JPS6388407A - 電子天びん - Google Patents
電子天びんInfo
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- JPS6388407A JPS6388407A JP23403486A JP23403486A JPS6388407A JP S6388407 A JPS6388407 A JP S6388407A JP 23403486 A JP23403486 A JP 23403486A JP 23403486 A JP23403486 A JP 23403486A JP S6388407 A JPS6388407 A JP S6388407A
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- Japan
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- signal
- reference voltage
- range
- pulse
- balance
- Prior art date
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は複数の測定レンジを有する、いわゆるマルチレ
ンジ式の電子天びんに関する。
ンジ式の電子天びんに関する。
〈従来の技術〉
電磁力平衡型の電子天びんにおいては、一般に、荷重と
平衡する電磁力を発生するに要したフォースコイル電流
を、抵抗によって電圧に変換し、その電圧のデジタル化
データから荷重の大きさを決定して計量値を表示する。
平衡する電磁力を発生するに要したフォースコイル電流
を、抵抗によって電圧に変換し、その電圧のデジタル化
データから荷重の大きさを決定して計量値を表示する。
このような電子天びんにおいてマルチレンジを実現する
ためには、従来、第4図に示すような構成を採るのが一
般的である。
ためには、従来、第4図に示すような構成を採るのが一
般的である。
すなわち、フォースコイル41と永久磁石42等からな
る電磁力発生装置による電磁力を、皿43上の荷重と平
衡させるべく、変位検出器44の出力信号を増幅器45
を介してPID制御部46に入力して位相補正した後、
その信号に応じた電流をフォースコイル41に流す。こ
のとき、フォースコイル41に流れる電流の大きさは皿
43上の荷重と比例したものとなるから、この電流を、
複数の測定レンジそれぞれに対応してレンジ切換スイッ
チ47により選択自在の出力抵抗R,−R3に流して電
圧に変換し、ノイズ除去用のローパスフィルタ48を通
してA−D変換器49によりデジタル化して、演算部5
0で荷重値に換算して表示器51に表示する。ここで、
演算部50においては、レンジ切換スイッチ48の選択
状況に応じて、レンジ比率に対応する係数をデータに乗
じ、荷重値に変換する。
る電磁力発生装置による電磁力を、皿43上の荷重と平
衡させるべく、変位検出器44の出力信号を増幅器45
を介してPID制御部46に入力して位相補正した後、
その信号に応じた電流をフォースコイル41に流す。こ
のとき、フォースコイル41に流れる電流の大きさは皿
43上の荷重と比例したものとなるから、この電流を、
複数の測定レンジそれぞれに対応してレンジ切換スイッ
チ47により選択自在の出力抵抗R,−R3に流して電
圧に変換し、ノイズ除去用のローパスフィルタ48を通
してA−D変換器49によりデジタル化して、演算部5
0で荷重値に換算して表示器51に表示する。ここで、
演算部50においては、レンジ切換スイッチ48の選択
状況に応じて、レンジ比率に対応する係数をデータに乗
じ、荷重値に変換する。
なお、天びん全体としての温度係数を零に調整するため
に、A−D変換器49の基準電圧入力信号を発生する基
準電圧発生回路52は、例えば第5図に示すように構成
され、永久磁石42の温度係数と等しい温度係数を作る
べく、ツェナーダイオード53の電圧を、温度センサ例
えばダイオードの順方向電圧の温度による降下を利用し
て、温度によって変化させ、永久磁石42の温度係数に
対応して変化する電圧Etを作ってA−D変換器490
基準電圧として供給する。この電圧E、の変化率の調整
は、可変抵抗55により、通常、現物合わせで行われる
。
に、A−D変換器49の基準電圧入力信号を発生する基
準電圧発生回路52は、例えば第5図に示すように構成
され、永久磁石42の温度係数と等しい温度係数を作る
べく、ツェナーダイオード53の電圧を、温度センサ例
えばダイオードの順方向電圧の温度による降下を利用し
て、温度によって変化させ、永久磁石42の温度係数に
