JPS638882B2 - - Google Patents
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- JPS638882B2 JPS638882B2 JP56087099A JP8709981A JPS638882B2 JP S638882 B2 JPS638882 B2 JP S638882B2 JP 56087099 A JP56087099 A JP 56087099A JP 8709981 A JP8709981 A JP 8709981A JP S638882 B2 JPS638882 B2 JP S638882B2
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- JP
- Japan
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- concrete block
- projecting
- shielding plate
- less
- steel
- Prior art date
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- Expired
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 22
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- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims 2
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Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
本発明は住居の周囲に設置する門、塀、壁等の
材料として用いるコンクリートブロツクの表面を
自然岩石風に加工する方法に関する。 従来、コンクリートブロツクの表面を自然岩石
風に加工する場合は、タガネやハンマーを用いて
手作業で行つたり、機械で鋼鉄製の粒子を投射し
たりしていた。しかし、前者の方法は手間がかか
つてコスト高となるし、作業環境上からも問題が
ある。後者の方法は機械によつて作業を行う点で
効率もよく、また機械に適当な吸塵装置を設ける
ことで環境問題も解決できることから望ましい方
法ではあるが、この場合、コンクリートブロツク
の表面が一様に研削されるだけで表面に顕著な凹
凸を形成することができず、自然岩石らしく見え
ない欠点があつた。本発明は上記の事情に鑑み、
コンクリートブロツクの表面を効率よく、かつ自
然岩石風に加工する方法を提供することを目的と
して完成されたものである。 以下本発明を図示例によつて説明すると、第1
図において1はコンクリートブロツクであり、骨
材として5〜10m/mφの火山岩2の小石や天然
軽石3が含まれている。 まず、該コンクリートブロツク1の表面に一定
粒径の鋼粒を一定の速度ならびに密度で投射する
と、第2図で示すように火山岩2や天然軽石3が
露出し、表面が若干凹凸になる(以下本工程を第
1工程と呼ぶ)。 次に、上記コンクリートブロツク1の表面に第
4図に示すような、その表面に適当な数の孔5を
穿つたゴム又は合成樹脂製の遮蔽板4を乗せ、そ
の上から鋼粒を第1工程よりも高い密度で投射す
ると、第3図に示すように遮蔽板4の孔5の部分
だけが深く凹状に穿たれ、遮蔽板4で遮蔽された
部分は、そのままの状態で残されるから全体とし
て凹凸の差が大きく、かつ、表面に火山岩2や天
然軽石3が露出したコンクリートブロツク1が得
られる(以下本工程を第2工程と呼ぶ)。 なお、上記第1及び第2工程の作業において、
投射された鋼粒及び研掃除去されたコンクリート
ブロツクの細片ならびに小粒石は吸引式等の鋼粒
回収装置により回収されて研掃処理面上から除去
されると共に、鋼粒のみ分離されて再使用に供さ
れる。 また、上記作業における鋼粒の投射条件は、数
次にわたるテストの結果、次のような数値のもの
が適当と認められる。すなわち第1工程では、鋼
粒の粒径が0.8〜3.0m/m、投射速度が60m/sec
以上、投射密度が30Kg/m2以上100Kg/m2未満の
範囲内、第2工程では鋼粒の粒径及び投射速度は
第1工程と変らず、投射密度が100Kg/m2以上500
Kg/m2以下の範囲内である。 いま、鋼粒の粒径を0.8m/m以下にすると、
研掃除去されるコンクリート細片ならびに小粒石
と鋼粒との比重の差が小さくなり、粒子をその比
重差によつて分離する風選式分級装置を用いる場
合は、これら小粒子を回収した後、鋼粒のみを分
離することが困難になる。また、鋼粒の粒径を
3.0m/m以上にすると火山岩の小石や天然軽石
が欠けたり割れたりする。 次に、鋼粒の投射速度を50m/sec以下にする
と、研削能力が低下し、短時間に適度の表面粗さ
を得ることが困難である。 さらに、第1工程における鋼粒の投射密度が30
Kg/m2以下の場合は、火山岩の小石や天然軽石が
十分露出せず、また100Kg/m2以上で投射しても
若干の凹凸状のまま研削が進むだけで目立つた効
果が現われない。 次に本発明を実施例によつて説明する。 実施例 1
材料として用いるコンクリートブロツクの表面を
