JPS6391093A - 高分子量dnaの迅速単離方法 - Google Patents

高分子量dnaの迅速単離方法

Info

Publication number
JPS6391093A
JPS6391093A JP62239095A JP23909587A JPS6391093A JP S6391093 A JPS6391093 A JP S6391093A JP 62239095 A JP62239095 A JP 62239095A JP 23909587 A JP23909587 A JP 23909587A JP S6391093 A JPS6391093 A JP S6391093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
cell
nucleic acids
virus
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62239095A
Other languages
English (en)
Inventor
ピーター・ロイド・ヒューイット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS6391093A publication Critical patent/JPS6391093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/10Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
    • C12N15/1003Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、分子生物学の分野、そしてより詳細には、制
限酵素分析に適した高分子量DNA0単離に関する。
背景技術 分子生物学においては、近年、新規制限酵素、改良DN
Aクローニング方法、改良ハイブリダイゼーション・ゾ
ロープおよび改良ハイブリダイゼーション・支持体につ
いて大きな進歩がみられた。しかしながら、これらの方
法に用いるためのサンプルの調製については、仮りにあ
ったにせよ、はとんど注意が払われていない。すなわち
、これらの方法に用いる核酸(特にD?JA )の単離
および調製の速度および効率の向上に対しては、はとん
ど何もなされていない。
高分子量DNA単離についての古典的文献は、Marm
ur[Journal of Mo1ecular B
iology、Volume3.208〜218(19
(51))である、Marmurの教示する方法は14
工8を含むものであるが、完璧さを期すためにその一部
を反復する必要がある。これらの工程の多くは時間のか
かるものであり、また大部分がDNAを首尾よく確実に
単離するには極めて熟練した技術者を必要とする。以下
に、。
著者によって与えられた全詳細を示して個々の工程を論
じることとする。
t 細胞溶解 細胞懸濁液をまず洗剤であるドデシル硫酸ナトリウムを
用い60℃で処理して細胞溶解を試みる。溶解が達成さ
れたら次工程に進み、達成されなかったら酵素のリソチ
ームを添加して細胞を30〜60分間溶解(ダイジェス
ト)させる。
これらの工程は逆にすることもできるが、逆にした場合
、以後の過程が正しく行われるべく、洗剤を添加しなけ
ればならない。この細胞溶解方法は広い範囲にわたって
有効ではあるが、普遍的にそうというわけではない。リ
ンチームおよび洗剤処理のいずれに対しても抵抗性のあ
る細胞壁を持った生物も存在する(例えばストレプトコ
ッカス・ピオゲネス(8trepzococcuspy
ogenes)など)。
2、 脱タンパク 粘稠な溶解懸濁液を・ぞ−クロレート濃度1Mとし、そ
してクロロホルム−イソアミルアルコール混合物で抽出
する。次に、この混合物を遠心分離すると3層が形成さ
れるが、その中間層がタンノξりを含んでいる。上層の
水性層は核酸を含み、そして以後の処理のために取り出
される。
3、核酸沈殿 核酸は、前記水性層の上にエタノールを重層し、そして
核酸をガラス棒上に集めること知よって沈殿させる。そ
の沈殿をフラスコの側面に押しつけることによって該沈
殿から過剰のエタノールを切る。この工程は、極めて熟
練した技術者を必要とする。何故ならば、以後のすべて
のDNA沈殿工程についてもいえることであるが、目的
とするDNAの著しいロスが生じ得るからである。これ
らのロスは、不完全な沈殿、洗浄中の沈殿再溶解、およ
び沈殿DNAの容器壁への何重のために生じる。
4、 核酸の溶解 前記沈殿を冷食塩水−クエン酸塩緩膏液に移し、そして
ゆるく攪拌することにより再溶解する。過度に攪拌する
とDNAの剪断が生じ、その結果低分子:l DNAが
形成されるため、細心の注意を拡う必要がある。
5、 脱タンパク 可溶性核酸を工程2に記載のとおり再抽出してすべての
残留タンパクを除く。完全なタンパク除去を保証するた
めにこの工程を何度か反復してもよい。溶媒層の界面に
ほんのわずかなタン/9りしかみられなくなったら、完
全に除去されたものと推定される。
& 核酸沈殿 工程3を反復して核酸を更に精製する。
Z 核酸の溶解 工程4を反復して、更に処理するための核酸溶液を得る
8、 リボヌクレアーゼ処理 前記溶液中に存在する核酸混合物をリボヌクレアーゼを
用いて57℃で30分間処理してサンプル中に存在する
あらゆるMAe消化(ダイジェスト)する。消化後は、
以前の抽出(工程2および5)に対して抵抗性のあった
タン、oりを除くことができる。
9 脱タンパク 工程2を反復すると、RNA 、リボヌクレアーゼ処理
により遊離したタンパク、およびリボヌクレアーゼそれ
自体を含まないDNAが得られる。
10、  DNA沈殿 工程5の記載と同様にしてDNAを沈殿させる。
11、  DNAの溶解 工程4の記載と同様にしてDNAを再溶解する。
12、インゾロビルアルコールでの沈殿そのDNA溶液
にアセテ−) −gDTA緩衝液を添加し、そしてその
溶液を迅速に混合する。該溶液の混合中に、その渦流中
に0.54容のイソプロピルアルコールを適加する。次
に、著者によればr DNAは通常、約0.5容のイソ
プロピルアルコールでまずゲル相を経た後、繊維状形態
をとって沈殿する」が、これまた熾しい工程である。
1五 インプロピルアルコールでの沈殿「収率が良けれ
ば」工程4および12を反復することができる。
14、最終洗浄 最終沈殿は、画壇(70〜95%)量のエタノールを含
む水性エタノール中で付着沈殿全ゆるく攪拌することに
より、アセテートおよび塩不含に洗浄される。以後その
DNAは、その後の分析に使用すべく遇択された緩衝液
への溶解に利用できる。
Marmurおよび今日まで分子生物学者達に受継がれ
ている方法は複雑でありまた目的DNAをロスしやすい
。Marmu rによれば、この方法に注意深く従って
行えば、50チまでの、細j泡からのDNA回収回収金
4成することができるが、これとて大して高い収率では
ない。この方法はまた一般的に1〜2日間という、望ま
しからぬ程に長い処理時間を必要とする。更に、Mar
murによれば、広い範囲の様々な微生物からDNA 
f:効率的に単離する技術を案出することは極めて困難
である。Marmur法は、はとんどすべてのOram
陰性生物および多くのGram陽性生物を含む様々な生
物に対して有効ではあるが、甑めて重要な生物の一つで
あるストレプトコッカス・ピオゲネスはこの方法によっ
ては溶解されない。この生物は通有の病気であるストレ
ッジ・スロー)(strepthroat)の原因菌で
ある。
やはりMarmurによって開示されたDNAを単離す
るための別法は、塩化セシウム遠心分離を利用する。こ
の方法は工程数はずっと少くなるものの遠心に3日間を
要し、従ってこれも迅速なりNA単離法ではない。その
上、セシウムイオンは、回収DNAの生物活性に悪影響
を及ぼす。
Carter at al、(Biotechniqu
es、Volume 1(3)。
142〜147(1983))は、塩化セシウムに代え
てトリフルオロ酢酸セシウムを用いる吹成された等比重
遠心分離媒質を開示している。このトリフルオロ酢酸セ
シウムは塩化セシウムと同様の方法で用いられる。しか