対応して変化する電圧Etを作ってA−D変換器490
基準電圧として供給する。この電圧E、の変化率の調整
は、可変抵抗55により、通常、現物合わせで行われる
。
〈発明が解決しようとする問題点〉
以上のような従来の電子天びんにおいては、出力抵抗R
l”’ Rsとして極力温度係数の小さい抵抗が用いら
れるが、多少の相異があり、ある測定レンジで天びん全
体としての温度係数を零に調整しても、他の測定レンジ
では必ずしも零にならないという問題があり、特に高精
度の天びんではその影響は大きい。
l”’ Rsとして極力温度係数の小さい抵抗が用いら
れるが、多少の相異があり、ある測定レンジで天びん全
体としての温度係数を零に調整しても、他の測定レンジ
では必ずしも零にならないという問題があり、特に高精
度の天びんではその影響は大きい。
そのため、従来、例えば第5図に示すような調整手段を
、各レンジごとに設ける等の必要が生ずる。
、各レンジごとに設ける等の必要が生ずる。
なお、従来、大レンジの零近傍を拡大して表示し、小レ
ンジとする方式の電子天びんがあるが、S/Hの点で不
利である。
ンジとする方式の電子天びんがあるが、S/Hの点で不
利である。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、マルチレンジ式
の電子天びんにおいて、任意の一つのレンジで温度係数
を調整すれば、他のレンジは個別に調整することなくそ
の温度係数が零となり、また、同時に一つのレンジでス
パン校正を行えば、他のレンジについてもスパン校正が
なされるような電子天びんの提供を目的としている。
の電子天びんにおいて、任意の一つのレンジで温度係数
を調整すれば、他のレンジは個別に調整することなくそ
の温度係数が零となり、また、同時に一つのレンジでス
パン校正を行えば、他のレンジについてもスパン校正が
なされるような電子天びんの提供を目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する
第1図を参照しつつ説明すると、本発明は、荷重と平衡
する電磁力を発生するフォースコイル1および永久磁石
を備えた電磁力平衡部と、フォースコイル1への供給電
流を制御する電流制御部(例えば変位センサ2、増幅器
3、PID制御部4)と、この供給電流の大きさに基づ
く信号をデジタル化するデジタル化手段(例えばA−D
変換器6)と、そのデジタル化された信号から荷重の大
きさを決定する演算手段(演算部7)を備えた天びんに
おいて、複数の測定レンジを選択的に切換えるためのレ
ンジ切換手段(切換スイッチ14a、14b)と、基準
電圧発生源10と、その基準電圧発生源10からの出力
電圧をレンジ切換手段(14a、14b)により選択さ
れた測定レンジに応じたパルス幅を有するパルス列に変
換する基準電圧パルス化手段(例えばスイッチ素子11
、パルス成形器12、発振器13)と、このパルス列を
入力するローパスフィルタ9を備え、ローパスフィルタ
9の出力をデジタル化手段6の基準電圧入力信号とした
ことによって、特徴づけられる。
第1図を参照しつつ説明すると、本発明は、荷重と平衡
する電磁力を発生するフォースコイル1および永久磁石
を備えた電磁力平衡部と、フォースコイル1への供給電
流を制御する電流制御部(例えば変位センサ2、増幅器
3、PID制御部4)と、この供給電流の大きさに基づ
く信号をデジタル化するデジタル化手段(例えばA−D
変換器6)と、そのデジタル化された信号から荷重の大
きさを決定する演算手段(演算部7)を備えた天びんに
おいて、複数の測定レンジを選択的に切換えるためのレ
ンジ切換手段(切換スイッチ14a、14b)と、基準
電圧発生源10と、その基準電圧発生源10からの出力
電圧をレンジ切換手段(14a、14b)により選択さ
れた測定レンジに応じたパルス幅を有するパルス列に変
換する基準電圧パルス化手段(例えばスイッチ素子11
、パルス成形器12、発振器13)と、このパルス列を
入力するローパスフィルタ9を備え、ローパスフィルタ
9の出力をデジタル化手段6の基準電圧入力信号とした
ことによって、特徴づけられる。
く作用〉
皿上の荷重に比例した、フォースコイル1に流れる電流
は、出力抵抗Rによって電圧に変換されてA−D変換器
6に導かれるが、このA−D変換器6において、基準電
圧入力信号の大きさが選択された測定レンジに応じて変
化され、これによって演算部7に供給されるデジタルデ
ータが測定レンジに応じた値となる。従って、唯一の出
力抵抗Rを用いて測定レンジの複数化が可能となり、任
意レンジにおいて天びん全体の温度係数を零に調整する
ことにより、他レンジでの調整は全く不要となる。
は、出力抵抗Rによって電圧に変換されてA−D変換器
