JPS6394184A - 超音波変位検出装置 - Google Patents

超音波変位検出装置

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JPS6394184A
JPS6394184A JP23876586A JP23876586A JPS6394184A JP S6394184 A JPS6394184 A JP S6394184A JP 23876586 A JP23876586 A JP 23876586A JP 23876586 A JP23876586 A JP 23876586A JP S6394184 A JPS6394184 A JP S6394184A
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JP
Japan
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ultrasonic wave
ultrasonic
received
time
signal
Prior art date
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Application number
JP23876586A
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English (en)
Inventor
Kozo Kyoizumi
宏三 京和泉
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SANKYO BOEKI KK
Original Assignee
SANKYO BOEKI KK
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超音波変位検出装置、詳しくは発信器から発信
された超音波を被測定物で反射させ、該反射された超音
波を受信器で受信し、発信時刻から受信時刻までの時間
を計測することにより、被測定物の変位を検出する装置
に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、超音波変位)★小装置は液面計や障害物検知装置
などに広く使用されており、その原理を第4図、第5図
にしたがって説明する。1は超音波発信器、2は超音波
受信器、3は被測定物であり、発信器1から発信された
超音波は被測定物3で反射し、この反射した超音波は受
信器2で受信され、電気信号に変換される。
第5図は発信信号および受信信号を電気信号として表し
たものであり、Aは発信器1を励振する電圧パルス、B
は受信器2でネ★出された超音波による信号を示す。発
信、受信器1.2と被ヘリ定物3との距離をし、超音波
の空中での伝播速度をMとすると、 の関係で、発信器1から超音波が発信されてからT時間
後に超音波の反射波が検出される。したがって、伝播時
間Tを計測すれば被測定物までの距離りを上式から求め
ることができる。
このような変位検出方法の問題点は、被測定物3の距M
Lが長くなった時、空中を伝播し反射して受信器2に戻
ってくる超音波が大きく減衰することである。即ち、第
5図B′で示すようにBに比べて被測定物3までの距離
りが長くなると、単に伝播時間がTからT゛へと長くな
るだけでなく、受信される超音波の振幅がVから■°へ
と小さくなる。そのため、受信された超音波による信号
がある高さ■。になった時をもって超音波の伝播時間と
すると、B′では伝播時間としてT゛を測定すべきとこ
ろT′ +ΔT゛ となり、」1定時間に誤差ΔT”を
生じることになる。
第6図は超音波信号の減衰特性を示し、横軸は距Mli
 L、縦軸は受信される超音波信号の振幅Vである。図
から明らかなように、距離りが変化すると、受信される
超音波信号の振幅y f)<急激に変化するため、上記
のように波形の高さを一定値■。
と比較して到達時間を決定する方法では誤差が大きくな
るだけでなく、減衰の程度によっては一定値V。との比
較自体が不可能となる場合がある。
なお、振幅■は、理論的には空中伝播における減衰、被
測定物表面での反射損失を含めおおよそ距離りの4乗に
反比例することが知られている。
このような超音波の減衰に基づく問題を解決するため、
受信される超音波信号を時間とともに増幅度が変化する
増幅器で電気信号に変換し、第5図B′に破線で示すよ
うに超音波の振幅Vが伝播時間に関係なく等しくなるよ
うにし、波形の高さが■。になった時をもって超音波の
伝播時間T゛を決定する方法も採用されている。この場
合には波形の同一箇所の到達時間を測定できるので、測
定誤差を解消できる。
ところが、現実にはfJJ6図の減衰曲線に沿って厳密
に増幅度が変化する増幅器を実現するのは不可能であり
、そのため従来においては誤差の大きな変位検出装置し
か得られていない。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、超音波の減衰の影響を受けず、安価で検出