しながらトリフルオロアセテート陰イオンは、伝統的な
セシウム密度勾配媒質に比べ、それよりも高品質の核酸
調製物を生じる性質をトリフルオロ酢酸セシウムに対し
て付与する。このトリフルオロ酢酸セシウムの使用によ
り、核酸の分離および精製における等比重遠心分離の応
用範囲が広がったが、この方法も依然として、固有的に
、時間がかかりかつ面倒である。
()ross−Bellard et al、(Eur
opean Journalof Biochemis
try、Volume  56t52〜5B(1975
)”]は、哺乳動物細胞からの高分子量DNAの単離に
有用な類似の方法を開示している。この方法では、細胞
の溶解にプロテイナーゼKおよび洗剤であるドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)が用いられる。
この方法は、これらの溶解条件を受は入れる微生物に対
しても適用できる。脱タンパクは、クロロホルム:イソ
アミルアルコールよりはむしろフェノール地利緩衝液を
用いて行われる。しかしながら、フェノールの使用は、
次の処理に進む前にそれを除去するために、4時間透析
する必要がある。存在するすべてのRNA iリボヌク
レアーゼを用いて消化した後そのりボヌクレアーゼをプ
ロテイナーゼにおよびSDS ’ji用いて消化する。
次いでそのDNAを更に2回脱タンパクし、そして再び
透析する。最後にそのDNA y&:エタノールで沈殿
させる。この方法ではMarmurの方法以上の利点は
ほとんど得られない。DNA沈殿回数は少いが、この方
法には2つの長時間の透析工程が導入されている。
Chassy et al、(Applied and
 EnviromentalMicrobiology
、Volume 39(1)、153〜158(198
0))は、リゾチームの微生物溶解作用の有用性を拡げ
る方法を開示している。この方法は、改変媒質、特にL
−トレオニン含有媒質中での生物の増殖に依存する。こ
れによって、リゾチーム処理を受けやすい弱化された細
胞壁架橋構造を有する生物へと導かれる。この方法は、
溶解すべき生物が前記改変媒質中で増殖することが分っ
ているときにのみ有用であるにすぎず、また生物を増殖
させることなく臨床検体から直接採取されたDNAを用
いる可能性を全く排除してしまう。
従って、この方法は、一般的有用性を有しない。
potter et al、(cancer Lett
er8.Volume 26゜335〜541 (19
85))は、ヒト白血球からDNAを迅速に抽出しそし
て精製する方法全開示している。
この方法は、洗剤による細胞溶解、細胞材料の酢酸カリ
ウム沈殿、リボヌクレアーゼ消化、]弘。
jffI製のためのDEAE−セルロースを用いる吸着
クロマトグラフィ、およびDNAのエタノール沈殿を含
む。この方法は、洗剤による溶解を受ける微生物、一般
的には、Gram陰性生物にのみ適用可能にすぎない。
Potterθta1.法は、細胞成分の沈殿に酢酸カ
リウムを用いそして吸着クロマトグラフィを用いる点で
Marmur法とは異なっている。これらの著者は、酢
酸カリウム沈殿工程でDNAのロスのアシ得ることを認
めている。更に、多くの沈殿法についてもそうであるよ
うに、沈殿の完全な回収を保証するためにサンプルを遠
心分離する必要があり、そして遠心分離には高価な装置
と貴重な時間が必要である。沈殿工程および遠心分離工
程は避けた方が有利であろう。
吸収クロマトグラフィを用いてDNA I n!fiす
ることもめる種の欠点を生じ得る。何故ならば、最も高
分子量のDNAは支持体に最強に結合しやすく、それ故
、カラムから容易には溶出されないからである。このた
め、最も高分子量のDNAが選択的に失われるという結
果になりかねない。
De Klovet(Journal of Micr
obiologiCalMethods、Volume
 2s189〜196(1984))は、エルスコビア
φキサンテンオリチカ(Oerskovia xan−
thineolytica)から単離された単一のグル
カナーゼ酵素であるリチカーゼ(1yticase)e
洗剤の存在下または非存在下て用いて細胞を溶解するこ
とにより醪母から高分子量RNAおよびDNAを迅速に
嚇離する方法を開示している。溶解後、サンプルを等容
のフェノール:クロロホルム(4:1)溶液で抽出する
ことにより脱タンパクする。その混合物は層分離のため
に遠心分離され、そして核酸含有水相が集められる。こ
の相の酢酸ナトリウム濃度を0.3 M (…5.O)
とし、そして2容のエタノールを用いて核dk沈殿させ
る。るるいは、高分子fRNAは、塩化リチウムを用い
た選択的沈殿によって単離することができる。高分子″
i DNAは、その沈殿上清から、または予め沈殿しお
いた核酸から直接、単離することができる。前者の場合
、DNA単離後、リボヌクレアーゼ処理を施して存在す
るRNAを破壊する。次いでフェノール:クロロホルム
抽出によりDNAを再び脱タンパクし、そしてエタノー
ルで沈殿させる。この方法は全体として、いずれも望ま
しくない有機溶媒による脱タンパクの反復およびエタノ
ールによる沈殿の反復を伴うという点でMurmer法
に極めて類似している。これらのタイプの処理は、熟練
技術者、大規模な装置および施設を要しまた相当な時間
がかかるので望ましくない。
Mon5en et al、(FEMS Microb
iology Letters。
Volume 16s19〜24(1983))は、連
鎖球菌からの細胞溶解およびDNA調製のための一般的
方法tS示している。仁の方法は、その生物の溶解に、
ストレプトミセス・グロビスボルス(Streptol
!I!7cesglobisporus) 1 B 2
9から単離すれた溶解in素ムタノリジン(エンド−N
−アセチルムラミニダーゼ)を用いる。前述の如く、こ
れらの生物はリソチームおよび洗剤誘導溶解に対して抵
抗性がある@Mensen at al、はまた、連鎖
球菌が一般的プロチアーゼでろるプロテア−ゼKに対し
て抵抗性があることも示した。MOn5119n et
al・は・塩化セシウム遠心分離を用いて高分子量DN
Aを単離した。前述の如く、これは極めて時間のかかる
手順であり、臨床サンプルのルーチン調製には適切でな
い。
前述の方法はいずれも、臨床診断応用上重要′な微生物
を溶解しそしてそれらのDNAを単離するための完全に
一般的な方法を提供するものではない。一般的に、これ
らの方法は、単一の酵素および/または洗剤を用いて限
られた生物群を溶解するものである。
G11lespie et al、(米国特許$4,4
83,920号、1984年11月20日交付)は、高
濃度(80チ)のカオトロピック(chaotropi
c)塩である沃化ナトリウムの存在下に伝令RNA ’
i フィルタに固定することを開示している。ここでカ
オトロピック塩は、タンパクを変性し、それらftmR
NAから解離させ、そして実質的にすべての細胞成分を
可溶化してハイブリダイゼーション・フィルタを通過さ
せるために用いられる。
von Hlppel et al、、5cience
 Volume 145+577〜580(1964)
は、カオトロピック塩くよるタンパクおよび核酸の変性
を研究した結果、タンツクの方が核酸よシもこのような
変性を受けやすいことを見出した。このような知見から
2本鎖高分子i−DNAを変性することなくタンパクを
変性しそれによってタンパクの核酸からの解離を助長す
るカオトロピック塩a度を選択することが可能かもしれ
ないと結論することができる。
広範囲にわたる様々な源から高分子量核IJ’に単離す
るための迅速で効率がよくしかも簡単な方法が依然とし
て必要とされている。
本発明の開示 高分子量核酸ヲそれらの源生物がら単離する方法であっ
て、 (A)  所望の核酸を含むあるいは含むと思われる前
記生物の懸濁液を形成させ; (B)  該生物を少くとも一種の分解酵素(1yti
enzyme)で処理し; (C)  該生物全工程(B)の前に、工程(B)と同
時に、または工程(B)の後で、界面活性剤で処理し;
(D)  所望しない種類の核酸を、それら所望しない
核酸に対し特異的なヌクレアーゼで処理することにより
分解し; (E) タンパクを少くとも一種の広域活性プロテアー
