JPS6394265A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPS6394265A
JPS6394265A JP61240275A JP24027586A JPS6394265A JP S6394265 A JPS6394265 A JP S6394265A JP 61240275 A JP61240275 A JP 61240275A JP 24027586 A JP24027586 A JP 24027586A JP S6394265 A JPS6394265 A JP S6394265A
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JP
Japan
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toner
image forming
developing
forming unit
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP61240275A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Tarumi
紀慶 樽見
Kazuhiro Nishitsuchi
西土 和宏
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6394265A publication Critical patent/JPS6394265A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野) 本発明は、画像形成装置に係り、特に、−成分現像剤を
使用する現像装置を備えた画像形成装置の改良に関する
(従来技術) 一般に、電子写真複写機、プリンタあるいはファクシミ
リ等の画像形成装置、において、現像部の小型化等を図
るために、現像剤として一成分現像剤を使用するように
したものが種々開発されている。この−成分現像剤を使
用する現像装置においては、静電潜像が形成される潜像
担持体に対して、トナー担持体が接触あるいは近接する
ように配置されている。そして、このトナー担持体上に
トナー蓄積部から供給されるトナーを付着させながら上
記潜像担持体上の静電潜像側にトナーを搬送し、顕像を
得るようにしている。また、前記トナー担持体上には、
該トナー担持体上に供給されるトナーを均−i層化し、
トナー搬送量を規制するトナー規制部材が圧接するよう
にして設けられている。
前記トナー担持体は、潜像担持体を損傷しないように保
護し、かつ良好な現像動作を行なうために、その表面部
を弾性体から形成するようにしたものがある。ところが
、このようないわゆるソフト現像において、上述のよう
に、トナー規制部材−を常時トナー担持体側に圧接され
た状態に保持していると、特に、現像動作の停止時にお
いてトナー規制部材の圧接力によりトナー担持体に窪み
状の変形もしくは歪みが生じることがしばしばある。
この窪み状の変形もしくは歪みによる凹部においては、
トナー規制部材の圧接力が低下され、充分なトナー帯電
量が得られず、いわゆるカブリ現象を生じ易い。一方、
凸部では、充分なトナー付着量が得られず、現像不良、
スジ模様の発生等を誘起してしまうことがある。このよ
うな窪み状の変形もしくは、そのまま永久的に残ってし
まったり、たとえ元に戻ったとしても完全に回復するま
でには、長時間を要することが多く、問題となっている
このような問題は、上述のようなソフト現像において特
に大きな問題となるが、トナー担持体を剛体になすもの
であっても、強い圧接力を受けたまま長時間放置してお
く場合には、同様な問題が生じている。
(目  的) 本発明の目的は、−成分系現像剤を用いてソフト現像を
行なうようにした画像形成装置において、トナー規制部
材によるトナー担持体の変形もしくは歪みを極力なくす
ことができるようにした画像形成装置を提供することに
ある。
(構 成) 上記目的を達成するため、本発明は、トナー規制部材を
トナー担持体に対して接触・離脱可能に設けるとともに
、このトナー規制部材に、現像動作時に該トナー規制部
材をトナー担持体側に圧接せしめかつ、現像動作終了時
にトナー規制部材をトナー担持体側から離脱せしめる接
離制御手段を付設してなることを特徴としている。
このような構成からなる画像形成装置において、現像動
作時には、トナー規制部材がトナー担持体側に圧接され
、通常の現像動作が実行されるとともに、現像動作終了
時には、トナー規制部材がトナー担持体側から離脱され
、トナー担持体には、トナー規制部材による圧接力が全
く加えられないようになっている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第3図は画像形成装置の一例としてレーザプリンタを示
し、給紙装置1から矢印へ方向に給送された記録紙2は
レジストローラ対3によってタイミングをとられてドラ
ム状の感光体4からなる潜像担持体へ搬送される。
上記感光体4は、時計方向に回転駆動されており、帯電
チャージャ5によって表面を帯電された後、レーザ光学
系6から照射されるレーザ光りを受けて該感光体4上に
静電潜像が形成される。また、感光体4に対して、現像
ユニット17から一部霜出するように設けられたトナー
担持体としての現像ローラ22が接触するように回転さ
れており、この現像ローラ22を通して感光体4側にト
ナーが供給されている。そして、このトナーによって上
記静電潜像が可視像化され、さらにこの可視像は、感光
体4の下部へ搬送された記録紙2に転写チャージャ8に
より転写される。この転写された記録紙2上の可視像は
、定着装置9によって定着される。定着装置9を出た記
録紙2は矢印Bで示すように、プリンタ本体10の上部
