JPS638950Y2 - - Google Patents

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JPS638950Y2
JPS638950Y2 JP3342981U JP3342981U JPS638950Y2 JP S638950 Y2 JPS638950 Y2 JP S638950Y2 JP 3342981 U JP3342981 U JP 3342981U JP 3342981 U JP3342981 U JP 3342981U JP S638950 Y2 JPS638950 Y2 JP S638950Y2
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JP
Japan
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case
instrument
musical instrument
plate
bottom plate
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JP3342981U
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JPS57148196U (ja
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気ピアノ等の重量物の楽器の運搬
用ケースに関する。
従来、電気ピアノ等の楽器は150Kg前後の重量
があるので、これを運搬するには、第1図示のよ
うに、張弦したフレームを収容した第1のケース
aと、鍵盤、アクシヨンを収納した第2のケース
bと、脚c及び支柱パイプdに分けて、第1のケ
ースa,第2のケースb並びに脚c及び支柱パイ
プdのそれぞれを別個に運搬用ケースに収納して
行う。すなわち、第2図示のように、例えば第2
のケースbを、底板eに補強板fを介してキヤス
タgを設けた下部ケースhに、ウレタン等のパツ
ド材iを介して収納し、該第2のケースbの上部
にパツド材iを介して上部ケースjを覆せ、掛止
め錠kで上部ケースj及び下部ケースhを結合す
る。
しかし、この従来例は、楽器を第1のケース
a、第2のケースb並びに脚c及び支柱パイプd
に分割するため、該ケースa,bの開口部を保護
するための遮蔽ぶた1が必要になるとともに、第
1のケースa,第2のケースbともにそれぞれ自
体の機械的強度を大きくしなければならず、ま
た、楽器の組立時において、第2のケースbに棚
板を上に向けた状態で脚c及び支柱パイプdを取
付け、しかる後反転させて第1のケースaを載置
し、金具等で固定する必要があるので、多くの工
程を要し、組立て、分解に多くの手間と時間が必
要である。
更に、この楽器本体の第1のケースa及び第2
のケースbを、運搬用ケースである、上部ケース
j及び下部ケースhに完全に収納するので、(A)運
搬用ケースに収納する際、60Kg前後の重量がある
第1のケースa,第2のケースbを下部ケースh
の高さ以上に持上げなければならず、かなりの体
力が要する、(B)運搬用ケース自体の強度を上げる
必要があり、各コーナー部にチヤンネル材等の補
強が必要となつて、ケースの重量が大きくなる、
(C)キヤスターgを下部ケースhに取付ける必要が
ある等、運搬用ケース自体にも不都合があつた。
本考案は、重量のある楽器の運搬時の形態に改
良を加えて、その運搬時又はセツト時における前
述の欠点を解消したことに伴い、それに用いて好
適な、前述のような不都合のない楽器運搬用ケー
スを提供することをその目的とするもので、楽器
上面に対向する板2を有する上部ケース1と、楽
器下部に設けたキヤスターの通し溝3を有する底
板4及び少くとも1枚が取外し自在の側板5で形
成された下部ケース6とから成り、前記上部ケー
ス1及び下部ケース6の組立時において、その壁
板が緩衝材7を介して楽器に圧接するようにした
ことを特徴とする。
第3図及び第5図は運搬用ケースに収納する、
セツト時及び運搬時の電気ピアノ等の鍵盤楽器8
を示す。
楽器本体8−1の底部の棚板の前部に設けられ
る前脚9は棚板に対し屈折自在になつており、セ
ツト時前脚固定用ナツト10で固定される。棚板
の後部に設けられる後脚11はヒンヂ部材12に
より楽器本体8−1に取付けられ、その下端に、
下面にキヤスター13を設けて脚土台14が取付
けられる。15は前脚9及び後脚11に回転自在
に軸着された回転用ステーである。
第4図は本考案の楽器運搬用ケースを示し、上
部ケース1は楽器本体8−1の起立時の上面に対
向する面2を有し、下部ケース6に蝶番16で連
結される。下部ケース6は、前記楽器の脚土台1
4の下面に設けられたキヤスター13が嵌合する
溝3が設けられた底板4と、その前部に分離自在
の蝶番17で連結されて取外し可能な側板5−1
及び底板4に固定された側板5−2,5−3,5
−4とより成る。該側板5−1にはウレタン・フ
オーム等の緩衝材7が固着され、上部ケース1の
