JPS6389723A - 除去式アンカ−工法における定着グラウトの破砕方法および破砕装置 - Google Patents

除去式アンカ−工法における定着グラウトの破砕方法および破砕装置

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JPS6389723A
JPS6389723A JP23121686A JP23121686A JPS6389723A JP S6389723 A JPS6389723 A JP S6389723A JP 23121686 A JP23121686 A JP 23121686A JP 23121686 A JP23121686 A JP 23121686A JP S6389723 A JPS6389723 A JP S6389723A
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Yasuhiro Kishi
喜志 恭博
Seiji Naito
内藤 清司
Takeyoshi Yoshida
吉田 武良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は除去式アンカー工法における定着グラウトの破
砕方法および破砕装置に関するものである。
く本発明の目的〉 本発明は次のような除去式アンカー工法における定着グ
ラウトの破砕方法および破砕装置を提供することを目的
とする。
(イ)定着グラウトの破砕を確実に行える、除去式アン
カー工法における定着グラウトの破砕方法および破砕装
置。
(ロ)何度でも繰り返して定着グラウトを破砕できる、
除去式アンカー工法における定着グラウトの破砕方法お
よび破砕装置。
く本発明の構成〉 以下図面を参照しながら本発明の一実施例について説明
する。
くイ〉アンカーの構造 第1図に使用を終えた除去式アンカーの一例を示す。
同図において1はアンカー孔、2はpcm*等の引張材
、3は定着グラウトである。
定着グラウト3の軸心位置には、コルゲートバイブ等か
らなるシース材4が埋設しである。
定着グラウト3はこのシース材4とアンカー孔1との間
のみに充填され、シース材4の内部は空洞41が確保さ
れている。
このアンカーの造成方法を簡単に説明すると次のように
なる。(第3図) まずアンカー孔1内に有底構造のシース材4を挿入する
次にアンカー孔1とシース材4との間に複数の引張材2
を配置した後、アンカー孔1とシース材4との間にモル
タル等の定着グラウト3を充填して引張材2を定着して
緊張に供するものである。
なお、定着グラウト3を充填するとき、シース材4内に
砂等の充填材を充満させて封入しておき、定着グラウト
3の充填圧によるシース材4の変形を防止する。
そしてアンカーを除去するときはシース材4内の充填材
を除去した後次に詳述する破砕装置5をシース材4の空
洞41内に挿入して定着グラウト3を破砕することを特
徴との一つとする。
く口〉破砕装置 破砕装置5の一例を第1.2図に示す。
この破砕装置5は外装管51と破砕ビット52およびテ
ンションロッド53とからなる。
[外装管] 外装管51は有底式の中空筒からなり、その筒体の側面
に複数のスリット54を開設して形成する。
各スリット54は外装管51の軸方向に平行であって、
外装管51の円周方向に複数列を配列する。
本実施例では外装管51に円周方向のスリット54を三
列配列した場合について説明する。
外装管51の外径は、シース材4の空洞41内に挿入可
能な寸法とする。
[破砕ビット] 外装管51の円周方向の周面に配列した各スリット54
内には破砕ビット52を出入り自在に収納する。
破砕ビット52は硬質の板片からなり、外装管51内に
位置する部位にはアンカー孔1の入口に向けて絞り込ん
だ傾斜面55を形成し、外装管51の外方に位置する部
位は楔状に形成する。
[テンションロッド1 テンションロッド53は破砕ビット52を外装管51の
軸心と交差する方向に突出させるための引張強度に優れ
た棒体である。
この棒体の先端は外装管51の底面を貫通させ、棒体の
先端近くの周面途上には破砕ビット52の傾斜面55と
平行なテーパ面を有する突起部56を突出して形成する
従って、突起部56のテーパ角度と破砕ビット52の傾
斜面55の傾斜角度を選択することにより、破砕ビット
52の突出方向を変えることができる。
また、フラット面を有するテンションロッド53の他端
にはねじ山57を刻設する。
突起部56の形成間隔は、リング状に配列したスリット
54群の軸心方向の配列間隔と等しくする。
従って、テンションロッド53を牽引操作することによ
り、破砕ビット52を外装管51の局面から直角方向に
向けて突出させることができる。
くハ〉アンカーの除去方法 (1)破砕装置のセット(第4図) アンカーの使用が終了したら、破砕装置5をシース材4
の空洞41内の奥深くまで挿入する。
このとき、各破砕ビット52は外装管51の周面位置よ
り後退した状態で収納しておく。(第5図) (2)定着グラウトの破砕く第1.6図)次にアンカー
孔lの入口に支圧板6をセットするとともに、孔外に露
出するテンションロッド53にセンタホール型のジヤツ
キ7を装着してテンションロッド53を緊張する。
テンションロッド53を緊張すると、突起部56のテー
バ面を滑動する各破砕ビット52が外方に押し出されて
各破砕ビット52が一斉に外装管lの局面の直角方向に
向けて突出する。
テンションロッド53の緊張量が増す程各破砕ビット5
2の突出量も増すことになる。
外装管51の局面から突出を続ける破砕ビット52はシ
ース材4と定着グラウト3に貫入して引張材2の周囲の
定着グラウト3を破砕する。
定着グラウト各3の一部の破砕が終了したら残りを破砕
する。
そのためには、テンションロッド53を押し込んで破砕
