JPS6393963A - コンクリ−ト型枠材 - Google Patents

コンクリ−ト型枠材

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JPS6393963A
JPS6393963A JP23607686A JP23607686A JPS6393963A JP S6393963 A JPS6393963 A JP S6393963A JP 23607686 A JP23607686 A JP 23607686A JP 23607686 A JP23607686 A JP 23607686A JP S6393963 A JPS6393963 A JP S6393963A
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JP
Japan
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concrete
resin
adhesive
plywood
water
Prior art date
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Pending
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JP23607686A
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English (en)
Inventor
高橋 誠恵
和泉 孔庸
忠男 太田
伊藤 征悦
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Tamapoly Co Ltd
Original Assignee
Tamapoly Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンクリート型枠材に関し、特に、多量の水を
使用するコンクリートの打込みなどに使用される型枠合
板に関する。
[従来の技術] コンクリート構造物の打設などに際し、型枠(パネル)
が使用される。
当該コンクリート構造物の打設に際し、そのコンクリー
ト打込時に多量の水が使用される。そのため、その打込
初期に、コンクリート型枠材に吸水が起こり、コンクリ
ート型枠材に反りや変形が生じ、また、九該型枠材の繰
返し使用によりヒビ割れを生じることがある。
一方、型枠の繰返し使用により、当該型枠が、コンクリ
ート中に含有される多量のアルカリにより劣化され、型
枠の脱型時に、その表面にノロ付着(コンクリート付着
)を生じ、コンクリートの表面美麗性、離型作業性を悪
化させる。また、コンクリート中に含有される多量のア
ルカリにより、型枠がアルカリにより着色されることが
起こる。さらに、当該アルカリにより、型枠中の含有成
分が抽出され、コンクリートの硬化を阻害し、コンクリ
ートの硬化不良を生じたりする。
近年、合板の使用原木は、インドネシア国の輸出規制な
どの影響や合板製造の採算性により、一層低価格の原木
使用を求められており、原木の多様化によって、コンク
リート型枠材合板(以下コンパネと称す)を生地のまま
使用する場合、次のような欠点が生じ易くなってきた。
(1)コンクリートの硬化不良が生じる。
(イ)表裏板に使用する単板の材種中、特に、太陽光線
に射光されると変色の甚しい材種[例えば黄色系、白色
系ラワン(セラヤ、フランティ類)、メラピー材]は、
コンクリートの硬化を阻害する。
(ロ)材質中の含有成分が、コンクリート含有中の多量
のアルカリにより抽出され、コンクリートの硬化を阻害
する。
(2)コンパネの表面単板の材種により、コンクリート
含有中の多量のアルカリにより着色を生じる。
(3)コンパネの繰返し使用により、コンパネの表面材
が、コンクリート中に含有される多量のアルカリにより
劣化され、コンパネの脱型時に、コンパネの表面にノロ
付着(コンクリート付、??)を生じ、コンクリートの
表面美麗性、離型作業性が悪くなる。
(4)コンクリート打込時に多量の水を使用するが(コ
ンクリート混線時のセメント/水の配合比は100/1
00〜100150が多い)、打込初期にコンパネの表
面材が吸水し、コンパネの反り、変形やコンパネの繰返
し使用により表面材にヒビ割れが生じる。
これらの欠点を防ぐために、コンパネの表面に(A)樹