壁面に形成された排紙部11へ排出される。
一方、可視像転写後、感光体4に残留するトナーは、ク
リーニングブレード12を有するクリーニング装置によ
って掻き落とされるように除去され、さらに、除電装冨
13によって除電作用を受ける。感光体4から除去され
たトナーは、羽根車14によってトナー回収至15に回
収され、ここに収容される。
図示したレーザプリンタにおいては、第4図にも示すよ
うに、感光体4からなる潜像担持体およびこれに関連し
た部品が、1つの担持体ユニット16として構成されて
おり、この担持体ユニット16と、上記現像ローラ22
等を備えた現像ユニット17とが、プリンタ本体10内
に嵌着された受は皿状の作像ユニットケース18内にそ
れぞれ別々に着脱可能に装着されている。
現像ユニット17の本体ケース21内には、トナーTが
収容されるとともに、感光体4側に対重される既述した
現像ローラ22と、この現像ローラ22にトナーを供給
する供給ローラ23と、該供給ローラ23にトナーを撹
拌して送り込むアジテータ24とが備えられている。
また、上記現像ローラ22の上面部分にはトナーの層厚
を規制するトナー規制部材としてのトナ一層規制ブレー
ド25が接触・離脱可能に設けられている。このトナ一
層規制ブレード25は、第1図に示すように、現像ロー
ラ22に対して接触・離脱可能に設けられており、現像
動作時には、現像ローラ22側に図中破線で示すように
食込み状態で圧接されるとともに、現像動作終了時には
、現像ローラ22から離脱されるようになっている。
すなわち、上記トナ一層規制ブレード25は、接離制御
手段の一部を構成する断面り字形状の支持アーム251
に一体的に結合されおり、この支持アーム251は、所
定範囲で揺動しうるように支点Aに接続されている。ま
た、この支持アーム251の腕部分には、位置決め穴2
52が貫通形成されているとともに、この位置決め穴2
52の両端開口部を挟むようにして2つの位置決めロー
ラ253.254が嵌合可能に配置されている。
さらに、上記支点Aには、レバー255の一端部が固定
されており、該レバー255の他端側自由端には、コイ
ルばね256を介してソレノイド257が接続されてい
る。
このようなトナー規制部材の実施例において、現像動作
時には、上記ソレノイド257が消磁されており、これ
によってコイルばね256の引張力が発揮され、レバー
255がソレノイド257側に引寄せられて支持アーム
251が支点Aを中心にして現像ローラ22側に押しや
られ、図中破線で示すようにトナ一層規制ブレード25
が現像ロー522の外表面部に圧接されることとなる。
この状態でトナーの規制動作あるいは帯電動作が良好に
行なわれる。この場合、支持アーム251の位置決め穴
252の下端側開口部が下方側の位置決めローラ254
に嵌合されて位置決めされ、トナ一層規制ブレード25
が、圧接状態に維持されることとなる。
一方、現像動作終了時には、ソレノイド257が励磁さ
れ、コイルばね256がその弾性力に抗して押圧される
。これにより、レバー255が支点Aを中心にして図中
上方側に回動され、これに応動する支持アーム251が
現像ローラ22側から引離され、図中実線で示すように
、トナ一層規制ブレード25が、現像ローラ22の外表
面部から離脱されることとなる。この状態においては、
現像ローラ22に対して変形力が全く働かず、現像ロー
ラ22に変形・歪みが生じることはない。
この場合、支持アーム251の位置決め穴252の上端
側開口部が上方側の位置決めローラ253に嵌合されて
位置決めされ、トナ一層規制ブレード25が、離脱状態
に維持されることとなる。
第2図は、トナー規制部材の他の実施例を示すものであ
る。この実施例では、レバー255に対して転勤ローラ
258が圧接されており、この転勤ローラ258をレバ
ー255に沿って左右に移動させることによって上記実
施例と全く同様な作用・効果を得ることができるように
したものである。
なお、上記現像ローラ22の支軸22aは、本体ケース
21に回転自在に支持されるとともに、一方、上記供給
ローラ23およびアジテータ24も本体ケース21内に
回転自在に支持され、トナ一層規制ブレード25も本体
ケース21に組み付けられている。
現像動作時には周知のように、本体ケース21内のトナ
ーTが回転する供給ローラ23によって現像ローラ22
に供給される。反時計方向に回転する現像ローラ22に
供給されたトナーは、トナ一層規制ブレード25により
薄層化された後、感光体4と現像ローラ22の対向領域
に運ばれて感光体4上の潜像に静電的に移行されていく
また、担持体ユニット16は、第3図ないし第5図に示
すように、箱状のケース1つを有し、このケース19内
に感光体4の支軸4aが回転自在に支持されている。ま
た上記ケース19には、レーザ光学系6からのレーザ光
が入射する孔20が形成されるとともに、ケース19自
体によって先に説明したトナー回収至15が区画されて
いる。
さらに、このケース19内には、帯電チャージャ5、第
1図に示した除電装置13、羽根車14およびクリーニ
ングブレード12がそれぞれ支持されており、これらに
より担持体ユニット16が構成されている。
一方、プリンタ本体10は、第6図に示す如く本体上部
10aと本体下部10bの2つに分割され、その奥側に
設けられた図示していないヒンジを中心として本体上部
10aが本体下部10bに対して開閉できるように構成
されている。そして、前記作像ユニットケース18は、
本体下部10b側に設置され、したがって、担持体ユニ
ット16および現像ユニット17も本体下部10bに所
属されている。その結果、第6図のように本体上部10
aを開くと、両ユニット16.17はその上部が露出す
ることとなる。作像ユニットケース18は、後述するよ
うに、本体下部10bに対して上下方向に回動可能に軸
