JPS6387404A - コンベアベルトの補修方法 - Google Patents
コンベアベルトの補修方法Info
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- JPS6387404A JPS6387404A JP22888286A JP22888286A JPS6387404A JP S6387404 A JPS6387404 A JP S6387404A JP 22888286 A JP22888286 A JP 22888286A JP 22888286 A JP22888286 A JP 22888286A JP S6387404 A JPS6387404 A JP S6387404A
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Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、焼結鉱、鉄鉱石、コークス等のような塊状、
粉伏のバラ物の搬送用として使用されるベルトコンベア
装置において、使用により摩耗したコンベアベルトの耐
摩耗性保護層を再生するコンベアベルトの補修方法に関
する。
粉伏のバラ物の搬送用として使用されるベルトコンベア
装置において、使用により摩耗したコンベアベルトの耐
摩耗性保護層を再生するコンベアベルトの補修方法に関
する。
(従来の技術)
一般に、この種のベルトコンベアに実装されるコンベア
ベルトは周知のように、綿帆布やビニロン等の合成繊維
布を数枚重ねにした長尺の芯体を備えている。この芯体
は鉄鉱石塊等のバラ物の搬送に耐える強靭な張力を有す
るものであるが、摩耗に対する耐性が著しく劣るため、
該芯体の両面にはゴム材からなる耐摩耗性の保護層が形
成されている。
ベルトは周知のように、綿帆布やビニロン等の合成繊維
布を数枚重ねにした長尺の芯体を備えている。この芯体
は鉄鉱石塊等のバラ物の搬送に耐える強靭な張力を有す
るものであるが、摩耗に対する耐性が著しく劣るため、
該芯体の両面にはゴム材からなる耐摩耗性の保護層が形
成されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、ベルトコンベア装置の稼働時において、コン
ベアベルトの表面は主に被搬送物の擦過によって摩耗し
、裏面はベルトコンベアAAEの各プーリ、キャリアロ
ーラーとの摩擦によって摩耗していくのであるが、その
摩耗の程度は搬送面である表面側が裏面側に対して著し
く大きい。このため、耐摩耗性の保護層は表面側が裏面
側より相当分厚(形成されているのである。
ベアベルトの表面は主に被搬送物の擦過によって摩耗し
、裏面はベルトコンベアAAEの各プーリ、キャリアロ
ーラーとの摩擦によって摩耗していくのであるが、その
摩耗の程度は搬送面である表面側が裏面側に対して著し
く大きい。このため、耐摩耗性の保護層は表面側が裏面
側より相当分厚(形成されているのである。
しかし乍ら、搬送面の保護層を分厚(するといっても限
度があり、実際には、裏面側の保護層の摩耗がそれ程進
まない内に、表面側の保護層が早期に摩耗するため、従
来では、該表面の保y!i層の残存厚さが1〜2■■に
なるまで摩耗が進んだ時点で、古いコンベアベルトを売
却後更新しており、その交換に要する費用が著しく高価
につき、極めて不経済であるという問題点があった。
度があり、実際には、裏面側の保護層の摩耗がそれ程進
まない内に、表面側の保護層が早期に摩耗するため、従
来では、該表面の保y!i層の残存厚さが1〜2■■に
なるまで摩耗が進んだ時点で、古いコンベアベルトを売
却後更新しており、その交換に要する費用が著しく高価
につき、極めて不経済であるという問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされた
ものであって、コンベア反ルトをベルトコンベア装置に
実装した状態で、摩耗した保護層を再生補修する方法で
あって、コンベアベルトの保護層に臨んで補修材の供給
手段を配設すると共に、該コンベアベルトの走行経路に
おける供給手段の配設箇所より下手側となる位置に加熱
加圧手段を配設し、前記ベルトコンベア装置を駆動して
コンベアベルトを一方向に連続走行させる一方、このコ
ンベアベルトの走行状態下において、保護層の表面に、
補修材である流状のゴム材を供給塗布した後、この保護
層上のゴム材を前記加熱加圧手段により加硫すると共に
、該ゴム材と保護層とを密着させて新しい保護層を再生
成形する如くなした方法に特徴を有するものである。
ものであって、コンベア反ルトをベルトコンベア装置に
実装した状態で、摩耗した保護層を再生補修する方法で
あって、コンベアベルトの保護層に臨んで補修材の供給
手段を配設すると共に、該コンベアベルトの走行経路に
おける供給手段の配設箇所より下手側となる位置に加熱
