JPS6392220A - 電力系統の事故検出装置 - Google Patents
電力系統の事故検出装置Info
- Publication number
- JPS6392220A JPS6392220A JP23640286A JP23640286A JPS6392220A JP S6392220 A JPS6392220 A JP S6392220A JP 23640286 A JP23640286 A JP 23640286A JP 23640286 A JP23640286 A JP 23640286A JP S6392220 A JPS6392220 A JP S6392220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power system
- current
- voltage
- cos
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電力系統の事故を検出する保護継電器の事故
検出方式に関するものである。
検出方式に関するものである。
第1図は例えば特公昭60−51331号公報に示され
た従来の電力系統の事故検出リレーの特性図である。
た従来の電力系統の事故検出リレーの特性図である。
この特性図において、横軸を電流の基準ベクトル方向と
すると、iZは基準ベクトルから送電線の線路角中だけ
進ませたベクトルに整定によるインピーダンスを乗じた
ものである。事故が発生するとリレー設置点の電圧※は
電流iより中だけ進むため結局iZとほぼ同相となり斜
線内に入り動作となる。また、もし電圧が低下しない場
合でも電流が流れるとiZが大きくなるため※は斜線部
内に入る。これを一般に電流補償付不足電圧リレーを称
し電力系統の事故検出リレーとして使用されている。
すると、iZは基準ベクトルから送電線の線路角中だけ
進ませたベクトルに整定によるインピーダンスを乗じた
ものである。事故が発生するとリレー設置点の電圧※は
電流iより中だけ進むため結局iZとほぼ同相となり斜
線内に入り動作となる。また、もし電圧が低下しない場
合でも電流が流れるとiZが大きくなるため※は斜線部
内に入る。これを一般に電流補償付不足電圧リレーを称
し電力系統の事故検出リレーとして使用されている。
従来の事故検出リレーは以上のように構成されているの
で、単なる不足電圧要素と流れた電流に従って動作域を
変化させる電流補償機能を具備しなければならず、装置
構成上非常に複雑となり、また演算も複雑なためリレー
の応動速度が遅延する等の問題点があった。
で、単なる不足電圧要素と流れた電流に従って動作域を
変化させる電流補償機能を具備しなければならず、装置
構成上非常に複雑となり、また演算も複雑なためリレー
の応動速度が遅延する等の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、系統事故時にリレー設置点電圧が十分低
下しなくても事故検出が可能であリ、かつ装置構成上も
簡略となる電力系統事故検出リレーを得ることを目的と
する。
たものであり、系統事故時にリレー設置点電圧が十分低
下しなくても事故検出が可能であリ、かつ装置構成上も
簡略となる電力系統事故検出リレーを得ることを目的と
する。
この発明に係る事故検出装置は電力系統の電圧電流i、
※と電流i、及び※とiのなす角θとがら1※Cos
θ1なる演算を行ない、その値が、あらかじめ与えられ
ている整定値に、 と比較するとともに電圧※の大き
さ1※1についても演算を行ない、整定値に2と比較す
るものである。
※と電流i、及び※とiのなす角θとがら1※Cos
θ1なる演算を行ない、その値が、あらかじめ与えられ
ている整定値に、 と比較するとともに電圧※の大き
さ1※1についても演算を行ない、整定値に2と比較す
るものである。
この発明の事故検出装置においては、電圧※。
及び■、■のなす角θより1※cos θ1を求め、整
定価と比較するようにしてあり、常時の負荷電流では動
作せず、しこが発生した時のみ動作する。
定価と比較するようにしてあり、常時の負荷電流では動
作せず、しこが発生した時のみ動作する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、Bは母線、Lは被保護送電線、CBは母線
Bと送電線りを接続するしゃ断器、CTは送電線りに流
れる電流を所定の大きさiに変流する電流変流器、PD
は同じく電圧を所定の大きさに変成する電圧変成器であ
る。また、(1)は※sin θ(θは※とiのなす角
)を演算する回路、(2)は振幅値19sin θ1を
演算する回路、(3)も同じく191を演算する回路、
(41(51は1Vcos θ1≦に1及び1※1≦
に3の判定を行なう判定部、(6)は判定部+41 (
51の判定信号の論理和を演算し、出力を出す回路であ
る。
図において、Bは母線、Lは被保護送電線、CBは母線