自然岩石風に加工する方法に関する。 従来、コンクリートブロツクの表面を自然岩石
風に加工する場合は、タガネやハンマーを用いて
手作業で行つたり、機械で鋼鉄製の粒子を投射し
たりしていた。しかし、前者の方法は手間がかか
つてコスト高となるし、作業環境上からも問題が
ある。後者の方法は機械によつて作業を行う点で
効率もよく、また機械に適当な吸塵装置を設ける
ことで環境問題も解決できることから望ましい方
法ではあるが、この場合、コンクリートブロツク
の表面が一様に研削されるだけで表面に顕著な凹
凸を形成することができず、自然岩石らしく見え
ない欠点があつた。本発明は上記の事情に鑑み、
コンクリートブロツクの表面を効率よく、かつ自
然岩石風に加工する方法を提供することを目的と
して完成されたものである。 以下本発明を図示例によつて説明すると、第1
図において1はコンクリートブロツクであり、骨
材として5〜10m/mφの火山岩2の小石や天然
軽石3が含まれている。 まず、該コンクリートブロツク1の表面に一定
粒径の鋼粒を一定の速度ならびに密度で投射する
と、第2図で示すように火山岩2や天然軽石3が
露出し、表面が若干凹凸になる(以下本工程を第
1工程と呼ぶ)。 次に、上記コンクリートブロツク1の表面に第
4図に示すような、その表面に適当な数の孔5を
穿つたゴム又は合成樹脂製の遮蔽板4を乗せ、そ
の上から鋼粒を第1工程よりも高い密度で投射す
ると、第3図に示すように遮蔽板4の孔5の部分
だけが深く凹状に穿たれ、遮蔽板4で遮蔽された
部分は、そのままの状態で残されるから全体とし
て凹凸の差が大きく、かつ、表面に火山岩2や天
然軽石3が露出したコンクリートブロツク1が得
られる(以下本工程を第2工程と呼ぶ)。 なお、上記第1及び第2工程の作業において、
投射された鋼粒及び研掃除去されたコンクリート
ブロツクの細片ならびに小粒石は吸引式等の鋼粒
回収装置により回収されて研掃処理面上から除去
されると共に、鋼粒のみ分離されて再使用に供さ
れる。 また、上記作業における鋼粒の投射条件は、数
次にわたるテストの結果、次のような数値のもの
が適当と認められる。すなわち第1工程では、鋼
粒の粒径が0.8〜3.0m/m、投射速度が60m/sec
以上、投射密度が30Kg/m2以上100Kg/m2未満の
範囲内、第2工程では鋼粒の粒径及び投射速度は
第1工程と変らず、投射密度が100Kg/m2以上500
Kg/m2以下の範囲内である。 いま、鋼粒の粒径を0.8m/m以下にすると、
研掃除去されるコンクリート細片ならびに小粒石
と鋼粒との比重の差が小さくなり、粒子をその比
重差によつて分離する風選式分級装置を用いる場
合は、これら小粒子を回収した後、鋼粒のみを分
離することが困難になる。また、鋼粒の粒径を
3.0m/m以上にすると火山岩の小石や天然軽石
が欠けたり割れたりする。 次に、鋼粒の投射速度を50m/sec以下にする
と、研削能力が低下し、短時間に適度の表面粗さ
を得ることが困難である。 さらに、第1工程における鋼粒の投射密度が30
Kg/m2以下の場合は、火山岩の小石や天然軽石が
十分露出せず、また100Kg/m2以上で投射しても
若干の凹凸状のまま研削が進むだけで目立つた効
果が現われない。 次に本発明を実施例によつて説明する。 実施例 1
【表】
前記の条件で鋼粒を投射したところ、第1工程
ではコンクリートブロツクの表面に小石類が露出
し、表面粗さ(Rmax)は0.5m/mを得られ、更
に第2工程では表面粗さ(Rmax)は5.0m/mを
得られた。 実施例 2
ではコンクリートブロツクの表面に小石類が露出
し、表面粗さ(Rmax)は0.5m/mを得られ、更
に第2工程では表面粗さ(Rmax)は5.0m/mを
得られた。 実施例 2
【表】
上記の条件の場合、第1工程ではコンクリート
ブロツクの表面粗さ(Rmax)は1.0m/m、第2
工程では表面粗さ(Rmax)は3.5m/mを得られ
た。 なお、本実施例では、コンクリートブロツクの
表面に鋼粒を一様に投射する作業を最初に行い、
次に研掃された該コンクリートブロツクの表面に
遮蔽板を乗せ、その上から鋼粒を投射するという
順序を取つたが、これとは逆の順序をとつても得
られる効果はほとんで変わらない。 以上の説明によつて明らかなように、本発明に
よれば、コンクリートブロツクの表面は適確に研
掃されて、タガネ、ハンマー等により研削する場
合に比して作業能率はきわめて良好であるのは勿
論、従来の研掃方法とは異なり、コンクリートブ
ロツクの表面を自然岩石風に加工することができ
る利点を有し、業界に寄与するところきわめて大
なものがある。
ブロツクの表面粗さ(Rmax)は1.0m/m、第2
工程では表面粗さ(Rmax)は3.5m/mを得られ
た。 なお、本実施例では、コンクリートブロツクの
表面に鋼粒を一様に投射する作業を最初に行い、
次に研掃された該コンクリートブロツクの表面に
遮蔽板を乗せ、その上から鋼粒を投射するという
順序を取つたが、これとは逆の順序をとつても得
られる効果はほとんで変わらない。 以上の説明によつて明らかなように、本発明に
よれば、コンクリートブロツクの表面は適確に研
掃されて、タガネ、ハンマー等により研削する場
合に比して作業能率はきわめて良好であるのは勿
論、従来の研掃方法とは異なり、コンクリートブ
ロツクの表面を自然岩石風に加工することができ