加圧手段を配設し、前記ベルトコンベア装置を駆動して
コンベアベルトを一方向に連続走行させる一方、このコ
ンベアベルトの走行状態下において、保護層の表面に、
補修材である流状のゴム材を供給塗布した後、この保護
層上のゴム材を前記加熱加圧手段により加硫すると共に
、該ゴム材と保護層とを密着させて新しい保護層を再生
成形する如くなした方法に特徴を有するものである。
(作用)
上記方法によると、流状のゴム材を単位時間につき定量
供給し続けることで、定速で走行するコンベアベルト上
に均一な厚さのゴム材層が形成され、しかも、このゴム
材層はコンベアベルトの移動に従い、加熱加圧手段に送
り込まれて連続的に加硫され乍ら、摩耗した古い保護層
と密着し、これによって新しい保護層が再生されるので
ある。
供給し続けることで、定速で走行するコンベアベルト上
に均一な厚さのゴム材層が形成され、しかも、このゴム
材層はコンベアベルトの移動に従い、加熱加圧手段に送
り込まれて連続的に加硫され乍ら、摩耗した古い保護層
と密着し、これによって新しい保護層が再生されるので
ある。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図に示したベルトコンベア装置(1)は、例えば鉄
鉱石のバラ物等の搬送に供されるものであって、大径の
へラドプーリ(2)と、これより小径のテールプーリ(
3)との間に無端のコンベアへ/l/ト(4)を掛渡す
と共に、該コンベアベルト(4)の上側走行経路(搬送
経路)(A)に沿って該コンベアベルト(4)を支承す
るキャリアローラー(5)を、またコンベアベルト(4
)の下側走行経路(戻り経路)(B)に沿ってリターン
ローラー(6)を夫々所要数ずつ略々等ピツチで配設し
てあり、該戻り経路(B)の途中に1対のベンドプーリ
(7)を隣接配置して、両ベンドプーリ(7)間にティ
クアッププーリ(8)を介装し、このティクアッププー
リ(8)にウェイト(9)を吊り下げて、コンベアベル
ト(4)に必要な張力を付与すると共に、前記戻り経路
(B)におけるヘッドプーリ(2)の近傍にはスナグプ
ーリー(lO)を設けたものであって、第2図に示すよ
うに、前記搬送経路(A)においては、各列ごとに3本
のキャリアローラー(5)を方向を違えて配置して、コ
ンベアベルト(4)を受樋形に撓曲させた状態で案内す
ると共に、戻り経路(B)においては、1本の長いリタ
ーンローラー(G)により該コンベアベルト(4)を平
坦な状態で案内すべ(しである。尚、図中、矢印(C)
はコンベアベルト(4)の走行方向を示すものである。
鉱石のバラ物等の搬送に供されるものであって、大径の
へラドプーリ(2)と、これより小径のテールプーリ(
3)との間に無端のコンベアへ/l/ト(4)を掛渡す
と共に、該コンベアベルト(4)の上側走行経路(搬送
経路)(A)に沿って該コンベアベルト(4)を支承す
るキャリアローラー(5)を、またコンベアベルト(4
)の下側走行経路(戻り経路)(B)に沿ってリターン
ローラー(6)を夫々所要数ずつ略々等ピツチで配設し
てあり、該戻り経路(B)の途中に1対のベンドプーリ
(7)を隣接配置して、両ベンドプーリ(7)間にティ
クアッププーリ(8)を介装し、このティクアッププー
リ(8)にウェイト(9)を吊り下げて、コンベアベル
ト(4)に必要な張力を付与すると共に、前記戻り経路
(B)におけるヘッドプーリ(2)の近傍にはスナグプ
ーリー(lO)を設けたものであって、第2図に示すよ
うに、前記搬送経路(A)においては、各列ごとに3本
のキャリアローラー(5)を方向を違えて配置して、コ
ンベアベルト(4)を受樋形に撓曲させた状態で案内す
ると共に、戻り経路(B)においては、1本の長いリタ
ーンローラー(G)により該コンベアベルト(4)を平
坦な状態で案内すべ(しである。尚、図中、矢印(C)
はコンベアベルト(4)の走行方向を示すものである。
上記構成のベルトコンベア装置(1)に実装された前記
コンベアベルト(4)は第3図に示すように、綿帆布や
ビニロン等の合成繊維布を数枚重ねて接着した芯体(1
1)の両面に耐摩耗性のゴム材からなる保護層(12)
(13)を形成した長尺の無端帯であって、芯体(11
)の表面側、つまり搬送面側の保護層(12)は摩耗の
度合いが大きいため分厚く、また各プーリ及びローラー
と接触する芯体(0)の裏面側の保IJi!(13)は
それより薄く形成してあり、この実施例では、使用によ
って摩耗したコンベアベルト(4)の表面側保護層(I
2)の残存厚さが例えば1■胃〜2m11程度になった
時点で、該コンベアベルト(4)をベルトコンベア装置
(1)に実装したままの状態で前記保護層(12)の補
修を次のような方法により実施するのである。
コンベアベルト(4)は第3図に示すように、綿帆布や
ビニロン等の合成繊維布を数枚重ねて接着した芯体(1
