JPS6393497A - 水溶性溶接スパツタ付着防止剤 - Google Patents

水溶性溶接スパツタ付着防止剤

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JPS6393497A
JPS6393497A JP23892886A JP23892886A JPS6393497A JP S6393497 A JPS6393497 A JP S6393497A JP 23892886 A JP23892886 A JP 23892886A JP 23892886 A JP23892886 A JP 23892886A JP S6393497 A JPS6393497 A JP S6393497A
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wax
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Tadao Amasaka
天坂 格郎
Keiji Itami
伊丹 計二
Nobuyuki Kotani
小谷 信之
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CHUO CHEM KOGYO KK
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Yuken Kogyo Co Ltd
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CHUO CHEM KOGYO KK
Toyota Motor Corp
Yuken Kogyo Co Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/224Anti-weld compositions; Braze stop-off compositions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水溶性溶接スパッタ付着防止剤、より詳しく
はアーク溶接等に用いられるトーチノズルに適用して、
該トーチノズルへの溶接スパッタの付着を防止する水溶
性のスパッタ付着防止剤に関する。
従来の技術 自動車足回り部品を始めとして各種の金属部品の溶接、
溶断作業等においては、トーチノズルから不活性ガスを
供給して溶接雰囲気をシールすると共に上記トーチ内に
配置された消耗金層電極(コンタクトチップ)のワイA
7−と被溶接物体との間にアークを発生させて溶接を行
なうガスシールドアーク溶接が汎用されており、近年こ
の作業の自動化のための複数のアークロボットの組合せ
利用も種々性なわれている。上記ノズルヤヂップとして
は一般には、熱伝導度と冷却放熱性とを考慮して、銅合
金が使用されているが、溶接中の高温高速ではスパッタ
が飛散し、銅表面層に融着、堆積する用架は回避できな
い。上記スパッタの付着は、溶接長さと時間に比例して
進行し、殊にノズル内面やチップ外表面への上記スパッ
タの付着によれば、シールドガスの乱れや流量不足が起
こり、溶接作業部分に空気が侵入し、ブローホール(溶
接欠陥)が発生する。またチップ先端部や内表面に付着
したスパッタは、溶接ワイヤーの供給づまりによるアー
ク切れや、まれにはノズルとチップを短絡させて、大き
な溶接トラブルを招くこともある。従って、上記ガスシ
ールドアーク溶接作業においては、定期的にスパッタの
清掃除去やチップの交換を必要とし、之等が溶接作業の
可動率の低下の主要な要因となっている。しかも、上記
スパッタの清掃除去作業は、専用治具やサンドペーパー
を用いた手作業によるのが殆んどであり、手間がかかり
繁雑であることは勿論のこと、通常一旦融着したスパッ
タはとれにくく、この除去作業によりノズル等の内表面
にキズをつけやすく、該除去回数が進むほど凹凸が多く
なり、スパッタ付着が早まる結果、それらの寿命を早め
ることとなる。
上記欠点を解消する手段として、従来より、ノズルやチ
ップにスパッタ何着防止剤を適用する方法が考えられて
いる。該スパッタ付着防止剤には、■スパッタ付着をで
きるだけ長期に亘って防止できる性能、 ■付着したスパッタを容易に除去できる性能(クリーニ
ングによるノズルからのスパッタ脱離性能)、 ■上記クリーニングの際に、ノズル表面にキズをつけに
くい性能、 ■ノズル等の摩耗や損耗を防止して、その寿命を延長ざ
ぜる性能 等が要求され、かかる要求特性をいくぶんでも石するも
