JPS6393385A

JPS6393385A - 穀粒選別機における選別胴の回転調整装置

Info

Publication number: JPS6393385A
Application number: JP23545487A
Authority: JP
Inventors: 武田　秋人
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1987-09-18
Filing date: 1987-09-18
Publication date: 1988-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は穀粒選別機における選別胴の回転調整装置に関
する。

すなわち、各駆動輸上に壷穴式回転選別胴を載置し各駆
動輪との摩擦接触により回転駆動するように装設して構
成する穀粒選別機において、この種の回転選別胴は駆動
輪とのスリップや駆動モーターの回転ダウンにより回転
数が変化して選別不良となる欠点があった。

本発明は、その欠点を解決したもので、回転選別胴が所
定の回転数よりダウンした場合にはセンサーにより検出
して所定の回転数に調整することができ、常に精度良く
選別を行なうことができ、簡単な構造にして好適に実施
できるよう提供するものである。

次に、図面に示す実施例について説明する。

第１図は一部を破断した籾すり選別機の側面図を示し、
混合米コンベア（５）、仕上米コンベア（６。

）、吸引排塵機（７）等を装備する風選箱（Ｃ）の側部
には混合米スロワ−（８）および仕上米スロワ−（９）
を立設し、風選箱（Ｃ）の一端側上方にはホッパー（１
０）や両説ぶロール（１１）を装備する脱ぶ機（Ｄ）を
連設して従来形構造同様に構成する。

また、風選箱（Ｃ）の他端側上方に連設する選別機（Ｅ
）は、ケース（１２）内の上下に、両端を開口するとと
もに周面に無数の壷穴（４）を有する円筒形の回転選別
胴（Ａ）　（ａ）を架設し、両選別胴（Ａ）　（ａ）の
両端側下方の両側には駆動軸（１３）　（１３）によっ
て駆動する各駆動輪（１）を軸架するとともに、各駆動
輪（１）上に選別胴（Ａ）　（ａ）を載置して摩擦接触
により回転駆動できるように装設し、上方の選別胴（Ａ
）の内方にはそれぞれらせんコンベア（１４）　（１５
）を軸装した受樋（１６）と供給樋（１７）を架設し、
供給樋（１７）の始端側に連通連設する供給タンク（１
８）には前記混合米スロワ−（８）の上部を連設し、選
別胴（Ａ）の終端側（イ）外方下部に垂設する樋（１９
）を前記ホッパー（１０）に連設し、前記受樋（１６）
の終端より垂設する樋（２０）の下端口を下方の選別！
！ｆｉ（（ａ）の一端側内方にのぞませ、選別胴（ａ）
の内方にはらせんコンベア（２１）を軸装した受樋（２
２）を架設し、咳受樋（２２）は前記仕上米コンベア（
６）側に、また選別胴（ａ）の他端側は前記混合米コン
ベア（５）側にそれぞれ連通ずるように装設して従来形
構造同様に構成する。

各駆動輪（１）の各駆動軸（１３）および各らせんコン
ベア（１４）　（１５）　（２１）の軸端にはそれぞれ
プーリー（２３）　（２４）を嵌着するとともに各プー
リー（２３）　（２４）には伝導ベル）　（２５）を掛
廻し、下方の伝動ケース（２６）より突出する回転軸（
２７）と、その上方側となる部分の前記駆動軸（１３）
との間に変速伝動装置（Ｂ）を介装するが、該装置（Ｂ
）は、その駆動軸（１３）に嵌装した変径割プーリー（
２８）と、回転軸（２７）に嵌着した伝動プーリー（２
９）とにベルト（３０）を掛廻し、該ベルト（３０）に
は支点（３１）に枢支したアーム（３２）の先端に軸架
するテンションプーリー（３３）を当接し、アーム（３
２）には雄ねじ杆（３４）の他端を遊びをもたせて連繋
し、正逆転モーター（Ｍ）によって回動させる雌ねじ筒
（３５）に雄ねじ杆（３４）の一端側を螺合して構成す
る。