6に導かれるが、このA−D変換器6において、基準電
圧入力信号の大きさが選択された測定レンジに応じて変
化され、これによって演算部7に供給されるデジタルデ
ータが測定レンジに応じた値となる。従って、唯一の出
力抵抗Rを用いて測定レンジの複数化が可能となり、任
意レンジにおいて天びん全体の温度係数を零に調整する
ことにより、他レンジでの調整は全く不要となる。
同様に、唯一の出力抵抗Rによりフォースコイル1に流
れる電流を電圧に変換するから、任意レンジでスパン校
正を行えば、他レンジでの校正が不要となる。
れる電流を電圧に変換するから、任意レンジでスパン校
正を行えば、他レンジでの校正が不要となる。
〈実施例〉
本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。
なお、この実施例においては、電磁力発生装置、皿およ
び変位センサの構成は第4図に示すものと同様であって
、第1図において要部でないものは省略する。
び変位センサの構成は第4図に示すものと同様であって
、第1図において要部でないものは省略する。
フォースコイル1に流れる電流は、変位センサ2の出力
を増幅器3を介してPID制御部4に入力して得られる
信号に基づいて決定される。この電流は出力抵抗Rによ
って電圧信号に変換され、ノイズ除去用のローパスフィ
ルタ5を経てA−D変換器6に入力される。
を増幅器3を介してPID制御部4に入力して得られる
信号に基づいて決定される。この電流は出力抵抗Rによ
って電圧信号に変換され、ノイズ除去用のローパスフィ
ルタ5を経てA−D変換器6に入力される。
A−D変換器6の出力は演算部7に採り込まれ、ここで
荷重値に換算されて表示器8に計量値として表示される
。
荷重値に換算されて表示器8に計量値として表示される
。
A−D変換器6に供給される基準電圧信号は、基準電圧
発生源10からの直流電圧信号をスイッチ素子11の0
N10FFによってパルス化し、そのパルス信号をロー
パスフィルタ9で再び直流化して得ている。スイッチ素
子11の開閉タイミングは、パルス成形器12からの出
力信号によって決定される。そのパルス成形器12は、
タイミング信号発生器13からの一定周期のタイミング
信号から、切換スイッチ14aの選択状況に応じたデユ
ーティ比の方形波信号を出力する回路で、従ってローパ
スフィルタ9には、切換スイッチ14aの選択状況に応
じたパルスデューティ比を有する、一定周期、かつ、基
準電圧発生源10の出力電圧に等しい波高を有するパル
ス信号が入力されることになる。この切換スイッチ14
aは、演算部7の係数を変化させるスイッチ14bと連
動しており、これらによって測定レンジ切換手段を形成
している。すなわち、切換スイッチ14a (14b)
を切換えることによって、A−D変換器6には各測定レ
ンジに応じた比率で変化する基準電圧が供給され、同時
に、演算部7にはその比率に応じた係数が与えられる。
発生源10からの直流電圧信号をスイッチ素子11の0
N10FFによってパルス化し、そのパルス信号をロー
パスフィルタ9で再び直流化して得ている。スイッチ素
子11の開閉タイミングは、パルス成形器12からの出
力信号によって決定される。そのパルス成形器12は、
タイミング信号発生器13からの一定周期のタイミング
信号から、切換スイッチ14aの選択状況に応じたデユ
ーティ比の方形波信号を出力する回路で、従ってローパ
スフィルタ9には、切換スイッチ14aの選択状況に応
じたパルスデューティ比を有する、一定周期、かつ、基
準電圧発生源10の出力電圧に等しい波高を有するパル
ス信号が入力されることになる。この切換スイッチ14
aは、演算部7の係数を変化させるスイッチ14bと連
動しており、これらによって測定レンジ切換手段を形成
している。すなわち、切換スイッチ14a (14b)
を切換えることによって、A−D変換器6には各測定レ
ンジに応じた比率で変化する基準電圧が供給され、同時
に、演算部7にはその比率に応じた係数が与えられる。
なお、基準電圧発生源10は、第5図に示すような従来
と同等の回路が充てられる。
と同等の回路が充てられる。
以上の本発明実施例によると、各測定レンジ相互の比率
、つまりレンジ比率は、ローパスフィルタ9に入力され
るパルス信号のデユティ比と、演算部7で使用する係数
よって決定され、すなわち純デジタル系によって決定さ
れ、更に出力抵抗Rは各測定レンジで共通の唯一個を用
いているから、この出力抵抗Rと電磁力発生装置の永久
磁石の温度係数に基づいて、例えば第5図に示す基準電
圧発生回路中の可変抵抗55によって、天びん全体とし
ての温度係数が零となるよう任意のレンジで調整すれば
