
点として回動を始め、円弧接触部+1aが固定主接触子
2と僅かに開離したとき、叩打軸21が始動位置より第
13図に示す間隙G2だけ移動し、叩打0!121が可
動転流接触子ホルダー30の第1の係合溝縁30aと衝
突し、可動転流接触子ホルダー30が可動転流接触子ば
ね34に抗して軸31を支点として急速に反時計方向に
回動し、可動転流接触子26が固定転流接触子6に対し
て高速度で開離し、更に可動主接触子ホルダー16が回
動して叩打軸21が可動転流接触子ホルダー30の第1
係合縁30aより第2係合縁30bに乗り上げた後、可
動主接触子ホルダー16の側線が固定フレーム17の固
定軸33に当って停止する。可動転流接触子ホルダー3
0は開路位置での可動転流接触子ばね34による閉路方
向への偏倚が第2係合縁30bの叩打軸21との係合に
より阻止されて可動転流接触子26は開路位置に保持さ
れた第15図のトリップ状態となる。
この場合に5第2係合縁Sobは叩打軸21の後半の運
動に対して可動転流接触子装置MTを殆ど移動させない
ようなカム面を構成しているので、可動転流接触子装置
MTの全開離角度が過大になることを防止している。可
動主接触子ホルダー16の他端部に設けられたストッパ
ーローラ24は補強枠部材51の取付台52の前面側に
装着された弾性材料からなる緩衝板56と衝合して可動
主接触子ホルダー16の受ける衝撃力が吸収される。
一方、可動主接触子ホルダー16の一端のトリップロー
ラ25はフックレバー41との係合が解かれた際は、ト
リップローラ25は可動主接触子ホルダー16の反時計
方向の回動によりトリップ連動レバー49を時計方向に
回動させ、トリップリンク50を介して開閉操作機構を
崩潰し、これに連なる操作ロッド40を引き上げるよう
に作用する。操作ロンド40のこの引き上げ作用によっ
て連結板38と一体の可動主接触子ホルダー軸18が固
定フレーム17の長孔37内を摺動し、可動主接触子ホ
ルダー16が時計方向に揺動されてストッパーローラ2
4とトリップローラ25が移動される。この際、衝撃列
外し装置の励磁コイルに印加された引外し信号が断たれ
て、トリップ用作動棒55は元位置に復帰しており、上
述のトリップローラ25の移動によってフックレバー4
1がフックレバーばね45により時計方向に回動され、
トリップローラ25とフックレバー41のフック部41
aとが係合し、フックレバー41の他端41b がトリ
ップ連動軸44と対応した開閉器が開路した第16図に
示すリセット状態となる0上述の開閉器は可動転流接触
子26が固定フレーム17に架設され、可動主接触子1
1と全く独立した固定軸31に軸支された可動転流接触
子ホルダー30に設けられ、開離に際しては可動主接触
子装置MMの叩打軸21が可動転流接触子ホルダー30
の回動支点となる固定軸61の近傍において、可動転流
接触子ホルダー60に衝撃的に作用し、固定軸31から
隔った位置に装着された可動転流接触子26までの距離
と。
固定軸31から叩打軸21が可動転流接触子ホルダー3
0への衝突点までの距離との腕の長さ比に応じた比率で
増幅して高速度で開離させると共に、可動転流接触子2
6の固定転流接触子6に対する初期開離距離が増大され
る。
また、可動転流接触子装置MTは可動主接触子11およ
び可動主接触子ホルダー16から独立した低慣性モーメ
ントの装置さして構成することができるので比較的大き
い可動主接触子装置MMの回転運動量を衝撃的に受けて
初開離速度を増大することが容易である。
更に、可動主接触子装置MMが開離を始めても、可動転
流接触子ホルダー30の回動支点となる軸31は全く独
立しているので、可動主接触子装置MMの叩打軸21が
可動転流接触子ホルダー30と衝突が起るまでは機械的
に相互に関係なく、従来のこの種の装置の如く可動接触
子装置に組込まれた可動転流接触子の回動支点となる軸
が可動接触子装置の始動時に揺動され。
可動転流接触子が不完全接触若しくは好まざる早期開離
を生じ、転流接触子への電流集中が妨げられることがな
い。
尚、可動転流接触子26は回動支点となる軸31に関し
て可動主接触子装置MMの可動転流接触子ホルダー30
に衝突する点と、可動主接触子26の接触点の腕の長さ
の比を比較的自由に選定できるので、組立精度を考慮し
た上で転流接触子の増(2率を好ましい値に設計するこ
とが可能である等の特徴を備える。
〔発明の効果〕
従って、上述のような特徴をもつ開閉器204の主接触
子装置201Aならびに転流接触子装置201Bと並列
にコンデンサー202と電圧制限形の非線形抵抗素子2
03が接続されるこの発明の回路遮断装置200におい
ては、可動転流接触子26の回動支点となる軸61を可
動主接触子装置MMから独立させ、腕の増幅機構によっ
て可動主接触子11の開離速度を増幅して可動転流接触
子26に変換するものであって、比較的慣性モーメント
の大きい可動主接触子装置MMを遮断スプリンタ23に
よって加速させ、発弧しない程度の距離5例えば1朋程
度、を開離させた後、可動主接触子装置Qの比較的大き
い運動量を比較的慣性モーメントの小さい可動転流接触
子装置MTに衝撃的に作用させ、可動転流接触子26の
初開離速度を増大させ、並列に接続されたコンデンサー
202の容量が比較的小さくてもコンデンサ一端子電圧
Vcの上昇を上廻る転流接触子の接点間のコールドリカ
バリー特性を得る効果を奏するものである。
また、この回路遮断装置200では遮断電流が無発弧遮
断の限界値を越えて転流接触子間にアークが発生しても
、コンデンサ一端子間がアークで短絡されることにより
、コンデンサー202は充電々荷を放出し、直ちに再充
電が始まりアークを吸収し、コンデンサ一端子電圧Vc
と転流接触子の初開離速度の関係によって数回の放電、
充電が繰り返される場合でも、その間に転流接触子の接
点間の距離は増大するので、遂には絶縁耐力の上昇がコ