1)の両面に耐摩耗性のゴム材からなる保護層(12)
(13)を形成した長尺の無端帯であって、芯体(11
)の表面側、つまり搬送面側の保護層(12)は摩耗の
度合いが大きいため分厚く、また各プーリ及びローラー
と接触する芯体(0)の裏面側の保IJi!(13)は
それより薄く形成してあり、この実施例では、使用によ
って摩耗したコンベアベルト(4)の表面側保護層(I
2)の残存厚さが例えば1■胃〜2m11程度になった
時点で、該コンベアベルト(4)をベルトコンベア装置
(1)に実装したままの状態で前記保護層(12)の補
修を次のような方法により実施するのである。
即ち、この方法の実施の手順としては、まず、前記へラ
ドプーリ−(2)の外側近傍に、摩耗した保護層(以ド
、旧保護層という) (12a)(第3図参照)に臨む
高圧水の噴射ノズル(図示せず)を設けると共に、コン
ベアベルト(4)lに被搬送物を送給しない状態でベル
トコンベア装置(1)を駆動し乍ら、該噴射ノズルから
高圧水を旧保護層(12a)に向けて噴射することによ
り、該旧保護層(12a)を全長に亙って連続的に水洗
した後、その表面を乾燥させる。この乾燥処理は例えば
、ベルトコンベア装置(1)を引き続き駆動させ乍ら、
周知のベルトクリーナーやベルトコンベア装置(1)に
付随する水切りローラー(図示せず)を用いて、旧保護
層(12a)に付着の水滴を除去した後、火焔や熱風を
該保護層(12a)表面に送るといった手法を用いて行
える。
ドプーリ−(2)の外側近傍に、摩耗した保護層(以ド
、旧保護層という) (12a)(第3図参照)に臨む
高圧水の噴射ノズル(図示せず)を設けると共に、コン
ベアベルト(4)lに被搬送物を送給しない状態でベル
トコンベア装置(1)を駆動し乍ら、該噴射ノズルから
高圧水を旧保護層(12a)に向けて噴射することによ
り、該旧保護層(12a)を全長に亙って連続的に水洗
した後、その表面を乾燥させる。この乾燥処理は例えば
、ベルトコンベア装置(1)を引き続き駆動させ乍ら、
周知のベルトクリーナーやベルトコンベア装置(1)に
付随する水切りローラー(図示せず)を用いて、旧保護
層(12a)に付着の水滴を除去した後、火焔や熱風を
該保護層(12a)表面に送るといった手法を用いて行
える。
このようにして、コンベアベルト(4)の洗滌、乾燥を
行った後、旧保護層(12a)上に配設の供給手段(I
4)により、該旧保護層(12a)の表面に流状のゴム
材(R)を連続供給するのである。この供給手段(14
)は前記へラドプーリー(2)の近傍に配置されたゴム
材(R)供給用の供給機構(目5)と、この供給機構(
15)の近傍に設けたブレード(16)とで構成されて
おり、供給機構(15)から旧保護層(12a)の表面
に液体状乃至流動体状を呈するゴム材(R)を連続的に
供給生布した後、ブレード(16)によりゴム材(R)
の塗布層の厚さを均一に倣して行く。
行った後、旧保護層(12a)上に配設の供給手段(I
4)により、該旧保護層(12a)の表面に流状のゴム
材(R)を連続供給するのである。この供給手段(14
)は前記へラドプーリー(2)の近傍に配置されたゴム
材(R)供給用の供給機構(目5)と、この供給機構(
15)の近傍に設けたブレード(16)とで構成されて
おり、供給機構(15)から旧保護層(12a)の表面
に液体状乃至流動体状を呈するゴム材(R)を連続的に
供給生布した後、ブレード(16)によりゴム材(R)
の塗布層の厚さを均一に倣して行く。
このゴム材(R)は耐摩耗性を有する前記保護層(12
)(13)の構成材料と同一・組成を有している。
)(13)の構成材料と同一・組成を有している。
一方、コンベアベルト(4)が平坦な状態で走行する部
分、具体的には戻り経路(B)上におけるスナグプーリ
ー(10)の近傍には例えば第4図に示すような加熱加
圧手段(I7)を配備しておく。この加熱加圧手段(1
7)は、離間して配置された1対のガイドプーリー(1
8)間にスティールベルトからなる無端帯(19)を掛
渡してなる1対のベルト回転機構(20)をコンベアベ
ルト(4)を挟んで対設すると共に、各ベルト回転機構
(20)のコンベアベルト(4)との対向部分に複数の
加圧ローラー(2目)を配置して両無端帯(19)をコ
ンベアベルト(4)の両面に圧接させ、更に、コンベア
ベルト(4)の搬送前(Illと対向するド側のベルト
回転機構(20)側にヒーター(22)を設けた構成を
有している。そして、前記ゴム材(R)が塗布されたコ
ンベアベルト(4)が両ベルト回転機構(20)間を通
過するときに、旧保y!i層(12a)上に塗布された
未硬化、未加硫状態のゴム材(R)をヒーター(22)
で加熱し乍ら、両無端帯(19)間で加圧することによ
り該ゴム材(R)を加硫すると共に、このゴム材(R)
を旧保護層(12a)に密着させて、新しい保護層(1