ゼで消化することにより分解し ;(F5  少くとも一種のカオトロピック剤を添加す
ることによシ残留タンパクを変性しそしてそれらを核酸
から解離させ:そして (q 核酸を透析しそして濃縮する、 工程より成る前記方法。
本発明の説明 前述のとおり、核酸、特にDNAをそれらの源生物(s
ource organism)から単離するための改
良された方法が必要とされている。源生物とは細胞、特
に微生物細胞、ウィルスおよびマイコプラズマを含む、
核酸を含有するあらゆる生物を意味する。この方法の対
象とする細胞には哨乳動物または細菌由来のa廁および
補乳動物細胞と細蕗細胞の混会物が包含される。この改
良法によれば、広範囲にわたる様々な源生物から、特に
大部分の臨床的に関連のある細胞タイプから高分子量核
酸を迅速かつ高収率で回収することができる。驚くべき
ことに、本発明の方法によれば極めて様々な生物から高
分子量核酸を約90分で単離できることが分った。この
方法はDNAの単離に最高に利用されるものと期待され
るが、RNAの単離にも有用である。
便宜上の理由から、この方法を細胞の懸濁液を用いて行
われるものとして記述するが、その他の該酸含有源生物
も同様にして処理され得ることは理解されるべきである
。実際問題としては、この単離方法を500μl緩衝剤
中にlX107〜lX10a個細@を含む細胞上用いて
開始するのが便利である。硼酸ナトリウムおよび燐酸ナ
トリウムを含む様々な緩衝剤を用いることができるがト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩酸塩(Tri
s)が好ましい。好ましい緩衝剤濃度は10mMである
が、約1m)J〜約500 m+Jの濃度も受は入れ可
能である。好ましい−は約8であるが約4〜約9の範囲
の−も受は入れ可能である。緩衝剤はまた1〜500 
mM塩化ナトリウム(10mMが好ましい)を含むこと
もでき、また同様に、約1〜10mMエチレンジアミン
四酢酸(ED’I’A)(約1 mMが好ましい)を含
むこともできる。好ましい緩衝剤組成は、10 mM 
Tris 、 10鮨塩化ナトリウム、1 mM ED
TA 、pHs、o (Tris緩衝剤、關8. O)
である。この方法は、希釈度およびプロセスタイミング
ft、調整することによりより多容量および/または異
なる数の細胞を受は入れるべく容易に適合させることが
できる。
本発明の方法は、単一の分解酵素を用いて行うこともで
きるが、かかる酵素の混合物を用いるのが好ましい。生
物@濁液に添加すべき分解酵素の混合物は、一般的に溶
菌酵素「カクテル」でらり、そして就中、リゾチーム、
エンド−N−アセチルムラミニダーゼおよびアクロモペ
プチダーゼを含むことができる。この細胞溶解混合物中
の酵素の最終濃度は、それぞれ50〜500ttg/r
nl、10〜500μg/mlおよび50〜5ooll
シ酵ノ範囲であってよい。好ましい濃度は、それぞれ3
00 μg/rnl 、 30 μg/mlおよび30
0 μg/mlである。
この分解酵素カクテルは、前述のTris緩衝剤pH8
,0中で調製することができ、あるいは、任意の一般的
に許容される緩衝剤を用いることができる。このカクテ
ルは、前述の懸濁液に約20℃〜70℃の温度範囲で添
加でき、また約1〜60分間の間インキュベートするこ
とができる。
一般的に、酵素プロセスは酵素がその高温によって変性
されなければ、温度が高い程速く進行することが知られ
ている。従って、消化の完了に必要な時間を最短とする
ために、所与の酵素カクテルに対゛して可能な限り(変
性奮起こさない)高い温度で操作するのが好ましい。以
後のすべての酵素分解工程についてこれと同じことがあ
てはまる。前述の酵素混合物についての好ましい処理条
件は、約37℃の消化温度で約1゜分という条件である
。所望により、細胞溶解を更に向上させるために、還元
剤を細胞溶解混合物に添加することができる。ジチオト
レイトール、ジチオエリトリトール、システィンおよび
アスコルビン酸を官む様々な還元剤を用いることができ
、そして2−メルカプトエタノールが好ましい。いずれ
の還元剤についても、最終濃度は、0.1〜50 mM
の範囲とすることができる。
好ましい濃度は、5 mMである。細胞の溶解および可
溶化の両方を更に向上させるために、細胞溶解混合物に
非プロトン溶媒を添加することができる。かかる溶媒と
しては、N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)およ
びスルホランと共にジメチルスルホキシド(DMS O
)が好ましい1つである。非プロトン溶媒の最終濃度は
、1〜20嗟(v/v)の範囲とすることができる。好
ましい濃度は、104 (v/v)である。
この特定の酵素混合物の分解作用は広域であり、そして
、次の属に属す微生物を包含する。
エーロバクター(Aerobacter)sp。
アコレプラズマ(Acholeplasma)sp。
アクロモバクタ−(Achromobacter)sp
アースロパクター(Arthrobacter)sp。
アゾトバクタ−(Azotobacter)sp。
バチルス(Bacillus)sp。
ブレビバクテリウム(Blevibacterium)
sp。
クロストリジウム(Clostridium)sp。
エンテロバクタ−(gnterobacter)sp。
エシェリヒア(Escherichia)sp。
フラボバクテリウム(Flavobacterium)
sp。
クレブシェラ(Klebgiella)sp。
クルチア(Kurthia)sp。
2クトパチA/ ス(Lactobacillus)s
p。
ロイコノストック(Leuconostoc)sp。
マイクロコツカス(Microccocus)sp。
マイコプラズ−q (Mycoplasma)sp。
はデイオコツカス(Pediococcus)sp。
プロテウス(Proteus)sp。
ゾロタξノパクタ−(Protaminobacter
)sp。
シュードモナy、 (Pseudomonas)sp。
サルモネラ(Salmonella)sp。
サルシナ(S3rcina)sp。
セラチア(Ssrratia)ap。
シゲラ(Shigella)sp。
スタフィロコッカス(Staphylococcus)
sp。
ストレプトコッカス(Streptococcus)s
p。
ストレプトミセス(Streptomycss)sp。
その溶菌作用を更に広げるために、前記酵素カクテルに
その他の酵素を添加することもてきる。適切な酵素とし
ては例えば次のものが挙げられる:リパーゼ、リソRプ
ターゼ、工;ノドーN−アセチルグルコサミニダーゼD
jたはH。
デキストラナーゼ、セルラーゼ、ゲルコアはラーゼ、ヒ
アルロニダーゼ、N−アセチルムラミル−L−アラニン
ア゛ミダーゼ、ストレプトミセスKMエンドペプチダー
ゼ、ストレプトミセスSA工/ドぼブチダーゼおよびス
トレプトミセス延エンドはブチダーゼ。かかる酵素は、
一般的に、約10〜500μg7’rnl混合物の濃度
範囲で有用でめる。溶菌性カクテルに含めるための一種
以上の付加的酵素の選択は、溶解すべき細胞の細胞壁お
よび細胞膜構造に依存する。例えば、■型ペプチドグリ
カンを含む細胞の溶解を向上するために、ストレプトミ
セスLエンドペプチダーゼを添加することができる。こ
れら酵素の各々の酵素特異性は、一般的に知られており
、また酵素選択は、存在する生物のタイプに基づいて行
われるものと思われる。
細胞の完全溶解は、細胞溶解混合物への界面活性剤添加
、溶解温度の上昇および/またはより長い反応時間の使
用により保証することができる。界面活性剤添加は、分
解酵素処理の前、それと同時、あるいはその後のいずれ
であってもよい。一般的に、ドデシル硫酸ナトリクム(
SDS) k約0.1 % (w/v)の最終濃度と1
61−t”添加し、そして温度を約60℃に10分間高
めるのが好ましい。SDS 9度は、約0.05%〜約
1% (w/v)であってよく;温度は、約り0℃〜約
70℃の範囲であってよく;そして時間は、約1分〜約
60分間であってよい。同様のや外下にその池の界面活
性剤を用いることができる。
これらには、例えば陽イオン、隘イオンおよび非イオン
界面活性剤例えばTriton X −100、オクチ
