JPS6390510A - 油中水型水膨潤性重合体エマルジヨンの製造方法 - Google Patents

油中水型水膨潤性重合体エマルジヨンの製造方法

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JPS6390510A
JPS6390510A JP23625086A JP23625086A JPS6390510A JP S6390510 A JPS6390510 A JP S6390510A JP 23625086 A JP23625086 A JP 23625086A JP 23625086 A JP23625086 A JP 23625086A JP S6390510 A JPS6390510 A JP S6390510A
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JP
Japan
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water
emulsion
weight
aqueous solution
dispersion medium
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Pending
Application number
JP23625086A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Watanabe
渡辺 直敬
Yutaka Itoda
糸田 裕
Takeo Arai
健雄 荒井
Reiko Funato
船渡 玲子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUI SAIANAMITSUDO KK
Mitsui Cyanamid Ltd
Original Assignee
MITSUI SAIANAMITSUDO KK
Mitsui Cyanamid Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、油中水型水膨潤性重合体エマルジョンの製造
方法に関するものである。
従来の技術 水膨潤性重合体は、重合体中に水を吸水する性質がある
ことが知られており、従来がら各種の分野に吸水剤とし
て、例えば(1)止水剤、逸泥防止剤、コンクリート混
和剤および法面などの緑化工法用保水剤等の土木工事用
材料、(2)結露防止等の建築用材料、(3)工業用バ
ッキング材およびシーリング材、(0農園芸用材料、(
5)紙おむつ、生理用品、消火材等の雑貨用材料に使用
されている。
これらの用途に使用される吸水剤としては、デンプン系
、セルローズ系、アクリル酸系およびポリビニルアルコ
ール系等のものが提案されている。
(特公昭53−48189号公報、特開昭50−803
78号公+g、#公昭54−30710号公報、特開昭
61−157513号公鞭) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の技術の製品形態は、全て粉末状、
短繊維状或いはシート状であるため、(1)被吸収体と
接触したときにママコが発生し、吸収効率の悪化をきた
す。
(2)あるものは得られたポリマーが固く、粉砕に大き
な機械的粉砕力を必要とする。
(3)微粒子のものは取り扱い時に飛散し、作業環境の
悪化をきたす。
(4)流動性が極めて悪いため、加工性等に不利である
(5) 4m械による注入、不織布等への含浸、塗工お
よび有機溶媒あるいは有機物質との均一混合が困難であ
る。
等の問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するために種々研究を
行った結果、本発明を完成したものであって、製品形態
として粒子径が小さく均一で安定し、又低粘性でポンプ
移送が容易で機械加工性に優れた油水水型水膨潤性重合
体エマルジョンの製造方法を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、水溶性ビニル単量体の1種又は2種以上及び
架橋剤を含む水溶液とHLBが3〜6である疎水性界面
活性剤を含む有機分散媒とを混合させ乳化させた後、ラ
ジカル重合触媒の存在下、温度30〜100℃で重合さ
せることを特徴とする油中水型水膨潤性重合体エマルジ
ョンの製造方法である。
作用 以下本発明をさらに詳しく説明する。
水溶性ビニル単量体としては、(メタ)アクリルアミド
、(メタ)アクリル酸、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン醜、スチレンス
ルホン醜、イタコン酸、マレイン酸、フマール醜、アリ
ールスルホン酸、メ。
チルビニルエーテル等があげられる。
これらの中アクリル酸、アクリルアミド、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸が好ましく、こ
れらを1種又は2種以上用いられる。
又水溶性ビニル単量体に対し、アニオン性単量体を使用
すると吸水性が向上することがある。ただし高塩水(た
とえば、1%NaC1液)の場合、却って低下すること