、測定レンジを切換えてもその調整がずれることがない
。
、つまりレンジ比率は、ローパスフィルタ9に入力され
るパルス信号のデユティ比と、演算部7で使用する係数
よって決定され、すなわち純デジタル系によって決定さ
れ、更に出力抵抗Rは各測定レンジで共通の唯一個を用
いているから、この出力抵抗Rと電磁力発生装置の永久
磁石の温度係数に基づいて、例えば第5図に示す基準電
圧発生回路中の可変抵抗55によって、天びん全体とし
ての温度係数が零となるよう任意のレンジで調整すれば
、測定レンジを切換えてもその調整がずれることがない
。
同様な理由により、任意の測定レンジにおいてスパン校
正を施せば、他のレンジにおいても自動的に校正される
ことになる。
正を施せば、他のレンジにおいても自動的に校正される
ことになる。
第2図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
この実施例は、パルス幅変調方式の電磁力平衡型天びん
に本発明を通用した例を示しており、第2図においては
、同一構成部材は第1図と同一の符号を付してその説明
を省略する。
に本発明を通用した例を示しており、第2図においては
、同一構成部材は第1図と同一の符号を付してその説明
を省略する。
この方式では、基本的に、一定の電流をパルス幅変調器
21により荷重に応じたパルスデューティ比のもとにフ
ォースコイル1に流すことによって、電磁力を荷重につ
り合わせ、このときのパルスデューティ比を、このパル
スがHレベル時におけるクロック発振器22からのクロ
ックパルス数をカウンタ23で計数することによって計
測し、荷重データとして演算部7に供給する方式である
。
21により荷重に応じたパルスデューティ比のもとにフ
ォースコイル1に流すことによって、電磁力を荷重につ
り合わせ、このときのパルスデューティ比を、このパル
スがHレベル時におけるクロック発振器22からのクロ
ックパルス数をカウンタ23で計数することによって計
測し、荷重データとして演算部7に供給する方式である
。
この方式の電子天びんでは、従来、定電流回路24に基
準電圧発生源10からの基準電圧を供給して、抵抗R等
によってこの電圧に応じた電流を発生しており、この方
式においてマルチレンジを達成するには、従来は抵抗R
を複数個設けて、これを切換えるとともに演算部7にお
ける係数を切換えており、第4図に示した方式の従来の
電子天ぴんと同様な問題があった。
準電圧発生源10からの基準電圧を供給して、抵抗R等
によってこの電圧に応じた電流を発生しており、この方
式においてマルチレンジを達成するには、従来は抵抗R
を複数個設けて、これを切換えるとともに演算部7にお
ける係数を切換えており、第4図に示した方式の従来の
電子天ぴんと同様な問題があった。
さて、この方式の電子天びんに本発明を適用する場合、
第2図に示すように、マルチレンジであっても唯一個の
抵抗Rを用いる。そして、基準電圧発生源10からの基
準電圧信号を、第1図の実施例と同様、パルス成形器1
2、スイッチ素子11により、切換スイッチ14aの切
換によってデユーティ比が可変のパルス信号に変換し、
その信号を再びローパスフィルタ9によって直流化して
、その直流電圧信号を定電流回路24の基準電圧信号と
して供給する。つまり、定電流回路24の抵抗Rを変え
ずに、基準電圧信号をパルス化してそのデユーティ比を
変化させるという、純デジタル系に基づく回路によって
変化させており、第1図の実施例と同様な作用効果を得
る。
第2図に示すように、マルチレンジであっても唯一個の
抵抗Rを用いる。そして、基準電圧発生源10からの基
準電圧信号を、第1図の実施例と同様、パルス成形器1
2、スイッチ素子11により、切換スイッチ14aの切
換によってデユーティ比が可変のパルス信号に変換し、
その信号を再びローパスフィルタ9によって直流化して
、その直流電圧信号を定電流回路24の基準電圧信号と
して供給する。つまり、定電流回路24の抵抗Rを変え
ずに、基準電圧信号をパルス化してそのデユーティ比を
変化させるという、純デジタル系に基づく回路によって
変化させており、第1図の実施例と同様な作用効果を得
る。
第3図は本発明の更に他の実施例の要部構成を示すブロ
ック図である。この実施例は、2つの測定レンジを有す
る電子天びんに本発明を適用したもので、基準電圧発生
源10からの出力電圧信号は、切換スイッチ14aの選
択状況に応じて、直接、あるいは、パルス成形器12に
より開閉されるスイッチ素子11およびローパスフィル
タ9を介して、A−D変換器9もしくは定電流回路24
に導かれる。すなわち、基準電圧信号はある一定のデユ
ーティ比を有するパルス信号に変換され、再びローパス
