JPS6391911A - 絶縁物の乾燥方法 - Google Patents
絶縁物の乾燥方法Info
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- JPS6391911A JPS6391911A JP23588486A JP23588486A JPS6391911A JP S6391911 A JPS6391911 A JP S6391911A JP 23588486 A JP23588486 A JP 23588486A JP 23588486 A JP23588486 A JP 23588486A JP S6391911 A JPS6391911 A JP S6391911A
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Landscapes
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- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は電気機器に使用するところの絶縁物を乾燥させ
る絶縁物の乾燥方法に関する。
る絶縁物の乾燥方法に関する。
(従来の技術)
従来より、電気機器に使用する絶縁物の乾燥については
、高い乾燥レベルが要求されるところであり、特に油入
変圧器等の油入機器に使用する絶縁物は、コイル等の本
体と同等の乾燥が必要である。
、高い乾燥レベルが要求されるところであり、特に油入
変圧器等の油入機器に使用する絶縁物は、コイル等の本
体と同等の乾燥が必要である。
そこで一般には、第4図に示すようにヒータ1を有する
と共にファン2を有する炉3の内部に、被乾燥絶縁物4
を本体5と共に入れ、その上でヒータ1を発熱させ且つ
ファン2を回転させて、上記被乾燥物4を乾燥させるよ
うにしている。
と共にファン2を有する炉3の内部に、被乾燥絶縁物4
を本体5と共に入れ、その上でヒータ1を発熱させ且つ
ファン2を回転させて、上記被乾燥物4を乾燥させるよ
うにしている。
上記乾燥方法は105〜135[’C]の温度で行なう
もので、時間としては20〜75[Hr]が必要であり
、被乾燥絶縁物4の量や大小、形状の如何にかかわらず
全てに長時間を要するという欠点を有していた。殊に複
雑な形状の絶縁物は木材や紙を樹脂で固めたちのが多く
、斯様なものは高温で短時間乾燥をさせると割れや変形
を来たすため、それを避けるべく低温で長時間をかけて
乾燥させる必要があり、乾燥所要時間が益々長くなる傾
向にあった。
もので、時間としては20〜75[Hr]が必要であり
、被乾燥絶縁物4の量や大小、形状の如何にかかわらず
全てに長時間を要するという欠点を有していた。殊に複
雑な形状の絶縁物は木材や紙を樹脂で固めたちのが多く
、斯様なものは高温で短時間乾燥をさせると割れや変形
を来たすため、それを避けるべく低温で長時間をかけて
乾燥させる必要があり、乾燥所要時間が益々長くなる傾
向にあった。
一/−j、1グ時間で被乾燥物を乾燥させ得る方法とし
て、高周波電圧による誘電加熱乾燥方法がある。
て、高周波電圧による誘電加熱乾燥方法がある。
このものは被乾燥物の誘電体損を利用して発熱させるも
ので、その発生エネルギーPは、P−1/2ωcv・t
anδ で表わされる。ここで、ωは角周波数、Cは被乾燥物の
静電界は、Vは印加電圧、tanδは誘電正接である。
ので、その発生エネルギーPは、P−1/2ωcv・t
anδ で表わされる。ここで、ωは角周波数、Cは被乾燥物の
静電界は、Vは印加電圧、tanδは誘電正接である。
第5図は斯様な誘電加熱乾燥方法を採用した被乾燥物例
えば木材の乾燥装置を示したもので、移動台車6に裁せ
られて電極7,8間に配置された木材9が密閉タンク1
0外に収容され、タンク10外には高周波電圧発生装置
11が配置されて、これが電極7,8に接続されている
。
えば木材の乾燥装置を示したもので、移動台車6に裁せ
られて電極7,8間に配置された木材9が密閉タンク1
0外に収容され、タンク10外には高周波電圧発生装置
11が配置されて、これが電極7,8に接続されている
。
上述のものの場合、来月9には高周波電圧発生装置11
から発生された高周波電圧か電極7,8を通じて印加さ
れるもので、それにより木材9には誘電体損による発熱
を生じ、その発熱によって木材9が乾燥される。
から発生された高周波電圧か電極7,8を通じて印加さ
れるもので、それにより木材9には誘電体損による発熱
を生じ、その発熱によって木材9が乾燥される。
ところで、上述のものにあっては、木材9は同一形状の
ものであり、しかも電極7.8間に隙間なく配置されて
いる。このようにすれば、電極7゜8間の何処に於いて
も一定の静電容計、一定の誘電正接が得られることから
、全体に充分な発熱を呈し、よって短時間のうちに乾燥
を終了させ得る。
ものであり、しかも電極7.8間に隙間なく配置されて
いる。このようにすれば、電極7゜8間の何処に於いて
も一定の静電容計、一定の誘電正接が得られることから
