JPS639419B2 - - Google Patents

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JPS639419B2
JPS639419B2 JP53065425A JP6542578A JPS639419B2 JP S639419 B2 JPS639419 B2 JP S639419B2 JP 53065425 A JP53065425 A JP 53065425A JP 6542578 A JP6542578 A JP 6542578A JP S639419 B2 JPS639419 B2 JP S639419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
black area
charging
recording paper
original image
area
Prior art date
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Expired
Application number
JP53065425A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54157026A (en
Inventor
Hiroshi Ochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP6542578A priority Critical patent/JPS54157026A/ja
Publication of JPS54157026A publication Critical patent/JPS54157026A/ja
Publication of JPS639419B2 publication Critical patent/JPS639419B2/ja
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  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フアクシミリ装置、特に受信側での
定着器の電源を小形にし得るようにしたフアクシ
ミリ装置に関するものである。
フアクシミリ、プリンタ、あるいは複写機等に
おいて、記録体上に粉体トナーにより形成された
可視像は加熱溶融、加圧溶融あるいはこれらの組
合せ等の方法により定着させ永久像とされる。
定着方法のうち、キセノンランプを閃光放電さ
せその発光エネルギーにより定着するフラツシユ
定着は、ウオーミングアツプ時間が短いこと、制
御が容易なこと、発火などに対する安全性が高い
こと、エネルギー効率が高いことなど多くの点で
優れている。フラツシユ定着は200〜300Jのエネ
ルギーを一度コンデンサに充電し、これをキセノ
ンランプを通して放電しその発光エネルギーで定
着する。特にこのような定着方式を冗長度抑圧形
の高速フアクシミリ等に適用するためには、記録
紙走行速度の最も速い場合にも対応できるよう1
〜3秒の短い時間間隔で発光させることが必要に
なる。したがつてこのような短時間内にコンデン
サの充電を完了することが必要であり駆動用の電
源にはかなり大容量のものが必要となる。このた
め従来、フラツシユ定着に適用した場合、電源の
大きさが装置小形化を妨げる大きな原因となつて
いた。
本発明は、この欠点を除去するため、記録紙の
送り速度を原画中の黒面積に応じて変えるように
してフラツシユ定着に要する電源容量を軽減する
ことを目的としている。そして特に送信装置側の
送信原画の送り速度と受信装置側の記録紙の送り
速度とが略対応する点に着目し、上記黒面積に応
じて送信原画の送り速度を制御し得るようにして
いる。以下図面を参照しつつ説明する。
フラツシユ定着では第1図に示すようにトナー
付着量の大小によつて単位面積に照射される光エ
ネルギーが変わり、結果として黒面積が少いほど
定着に必要なエネルギーは少なくてすむ。これ
は、黒面積が少なくて白面積が多いと、白部分で
反射された光が多重反射の結果黒色トナーに吸収
されるためである。
第1図は、黒の面積率と、黒部分単位面積に照
射される光エネルギーの関係を一例として示した
もので、黒面積が10%程度なら全面が黒の場合に
比べて照射エネルギーは30%程度大きくなつてい
る。したがつて、黒面積率が小さい場合は与える
べき定着エネルギーは少なくてよい。発明者はこ
の性質を用いることにより定着器の電源を小さく
することができる点に着目した。以下これについ
て説明する。
第2図は定着器回路の一例を示す。図中1はキ
セノンランプ、2は充電用コンデンサ、3は充電
回路、4は制御回路、5はカウンタ、6はトリガ
回路、7はスイツチを表わす。
これを動作するには、まず充電回路3によりコ
ンデンサ2を充電し、充電電圧が所定の値に達し
たらスイツチ7を断として充電を停止する。そし
て充電を停止した後、キセノンランプ点灯信号に
よりトリガ回路が働いてキセノンランプ1が放電
し、コンデンサ2の充電エネルギーを光エネルギ
ーとして放出し、トナーを定着する。
第3図は第2図の回路によるコンデンサ2の充
電特性の一例を示す。記録画がオールマーク(全
面が黒)の場合、定着に必要な電圧をV1とする
と充電開始後t1の時間で充電電圧がV1に達しスイ
ツチング回路7が働いて充電を停止し、時刻t3
トリガ信号によりキセノンランプが点灯しコンデ
ンサ充電電圧が低下する様子を表わしている。
この場合、コンデンサをV1の電圧まで充電す
るにはt1の時間が必要であるので、最小発光間隔
はt1以上でなければならない。しかしほとんどの
原画は黒面積率が小さいためコンデンサをV1
電位まで充電することは必要でない。例えば原画
の黒面積率が10%以下であると定着エネルギーは
約30%下げられ、充電電圧V2の値で十分であり、
コンデンサ充電にはt2の時間があればよくランプ
の最小発光間隔はt2まで小さくできる。したがつ
て通常の原稿では最小発光間隔をt2とするような
走査速度を採用し、原画の黒面積がある値を越え
る場合のみ最小発光間隔がt1となるように走査速
度を制御するようにすれば、定着用電源は小容量
のものが使用できることになる。
第4図は本発明装置の実施例であつてaは送信
側、bは受信側の場合を示している。19は光電
変換素子、8は波形整形回路、9はカウンタ、1