もある。このアニオン性単量体の混合量は水溶性ビニル
単量体に対し10モル%以上であり、10モル%未満で
は一般的に得られる油中水型膨潤性重合体(w/aエマ
ルジョン)の吸水量が低下する。
また7ニオン性単量体はHa” 、 K” 、  8H
4+等のアルカリ塩として中和して使用することが好ま
しく、その中和度としては50〜100モル%、好まし
くは60〜100モル%であり、50モル%未満では得
られる重合体の吸水量が低下するので好ましくない。
架橋剤としては、N、N’−メチレンビスアクリルアミ
ド、ジアリルフタレート、ジビニルベンゼン、 (ポリ
)エチレングリコールレジ(メタ)アクリレート等があ
げられ、これらの中N、N’−メチレンビスアクリルア
ミドが好ましい、その添加量は水溶性ビニル単量体に対
し0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量
%であり、0.005重量%未満では得られる重合体の
一部が可溶化し。
5重量%超では吸水能が低下する。
有機分散媒としては、脂肪族、脂環族及び芳香族の炭化
水素を単独又は併用して用いられる。その添加量として
は得られるW10エマルジョンに対して20〜50重量
%、好ましくは20〜30重量%である。 20ffi
1%未満では得られるエマルジョンの安定性が不良であ
り、50重量%超では重合体純分の減少、界面活性剤使
用量の増加等経済的に不利となる。
疎水性界面活性剤としてはHLBが3〜6であるソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸
エステル、高級アルコールのEO付加物及びグリセリン
脂肪酸等の非イオン系界面活性剤があげられ、これらの
中ソルビタンモノオレエートが好ましい、その添加量は
得られるW10エマルジョンに対して0.5〜5正量%
、好ましくは1〜3ffi量%である。0.5重量%未
満では粒子の分散が不十分であり、5重量%超では粒子
径が細かくなりすぎ、また経済性にも不利である。
水系用途に使用する場合は、油中水型から水中油型のエ
マルジョンに転相する必要があり、そのため、親木性界
面活性剤を加える。親木性界面活性剤としてはHLBが
10以上であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル等の非
イオン系界面活性剤があげられ、これらの中でポリオキ
シエチレンラウリルエーテル及びポリオキシエチレンノ
ニルフェノールエーテルが好ましい、その添加量はW1
0エマルジョンに対して0.5〜5重擾%、好ましくは
1〜3重量%である。0.5重量%未満ではエマルジョ
ンの転相不十分であり、5重量%超では発泡外大で、経
済性にも不利である。
以上説明した材料を用いてラジカル重合により賛10エ
マルジョンとするが、本発明においては重要なことは重
合用材料を乳化した後、ラジカル重合触媒により重合さ
せる点にあり、このように操作することによって平均粒
子径10ILm以下の重合体を含むエマルジョンが得ら
れ、これは安定でしかも低粘度でありポンプ移送が容易
である。
次に本発明のW10エマルジョンの製法について説明す
る。
(イ)乳化物の調整 疎水性界面活性剤を含む有機分散媒中に水溶性ビニル単
量体及び架橋剤を含有する水溶液を注入し、公知の乳化
法により乳化する。好ましい乳化法としてはホモジナイ
ザーを用いることである。
(ロ)油中水型水膨潤性重合体エマルジョンの製造 (イ)によりtIR整した乳化物を攪拌しつつ減圧、常
圧又はこれらの併用により脱気しながらラジカル重合触
媒を添加し重合する。これは系中の酸素を除去し、重合
阻害要因をなくすためである。
重合温度は30〜100℃好ましくは35〜80”0で
あり、30℃未満では反応性が遅く生産性に劣る他、水
溶性部分が多くなり、  !00″C超ではw10エマ
ルジ璽ンの安定性が悪化する。
ラジカル重合触媒としては、一般的なラジカル重合触媒
が用いられ、例えばレドックス系、アゾ系、有機及び無
機過酸化物触媒があげられる6重合時間としては通常3
〜6時間程度である。これにより本発明の油中水型水膨
潤性重合体エマルジョンが得られる。
以上のようにして重合したエマルジョンにさらに、親木
性界面活性剤を添加し、攪拌すれば水素に添加した際に
容易に転相する油中水型水111ff!I性重合体エマ
ルジ膳ンを得ることができる。
実施例 以下実施例をあげてさらに本発明を具体的に説明する。
実施例I N、N”−メチレンビスアクリルアミド0.15g+ 
 100モル%NH,+中和アクリル酸54%水溶液6
83gとパラフィン64重量%、ナフテン35重層%、
芳香族炭化水素1重量%の割合で含有する有機分散媒2
40 gに疎水性界面活性剤とじてHLBが4.3のツ
ルどタンモノオレエートIBgを加え2 ホモジナイザ
ーにて乳化させた。乳化後4つロフラスコに移し、攪拌
しながち島パージし脱気させた。
次いで、N2パージしながらラジカル重合触媒を滴加し
、温度40℃にて重合させた。必要に応じ冷却あるいは
加温操作を行なった0重合終了後、親木性界面活性剤と
してl1L812.1のポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルを27g添加し、アクリル醜−N、N’−メチレ