、全体に充分な発熱を呈し、よって短時間のうちに乾燥
を終了させ得る。
然し、被乾燥物は常に同一形状のものが電極7゜8間に
隙[■Iなく配置されるとは限らず、例えば使用する機
器の容置により形状、大きさ等が区々であるから、例え
ば第6図に示す木材12のように電極7,8間−杯に配
置されるものもあれば、木材13.14のように電極7
,8間にかなりの空間を余して配置されるものもあると
いうように配置される場合が多い。このような場合、そ
の電極7.8間に空間を余して配置された木材13,1
4については、電極7.8間の静電容量、誘電正接が木
材12に比して極端に小さくなることから、充分な発熱
が?11られす、従って乾燥も不充分となって、乾燥終
了までに長時間を要するようになり、消費電力も多く体
るという問題点を有していた。
隙[■Iなく配置されるとは限らず、例えば使用する機
器の容置により形状、大きさ等が区々であるから、例え
ば第6図に示す木材12のように電極7,8間−杯に配
置されるものもあれば、木材13.14のように電極7
,8間にかなりの空間を余して配置されるものもあると
いうように配置される場合が多い。このような場合、そ
の電極7.8間に空間を余して配置された木材13,1
4については、電極7.8間の静電容量、誘電正接が木
材12に比して極端に小さくなることから、充分な発熱
が?11られす、従って乾燥も不充分となって、乾燥終
了までに長時間を要するようになり、消費電力も多く体
るという問題点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点)
」1述のように、従来の?11なるヒータとファンとに
よる乾燥ノブ法では全てに時間がかかり過ぎ、一方、誘
電加熱乾燥方法では被乾燥物が電極間−杯に配置される
ものであれば短時間のうちに乾燥を終了させiI7るも
のの、その電極間に空間を余すものでは乾燥終了までに
長時間を要するという問題点を有していた。
よる乾燥ノブ法では全てに時間がかかり過ぎ、一方、誘
電加熱乾燥方法では被乾燥物が電極間−杯に配置される
ものであれば短時間のうちに乾燥を終了させiI7るも
のの、その電極間に空間を余すものでは乾燥終了までに
長時間を要するという問題点を有していた。
本発明は上述の“li情に鑑みてなされたものであり、
従ってその目的は、被乾燥絶縁物の瓜や大小。
従ってその目的は、被乾燥絶縁物の瓜や大小。
形状の如何にかかわらずその全てを短時間のうちに乾燥
させ得る優れた絶縁物の乾燥方法を提供するにある。
させ得る優れた絶縁物の乾燥方法を提供するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の絶縁物の乾燥方法は、誘電体から成る容器の内
部に被乾燥絶縁物と袋詰めした液状の誘電性ダミーとを
入れて容器内を満たし、それを電極間に配置して高周波
電圧を印加して誘電加熱するようにしたことを特徴とす
るものである。
部に被乾燥絶縁物と袋詰めした液状の誘電性ダミーとを
入れて容器内を満たし、それを電極間に配置して高周波
電圧を印加して誘電加熱するようにしたことを特徴とす
るものである。
(作用)
J二記手段よれば、袋詰めした液状の誘電性ダミーが容
器内の余った空間を埋め、被乾燥物の静電界は及び誘電
正接に誘電性ダミーのそれが加イっるため、電極間の全
部について一定の静電容量。
器内の余った空間を埋め、被乾燥物の静電界は及び誘電
正接に誘電性ダミーのそれが加イっるため、電極間の全
部について一定の静電容量。
一定の誘電正接が得られ、常に電極間−杯に被乾燥絶縁
物を配置したと同じ状態での乾燥を行ない得る。又、袋
詰めした液状の誘電性ダミーは、その温度上昇に伴う蒸
発が袋によって阻止され、よって長期間にわたり安定し
た性能を得ることができる。
物を配置したと同じ状態での乾燥を行ない得る。又、袋
詰めした液状の誘電性ダミーは、その温度上昇に伴う蒸
発が袋によって阻止され、よって長期間にわたり安定し
た性能を得ることができる。
(実晦例)
以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
先ず第1図に於いて、21は密閉タンクであり、これの
内部に誘電体から成る容器22を、移動台車23及び電
極24に載せて収容している。上記誘電体としては10
[kv]の高電圧に耐え11つ100〜130[’C]
の耐熱性を有°するものか良く、例えば木材やセラミッ
クスがそれに適している。25,26.27は大きさの
異なる被乾燥絶縁物で、これらを」二記容器21内に収
容せしめている。28は液状の1透電性ダミーで、これ
は沸点か150[’C]以上の液状誘電体ならば何でも
良いのであるが、特には油脂類或いは高分子エマルジョ
ン等から成るものであり、耐熱性を有する例えばシリコ
ン系或いはフッ素系のゴム材等から成る袋29に詰めら
れている。而して斯様に袋29詰めした液状の誘電性ダ
ミー28を、前述の被乾燥絶縁物25,26.27を収
容した容器22内に入れて、容器22内の空間部を埋め
るようにし、以て容器22内をその被乾燥絶縁物25.