ルーβ−D−グルコピラノシド、3−CC5−コラミド
ゾロピル)ジメチルアンモニオツー1−プロ/ぐンスル
ホネート(CHAPS)および3−〔(3−コラミドプ
ロピル)ジメチルアンモニオツー2−ヒドロキシ−1−
プロパンスルホネート(CILAPS O)などが挙げ
られる。
この手順段階でDNAまたはRNAのいずれを単離した
いのか決定する必要が6る。この段階までは、処理によ
ってDNAまたはRNAのいずれも分解されることはな
い。この段階で、所望の核rRt−単離できるように一
方または他方を分解するのが有利である。本発明は、D
NAの単離に最大の有用性を持つことが、明侍されると
ころ、本発明方法の残シの部分は、DNA単離について
論じることとし、そして特異的な手順変更が必要となる
場合にのみPNA単離に言及することとする。
aI@溶解液(lysate)中のRNAはリボヌクレ
アーゼ(RNase) f用いて分解することができる
RNase I Aが好ましいt#索であるが、その他
のRNase類例えばRNase T 、 RNase
 U 、 RNase HまたはF4Hase Bなど
を代わりに用いることもできる。RNa s eは約り
0℃〜約70℃の温度で約1〜約60分間、細胞溶解混
合物1−あたシ約50〜500μgの最終′a度となる
よう添加される。好ましい処理条件は約60℃で約10
分間、約300μg/In1RNaSeIAt−添加す
るという条件である。これらの条件は、DNA ′に分
解することなく、細胞溶解液中のRNAt−迅速に分解
するのに役立つ。RNA単離が所望の場合には、RNa
s e消化に代えてデオ中シリボヌクレアーゼ(DNa
se)による消化を行う。DNase Iはこのように
して用いるのに適した酵素である。しかしながら所望の
り2スの核酸の分解を避けるためには、適切な純度のR
Na s eまたはDNase t’用いることが重要
である。
この時点で細胞溶解混合物に幾分かの’rris緩衝剤
、−8,0、または水を添加してその粘度を下げること
が、任意ではめるがしばしば望ましい。高粘度は、本方
法の残りの工程の操作が非効率的となるため、単離DN
Aの回収率低下の原因と゛なり得る。この任意の希釈は
RNase処理工程の一部として取り込むことができる
細胞溶解混合物中に存在する細胞性タンパクおよびRN
aseは、次いで非特異的プロテアーゼまたはかかる広
域活性プロテアーゼ混合物を用いて分解することができ
る。好ましいプロテアーゼはプロテア−ゼにであるが、
その他のもの例えばストレプトミセス・グリゼクス(S
trepto−myces griseus)から単離
されるアルカリ性プロテアーゼなどを代わりに用いるこ
とができる。
最終濃度は、好ましくは約20〜70℃で約5〜120
分間にわたり50〜500μg/’mlである。
好ましい特異的処理条件は約60℃で約30分間にわた
り約300μg/mlのプロテア−ゼに濃度とする条件
である。このタンツク分解工程は一般的に従来技術の有
機溶媒抽出にとって代わるものである。これら抽出を排
除することによって、回収可能DNAの収率を大きく向
上させることができる。何故ならばそれら抽出はDNA
を多大な剪断力に晒し、そしてしばしば高分子量DNA
を処理中に失われてしまうようなより小さな断片に破砕
してしまうからである。所望によっては、タンパク分解
を更に向上するために細胞溶解混合物に還元剤を添加す
ることができる。ジテオトレイトール、ジチオエリトリ
トール、システィ/およびアスコルビンlik含む様様
な還元剤を用いることができるが、2−メルカプトエタ
ノールが好ましい。それら還元剤のいずれについても最
終濃度は、1〜100mMの範囲とすることができる。
好ましい濃度は、5m1lである。細胞の溶解および可
溶化の両方全頁に向上させるために非プロトン溶媒を細
胞溶解混合物に添加することができる。かかる溶媒とし
ては例えばN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)お
よびスルホランと共にジメチルスルホヤシト(DM80
)が好ましい1つである。この非プロトン溶媒の最終濃
度は、1〜50%(v/v)の範囲とすることができる
。好ましい濃度は、104(v/v)である。
この時点まで依然として核酸と解合しあるいは混合物中
に存在するすべてのタンパクを一橋以上のカオトロピッ
クの添加により変性しそして核酸から解離することがで
きる。カオトロピック剤とは、タンパクおよび核酸の二
次および三次構造に変えることができる任意の物質を意
味する。このカオトロピック剤は、2本鎖DNAの変性
を回避する条件下に混合物に添加すべきである。このこ
とは、カオトロープ(chaotrope )処理の温
度を約40℃以下、好ましくは約30℃以下とすべきで
あることを意味する。これら比較的低い温度が重要であ
るのは、2本鎖DNAは、それを安定化している結合タ
ンパクが分解され、変性されあるいはそれから解離して
しまうと熱変性に対し一段と感受性が高くなるという理
由およびカオトロピック剤は2本鎖DNAの熱的融点を
下げることができるという理由からである。約4℃とい
うような低い温度を用いることもできる。好ましいカオ
トロピック剤は塩類、例えばトリフルオロ酢酸ナトリウ
ム、過塩素酸ナトリウムおよび沃化ナトリウムなどであ
る。好ましい塩は、約0.5Mの最終濃度のトリフルオ
ロ酢酸ナトリウムであるが、約0.1〜約1.0Mの範
囲であってもよい。カオトロープ処理の持続時間は約1
〜30分間であるが5分間が好ましい。場合によっては
、本発明方法の過程で細胞から放出される内容物が、カ
オトロピック剤添加時に細胞成分が沈殿して回収DNA
の純度および−tit下ばてしまいかねないような量と
なることがある。かかる沈殿は、カオトロピック剤の添
加直前に緩衝剤例えばTris緩衝剤、−8,0、また
は水を混合物に添加することによりおよび/または、よ
り少量のカオトロピック剤を用いることにより避けるこ
とができる。
この段階で、DNAは最終的精製および濃縮のための準
備が整う。これは、コロジオ/膜透析−濃縮により行う
ことができる。この透析−濃縮プロセスを開始する前に
、その濃縮プロセスがあまりに速く進みすぎて細胞成分
を沈殿させてしまうことのないように、その混合物を低
塩緩衝剤、例えば10 mM Tris 、 1 mM
 EDTA 、 p)18.0などを用いて希釈するこ
とができる。所望濃度に達する前に混入物(生物の分解
生成物および本発明方法に用いられる試薬)の完全な除
去を保証するために、濃縮プロセス中に更に緩衝剤を添
加するのが望ましいこともある。この#縮プロセスは、
好都合な容量のDNA含有溶液が残留したところで止め
ることができる。
このようにして調製されたDNAは、UV分光分析によ
り示し得るように純粋である。DNAについての260
 nmでの吸光度対280 nmでの吸光度の比は1.
5〜2である。本発明の方法は、高い純度レベルを示す
そのような比の生成物を与える。より小でな比は、タン
パクによる汚染金子し、そしてより高い比はDNA F
:4製物のRNA汚染を示す。
そのようにして得られる精製DNAは使用準備が整って
おり、あるいは後の使用のためにこの形で貯蔵すること
ができる。それは、その他色色な用途のある中で制限エ
ンドヌクレアーゼ消化、分子量決定およびノ・イブリダ
イゼーション分析にそのまま利用することができる。D
NAクローニングまたは組換作業には更なる処理が必要
となることもめる。
以下の実施例は本発明を例示するものである。
実施例1および2に記載の方法と実質的に同じ方法によ
り、クレブシェラ・ニュモニエ(Kl e b−sie
lla pneumoniae)、スタフィロコッカス
・アウレウス(Staphylococcus aur
eus)、エンテロバクタ−・エーロゲネス(gnte
robacter aero−genes)、プロテウ
ス・ミラリビス(Proteusmirabilis)
、イー・コーライ(E、coli)およびスタフィロコ
ッカス・エビデルミス(staphylococcus
epidermis)からゲノムDNAft単雌し分析
するのに成功した。
実施例 1 シュードモナス’zルギノザ(Pseudomonas