支され、後述するロック装置によって本体下部10bに
側にロックされるようになっている。
上記、現像ユニット17の本体ケース21は、第8図お
よび第9図にも示すように、前記作像ユニットケース1
8の底壁部に回転自在に設けられた3つのコロ28.2
8.28上に載置されている。これら各コロ28のうち
2個は、前端側(第2図左端側)である現像ローラ22
の設置部の直下部分に所定間隔離して配置されるととも
に、他の1個は、後端側(第4図右端側)に設けられた
支持台29上に配設されている。また、これらの8二〇
28は、作像ユニットケース18の底壁部に嵌め込まれ
た軸受ケース30.30.30内に回転自在にそれぞれ
装着されている。すなわち、上記コロ28の各軸28a
は、機幅方向つまり現像ローラ22の軸延在方向に対し
てほぼ平行に延びるように配置され、上記軸受ケース3
0の縁部にそれぞれ軸架されている。これにより、現像
ユニット17の全体が、前後方向すなわち第4図左右方
向にほとんど摺動抵抗を受けない状態で往復移動しうる
ようになっている。
さらに、上記現像ユニット17は、後述するように、そ
の後端側すなわち第4図右端側からコイルばね31によ
り担持体ユニット16側に向って所定の付勢力で押圧さ
れている。そして、このばね付勢力によって、現像ロー
ラ22が感光体4に所定圧力で押し付けられて互いに接
触されるようになっている。したがって、上記コイルば
ね31のばね係数を適当に選定することによって、上記
現像ローラ22の感光体4への押圧接触力を適正値に調
整しうる。
さらにまた、前記プリンタ本体10の本体上部10aの
下面部分には、2つのばね台座が設けられており、この
各ばね台座に、コイ口ばね32゜32がそれぞれ現像ユ
ニット17に向かって突出するように取り付けられてい
る。この各コイルばね32は、本体上部10aを第4図
のように閉じ合せたときにおいて、その先端部が、現像
ユニット17側に押し付けられるように配置されており
、現像ユニット17を下方側へ所定の押圧力で押し込む
機能を有している。本実施例では、上記両コイルばね3
2は、前記トナ一層規制ブレード25を収容するブレー
ドハウジング33の上端面部に接触されるようになって
いる。このコイルばね32の下方付勢力により、現像ユ
ニット17は、前記コロ28上に押し付けられ、現像ロ
ーラ22が感光体4から浮き上らずに所定位置に保持さ
れることとなる。
なお、上記コイルばね32は、前後方向(第4図左右方
向)にも所定量撓むことができるので、現幽ユニット1
7の往復動には何ら支障を与えることはない。
このように、コイルばね31および32によって、現像
ローラ22を感光体4に対して適正な接触圧で押し付け
ることができ、常に良好な接触現像作用を得ることがで
きるようになっている。
なお、コロ28の代りとして、作像ユニットケース18
の底壁部に形成された穴部に第10図に示すような皿状
ケース35を装着しておき、この皿状ケース35内に複
数個の鋼球36を自由状態で入れ、さらに、その鋼球3
6上に支持板37をころがり接触するように置いて、こ
の支持板37上に現像ユニット17を載置するようにな
すこともできる。また、このような現像ユニット支持手
段としてボールベアリングや高分子滑り部材等も採用す
ることができる。
さらに、特に第11図および第12図に示すように、前
記現像ローラ22の長さしに対して、供給ローラ23の
長さは、それよりやや短い長さし一部に設定されるとと
もに、トナ一層規制ブレード25の長さは、現像ローラ
22の長さしよりやや長い長さL+αに設定されている
。このようにすると、最短長の供給ローラ23により、
トナーが、現像ローラ22の端部からはみださないよう
に供給されるとともに、現像ローラ22上に残留するト
ナーが、該現像ローラ22よりさらに幅広のトナ一層規
制ブレード25により完全に掻き落とされる。
また、上記現像ローラ22の支軸22a、22aを支承
する軸受体40.40は、その内側端面が現像ローラ2
2の両外端面の極く近傍に配置されるように設けられて
いる。ざらに、その本体部40aには、現像ローラ22
を通して漏れ出ようとするトナーをシールするシール部
材41が巻き付けるようにして装着されている。
このシール部材41は、上記軸受体40の本体部40a
に直接巻回された発泡ウレタン材層41aと、この発泡
ウレタン材層41aの外側に巻き付けられたフィルム状
のマイラー41bとからなっており、現像ローラ22側
の両外端面に密着されている。さらに、上記シール部材
41は、軸受体40の外端部分に形成されているフラン
ジ部40bにより外方に抜は落ちないように支持されて
いる。さらにまた、上記トナ一層規制ブレード25の両
端部には、該トナ一層規制ブレード25からの漏れトナ
ーをシールするシール部材42が前記シール部材41の
上方部分に設置されてれている。このシール部材42は
、上記軸受体40のフランジ部40bによりトナ一層規
制ブレード25側に押圧されるように設けられており、
トナ一層規制ブレード25の両端側角隅部分の一部を包
み込むように配置されている。このシール部材42も上
記シール部材41と同様に、発泡ウレタン材ff142
aの外側に、フィルム状のマイラ一層42bを巻き付け
て形成されている。
このようなトナーシール構造によれば、現像ローラ22
と軸受体40およびトナ一層規制ブレード25との間が
簡易な構造で確実にシールされる。
また、第13図に示すように、前記供給ローラ23の支
軸23aの一端側には、機器の本体側に設けられたバイ
アス電圧印加用のメイン入力端子45が接続されるとと
もに、上記支軸23aの他端側には、上記メイン入力端
子45からの入力電圧を受ける供給バイアス端子46が
接続されている。この供給バイアス端子46は、現像ユ
ニット17の側部に取り付けられた絶縁基板47に固定
されており、該絶縁基板47上の回路にバイアス電圧を