26゜27と袋29詰めした液状の誘電性ダミー28と
で満たすようにしている。30は前述の電極24と対を
成す電極で、これを容器22上に配置することにより、
容器22を電極30.24間に配置しており、一方、前
記密閉タンク21外には高周波電圧発生装置31を配設
していて、これの高圧側の出力端子32を上述の電極3
0に接続し、アース側の出力端子33を前記電極24に
接続している。尚、特に本実施例の場合、密閉タンク2
1内は100〜200 [torrlの真空状態にして
おり、従って容器22はその真空の雰囲気中に置かれて
いる。
内部に誘電体から成る容器22を、移動台車23及び電
極24に載せて収容している。上記誘電体としては10
[kv]の高電圧に耐え11つ100〜130[’C]
の耐熱性を有°するものか良く、例えば木材やセラミッ
クスがそれに適している。25,26.27は大きさの
異なる被乾燥絶縁物で、これらを」二記容器21内に収
容せしめている。28は液状の1透電性ダミーで、これ
は沸点か150[’C]以上の液状誘電体ならば何でも
良いのであるが、特には油脂類或いは高分子エマルジョ
ン等から成るものであり、耐熱性を有する例えばシリコ
ン系或いはフッ素系のゴム材等から成る袋29に詰めら
れている。而して斯様に袋29詰めした液状の誘電性ダ
ミー28を、前述の被乾燥絶縁物25,26.27を収
容した容器22内に入れて、容器22内の空間部を埋め
るようにし、以て容器22内をその被乾燥絶縁物25.
26゜27と袋29詰めした液状の誘電性ダミー28と
で満たすようにしている。30は前述の電極24と対を
成す電極で、これを容器22上に配置することにより、
容器22を電極30.24間に配置しており、一方、前
記密閉タンク21外には高周波電圧発生装置31を配設
していて、これの高圧側の出力端子32を上述の電極3
0に接続し、アース側の出力端子33を前記電極24に
接続している。尚、特に本実施例の場合、密閉タンク2
1内は100〜200 [torrlの真空状態にして
おり、従って容器22はその真空の雰囲気中に置かれて
いる。
さて、上述の如くした状態にて、高周波電圧発生装置3
1から電極30.24間に高周波電圧を印加すると、そ
の間に配置された袋29詰めの液状誘電性ダミー28.
被乾燥絶縁物25,26゜27及び容器22にその高周
波電圧が印加され、誘電加熱が行なわれる。このとき、
被乾燥絶縁物25.26.27は大きさの異なるもので
、そのままでは電極30.24間に空間を余すものであ
るが、その空間は袋29詰めした液状の誘電性ダミー2
8によって埋められ、従って電極30,24間は被乾燥
絶縁物を一杯に配置したと同じ状態にあって、その間の
全部について一定の静電容量及び一定の誘電正接が得ら
れるものであり、よって全体に充分な発熱を行なわしめ
、短時間のうちに乾燥を終了させ得る。
1から電極30.24間に高周波電圧を印加すると、そ
の間に配置された袋29詰めの液状誘電性ダミー28.