2)を連続的に再生成形するのである。
分、具体的には戻り経路(B)上におけるスナグプーリ
ー(10)の近傍には例えば第4図に示すような加熱加
圧手段(I7)を配備しておく。この加熱加圧手段(1
7)は、離間して配置された1対のガイドプーリー(1
8)間にスティールベルトからなる無端帯(19)を掛
渡してなる1対のベルト回転機構(20)をコンベアベ
ルト(4)を挟んで対設すると共に、各ベルト回転機構
(20)のコンベアベルト(4)との対向部分に複数の
加圧ローラー(2目)を配置して両無端帯(19)をコ
ンベアベルト(4)の両面に圧接させ、更に、コンベア
ベルト(4)の搬送前(Illと対向するド側のベルト
回転機構(20)側にヒーター(22)を設けた構成を
有している。そして、前記ゴム材(R)が塗布されたコ
ンベアベルト(4)が両ベルト回転機構(20)間を通
過するときに、旧保y!i層(12a)上に塗布された
未硬化、未加硫状態のゴム材(R)をヒーター(22)
で加熱し乍ら、両無端帯(19)間で加圧することによ
り該ゴム材(R)を加硫すると共に、このゴム材(R)
を旧保護層(12a)に密着させて、新しい保護層(1
2)を連続的に再生成形するのである。
尚、このようにしてゴム材(R)を加熱加圧し乍ら、古
い保護層(12a)に圧接させる場合に、第1図の想像
線で示すように、前記供給機構(15)のコンベアベル
ト走行方向手前側にローラーによる接着剤供給機構(2
3)を設けて、この接着剤供給機構(23)により旧保
護層(+28)上にゴム材(R)を接着するための接着
剤を供給しておき、これによって、加熱加圧時に該ゴム
材(R)を旧保護層(t2a)と不離一体に接着するこ
とにより、新旧のゴム材層の接合をより一層確実にする
ようにしてもよい。
い保護層(12a)に圧接させる場合に、第1図の想像
線で示すように、前記供給機構(15)のコンベアベル
ト走行方向手前側にローラーによる接着剤供給機構(2
3)を設けて、この接着剤供給機構(23)により旧保
護層(+28)上にゴム材(R)を接着するための接着
剤を供給しておき、これによって、加熱加圧時に該ゴム
材(R)を旧保護層(t2a)と不離一体に接着するこ
とにより、新旧のゴム材層の接合をより一層確実にする
ようにしてもよい。
また、前記流状のゴム材をスプレーガン等で吹き付は施
工しても、同等の接着効果が得られる。
工しても、同等の接着効果が得られる。
更に、前記加熱加圧手段(I7)は、加圧部として、前
記水切りローラーを流用し、加熱部として、前記バーナ
ー等の火焔をゴム材(R)の表面に当てるような態様と
してもよい。
記水切りローラーを流用し、加熱部として、前記バーナ
ー等の火焔をゴム材(R)の表面に当てるような態様と
してもよい。
尚、前記実施例を適用してコンベアベルト(4)の補修
を行う場合と、従来通りのベルト交換による場合とを比
較したところ、ベルト幅2000mm、装置の機長35
0 mのものにおいては、この実施例による工費は、従
来のそれの約l/3、また工事日数で1/2以下、更に
工事に伴う諸装置の稼働停止ヒ時間は約1/2という試
算結果が得られた。
を行う場合と、従来通りのベルト交換による場合とを比
較したところ、ベルト幅2000mm、装置の機長35
0 mのものにおいては、この実施例による工費は、従
来のそれの約l/3、また工事日数で1/2以下、更に
工事に伴う諸装置の稼働停止ヒ時間は約1/2という試
算結果が得られた。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、流状のゴム材を使用する
ことで、コンベアベルト上に均一な厚すのゴム材層を形
成でき、しかも、このゴム材層はコンベアベルトの移動
に従い、加熱加圧手段に送り込まれて連続的に加硫され
乍ら、摩耗した古い保護層と密着し、これによって新し
い保護層が再生されるのであるから、ベルトコンベア装
置の駆動系をそのまま利用できて、作業時間及び工費を
著しく短縮できのである。また、保護層を再生するもの
であるから、コンベアベルトの寿命を大きく延長できる
のである。以上要するに、本発明方法によれば、極めて
優れた経済性を実現することができる。
ことで、コンベアベルト上に均一な厚すのゴム材層を形
成でき、しかも、このゴム材層はコンベアベルトの移動
に従い、加熱加圧手段に送り込まれて連続的に加硫され
乍ら、摩耗した古い保護層と密着し、これによって新し
い保護層が再生されるのであるから、ベルトコンベア装
置の駆動系をそのまま利用できて、作業時間及び工費を
著しく短縮できのである。また、保護層を再生するもの
であるから、コンベアベルトの寿命を大きく延長できる
のである。以上要するに、本発明方法によれば、極めて
優れた経済性を実現することができる。
第1図は本発明方法の実施の対象となるベルトコンベア
装置の全体図、第2図は第1図における切断線■−Hに