aeruginosa)からの細菌ゲノムDNAの単離
および分析 A、  DNA単離 シュードモナス・エルギノf DP 295(ATCC
受託番号10145)の細胞懸濁液を、パスツールピペ
ットを用いて通夜寒天基礎培地含有ベトリ皿上での67
℃−夜増殖物から、まずいくつかの単一コロニーを取9
出すことにより調製した。
次に、それら細胞を、12X75m硼珪酸ガラス製試験
管中の、10 mM NaCA’および1 mlJ E
DTAを含む1 mlの10 mM Tris緩衝削、
−8,0中で渦動することにより懸濁し混合した。その
細胞懸濁液を前述の緩衝剤を用いて希釈することによシ
、約3X108個細抱/−の濃度を得た。その細胞濃度
は、細胞懸濁液を12X75tm硼珪酸ガラス製試験管
中で、McFarland比濁分析計濁度標準(1)と
視覚により比較することによって測定した。次に500
μlのこの細胞懸濁液を以後の処理のために、別の12
X75絽硼珪酸ガラス製試験管に移した。
分解酵素カクテルは、水1ゴあたりリゾチーム1osy
vt含むもの150μl、水1ゴあたりアクロモスブチ
ダーゼ10R9を含むもの150μl水1−あたりエン
ド−N−アセチルムラミニダーゼ1jg’を含むもの1
50μlを組み合わせることにより調製した。このカク
テルは一20℃で貯蔵した。45μlのこのカクテルを
500μlの細胞懸濁液に添加した。その混合物を渦動
し、そして37℃で19分間インキュベートした。
この試験管に5.6μlのICl5DS、および水1ゴ
あたりリボヌクレアーゼlA10J9を含むもの15μ
if添加し、渦動し、そして60℃で10分間インキュ
ベートした。
その試験管に10 mM NaC1および1 mM E
DTAを含む100μJの10 mM Tris緩衝剤
、pHa、 0を添加し、そして渦動してサンプルを希
釈した。
水1rRt6たりプロテイナーゼに10#9’に含むも
の20μlをこの試験管に添加し、渦動し、そして60
℃で30分間インキュベートした。
その試験管を20℃に冷却し、そしてそれに0.22μ
m Na1geneフィルタユニットを用いて最初に濾
過しておいた686μノの1Mトリフルオロ酢酸ナトリ
ウムを徐々に添加した。その試験管全渦動し、そして2
0℃で5分間インキュベートした。
その試験管に750μEのTE緩衝剤(1鯛EDTA 
i含有する1 0 mM Tris緩衝剤、pH8,0
)?:添加し、そして渦動してサンプルを希釈した。
次にそのサンプルを透析および濃縮のためにKMWから
2−容量のコロジオン膜にューハンプシャー州キーン(
Keene)のSc、hleicher &5chue
llから入手可能)に移した。このコロジオン膜の平均
保持分子量(average retention)は
25,000ダルトン以上である。透析には、TE緩衝
剤を用いた。5chleicher & 5chuel
l透析・濃縮装置におけるサンプルのramを容易にす
るために、19インチ水銀の真空を用いた。
サンプル容量が約200μノまで減少した後に真空を解
き、そして500μjのTE媛衝剤、pHa、。
をそのサンプルに添加し、そしてそのサンプルを2−ガ
ラスピにシト中に吸引しそしてそれをもとのコロジオン
膜に放出することにより混合した。透析物を除去し、セ
してTE緩衝剤、 pHa、 0で置換した。約50μ
gの最終容量となるまでそのサンプルの透析および濃縮
を再開した。次に1nl製DNAサンプルftRa1n
in P −200ビはット先端でコロジオン膜から取
り出し、そして4℃で貯蔵のため、t5rntポリプロ
ピレン%j Eppendor f管に入れた。
B、制限エンドヌクレアーゼ消化 上で得られた約50μノの精製DNAサンプルのうちの
25thlを別のt 5 ml Eppendorf管
に移しそしてそれに次のもの、すなわち、6μlの5x
EcoRI制限酵素緩衝剤(50mM Mg(J2.2
50塵NaCjおよび500 pg//mlのBeth
esda Re5earchLaboratories
から入手した牛血清アルブミンを含有する5 00 m
M Tris緩衝剤、−Z5)および1 alのBoe
hringer Mannheimから入手した100
単位/μl EcoRI制限エンドヌクレアーゼを添加
した。その’ff1r:ゆるく渦動し、そして37℃で
4時間インキュベートした。75μlの5 X Fic
ol1色素溶夜(Sigma社から入手した1 2、5
 S Ficollタイプ400− DL 、 50 
mM EDrAO,131ブロムフエノールブルーおよ
び(Ll !1%キシレノシアツール)を添加すること
により反応を止めた。
C,アガロースゲル電気泳動 1.69のSeakem LEアガロースを100℃で
20ONtのTris−アセテート緩衝剤(2mM シ
臥含有20 mM Tris−アセテート緩衝剤)、P
H8,0中で融博することによ50.8 %アガロース
ゲルを調製した。その溶融アガロースl5ocに冷却し
そして20クエル・くシ状物(vrell comb)
を有する15X20αBioRad’%気泳動トレーに
おいてゲルを鋳込んだ。七〇ケ゛ル?j−x温に冷却し
そしてそのゲル金4℃で1時間放冷した。くし状物を除
去しそしてそのゲルに1500mjのTris−アセテ
ート緩衝剤、〆I8.0を用いて室温で阻0RII(l
サブマリーン・ゲル電気泳動ユニットに入れた。30μ
lのDNA−Fical1色素含有溶液をアガロースゲ
ル中のウェルに添加した。次ニDNA Ffr片の′心
気泳動分離を250d/時でユニットを循環する前記緩
衝剤を用いて1.5ボルト/cILで15時時間性させ
た。
D、サイズ分@ DNAの膜支持体上への移動エレクト
ロプロッティング法を用いた。ゲル中のDNA断片をま
ずゆるく揺動させながら室温で60分間700tfLt
の0.4N水酸化ナトリウム中で変性させた。次いでそ
のゲル’に7007!のエレクトロプロット緩衝剤(6
mM酢酸ナトリウムおよび0.3 mM EDTA f
含有する1 2 mM Tris緩衝剤、pH7,5)
中で5分間処理した。変性DNA断片のゲルから膜支持
体への電気泳動移動(エレクトロブロッティング)は、
Hoefer TE 42Transphor Ele
CtrOphOreSiS Ce1li用いて行つた。
そのゲルをエレクトロプロッティング目的に調製するた
め、Hoefer Transphor casset
teの片側を31の室温のエレクトロプロット緩衝剤、
pH7,5を含む81ポリプロピレントレーに漬けたO
そのTransphor Ca5setteの内面上に
15、5 X 22 aa Dacron@ポリエステ
ル繊維スポンジ(E、I、du Pont de Ne
mours and Companyの登鎌商標)を置
き、そして次の材料を積層した。すなわち、1枚の15
X21.5αプロツタ一紙、1片のゲルと同サイズに切
断しである荷電変性ナイロン膜(E、I、du Pon
t de Nemours and Companyか
ら入手できるGene ScreenTMPlus)、
前記変性DNA断片を含むアガロースゲル、および2枚
の15X215cmプロッター紙。この’rransp
horCassetteのアセンブリを完成させるため
に、そのDacron■ポリエステルスポンジ/プロッ
ターg/アガロースゲル/プロッター紙サンドイッチを
’rransphor cassetteの両側の間に
固定し、そして5℃に冷却された4、51のエレクトロ
プロット緩衝剤、pL! 7.5 i含有するTran
aphorCellに入れた。Transphor C
e1lの作動は、次のとお9のすなわちまず1oボルト
で60分間、次いで40ボルトで60分間という2つの
異なる電圧設定値で行った。Transphor Ce
1lの作動中は終始5℃の温度を維持した。次に、その
膜をTranaphor cassetteから取ジ出
し、エレクトロプロット緩衝剤、声z5中ですすぎ、そ
して室温で60分間空気乾燥した。
g、  DNAプローブ調製 ゲノムDNAのrRNAをコードする部分とハイブリダ
イズし得るDNA配列を含むことが知られているプラス
ミドDNA (pKK 3535 、 Brosius
 ataj、、Plasmid、’Volume 6.