供給するようになっている。さらに、上記絶縁基板47
上の回路には、前記供給バイアス端子46側に厚膜抵抗
器48を介して接続される現像バイアス端子49と、こ
の現像バイアス端子49側に厚膜抵抗器51を介して接
続されるアース端子52とが備えられている。そして、
上記現像バイアス端子49およびアース端子52の各先
端部は、現像ローラ22の支軸22aおよびグランド側
にそれぞれ接続されている。これにより、現像ローラ2
2に厚膜抵抗器51分のトナー現像バイアス電圧が印加
されるとともに、供給ローラ23には、厚膜抵抗器48
分のトナー供給バイアスが印加されるようになっている
このように、供給ローラ23の軸端からメインバイアス
電圧をまとめて印加し、このメインバイアス電圧を現像
ユニット17に固定された絶縁基板47上で、供給ロー
ラ23へのトナー供給バイアス電圧と、現像ローラ22
へのトナー現像バイアス電圧とに分割させるようにすれ
ば、絶縁基板47上の回路を変更してやるだけで各バイ
アス電圧を任意に設定することができ便利である。
なお、現像ローラ22や供給ローラ23のみならず除電
ローラ等地のバイアス印加必要部にも同様の手段で所定
のバイアス電圧を分割供給させることも可能である。
つぎに、特に第14図に示すように、前記アジテータ2
4のアーム先端部分には、薄板状のヒンジ部55が設け
られ、さらに、このヒンジ部55の先端部に横断面半円
形状をなす肉盛部56が形成されている。また、上記ヒ
ンジ部55には、長孔57が複数か所貫通するように設
けられており、ヒンジ部55が可撓性を備えるようにし
ている。
このようなアジテータ24を型成形する場合、肉盛部5
6があるため、注入液が十分先端部まで回り込み易く、
アジテータ24の全体、特に先端部形状が極めて精度良
くしかも容易に成形される。
また、ヒンジ部55の肉厚や長孔57の形状、大きさ9
個数を調整すれば、先端部の撓み特性を任意に設定する
ことかできる。
なお、先端肉盛部の形状としては、第15図に示すよう
に、横断面を三角状にしたり(第15図(a))、短形
状にしたり(第15図(b))、溝付形状にしたり(第
15図(C))することもできる。
さらに、本体ケース21の上端開口部には、トナーカー
トリッジ60がかぶせるようにして着脱自在に装着され
、本体ケース21内にトナー材料が少なくなったときに
、それまで取り付けられていたトナーカートリッジ60
を、トナーを収容した新たなトナーカートリッジと取替
えて本体ケース21にトナーを補給することができる。
このカートリッジ60は第16図および第17図に示す
ように、内部にトナーを蓄えた長尺トレイ状の本体容器
61を有し、この本体容器61の底部開口部に、フィル
ム状のシール部材62が剥離しうるように貼着されてい
る。さらに、上記シール部材62は、本体容器61の一
端側で折り返されて他端側に戻され、その先端部分が巻
取ローラ63に巻き付けられている。上記巻取ローラ6
3は、本体容器61の端部に回転自在に軸架されており
、この巻取ローラ63を回転させることによって前記シ
ール部材62が引きはがされるようにして巻き取られる
また、上記巻取ローラ63の軸端部は、器外に突出され
ており、この器外突出部分に形成されたレバ一連結部に
、第18図および第19図に示すような巻取レバー64
のボス部65が着脱自在に装着されるようになっている
。すなわち、上記巻取ローラ63のレバ一連結部には、
軸直径方向両側に張り出すように形成された板状部材か
らなる回転伝達部66と、この回転伝達部66の先端部
からさらに軸方向に突出し、かつ軸径が変化するような
可撓状に形成された2つの可撓片からなる扱は止め部6
7とから構成されている。上記回転伝達部66の半径方
向最外端面は、軸突出方向に向って次第に狭まるように
傾斜されるテーパ面に形成されている。また、上記後は
止め部67の2つの可撓片は、軸線を挟んで軸方向にほ
ぼ平行に延出されており、その先端部が半径方向外方に
向ってかぎ状に曲げられている。
一方、前記巻取レバー64のボス部65には、巻取ロー
ラ63の前記レバ一連結部に嵌着される嵌着穴が形成さ
れている。この嵌着穴は、上記巻取ローラ63の回転伝
達部66を受は入れる回転係合穴68と、抜は止め部6
7を受は入れる軸係合穴6つとからなっている。回転係
合穴68の内周部には、上記回転伝達部66を収容する
ように凹設された2つの係止溝が互いに向い合うように
形成されている。そして、この各係止溝内に上記回転伝
達部66が嵌着されることにより、巻取レバー64側の
回転力が巻取ローラ63に伝達されるようになっている
。また、上記各係止溝の最外壁面は、回転伝達部66の
テーパ面とほぼ同じ傾斜のテーパ面に形成されており、
両者側のテーパ面が当接し合うことによって巻取レバー
64が軸方向に位置決めされるようになっている。
さらに、上記軸係合穴69は、段付状に形成されており
、挿入前方側が狭い小径部に形成され、かつ、挿入後方
側が広い大径部に形成されている。
これにより、該軸係合穴69内に挿入された巻取ロー5
63側の抜は止め部67が、小径部で一旦弾性的に撓ん
で縮められた後、大径部に至ると同時に開放されて再び
元の状態まで拡大されるようになっている。これにより
、巻取レバー64が軸方向に抜は落ちないように係合さ
れる。逆に、一旦嵌着された巻取レバー64を、ある所
定以上の力で軸方向に引き戻すと、前記抜は止め部67
の2つの可撓片が弾性的に撓んで縮められ、軸係合穴6
9を通過していく。これにより、巻取レバー64が巻取
ローラ63側から取り外される。
また、上記巻取レバー64のボス部65の外周部には、
多数のラチェツト爪71が形成されている。このラチェ
ツト爪71は、本体容器61側に設けらたラチェットス
トッパ72に嵌合されるようになっており、このような
ラチェット機構により、ボス部65が一方向のみに回転