フィルタ9で直流化されて、元の電圧に対して一定の比
率の電圧値に変換され、この変換後または元の電圧のい
ずれかが切換スイッチ14aによって選択的にA−D変
換器9もしくは定電流回路24に供給されるわけである
。従って、この場合、パルス成形器12の出力パルスデ
ューティ比は1種類でよく、回路が簡素化され、また、
レンジ切換えに伴うローパスフィルタ90時間遅れも防
止できるというメリットがある。
ック図である。この実施例は、2つの測定レンジを有す
る電子天びんに本発明を適用したもので、基準電圧発生
源10からの出力電圧信号は、切換スイッチ14aの選
択状況に応じて、直接、あるいは、パルス成形器12に
より開閉されるスイッチ素子11およびローパスフィル
タ9を介して、A−D変換器9もしくは定電流回路24
に導かれる。すなわち、基準電圧信号はある一定のデユ
ーティ比を有するパルス信号に変換され、再びローパス
フィルタ9で直流化されて、元の電圧に対して一定の比
率の電圧値に変換され、この変換後または元の電圧のい
ずれかが切換スイッチ14aによって選択的にA−D変
換器9もしくは定電流回路24に供給されるわけである
。従って、この場合、パルス成形器12の出力パルスデ
ューティ比は1種類でよく、回路が簡素化され、また、
レンジ切換えに伴うローパスフィルタ90時間遅れも防
止できるというメリットがある。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、電磁力平衡型の
電子天びんをマルチレンジ化するに当り、フォースコイ
ルに流れる電流の大きさをデジタル化する手段の基準電
圧信号として、基準電圧発生源からの出力電圧を選択さ
れた測定レンジに応じたデユーティ比を有するパルス信
号に一旦変換した後に、ローパスフィルタで再び直流化
した信号を供給して、従来のようにレンジ数に応じた数
の抵抗を用いることなく、純デジタル系でマルチレンジ
を達成できるよう構成したので、任意の、例えば大レン
ジで天びん全体としての温度係数が零となるよう、つま
り永久磁石および唯一の抵抗の温度係数に応じた調整を
行えば、他のレンジでの調整は不要となる。同様な理由
により、1つのレンジ、例えば小レンジでスパン校正を
行えば、他の大レンジでもスパン校正が行われたことに
なる。
電子天びんをマルチレンジ化するに当り、フォースコイ
ルに流れる電流の大きさをデジタル化する手段の基準電
圧信号として、基準電圧発生源からの出力電圧を選択さ
れた測定レンジに応じたデユーティ比を有するパルス信
号に一旦変換した後に、ローパスフィルタで再び直流化
した信号を供給して、従来のようにレンジ数に応じた数
の抵抗を用いることなく、純デジタル系でマルチレンジ
を達成できるよう構成したので、任意の、例えば大レン
ジで天びん全体としての温度係数が零となるよう、つま
り永久磁石および唯一の抵抗の温度係数に応じた調整を
行えば、他のレンジでの調整は不要となる。同様な理由
により、1つのレンジ、例えば小レンジでスパン校正を
行えば、他の大レンジでもスパン校正が行われたことに
なる。
これは、大ひょう量の電子天びんにおいて大質量で高価
なスパン校正用の分銅を使用する必要がないということ
であって、その効果は大きい。
なスパン校正用の分銅を使用する必要がないということ
であって、その効果は大きい。
また、純デジタル系でレンジ比率が決定されることから
、耐久性および信頬性が向上することになる。
、耐久性および信頬性が向上することになる。
更に、従来の大レンジの零近傍を拡大して小レンジとす
る電子天びんに比した場合、S/Nが高くなるという効
果がある。
る電子天びんに比した場合、S/Nが高くなるという効
果がある。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第2図
は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図・ 第3図は本発明の更に他の実施例の要部構成を示すブロ
ック図、 第4図は従来の電子天びんの構成を示すブロック図、 第5図はその基準電圧発生源52の詳細を示す回路構成
図である。 1・・−フォースコイル 2−・・・変位センサ 4−P I D制御部 6−・A−D変換器 7・−・演算部 9−・ローパスフィルタ 10・−基準電圧発生源 11・−・スイッチ素子 12−・−パルス成形器 14a、14b=−一切換スイッチ R−出力抵抗 21−パルス幅変調器 23−カウンタ 24−・一定電流回路 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新築1図 第3図 第4図 Rλ 第5図