112〜118(1981):l t、IIAプローブ
として用いるために、ニックトランスレーション・キッ
ト(E、1.du Pont do Nemoursa
nd Companyから入手できる)を用いて52p
で標識した。次のものをt 5 ml gppendo
rf管に添加した:9plの550 pg/mlシラス
ミドDNA ;61μlの水、50μノのニックトラン
スレーション緩衝剤;40μlのdA’rP 、 dC
)’rPおよびd’r’rPを含有する溶g;3ooo
キュリー/ミリモルの比活性を有する/ミリキュリーの
52p−dcTp(10゜μeの容盆);20μlのD
NAポリメラーゼエ;および20 piのDNase−
それら内容物f Ra1ninP−200ピペツト先端
中に吸引しそれらをもとの管中に放出することにより混
合した。次に、反応を15Cで60分間進行させた。6
μj0500 mM EDTAを添加して反応を止めた
。次にT]4衝剤pi(a、 Oを用いた0、 7 X
 30 cm 5ephadexG−50カラムでのサ
イズ分離により、52p標識プローブDNA ’i未取
込みデオキシヌクレオチドトリホスフェートから分離し
た。標識2本鎖DNAプローブの比活性は約3×1o8
dpm/μgr:NAテあった。
F、  DNAプローブ・ハイブリダイゼーション移さ
れたDNA断片を含むハイブリダイゼーション膜(前記
工程りにおいて調製)を60℃で揺動器プラットホーム
上のシールされたプラスチックボックス中、0.5 %
 8DS 、 10 X Denhardt溶液(10
X Denhardt溶液は、0.21 フィコール、
0.2%ポリビニルピロリドンおよび0.2 %牛血清
アルブミン、フラクション5を含む)を含む200iの
3 X SSC緩衝剤(3X SSC緩衝剤は、0、4
5 M NaC6および0.045Mクエン酸ナトリウ
ムを含有する)中で30分間100μg7mlの音波処
理された変性サケ精子DNAを用いてプレハイブリダイ
ズさせた。次にそのfffi”P[2DNAプローブ全
沸噂水浴中で5分間100℃に加熱することにより変性
し、氷上で4℃に急冷し、そしてそのまtg上のプレハ
イプリダイゼーショ/混合物に添加して約4X106d
pn&酵とした。連続的に揺動させながら、ハイブリダ
イゼーションを60℃で20時時間桁させた。20時間
後、連続的に揺動させながら、60℃で15 % BD
S含有3X SSC緩衝剤を用いて4回にわたり各15
分間連続洗浄することにより、すべての未反応52p標
5 DNAプローブを除去した。
次にその膜を洗浄溶液から取り出し、そして室温で空気
乾燥した。
G、制限断片、長子形分析 ゲノムDNAのEcoRI制限部位間に含まれるリポソ
ームRNAオはロンtX線フィルム上のメンブレンのオ
ートラジオグラフィによりtll&ハイブリッド全可視
化することによシ検出した。フェノール/クロロホルム
抽出オヨヒアルコール沈、殿を用いたDe Klowe
tのDNA単;堆力法を用いることによシ既に得られて
いるのと同じ断片ナイズおよび断片数が7ユードモナス
・エルギノザ細几包より観察された。
実施例 2 ストレプトコッカス・フェカリス(S treptoc
occusfaecalis)からの細菌ゲノムDNA
の単離と分析A、  DNA単離 ストレプトコッカス・フェカリスDP 283(ATC
C受託番号19433 )の細胞懸濁液全、バスツール
ビはットを用いて血液寒天基礎培地含有ベトリ皿上での
37℃−夜増殖物から、まずいくつかの単一コロニーを
取り出すことにより調製した。次に、それら細胞全12
X75y+m硼珪酸ガラス製試験管中の10 mM N
aCJおよび1 mMEDTA e含む1−の10 m
kf Tris緩衝剤、Pi(8,CI中で渦動するこ
とにより懸濁し混合した。七の細、l@懸濁液を前述の
緩衝剤を用いて希釈することにより約6×108個細胞
/−の濃度を得た。その細胞濃度は、細胞懸濁液を12
X75sn硼珪酸ガラス製試験管中で、McFarla
nd比濁分析計濁度標準(2)と視覚により比較するこ
とによって測定した。次に500μ!のこの細胞懸濁液
を、以後の処理のために別の12X75m硼珪酸ガラス
製試験管に移した。
45μjの実施例1 (A)で調製された分解醪素カク
テルを500μlの細胞懸濁液に添加した。その混合物
を渦動し、そして37℃で10分間インキュベートした
この試験管に5.6μノの10チSDSを添加し、渦動
しそして60℃で10分間インキュベートした。
その試験管に水1−nt4たり10j1gのりボヌクレ
アーゼエAを含むもの15μlを添加し、渦動しそして
60℃で10分間インキュベートした。
その試験管に10 mM NaCJおよび1 mM E
DTAを含む100μJの10 mM Tris緩衝剤
、m 8.0を添加し、そして渦動してサンプルを希釈
した。
水1rRtあた。D 10 QのプロテイナーゼK′f
r:含むもの20μlをこの試験管に添加し、渦動し、
そして60℃で30分間インキュベートした。
その試験管ft20℃に冷却し、そしてそれにCL 2
2 μm Na1geneフィルタユニットを用(1て
最初に濾過しておいた686μ101Mトリフルオロ酢
酸ナトリウムを徐々に添加した。その試験管を渦動し、
そして20℃で5分間インキュベートした。
その試験管に750μlのTE緩衝剤を添加しそして渦
動してサンプル全希釈した。
次にそのサンプルを透析および濃縮のために試験管から
8Wtt容量の5chleicher & Schue
llコロジオン膜(平均保持分子量は75,000ダル
トン以上である)に移した。透析には、TE緩衝剤、p
Hs、 Oを用いた。5chleicher & 5c
huell平底装置におけるサンプルの濃縮を容易にす
るために、19インチ水銀の真空を用いた。装置内側に
磁気撹拌棒を用いてこのプロセスにおける透析緩衝剤の
混合を容易にした。
サンプル容量が約200μlまで減少した後に真空を解
き、そして500μlのTg緩衝剤、pH8,0をその
サンプルに添加し、そしてそのサンプルを2−ガラスピ
ペット中に吸引しそしてそれをもとのコロジオン膜に放
出することにより混合した。更に透析液を除去し、そし
てTE緩衝剤、pHs、 Oで置換した。約50μlの
最終容量となるまでそのサンプルの透析および濃縮を再
開した。
次に!fIfiDNAサンプルf Ra1nin P−
200ピペツト先端でコロジオン膜から取り出し、そし
て4℃で貯蔵のため、1.5−ポリプロピレン製Epp
endor f管に入れた。
工程(B)から(F5までは実施例1(B)から(y)
の記載と同様にして行った。
G、制限断片長多形分析 ゲノムDNAのEcoRI制限部位間に含まれるリポソ
ームRNAオペロンをX線フィルム上のメンブレンのオ
ートラジオグラフィにより標識ハイブリッドを可視化す
ることにより検出した。フェノール/クロロホルム抽出
およびアルコール沈殿を用いたDo KlowetのD
NA単離方法を用いることにより既に得られているのと
同じ断片サイズおよび断片数が観察された。
実施例 3 細菌DNAの単離および分析 A、  DNA単離 プラスミドpKK 5535を含む大腸菌(Esche
ri−chia coli) K、 12株LM103
5の未増幅(unampli−fied)細胞懸濁’Q
 (Brosius at al、Plasmid。
Volume 6.112〜118(1981)) ’
I:パスツールビはットを用いて100μg/mlアン
ピシリン含有トリブチカーゼ犬豆寒天(tryptic
ase say agar)を含むベトリ皿上での37
℃−夜増殖物から、まずいくつかの単一コロニーを取り
出すことにより調製した。次にそれら細胞を12X75
mm硼珪酸ガラス製試験管中の、10 mM NaC1
および1mM EDTA’を含む1rntの10 mM
 Tris緩衝剤、−8,0中で渦動することにより懸
濁し混合した。
その細胞懸濁液を前述の緩衝剤を用いて希釈すること罠
より約3X108個mmAdの濃度を得た。
その細胞濃度は細胞懸濁液を12X75m+硼珪酸ガラ
ス製試験管中でMcFarland比濁分析計濁度標準
(1)と視覚により比較することによって測定した。次
に500μ!のこの細胞!濁gXヲ以後の処理のために
、別の12X75!m硼珪酸ガラス裂試験管に移した。
45μlの実施例1(A)でJA′XMされた分解酵素
カクテルを試験管中の500μgの細胞懸濁液に添加し
た。その混合物を渦動し、そして′57℃で10分間イ
ンキュベートした。
この試験管に5.6μノの10 % SDSおよび水1
−あたり10叩のりボヌクレオーゼIAを含むもの15
μlを添加し、渦動しそして60Cで10分間インキュ
ベートした。
その試験管に、10 mM NaClおよび1 mM 
E[7rAを含む100μJの10 mM Tris緩
f#剤、pHs、 0を添加しそして渦動してサンプル
を希釈した。
水1−あたり10]9のプロテイナーゼKを含むもの2
0μ!をこの試験管に添加し、渦動し、そして60℃で
30分間インキュベートした。
その試験管を20℃に冷却し、そしてそれにQ、22μ
m Na1geneフィルタユニットを用いて最初にp
遇しておいた686μlのIM )リフルオロ酢酸ナト
リウムを徐々に添加した。その試験管を渦動し、そして
20℃で5分間インキュベートした。
その試験管に750μ!のTI緩衝剤を添加しそして渦
動してす:/プルを希釈した。
次にそのサンプルを透析および濃縮のために試験管から
84容量の5chleicher la 5chuel
lコロジオン膜に移した。コロジオン膜の平均保持分子
量は、75,000ダルトン以上であった。
透析にはTE緩衝剤pHs、 O’に用いた。5chl
eicher& 5chuell平底装置におけるサン
プルの濃縮全容易にするために、19インチ水銀の真空
を用いた。
サンプル容量が約200μg−1で減少した後に真空を
解き、そして500μノのTE緩衝剤、−8,0、をそ
のサンプルに添加し、そしてそのサンプルを2−ガラス
ピはシト中に吸引しそしてそれをもとのコロジオン膜に
放出することにより混合した。更に、透析物を除去しそ
してTE緩衝剤、p)I s、 Oで置換した。約50
μjの最終容量となるまでそのサンプルの透析および濃
縮を再開した。
次にそのようにして得られた精製DNAサンプルf R
a1nin P−200ピはット先端でコロジオン膜か
ら取り出し、そして4℃で貯蔵のため、1.5−ポリプ
ロピレン製Eppendorf管に入れた。
B、アガロースゲル電気泳動 実施例1(B)に記載の方法に次の改変を加えて電気泳
動を行った: Eppendorf管中の25ttlのnI製DNAサ
ンプルに6 ttlの5X Ficol1色累溶液(S
 i gma社から入手した12.5%Ficollタ
イプ400− DL、 50mM ロス0.13%ブロ
ムフェノールブルーおよヒ0.13チキンレンンアノー
ル)を添加した。次に30μlのDNA −フィコール
色素含有溶液全アガロースゲル中の9エルに添加した。
次に緩衝剤としてユニットを250.1M時で循環させ
ながらDNAの電気泳動分離″f:3ボルト/cIIL
で2時間進行させた。
C,プラスミドDNA検出 大9tm (E、coli)中のプラスミドDNAの存
在はゲルを紫外光(302nm)にttS露することに
よりまた核酸の螢光を観察することにより確認された。
プラスミドpKK 5535の存在証明は、螢光性核酸
を写真に取り、そしてそのプラスミドの分子量に相当す
るバンド全観察することにより得られた。この実施例3
の結果は、本発明の方法がインタクトなプラスミドDN
Aの単離にも有用であることを実証している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高分子量核酸をそれらの源生物から単離する方法で
    あって、 (A)所望の核酸を含む、あるいは含むと思われる前記
    生物の懸濁液を形成させ; (B)該生物を少くとも一種の分解酵素で処理し; (C)該生物を工程(B)の前に、工程(B)と同時に
    、または工程(B)の後で、界面活性剤で処理し;(D
    )所望しない種類の核酸を、それら所望しない核酸に対
    し特異的なヌクレアーゼで処理することにより分解し; (E)タンパクを少くとも一種の広域活性プロテアーゼ
    で消化することにより分解し; (F)少くとも一種のカオトロピック剤を添加すること
    により残留タンパクを変性し、そしてそれらを核酸から
    解離させ;そして (G)核酸を透析しそして濃縮する、 工程より成る前記方法。 2)源生物が細胞、ウィルスおよびマイコプラズマより
    成る群より選択される特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3)前記細胞が微生物である特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 4)前記生物の懸濁液が分解酵素の混合物で処理される
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 5)分解酵素の混合物がリゾチーム、エンド−N−アセ
    チルムラミニダーゼおよびアクロモペプチダーゼより成
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。 6)ヌクレアーゼがRNaseである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 7)ヌクレアーゼがDNaseである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 8)カオトロピック剤がトリフルオロ酢酸ナトリウム、
    過塩素酸ナトリウムおよび沃化ナトリウムより成る群よ