0は遅延回路、11は制御回路、12は送信原
画、13は記録ヘツド、14は現像機、15は定
着器、16は記録紙である。
この装置の基本動作は、光電変換素子19によ
り原画上のS1部分の画情報を電気信号に変換し波
形整形回路8を通して、図示していない符号化回
路や変調回路等を通した後に、伝送される。受信
側では復調・復号した後記録ヘツド13に画信号
電圧を印加して潜像を形成し、現像機14で現像
した後、フラツシユ定着器15により定着する。
フラツシユ定着器15は定着領域l2で示す部分
の画像を瞬時に定着する。その後再び充電を行
い、記録紙12がl2の距離を移動した後次のラン
プ点灯を行う。この場合毎回の定着部分を重複さ
せるため、実際には反射板17の開口を定着幅l2
より若干大きくしている。原画と記録紙の位置関
係は、符号復元化回路における若干のずれがある
が該ずれの範囲は定着幅l2に比べては十分に小さ
く無視できるので、送信原画のS1,S2,S3の部分
はそれぞれ受信側のR1,R2,R3部分に対応して
いると考えてよい。いま送信原画の最高フイード
速度を160ライン/秒とし、その先端がS1にきた
ときから画面電送を始める。また、画面電送が始
まるとともに黒画素の数をカウンタ9により計数
する。そして原画がL2だけの距離を走行するま
での間(これは定着1回分に相当する)の黒面積
率を検出し、この値が10%より大であるか小であ
るかを判定する。この判定結果をたとえば“1”
か“0”の情報として遅延回路10を通して制御
回路に与え送信原画のフイード速度を制御する。
そして、送信原画の先端がS2にきたときすなわち
受信側の記録紙先端がR2にきたとき前述の黒面
積判定結果によつて最高フイード速度を決定す
る。これは記録紙の先端がR2からR3まで移動す
る間にコンデンサを充電しなければならないから
である。黒面積が10%未満の場合には、V2の電
圧まで充電すればよいので160ライン/秒の速度
で紙送りを行つても十分である。しかし黒面積が
10%を越える場合はV1の電圧まで充電しなけれ
ばならないので160ライン/秒の速度では充電時
間が不足する。したがつて、前記黒面積率の判定
結果が10%を越えている場合はフイード速度をた
とえば120ライン/秒に下げて、記録紙がR2から
R3まで走行する間(すなわち原画がS2からS3
で走行する間に)必要な電圧まで充電が行なわれ
るようにする。以下、送信原画の幅l2ごとに同様
にくり返す。
なお、記録ヘツドから定着器後端までの距離l1
はl2の2倍以上ならいくらでもよいが、l1をl2
数倍にとる場合には、その遅れに対処するために
遅延回路10としてシフトレジスタを使用し黒面
積率判定区間ごとの判定結果をシフトする手段を
採用して上記遅れに対処するようにすることがで
きる。
具体例を示すと、次のようになる。即ちl2=24
m、l2=72mm、コンデンサ容量1300μFの場合、原
画の黒面積が10%以下なら原画および記録紙の最
高フイード速度を160ライン/秒として560Vまで
充電する。一方黒面積が10%を越えるときはその
部分を定着するためコンデンサを充電する間、送
信機の最高フイード速度を120ライン/秒とすれ
ばよく、受信側のフイード速度もそれにつれて遅
くなり、650Vまで充電することが可能となつて
十分なエネルギーで定着することができる。
以上説明したように、送信原画の黒面積に応じ
て送信原画の走行速度を変えることにより、低容
量の定着電源を用いて高速記録を行うことが可能
となり、フアクシミリ装置の小形経済化がはかれ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は黒面積率と記録紙単位面積あたりの相
対光量との関係を表わす一例、第2図は定着器の
基本回路の一実施例、第3図は充電特性の一例、
第4図は本発明の一実施例を示す。 1……キセノンランプ、2……充電用コンデン
サ、7……光電変換素子、9……カウンタ、10
……遅延回路、12……送信原画、13……記録
ヘツド、14……現像機、15……定着器、16
……記録紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原画を走査して送信装置から伝送し、受信装
    置側で、走行する記録紙上に静電潜像を形成した
    後現像機により上記静電潜像を現像し、充電電源
    によつて所与の充電時間に充電された電荷をフラ
    ツシユ・ランプに放電せしめることによつて上記
    現像された記録紙上の領域を定着するフアクシミ
    リ装置において、上記原画またはそれに対応する
    画像中の上記領域中の黒面積を計量する黒面積計
    量部をもうけ、該黒面積計量部からの出力によつ
    て上記記録紙の走行速度を変えて上記充電時間を
    制御せしめ、上記領域中の黒面積が大であるとき
    上記記録紙の走行速度を減小するようにして上記
    充電時間を増大するようにしたことを特徴とする
    フアクシミリ装置。
JP6542578A 1978-05-31 1978-05-31 Facsimile unit Granted JPS54157026A (en)

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Publication Number Publication Date
JPS54157026A JPS54157026A (en) 1979-12-11
JPS639419B2 true JPS639419B2 (ja) 1988-02-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180111A (ja) * 1975-01-10 1976-07-13 Hitachi Electronics

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5180111A (ja) * 1975-01-10 1976-07-13 Hitachi Electronics

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JPS54157026A (en) 1979-12-11

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