される。
さらに、上記ボス部65からは、軸方向にレバー取付軸
73が突出されており、このレバー取付軸73にレバー
74がラチェット機構を介して取り付けられている。こ
のラチェット機構は、前記ボス部65におけるラチェッ
ト機構の回転許容方向とは逆回転方向にレバー74の回
転を許容するように設定されている。したがって、レバ
ー74が空転するときには、ボス部65が容器本体61
側に固定され、一方、レバー74が、レバー取付軸73
に係合した状態で回されるときには、ボス部65は解放
されており、該ボス部65が、レバー取付軸73を介し
てレバー74により一体的に回転されるようになってい
る。これにより、レバー74を所定角度ずつ往復回動さ
せながら巻取ローラ63を巻取回転させることができる
なお、上記ボス部65とレバー取付軸73とは一体的に
形成するようにしてもよい。また、上記レバー74は、
リング75およびスペーサ76によってスプリング77
を係止することにより軸方向の脱落が防止されているが
、カシメ手段等により固定することもできる。
さらに、ボス部65と容器本体61との間に設置された
ラチェット機構は、ボス部65の端面側に設けるように
してもよい。また、ラチェット機構の代りに、巻取ロー
ラ63の回転抵抗を大きくするようになすこともできる
現像ユニット17は、作像ユニットケース18に一体的
に第4図右端側に形成された第2ストツパ80によって
作像ユニットケース18に係止される。この第2ストツ
パ80は、ストップ爪81とつまみ82とを有し、たと
えば合成樹脂から作られていて矢印り方向に弾性変形可
能である。現像ユニット17が作像ユニットケース18
に収容されているときは、第2ストツパ8oのストッパ
爪81が、現像ユニット170本体ケース21に形成さ
れた係合部21aに係合し、現像ユニット17を保持す
る。また、現像ユニット17の保守点検、ないしはその
交換等の目的でこれを取り外すときは、第4図のように
本体上部10aを開いてコイルばね32の下方押圧力を
解除した状態で、つまみ82を第2図右方側に引き、上
記第2ストツパ80を矢印り方向に弾性変形させる。こ
れにより、ストッパ爪81が係合部21aから外され、
現像ユニット17を上方に持ち上げることができる。逆
に、現像ユニット17の装着時には、現像ユニット17
を上から作像ユニットケース18内の所定位置に下して
いき、第2ストツパ80を右方に押圧して弾性変形させ
、ストッパ爪81を係合部21aに係合させる。係合後
、第2ストツパ80は現像ユニット17を第4図の左方
へ弾性的に付勢する。
また、前記作像ユニットケース18の左右の壁部18a
、18bには、感光体4の支軸4aを図示していないベ
アリングを介して支持する一対の溝状の支持部27.2
7が形成されている。そして、担持体ユニット16は、
その感光体4の支軸4aが支持部27に支持されるよう
にして保持されるほか、第4図左端部に示す第1ストツ
パ85によって、作像ユニットケース18に係止されて
いる。この第1ストツパ85は、たとえば合成樹脂材か
ら作られていて、作像ユニットケース18と一体的に形
成され、矢印C方向に弾性変形可能である。この第1ス
トツパ85には、つまみ86とストップ爪87とが形成
されており、上記ストップ爪87が担持体ユニット16
のケース19の係合部19aに係合し、これにより、作
像ユニットケース18に収容された担持体ユニット16
が第4図に示したように保持される。したがって、担持
体ユニット16の修理、点検ないしはその交換時に、本
体上部10aを第6図のように開いて、つまみ30を第
6図の左方に引けば、第1ストツパ85が、矢印C方向
に弾性変形し、ストップ爪87がケース19の係止部1
9aから外れる。これにより、担持体ユニット16をそ
のまま上方に持ち上げることができる。その際、感光体
4の支軸4aも上部が開放した溝状の支持部62から支
承なく外れる。逆に、担持体ユニット16を作像ユニッ
トケース18に装着するときは、この担持体ユニット1
6を上から下げて、作像ユニットケース18内に収容し
、支軸4aを両支持部62に嵌合した上で、担持体ユニ
ット16を上から軽く押せば、ケース19が第1ストツ
パ85を矢印C方向に押圧してこれを弾性変形させ、そ
のストップ爪87を担持体ユニット16の係止部19a
に係合させることができる。このように簡単に担持体ユ
ニット16を作像ユニットケース18にセットすること
ができる。
また、担持体ユニット16を作像ユニットケース18に
支持したとき、感光体4の一部は作像ユニットケース1
8の底壁部に形成された開口90に挿入される。さらに
、支軸4aに取り付けられた歯車(図示せず)も開口9
0に挿入され、プリンタの本体下部10bに支持された
図示していない歯車と噛み合い駆動される。同様に、現
像ローラ22の支軸22a側の歯車91および供給ロー
ラ23とアジテータ24の歯車(図示せず)も本体下部
10b側の歯車に係合され、それぞれ回転駆動される。
担持体ユニット16および現像ユニット17をケース1
8に着脱する際、本体下部10bとケース18は水平状
態を保っているので楽な姿勢で作業を行うことができる
前述のように、作像ユニットケース18の第4図右側の
壁部18cと、現像ユニット17の本体ケース21後端
部(第4図右端部)との間には、現像ユニット17の全
体を前方側(第4図左方側)に向って押圧する2つのコ
イルばね31が設けられている。このコイルばね31は
、第20図にも示すように、上記作像ユニットケース1
8の右端側壁部18Cの上端部分から延出するように設
けられたヒンジ押圧片100を介して現像ユニット17
側に押圧力を付勢している。
上記ヒンジ押圧片100は、合成樹脂材から形成されて
おり、作像ユニットケース18の右端側壁部18cの上
端部分からほぼ水平方向に延出する基板部10]と、こ