脂塗装を施すことや(B)樹脂含浸紙をオーバーレイす
るなどの加工を施すことが行われている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、後者の樹脂含浸紙のオーへ−レイ加工に
あっては、いわゆるホットプレスにて、高温(一般に1
30〜140℃)でしかも長い時間(一般に20〜30
分)プレスを要するなどその加工に手間がかかり、また
、片面のみオーバーレイした場合、コンパネに反りが生
じ易いなどの欠点があり、さらに、この樹脂含浸紙(紙
などの基材に熱硬化性樹脂を含浸後、乾燥して溶媒を揮
散させたもの)を構成する樹脂にはフェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、ダップ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂などが
使用されるが、何と云っても高価格になり、元のコンパ
ネ価格の5〜10割程度上昇するために、現在ではほと
んど使用されていない。
一方、樹脂塗装にあっても次のごとき難点がある。
すなわち、そもそも、我が国のコンパネの生産■は約1
億枚(昭和60年度)にも達しているが、この内、塗装
コンパネは、末だ10%にも達していない。その理由と
しては、塗装コンパネの塗膜にピンホールが生じ易く、
かつ、屋外使用が多いため、繰り返し使用されると塗膜
にヒビ割れを生じ、コンクリートの硬化不良や表面材の
アルカリ着色などの欠点を防ぐ事が出来なくなり、かつ
、コンパネ脱型時に、ノロ付着を生じ、また、塗装加工
価格に見合う転用回数が一ヒらなくなる(コーザーの要
求するトータルコストの低減につながらない)からとさ
れている。
さらに、塗装加工の設備としては、溶剤型塗料のため、
塗装加工専用設備を要し、既存の合板製造ラインには繰
り入れることが出来ず、新たに設備投資をするかまたは
加工専門メーカーへ委託することになる。
なお、上記塗装の種類としてはアクリル樹脂およびウレ
タン樹脂塗装がある。アクリル樹脂塗装の方がウレタン
樹脂塗装よりその価格は30〜40%安いが、耐アルカ
リ性、耐久性に劣るため、コンパネとしての転用回数が
ウレタン塗装の半分位である(一般的な塗装コンパネの
転用回数は、アクリル系が2〜5回、ウレタン系が5〜
8回)、ところが、イニシアルコストが安いため、アク
リル塗装コンパネが圧倒的に多く使用されている。
本発明は、コンクリート型枠材特にコンパネとして具備
すべき各種の要件を備えたものを提供することを目的と
し、耐水性が良く、繰返し使用によってもノロ付着を生
ぜず、かつ、コンクリートの硬化不良を生じないなどの
優れた特性を有するものを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、耐水性の良好なコンクリート型枠
材であって、したがって、反りや変形を生じ難いコンク
リート型枠材を提供することを目的とする。
本発明は、また、耐アルカリ性および耐久性に優れたコ
ンクリート型枠材を提供することを目的とし、従来の塗
装コンパネよりも転用回数が多く、しかも、経済的にも
塗装コンパネより安価なコンクリート型枠材を提供する
ことを目的とする。
本発明は、また、上記耐アルカリ性および耐久性に優れ
ていることから、コンパネの合板の樹脂によるコンクリ
ート硬化不良およびアルカリ着色を着実に防止できる技
術を提供することを目的とする。
本発明は、また、コンクリートとの雌型性が良好で、し
たがって、ノロ付着がしにくい、コンク木発明は、さら
にまた、コンクリート表面が非常に美麗に仕上げられ、
したがって、例えば、いわゆる打ち放し仕様のコンクリ
ート用途のごときに最適なコンクリート型枠材を提供す
ることを目的とする。
本発明は、6該型枠材の加工技術に関し、既存の合板製
造ライン中に繰り入れることがでる技術を提供し、塗装
コンパネに比し加工設備が簡単で合板工場の既存の設備
をそのまま利用出来る技術を提供することを目的とした
ものである。すなわち、合板製造の際の接着剤塗装のた
めのスプレッダ−と圧締のためのコールドプレスとコー
ル板のみでオーバーレイ加工をすることが出来る技術を
提供することにある。
ゲ 本発明の前記ならδにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述からあきらかになるであろう。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、合板などのコンクリート型枠材用台板に、水