る利点を有し、業界に寄与するところきわめて大
なものがある。
第1図〜第3図はコンクリートブロツクの加工
工程を示す縦断面図、第4図は遮蔽板の斜視図で
ある。
工程を示す縦断面図、第4図は遮蔽板の斜視図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 火山岩の小石や天然軽石を骨材として成型し
たコンクリートブロツクの表面に、粒径0.8〜
3.0m/mの鋼粒を、投射速度60m/sec以上、投
射密度30Kg/m2以上100Kg/m2未満の範囲内で投
射した後、該コンクリートブロツクの表面にゴム
又は合成樹脂製でその表面に適当な数の孔を穿つ
た遮蔽板を乗せ、その上から粒径0.8〜3.0m/m
の鋼粒を投射速度60m/sec以上、投射密度100
Kg/m2以上500Kg/m2以下の範囲内で投射するこ
とにより該コンクリートブロツクを自然岩石風に
加工することを特徴とするコンクリートブロツク
の表面処理方法。 2 火山岩の小石や天然軽石を骨材として成型し
たコンクリートブロツクの表面にゴム又は合成樹
脂製でその表面に適当な数の孔を穿つた遮蔽板を
乗せ、その上から粒径0.8〜3.0m/mの鋼粒を投
射速度60m/sec以上、投射密度100Kg/m2以上
500Kg/m2以下の範囲内で投射した後、該遮蔽板
を除去し、該コンクリートブロツクの表面に粒径
0.8〜3.0m/mの鋼粒を投射速度60m/sec以上、
投射密度30Kg/m2以上100Kg/m2未満の範囲内で
一様に投射することにより、該コンクリートブロ
ツクを自然岩石風に加工することを特徴とするコ
ンクリートブロツクの表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8709981A JPS57201612A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Surface treating method for concrete block |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8709981A JPS57201612A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Surface treating method for concrete block |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57201612A JPS57201612A (en) | 1982-12-10 |
JPS638882B2 true JPS638882B2 (ja) | 1988-02-25 |
Family
ID=13905497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8709981A Granted JPS57201612A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Surface treating method for concrete block |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57201612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0355437Y2 (ja) * | 1989-07-24 | 1991-12-10 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61291478A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-22 | 三菱セメント建材株式会社 | 建築用材の表面加工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51111229A (en) * | 1975-03-25 | 1976-10-01 | Kubota Ltd | Process for production of asbestos cement boards |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8709981A patent/JPS57201612A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51111229A (en) * | 1975-03-25 | 1976-10-01 | Kubota Ltd | Process for production of asbestos cement boards |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0355437Y2 (ja) * | 1989-07-24 | 1991-12-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57201612A (en) | 1982-12-10 |
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