の基板部101の先端部からくの字状に折れ曲るように
して下方側に延び、現像ユニット17の後端部分に当接
する揺動板部102とからなっている。
上記基板部101には、作像ユニットケース18の右端
側壁部18cの上端部分に形成された爪部に嵌合するか
ぎ部が備えられている。上記作像ユニットケース18側
の爪部は、第4図右方側に向ってほぼ水平に延びるよう
に形成されており、該爪部に上記基板部101のかぎ部
が、第4図右方側から左方向に向って嵌め込まれるよう
にして装着されている。これにより、上記基板部101
は、コイルばね31の付勢力に対向するように保持され
るとともに、その先端側部分が所定の弾性力をもって上
下方向に所定量撓むようになっている。
さらに、上記揺動板部102は、前記基板部101の先
端部に対して、溝状に形成された薄肉部103を介して
連結されており、上記揺動板部102の全体が薄肉部1
03を軸中心にして回動されるようになっている。また
、揺動板部102は、基板部101側から一旦斜め下方
に所定距離伸びた後、はぼ垂直に下降するように折り曲
げ形成されている。そして、その垂直下降部分が、現像
ユニット17の本体ケース21の後端部に接触されるよ
うになっている。なお、上記垂直下降部分の最下端部は
、作像ユニットケース側のりブストツパに当接され位置
決めがなされている。
また、上記垂直下降部分には、前記作像ユニットケース
18の右端側壁部18c側に向って膨出するばね受台1
04が形成されており、このばね受台104の外側に前
記コイルばね31が嵌め込まれている。そして、このコ
イルばね31の作像ユニットケース18がね端部部分は
、前記後壁部18cに形成された窪み部内に挿入して装
着されている。これにより、揺動板部102を介して現
像ユニット17が第4図左方側に押圧され、前述したよ
うに、現像ユニット17の現像ローラ22が感光体4の
表面上に所定の圧力で押し付けられるようになっている
。この場合、2つのコイルばね31.31は、現像ロー
522の長手方向に対して対称位置に配置されており、
現像ローラ22がバランスをとって付勢されることから
、現像ロー522が、均一な圧力分布で感光体4上に押
し付けられるようになっている。また、コイルばね31
のばね係数を適当に選定することによって現像ローラ2
2の押圧力を適切に設定することができる。
なお、第21図に示すように、前記ヒンジ押圧片は、上
述のような揺動板部を設けることなく一体的に形成し、
ざらに作像ユニットケース18側への取付嵌合部を蝶番
状に形成しておき、該取付嵌合部を軸中心にしてヒンジ
押圧片全体が揺動されるように取り付けることもできる
この構成は、現像ローラ22と感光体4の表面が共に剛
体から成るときも採用できるが、これらの少なくとも一
方が弾性体からなるときは、この弾性体をコイルばね3
1による押圧力によって適度に弾性変形させ、現像に必
要な両者の接触面積を適正な大きさに維持できるので特
に有利である。
またプリンタの作動時に感光体4ないしは現像ローラ2
2が多少振動しても、コイルばね31および前記コイル
ばね32により、両者は弾性的に圧接するのでその接触
面積が振動により大きく変動することはなく、常に高品
質な可視像を得ることが可能である。
現像ローラ22と感光体4を所定のギャップをあけて配
置する現像装置においても、コイルばね31等の付勢力
によって現像ローラ22を感光体4側に付勢し、該現像
ロー522の支軸22aをストッパに当てること等によ
って両者を正確に位置決めすることが可能である。
コイルばね31以外の付勢手段を用いてもよいし、また
、この付勢手段の押圧力を第2ストツパ80を介して現
像ユニット17に及ぼすようにしてもよい。なお、付勢
手段を現像ユニット17側に支持することも可能である
上述のように、プリント動作は、担持体ユニット16と
現像ユニット17とを作像ユニットケース18に保持さ
せたあと、本体上部10aを第1図のように閉じた上で
行なわれる。その際、担持体ユニット16と現像ユニッ
ト17とが、これらに作用する外力によって作像ユニッ
トケース18に対して上下方向に動き、ないしは振動す
れば、記録紙に形成される可視像の画質が劣化するおそ
れがある。しかし、このような構成にしておけば、両ユ
ニット16.17は上下方向に弾性的にしかも強固に保
持され、これらが作像ユニットケース18に対して動き
、あるいは振動する不都合が阻止ないしは抑制される。
また図示したプリンタのように、反時計方向に回転する
現像ローラ22が、時計方向に回転する感光体4よりも
早い周速で回転しているような場合、現像ローラ22が
第4図に矢印Eで示した斜め上方へ向く強い外力を感光
体4側から受ける。
しかし、このような場合でも現像ユニット17は、コイ
ルばね32の下方付勢力により押え込まれ、現像ローラ
22に矢印E(第4図)方向の外力が作用しても現像ユ
ニット17が持ち上がることはない。
本体上部10aを第6図のように開くとコイルばね32
の下方付勢力は開放され、現像ユニット17を作像ユニ
ットケース18から容易に取り外すことができる。そし
て、再び本体上部10aを閉じれば、現像ユニット17
が上下方向に不動にロックされる。このように本体上部
10aの開閉によって保持装置37のロックまたはその
解除を行なうことができ、オペレータが特別な操作を行
なう必要はない。
次に作像ユニットケース18の位置決めとその保持に関
連する構成につき説明する。
第3図ないし第5図に示すように、作像ユニツトケース
18の左側の壁部18dには一対のピン110.111
が側部に向って突設され、これらのピン110.111
は、本体下部10bの本体フレーム(以下では、下フレ
ームと記す)112の各側板112a、112bに穿設
された支持溝113.114に嵌合されている。このた
め、第5図に示すように、本体上部10aを開き作像ユ