精度の高い超音波変位検出装置を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、発信器から発信
された超音波を被測定物で反射させ、該反射された超音
波を受信器で受信し、発信時刻から受信時刻までの時間
を計測することにより、被測定物の変位を検出する超音
波変位検出装置において、受信器で受信された受信波形
の最高頂点に至るまでの各頂点を検出する回路と、上記
受信波形が零と交わる各交点を検出する回路と、上記両
検出回路の出力から受信波形が最高頂点通過後に零と交
わる交点を検出する回路とを備え、上記最高頂点通過後
の交点の到達時刻をもって超音波信号の受信時刻とする
ものである。
ここで、本発明の原理を第1図について説明する。第1
図において、第5図と同一符号は同一事項を表しており
、Aは超音波を発信するための励1辰用電圧パルス、B
は受信された超音波信号、B“はBより被測定物が遠方
にあるときに受信された超音波信号であり、再起音波信
号B、B’ は共に最高頂点P、P’ を過ぎた後減衰
している。
第1図B、B’ に示すように被測定物までの距離りが
変化し、これに伴って伝播時間がTからT゛へと長くな
ると、受信される超音波信号の振幅はVからV゛へと小
さくなるが、その振動モードは変化していない。つまり
、振動周期tは同じである。この原因は、超音波が受信
器2に到達すると、その超音波によって受信器2が励振
され、その振動数は受信器2の機械的固有振動数に支配
されるからである。
本発明はこの点に着目し、もし振動の最高頂点を知るこ
とができれば、最高頂点を過ぎてその振動が零と交差す
る点a、b、c・・・、a’ 、b’ 。
C“・・・のうち1点く図ではCとc’)をもって超音
波の伝播時間T、T’  とすれば、正確な距離の測定
が可能となる。計測点としてa、b、’cあるいはa’
、b’、c’ のどの点をとってもよく、図示していな
いがc、c’以後の零と交差する点をとってもよい。
上記のように本発明は、受信超音波のうち最高頂点を基
準としてそれ以後に零と交わる交点を特定し、この点を
もって時間を計測するものであり、特に零と交わる点に
よる時間測定は、波の高さがある値になった時と比較す
る場合のように減衰の影響を受けず、しかも時間に対す
る振幅の変化率が大きいので、例えば頂点による検出に
比べて高い検出精度が得られる。
実施例の説明 第2図は本発明にかかる超音波変位検出装置の一例の回
路図、第3図は第2図の各部の電圧波形図である。
図において、1は超音波発信器、2は超音波受信器、3
は被測定物であり、発信器l、受信器2はともに圧?!
!素子を使用した例を示したが、静電式など他の形式で
もよい。
4はパルス電圧発生装置であり、第3図Aのような電圧
パルスを発信器lに与え、超音波を発信させる。5は受
信器2が受信した超音波信号を増幅する増幅器であり、
その出力波形は第3図Bのようになる。
6は超音波受信信号Bの頂点を検出するための頂点検出
回路で、演算増幅器7.1)、ダイオード8、コンデン
サ9及びトランジスタ10からなる。
電圧信号Bは演算増幅器7の正入力に加えられ、その出
力はダイオード8を経てコンデンサ9に蓄えられる。コ
ンデンサ9の電圧は演算増幅器7の負入力にフィードバ
ックされているので、信号Bが零より高くなると、それ
に従いコンデンサ9の電圧も高くなる。また、上述した
ように演算増幅器7の出力にはダイオード8が直列に接
続されているので、信号Bが再び零に戻ってもコンデン
サ9の電圧は保持され、第3図Cのように順次B信号の
頂点を検出しながら最後の最も高い頂点Pを検出するま
で階段状に増加してゆく。即ち、階段状信号Cの最後の
立ち上がりが求める最高頂点Pということになる。
演算増幅器1)はコンデンサ9の電圧を乱すことなく後
段の回路に与えるバッファの役目をし、またトランジス
タ10は電圧パルスAで動作し、コンデンサ9に蓄えら
れた電圧を次の測定のために放電する役目をする。
階段波形Cはコンデンサ12と抵抗13とによって微分
され、第3図りのような波形を得て、それがコンパレー
タ14の正入力に加えられる。このコンパレータ14の
負入力にはり、なる電圧が加えられているので、コンパ
レータ14の出力にはEの如きパルス信号が得られる。
また、増幅器5の出力信号Bはコンパレータ15の正入
力にも加えられ、負入力は接地されているので、コンパ
レータ15の出力は超音波信号Bが零よりも大きくなる
時にONとなるFのような波形となる。コンパレータ1
5の出力Fはコンデンサ16と抵抗17とによって微分
され、第3図Gのような波形を得る。この微分波形Gは
コンパレータ18の正入力とコンパレータ19の負入力
とに加えられ、各コンパレータ18.19の他方の入力
には第3図Gに示すh2.h3なる電圧が加えられてい
るので、コンパレータ18の出力はH、コンパレータ1
9の出力は■のようになる。
コンパレータ18の出力HはR−Sフリップフロップ2
0のセット入力端子Sへ接続され、コンパレータ14の
出力Eはリセット入力端子Rへ接続される。したがって
、フリップフロップ20の出力端子Qの信号は、第3図
Jのように最高頂点Pに対応するパルスが通過した後、
次のパルスからON(ハイレベル)のままとなる。フリ