のとして、各種のスパッタ付着防止剤が提案されている
。しかしながら従来公知のスパッタ付着防止剤は、いず
れもスパッタ付着防止効果の点で尚充分ではなく、しか
もその適用性面、価格面その他の面で種々の欠点を有し
ている。即ち、例えば従来より最もよく知られているも
ののひとつとしては、シリコーンオイル系スパッタ付着
防止剤があるが、これはスパッタ付着防止効果の持続性
(メインテナンス性)の面で満足できるものではなく、
また通常この種アーク溶接される自動車部品等では、そ
の後同工場内で該部品等の塗装が行なわれるが、この塗
装作業時にシリコーンが空気中に存在すると塗装不良を
招く欠点がおり、ざらに比較的高価でおる不利がおる。
また例えば炭化水素グリース等の油性スパッタ付着防止
剤も種々提案されているが、之等はスパッタ付着防止効
果及びその持続性の点で上記シリコーンオイル系のもの
に比しても尚劣っており、しかもグリースであるためノ
ズルへの付Wffiや塗膜厚みをコントロールすること
が難しく、通常ディッピングやオイルブローにより施用
されてヌレ性を向上させるが、塗布むらを生じたり、溶
接時の高温により流下して被溶接物を汚したり、さらに
余剰量の油性剤がPM境汚染を惹起する弊害がある。加
えてこれは可燃物でおり、高温溶接スパッタの飛散によ
り、溶接排煙ダクト内のヒュームヤオイルミス1へを発
火させ、火災を誘発する危険が大きい。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記従来のスパッタ付着防止剤に見ら
れる難点を解消して、この種スパッタ付着防止剤に要求
される上記特性をすべて具備し、その適用によってアー
ク溶接作業の可動率を顕著に向上させ得る新しいスパッ
タ付着防止剤を提供することにおる。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、(A>動植物油脂、動植物ろう及び合
成脂肪酸エステル類から選ばれた少なくとも1種の油脂
類(以下A成分という)1〜30重G%及び(B)鉱物
系ワックス、石油系ワックス及び合成炭化水素系ワック
スから1式ばれた少なくとも1種の非エステル系ワック
ス類(以下B成分という)1へ一30重量%を右動成分
として含有し、水溶性エマルジョン形態を有することを
特徴とする水溶性溶接スパッタ付着防止剤が提供される
本発明のスパッタ付着防止剤は、上記の通り、その子j
効成分どして特定の△成分と8成分とを所定割合で併用
し・、且つ水溶性エマルジョン形態としたことに基づい
て、この種スパッタ付着防止剤の要求性能をすべて具備
し、しかも従来のスパッタ付着防止剤に見られる欠点を
ことごとく解消し得る。
即ち、本発明スパッタ付着防止剤は、スパッタ付着防止
効果及びその持続性に優れており、ベタツキがなく一旦
付着したスパッタの清掃による除去も非常に容易であり
、また上記清掃の際にノズル等の摩耗や損傷を殆んど生
じない特徴を有している。従ってそのガスシールドアー
ク溶接への適用によれば、ブローホールの発生、アーク
切れ、ノズルとチップとの短絡等の溶接1ヘラプルを長
期に亘って確実に防止でき、またノズルの清掃やチップ
の交換時期を遅延させることができ、溶接作業の可動率
を顕著に向上できる。しかも本発明のスパッタ付着防止
剤は、シリコーンオイル系スパッタ付右防止剤に見られ
る如き塗装作業への悪影響をまったく与えることなく、
油性スパッタ防止剤に見られる如き環境汚染や火災の危
険を生じるおそれもない。ざらに本発明防止剤は、殊に
水溶性エマルジョン形態としたことに基づいて、有効成
分濃度の調節が容易でおることは勿論のこと、そのノズ
ル等への適用も非常に容易でおり且つ常に安定して極少
量の均一な有効成分塗膜をノズル表面に形成させて該表
面のヌレ性を向上させることができ、これによって、−
Emれたスパッタ付着防止効果を奏し得る。
本発明にd″3いて、A成分として利用される油脂類は
エステル系化合物であることを前提として、動植物油脂
、動植157Iろう及び合成脂肪酸エステル類から選択
される。
上記動植物油脂には、例えば牛脂(タロー)、豚脂(ラ
ード)、乳脂(バター)等の陸産動物油脂、鯨油(ナガ
ス、マツコラ等)、魚油(イワシ油、メンヘーデル油、
ニシン油等)等の海産動物油脂、大豆油、ナタネ油、綿
実油、コメ油、トウモロコシ油、ゴマ油、落花生油、ヒ
マワリ油、サフラワー油、椿油、オリーブ油、アマニ油
、桐油、ヒマシ油等の植物油、ヤシ油、パーム油、パー
ム核油、カカオ脂、木ロウ等の植物脂等の天然の動植物