    り選択される特許請求の範囲第1項記載の方法。 9)高分子量DNAを細胞またはウィルスより単離する
    方法であって、 (A)所望のDNAを含む、あるいは含むと思われる前
    記細胞またはウィルスの懸濁液を形成させ; (B)該細胞またはウィルスを、リゾチーム、エンド−
    N−アセチルムラミニダーゼおよびアクロモペプチダー
    ゼより成る分解酵素で処理し; (C)該細胞またはウィルスをドデシル硫酸ナトリウム
    で処理し; (D)該細胞またはウィルスよりのRNAをRNase
    で分解し; (E)タンパクをプロテイナーゼKで消化することによ
    り分解し; (F)カオトロピック塩を添加することにより残留タン
    パクを変性しそしてそれらをDNAから解離し;そして (G)DNAを透析しそして濃縮する、 工程より成る前記方法。
JP62239095A 1986-09-26 1987-09-25 高分子量dnaの迅速単離方法 Pending JPS6391093A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US911808 1986-09-26
US06/911,808 US4900677A (en) 1986-09-26 1986-09-26 Process for rapid isolation of high molecular weight DNA

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6391093A true JPS6391093A (ja) 1988-04-21

Family

ID=25430890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62239095A Pending JPS6391093A (ja) 1986-09-26 1987-09-25 高分子量dnaの迅速単離方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4900677A (ja)
EP (1) EP0261956A3 (ja)
JP (1) JPS6391093A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517298A (ja) * 2003-02-06 2006-07-20 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 生物学的試料からの核酸の抽出のための前処理方法、およびそのためのキット
JP2010521988A (ja) * 2007-03-20 2010-07-01 ストラタジーン カリフォルニア スルホランを用いた生体分子の分離方法
JP2013523142A (ja) * 2010-04-08 2013-06-17 キアゲン ゲーエムベーハー 核酸の選択的単離および精製のための方法

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5063162A (en) * 1987-04-24 1991-11-05 Hoffmann-La Roche Inc. Process for isolating nucleic acids utilizing protease digestion
EP0338591A3 (en) * 1988-04-21 1991-09-04 Microprobe Corporation Nucleic acid extraction method
NL8900725A (nl) * 1989-03-23 1990-10-16 Az Univ Amsterdam Werkwijze en combinatie van middelen voor het isoleren van nucleinezuur.
US5231015A (en) * 1989-10-18 1993-07-27 Eastman Kodak Company Methods of extracting nucleic acids and pcr amplification without using a proteolytic enzyme
US5096818A (en) * 1990-06-04 1992-03-17 Autogen Instruments, Inc. Nucleic acid separation method
US5187083A (en) * 1990-11-13 1993-02-16 Specialty Laboratories, Inc. Rapid purification of DNA
CA2067711C (en) * 1991-05-03 2000-08-08 Daniel Lee Woodard Solid phase extraction purification of dna
US5185242A (en) * 1991-06-24 1993-02-09 Becton Dickinson And Company Method for lysing mycobacteria using achromopeptidase
US5329000A (en) * 1991-10-31 1994-07-12 Becton, Dickinson And Company Purification of DNA with silicon tetrahydrazide
DE69324716T2 (de) * 1992-02-13 1999-09-09 Becton Dickinson Co Celithydrat und Reinigung von DNS
US5386024A (en) * 1993-02-10 1995-01-31 Gen-Probe Incorporated Method to prepare nucleic acids from a biological sample using low pH and acid protease
WO1995004140A1 (en) * 1993-07-28 1995-02-09 Akzo Nobel N.V. Process for isolating nucleic acid from gram positive microorganisms
IL110463A0 (en) * 1993-08-13 1994-10-21 Du Pont In situ extraction of microbial DNA
US5637687A (en) * 1993-08-31 1997-06-10 Wiggins; James C. Methods and compositions for isolating nucleic acids
US5561064A (en) * 1994-02-01 1996-10-01 Vical Incorporated Production of pharmaceutical-grade plasmid DNA
WO1997023601A1 (en) * 1995-12-21 1997-07-03 Genzyme Corporation Method for lysing cells
US7026468B2 (en) * 1996-07-19 2006-04-11 Valentis, Inc. Process and equipment for plasmid purification
US5777098A (en) * 1996-07-23 1998-07-07 University Of North Dakota Medical Education Research Foundation DNA purification procedure
US5981235A (en) * 1996-07-29 1999-11-09 Promega Corporation Methods for isolating nucleic acids using alkaline protease
US7807822B2 (en) 1996-08-01 2010-10-05 Robert Bridenbaugh Methods for purifying nucleic acids
WO1998044156A1 (en) 1997-03-27 1998-10-08 Life Technologies, Inc. Nucleic acid ladders
US6722062B2 (en) 1997-08-20 2004-04-20 The Brigham And Women's Hospital, Inc. Capsular polysaccharides from enterococci
US5989542A (en) * 1997-08-20 1999-11-23 Brigham And Women's Hospital, Inc. Capsular polysaccharides from enterococci
JP2001520889A (ja) 1997-10-24 2001-11-06 バレンティス,インコーポレイティド ポリヌクレオチドトランスフェクション複合体を調製する方法
US5973138A (en) * 1998-10-30 1999-10-26 Becton Dickinson And Company Method for purification and manipulation of nucleic acids using paramagnetic particles
US6469159B1 (en) 1999-04-26 2002-10-22 Robert T. Belly Methods for extracting nucleic acids from tissue samples and paraffin-embedded tissues
CA2393041A1 (fr) * 1999-11-29 2001-06-07 Aventis Pharma S.A. Procede d'obtention d'acides nucleiques a partir d'un echantillon de l'environnement, acides nucleiques ainsi obtenus et leur application a la synthese de nouveaux composes
US7255989B1 (en) 1999-11-29 2007-08-14 Aventis Pharma S.A. Method for obtaining nucleic acids from an environment sample, resulting nucleic acids and use in synthesis of novel compounds
FR2801609B1 (fr) * 1999-11-29 2004-11-05 Aventis Pharma Sa Procede d'obtention d'acides nucleiques a partir d'un echantillon de l'environnement, acides nucleiques ainsi obtenus et leur application a la synthese de nouveaux composes
DE10031236A1 (de) * 2000-06-27 2002-01-10 Qiagen Gmbh Verwendung von Carbonsäuren und anderen Additiven in Kombination mit kationischen Verbindungen zur Stabilisierung von Nukleinsäuren in biologischen Materialien
US7001724B1 (en) * 2000-11-28 2006-02-21 Applera Corporation Compositions, methods, and kits for isolating nucleic acids using surfactants and proteases
US7208271B2 (en) 2001-11-28 2007-04-24 Applera Corporation Compositions and methods of selective nucleic acid isolation
EP2902501B1 (en) 2002-01-28 2020-04-15 Life Technologies Corporation Preparing crude biological extracts using protease, suitable for preparing cDNA
JP4025135B2 (ja) * 2002-07-19 2007-12-19 富士フイルム株式会社 核酸の分離精製方法
US7314746B2 (en) 2002-09-13 2008-01-01 Valentis, Inc. Apparatus and method for preparative scale purification of nucleic acids
US6794181B2 (en) * 2002-10-09 2004-09-21 Immucell Corporation Method of purifying lantibiotics
AU2003293042A1 (en) * 2002-12-23 2004-07-29 Vical Incorporated Process for purification of plasmid dna
US20040157219A1 (en) * 2003-02-06 2004-08-12 Jianrong Lou Chemical treatment of biological samples for nucleic acid extraction and kits therefor
