JPS638624A - 二枚の写真により個々の写真の画角よりも広い画角の立体像を知覚する方法及びそのために使用する立体写真並びに立体写真機及び立体写真用ビユア− - Google Patents

二枚の写真により個々の写真の画角よりも広い画角の立体像を知覚する方法及びそのために使用する立体写真並びに立体写真機及び立体写真用ビユア−

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JPS638624A
JPS638624A JP61151224A JP15122486A JPS638624A JP S638624 A JPS638624 A JP S638624A JP 61151224 A JP61151224 A JP 61151224A JP 15122486 A JP15122486 A JP 15122486A JP S638624 A JPS638624 A JP S638624A
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JP
Japan
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photograph
stereoscopic
distance
view
photo
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JP61151224A
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English (en)
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Tadao Kono
河野 忠雄
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、2枚の写真の右側の写真を右目で、左側の写
真を左目で、それぞれ個別に見ることにより立体感を得
ろ立!、4.像の知覚方法及びその方法を大晦するため
の立体写真、立体写真場ν玉用のヴ体写真機及び立体写
真観察用ピュアーに関するものである。
なお、にでいう写真とは、印画紙に焼きつけたもの、ス
ライド用のポジフィルム像、これらをもとにして印刷さ
れた写真が含まれる。
[従来の技術] 従来の立体写真は、はぼ同一の視野を撮影した2枚の写
真を1gとしており、両眼の視差によって、もっばら立
体感のみを得ることを目的としていた。
すなわち、従来の立体写真は、対象物の立体感のみを重
視しており、その対象物が観察者の目の位置からとのく
らいの距離にあるのかを感じとる、絶対的な距離感を重
視していた。このため、観察者は対象物の大きさを正確
に認識することはできなかった。なぜならば、人の目の
見え方、特に物の大きさの感じ方は、その物までの距離
に大きく依存しており、目のw4膜上に回し大きさに映
っていても、その物までの距離が近い場合は小さく、遠
い場合は大きく感じているからである。近年、家庭用の
テレビの画面が大型化しているのも、小さい画面を近く
て見るよりも、大きい画面を少し離れて見る方が、迫力
を感じるからである。また、日の出、日の入り時に太陽
が大きく感じられるのも、太陽が天頂にある時よりも、
日の出、日の入り時の太陽の方が遠方に感じられるため
である。
従来の立体写真術では、1組の立体写真を撮影するにあ
たり、それぞれの撮影レンズの光軸間隔いわゆる基線長
を、写真機から被写体までの距離の約1750として撮
影することにより、すなわち、遠方の被写体に対しては
、人の両眼の間隔よりも基線長を大きくすることにより
、通常、立体感のほとんど無い被写体に対しても、音識
的に立体感を持たせるような撮影方法が推奨されていた
。基線長を目の間隔よりも大きくして撮影すると、基線
長を大きくした分だけ、対象物までの距離を近づけたこ
とになり、被写体を小さく認識することになる。したが
って、見晴らしのよい雑犬な風景も、つまらない風景に
なってしまう。
これまでに発売された立体写真機は、撮影レンズの光軸
の間隔が人の両眼の間隔にほぼ等しいかこれより小さく
、このような意味では近距離の被写体を撮影対象として
いると言える。$実、このような写真機で遠方の風景を
撮影しても立体感はなく、見る人にさしたる感動を与え
ない。また、近距離の被写体にしても、ただ立体的に見
えると言うだけで、多数の人々の一時的な興味は引きつ
けるが、いつまでも見ていたいと言う気にはならない。
これが、一時間立体写真機が数社から発売されながら、
現在では一部のマニアを除いて、見向かなくなった原因
である。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の立体写真は、両眼の視差に基づく立体感のみを重
視しており、距離感に刻する配【fがまったくなされて
いなかった。この距離感を得ろために必要な条件は、視
野の広さである。また、人の視野は、注視点の上側に比
べ下側に広くなっているが、足もとの地面から先方の風
フへと続く平面も、絶対的な距離感を得ろ重要な要因で
ある。
限られたサイズの写真フィルムを用いて、視野の広い距
離感のある立体写真を得るためには、実意距離の短い、
画角の広いtji影レンズを持った立体写真機と、倍率
が高くて視野の広いピュアーを用いればよい、しかし、
画角の広い撮影レンズ″は、通常、レンズの構成も複雑
で、製造コストも高い。
また、焦点距離の短いレンズで撮影する程、写真の観察
時に拡大率の大きいピュアーを用いる必要があり、写真
フィルムの画像の粒状性が問題になってくる。
[発明の目的] 本発明は、立体写真において立体感のほか、距離感を感
じとることの必要性に着眼し、経済的に視野の広い、距
m感を伴った立体像を得ろ方法とそのための機材を提供
することを目的とする。
[発明の概要] 第1図の写真lと写真1aは互いに内側の被写体は同一
であるが、右側に位置する写真lの右側、及び左側に位
置する写真1aの左側には、それぞれ同一の被写体の右
側及び左側がこれに連続して写されている。この2枚の
写真のうち右側の写真lを右目で、左側の写真1aを左
目でそれぞれ眺めることにより、共通部分が重ね合わさ