Bと送電線りを接続するしゃ断器、CTは送電線りに流
れる電流を所定の大きさiに変流する電流変流器、PD
は同じく電圧を所定の大きさに変成する電圧変成器であ
る。また、(1)は※sin θ(θは※とiのなす角
)を演算する回路、(2)は振幅値19sin θ1を
演算する回路、(3)も同じく191を演算する回路、
(41(51は1Vcos θ1≦に1及び1※1≦
に3の判定を行なう判定部、(6)は判定部+41 (
51の判定信号の論理和を演算し、出力を出す回路であ
る。
第2図fa)は電力系統に事故のない状態の時の電圧※
、雷電流のベクトル図を示す、電力系統の負荷電流は一
般に電圧と±30’30’位相関係にあり、従って本装
置で演算する1※cos θ1はθ=30°の時最大
となりその値は1※cos 30’ l =0.86
6 1 v +となる。よって整定に1を定格電圧の0
.866倍より小さい値とすると潮流がいくら大きくな
ってもこの装置は動作しないことになる。
、雷電流のベクトル図を示す、電力系統の負荷電流は一
般に電圧と±30’30’位相関係にあり、従って本装
置で演算する1※cos θ1はθ=30°の時最大
となりその値は1※cos 30’ l =0.86
6 1 v +となる。よって整定に1を定格電圧の0
.866倍より小さい値とすると潮流がいくら大きくな
ってもこの装置は動作しないことになる。
また事故時はθ−30°以上となり例えばθ=80゜の
時のベクトル図を第2図中)に示すが1※cos80°
l =0.171 </ +となるので整定値に、を
定格電圧の例えば80%にすると十分動作できることに
なる。
時のベクトル図を第2図中)に示すが1※cos80°
l =0.171 </ +となるので整定値に、を
定格電圧の例えば80%にすると十分動作できることに
なる。
特性図をかくと第3図の通りとなり、斜線部に※cos
θが入ると1※cos θ1≦に1となり動作となる
。
θが入ると1※cos θ1≦に1となり動作となる
。
しかしながら、電力系統においては第4図のような片端
に負荷しかないような系統の負荷端にこのリレー装置が
設置された場合内部事故が発生すると事故電流が流れな
くなり1※e05 θ1なる演算ができなくなる可能性
がある。よって第1図(3)(5)に示すような1※1
を演算しその値を整定値Kt比較する回路も並用するこ
とが必要となる。もちろんタップ値に+、Kt は等し
い値でもよい。
に負荷しかないような系統の負荷端にこのリレー装置が
設置された場合内部事故が発生すると事故電流が流れな
くなり1※e05 θ1なる演算ができなくなる可能性
がある。よって第1図(3)(5)に示すような1※1
を演算しその値を整定値Kt比較する回路も並用するこ
とが必要となる。もちろんタップ値に+、Kt は等し
い値でもよい。
この演算原理はもちろんアナログ回路でも実現可能であ
るが、現在実用化されているマイクロプロセンサーを用
いたデジタルリレーで演算させた場合1※cos θ
1は次のようにして求めることができる。
るが、現在実用化されているマイクロプロセンサーを用
いたデジタルリレーで演算させた場合1※cos θ
1は次のようにして求めることができる。
II+
I ※ 、Icos θ 1
一□・−・−・−■
II
0式の分子は以下のように計算することができる。
電流、電圧の時刻tの瞬時値をi (tl 、 v
(tlとした時・ i (tl ・v(t)+i (t 90” )
・V(t 90” )= l5in a+ t−Vs
in((11t+θ)+l5in(ωt −90’ )
・Vsin(ωt+θ−90°) =VIstn、 t−cos(ωを十〇)+v■cos
ωt・cos (ωを十〇) =νIcos (ω1−(ωを十〇))=■・Icos
θ従うて0式は II とかくことができる。
(tlとした時・ i (tl ・v(t)+i (t 90” )
・V(t 90” )= l5in a+ t−Vs
in((11t+θ)+l5in(ωt −90’ )
・Vsin(ωt+θ−90°) =VIstn、 t−cos(ωを十〇)+v■cos
ωt・cos (ωを十〇) =νIcos (ω1−(ωを十〇))=■・Icos
θ従うて0式は II とかくことができる。
特性は第3図の様に電流基準レベルに直角の方向に動作
域があるがもちろん線路角方向にのばすことも可能であ
る。
域があるがもちろん線路角方向にのばすことも可能であ
る。
以上のように、この発明によれば電圧※、雷電流及び■
、■のなす角θより1※cos θlを求め、整定値と
比較するようにしたので、常時の負荷電流では動作せず
、事故が発生したときのみ動作する電力系統事故検出リ
レーが容易に得られる効果がある。
、■のなす角θより1※cos θlを求め、整定値と
比較するようにしたので、常時の負荷電流では動作せず
、事故が発生したときのみ動作する電力系統事故検出リ
レーが容易に得られる効果がある。
第1図は本発明の一実施例によるブロック図、−の特性