性イソシアネート系接着剤、エポキシ樹脂接着剤、ウレ
タン樹脂接着剤およびアクリル樹脂接着剤よりなる群か
ら選択された接着剤、特に水性イソシアネート系接着剤
を介して、アクリルニトリル系共重合体樹脂フィルムを
圧締して成ることを特徴とするコンクリート型枠材に存
する。
本発明に使用される合板の例としては、コンクリート打
ち放し仕上げ用やモルタルのつけ送り用やタイル貼りの
二次仕上げをする場合の下地用などの各種のコンクリー
ト型枠用合板があげられる。
本発明によれば合板の樹種に左右されずにコンクリート
の硬化不良やアルカリ着色を防止できる。特に、射光に
よる変色し易い材種はコンクリートの硬化を阻害する。
この材種の例としては、黄色系、白色系ラワン(セラヤ
、フランティ類)、メラビー材などがある0本発明はこ
れら材種のものを使用したコンパネに有効である。
本発明に使用されるフィルム樹脂は、アクリルニトリル
系共重合体樹脂(以下PANと称する)であり、アクリ
ルニトリルスチレン樹脂(AS)、アクリルニトリルブ
タジェンスチレン樹脂(ABS)でもよいが、好ましく
はアクリルニトリルを主成分としたメチルアクリレート
、ブタジェンのグラフト共重合体樹脂が例にあげられ、
ザ・スタンダードオイル争コンパニー(アメリカ)のB
AREX樹脂がこれに相当する。
当該フィルムとしては市販のものを使用することが出来
、ゼクロンフイルム(三井東圧化学株式会社製)やハイ
トロンBX(タマボリ株式会社製)なる商品名で市販さ
れているアクリルニトリル系共重合体樹脂フィルムは、
好ましい具体例としてあげる事が出来る。
使用するフィルムの厚みは10ミクロンから 100ミ
クロンが適するが、性脂、価格の面から20ミクロンか
ら50ミクロンが好ましい。
当該PANフィルムには、その合板との接着性を向上さ
せるために、その合板との接着面に、コロナ放電処理を
施すと良い。
次に、本発明の型枠材の製法の好ましい例を示す。
コンクリート型枠用合板の製造ラインに、フィルムのオ
ーバーレイ工程を組み入れて実施するとよい。
すなわち、原木の切削、裁断、乾燥などを経て得た単板
に接着剤を塗布し、圧締などを行なって合板を製造する
。次いで、オーバーレイ工程に移行させる。加熱圧締後
の合板を室温まで冷却後、必要に応じてサンダー仕上げ
などを行なった後に、フィルムオーバーレイのための接
着剤をロールコータなどにて塗布する。
当該オーバーレイ接着剤としては、エポキシ樹脂接着剤
(エマルジョン型)、ウレタン樹脂接着剤(溶液型)お
よびアクリル樹脂接着剤(エマルション型)でもよいが
、水性イソシアネート系接着剤例えばアクリル・イソシ
アネート共重合樹脂接着剤(エマルジョン型)、SBR
イソシアネート共重合樹脂接着剤、及び水性エチレン酢
酸ビニルイソシアネート樹脂接着剤等が良く、就中、作
業性、経済性並びに接着性より水性エチレン酢酸が好ま
しい。これにより、JASI類に合格するような耐水性
の良いものが得られ、コンパネはほとんど吸水せず、反
りや変形の生じ難いものが得られる。当該耐水性の良い
接着剤を塗布した当該合板の接着面に、アクリルニトリ
ル系共重合体フィルムを重ねていく。さらに、表面平滑
なコール板を1枚毎に重ねていき、オーバーレイ数量例
えば50〜70枚となし、圧締装置に挿入する。当該コ
ール板としては1例えば、アルミニウム板、ステンレス
板、塗装鋼板、ポリプロピレン(PP)樹脂板、硬質塩
化ビニル板が挙げられる。圧締装置には、コールドプレ
スを用いるとよい0本発明では、樹脂含浸紙のオーバー
レイ加工のごとくホットプレスによる熱圧を必要とせず
、冷圧法(冷間圧締)を採用することができる。
圧締時間の短縮化を図る為に、予め(イ)台板を加温し
たり、(ロ)接着剤を塗付後乾燥し接着剤の水分を揮散
させたり、又は(ハ)保温下(40〜80℃)の圧締方
法により短縮化ができる。又、重層圧締方法の他に、上
記(ロ)方法と複数の金属ロールとゴムロールの組合せ
によるロール圧締により連続圧締も可能である。
[作用] 次に、本発明による作用を説明する。
(1)本発明によるコンクリート型枠材は、接着剤や樹
脂フィルムに耐水性の良いものを選択しているので、多
量の水を使用するコンクリート打込時にあっても、型枠
材の吸水をほとんどなくすことができ、コンパネの反り
や変形を生じ難い。塗装コンパネや樹脂含浸紙オーバー