また、前記回転選別１ｔ１Ｍ　（Ａ）の終端側（イ）に
おける外周の一部には選別胴（Ａ）と異なる色彩のマー
ク（２）を装着し、該マーク（２）に対面できる充電式
の回転センサー（３）を選別胴（Ａ）の上方に接近でき
るようにしてケース（１２）に装設し、マーク（２）に
対面しながら回転センサー（３）が選別胴（Ａ）の回転
を検出して所定回転数より変化すると前記正逆転モータ
ー（Ｍ）を所定回転数になるまで正転もしくは逆転させ
ることができるように制御盤（３６）を介し接続し、で
構成する。

なお、情報選別胴（Ａ）を駆動させる各駆動軸（１）の
みを前記変速伝動袋Ｍ　（Ｂ）により駆動するように構
成したり、駆動用モーターにより直接に駆動できるよう
に構成することもできる。

したがって、作業時には変速伝動装置ｆ　（Ｂ）のベル
）　（３０）により伝動して回転選別１１ｉ（Ａ）（ａ
）を回転駆動することになり、脱ぶ機（Ｄ）により脱ぶ
して風選した混合米を供給樋（１７）より回転選別胴（
Ａ）に供給して選別を行ない、回転選別胴（Ａ）に残る
籾は終端側（イ）よりホッパー（１０）へ還元し、受樋
（１６）に受入れられた玄米等は下方の回転選別胴（ａ
）により２次選別し、受樋（２２）に受入れられた仕上
米は仕上米スロワ−（９）より取出し、回転選別胴（ａ
）に残る混合米は混合米スロワ−（８）により跳上げて
再び選別するようにして従来形同様に選別を行なうこと
になる。

その状態で、駆動輪（１）との摩擦接触により回転させ
られる回転選別胴（Ａ）の回転を回転センサー（３）が
常に検出することになり、駆動軸（１）とはスリップし
て回転選別胴（Ａ）の回転数が所定回転数よりダウンす
ることになると、回転センサー（３）の検出作動により
正逆転モーター（？ｌ）が正転し、ねじの螺合によりテ
ンションプーリー（３３）がベルｌ−（３０）に対する
圧接度を変化させながら伝動速度を変化させて、スリ、
ブしながらも回転選別胴（Ａ）の回転数が所定回転数と
なるように自動調整することができることになる。

このように本発明は、各駆動輪（１）上に壷穴式回転選
別胴（Ａ）を載置し各駆動輪（１）との摩擦接触により
回転駆動するように装設して構成する穀粒選別機におい
て、前記回転選別胴（Ａ）の外方には回転選別胴（Ａ）
の回転数を直接検出しうる回転センサー（３）を装設し
、該回転センサー（３）により前記駆動輪（１）の駆動
用変速伝動装置（Ｂ）もしくは駆動用モーターを変速作
動させるように装設して構成したから、駆動軸（１）等
の回転数を検出するのではなく、回転選別胴（Ａ）自体
の回転数を常に検出できることにより、駆動輪（１））
に対しスリップしたりして回転数が所定回転数よりダウ
ンしたような場合には直ちに変速伝動装置（Ｂ）　もし
くは駆動用モーターを作動させて所定回転数となるよう
に回転調整することができることになり、常に調整して
精度良く選別を行なうことができ、簡単な構造にして好
適に実施できる特徴を有する

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施の実施例を示し、第１図は一部を破
断した籾すり選別機の側面図、第２図はその一部の右側
面図、第３図は第１図の一部の側断面図、第４図は第２
図の一部の拡大図を示す。（１）・・・駆動輪、（Ａ）　　・・・回転選別胴、（
３）・・・回転センサー、（Ｂ））・・・変速伝動装置
第４図７Ｊ１第２図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

各駆動輪（１）上に壺穴式回転選別胴（Ａ）を載置し各
駆動輪（１）との摩擦接触により回転駆動するように装
設して構成する穀粒選別機において、前記回転選別胴（
Ａ）の外方には回転選別胴（Ａ）の回転数を直接検出し
うる回転センサー（３）を装設し、該回転センサー（３
）により前記駆動輪（１）の駆動用変速伝動装置（Ｂ）
もしくは駆動用モーターを変速作動させるように装設し
て構成したことを特徴とする選別胴の回転調整装置。