ATE466105T1 (de) * 2003-09-12 2010-05-15 Biocontrol Systems Inc Verfahren, zusammensetzungen und kits zur anreicherung und zum nachweis von mikroorganismen
EP1709197A4 (en) * 2003-12-30 2007-07-04 Sigma Aldrich Co RAPID PREPARATION OF NUCLEIC ACIDS BY ENZYMATIC DEPENDENCE
US20050164204A1 (en) * 2004-01-27 2005-07-28 Reed Thomas D. Single use lyophilized rnase reagents, and kits and methods for using same
US20060134612A1 (en) * 2004-02-10 2006-06-22 Frederic Bushman Methods and compositions for retroviral preintegration complex-based assays
US20050239091A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-27 Collis Matthew P Extraction of nucleic acids using small diameter magnetically-responsive particles
AU2005271688B2 (en) * 2004-08-03 2011-10-06 Becton, Dickinson And Company Use of magnetic material to direct isolation of compounds and fractionation of multipart samples
CA2575784A1 (en) * 2004-08-03 2006-02-16 Becton, Dickinson And Company Use of magnetic material to fractionate samples
US7964350B1 (en) 2007-05-18 2011-06-21 Applied Biosystems, Llc Sample preparation for in situ nucleic acid analysis
EP2171098B1 (en) * 2007-06-29 2018-03-28 Becton, Dickinson and Company Methods for extraction and purification of components of biological samples
US20090088560A1 (en) * 2007-10-02 2009-04-02 Hong Shen Process for Nucleic Acid Purification
US7871764B1 (en) * 2008-03-18 2011-01-18 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Universal nucleic acids sample preparation method for cells, spores and their mixture
US8846314B2 (en) * 2009-03-03 2014-09-30 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Isotachophoretic focusing of nucleic acids
US8932809B2 (en) * 2010-01-19 2015-01-13 Opgen, Inc. Methods and kits for isolating nucleic acid from an organism
CN102812118B (zh) 2010-04-08 2016-01-20 恰根有限公司 分离和纯化核酸的方法
US20130030165A1 (en) 2010-04-08 2013-01-31 Qiagen Gmbh Chromatographic device and method for isolating and purifying nucleic acids
EP2395082A1 (en) 2010-06-14 2011-12-14 QIAGEN GmbH Extraction of nucleic acids from wax-embedded samples
CN102906262A (zh) 2010-07-07 2013-01-30 戴阿冈有限公司 用于细菌总dna内含物的特异性分离方法和用于该分离目的的试剂盒
WO2014059188A1 (en) 2012-10-12 2014-04-17 Sage Science, Inc. Side-eluting molecular fractionator
DE102013215570A1 (de) * 2013-08-07 2015-02-12 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Aufbereiten einer Zielzellen und Begleitzellen enthaltenden Probe biologischen Materials zum Extrahieren von Nukleinsäuren der Zielzellen
EP3049539B1 (en) 2013-09-25 2018-09-05 Bio-Id Diagnostic Inc. Methods for detecting nucleic acid fragments
CA2964487C (en) 2014-10-15 2024-03-19 Sage Science, Inc. Apparatuses, methods and systems for automated processing of nucleic acids and electrophoretic sample preparation
CN108699101B (zh) 2015-11-20 2022-04-19 塞奇科学股份有限公司 用于基因组dna片段的靶向纯化的制备型电泳方法
SG11201806190TA (en) 2016-01-29 2018-08-30 Purigen Biosystems Inc Isotachophoresis for purification of nucleic acids
US10428370B2 (en) * 2016-09-15 2019-10-01 Sun Genomics, Inc. Universal method for extracting nucleic acid molecules from a diverse population of one or more types of microbes in a sample
US11959125B2 (en) 2016-09-15 2024-04-16 Sun Genomics, Inc. Universal method for extracting nucleic acid molecules from a diverse population of one or more types of microbes in a sample
AU2018250330A1 (en) 2017-04-07 2019-09-19 Sage Science, Inc. Systems and methods for detection of genetic structural variation using integrated electrophoretic DNA purification
CN111432919B (zh) 2017-08-02 2022-08-02 普瑞珍生物系统公司 用于等速电泳的系统、设备和方法
CN111378646A (zh) * 2018-12-27 2020-07-07 北京贝瑞和康生物技术有限公司 一种快速单反应管提取长片段基因组dna的方法和试剂盒

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3269855D1 (en) * 1981-11-03 1986-04-17 Shell Int Research Process for cell disruption
US4483920A (en) * 1982-05-17 1984-11-20 Hahnemann University Immobilization of message RNA directly from cells onto filter material

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517298A (ja) * 2003-02-06 2006-07-20 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 生物学的試料からの核酸の抽出のための前処理方法、およびそのためのキット
JP2010521988A (ja) * 2007-03-20 2010-07-01 ストラタジーン カリフォルニア スルホランを用いた生体分子の分離方法
JP2013523142A (ja) * 2010-04-08 2013-06-17 キアゲン ゲーエムベーハー 核酸の選択的単離および精製のための方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0261956A3 (en) 1988-08-10
EP0261956A2 (en) 1988-03-30
US4900677A (en) 1990-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6391093A (ja) 高分子量dnaの迅速単離方法
US6548256B2 (en) DNA isolation method and kit
US6197553B1 (en) Method for large scale plasmid purification
US4921952A (en) Nucleic acid isolation process
US5010183A (en) Process for purifying DNA and RNA using cationic detergents
US20080300397A1 (en) Modified spin column for simple and rapid plasmid dna extraction
AU709003B2 (en) A method for large scale plasmid purification
US4833239A (en) Method for the isolation and purification of DNA molecules
US20080299621A1 (en) Miniprep system for simple and rapid plasmid dna extraction
US7888006B2 (en) Method for isolating DNA from biological samples
WO1999029840A1 (en) Methods of nucleic acid isolation
EP0771355B1 (en) A method for large scale plasmid purification
EP0261955A2 (en) Process for immobilization of DNA
JPH10501685A (ja) 細胞成分を単離する方法、装置及び試薬
WO1995004140A1 (en) Process for isolating nucleic acid from gram positive microorganisms
AU635207B2 (en) Improved composition for isolating and purifying nucleic acid and improved method using same
JPH0666B2 (ja) Dnaの単離精製法
Roberts et al. Modified plasmid isolation method for Clostridium perfringens and Clostridium absonum
WO2007115046A1 (en) Low-endotoxin nucleic acid preparations
JP2007516729A (ja) 酵素消化による核酸の迅速な調製
DE4422044A1 (de) Verfahren zur Isolierung, Reinigung und ggf. Lagerung von Nukleinsäuren
US7355038B2 (en) Phase isolation process for biomacromolecule components
RU2116795C1 (ru) Набор для выделения днк
Holthuijzen et al. Carboxysomes of Thiobacillus neapolitanus do not contain extrachromosomal DNA
JPH01120291A (ja) Dna単離方法