被乾燥絶縁物25,26゜27及び容器22にその高周
波電圧が印加され、誘電加熱が行なわれる。このとき、
被乾燥絶縁物25.26.27は大きさの異なるもので
、そのままでは電極30.24間に空間を余すものであ
るが、その空間は袋29詰めした液状の誘電性ダミー2
8によって埋められ、従って電極30,24間は被乾燥
絶縁物を一杯に配置したと同じ状態にあって、その間の
全部について一定の静電容量及び一定の誘電正接が得ら
れるものであり、よって全体に充分な発熱を行なわしめ
、短時間のうちに乾燥を終了させ得る。
第2図は第3図に示すような幅、奥行きが350[mI
l〕、高さが100[m11]の容器22内に高さが4
0[mm]と80[mm]の階段状を成す桜(イ34を
収容して、袋29詰めした液状の誘電性ダミー28を入
れ誘電加熱した場合(イ)と、袋29詰めした液状の誘
電性ダミー28を入れずに誘電加熱した場合(ロ)とに
ついて、夫々桜祠34の含有水分の変化及び温度の変化
を測定した結果を表わしたものであり、含有水分は重量
法にて、温度は接材34にあけた穴にアルコール)H度
計を挿入して夫々測定している。同図で明らかなように
、通電3[Hr]後の接材34の含有水分は、(イ)の
場合で0.5 [%コにまで低下したのに対し、(ロ)
の場合では3.5[%〕に留まっており、温度について
も(イ)の場合で120[”C]、(ロ)の場合で90
[’C] と明らかに異なっている。而して油入変圧器
等に使用する絶縁物の許容含有水分を約2 [%コと考
えると、(イ)の場合では約2[Hr]でその数値に達
し、従来の単なるヒータとファンとによる乾燥方法の約
1/10の短時間で乾燥させ得るものである。更に温度
は(イ)の場合でも120[’C]までであり、比較的
低況乾燥ができるため、被乾燥絶縁物の割れや反り等の
著しい変形も生ぜずに乾燥させることができる。
l〕、高さが100[m11]の容器22内に高さが4
0[mm]と80[mm]の階段状を成す桜(イ34を
収容して、袋29詰めした液状の誘電性ダミー28を入
れ誘電加熱した場合(イ)と、袋29詰めした液状の誘
電性ダミー28を入れずに誘電加熱した場合(ロ)とに
ついて、夫々桜祠34の含有水分の変化及び温度の変化
を測定した結果を表わしたものであり、含有水分は重量
法にて、温度は接材34にあけた穴にアルコール)H度
計を挿入して夫々測定している。同図で明らかなように
、通電3[Hr]後の接材34の含有水分は、(イ)の
場合で0.5 [%コにまで低下したのに対し、(ロ)
の場合では3.5[%〕に留まっており、温度について
も(イ)の場合で120[”C]、(ロ)の場合で90
[’C] と明らかに異なっている。而して油入変圧器
等に使用する絶縁物の許容含有水分を約2 [%コと考
えると、(イ)の場合では約2[Hr]でその数値に達
し、従来の単なるヒータとファンとによる乾燥方法の約
1/10の短時間で乾燥させ得るものである。更に温度
は(イ)の場合でも120[’C]までであり、比較的
低況乾燥ができるため、被乾燥絶縁物の割れや反り等の
著しい変形も生ぜずに乾燥させることができる。
又、袋29詰めした液状の誘電性ダミー28は大きさの
異なる被乾燥絶縁物25,26.27に対してのみなら
ず、量の異なる被乾燥絶縁物及び形状の異なる被乾燥絶
縁物等に対しても、それ相応に形を変えて空間を埋める
ものであり、従ってそれらに対しても前述同様に作用し
、短時間での乾燥終了を同様に実現できる。そして斯様
に短時間での乾燥終了を実現できることから、消費電力
も少なくでき、」−述のように小さかったり少歇であっ
たり或いは特異な形状であったりする被乾燥絶縁物の乾
燥を全て効率良く行なうことかできる。
異なる被乾燥絶縁物25,26.27に対してのみなら
ず、量の異なる被乾燥絶縁物及び形状の異なる被乾燥絶
縁物等に対しても、それ相応に形を変えて空間を埋める
ものであり、従ってそれらに対しても前述同様に作用し
、短時間での乾燥終了を同様に実現できる。そして斯様
に短時間での乾燥終了を実現できることから、消費電力
も少なくでき、」−述のように小さかったり少歇であっ
たり或いは特異な形状であったりする被乾燥絶縁物の乾
燥を全て効率良く行なうことかできる。
しかも、袋29請めした液状の誘電性ダミー28は、そ
の’JM度、に昇に伴う蒸発が袋によって阻止されるも
のであり、よってその静電容量及び誘電正接が長期間に
わたり安定し、性能も安定して得ることができる。勿論
、この袋29詰めした液状の誘電性ダミー28は繰返し
使用することか可能である。
の’JM度、に昇に伴う蒸発が袋によって阻止されるも
のであり、よってその静電容量及び誘電正接が長期間に
わたり安定し、性能も安定して得ることができる。勿論
、この袋29詰めした液状の誘電性ダミー28は繰返し
使用することか可能である。
加えて特に上記実施例にあっては、容器22を真空の雰
囲気中に置いて乾燥を行なうようにしており、これによ
って乾燥f1H度を上げることができ、よって−段と1
豆時間で乾燥を終了させf!7る長所を有する。この場
合、その雰囲気は真空に限らすN2ガスなど不活性ガス
により形成するようにしても同様の効果を得ることがで
きる。
囲気中に置いて乾燥を行なうようにしており、これによ
って乾燥f1H度を上げることができ、よって−段と1
豆時間で乾燥を終了させf!7る長所を有する。この場
合、その雰囲気は真空に限らすN2ガスなど不活性ガス
により形成するようにしても同様の効果を得ることがで
きる。
尚、袋29詰めした液状の誘電性ダミー28は一個でな
く複数個に分割して、その複数個で空間を埋めるように
すれば、その空間をより密に埋めることができる。
く複数個に分割して、その複数個で空間を埋めるように
すれば、その空間をより密に埋めることができる。
[発明の効果コ