ニットケース18を担持体ユニット16と現像ユニット
17を収容したままピン110.111を中心として回
動させ、持ち上げることができる。
この場合、作像ユニットケース18の下方が記録紙2の
搬送経路になっているため、作像ユニットケース18を
このように上方に回動させれば、搬送経路が外部に露出
し、これによって、紙搬送経路に詰まった記録紙2を簡
単に除去することができる。必要に応じて作像ユニット
ケース18を本体下部10bから取り除くこともできる
作像ユニットケース18を第3図および第5図に示す装
着位置に決めたとき、作像ユニットケース18は、本体
下部iob、特にその下フレーム112に対して正しく
位置決めして保持する必要があり、この目的でロック装
置115が設けられている。このロック装置115は、
作像ユニットケース18に突設された一対の支ピン11
6に回動可能に支持された長板状の回動部材117を備
えている。この回動部材117に両側端部には、一対の
ロック爪118が設けられるとともに、その中央部分に
つまみ119が一体的に形成されている。また、上記回
動部材117には、その一部を切り曲げて形成した受は
部121を有し、この受は部121と、作像ユニットケ
ース18の水平に曲げ形成された部分122との間に圧
縮コイルばね123が圧入されている。そして、この圧
縮コイルばね123によって上記回動部材117は、第
4図における時計方向に回動修正を与えられている。一
方、下フレーム112には、上記ロック爪118を受は
入れる一対の係止孔124が形成され、作像ユニットケ
ース18が、第4図に示した装着位置に決められたとき
、回動部材117のロック爪118が係止孔124にば
ね123の作用でそれぞれ係入する。この場合、図示し
た例では第4図に示すように、作像ユニットケース18
に圧縮コイルばね125が、下方に向って突出するよう
に設けられており、この圧縮コイルばね125の下端が
、後述する本体下部10bのレバー126に圧接するよ
うになっている。このため、作像ユニットケース18が
所定の装着位置に収められたとき、作像ユニットケース
18は、上記圧縮コイルばね125によってピン110
.111を中心として反時計方向に付勢される。これに
より、ロック爪118が係止孔124の上壁面に圧接さ
れ、作像ユニットケース18は、装着位置に確実にロッ
クされて保持される。ロック爪118を本体下部10b
側に設けるとともに、これが係合する係止孔124を作
像ユニットケース18側に設けてもよい。
作像ユニットケース18を開くときは、回動部材117
のつまみ119を第4図の上方に引く。
これにより、回動部材117は、支ピン116のまわり
を反時計方向に回動され、ロック爪118が係止孔12
4から外れてロック状態が解除される。よって、作像ユ
ニットケース18を支承なくピン110.111のまわ
りに回動させて、第7図の状態に開くことができる。再
び作像ユニットケース18を第4図および第6図の位置
に戻すべく回動してこれを本体下部10bに対して押し
込めば、自ずとロック爪118は、係止孔124に係合
され、作像ユニットケース18がロックされる。このよ
うに簡単な操作で作像ユニットケース18を保持できる
。その際、作像ユニットケース18は、ピン110.1
11を介して下フレーム112の支持溝113.114
に係入されているので、作像ユニットケース18の保持
と同時に本体下部10bに対して作像ユニットケース1
8を正しく位置決めさせることができる。
ロック装置115の回動部材117を回動可能に支持す
る代りに、ロック爪118を弾性変形させてロックおよ
びその解除を行えるように構成してもよい。
作像ユニットケース18は既述の如く、その回勅中心側
を基準としてロック装置115により位置決めされる。
ところが、たとえば感光体4の回転に伴う力が作像ユニ
ットケース18に作用するなどして、この作像ユニット
ケース18の回動中心であるビン110.111が、支
持溝113゜114に対してわずかに動いたり、あるい
は、ガタ付くようなことがあると、作像ユニットケース
18の位置も不正確となり、記録紙2上の画像の品質が
低下するおそれがある。このようなおそれのあるときは
、感光体4の回転中心部分ないしはその近傍部分を下フ
レーム112に係合して、位置決め精度を高めることが
有利である。第7図に示す例では、感光体4の支軸4a
を支える一方の支持部27ないしはその近傍に、位置決
め用の切欠128を形成し、作像ユニットケース18を
装着位置に収めたときに、下フレーム112の側板11
2bに固定連結された支持板112cと、もう一方の側
板112aとにそれぞれに突設された基準ビン130お
よび131を位置決め用の切欠127および128に係
合し、作像ユニットケース18の位置決め精度を高める
ようにしている。
各位置決め用の切欠127.128は、その下部が開放
していて、現像ユニットケース18の回動時に、これら
の各切欠127.128に上記ビン130.131が支
障なく入り込みあるいは外れうるように構成されている
。このように、作像ユニットケース18を感光体4の近
傍にて位置決めすれば、感光体4の回転度にも作像ユニ
ットケース18がずれ動くことはない。
なお、第5図に示した実施例では、現像ローラ22、感
光体4等の歯車を他の歯車を介して駆動する歯車132
の支軸を基準ピン130として用いているため、構成を
簡素化できる利点が得られる。
先に説明したように、記録紙2は、レジストローラ対3
によってタイミングをとられ感光体4に      ゛
給送されるが、このレジストローラ対3は第4図から判
るように、駆動ローラ3aとこれにころがり接触する従
軸ローラ3bとからなる。この場合、駆動ローラ3aは
側板112a、112bに位置不動に支持されているが
、従軸ローラ3bは、その支軸が先に簡単に示したレバ