側板1−2,1−4と下部ケース6の側板5−
2,5−4には上部ケース1固定用掛止め錠1
8、下部ケース6の側板5−1と5−2,5−4
には側板5−1固定用掛止め錠19が取付けら
れ、底板4には小型キヤスター20が設けられ
る。そして上部ケース1及び下部ケース6の組立
時における内部空間の上下方向の長さは、楽器8
の脚土台14の下面と起立時の楽器本体8−1の
上面に載せる緩衝材上面間の長さより若干短かく
し、また底板4の上面の高さは、前記楽器8の脚
土台14の下面より低くする。
かくして、第3図示のセツトされた鍵盤楽器8
を運搬するときは、先ず前脚9の前脚固定用ナツ
ト10の螺合を解いて前脚9を屈折可能にした
後、楽器本体8−1を後脚11上端のヒンヂ部材
12を中心にして第5図示のように起立する。次
いで、上部ケース1を反転させ且つ側板5−1を
外した下部ケース6を、該楽器8の後方から小型
キヤスター20で転がして、下部ケース6の底板
4を第5図の破線で示すように脚土台14の下部
に挿入する。次に側板5−1の下部を螺番17に
より底板4と結合して矢印のように起立させ、掛
止め錠19で側板5−2,5−4に固定し、第6
図示のように、下部ケース6の側板5−1〜5−
4と楽器8間に緩衝材7を挿入し、楽器本体8−
1の上部に緩衝材7を載せて後、上部ケース1を
矢印のように楽器本体8−1に覆せ、掛止め錠1
8により下部ケース6に固定する。しかる時は、
下部ケース6の底板4及び側板5−1〜5−4並
びに上部ケース1の板2及び側板1−1〜1−4
等の壁板は、脚土台14の下面に直接並びに楽器
本体8−1の側面及び上面に緩衝材7を介してそ
れぞれ圧接する。
このように本考案によるときは、楽器上面に対
向する板2を有する上部ケース1と、楽器下部に
設けたキヤスターの通し溝3を有する底板4及び
少くとも1枚が取外し自在の側板5から成る下部
ケース6とより成り、前記上部ケース1及び下部
ケース6の組立時において、その壁板が緩衝材7
を介して楽器本体に圧接するようにしたので、運
搬用ケース自体に楽器本体の重量を支える必要が
なく、しかも楽器本体の持つ剛性を利用して運搬
用ケースとしての必要強度が得られるため、従来
のものに比して重量は1/3以下になり、しかも運
搬時及びセツト時に楽器本体を持上げることなく
収納又は取出すことができるので、極めて作業性
がよい楽器運搬用ケースを得ることができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鍵盤楽器の分解斜視図、第2図
は第1図の分解された楽器ケースを収納した運搬
用ケースの断面図、第3図は本考案の運搬用ケー
スに収納する鍵盤楽器の斜視図、第4図は本考案
の楽器運搬用ケースの一例の展開斜視図、第5図
は本考案の運搬用ケースで鍵盤楽器を収納する過
程の説明図、第6図は鍵盤楽器を収納した本考案
の楽器運搬用ケースの断面図である。 1……上部ケース、2……板、3……キヤスタ
ーの通し溝、4……底板、5……側板、6……下
部ケース、7……緩衝材、8……楽器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楽器上面に対向する板2を有する上部ケース1
    と、楽器下部に設けたキヤスターの通し溝3を有
    する底板4及び少くとも1枚が取外し自在の側板
    5で形成された下部ケース6とから成り、前記上
    部ケース1及び下部ケース6の組立時において、
    その壁板が緩衝材7を介して楽器に圧接するよう
    にしたことを特徴とする楽器運搬用ケース。
JP3342981U 1981-03-12 1981-03-12 Expired JPS638950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3342981U JPS638950Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3342981U JPS638950Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57148196U JPS57148196U (ja) 1982-09-17
JPS638950Y2 true JPS638950Y2 (ja) 1988-03-16

Family

ID=29830783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3342981U Expired JPS638950Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JP (1) JPS638950Y2 (ja)

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JPS57148196U (ja) 1982-09-17

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