沿う端面図、第3図はコンベアベルトの要部断面図、第
4図は加熱加圧手段の一例を示す拡大図である。 (1)・・・ベルトコンベア装置、(4)・・・コンベ
アベルト、(■)・・・芯体、(12)・・・保護層、
(12a)・・・旧保護層、(I4)・・・ゴム材、(
17)・・・加熱加圧手段、(B)・・・走行経路。
装置の全体図、第2図は第1図における切断線■−Hに
沿う端面図、第3図はコンベアベルトの要部断面図、第
4図は加熱加圧手段の一例を示す拡大図である。 (1)・・・ベルトコンベア装置、(4)・・・コンベ
アベルト、(■)・・・芯体、(12)・・・保護層、
(12a)・・・旧保護層、(I4)・・・ゴム材、(
17)・・・加熱加圧手段、(B)・・・走行経路。
Claims (1)
- 芯体の表面にゴム材からなる耐摩耗性の保護層を形成し
た無端のコンベアベルトをベルトコンベア装置に実装し
た状態で、摩耗した前記保護層を再生補修する方法であ
って、前記コンベアベルトの保護層に臨んで補修材の供
給手段を配設すると共に、前記コンベアベルトの走行経
路における供給手段の配設箇所より下手側となる位置に
加熱加圧手段を配設し、前記ベルトコンベア装置を駆動
してコンベアベルトを一方向に連続走行させる一方、該
コンベアベルトの走行状態下において、前記保護層の表
面に前記補修材である流状のゴム材を供給塗布した後、
この保護層上のゴム材を前記加熱加圧手段により加硫す
ると共に、該ゴム材と前記保護層とを密着させて新しい
保護層を再生成形する如くなしたコンベアベルトの補修
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22888286A JPS6387404A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | コンベアベルトの補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22888286A JPS6387404A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | コンベアベルトの補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6387404A true JPS6387404A (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=16883340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22888286A Pending JPS6387404A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | コンベアベルトの補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6387404A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147610A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Mitsuboshi Belting Ltd | コンベヤベルトの補修方法 |
JPH03192010A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-08-21 | Mas Fab Andritz Ag | コンベヤーベルトの製造方法と製造装置 |
JPH0421469U (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-24 | ||
JP2007119125A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及び補修方法 |
JP5052901B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2012-10-17 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの移動手摺補修装置 |
-
1986
- 1986-09-27 JP JP22888286A patent/JPS6387404A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147610A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Mitsuboshi Belting Ltd | コンベヤベルトの補修方法 |
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