れ、1R2図のような1枚の写真として眺められる。こ
の場合、右側の写真lと、左側の写真1aのそれぞれが
、両目の間隔に等しい視角の差を持って撮影されたもの
であれば、第2図の写真は立体的に眺められる。この場
合、右目のみの視野である写真1の右側部分2及び左目
のみの視野である写真1aの左側部分2aは、あたかも
重ね合わされた共通部分に連続しているかのように眺め
られ不自然さは感じられない。
次に、このように互いに一部異なった視界を有する1組
の立体写真を撮影するための立体写真機について説明す
る。
第3図において、2個の撮75L/ンズ3.3aの光軸
4,4aの間14 Aを、写真フィルム5上の両撮影画
面6,6aの中心7,7aの間隔Bよりも大きくする。
また、第4図では、[発明が解決しようとする問題点]
の項で述べたように、上側に比べ下側に広い人の視野に
合わせて下側の画角が上側の画角よりも広く撮影される
ように、撮影レンズ3,3aの光軸4,4aを両撮影画
面6,6aの中心7゜7aを結ぶ直線よりも距離Cだけ
下方にした場合を示す。この場合、光軸4.4aの間隔
Aを両撮影画面6,6aの中心7,7aの間隔と等しく
すると、本発明の主旨とは異なるが、下側に広い視野を
持つ立体写真を得ることができる。
撮影レンズと撮影画面の位置間係を第3図または第4図
のように構成した立体写真機により、第1図に示した写
真1、写真1aに相当する1組の立体写真が撮影できる
次に、2個の撮影レンズの光軸が、両撮影画面の中心よ
り下側にずれた、第4図に示した立体写真機で撮影され
た立体写真を用いて、下側に視野の広い立体像を得るた
めのピュアーとしては、第5図に示すように、観察レン
ズ8.8aの光軸9゜9aを、第4図における撮影レン
ズの光軸4,4aを画面中心7.7aから下げたfiC
に相当する分だけ、わ<11にマウントされた写真IQ
、 loaの画面の中心位ft7.7aよりも上側に位
置させる必要がある。
[実施例] 以下、本発明に係わる実f!例をm6図ないし第9図を
用いて説明する。
なお、本実施例は、120型写真フイルムを用い、1本
のフィルム上に6組の立体写真を得る場合の立体写真機
、立体写真及びピュアーの1実施例に関するものである
第6図において、フィルム5上画面中心7.7a間距!
62nvに対して撮影レンズの光軸位置13.13a間
距離を82mmとしている。この場合、左右方向に90
度の画角を得ようとする場合に必要な撮影レンズの焦点
距MLは ■、= (60/2 +20/2) /1an(90/
2)=40 mmとなる。
もしも、vA影レンズの光軸間距離を、画面中心間距離
に等しく62mmとした場合、左右方向に90度の両角
を得るために必要な撮影レンズの焦点距離りは L  =  (60/2)/jan(90/2)= 3
0 111mとなり、IQ aa銅無焦点距離短い撮影
レンズを必要とすることになる。
第7図は、人の視野に合わせて下側の画角が上側の画角
よりも広く撮影されるように撮影レンズの光軸位置13
,13aを両側面中心7,7aを通る直線よりも IO
mn+下にさげた実施例である。
第8図は、第7図の実施例で得られた写真によって立体
像を得るために、写真10.loaをわく11にマウン
トした立体写真の実施例である。
この場合、基線長は、通常の立体写真に多く用いられる
 62mmとした。
第9図は、第8図に示した立体写真を観察するため、観
察レンズ8の光軸9に対して下側の画角θ1を1側の画
角θ2よりも広くしたピュアーの実施例である。
[発明の効果] 上述の記載から明らかなように本発明は、互いに視Wの
一部を異にする2枚の写真を一部として立体視すること
により、1枚の写真の画角よりも広い画角を有する立体
的視野を得ることができ、同一の画角を得るためには、
従来の立体写真に比べて焦点距離の長いレンズを有する
立体写真機を用いることができる。このため、撮影レン
ズの製造コストを低くてきる。また、立体写真を眺める
ためのピュアーの倍率が小さくてよく、ピュアーの製造
コストも低くてきる。
また、写真像そのものも、低い倍率で眺められるため、
写真フィルムの粒子が目立たない、鮮明な立体像が得ら
れろ。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2枚1組の写真のそれぞれ片側部分の被写体が同一
    で、一方の写真には同一部分に連続して右側の視野が、
    他方の写真には同一部分に連続して左側の視野が撮影さ
    れている写真を用い、この写真を同一部分を互いに内側
    にして横に並べ、右側の写真を右目で、左側の写真を左
    目で眺め、写真の同一部分によって立体像を知覚するこ
    とを特徴とする、二枚の写真により個々の写真の画角よ
    りも広い画角の立体像を知覚する方法 2)2枚1組の写真のそれぞれ片側部分の被写体が同一
    で、一方の写真には同一部分に連続して右側の視野が、
    他方の写真には同一部分に連続して左側の視野が撮影さ
    れており、これらの写真の同一部分を互いに内側にして
    横に並べたことを特徴とする立体写真 3)2個の撮影レンズの光軸間距離が、それぞれの撮影
    レンズにおける撮影画面の中心間距離よりも大きいこと
    を特徴とする立体写真機 4)2個の撮影レンズの光軸間距離が、それぞれの撮影
    レンズにおける撮影画面の中心間距離よりも大きく、か
    つ、2個の撮影レンズの光軸が両撮影画面の中心より下
    側にずれていることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の立体写真機 5)装填した実体写真の画面中心より上方にレンズの光
    軸が位置することを特徴とする立体写真用ビュアー
JP61151224A 1986-06-27 1986-06-27 二枚の写真により個々の写真の画角よりも広い画角の立体像を知覚する方法及びそのために使用する立体写真並びに立体写真機及び立体写真用ビユア− Pending JPS638624A (ja)

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