レイパネルでは、ピンホールを生じ易かったり、熱硬化
性樹脂の使用などによって、反りを生じ易いがこれを防
止できる。
(2)本発明では、耐アルカリ性のアクリルニトリル系
共重合体樹脂フィルムをオーバーレイフイリムとして用
い、これを、耐アルカリ性に富む水性イソシアネート系
接着剤やエマルジョン型のアクリル樹脂接着剤などによ
り、合板にオーバーレイして成るので、耐アルカリ性に
優れており、アクリル樹脂塗装のごとく耐アルカリ性に
欠如するところがなく、また、他の熱可塑性樹脂フィル
ム(例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、ポリ塩化ビニルフィルム)に比しても耐アルカ
リ性に優れており、したがって、コンクリート中に多量
に含有されているアルカリによる合板の成分の抽出が抑
止され、コンクリートの硬化を招来するということが従
来に比してより一層防止され、また、コンクリート含有
中の多量のアルカリによる着色をも、従来に比してより
一層防止することができる。アクリル塗装などによる塗
装膜はピンホールの発生や干割れ、ヒビ割れ現象が生じ
易いが、本発明はフィルムをオーナーレイしたりしたり
するので、ヒビ割れなどが少なく、耐久性が良好で、コ
ンクリート型枠材の転用回数が従来の樹脂塗装に比して
増加することができる。
(3)本発明によれば、アクリルニトリル系重合体樹脂
フィルムが合板表面にオーバーレイされているので、塗
装や樹脂含浸紙のオーバーレイ加工と同様に、コンパネ
台板の樹種によるコンクリート硬化不良やアルカリ着色
を防止できるが、これら塗装やオーバーレイ加工に比し
て上述のごとき利点がある。
(4)前述のごとく、コンパネの繰り返し使用により、
コンパネの表面材がコンクリート中に含有される多量の
アルカリにより劣化され、コンパネの脱型時にコンパネ
の表面にノロ付着を生じ、コンクリートの表面美麗性、
離型作業性を悪化させるが、本発明アクリルニトリル系
共重合体樹脂フィルムは耐アルカリ性が良好で、離型作
業性が良く、ノロ付着を生せず、コンクリート表面を美
麗に仕上げることができる。
(5)本発明では、フィルムをオーバーレイするので塗
装コンパネの様な塗装設備が不要で、既存の合板製造ラ
インに繰り入れての加工が可能で、フィルムをオーバー
レイする接着剤スズレッダーとコールドプレスによる圧
締機械とコール板を用いてオーバーレイ加工が可能で、
したがって、新たな塗装加工専用設備の投資を要しない
、また、樹脂含浸紙をオーバーレイする場合に比して加
工手間がかからなくて済む。
(8)本発明によれば合板工場の既存の設備をそのまま
利用出来ること1合板の樹種によるコンクリート効果不
良やアルカリ着色などを防止できるので合板として低価
格の原木使用が可能であることなどから、コストを低減
したコンクリート型枠材を得ることができる。
[実施例] 次に、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1 マレーシャ産材及びインドネシア産材(レッドセラヤ、
ホワイトセラヤ、イエローセレヤ及びカポール、レッド
メランテ仁ホワイトメランテイ、イエローメランテイ)
を用いて、表裏板の厚さ1.6m層、芯板の厚さ3.0
mmにロータリー切削乾燥した単板を5プライ構成(L
、S +3.0 +3.0 +3.0 + 1.13 
am)とし、接着剤メラミンユリア共縮合樹脂(言わゆ
るタイプl樹脂)を用いて貼合せ後、20分〜30分間
仮圧縮(コールドプレス)後、120〜125℃、8〜
10kg/c+s 、 4〜4.5分間加熱圧締する。
加熱圧締後、合板が室温状態に冷えてから、生地のまま
又はサンダー仕上げ後、サイズ800X1800+am
に裁断し、水性高分子イソシアネート系接着剤(大鹿振
興(株)製部品名ピーアイポン1フ280号 100部
、MDI系硬化剤H−310部を撹拌混合した接着剤)
を130〜150g/rn”の割合でロールコータ−に
て塗布し、ポリアクリルニトリル系共重合体フィルム(
タマポリ(株)架間品名ハイドロBXフィルム、接着面
をコロナ放電処理)のフィルム厚さ30JAを重ね、表
面平滑なコール板(厚さ1〜3IIIlのPP樹脂板)
を1枚毎に重ねていき、オーバーレイ数量50〜70枚
を結上堆積時間40分以内にコールドプレスに挿入する
圧力8〜10kg/am1以上にて、約1時間圧締後、
室温下で数時間以上養生後、合板の端部よりなみ出てい