油脂(乾性油、半乾性油及び不乾性油)のすべてが包含
される。
上記動植物ろうには、例えばカルナバろう、カンゾリン
ろう等の植物ろう、みつろう、昆虫ろう等の動物ろう等
の高級脂肪酸と高級−価又は二価アルコールとのエステ
ルを主成分とする各種の天然エステル系ろうが包含され
る。従って、この動植物ろうには、例えばモンタンろう
等の天然エステル系ろうも包含される。
また合成脂肪酸ニスデル類には、−価アルコールと脂肪
酸のエステル、多価アルコールと脂肪酸のエステル、−
価アルコールと多価脂肪酸のエステル及び多価アルコー
ルと脂肪酸及び少量の多価脂肪酸とのエステルが包含さ
れる。
上記−価アルコールと脂肪酸のエステルの具体例として
は、例えばラウリン酸メチル、ラウリン酸エチル、ラウ
リン駿イソプロピル、ラウリン酸エチルヘキシル、パル
ミヂン酸プロピル、パルミヂン酸オクチル、パルミチン
酸ラウリル、ミリスチン酸ブヂル、ミリスチン酸アミル
、パーム脂肪酸イソブチル、オレイン醒tert−ブチ
ル、オレイン酸ヘプチル、オレイン闇セチル、米糠脂肪
酸イソステアリル、ステアリン酸ビニル、ステアリン酸
オレイル、ベヘニン酸トコシル、リシノール酸ヘキシル
、リノール談テトラヒド口フルフリールアルコールエス
テル、リノール酸コレステリル、菜種脂肪酸イソプロピ
ル、セロチン酸ステアリル等を例示できる。
上記多価アルコールと脂肪酸のエステルとしては、例え
ばエチレングリコールジオレエート、ジエチレングリコ
ールジステアレート、トリエチレングリコールシミリス
テート、ポリエチレングリコール(400)ジパルミテ
ート、ポリエチレングリコール(1000)モノ大豆脂
肪酸エステル、プロピレングリコールジラウレート、プ
ロピレングリコールシラノリン脂肪酸エステル、ジプロ
ピレングリコールモノステアレート、ジプロピレングリ
コールジオクテート、ポリプロピレングリコール(60
0)ジラレ−ト、ポリプロピレングリコール(1200
>モノステアレート、グリセリントリステアレート、グ
リセリンジパルミテート、グリセリンモノアセチルジオ
レエート、グリセリンジアセチルモノミリステート、ペ
ンタエリスリトールモノ酸化マイクロエステル、ペンタ
エリスリトールテトラパルミテート、トリメチロールプ
ロパンモノラウレート、トリメチロールプロパントリ牛
脂脂肪酸エステル、ソルビタンモノステアレート等の他
、ソルビタンセスキラノリン脂肪酸エステル、水素添加
ラノリン、アセチル化ラノリン、重合アマニ油、ボイル
油、水素添加ヒマシ油、脱水ヒマシ油、エポキシ化大豆
油等の加工動植物油を例示できる。
上記−価アルコールと多価脂肪間のエステルとしては、
例えばジブチルアジペート、ジエチルへキシルアジペー
ト、ジオクチルアビレート、ジエチルへキシルセバケー
ト、メチルアセチルリシルレート、エポキシ化大豆脂肪
酸メチル、ジオクチルマレエート、ジブチルフマレート
、ブチルエポキシステアレート、オクチルエポキシステ
アレート、グリシジルミリステート等を例示できる。
多価アルコールと脂肪酸及び少量の多価脂肪酸とのエス
テルとしては、例えばユニスター〇シリーズ(日本油脂
社製)等を例示できる。
本発明においてA成分は、上記例示の各グループの中か
ら1種を単独で選択使用することもでき、また上記例示
の同一グループ又tよ異なるグループの中から2種以上
を選択して併用することもできる。特に好ましいA成分
としては、上記合成エステル類、その組合せ及び之等と
他の油脂類との組合せを例示できる。上記組合せの内で
は、例えば低級−価アルコールと脂肪酸のエステル、低
級多価アルコールと脂肪酸のエステル、低級−価アルコ
ールと多価脂肪酸のエステル及び多価アルコールと脂肪
酸と少量の多価脂肪酸とのエステルから選ばれるものと
動植物ろうとの組合せ並びに高扱−価アルコールと脂肪
酸のエステル、高分子多価アルコールと脂肪酸のエステ
ル及び高級−価アルコールと多価脂肪酸のエステルの組
合せが好適でおる。
また、本発明においてB成分として利用される非エステ
ル系ワックス類は、鉱物系ワックス、石油系ワックス及
び合成炭化水素系ワックスから選択され、之等は非エス
テル系である限り特に限定はない。
上記鉱物系ワックスの具体例としては、例えばオシケラ
イト、セレシン、リグナイトワックス等を例示できる。
石油系ワックスとしては、例えばパラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等を例示
できる。之等の石油ワックスは、また例えば精製パラフ