ンビスアクリルアミドのW10エマルジョンを得た。得
られたエマルジョンの粘度は328cps/25℃(B
型粘度計No、20−ター。
t2r、p、m、) 、平均粒径8.314mであった
このW10エマルジョンをペリスタ・バイオミニポンプ
rAC−2120型J  (IO1m■チューブ使用)
及び■中央理化製マイクロギヤーポンプ「!81型」を
用いて送液したところ、安定で定量性のある送液が可能
であった。
またポンプ通過後のエマルジョンの安定性も十分であっ
た。エマルジョンのペリスタ・バイオミニポンプ通過前
後の粒子径を第1表に示す。
(以下余白) 第1表 実施例2 実施例1で得られたW10エマルジョンをトルエンにて
10倍に希釈し厚さ0.25鳳■の不織布に含浸させた
後、トルエンを飛散させると、10−15履8/cm2
の均一にエマルジョンが含浸された不織布が得られた。
実施例3 実施例1で得たw10エマルジョン1gを溶媒型アクリ
ル塗料100 gと混合した所、非常に相溶性の良い均
一な複合物を得た。
実施例4 60モル%NH4+中和アクリル酸48g、アクリルア
ミド233g、 N、 N ′−メチレンビスアクリル
アミド2.8gを含有する42%水溶液を実施例1と同
様に重合後、親木性界面活性剤としてHLB 12.1
のポリオキシエチレンラウリルエーテルを25g添加し
、アクリル酸−アクリルアミド−N、N’−メチレンビ
スアクリルアミドのW10エマルジ茸ンを得た。得られ
たエマルジョンは粘度311cpg/25℃(B型粘度
計No、20−ター、12r、p、m、) 、平均粒径
9.921L腸であった。
実施例5 100モル%Na” 中和2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸80g、アクリルアミド220
g、 N、 N ’−メチレンビスアクリルアミド0.
3gを含有する40%水溶液を実施例2と同様に操作し
、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
−アクリルアミド−N、N”−メチレンビスアクリルア
ミドのW/aエマルジョンを得た。得られたエマルジョ
ンの粘度は318cps/25℃(B型粘度計No、2
0−ター、12r、p、s、)。
発明の効果 本発明のW10エマルジョンは、経時安定性に優れ低粘
性でポンプ移送可能であり、取り扱い時の微粉発生がな
く作業環境が向上する他、機械注入でき、含浸、塗工、
有機溶媒及び有機物質との均−混合等の加工性に優れた
ものである。
又本発明の製法は、水溶性ビニル単量体と架橋剤とから
なる水溶液と疎水性界面活性剤を含む有機分散媒とを乳
化させた後、ラジカル重合させる方法であるので、煩雑
な操作を必要とすることなく低粘性で安定なW10エマ
ルジョンが得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性ビニル単量体の1種又は2種以上及び架橋
    剤を含む水溶液とHLBが3〜6である疎水性界面活性
    剤を含む有機分散媒とを混合させ乳化させた後、ラジカ
    ル重合触媒の存在下、温度30〜100℃で重合させる
    ことを特徴とする油中水型水膨潤性重合体エマルジョン
    の製造方法。
  2. (2)油中水型水膨潤性重合体エマルジョンがエマルジ
    ョンの合計重量に基づいて、水溶性ビニル単量体の1種
    又は2種以上と架橋剤とを水溶液としてこれをラジカル
    重合させて得られた重合体25〜45重量%、有機分散
    媒20〜50重量%、HLB3〜6の疎水性界面活性剤
    0.5〜5重量%を含有してなる平均粒子径10μm以
    下の油中水型水膨潤性重合体エマルジョンである特許請
    求の範囲第(1)項記載の製造方法。
JP23625086A 1986-10-06 1986-10-06 油中水型水膨潤性重合体エマルジヨンの製造方法 Pending JPS6390510A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0333473A2 (en) * 1988-03-17 1989-09-20 Mitsui-Cyanamid, Ltd. Micro-tunnelling method
JP2002114809A (ja) * 2000-08-03 2002-04-16 Hymo Corp 油中水型エマルジョン及びその使用方法
JP2020190090A (ja) * 2019-05-20 2020-11-26 大成建設株式会社 泥水式シールド工法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0333473A2 (en) * 1988-03-17 1989-09-20 Mitsui-Cyanamid, Ltd. Micro-tunnelling method
JP2002114809A (ja) * 2000-08-03 2002-04-16 Hymo Corp 油中水型エマルジョン及びその使用方法
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