ビット52を後退させ、次の破砕予定位置まで破砕装、
置5を移動して以上説明した破砕作業を繰り返えし行う
引張材2の周囲の定着グラウト3を破砕した結果、引張
材2に付着する定着グラウト3の付着強度は破砕以前に
比べて著しく低下する。
(3)破砕装置の撤去 所定の範囲だけ定着グラウト3を破砕したら、テンショ
ンロッド53に装着したジヤツキ7を取り外した後、破
砕装置5を撤去する。
(4)引張材の引き抜き 最後に各引張材2に緊張力を与えて撤去する。
破砕されて付着強度が低下した状態で引張材2を引き抜
くため、引張材2の引き抜きに大きな力を必要としない
くその他の実施例1〉(第7図) 前記実施例は破砕装置5をアンカーの除去時に挿入した
場合について説明したが、アンカーを造成するときに破
砕装置5を埋設しておくことも可能である。
すなわち、アンカー孔1内に引張材2と破砕装置5を挿
入した後に、定着グラウト3を充填してアンカーを造成
する。
このとき、定着グラウト3が破砕装置5内に入り込まな
いために、外装管51の全部のスリット54位置をテー
プ等で被覆して閉塞しておく必要がある。
なお、本実施例におけるアンカーの除去時の作業動作は
前記した実施例と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例によれば、前記実施例のようなシース材4は不
要となり、また開設するアンカー孔1の口径も縮小でき
るという利点がある。
くその他の実施例2〉 破砕ビット52を押し出すその他の手段とじて例えば第
8図に示すように周面に球状の突起部56を突設したテ
ンションロッド53を使用して行うこともできる。
また、テンションロッド53を外装管51の底側に押し
たときに破砕ビット52が突出するよう構成しても良い
この場合、破砕ビット52の傾斜面55およびテーパ状
の突起部56の傾斜方向をアンカー孔1の底部に向けて
縮径する方向に形成してお(必要がある。
テンションロッド53を押し込む場合の破砕装置5の一
例を第9図に示す。
本例の場合、両端を閉塞した外装管51を使用し、この
外装管51内にジヤツキ8を収納する。
従って、テンションロッド53を押し込むための反力は
外装管51で受けることになる。
なお、図中9は連結具である。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
得ることができる。
(イ)アンカーの中心軸の直交する方向に向けて集中し
て破砕力を作用できるので、定着グラウトを確実に破砕
できる。
(ロ)定着グラウトの破砕が不十分な場合には繰り返し
何度でも破砕作業が行える。
(ハ)定着グラウトの破砕面に対し、直交方向に集中し
て破砕力を作用させるので、テンションロッドの負担が
軽減される。
しかも、テンションロッドとしてt14線より高強度の
棒体を使用するから、相当に大きな引張力あるいは圧縮
力を与えても破断することがない。
従って、定着グラウトの破砕に限界がない。
(ニ)破砕ビットおよびテンションロッドの摺動面の傾
斜角度を選択することにより、破砕ビットによる押出し
力の増減を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係るアンカー除去時の断面説明第2図
:破砕装置の先端部の説明図 第3図:アンカー造成時の説明図 第4図:破砕装置の据え付は時の説明図第5図:第4図
のV−■の断面図 第6図:第1図のVl−Vlの断面図 第7図:その他の実施例の説明図 第8図:その他のテンションロッドを用いた破砕装置の
説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アンカー定着部の定着グラウト内に、アンカーの
    中心軸に対してほぼ直交方向に向けて突出および後退自
    在のビット群を有する破砕装置を位置させ、 前記ビット群を突出させて引張材の周囲の定着グラウト
    を破砕する、 除去式アンカー工法における定着グラウトの破砕方法
  2. (2)定着グラウトからアンカー孔外までの長さを有し
    、 かつ周面に複数のスリットを開設した外装管と、 前記各スリット内に収容した板状のビットと、外装管内
    に挿入され、 周面に突起部を有するテンションロッドとからなり、 前記テンションロッドの突起部の外周にビットを位置さ
    せ、 テンションロッドを引張または圧縮して外装管の周面か
    らビットをアンカーの中心軸に対して直交する方向に向
    けて突出可能に構成した、 破砕装置
JP23121686A 1986-10-01 1986-10-01 除去式アンカ−工法における定着グラウトの破砕方法および破砕装置 Expired - Fee Related JPH0747849B2 (ja)

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JPS6389723A true JPS6389723A (ja) 1988-04-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057158A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Sanshin Corp 破砕装置と除去式芯材及び補強土工法と芯材除去方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008057158A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Sanshin Corp 破砕装置と除去式芯材及び補強土工法と芯材除去方法

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