ー126に回転自在に支持されている。上記レバー12
6は、ビン135によって側板112に回動可能に枢支
されている。作像ユニツケース18が第4図に示す装着
位置に保持されると、この作像ユニットケース18に取
付けられた既述のばね125が、レバー126を押圧す
る。これにより、従動ローラ3bは、駆動ローラ3aに
圧接し、これらが協働して記録紙2を搬送することがで
きる。作像ユニットケース18を開くと(第7図)、レ
バー126に対するばね126による加圧作用が解除さ
れる。
したがってレバー126を手で簡単にビン135を中心
として回動させることができ、前記両ローラ3a、3b
間に記録紙2が詰まったとき、これを簡単に解除するこ
とが可能である。レジストローラ以外の用紙搬送ローラ
を作像ユニットケース18によって同様に圧接させ、ま
たはその圧接を解除できるように構成することも可能で
ある。
記録紙2は、作像ユニットケース18の下方を通過する
が、図示した実施例では、この点に着目して既述のロッ
ク装@115を構成する回動部材117の下部を記録紙
2のガイド部として利用している。これにより、作像ユ
ニットケース18の右隣り部に他の独立したガイド部材
を設けずにすみ、部品点数を低減できるほか、作像ユニ
ットケース18を回転させて持ち上げたときに、すぐに
詰まった紙に接近でき、ジャム紙の処理を容易に行なえ
る利点も得られる。同じ目的で作像ユニットケース18
の下面に、第4図の紙面に垂直な方向に配列された複数
のり7136を設け、これによって記録紙2をガイドで
きるように構成しである。
上述のように、作像ユニットケース18によってレジス
トローラ3の圧接およびその解除を行うようにし、また
記録紙2をガイドするように構成することにより、作像
ユニットケース18の機能を拡大でき、画像形成装置の
部品点数を低減できる。
本発明は、レーザプリンタ以外の各種画像形成装置、た
とえば複写機、ファクシミリ等にも適用できることは当
然である。
(効  果) 以上述べたように、本発明による画像形成装置は、接離
制御装置を用いて、現像中においてはトナー規制部材を
所定の押圧力でトナー担持体側に圧接させるとともに、
現像停止中においてはトナー規制部材をトナー担持体側
から離脱させるようにしたから、トナー担持体の変形も
しくは歪みの発生を最小限に抑えることができ、非常に
安定した画像形成を維持して画像形成装置の信頼性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるトナー規制部材の設
置構造を示した側面構成説明図、第2図は本発明の他の
実施例におけるトナー規制部材構造を示した側面構成説
明図、第3図は画像形成装置の全体を示す縦断面説明図
、第4図は第3図中の一部を拡大して示した拡大縦断面
説明図、第5図は作像ユニットを分離して示した分解斜
視図、第6図および第7図は本体上部を開いた状態を示
す全体斜視図、第8図は現像ユニットの装着状態を示し
た斜視図、第9図は現像ユニットの正面説明図、第10
図は現像ユニット支持手段の他の実施例を示す分解斜視
図、第11図および第12図は現像ローラのシール装置
を示す縦断面図および横断面図、第13図はバイアス電
圧印加手段における回路の系統説明図、第14図はアジ
テータの先端部形状を示した部分拡大斜視図、第15図
(a)、(b)、(c)はアジテータの実施例を示した
側面図、第16図および第17図はカートリッジを表わ
した側面図および平面図、第18図および第19図はカ
ートリッジのシール巻取部分を示した横断面図および正
面図、第20図は現像ユニットの接触付勢手段を表した
部分拡大斜視図、第21図は押圧片の他の実施例を表し
た斜視図である。 4・・・感光体、10・・・プリンタ本体、10a・・
・本体上部、10b・・・本体下部、16・・・担持体
ユニット、17・・・現像ユニット、22・・−現像ロ
ーラ、25・・・トナ一層規制ブレード、251・・・
支持アーム、257・・・ソレノイド。 −3, 6′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 潜像担持体上に形成される静電潜像側にトナーを供給し
    て顕像化せしめるトナー担持体と、このトナー担持体上
    に供給されるトナーを均一薄層化するように上記トナー
    担持体側に圧接されるトナー規制部材とを備えてなる画
    像形成装置において、上記トナー規制部材は、トナー担
    持体に対して接触・離脱可能に設けられるとともに、こ
    のトナー規制部材には、現像動作時に該トナー規制部材
    をトナー担持体側に圧接せしめ、かつ、現像動作終了時
    にトナー規制部材をトナー担持体側から離脱せしめる接
    離制御手段が付設されていることを特徴とする画像形成
    装置。
JP61240275A 1986-10-09 1986-10-09 画像形成装置 Pending JPS6394265A (ja)

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JP61240275A JPS6394265A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646646U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH03108260U (ja) * 1990-02-20 1991-11-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS646646U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
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