ィンワックス、スケールワックス、スラツクワックス、
ハードワックス(硬ろう)、ソフトワックス(軟ろう)
、スロップワックス、石油ゼリー、石油セレシン笠と呼
ばれる場合もあり、之等の名称で呼ばれる石油ワックス
もまた本発明に利用できる。合成炭化水素ワックスとし
ては、例えばフィッシャー・1〜ロブシユワツクス、ボ
リエヂレンワックス、アルフ7・オレフィンワックス、
之等の誘導体(酸化物、塩素化物、変性物等)を例示で
きる。
之等の非エステル系ワックス類も、その一種を単独で利
用してもよく、また同一グループに属する2種以上又は
異なるグループに属する2種以上を併用することができ
る。好ましい併用は、鉱物系ワックス又は石油系ワック
スと合成炭化水素系ワックスとの組合せである。
本発明の水溶性溶接スパッタ付着防止剤は、上記A成分
及びB成分を有効成分として含イ了する水溶性エマルジ
ョン形態を有することが重要である。
該エマルジョンは、上記有効成分を用いて通常の方法に
より調製することができる。即ち、上記へ成分及びB成
分を必須成分として、之等を水に均一に乳化分散させる
ことにより調製される。上記エマルジョンの調製に当た
っては、A成分とする合成エステル類自体が乳化剤とし
ても働く場合がおり、之等を用いる場合は特に必須では
ないが、必要に応じて、またその他の場合では、通常の
界面活性剤を用いて、上記各成分と水とを混合して之等
を水中に乳化させる。上記界面活性剤としては、汎用さ
れる各種のアニオン系界面活性剤及び非イオン系界面活
性剤をいずれも使用することができる。上記アニオン系
界面活性剤としては、例えばオレイン酸カリウム、オレ
イン酸アンモニウム、オレイン酸トリエタノールアミン
、ヒマシ油カリウム石鹸等の脂肪酸石鹸系、ラウリル硫
酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、オレイル硫
酸ナトリウム、オレイル硫酸トリエタノールアミン等の
アルキル硫酸エステル塩系、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸系、ジオ
クチルスルホコハク潴す1〜リウム等のアルキルスルホ
コハク酸系、ポリオキシエチレン(POE)アルキルエ
ーテル!a酸ナトリウム、POEアルキルエーテル硫駿
トリエタノールアミン、POEアルキルフェノールエー
テル硫酸ナトリウム等のPOEアルキル硫酸エステル塩
系、ナ1〜リウム石油スルホネート、アンモニウム石油
スルホネート等の石油スルホネート系等を例示できる。
また上記非イオン系界面活性剤としては、例えばPOE
ウラリルエーテル、POEセチルエーテル、POEスデ
アリルエーデル、POEオクチルフェノールエーテル、
POEノニルフェノールエーテル等のPOEアルキル−
及びアルキルフェノール−エーテル系、ソルビタンモノ
ラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタン
トリステアレート、ソルビタントリステアレート、ソル
ビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート、ソ
ルビタンセスキオレエート、POEソルビタンモノラウ
レート、POEソルビタンモノパルミテート、POEソ
ルビタンモノステアレート、POEソルビタンモノオレ
エート、POEソルビタントリステアレート、POEソ
ルビタントリオレエート、デ1〜ラオレインMPOEソ
ルビット等のソルビタン−1POEソルビタン−及びP
OEソルビトール−エステル系、ポリエチレングリコー
ル(PEG)モノラウレート、PEGモノステアレート
、PEGジスデアレート、PEGモノオレエート等のP
EG脂肪酸エステル系、ステアリン酸モノグリセライド
、Δレイン酸モノグリセライド、ラウリン酸モノグリセ
ライド等のグリセリン脂肪酸エステル系、POEポリオ
キシプロピレン(POP)ブロックコポリマー(分子量
約2000.2500.3000.4000等)、PO
Eオレイルアミン等のPOEアルキルアミン系等を例示
できる。
更に、上記混合乳化には、通常の乳化機(ホモジナイザ
ー)等を利用することができ、また乳化の際には、より
迅速に均一微細なエマルジョンを得るために、一般に行
なわれている加温操作を採用することもできる。上記界
面活性剤の使用量は、均一なエマルジョンが得られる限
り特に限定されないが、通常は全組成物中に約1〜20
重量%の範囲から選択されるのが好適でおる。
かくして、得られるエマルジョン中には、A成分が1〜