ップフロップ20の出力Jとコンパレータ19の出力I
はAND素子21に接続されているので、AND素子2
1の2つの入力がONの時のみ出力がONとなる。即ち
、AND素子21の出力には第3図にのような波形が得
られることになる。
このように、超音波信号波形Bが最高頂点Pを過ぎて3
番目に零と交差する点Cに対応する信号が第3図にの最
初のパルスで得られ、超音波が発信されてから点Cに至
るまでの時間、即ち伝播時間Tが測定される。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば受信器で
受信した超音波信号波形のうち、最高頂点以後の特定の
点を必ず検出し得るので、被測定物までの距離の変化に
よって超音波信号がいかに減衰しても、減衰に全く影響
を受けない時間測定が可能となる。
また、上記特定点は波形が零と交わる交点であるため、
減衰の影響を受けないことは勿論、時間に対する振動の
変化率が他の波形の部位(例えば波形の頂点)に比べて
大きく、高い検出精度が得られる。
さらに、本発明の回路は既存の簡単な素子で構成でき、
かつ従来のような減衰特性に沿った厳密な増幅を必要と
しないので、安価に構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための信号波形図、第
2図は本発明にかかる超音波変位検出装置の一例の回路
図、第3図は第2図の各部の信号波形図、第4図は既存
の超音波変位検出装面〇原理を示す図、第5図は従来の
超音波信号の検知方法を示す信号波形図、第6図は超音
波の減衰特性図である。 1・・・発信器、2・・・受信器、3・・・被測定物、
4・・・パルス電圧発生装面、6・・・頂点検出回路、
15.18゜19・・・コンパレータ、20・・・R−
Sフリップフロップ、21・・・AND素子。 出 願 人  三京貿易株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発信器から発信された超音波を被測定物で反射さ
    せ、該反射された超音波を受信器で受信し、発信時刻か
    ら受信時刻までの時間を計測することにより、被測定物
    の変位を検出する超音波変位検出装置において、受信器
    で受信された受信波形の最高頂点に至るまでの各頂点を
    検出する回路と、上記受信波形が零と交わる各交点を検
    出する回路と、上記両検出回路の出力から受信波形が最
    高頂点通過後に零と交わる交点を検出する回路とを備え
    、上記最高頂点通過後の交点の到達時刻をもって超音波
    信号の受信時刻とすることを特徴とする超音波変位検出
    装置。
JP23876586A 1986-10-07 1986-10-07 超音波変位検出装置 Pending JPS6394184A (ja)

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JP23876586A JPS6394184A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 超音波変位検出装置

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JP23876586A JPS6394184A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 超音波変位検出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064516A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Panasonic Corp 流体の流れ計測装置
JP2011180076A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Yamatake Corp ゼロクロス時間判定装置及び同装置を備えた超音波流量計
JP2014025781A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 超音波測定装置、超音波測定システム及び超音波測定方法

Cited By (3)

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JP2011064516A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Panasonic Corp 流体の流れ計測装置
JP2011180076A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Yamatake Corp ゼロクロス時間判定装置及び同装置を備えた超音波流量計
JP2014025781A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 超音波測定装置、超音波測定システム及び超音波測定方法

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