ンデンサ一端子電圧Vcの上昇を上廻って放電が発生し
なくなり、非線形抵抗素子206のクランプ電圧に達し
て充電々流が非線形抵抗素子203に転流し、回路のエ
ネルギーを吸収してアーク僅小形遮断が安全に行える利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路遮断装置の電気的接続図、第2図乃
至第17図はこの発明の回路遮断装置の一実施例ならび
に特性説明図で、第2図はこの発明の回路遮断装置の電
気的接続図、第3図は気中での微小ギャップの耐電圧特
性図、第4図は電圧制限形の非線形抵抗素子の電流−電
圧特性曲線図、第5図は各遮断電流に対する転流接触子
のコールドリカバリー特性(Vg)およびコンデンサ一
端子電圧上昇特性(VC)を示す関連図、第6図はこの
発明の回路遮断装置の転流接触子の開離特性図、第7図
、第8図は夫々この発明の回路遮断装置の転流接触子の
開離より全遮断に至る電圧と電流の変化を示す曲線図、
第9図はアーク僅小形遮断時の初期の電圧変化を示す曲
線図、第10図は同じくアーク僅小形遮断における転流
接触子の開離より全遮断に至る電圧の変化を示す曲線図
、第11図乃至第17図はこの発明の回路遮断装置に実
施の開閉器を示す図で、第11図は閉路状態を示す開閉
器の一部を省略した中央断面側面図、第12図は可動接
触子装置の要部平面図、第16図は第12図の中央部X
tn −X1ll線を矢印方向よりみた閉路状態を示す
要部側断面図、第14図は同じく第12図のXIV −
XIV線を矢印方向よりみた要部側断面図、第15図は
トリップ状態を示す要部側断面図、第16図はリセット
状態を示す要部側断面図、第17図は接触子装置の要部
斜視図である。 図中、 SM:固定主接触子装置、 ST:固定転流接
触子装置、MM:可動主接触子装置、MT:可動転流接
触子装置、1:固定側コンタクト台、2:固定主接触子
、3:固定端子導体、4:絶縁物、6:固定アーク接触
子、7:固定アーク接触子接続導体、9:固定側アーク
ランナ。 10:絶縁カバー、11:可動主接触子、12:可動側
コンタクト台、14:可動側端子導体、15:主接触子
作動板、16:可動主接触子ホルダー、17:固定枠、
20:コンタクトスプリング、21:叩打軸、26:遮
断スプリング。 24:ストッパーローラ、 25ニトリツブローラ、2
6:可動アーク接触子、27:可動アーク接触子台、3
0:可動アーク接触子ホルダー、64:可動アーク接触
子ばね、35:消弧装置、36:消弧グリッド、38:
連結板、40:操作ロッド、41:フックレバー、43
:(’I[[,44ニド’Jツブ連動軸、45:フック
レバーばね、49ニトリツブ連動レバー、50:l−リ
ップリンク、51:補強枠部材、52:取付台、54:
衝撃列外し装置、55ニド’Jツブ用作動棒、56:緩
衝板、 200:回路遮断装置、201:開閉器、 2
01A:主接触子装置、201B:転流接触子装置、 
202:コンデンサー、 203:非線形抵抗素子、 
204:電流検出器、 205:過電流継電器。 特許出願人  寺崎電気産業株式会社 第3図 第4図 °6−Lンitじに′唯9つ(づ5ζ〕了i1第5図 時間 tじ危1妄触ろ開離后の藺「笥 第7図 イV) 第8図 1B網(岨 に 第9図 時間(Ps) 時間+msl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機械式開閉接触子装置とコンデンサーと電圧制限形
    非線形抵抗素子を並列に接続し、前記機械式開閉接触子
    装置は一対の固定主接触子装置と可動主接触子装置なら
    びに一対の固定転流接触子装置と可動転流接触子装置が
    電気的に並列に接続され、前記可動主接触子装置は遮断
    スプリングによって開離方向に偏倚され、前記可動転流
    接触子装置は前記可動主接触子装置から機械的に独立し
    た固定軸に枢着され、前記可動転流接触子装置に懸架さ
    れた転流接触子ばね手段が前記可動転流接触子装置を閉
    路する方向に偏倚し、開路に際しては前記可動主接触子
    装置が先行して開離し、前記主接触子部が僅かに開離し
    た後、前記可動主接触子装置の一端が前記可動転流接触
    子装置の前記固定軸の近傍に衝撃的に当接し、前記転流
    接触子ばね手段の偏倚力に抗して前記可動転流接触子装
    置の一端に形成する転流接触部を急速に開離し、電流遮
    断に際して回路電流をコンデンサーに吸収させ、特に、
    大電流遮断の場合にはコンデンサーの電圧上昇に伴って
    前記電圧制限形非線形抵抗素子に電流が通流し、回路エ
    ネルギーをジュール熱として消費して電流を遮断するこ
    とを特徴とする回路遮断装置。 2、電圧制限形の非線形抵抗素子は酸化亜鉛を主体とし
    て焼成したものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の回路遮断装置。
JP23786586A 1986-10-08 1986-10-08 回路遮断装置 Pending JPS6394514A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016199407A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 株式会社 東芝 直流遮断装置、直流遮断方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553136A (en) * 1978-06-23 1980-01-10 Hitachi Ltd Breaker

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