30重皐%、好ましくは3〜20重量%及びB成分が1
〜30I呈%、好ましくは5〜30重量%含有されてい
るのがよく、このA成分及びB成分の所定割合を○有す
るエマルジョンが本発明水溶↑1溶接スパッタ付着防止
剤として、所期の優れた特性を発揮できる。しかるにA
成分及びB成分が上記範囲を外れる場合は、いかに之等
の成分を含有するエマルジョンといえども、本発明所期
の効果を奏し得ない。
上記本発明のエマルジョンは、従って、通常必須成分と
する所定♀のA成分及びB成分並びにこ乳化分散のため
の界面活性剤以外に水分を約20〜97重里%含有して
いる。また本発明エマルジョンには、更に必要に応じて
ペインタプルシリコーン(有機変性シリコーン〉を約0
.5〜20重邑%配合することができ、このペンタプル
シリコーンの配合によれば、水溶性溶接スパッタ付る防
止剤としての性能を更に向上させ得る場合があり好まし
い。
更に上記のごとくして得られるエマルジョン中には、必
要に応じてアンモニア水、モルホリン、トリエタノール
アミン、水酸化カリウム等の)′ルカリ性中和剤やΔレ
イン醒等のアルカリと併用してアニオン性界面活性剤と
して機能する脂111j W等、その他ミネラルスピリ
ツ1〜等や酸化防止剤(アイオノール、英国シェル社製
)等を添7J[l配合することもできる。
かくして得られるエマルジョンは、乳化安定性及び貯蔵
安定性に優れてd3す、通常これをそのまま本発明の水
溶性溶接スパッタ何首防止剤として使用することができ
る。該使用に当たり、上記エマルジョンは、通常のスプ
レー塗布、計q毛塗り等により、スパッタ付着防止を要
求されるノズル、チップ等に適用されてもよく、また2
等ノズル等を上記エマルジョン中に浸漬することにより
、之等の表面に適用されてもよい。上記適用によって、
本発明防止剤は、常に安定して均一な薄膜を形成し、該
薄膜が本発明所期の優れたスパッタH6防止効果その他
の効果を奏し得るのである。
本発明の水溶性溶接スパッタ付着防止剤は、ガスシール
ドアーク溶接等に通常用いられている調合金製の1−一
チノズルやチップに適用して、之等にスパッタが何石す
るのを兄事に防止できるものであるが、上記ノズルやチ
ップは、特に調合金製である必要はなく、セラミック製
等でめってもよく、また本発明防止剤は、上記ノズル、
チップ等に限らず、溶接される母材等の表面にも適用し
て之等の表面へのスパック付るをも防止できるものであ
る。
実施例 以下、本発明を更に詳しく説明するため、実施例を挙げ
る。尚、各例中部とあるは11部を示すものとする。
実施例1 パーム油              3部マイクロク
リスタリンワックス    7部ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル1部 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 2部ソルビタン
モノステアレート     1部水         
             86部合    計   
            100部上記ポリオキシエヂ
レンノニルフェニルエーデル及びポリオキシエチレンオ
レイルニー−アルを、水に加え、これを80〜90’C
に加熱した。次いでパーム油、マイクロクリスタリンワ
ックス及びソルビタンモノオレエートを混合して、90
〜100℃に加熱し、この混合物を上記水中に徐々に加
えながら、ホモジナイザーを用いて強力に撹拌()て、
均一なエマルジョンを得た。かくして本発明スパッタ付
着防止剤を青た。
実施例2 ペンタエリスリトールテトラパルミテート20部 フィッシャー・l−ロブシュワックス酸化物(1価27
〉            5部ポリオキシエヂレンノ
ニルフェニルエーテル2部 ポリオキシエヂレンラウリルエーテル 5部アン[ニア
水(25%)       2部水         
              66部合    計  
             100部上記各成分を用い
て、実施例1と同様にして、エマルジョンを調製して、
本発明スパッタ付着防止剤を得た。
実施例3 菜種白絞油            12部密 ろ う
          1部 ポリエチレンワックス酸化物(酸価15)7部 ポリオキシエヂレンンルビタンモノ ステアレート            5部モルホリン
              1部72部 合    計               100部
上記各成分を用いて、実施例1と同様にして、エマルジ