は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図・ 第3図は本発明の更に他の実施例の要部構成を示すブロ
ック図、 第4図は従来の電子天びんの構成を示すブロック図、 第5図はその基準電圧発生源52の詳細を示す回路構成
図である。 1・・−フォースコイル 2−・・・変位センサ 4−P I D制御部 6−・A−D変換器 7・−・演算部 9−・ローパスフィルタ 10・−基準電圧発生源 11・−・スイッチ素子 12−・−パルス成形器 14a、14b=−一切換スイッチ R−出力抵抗 21−パルス幅変調器 23−カウンタ 24−・一定電流回路 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新築1図 第3図 第4図 Rλ 第5図
Claims (2)
- (1)荷重と平衡する電磁力を発生するフォースコイル
および磁石を備えた電磁力平衡部と、上記フォースコイ
ルへの供給電流を制御する電流制御部と、上記供給電流
の大きさに基づく信号をデジタル化するデジタル化手段
と、そのデジタル化された信号から上記荷重の大きさを
決定する演算手段を備えた天びんにおいて、複数の測定
レンジを選択的に切換えるためのレンジ切換手段と、基
準電圧発生源と、その基準電圧発生源からの出力電圧を
上記レンジ切換手段により選択された測定レンジに応じ
たパルス幅を有するパルス列に変換する基準電圧パルス
化手段と、上記パルス列を入力するローパスフィルタと
を備え、そのローパスフィルタの出力を上記デジタル化
手段の基準入力信号としたことを特徴とする、電子天び
ん。 - (2)上記測定レンジが2レンジの天びんにおいて、上
記基準電圧パルス化手段によるパルス列のパルス幅を一
定とするとともに、このパルス列の上記ローパスフィル
タ通過後の信号もしくは上記基準電圧信号そのものを上
記デジタル化手段の基準入力信号としたことを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項記載の電子天びん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23403486A JPS6388407A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電子天びん |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23403486A JPS6388407A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電子天びん |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6388407A true JPS6388407A (ja) | 1988-04-19 |
Family
ID=16964525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23403486A Pending JPS6388407A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電子天びん |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6388407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3591352A1 (de) * | 2018-07-05 | 2020-01-08 | Bundesrepublik Deutschland, vertreten durch das Bundesministerium für Wirtschaft und Energie, | Kibble-waage |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP23403486A patent/JPS6388407A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3591352A1 (de) * | 2018-07-05 | 2020-01-08 | Bundesrepublik Deutschland, vertreten durch das Bundesministerium für Wirtschaft und Energie, | Kibble-waage |
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