図である。 図において、[1) (21+31は演算回路、+41
+51は判定回路、(6)は出力回路である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第1図 る:出力回路 第2図 (b)
図である。 図において、[1) (21+31は演算回路、+41
+51は判定回路、(6)は出力回路である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第1図 る:出力回路 第2図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電力系統の電圧、電流に対応した電気量■・■及び■、
■のなす角θを用いて |■|cosθ≦K_1………………………(1)|■
|≦K_2………………………(2) なる演算結果のどちらかが成立した時に上記電力系統を
保護する出力を出すことも特徴とする電力系統の事故検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640286A JPS6392220A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 電力系統の事故検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640286A JPS6392220A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 電力系統の事故検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392220A true JPS6392220A (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=17000227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23640286A Pending JPS6392220A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 電力系統の事故検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6392220A (ja) |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP23640286A patent/JPS6392220A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7196884B2 (en) | Apparatus and method for detecting the loss of a current transformer connection coupling a current differential relay to an element of a power system | |
JPS6392220A (ja) | 電力系統の事故検出装置 | |
JPS648524B2 (ja) | ||
JPS5843402Y2 (ja) | ホゴケイデンソウチ | |
JPH05122835A (ja) | 電力系統における逆潮流防止装置 | |
JP5072085B2 (ja) | 抵抗分地絡電流を検出する装置 | |
SU743105A1 (ru) | Устройство дл дифференциальной защиты трансформатора | |
JPH0320965B2 (ja) | ||
JPS63234826A (ja) | 電力系統の保護装置 | |
JP2856826B2 (ja) | 差動継電装置 | |
JPH0510516Y2 (ja) | ||
JPS5854843Y2 (ja) | 交流フイルタ保護装置 | |
JPS61109416A (ja) | 地絡保護継電装置 | |
JPS60156219A (ja) | 発電機地絡保護検出方法 | |
JPH0638353A (ja) | 電流差動保護継電装置 | |
JPS6124899B2 (ja) | ||
JPH0322822A (ja) | ディジタル形母線保護リレー | |
JPH05137235A (ja) | デイジタル比率差動継電装置 | |
JPH0210655B2 (ja) | ||
JPH03215115A (ja) | 母線保護継電装置 | |
JPS5814137B2 (ja) | 母線選択継電装置 | |
JPS63121425A (ja) | デイジタル形電流差動リレ− | |
JPS631809B2 (ja) | ||
JPS63121423A (ja) | デイジタル形電流差動リレ− | |
JPH04295221A (ja) | 電気所保護リレー方式 |