ョンを調製して、本発明スパッタ付着防止剤を得た。
実施例4 ジエチレングリコールジオレエ−1〜  3部綿実油 
     12部 モンタンワックス(酸価22)    8部パラフィン
ワックス         1部オレイン酸     
         1部1〜リエタノールアミン   
     1部水                 
     74部合   計            
     100部」−記名成分を用いて、実施例1と
同様にして、エマルジョンを調製して、本発明スパッタ
付着防止剤を17だ。
実施例5 カルナバワックス          1部牛   脂
                   8部ポリエチ
レンワックス酸化物(酸価25)11都 有は変性シリコーン         5部ポリオキシ
エチレンステアリルエーデル5部ポリオキシエチレンラ
ウリルニーデル 2部ミネラルスピリット      
   5部水駿化カリウム          0.3
部水                     62
.5部駿化防止剤(アイオノール)    0.2部合
    計               100部上
記各成分を用いて、実施例1と同様にして、エマルジョ
ンを調製して、本発明スパッタ缶石防止剤を得た。
試験例1 上記各実施例で調製した本発明スパッタ付着防止剤を用
いて、以下の試験を行なった。
即ち、本発明防止剤をガスシールドアーク溶接のための
アークロボット用ノズル内にエアーと共にミキシング吐
布(毎回溶接終了時O11CC/回)しながら、アーク
溶接を繰返した。
また対照として本発明防止剤を用いることなく同一溶接
操作を繰返した対照例及び本発明防止剤にかえてシリコ
ーンオイルを用いて同一操作を繰返した比較例を実施し
た。
その結果、本発明スパッタ付着防止剤(実施例1〜5で
得たもの〉を利用した試験例では、いずれも対照例と比
較してブローホール発生限界溶接台数が約6倍以上も改
善されており、良好なスパツタ付着防止効果及びその持
続性が達成されることがMf認された。尚、比較例では
対照例の約1.5倍のブローホール発生限界台数を示し
た。
上記の結果は、また本発明のスパッタ付着防止剤の利用
によれば、これを利用しない対照例と比較してノズルの
清(7回数が約1/6以下(シリコーンオイル使用の比
較例と対比すれば約1/4以下)に減少できることを意
味しており、このことから、本発明スパッタ付着防止剤
の利用によれば、溶接作業の可動率を著しく改善でき、
またノズルの存命も著しく延長できることが明らかであ
る。
更に、上記溶接試験の後、ノズルに付着したスパッタの
清(ωを、テフロン樹脂製清仰冶貝を用いて手作業で実
施した。
その結果、本発明スパッタ付る防止剤使用による試験例
では、いずれもノズルに付着したスパッタは非常に簡単
に脱離でき、ノズルを傷つけるおそれもなかったのに対
し、比較例及び対照例では、共に付着したスパッタの脱
離が容易でなく、その脱離に、上記本発明スパッタ付着
防止剤使用の試験例に比べて約3倍以上の清掃時間を要
した。
加えて、本発明スパッタ缶石防止剤使用の試験例では、
溶接排煙ダグ1〜内のヒユームやオイルミストの発火の
危険は全くなく、安全面でも浸れたものでめった。
試験例2 試験例1において、本発明スパッタ付む防止剤をノズル
内に吐布使用する代りに、該ノズルを本発明スパッタ付
着防止剤液中に浸漬してノズル表面にスパッタ防止剤薄
膜を形成させ、かくして処理されたノズルを利用して、
同様の溶接試験を実施した。
その結果、上記実施例1〜5で得た各本発明スパッタ付
着防止剤の浸漬塗布によれば、いずれも、試験例1にお
ける結果と略々同様のスパッタ付着防止効果、その持続
効果、付着スパッタの脱離効果が奏され、溶接トラブル
発生もなく、溶接作業の可動率を著しく向上できると共
に安全性も高いものでおることが確認された。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1](A)動植物油脂、動植物ろう及び合成脂肪酸エ
    ステル類から選ばれた少なくとも1種の油脂類1〜30
    重量%及び (B)鉱物系ワックス、石油系ワックス及び合成炭化水
    素系ワックスから選ばれた少なくとも1種の非エステル
    系ワックス類1〜30重量% を有効成分として含有し、水溶性エマルジョン形態を有
    することを特徴とする水溶性溶接スパッタ付着防止剤。
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