るフィルムの耳をカットし、オーバーレイコンパネ製品
に仕上げた。
6該コンパネの耐アルカリ性試験(A試験およびB試験
)並びにモルタル打込み転用試験を行なった。その結果
を第1表に示す。
実施例2 ニューギニア&材(タウン、カロフイルム、ターミナリ
ア、バースウッド等)原木より、単板厚さ構成 2.0
+  3.0+  2.0+  3.0+  2.0(
Ilm)にロータリー切削し、下層された単板とタイプ
1接着剤(大鹿しヂンPWP−8号)を用いて、12+
o■厚合板を製造する。
この12mm厚合板を生地のまま、又はサンダー仕上げ
後、寸法900X 1800曹■又は600X 180
0mmに裁断し、水性高分子イソシアネート系接着剤(
ピーアイポンド 188号100部、硬化剤H−310
部を撹拌混合した接着剤)を用いて、実施例1と同様な
方法でPANフィルム(ハイドロBX)をオーバーレイ
加工し、コンクリート型枠合板を得た。
当該コンパネの耐アルカリ性試験(A試験およびB試験
)並びにモルタル打込み転用試験を行なった。その結果
を第1表に示す。
(比較例のコンパネ加工方法について)比較例3及び比
較例4の加工方法 市販の表面サングー仕上げコンパネ(厚さ12111m
)に水性イソシアネートta着剤(ピーアイポド 18
8号 100部、硬化剤H−3M10部を撹拌した)を
130〜150g/m’の割合で塗布し、市販のポリエ
チレンフィルム(厚さ30壓)又は市販のポリプロピレ
ンフィルム(厚さ301L)ヲffiね、表面平滑なコ
ール板(厚さ2mmのPP樹脂板)を1枚毎に重ねてい
く、オーバーレイ数量約50枚、推桔時間40分以内に
コールドプレスへ押入し、圧力10kg/cm’にて約
1時間冷圧締する。解圧後室部下で5〜6時間以上養生
する。
[発明の効果] 本発明によれば、コンクリート打込時多量の水が使用さ
れても、コンパネに吸水が起こり難く、反りや変形を生
ぜず、またヒビ割れを生じたりせず、その繰返し使用に
よっても、ノロ付着を生せず、離型性が良好で、コンク
リート表面を美麗に仕上げることができ、コンパネの台
板の樹種に左右せれずに低価格の原木の使用が可能で、
しかも、コンクリート硬化不良やアルカリ着色を防止で
き、また、従来の樹脂塗装コンテナなどに比して転用回
数が増大でき、さらに、その製造も既存の合板製造ライ
ンに組み入れることができるので、工業上非常に有意義
な発明を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において使用したコンクリート
型枠の構成図である。 特許出願人  大鹿振興株式会社 タマボリ株式会社 代理人弁理士  佐 藤 良 博 第1図 子糸ダごネ山正で3 (方式) %式% 2、発明の名称 コ  ン  り  リ  −  ト  型  枠  材
3、補正をする者 水性との関係   特 許 出 願 人大鹿振興株式会
社 タマポリ株式会社 4代理人 5 補正命令の日付 昭和62年2月10日(発送日) 6、補正の対象 明細書第19頁 7 補正の内容 願書に最初に添付した明細書第19頁の浄書・別紙のと
おり(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート型枠用台板に、水性イソシアネート系
    接着剤、エポキシ樹脂接着剤、ウレタン樹脂接着剤およ
    びアクリル樹脂接着剤よりなる群から選択された接着剤
    を介して、アクリルニトリル系共重合樹脂フィルムを圧
    締して成ることを特徴とするコンクリート型枠材。 2、接着剤が、水性イソシアネート系接着剤である、特
    許請求の範囲第1項記載のコンクリート型枠材。 3、水性イソシアネート系接着剤が、エチレン酢酸ビニ
    ルイソシアネート樹脂接着剤である、特許請求の範囲第
    1項記載のコンクリート型枠材。
JP23607686A 1986-10-06 1986-10-06 コンクリ−ト型枠材 Pending JPS6393963A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742782A (en) * 1980-08-28 1982-03-10 Asahi Chem Ind Co Ltd Preparation of organic polyisocyanate composition

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