以−[−の記述にて明らかなように本発明の絶縁物の乾
燥Jj法によれば、誘電体から成る容器の内部に被乾燥
絶縁物と袋詰めした液状の誘電性ダミーとを入れて容器
内を満たし、それを電極間に配置して高周波電圧を印加
し誘電加熱するようにしたのであるから、被乾燥絶縁物
の二や大小、形状の如何にかかわらずその全てを短時間
のうちに乾燥させ得て、消費電力の節減に寄与し得、し
かもそれを長門間にわたり安定して得ることができると
いう優れた効果を奏するものである。
燥Jj法によれば、誘電体から成る容器の内部に被乾燥
絶縁物と袋詰めした液状の誘電性ダミーとを入れて容器
内を満たし、それを電極間に配置して高周波電圧を印加
し誘電加熱するようにしたのであるから、被乾燥絶縁物
の二や大小、形状の如何にかかわらずその全てを短時間
のうちに乾燥させ得て、消費電力の節減に寄与し得、し
かもそれを長門間にわたり安定して得ることができると
いう優れた効果を奏するものである。
第1図乃至第3図は本発明方法を具体化した一実施例を
示したものにて、第1図は装置全体の縦断面図、第2図
は発明者の実験結果を表わした図、第3図は実験に使用
した装置の主要部分の縦断面図であり、そして第4図は
基本的従来方法の第1図相当図、第5図は誘電加熱方法
を採用した従来方法の第1図相当図、第6図は同従来方
法の問題状態を示した第1図相当図である。 図中、21は密閉タンク、22は容器、24は電極、2
5,26.27は被乾燥絶縁物、28は液状の誘電性ダ
ミー、29は袋、30は電極、31は高周波電圧発生装
置を示す。 出願人 株式会社 東 芝 第1 図 通2時間 第2 図 第3 図 第4 回
示したものにて、第1図は装置全体の縦断面図、第2図
は発明者の実験結果を表わした図、第3図は実験に使用
した装置の主要部分の縦断面図であり、そして第4図は
基本的従来方法の第1図相当図、第5図は誘電加熱方法
を採用した従来方法の第1図相当図、第6図は同従来方
法の問題状態を示した第1図相当図である。 図中、21は密閉タンク、22は容器、24は電極、2
5,26.27は被乾燥絶縁物、28は液状の誘電性ダ
ミー、29は袋、30は電極、31は高周波電圧発生装
置を示す。 出願人 株式会社 東 芝 第1 図 通2時間 第2 図 第3 図 第4 回
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、誘電体から成る容器の内部に被乾燥絶縁物と袋詰め
した液状の誘電性ダミーとを入れて容器内を満たし、そ
れを電極間に配置して高周波電圧を印加し誘電加熱する
ようにしたことを特徴とする絶縁物の乾燥方法。 2、容器を真空又は不活性ガスの雰囲気中に置くことを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の絶縁物の乾燥
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23588486A JPS6391911A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 絶縁物の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23588486A JPS6391911A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 絶縁物の乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391911A true JPS6391911A (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=16992668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23588486A Pending JPS6391911A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 絶縁物の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6391911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6989723B1 (ja) * | 2021-06-09 | 2022-01-05 | 日本碍子株式会社 | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法 |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP23588486A patent/JPS6391911A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6989723B1 (ja) * | 2021-06-09 | 2022-01-05 | 日本碍子株式会社 | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法 |
WO2022259568A1 (ja) * | 2021-06-09 | 2022-12-15 | 日本碍子株式会社 | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法 |
JP2022188687A (ja) * | 2021-06-09 | 2022-12-21 | 日本碍子株式会社 | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法 |
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